JP3121260U - 正座の為の小型木製座椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 座板に二方向の緩やかな傾斜を持たせ坐骨部分への圧迫を緩和させることにより、座板にクッション等用いなくても長時間の快適な使用ができるようにする。
【解決手段】 緩やかなV字形傾斜を持たせた座板固定材3に、左右2枚の座板1を固定密着させ、さらに左右2枚の脚板2を座板固定材3及び座板1に固定密着させた座椅子において、緩やかなV字形傾斜が本考案の主な特徴である。また、脚板2を左右に固定する幅は正座の時広がり過ぎないよう、また、脚板2の床から座板1の上部までの高さは正座時やあぐらの姿勢で座る時に高すぎず低すぎないように安定感が保てる適正な寸法にすることにより、使用時に坐骨部分への痛みを緩和させると同時に膝や足にかかる負担も少なくし、安定した楽な姿勢が保てる座椅子として機能する。
【選択図】 図1

Description

この考案は、座板を緩やかなV字形に傾斜させた正座用の小型座椅子に関する。
従来の軽量小型の座椅子は腰掛ける座板の面が一平面に平らであるため、座板が平らな座椅子は長時間使用していると坐骨部分が痛くなり、快適な正座姿勢が困難になり、疲れる。
座面が曲面の座椅子もあるが、中央の凹む円形であったり、浴室用であったり、健康器具としてのポリウレタン製クッションであり、それぞれの用途ではあるが室内用の正座椅子としての機能はない。
また、特許文献に「正座椅子」があり、膝への負担や正座姿勢を保ちやすくする為の座板の一方向へ傾斜を取り入れたものがあるが、座面の部分が一平面であり、坐骨部分の痛みへの緩和にはならない。
実用新案登録第3105880号公報
従来の正座椅子は、腰掛ける座板の面が一平面に平らであり、座面が平らである座椅子は坐骨部分への圧迫があり長時間使用していると痛みや苦痛が生じ、座面にクッション等を用いないと長時間の快適な使用ができないという問題がある。
また、健康器具等は、そのものの用途はあるが室内用の正座椅子としての機能が薄いため、正座のための座椅子としたては、また、室内の調度品としてもその存在に違和感があり、使い勝手がよくないという問題がある。
緩やかなV字形に傾斜を持たせた座板固定材に、左右2枚の座板を固定密着させ、さらに左右2枚の脚板を座板固定材及び座板に固定密着させた座椅子において、緩やかなV字形傾斜が本考案の主な特徴であり、使用時に坐骨部分への負担を保護し、痛みを緩和させる座椅子機能を持たせる。
脚板を左右に固定する幅は、正座の時広がり過ぎず且つ安定感が保てるように固定し、また、脚板の床から座板上部までの高さは、正座時やあぐらの姿勢で座る時に高すぎず低すぎずの適正な寸法にする。
固定密着の仕方は、堅牢さと室内用調度品として違和感がないように、木工用ボンドと木製のダボ、または木ねじを併用する。
本考案は、緩やかなV字形傾斜に設置された座板が、座ったときに大臀筋との接触面積を増し坐骨の座板に当たる圧迫が和らげられ、座っていても坐骨部分がゴツゴツして痛くなったりしないので苦痛がなく長時間座って居られ、また、違和感なく安定感もある。
脚板の左右に固定する幅は、正座時に折り曲げた足が広がり過ぎず、また安定感も保てるので、長時間利用しても脚にかかる体重の負担もなく、疲れず、腰や足への負担を和らげられる。
また、日常手軽に使えるように小型軽量で持ち運びがしやすく、クッション等用いずして長時間の使用が可能である。さらに木製であるため室内の調度品としても違和感がない。
本考案の緩やかなV字形傾斜を持つ座椅子は、床面に置いて膝を折って正座の姿勢で座ることのほかに、膝を前に伸ばして座ることもできるし、また、あぐらをかく姿勢でも座ることができて、使用の時の姿勢を限定したり、固定したりしないので、日常生活の中で、極めて使い勝手が良い。
上記のように膝を前に伸ばしても膝を折って正座の姿勢やあぐらの姿勢をとっても、足や膝への負担を和らげることが出きるので、「健常者」はもちろんのこと、「足や膝が痛む人」に座る姿勢を補助できるし、「足や膝に負担がかけられない人」特に「老人」には足や膝に負担がかからないように座る姿勢をしっかり補助することができるし、「体重がある人」にも体重を支える足への負担が減り、「腰痛の人」にもその痛みを和らげて長時間使用できるし、さらに「痔を患っている人」にとっても臀部中央部への圧迫が緩和されるので、これも痛みを和らげて座る姿勢を補助することができる。
次に本考案の、座椅子の実施の形態について、以下、図面に示す実施例に従って説明する。
図1は、座椅子の基本的構造の上方斜視図であり、図2は、正面図である。
本考案の座椅子の形態である基本構造は、図1、図2で示すように緩やかなV字形傾斜を持たせた座板固定材3に左右2枚の座板1を固定密着させ、さらに左右2枚の脚板2を座板固定材及び座板に固定密着させた座椅子である。
本考案の座椅子の具体的な規格や材料は、次の通りである。図2で分かるように座板固定材3は、上面でV字形に緩やかな傾斜角8〜10度位の角を作り、板厚は3cm前後、板幅は5〜6cmぐらいで、充分な丈夫さを確保し、この座椅子の主要素である骨組みとなる。
図3(a)では、座椅子の座板1は左右同形であり、大きさは左右の合計の横幅はおおよそ35cm前後、座板の奥行幅は25cm前後であり、座板の厚さはおおよそ2〜3cmが好ましい。
また、図3(a)では、左右の座板1は中央部分で1〜2センチ離して取り付けるが、図3(b)のようにこの左右の座板1を、中央部分を密着させて取り付けることもできる。
また、その他にも左右の座板1を円形にすることもできるし、使用時に快適さを失わない平面であれば、具象形を用いることも可能である。
図4(a)で示す脚板2は、奥行幅を座板1より少し狭くし、下部から上部の方向にさらに傾斜をつけながら狭くして形を整え、また、図4(b)で示すように脚板2に透かし彫りを入れることにより、美観、軽量化、安定感をも持たすようにする。
脚板2の床面から座板上部までの高さは、中央の低い部分で約12センチ前後にし、脚板2を取り付ける左右の間隔は24〜28cm位にする。
図5のように、座板固定材3を複数本使用して、材料をほそめたしり、堅牢さを増したりする事も可能である。
全体を表す斜視図 正面図(背面図は対称のため省略) 平面図(a) 平面図(b) 側面図(a) 側面図(b) 裏面図(a) 裏面図(b)
符号の説明
1、座板
2、脚板
3、座板固定材

Claims (1)

  1. 緩やかなV字形に傾斜させた座板固定材に左右2枚の座板を固定密着させ、さらに左右2枚の脚板を前記座板固定材及び前記座板に固定密着した小型座椅子。
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JP7191426B1 (ja) 2022-04-04 2022-12-19 高千穂工業株式会社 椅子

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