JP3121994U - サムターン回し防止具 - Google Patents

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篤朗 横山
正吾 内田
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有限会社大黒屋
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Abstract

【課題】 取り付けのために扉への細工を不要とし、サムターンそのものに取り付けられてサムターン回しを防止することが可能なサムターン回し防止具を提供すること。
【解決手段】 錠箱機構部1と一体回動状でドア2の内側にあるサムターン3に取り付け可能なサムターン回し防止具4であって、サムターン3に後面部5aの取り付け部5bを一体回動状に接続可能なキャップ5と、キャップ5外周に該キャップの回転軸線aと同軸線上を回転可能に覆設されている筒状カバー6と、キャップの前面部5eに一体回動状に取り付けられ、筒状カバー6における前側に環状凹段部6cを形成している環状鍔部6aを前面部5eとの間に回転可能に挟むことで回転軸線方向への抜止をするストッパ7と、ストッパ7に一体回動状に取り付けられ、環状凹段部6c内から前側に突出状の起き状態あるいは環状凹段部6c内に収まる伏せ状態に起伏可能な摘み部8と、を備えている。
【選択図】 図5

Description

本考案は、不正解錠を目的としたサムターン回し対策に有用なサムターン回し防止具に関する。
サムターン回しと呼ばれる不正解錠による空き巣被害が増えている。このサムターン回しとは、錠箱機構部と一体回動状でドアの内側にあるサムターン(摘み)を、カギ穴の横にドリルで開けた小さな穴あるいはドアと枠の間の隙間に差し込んだ棒や針金などで回して不正に解錠するものである。さらに具体的には、施錠状態にある横向きのサムターンを縦向きに回して不正に解錠しようとするものである。
このような不正解錠対策が施されたものとして特許文献1に提案されているサムターンがある。これの構成は、錠箱機構部に回動操作力を入力するサムターン軸と、扉の屋内側の面に固設され該サムターン軸を回動自在に支持する筒状の化粧リングと、前記サムターン軸の端部に固着され該化粧リングの内側に回動自在に遊嵌する可動筒と、該可動筒の直径方向の支軸を介して該可動筒の内部に回動自在となり、該回動によって前記化粧リングから外方へ突出又は前記化粧リング内に収容可能な摘み部材と、を具備したものである。
かかる特許文献1のものでは、化粧リングを扉の屋内側の面に固設する構成であるため、その取り付けのための細工を扉に施さなければならない。
特開2003−64911
解決しようとする課題は、第1には、取り付けのために扉への細工を不要とし、サムターンそのものに取り付けられてサムターン回しを防止することが可能なサムターン回し防止具を、第2には、さらに、サムターンへの取り付けが簡単でたやすく接続することが可能であるサムターン回し防止具を提供することにある。
本考案では前記した課題を達成するため、以下のように構成したものである。
1.錠箱機構部と一体回動状でドアの内側にあるサムターンに取り付け可能なサムターン回し防止具であって、前記サムターンに後面部の取り付け部を一体回動状に接続可能なキャップと、このキャップ外周に当該キャップの回転軸線と同軸線上を回転可能に覆設されている筒状カバーと、前面部に一体回動状に取り付けられ、筒状カバーにおける前側に環状凹段部を形成している環状鍔部を前面部との間に回転可能に挟むことで回転軸線方向への抜止をしているストッパと、このストッパに一体回動状に取り付けられ、環状凹段部内から前側に突出状の起き状態あるいは環状凹段部内に収まる伏せ状態に起伏操作可能な摘み部と、を備えていることを特徴とする。
2.前記した1において、キャップ後面部の取り付け部が、サムターンと適合する凹溝状で、この取り付け部内にサムターンを固定具で一体回動状に接続可能にしてあることを特徴とする。
本考案におけるキャップ後面部の取り付け部は、サムターンを挟持可能な一対の挟持部またはサムターンが嵌合可能な凹部状であってもよいし、サムターンと適合する凹窪状あるいは凹溝状でもよく、サムターンに一体回動状に接続可能であればよい。サムターンに対する取り付け部の取り付けは、密嵌状の嵌合・接続関係、接着面付き弾性部材による接合・接続関係、ビスなどの固定具による接続関係、これらの組み合わせによる接続関係のいずれであってもよい。
ストッパは、筒状カバーの環状凹段部内に収まる態様であることが望ましく、摘み部と同様に外側から操作できにくくなり、サムターン回しを防止することになる。
かかるサムターン回し防止具の材質は、金属,セラミック,プラスチック,木,これらの組み合わせのいずれであってもよい。
A.請求項1により、取り付けのために扉への細工が不要であると共に、サムターンそのものに取り付けられた状態で摘み部を環状凹段部内に収めている筒状カバーが不正解錠目的の棒や針金などの動きに応じて空回りし、また、摘み部が環状凹段部内に伏せ状態に収められて外側から操作できにくくなっているので、サムターン回しを防止することができる。
B.請求項2により、さらに、凹溝状の取り付け部内にサムターンを固定具で一体回動状に接続可能であるから、サムターンへの取り付けが簡単で誰でもがたやすく接続することができる。また、取り付け部が凹溝状であるため、横幅が異なるサムターンに対応できる。
図1〜図4には本考案のサムターン回し防止具における実施の1形態を例示しており、サムターン回し防止具1は、錠箱機構部1と一体回動状でドア2の内側にあるサムターン3に取り付けられるサムターン回し防止具4は、キャップ5と筒状カバー6とストッパ7と摘み部8で構成してある。
キャップ5は、円柱体の後面部5aに凹溝状の取り付け部5bを径方向に凹設してあると共に、この取り付け部5bの左右両脇にネジ孔5cを取り付け部方向と交差させて貫通してあり、かかる左右のネジ孔5cにそれぞれ螺合しているボルト5dでサムターン3を挟持して取り付け部5b内に一体回動状に接続可能に形成してある。また、取り付け部5bの溝幅はサムターン3をその両側から接着面付きゴム部材9で挟持した状態に接続し得るように形成してある。
キャップ5外周には筒状カバー6を当該キャップ5の回転軸線aと同軸線上を回転可能に覆設してある。この筒状カバー6は、内面の前側寄りに周設した環状鍔部6aを境にして、後側にキャップ覆い部6bを、前側に環状凹段部6cを、それぞれ設けてあり、キャップ覆い部6bはキャップ5をその前端から後端まで覆う程度の奥行きがあるように形成し、環状凹段部6cはストッパ7および伏せ状態の摘み部8が前端縁6dから前側に突出しない程度の奥行きがあるように形成してある。
ストッパ7は、固定部7aを前面部5eにビス7bで一体回動状に取り付けてあり、この固定部7aから延設した押え部7cと前面部5eの環状段部5fとの間には筒状カバー6における環状鍔部6aを回転可能に挟むことで、自由に回転可能にしてある一方で回転軸線a方向へ抜け外れないように抜止している。
ストッパ7の被取り付け部7dには摘み部8を一体回動状に取り付けてある。このリング状の摘み部8は杆部8aを被取り付け部7dに、環状凹段部6c内から前側に突出状の起き状態あるいは環状凹段部6c内に収まる伏せ状態に起伏操作自在に備えてある。
次に、前記した図1の態様のサムターン回し防止具4を錠箱機構部1と一体回動状でドア2の内側にあるサムターン3に取り付ける例を説明する(図5参照)。
先ず、サムターン3にキャップ5を、サムターン3が取り付け部5b内に接着面付きゴム部材9を経てボルト5dで挟持された一体回動状に接続する。
キャップ5の外周に筒状カバー6を当該キャップ5の回転軸線aと同軸線上を回転可能に覆設した後、ストッパ7を前面部5eにビス7bで一体回動状に取り付け、押え部7cと環状段部5fとの間に環状鍔部6aを回転可能に挟むことで、筒状カバー6が自由に回転し得るようにする一方で回転軸線a方向へ抜け外れないように抜止する。また、ストッパ7の被取り付け部7aには摘み部8を一体回動状に取り付け、環状凹段部6c内から前側に突出状の起き状態あるいは環状凹段部6c内に収まる伏せ状態に起伏操作自在に備える。
これにより、摘み部8を起こして回動操作することで、キャップ5を経て一体回動状のサムターン3を施錠状態あるいは解錠状態にセット自在である。そして、不正解錠目的の棒や針金などに対して筒状カバー6が空回りし、また、摘み部8が環状凹段部6c内に伏せ状態に収められることで外側から操作できにくくなっているため、サムターン回しを防止することになる。
本考案のサムターン回し防止具における実施の1形態を例示している正面図。 縦断側面図。 横断平面図。 分解斜視図。 サムターンに取り付けた状態の横断平面図。
符号の説明
1 錠箱機構部
2 ドア
3 サムターン
4 サムターン回し防止具
5 キャップ
5a 後面部
5b 取り付け部
5c ネジ孔
5d ボルト
5e 前面部
5f 環状段部
6 筒状カバー
6a 環状鍔部
6b キャップ覆い部
6c 環状凹段部
6d 前端縁
7 ストッパ
7a 固定部
7b ビス
7c 押え部
7d 被取り付け部
8 摘み部
8a 杆部
9 接着面付きゴム部材
a 回転軸線

Claims (2)

  1. 錠箱機構部と一体回動状でドアの内側にあるサムターンに取り付け可能なサムターン回し防止具であって、
    前記サムターンに後面部の取り付け部を一体回動状に接続可能なキャップと、
    このキャップ外周に当該キャップの回転軸線と同軸線上を回転可能に覆設されている筒状カバーと、
    前面部に一体回動状に取り付けられ、筒状カバーにおける前側に環状凹段部を形成している環状鍔部を前面部との間に回転可能に挟むことで回転軸線方向への抜止をしているストッパと、
    このストッパに一体回動状に取り付けられ、環状凹段部内から前側に突出状の起き状態あるいは環状凹段部内に収まる伏せ状態に起伏操作可能な摘み部と、を備えていることを特徴とするサムターン回し防止具。
  2. キャップ後面部の取り付け部が、サムターンと適合する凹溝状で、この取り付け部内にサムターンを固定具で一体回動状に接続可能にしてあることを特徴とする請求項1記載のサムターン回し防止具。
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