JP3121332U - ブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】
本考案の目的は、ヘアピース等で増毛した頭髪の整髪や、マッサージに対しても有用なブラシの開発である。
【解決手段】
髪を梳くための多数のピンと、該ピンを立てるための可撓性基材と、該可撓性基材を嵌着してブラシとするための台座からなるブラシにおいて、ピンとして、切れ目を入れることなく、円弧乃至楕円弧を描いて折曲げた部分をピンの先端とすること、ピンの両端は、可撓性基材を貫通させ、貫通後ピンが抜けるのを防止するため、折曲げた構造であることを特徴とするブラシ。
【選択図】 図1
本考案の目的は、ヘアピース等で増毛した頭髪の整髪や、マッサージに対しても有用なブラシの開発である。
【解決手段】
髪を梳くための多数のピンと、該ピンを立てるための可撓性基材と、該可撓性基材を嵌着してブラシとするための台座からなるブラシにおいて、ピンとして、切れ目を入れることなく、円弧乃至楕円弧を描いて折曲げた部分をピンの先端とすること、ピンの両端は、可撓性基材を貫通させ、貫通後ピンが抜けるのを防止するため、折曲げた構造であることを特徴とするブラシ。
【選択図】 図1
Description
本考案は、静電気の発生が少なく、ヘアピース等で増毛した頭髪の整髪や、マッサージに対しても有用なブラシの開発に関する。
頭髪の整髪や、頭皮面のマッサージのため、広くブラシが使用されている。ブラシには、頭髪を梳くためのピン部分として、プラスチックスが使用されている。しかし、プラスチックスを使用する場合、射出成形の際、発生するバリや、不規則な突起などが発生しやすく、円滑に、頭髪を梳くのが困難となる場合が多い。このため、ピンの先端形状を球状にしたりすることが行われている(特許文献1)。また、射出成形の場合、形状の変更には、金型の変更が必要であるなどの欠点がある。
ピンの先端を丸くする方法以外に、線材の一方の端を右ホルダーに取付け、線材の他方の端を左ホルダーに取付け、線材のほぼ中央部に切れ目入れて折曲げて、折曲がった部分をピンの先端として使用し、左ホルダーと右ホルダーを合わせるか、合わせた後、台に取付け櫛にする方法が開示されている(特許文献2)。
ピンの先端を丸くする方法以外に、線材の一方の端を右ホルダーに取付け、線材の他方の端を左ホルダーに取付け、線材のほぼ中央部に切れ目入れて折曲げて、折曲がった部分をピンの先端として使用し、左ホルダーと右ホルダーを合わせるか、合わせた後、台に取付け櫛にする方法が開示されている(特許文献2)。
しかし、ピンの先端部分に切れ目を入れて折曲げている場合、ピンに傷が生じやすく、髪を梳く際、この傷の部分に頭髪が絡むため、髪の梳き易さの点で問題を残していると解されるし、左右ホルダーを使用する方法では、ピンを密に立てることができず、従って櫛には適用できるが、ブラシには不向きであるなどの欠点がある。
そこで本考案の目的は、頭髪を梳きやすくするため、ピンの先端に切れ目を入れることなく、円弧乃至楕円弧を描いて折曲げてピンの先端とすることにより、ヘアピース等で増毛した頭髪の整髪や、マッサージに対しても有用なブラシの開発である。
すなわち、本考案のブラシは、以下の特徴を有する。
(1)髪を梳くための多数のピンと、該ピンを立てるための可撓性基材と、該可撓性基材を嵌合してブラシとするための台座とからなるブラシにおいて
ピンとして、切れ目を入れることなく、円弧乃至楕円弧を描いて折曲げた部分をピンの先端
とすること
ピンの両端は、可撓性基材を貫通させ、貫通後ピンが抜けるのを防止するため、折曲げた構造であることを特徴とする。
(2) (1)において、ピンの材料として、プラスチクスであることを特徴とする。
(3) (1)において、ピンの脱落を防止するため、可撓性基材を貫通させ、ピンの両端を折曲げた後、更に両端をまとめて接着剤で固定されていることを特徴とする。
(4) (1)において、ピンを立てるために可撓性基材として、ゴムであることを特徴とする。
(5) (1)において、ピンを立てるために可撓性基材として、ゴムと有機繊維織物との積層品であることを特徴とする。
(6) (1)において、ピンを立てるための可撓性基材は、曲面体を形成していることを特徴とする。
(1)髪を梳くための多数のピンと、該ピンを立てるための可撓性基材と、該可撓性基材を嵌合してブラシとするための台座とからなるブラシにおいて
ピンとして、切れ目を入れることなく、円弧乃至楕円弧を描いて折曲げた部分をピンの先端
とすること
ピンの両端は、可撓性基材を貫通させ、貫通後ピンが抜けるのを防止するため、折曲げた構造であることを特徴とする。
(2) (1)において、ピンの材料として、プラスチクスであることを特徴とする。
(3) (1)において、ピンの脱落を防止するため、可撓性基材を貫通させ、ピンの両端を折曲げた後、更に両端をまとめて接着剤で固定されていることを特徴とする。
(4) (1)において、ピンを立てるために可撓性基材として、ゴムであることを特徴とする。
(5) (1)において、ピンを立てるために可撓性基材として、ゴムと有機繊維織物との積層品であることを特徴とする。
(6) (1)において、ピンを立てるための可撓性基材は、曲面体を形成していることを特徴とする。
本考案において、可撓性基材は曲面体を形成していることが好ましい。そして可撓性基材は、厚みが一定で中央が外側に膨れ、あたかも、中が空洞となった球や楕円球を水平に切断した如き形状となっている。
可撓性基材は、ゴムや、ゴムの中に有機繊維からなる織物を埋込んだ構造とすることもできる。ここに使用できるゴムとしては、天然ゴムやスチレン・ブタジエンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、アクリルゴム、ブチルゴム等の従来公知の合成ゴムを使用できる。また、ゴムのみでは引裂き強度等に問題がある場合において、有機繊維からなる織物をゴムの中に埋込んだ構造とすることができる。ここに使用できる有機繊維としては、木綿、ポリアミド、ポリエステル、アクリル繊維等従来公知の有機繊維をあげることができる。
本考案において、ピンに使用する材料としては、プラスチックス(有機高分子化合物)が好ましい。プラスチックスを使用すれば、可撓性に優れ、円弧乃至楕円弧を描いて折曲げることが可能であるからである。ここに使用できるプラスチックスとしては、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン等をあげることができる。
ピンを可撓性基材に通した後の、脱落を防止する方法としては、ピンを構成するポリアミド等のプラスチックスを溶融させたり、接着剤を使用したりして接着することができる。ここに使用することが可能な接着剤としては、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合物、エチレン・アクリル酸エステル共重合物等をあげることができる。
本考案において、台座におけるピンを立てた可撓性基材を取付けるための面には、台座凹みが形成され、台座の入り口の部分の径は、奥の台座の部分より狭くなっていることが好ましい。このように狭くなることにより、可撓性基材の脱落を防ぐことが可能となる。
台座には、可撓性基材と取付ける部分の外に、手で持ち操作するための台座ハンドル部分を有することができる。可撓性基材取付け部分と、ハンドル部分の連結部は、狭くなっていることが好ましい。
台座は、木材、プラスチックスから作成することが好ましい。ここに使用できるプラスチックスとしては、ポリオレフィン、ABS樹脂、ポリアミド樹脂、スチレン樹脂、ポリアミド樹脂等をあげることができる。
可撓性基材を台座に取付け製品としてブラシにしたとき、可撓性基材と台座の間に空洞があることにより、適度の弾性を与えることが可能となる。このため、ブラシにおけるピンの先端部分で頭皮をたたいた時、可撓性素材が撓み、適度の刺激を与えることが可能である。
本考案において、ピンの先端は、円弧乃至楕円弧を描いて折曲げた部分をピンの先端としている。このため、樹脂の射出成形による場合の如く、バリなど好ましくない突起が発生することがない。このため、髪を梳いた場合、特に増毛のためのヘアピースを取付けた場合においても、ヘアピースがブラシに絡みつき脱落することがない。
本考案において、ピンは、プラスチックス、特に、太い繊維径の剛毛を使用している。このため、金型を使用せず作成可能である。またピンは、ゴムまたは有機繊維からなる織物とゴムとの積層体に立てられているため、ピンを立てた根本の位置で裂け目が生じ、ピンが脱落することがない。
本考案においては、ピンは、可撓性基材の任意の位置に突刺し、先端を折曲げ、ピンを固定する構造となっている。このためピンを突刺す位置は自由に選択可能であり、密度の高い状態で突刺すことが可能である。このため、比較的密度をあげた状態でピンを取付ける必要のあるブラシにも応用可能である。
図1は、ブラシ1の平面図である。台座4には台座ハンドル5が付いている。多数のピン2が立てられた可撓性基材3は台座4に取付けられている。
図2は、図1、A―Aにおける断面図である。台座4は可撓性基材3を嵌め込むための台座凹み8を有している。可撓性基材3はゴム・織物からなる積層材料からなり、ピン2が立てられる。可撓性基材3は、撓んでいて、曲面を形成し、台座との間に空間ができている。この空間のため、ピンの先端に力が加えられたとき緩衝材の役目をする。
図3は、図2、Bの部分の拡大図である。ピン2は、ほほ中央部で楕円弧を描いて折曲げられ、ピン2の両先端は合わされ、可撓性基材3を貫通し、折曲げられてピン折曲げ部分7を形成する。ピン折曲げ部分の脱落を防ぐためエポキシ接着剤6を塗布し接着する。
以上の説明によって明らかな様に、本考案による転倒防止シートは、以下に列挙した如き、実用上の好ましい効果を奏する。
(a)ヘアピース等を用いて増毛を行っている頭髪に対しても有用なブラシを生産することができ産業の発達に有用である。
(b)ピンを数多く立てることが可能であるため、櫛のみならずブラシも作成でき産業の発達に有用である。
(c)ブラシ作成に使用する部材は環境に対する影響が少なく安全性が高い。
(d)ピン作成に金型を使用しないのでコストアップも少なく経済性に優れる。
(a)ヘアピース等を用いて増毛を行っている頭髪に対しても有用なブラシを生産することができ産業の発達に有用である。
(b)ピンを数多く立てることが可能であるため、櫛のみならずブラシも作成でき産業の発達に有用である。
(c)ブラシ作成に使用する部材は環境に対する影響が少なく安全性が高い。
(d)ピン作成に金型を使用しないのでコストアップも少なく経済性に優れる。
1 ブラシ
2 ピン
3 可撓性基材
4 台座
5 台座ハンドル
6 接着剤
7 ピン折曲げ部分
8 台座凹み
A−A 断面図の切断位置を示す。
B 拡大部分の位置を示す。
2 ピン
3 可撓性基材
4 台座
5 台座ハンドル
6 接着剤
7 ピン折曲げ部分
8 台座凹み
A−A 断面図の切断位置を示す。
B 拡大部分の位置を示す。
Claims (6)
- 髪を梳くための多数のピンと、該ピンを立てるための可撓性基材と、該可撓性基材を嵌合してブラシとするための台座とからなるブラシにおいて、ピンとして、切れ目を入れることなく、円弧乃至楕円弧を描いて折曲げた部分をピンの先端とすること、ピンの両端は、可撓性基材を貫通させ、貫通後ピンが抜けるのを防止するため、折曲げた構造であることを特徴とするブラシ。
- 請求項1において、ピンの材料として、プラスチックスであることを特徴とするブラシ。
- 請求項1において、ピンの脱落を防止するため、可撓性基材を貫通させ、ピンの両端を折曲げた後、更に両端を接着剤で固定されていることを特徴とするブラシ。
- 請求項1において、ピンを立てるために可撓性基材として、ゴムであることを特徴とするブラシ。
- 請求項1において、ピンを立てるために可撓性基材として、ゴムと有機繊維織物との積層品であることを特徴とするブラシ。
- 請求項1において、ピンを立てるための可撓性基材は、曲面体を形成していることを特徴とするブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006001076U JP3121332U (ja) | 2006-02-17 | 2006-02-17 | ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006001076U JP3121332U (ja) | 2006-02-17 | 2006-02-17 | ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3121332U true JP3121332U (ja) | 2006-05-18 |
Family
ID=43471442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006001076U Expired - Fee Related JP3121332U (ja) | 2006-02-17 | 2006-02-17 | ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3121332U (ja) |
-
2006
- 2006-02-17 JP JP2006001076U patent/JP3121332U/ja not_active Expired - Fee Related
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