JP3121051U - 自転車用伸縮カバー - Google Patents

Abstract

【課題】自転車に掛けるカバーが、全体を覆う形なので、かけにくい事や、使い終わった後の手入れのしにくい事の不都合を解消する。
【解決手段】防水シートカバ３ーを保持する前側の基軸棒１と、後側の引き棒２が設けられ、さらに、基軸棒１を固定する為の小物挟み５と、引き棒２を止める紐６を備えた自転車用伸縮カバー。
【選択図】図１

Description

本考案は、自転車に使用するカバーに関する。

従来のカバーでは、自転車全体を覆う形に作られている。

然しこれでは、被せたり、外したりするのに場所もとり、時間もかかるので、狭い場所での取扱いは面倒になる。更に、手入れ、干し方、畳み方も不便である。

そこで、前側の基軸棒の紐先に小物挟みを付けて、タイヤに挟んで固定し、後側の防水シートカバーに巻かれた引き棒を後方に引けば、シートカバーが回転して自転車の上に掛かるように考案した（図１）。この自転車用伸縮カバーにより、狭い場所でも、楽に早く掛けられるほか、使用後の手入れ全般にわたり改善した。

よって、本考案の自転車伸縮カバーにより、自転車にカバーを掛けたり、外したりするときに、狭い場所でも取扱いが、しやすくなった。風を遮らない形に変えたので横風受けても、自転車の間を通り抜けて行き、倒れにくくもなった。強い風には、左右のカバーの紐を下で結んでおけば、風や雪対策にも有効です。普段は、面倒なのでそのまま垂らしておきます。使用後の手入れもいたって簡単になり、干すときは、竿などに吊るするだけです。何よりも、秒単位で取扱える。

本考案に係る自転車用伸縮カバー（図１）は、図１が示すように、防水シートカバー３を支える基軸棒１と、伸縮をさせる引き棒２が取付けてある。そして、基軸棒１には、引張りに耐えられるように、紐４の先端に小物挟み５がついていて、タイヤに挟んで外れぬように固定している。ついで、引き棒２で後方に引くと、カバー３が伸びて自転車の上部を、順次覆うっていく、一杯に引いてから、引き棒２を紐６で下部の適当なところに結ぶ。
なお、使い易くするためには、軽量材で加工し易いのが最適である。その他基軸棒１は細く（約１ｃｍ）、引き棒２は太く（約２ｃｍ）、カバー３の幅はハンドル幅を基準（長さ）とする。

伸縮カバー表側全部を広げた俯瞰図である。 伸縮カバーを巻き戻し途中の俯瞰図である。 伸縮かばーを巻き戻して基軸棒の紐で縛って挟んだ俯瞰図である。 伸縮カバーを自転車に掛け終わった側面図である。

符号の説明

１ 基軸棒
２ 引き棒
３ 防水シートカバー
４ 基軸棒の紐
５ 紐先の小物挟み
６ 引き棒の紐
７ ハンドル左側結わえ紐
８ ハンドル右側結わえ紐
９ サドル付近にある腹締め紐
１０ サドル付近にある腹締め紐

Claims (1)

1. 棒を、防水シートの両端に取付けて、前輪側を基軸棒として固定に用い、後輪側を、シートを引出して掛けたり、巻き戻して収納したりする引き棒として伸縮に用いて、僅かな動作で、簡単で、素早くできる構造の自転車に掛けるカバーである。

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