JP2017176219A - 歯ブラシのハンドル体および歯ブラシ - Google Patents
歯ブラシのハンドル体および歯ブラシ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017176219A JP2017176219A JP2016063420A JP2016063420A JP2017176219A JP 2017176219 A JP2017176219 A JP 2017176219A JP 2016063420 A JP2016063420 A JP 2016063420A JP 2016063420 A JP2016063420 A JP 2016063420A JP 2017176219 A JP2017176219 A JP 2017176219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toothbrush
- handle body
- handle
- resin
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46B—BRUSHES
- A46B5/00—Brush bodies; Handles integral with brushware
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46B—BRUSHES
- A46B5/00—Brush bodies; Handles integral with brushware
- A46B5/02—Brush bodies; Handles integral with brushware specially shaped for holding by the hand
Landscapes
- Brushes (AREA)
Abstract
【解決手段】ハンドル部と、厚さ方向の一方側に植毛面11を有しハンドル部の先端に設けられたヘッド部10とを備える。第一の樹脂で構成された第一の部材4と、第一の樹脂よりも大きな強度を有する第二の樹脂で構成され、ハンドル体2の長さ方向で第一の部材と接合される第二の部材6とを備える。第一の部材は、ハンドル部の少なくとも一部を有し、第二の部材は、ヘッド部と、ヘッド部からハンドル部に向かって延びる延設部40とを有する。延設部は、第一の部材と第二の部材との接合部9からハンドル部側に突出し、第一の部材に埋設される芯部41を有する。芯部における厚さ方向の他方側の面41aと接合部とは、他方側の面と接合部との交差部側に凹んだ凹状の曲面42で接続されている。
【選択図】図4
Description
なお、以下の実施の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
歯ブラシ1は、ハンドル部20及びハンドル部20の長さ方向の先端に設けられたヘッド部10を備える歯ブラシ用のハンドル体(以下、単にハンドル体と適宜称する)2を備える。本実施形態において、ハンドル部20は、把持部24と、把持部24から長さ方向の後端側(以下、単に後端側と称する)に延設されヘッド部10に接続するネック部22とを備える。
ヘッド部10の幅は、特に限定されず、例えば、7〜13mmが好ましく、8〜12mmがより好ましい。上記下限値以上であれば、毛束14を植設する面積を十分に確保でき、上記上限値以下であれば、口腔内での操作性をより高められる。
ヘッド部10の長さは、特に限定されず、例えば、10〜30mmが好ましく、12〜28mmがより好ましい。上記下限値以上であれば、毛束14を植設する面積を十分に確保でき、上記上限値以下であれば、口腔内での操作性をより高められる。
ヘッド部10の厚さは、材質等を勘案して決定でき、例えば、2〜6mmが好ましく、特に、2.0〜4.0mmがより好ましい。上記下限値以上であれば、ヘッド部10の強度をより高められ、上記上限値以下であれば、奥歯への到達性を高められるとともに、口腔内での操作性をより高められる。
ネック部22の太さは、材質等を勘案して決定でき、例えば、ネック部22の最小径は3〜6mmが好ましく、3.0〜4.5mmがより好ましい。上記下限値以上であれば、ネック部22の強度をより高められ、上記上限値以下であれば、奥歯への到達性を高められるとともに、口腔内での操作性をより高められる。
インサート成形は、第二の部材6を第一の金型内に配置し、ここに第一の樹脂を射出して、基体を得る。第二の部材6は、例えば、従来公知の射出成形等により得られる。使用される第一の金型は、内部に第二の部材6を配置した状態で、第一の部材4に応じた形状のキャビティが形成されている。得られた基体は、第二の部材6に形成された芯部41が第一の部材4に先端側から埋設された状態となる。
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施することができる。
第一の樹脂;ポリプロピレン(PP)
第二の樹脂;ポリアセタール(POM)
芯部41の基部形状としては、図1乃至図4に示した凹状の曲面42を有する形状、図5の概略構成図に示すように、芯部41が接合部9に略直角で接続する形状を用いた。
図6は、上記の歯ブラシ1に対して実使用試験を行った仕様および評価を示す図である。図7は、上記の歯ブラシ1に対して首折れ強度試験を行った仕様および評価を示す図である。各実施例および各比較例においては、各例における芯部41の基部形状に応じた第二の部材6を射出成形により作製し、作製した第二の部材6をインサート成形することによりハンドル体2を成形した。次いで、ヘッド部10に毛束14を植毛して歯ブラシを作製した。
試験方法:専門パネル(1名)が、上記の仕様で作製した歯ブラシで、各10回ずつ実使用し、芯部の抜けや折れなどが生じないことを確認した。評価は、芯部の抜けや折れについて問題なしの場合を○とし、芯部の抜け・折れがある場合を×とした。また、ハンドル体2を成形した際に、外観不良等が生じた場合を△とした。
試験方法;ハンドル部20の中央部を固定し、ヘッド部10に2kgの錘を付けたワイヤーを括り付け、この錘を高さ80cmから落下させ、ハンドル部20の固定部に加わる最大荷重を測定した。評価は、最大荷重が100N以上を○とし、最大荷重が50N未満を×とした。また、最大荷重が50N以上、100N未満であり、ハンドル体2を成形した際に、外観不良等が生じた場合を△とした。
Claims (9)
- ハンドル部と、厚さ方向の一方側に植毛面を有し前記ハンドル部の先端に設けられたヘッド部とを備える歯ブラシのハンドル体において、
第一の樹脂で構成された第一の部材と、
前記第一の樹脂よりも大きな強度を有する第二の樹脂で構成され、前記ハンドル体の長さ方向で前記第一の部材と接合される第二の部材とを備え、
前記第一の部材は、前記ハンドル部の少なくとも一部を有し、
前記第二の部材は、前記ヘッド部と、前記ヘッド部から前記第一の部材に向かって延びる延設部とを有し、
前記延設部は、前記第一の部材と前記第二の部材との接合部から前記第一の部材側に突出し、前記第一の部材に埋設される芯部を有し、
前記芯部における前記厚さ方向の他方側の面と前記接合部とは、当該他方側の面と前記接合部との交差部側に凹んだ凹状の曲面で接続されていることを特徴とする歯ブラシのハンドル体。 - 前記接合部から前記ハンドル部の後端側に10mm離間した位置における前記芯部よりも前記厚さ方向の他方側の前記ハンドル部の最小厚さは、前記後端側に10mm離間した位置における前記ハンドル部の全体厚さの20%以上、45%以下であることを特徴とする請求項1記載の歯ブラシのハンドル体。
- 前記芯部よりも前記他方側の前記ハンドル部の最小厚さは、2.5mm以上、3.5mm以下であることを特徴とする請求項2記載の歯ブラシのハンドル体。
- 前記芯部の長さは、40mm以上、且つ前記接合部から後端側末端までの前記ハンドル部の長さの25%以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の歯ブラシのハンドル体。
- 前記ヘッド部の厚さは、2.0mm以上、4.0mm以下であり、
前記延設部における前記ヘッド部と前記芯部との間における前記曲面の最小径は、6.0mm以上、11.0mm以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の歯ブラシのハンドル体。 - 前記芯部における前記厚さ方向の一方側の面と前記接合部とは、当該一方側の面と前記接合部との交差部側に凹んだ凹状の第二の曲面で接続されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の歯ブラシのハンドル体。
- 前記第二の樹脂は、ポリエステル及びポリアセタールから選ばれる少なくとも1種を主成分とすることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の歯ブラシのハンドル体。
- 前記第一の樹脂は、ポリオレフィンであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の歯ブラシのハンドル体。
- 請求項1から8のいずれか一項に記載の歯ブラシのハンドル体に、毛束が植設されてなることを特徴とする歯ブラシ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016063420A JP2017176219A (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 歯ブラシのハンドル体および歯ブラシ |
PCT/JP2017/011156 WO2017169967A1 (ja) | 2016-03-28 | 2017-03-21 | 歯ブラシのハンドル体および歯ブラシ |
KR1020187022017A KR20180125451A (ko) | 2016-03-28 | 2017-03-21 | 칫솔의 핸들체 및 칫솔 |
CN201780019308.2A CN108882790A (zh) | 2016-03-28 | 2017-03-21 | 牙刷的手柄体和牙刷 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016063420A JP2017176219A (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 歯ブラシのハンドル体および歯ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017176219A true JP2017176219A (ja) | 2017-10-05 |
Family
ID=59964303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016063420A Pending JP2017176219A (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | 歯ブラシのハンドル体および歯ブラシ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017176219A (ja) |
KR (1) | KR20180125451A (ja) |
CN (1) | CN108882790A (ja) |
WO (1) | WO2017169967A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021171077A (ja) * | 2020-04-20 | 2021-11-01 | ピアス株式会社 | 歯ブラシ |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4082388A4 (en) * | 2019-12-23 | 2024-01-10 | Lion Corp | TOOTHBRUSH |
JP2022100940A (ja) * | 2020-12-24 | 2022-07-06 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5877538U (ja) * | 1981-11-20 | 1983-05-25 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ |
JP6170802B2 (ja) * | 2013-10-02 | 2017-07-26 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ用のハンドル体及びその製造方法ならびに歯ブラシ |
-
2016
- 2016-03-28 JP JP2016063420A patent/JP2017176219A/ja active Pending
-
2017
- 2017-03-21 KR KR1020187022017A patent/KR20180125451A/ko not_active Application Discontinuation
- 2017-03-21 CN CN201780019308.2A patent/CN108882790A/zh active Pending
- 2017-03-21 WO PCT/JP2017/011156 patent/WO2017169967A1/ja active Application Filing
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021171077A (ja) * | 2020-04-20 | 2021-11-01 | ピアス株式会社 | 歯ブラシ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2017169967A1 (ja) | 2017-10-05 |
KR20180125451A (ko) | 2018-11-23 |
CN108882790A (zh) | 2018-11-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6170802B2 (ja) | 歯ブラシ用のハンドル体及びその製造方法ならびに歯ブラシ | |
KR102577531B1 (ko) | 칫솔 | |
RU2689219C1 (ru) | Приспособление для ухода за полостью рта | |
JP2011004852A (ja) | 歯ブラシ | |
JP6915234B2 (ja) | 歯間清掃具 | |
WO2017169967A1 (ja) | 歯ブラシのハンドル体および歯ブラシ | |
WO2017122783A1 (ja) | 歯間ブラシ | |
JP6385027B1 (ja) | 歯ブラシ | |
KR102556409B1 (ko) | 칫솔 | |
JP2007006937A (ja) | 歯ブラシ | |
JP5993555B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JP6478384B2 (ja) | 歯ブラシ用ハンドル体及び歯ブラシ | |
CN111297042A (zh) | 牙刷 | |
JP5879118B2 (ja) | 歯ブラシ | |
WO2015137487A1 (ja) | 歯ブラシ用ハンドル体、歯ブラシ、及び歯ブラシ用ハンドル体の製造方法 | |
WO2018043249A1 (ja) | 歯ブラシの製造方法 | |
WO2017170126A1 (ja) | 歯ブラシ | |
JP5785819B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JP2003144232A (ja) | 歯ブラシハンドルの製造方法 | |
JP5977942B2 (ja) | 歯ブラシ | |
JP2004073730A (ja) | 歯ブラシ | |
JP4008284B2 (ja) | 歯間ブラシ | |
KR20200051640A (ko) | 칫솔 | |
JP2024044055A (ja) | 歯ブラシ | |
JP2024044057A (ja) | 歯ブラシ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180706 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190827 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191023 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200327 |