JP3121439U - パゴダ傘 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】有蓋筒状の石突き12が中空の中棒5の上端側から上下移動自在に外挿させられており、石突き12に固定された天蓋2を上方に付勢するコイルバネ14が中棒5と石突き12との間に備えられている傘において、前記石突き12は外周面に前記コイルバネ14を上端側で支持するコイルバネ支持体13が固着されていると共に、このコイルバネ支持体13の内側を直径方向に貫通するピン17を備え、前記中棒5にはこのピン17と遊嵌する一対の案内切込15、15が上下方向に形成されており、前記案内切込15、15とピン17とで石突き12の中棒5に対する回動を上下方向に亘って規制する回動規制手段22が形成されている。
【選択図】図3
Description
そこで、既存の手持ちで用いられるパゴタ傘では、例えば図6に示すように、中空の中棒30の先端側に上ろくろ31が固着され、この中棒30の先端に延長棒32が嵌入固定され、この延長棒32に石突き33が外嵌され、前記延長棒32に対して石突き33を上方に向かって付勢するコイルバネ34を設けたパゴダ傘が用いられている。このパゴダ傘は、石突き33に天蓋35が固着しており、上方に付勢される石突き33により天蓋35が上方に引っ張り上げられてパゴタ状に傘が開くようになっている。なお、同図において、止鋲36は下ろくろ38の上方で上ろくろ31を中棒30に固定しており、親骨37は複数設けられ、前記上ろくろ31の外周部に各一端が等間隔をおいて枢支されている。
また、石突き33で路面等を突いた場合には、コイルバネ34が石突き33に押されて撓むと、石突き33が回動し易くなって、路面等を突いた場合の安定感が得られないという問題があった。
本考案は、石突きを中棒に対して回動規制したまま上下移動可能として、石突きが上下に移動しても石突きが中棒に対して回動することなく、その姿勢を安定的に維持できるパゴダ傘を提供すること目的とする。
有蓋筒状の石突き12が中空の中棒5の上端側から上下移動自在に外挿させられており、石突き12に固定された天蓋2を上方に付勢するコイルバネ14が中棒5と石突き12との間に備えられている傘において、
前記石突き12は外周面に前記コイルバネ14を上端側で支持するコイルバネ支持体13が固着されていると共に、このコイルバネ支持体13の内側を直径方向に貫通するピン17を備え、前記中棒5にはこのピン17と遊嵌する一対の案内切込15、15が上下方向に形成されており、前記案内切込15、15とピン17とで石突き12の中棒5に対する回動を上下方向に亘って規制する回動規制手段22が形成されている。
前記案内切込15、15は、中棒5先端からその軸方向に沿って形成されており、中棒5の軸心を通って直径方向に中棒5を横切って形成されている。
前記石突き12は、コイルバネ14を上端側で支持して付勢力を石突き12に付与すると共に、前記ピン17で外周側に固定されているコイルバネ支持体13を備えている。
前記石突き12は、前記天蓋2の上端を前記コイルバネ支持体13との間に上下に挟持して固定する天蓋挟持カバー16が上下方向の中途部外周面に設けられている。
前記中棒5は、傘開閉に応じて上下移動する下ろくろ11が備えられ、前記上ろくろ4から中棒5先端までの距離L1が上ろくろ4と下ろくろ11との間の距離L2に対して示す長さの比が、1:1〜1:1.5とされている。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2は本考案のパゴダ傘の全体構成の説明図であり、同図に示すように、パゴダ傘1は複数の合成樹脂布24を貼り合わして略半球状に形成された天蓋2と、放射状に伸びてこの天蓋2を下方で支持する複数の親骨3と、複数の親骨3を放射中心の一点で枢支する上ろくろ4と、上ろくろ4の中心を上下に貫通する中空の中棒5と、中棒5の上端側に設けられて天蓋2を上方に引っ張り上げている石突き部6とを備えている。
前記上ろくろ4は、複数の親骨3の放射中心に設けられており、複数の親骨3の放射中心側の端部を枢支している。上ろくろ4は、中心に中棒5が上下に貫通しており、中棒5の外周面に固定鋲25を用いて固定されている。
前記下ろくろ11を中棒5に沿って上方に移動させると受骨9が揺動し、受骨9の揺動を受けて中だぼ8とこの中だぼ8が係止されている親骨3を押し上げる。前記親骨3は、中棒5に固定された上ろくろ4に端部が枢支固定されているので、親骨3は上ろくろ4を中心とする跳ね上がり方向に揺動して、天蓋2が開くことになる。
前記石突き部6は、大別すると、中棒5の上端に形成された案内切込15と、中棒5に上端側から外挿される石突き12と、石突き12の上下方向中途部の外周面に係止されるコイルバネ支持体13と、前記上ろくろ4に対してコイルバネ支持体13を上方に付勢するコイルバネ14と、コイルバネ支持体13に当接して天蓋2の上端を挟持固定する天蓋挟持カバー16とを備えている。
前記石突き12は、有蓋で上下に長い円筒状に形成されており、中棒5に上端側から外挿されており、上下移動自在とされている。石突き12は外周面に、コイルバネ支持体13がピン17で固着されており、コイルバネ支持体13の上側に当接して前記天蓋挟持カバー16が鋲23で固定されている。前記石突き12は内周面12aが中棒5の外周面5aと上下に幅を持って面接しており、石突き12の内周面12aと中棒5の外周面5aとで石突き12を中棒5に対して上下に案内する第1案内手段21が構成されている。
前記回動規制手段22は、ピン17を案内切込15に遊嵌させることで、石突き12の中棒5に対する周方向の回動を規制している。また、案内切込15は中棒5の軸方向に沿って直線状に形成されているので、ピン17を遊嵌させたまま上下に移動可能となっている。よって、回動規制手段22は、石突き12の中棒5に対する回動を規制すると共に上下方向への移動をも案内する第2案内手段の機能を兼ね備えている。この回動規制手段22により、石突き12が中棒5に対して上下に移動しても、石突き12が中棒5に対して回動することが上下方向に亘り規制され、その姿勢を安定的に維持できる。
前記石突き12は、前記コイルバネ14を上端側で支持するコイルバネ支持体13がピン17で外周側に固定されており、前記回動規制手段22を構成するピン17を介して前記コイルバネ14の付勢力を石突き12に伝達することが可能となる。
前記天蓋挟持カバー16は、外周面がコイルバネ支持体13の外周面に連設して石突き12の外周面に繋がる斜面状の周面を形成しているので、パゴダ傘1を開いた場合に天蓋挟持カバー16から天蓋2にかけて曲線的な繋がりのある外観が得られる。
なお、前記実施形態における天蓋2は、8枚の合成樹脂布24で正八角形に形成されているが、合成樹脂布24の枚数は8枚でなくてもよく、例えば6枚や10枚であっても良い。
前記実施形態における石突き12は円筒形状に形成されていたが、石突き12の形状は例えば円錐台形状としても良い。
前記実施形態におけるコイルバネ支持体13の石突き12への固定には、ピン17と案内切込15とを用いたが、例えばピン17に代えて突起を石突き12の内周側12aに設けて、この突起に対応した案内切込15を中棒5の外周面5aに形成しても良い。
2 天蓋
4 上ろくろ
5 中棒
5a 外周面(中棒)
6 石突き部
11 下ろくろ
12 石突き
12a内周面(石突き)
13 コイルバネ支持体
14 コイルバネ
15 案内切込
16 天蓋挟持カバー
17 ピン
22 回動規制手段
L1 上ろくろから中棒先端までの距離
L2 上ろくろと下ろくろとの間の距離
Claims (5)
- 有蓋筒状の石突き(12)が中空の中棒(5)の上端側から上下移動自在に外挿させられており、石突き(12)に固定された天蓋(2)を上方に付勢するコイルバネ(14)が中棒(5)と石突き(12)との間に備えられている傘において、
前記石突き(12)は外周面に前記コイルバネ(14)を上端側で支持するコイルバネ支持体(13)が固着されていると共に、このコイルバネ支持体(13)の内側を直径方向に貫通するピン(17)を備え、前記中棒(5)にはこのピン(17)と遊嵌する一対の案内切込(15)(15)が上下方向に形成されており、前記案内切込(15)(15)とピン(17)とで石突き(12)の中棒(5)に対する回動を上下方向に亘って規制する回動規制手段(22)が形成されていることを特徴とするパゴダ傘。 - 前記案内切込(15)(15)は、中棒(5)先端からその軸方向に沿って形成されており、中棒(5)の軸心を通って直径方向に中棒(5)を横切って形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパゴダ傘。
- 前記石突き(12)は、コイルバネ(14)を上端側で支持して付勢力を石突き(12)に付与すると共に、前記ピン(17)で外周側に固定されているコイルバネ支持体(13)を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパゴダ傘。
- 前記石突き(12)は、前記天蓋(2)の上端を前記コイルバネ支持体(13)との間に上下に挟持して固定する天蓋挟持カバー(16)が上下方向の中途部外周面に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のパゴダ傘。
- 前記中棒(5)は、傘開閉に応じて上下移動する下ろくろ(11)が備えられ、前記上ろくろ(4)から中棒(5)先端までの距離(L1)が上ろくろ(4)と下ろくろ(11)との間の距離(L2)に対して示す長さの比が、1:1〜1:1.5とされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のパゴダ傘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006001243U JP3121439U (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | パゴダ傘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006001243U JP3121439U (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | パゴダ傘 |
Publications (1)
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JP3121439U true JP3121439U (ja) | 2006-05-18 |
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ID=43471542
Family Applications (1)
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JP2006001243U Expired - Lifetime JP3121439U (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | パゴダ傘 |
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009131624A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-06-18 | Takusane Shimamura | 傘 |
JP2020081131A (ja) * | 2018-11-20 | 2020-06-04 | 義裕 湯浅 | 傘 |
-
2006
- 2006-02-23 JP JP2006001243U patent/JP3121439U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009131624A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-06-18 | Takusane Shimamura | 傘 |
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