JP3120733U - 瓦棒屋根の締め金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】瓦棒屋根の作業を安全に手早くでき、さらに滑り落ちを防ぐ事故防止の機能を持った瓦棒屋根用の締め金具を提供する。
【解決手段】瓦棒屋根の屋根部材を締め付ける断面コ字型のハゼ板を側板1aと上板1bとからなる断面L字型の片折れハゼ板1と、前記上板1bの一側に蝶番3で連結された回動自在な側板2とで構成し、瓦棒屋根締め込み工事の際に、この側板2を開閉して屋根部材11を組み込むようにした。また前記片折れハゼ板1の上板1bに設けたふたつの穴15に丸カンボルト4をそれぞれ差し込み、その先を瓦棒屋根の屋根材11の押え板7に開けた穴8に各差し込んで上板1bの裏面及び押え板7にナット9で締めこむようにした。また前記片折れハゼ板1の上板1bに設けた穴6にロープ通し金具5を差し込んで回動自在にナット9で固定するようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は、瓦棒屋根の作業を安全に手早くできる瓦棒屋根締め金具に関するものである。
屋根上での作業や、積雪の多い地域での除雪などの作業は、滑り落ちる危険を感じながら作業に従事しているのが現状である。そして瓦棒屋根での工事には色々な金具が提案されている。例えば特許文献1のような積雪に対応する雪押え器具、また特許文献2のような瓦棒屋根の山部を固定する機能を強化した取付け金具などがある。然しながら作業性を向上させ、さらに滑り落ちを防ぐ事故防止の機能を持った取付け金具はなかった。
特開2005−264626号公報 特開平11―62128号公報
本考案は、瓦棒屋根の作業を安全に手早くでき、さらに滑り落ちを防ぐ事故防止の機能を持った瓦棒屋根用の締め金具を提供する。
本考案の瓦棒屋根の締め金具は、瓦棒屋根の屋根部材を締め付ける断面コ字型のハゼ板を側板1aと上板1bとからなる断面L字型の片折れハゼ板1と、前記上板1bの一側に蝶番3で連結された回動自在な側板2とで構成し、瓦棒屋根締め込み工事の際に、この側板2を開閉して屋根部材11を組み込むようにしたものである。
また前記片折れハゼ板1の上板1bに設けたふたつの穴15に丸カンボルト4をそれぞれ差し込み、その先を瓦棒屋根の屋根材11の押え板7に開けた穴8に各差し込んで上板1bの裏面及び押え板7にナット9で締めこむようにした。また前記片折れハゼ板1の上板1bに設けた穴6にロープ通し金具5を差し込んで回動自在にナット9で固定するようにした。
ハゼ板を蝶番により開閉式にしたので、瓦棒屋根上での作業が用意でスピーディに実施できるうえ、命綱のロープを通すロープ通し金具5を設けたので傾斜面での作業で滑り落ちる危険から身体を守り、精神的な緊張を和らげることが出来るなどの効果を有する。
本考案の瓦棒屋根締め金具は、ハゼ板を蝶番により開閉式にし、さらに命綱のロープを通すロープ通し金具を設けたことを特徴としている。
以下、本発明の好適なひとつの実施例を図面に基づき説明する。図1に示すように本考案の瓦棒屋根の締め金具は、瓦棒屋根の屋根部材を締め付ける断面コ字型のハゼ板を側板1aと上板1bとからなるL字型の片折れハゼ板1と、上板1bの一側に蝶番3で連結された回動自在な側板2とから構成する。また図2に示すように片折れハゼ板1の上板1bには2本の丸カンボルト4をそれぞれ通すふたつの穴15と、これら穴15の中間に後述の安全ロープの通し金具5を通す穴6を開ける。
そして図3に示すようなネジ部を長く切った2本の丸カンボルト4を前記上板1bのふたつの穴15から挿通し、その先を瓦棒屋根の屋根材11の押え板7に開けた2ヶ所の穴8に差し込み、上板1bの裏面及び先端をナット9で締め、押え板7の上部には差金10を入れ込む。また安全ロープの通し金具5を上板1bの穴6に差し込みナット9で回動自在に固定する。
瓦棒屋根の固定工事の際は、片折れハゼ板1の蝶番3で連結された回動自在な側板2を開いて瓦棒屋根の屋根材11をハゼ板1に嵌め、屋根材11を押え板8で押え、次いで丸カンボルト4を締め付けることにより強固に固定することが出来る。
また作業中は落下事故防止のためにロープ通し金具5に命綱のロープを通すか、またはロープの先端にクリップを着け腰に巻いたロープをワンタッチで脱着するようにしてもよい。この安全金具利用によって屋根上から、滑り落ちる恐怖から解放され作業の能率が上がる効果がある。また本考案の締め金具を使用した屋根では、テレビアンテナや太陽熱温水器の設置、および、寒冷地での積雪の除雪などの作業が容易で安全に出来る利点がある。
本考案の瓦棒屋根締め金具の正面図である。 ハゼ板の平面図である。 丸カンボルトとロープ通し金具の正面図である。 押え板の平面図である。 図1の右側面図である。 瓦棒屋根への組付け状態図である。
符号の説明
1 片折りハゼ板
1a 側板
1b 上板
2 回動自在な側板
3 蝶番
4 丸カンボルト
5 安全ロープの通し金具5
6 通し金具5の通し穴
7 押え板
8 丸カンボルトの通し穴
9 ナット
10 差金
11 屋根材
15 丸カンボルトの通し穴

Claims (3)

  1. 瓦棒屋根の屋根部材を締め付ける断面コ字型のハゼ板を側板(1a)と上板(1b)とからなる断面L字型の片折れハゼ板(1)と、前記上板(1b)の一側に蝶番(3)で連結された回動自在な側板(2)とで構成し、瓦棒屋根締め込み工事の際にこの側板(2)を開閉して屋根部材(11)を組み込みようにした瓦棒屋根の締め金具。
  2. 前記片折れハゼ板(1)の上板(1b)に設けたふたつの穴(15)に丸カンボルト(4)をそれぞれ差し込み、その先を瓦棒屋根の屋根材(11)の押え板(7)に開けた穴(8)に各差し込んで上板(1b)の裏面及び押え板7にナット(9)で締めこむようにした請求項1記載の瓦棒屋根の締め金具。
  3. 前記片折れハゼ板(1)の上板(1b)に設けた穴(6)にロープ通し金具(5)を差し込んで回動自在にナット(9)で固定した請求項1記載の瓦棒屋根の締め金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114191737A (zh) * 2021-11-30 2022-03-18 上海宝冶集团有限公司 一种安全绳紧固装置及其使用方法

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