JP6321364B2 - 屋外日除け構造物 - Google Patents
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Description
また、請求項2記載の発明は、キャンバス地とこれを支えるキャンバス支持部材とから成る屋外使用の日除け構造物において、キャンバス支持部材に係合部材を、キャンバス地に係合部材を挟持する弾性クリップを備え、係合部材は円柱状の被挟持面を有し、弾性クリップは係合部材の円柱状の被挟持面を挟持する半円形の弾性挟持部及び開口部を有し、開口部から係合部材を抜き差し可能であり、且つ弾性クリップは、キャンバス地の穴を貫通してキャンバス地の表側へ突出する立ち上がり折り返し部を有し、立ち上がり折り返し部の穴を通過してキャンバス地の表側に位置する部分の最大幅が穴の最大穴幅よりも幅広に構成され、立ち上がり折り返し部がキャンバス地に引っ掛かることでキャンバス地に固定されるものであり、係合部材を弾性クリップで挟持することによりキャンバス地をキャンバス支持部材に固定する反面、キャンバス地をキャンバス支持部材から剥ぐ力が加わり、弾性クリップを抜く方向に一定以上の力が加わったときに弾性クリップが反挟持方向に弾性変形することにより係合部材から離脱し、キャンバス地とキャンバス支持部材との係合解除を行うようにしている。
更に、請求項2記載の発明は、キャンバス地とこれを支えるキャンバス支持部材とから成る屋外使用の日除け構造物において、キャンバス支持部材に係合部材を、キャンバス地に係合部材を挟持する弾性クリップを備え、係合部材は円筒状のカラーと該カラーよりも大径の座金とこれらを貫通してキャンバス支持部材にねじ込まれる押えボルトとで構成され、キャンバス支持部材と座金との間のカラー部分に弾性クリップが挿入されるものであり、係合部材を弾性クリップで挟持することによりキャンバス地をキャンバス支持部材に固定する反面、キャンバス地をキャンバス支持部材から剥ぐ力が加わり、弾性クリップを抜く方向に一定以上力が加わったときに弾性クリップが反挟持方向に弾性変形することにより係合部材から離脱し、キャンバス地とキャンバス支持部材との係合解除を行うようにしている。
また、請求項1記載の屋外日除け構造物によれば、円柱状の被挟持面を有す係合部材と、半円形の弾性挟持部及び開口部を有す弾性クリップとを係合させ、開口部から係合部材を抜き差し可能に弾性クリップの抜去方向が設定されるようにしているので、係合部材と弾性クリップとが半円状の弾性挟持部のほぼ全域で接触するため、広範囲に亘って抜け止め機能が発揮され、抜け止め強度の精度を出し易く、抜け止め強度の調整もし易い。つまり、連結解除の荷重の設定、調整が容易であり、再連結の作業も容易である。
また、請求項1記載の発明によれば、一定以上の力がかかったときに口を開けるばね性を有する弾性クリップと、該クリップが引っかかる円柱状の係合部材とでキャンバス地とキャンバス支持部材とを連結しているので、キャンバス地をキャンバス支持部材から外すのも容易であるが、再びキャンバス地の端をキャンバス支持部材に取り付ける際にも円柱状の係合部材に弾性クリップを押し込むようにして嵌め込むだけで簡単に連結させることができる。したがって、キャンバス地の取り付け作業・交換作業が容易であると共に強風を受けた際のキャンバス地とキャンバス支持部材との連結解除も容易である。
また、請求項1記載の屋外日除け構造物によれば、キャンバス地に対する弾性クリップの装着並びに解除がキャンバス地の表側に突出した弾性クリップの立ち上がり折り返し部への抜去防止用部材の脱着だけで完了するため、現地での設置工事においても容易に組み立てが可能となる。
また、請求項2記載の屋外日除け構造物によれば、弾性クリップの立ち上がり折り返し部を抜去防止用部材として兼ねることができるので、部品点数を少なくすることができる。
また、請求項3記載の屋外日除け構造物によれば、必要に応じてカラー及び/または座金の径の大きさを変更することで、弾性クリップとの間で設定される抜け止め強度(抜去力)の調整が簡単にできる。
2 キャンバス地
3 親骨
7 支柱
8 キャンバス支持部材
10 鳩目
11 鳩目の穴(弾性クリップの立ち上がり折り返し部を通すためのキャンバス地の穴)
12 抜去防止用部材(リング)
13 弾性クリップ
13a 弾性挟持部
13b 導入部
13c 開口部
13d 係合部材収容空間
13e 腕部
13f 立ち上がり折り返し部
13g 導入部の先端
14 係合部材
14a 押えボルト
14b カラー
14c ボルト頭
14d 被挟持面
15 座金
25 樹脂キャップ
26 導入部を形成する部分よりも延長され折り返すように曲げられた延長端部
27 導入部の最も外側に形成された鋭角的な部分を持たない円弧状の折り返し部
27s 導入部の最大幅位置
27e 導入部の先端位置
Claims (11)
- キャンバス地とこれを支えるキャンバス支持部材とから成る屋外使用の日除け構造物において、
前記キャンバス支持部材に係合部材を、前記キャンバス地に前記係合部材を挟持する弾性クリップを備え、
前記係合部材は円柱状の被挟持面を有し、
前記弾性クリップは前記係合部材の円柱状の被挟持面を挟持する半円形の弾性挟持部及び開口部を有し、前記開口部から前記係合部材を抜き差し可能であり、
且つ前記弾性クリップは、前記キャンバス地の穴を貫通して前記キャンバス地の表側へ突出する立ち上がり折り返し部を有し、前記キャンバス地の表側で前記立ち上がり折り返し部に係合して前記立ち上がり折り返し部が前記キャンバス地の裏側へ離脱しないように保持する抜去防止用部材によって前記キャンバス地に固定されるものであり、
前記係合部材を前記弾性クリップで挟持することにより前記キャンバス地を前記キャンバス支持部材に固定する反面、前記キャンバス地を前記キャンバス支持部材から剥ぐ力が加わり、前記弾性クリップを抜く方向に一定以上の力が加わったときに前記弾性クリップが反挟持方向に弾性変形することにより前記係合部材から離脱し、前記キャンバス地と前記キャンバス支持部材との係合解除を行うものである
屋外日除け構造物。 - キャンバス地とこれを支えるキャンバス支持部材とから成る屋外使用の日除け構造物において、
前記キャンバス支持部材に係合部材を、前記キャンバス地に前記係合部材を挟持する弾性クリップを備え、
前記係合部材は円柱状の被挟持面を有し、前記弾性クリップは前記係合部材の円柱状の被挟持面を挟持する半円形の弾性挟持部及び開口部を有し、前記開口部から前記係合部材を抜き差し可能であり、
且つ前記弾性クリップは、前記キャンバス地の穴を貫通して前記キャンバス地の表側へ突出する立ち上がり折り返し部を有し、前記立ち上がり折り返し部の前記穴を通過して前記キャンバス地の表側に位置する部分の最大幅が前記穴の最大穴幅よりも幅広に構成され、前記立ち上がり折り返し部が前記キャンバス地に引っ掛かることで前記キャンバス地に固定されるものであり、
前記係合部材を前記弾性クリップで挟持することにより前記キャンバス地を前記キャンバス支持部材に固定する反面、前記キャンバス地を前記キャンバス支持部材から剥ぐ力が加わり、前記弾性クリップを抜く方向に一定以上の力が加わったときに前記弾性クリップが反挟持方向に弾性変形することにより前記係合部材から離脱し、前記キャンバス地と前記キャンバス支持部材との係合解除を行うものである
屋外日除け構造物。 - キャンバス地とこれを支えるキャンバス支持部材とから成る屋外使用の日除け構造物において、
前記キャンバス支持部材に係合部材を、前記キャンバス地に前記係合部材を挟持する弾性クリップを備え、
前記係合部材は円筒状のカラーと該カラーよりも大径の座金とこれらを貫通して前記キャンバス支持部材にねじ込まれる押えボルトとで構成され、前記キャンバス支持部材と前記座金との間の前記カラー部分に前記弾性クリップが挿入されるものであり、
前記係合部材を前記弾性クリップで挟持することにより前記キャンバス地を前記キャンバス支持部材に固定する反面、前記キャンバス地を前記キャンバス支持部材から剥ぐ力が加わり、前記弾性クリップを抜く方向に一定以上力が加わったときに前記弾性クリップが反挟持方向に弾性変形することにより前記係合部材から離脱し、前記キャンバス地と前記キャンバス支持部材との係合解除を行うものである
屋外日除け構造物。 - 前記屋外日除け構造物はパラソルであり、前記キャンバス支持部材の放射状に配置される親骨の先端と前記キャンバス地の外周縁側の縁とが、前記弾性クリップと前記係合部材との係合により連結されることによって固定されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の屋外日除け構造物。
- 前記係合部材は円柱状の被挟持面を有し、前記弾性クリップは前記係合部材の円柱状の被挟持面を挟持する半円形の弾性挟持部を有し、前記係合部材の被挟持面と交わる方向に前記弾性クリップの抜去方向が設定されるものである請求項3または4記載の屋外日除け構造物。
- 前記弾性クリップは、前記キャンバス地の穴を貫通して前記キャンバス地の表側へ突出する立ち上がり折り返し部を有し、前記キャンバス地の表側で前記立ち上がり折り返し部に係合して前記立ち上がり折り返し部が前記キャンバス地の裏側へ離脱しないように保持する抜去防止用部材によって前記キャンバス地に固定されるものである請求項3から5のいずれかつ1つに記載の屋外日除け構造物。
- 前記抜去防止用部材は前記弾性クリップの前記立ち上がり折り返し部に通されるリングであり、前記キャンバス地の穴より大径である請求項1または6に記載の屋外日除け構造物。
- 前記弾性クリップは、前記弾性挟持部の前記係合部材が抜け外れる側の端部で形成される開口部から反抜去方向に向けてV字形に開き前記弾性挟持部への前記係合部材の嵌合を容易にする導入部と、前記導入部と前記弾性挟持部との弾性変形を可能とする腕部とを有し、前記係合部材との間に一定以上の抜去力がかかったときに前記導入部と前記弾性挟持部並びに前記腕部の間隔を開けて前記係合部材から離脱するばね性を発揮するものである請求項1から7のいずれか1つに記載の屋外日除け構造物。
- 前記弾性クリップは前記導入部の最も幅方向外側でかつ最も反抜去方向に突出した部分に鋭角的な部分を有さない先端部を形成することを特徴とする請求項8記載の屋外日除け構造物。
- 前記弾性クリップは前記導入部を構成する部分よりも先に延長部が設けられ、その延長部がV字形に開く前記導入部の外側あるいは内側に折り返されるように曲げられることによって、前記導入部の最も外側に鋭角的な部分を持たない円弧状の折り返し部が形成されることを特徴とする請求項9記載の屋外日除け構造物。
- 前記弾性クリップは前記導入部の先端にキャップを被せることにより線材の切断面となる尖った端部を丸めるものである請求項9記載の屋外日除け構造物。
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JP2013149304 | 2013-07-18 | ||
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