JP3120469U - 線条の連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】連結作業が容易であり、線条を強固に連結できる連結構造を提供すること。
【解決手段】連結クリップを使って、該連結クリップと線条とを連結する構造であって、前記線条は、芯線と、前記芯線に巻き付けた巻線とにより構成し、前記連結クリップは、本体部と、前記本体部の一端に連続して形成した縮径部とを有し、前記連結クリップの縮径部に係止可能なストッパを、前記連結クリップに内挿し、前記ストッパの筒部に挿通させた前記芯線の端部近くを、前記連結クリップの縮径部と前記ストッパ間に挟持させて前記クリップ外へ案内し、前記芯線の、前記クリップの縮径部外へ延びる延出部分に、前記巻線の端部を連結したことを特徴とする、線条の連結構造。
【選択図】図1

Description

本考案は、線条の少なくとも一端に取り付け、線条を張設するための、線条の連結構造に関するものである。
従来、鳥の侵入による糞害を防止するための防鳥ネットや、緑化用のフェンスとして、ワイヤー等の線条を多数張設して構成したフェンスが用いられている。
通常、線条を張設する際には、図5に示すような連結装置50を使用する。この連結装置50は、コイルばね51と、コイルばね51の先端から軸方向に突出したフック52により構成する。線条55の先端にストッパ53を固着し、ストッパ53を連結装置の後端部54に係止した状態で、取付部にフック52を掛止して、線条55を張設する。
前記した従来の線条の連結構造は、次のような問題点がある。
<1>線条55に張力を付与した際に、ストッパ53から線条55が抜けてしまう場合がある。
<2>線条55の張力調整は、施工現場にて、張設する線条55の長さを調整することにより行わねばならず、手間がかかる。
<3>線条55へのストッパ53の固着に手間がかかるため、複数本の線条を張設する際に、各線条ごとに張力にばらつきが生じる。
本考案は以上の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、連結作業が容易であり、線条を強固に連結できる連結構造を提供することにある。
上記のような問題を解決するために、本願の第1考案は、連結クリップを使って、該連結クリップと線条とを連結する構造であって、前記線条は、芯線と、前記芯線に巻き付けた巻線とにより構成し、前記連結クリップは、本体部と、前記本体部の一端に連続して形成した縮径部とを有し、前記連結クリップの縮径部に係止可能なストッパを、前記連結クリップに内挿し、前記ストッパの筒部に挿通させた前記芯線の端部近くを、前記連結クリップの縮径部と前記ストッパ間に挟持させて前記クリップ外へ案内し、前記芯線の、前記クリップの縮径部外へ延びる延出部分に、前記巻線の端部を連結したことを特徴とする、線条の連結構造を提供する。
また、本願の第2考案は、連結クリップを使って、該連結クリップと線条とを連結する構造であって、前記線条は、芯線により構成し、前記連結クリップは、本体部と、前記本体部の一端に連続して形成した縮径部とを有し、前記連結クリップの縮径部に係止可能なストッパを、前記連結クリップに内挿し、前記ストッパの筒部に挿通させた前記芯線の端部近くを、前記連結クリップの縮径部と前記ストッパ間に挟持させて前記クリップ外へ案内したことを特徴とする、線条の連結構造を提供する。
また、本願の第3考案は、前記連結クリップの縮径部の内径は、前記ストッパの最大径よりも小さいことを特徴とする、第1考案または第2考案に記載の線条の連結構造を提供する。
また、本願の第4考案は、前記芯線が合金チタン又はステンレス鋼からなることを特徴とする、前記第1考案乃至第3考案のいずれかに記載の線条の連結構造を提供する。
また、本願の第5考案は、前記ストッパが、前記クリップの本体部に内挿可能な筒部と、前記筒部より径が大きく、前記連結クリップの縮径部に係止可能なフランジ部とを一体に形成したことを特徴とする、前記第1考案乃至第4考案のいずれかに記載の線条の連結装置を提供する。
また、本願の第6考案は、前記ストッパが、前記連結クリップの縮径部に係止可能な筒部を有することを特徴とする前記第1考案乃至第4考案のいずれかに記載の線条の連結装置を提供する。
本考案の線条の連結構造は、次のような効果を得ることができる。
<1>連結クリップの縮径部にて、芯線とストッパとを同時に係止するため、張力を付与した際の芯線の抜けを防止できる。
<2>線条にストッパを固着する必要がないため、取付操作が容易である。
<3>取付操作が容易なため、複数本の線条を張設する際にも、各線条の張力を一定にすることができる。
以下、本考案について図面を参照した実施の形態により詳細に説明する。
<1>線条の連結構造の概要
本考案は、図1に示すように、連結クリップ20と、線条10を連結クリップ20に係止するためのストッパ30を用いて、線条10とクリップ20を連結するものである。
以下、各構成部品について詳述する。
<2>線条
線条10は、離隔した取付部間に張設するものであり、芯線11と巻線12とからなる。
芯線11は、取付部間に引張して張設する線材であり、合金チタンやステンレス鋼等の線材からなる。
巻線12は、芯線11に巻きつけて配設する線材であり、コイルばね状の線材を軸方向に引張して成形したものである。巻線12の端部付近に掛留部121を形成し、余端部分は芯線11に巻き付けて、巻付部122を形成する。
<3>連結クリップ
連結クリップ20は、後述するストッパ30を用いて連結した線条10を張設して、取付材40の孔部41に取り付けるためのものである。連結クリップ20は、図2に示すように、本体部21、縮径部22およびフック23からなる。
本体部21及び縮径部22は、ステンレス等の金属性の線材をコイル形に巻いて形成したコイルばねからなる。
縮径部22は、本体部21とは逆の端部221に向かうほど径が小さくなるように、テーパを有する。端部221の内径d1は、後述するストッパ30の大径フランジ部32の径d2よりも小さくなるように構成する。
フック23は、取付材40の孔部41に掛止する部分であり、本体部21の先端部から、軸方向に略U字形状に延びる。フック23の端部は、鈎状に屈曲して屈曲部231を設け、フック23が取付材40の孔部41から外れるのを防ぐ。
<4>ストッパ
ストッパ30は、線条10を連結クリップ20に連結するためのものであり、連結クリップ20に内挿して用いる。
ストッパ30は、図3に示すように、小径筒部31と、大径フランジ部32からなり、軸方向に芯線11を内挿するための孔部33を有する。
大径フランジ部32の径d2は、連結クリップ20の端部221の内径d1よりも大きく構成する。
[作用]
次に、本考案の連結方法について説明する。
図1に示すように、芯線11は、連結クリップ20内に端部221側から内挿し、次にストッパ30の孔部33に大径フランジ部32側から内挿する。そして、ストッパ30の小径筒部31側から突出した部分を、小径筒部31の端部を支点として折り曲げる。
折り曲げた芯線11は、連結クリップ20の縮径部22と、ストッパ30にて挟持され、端部が連結クリップ20の縮径部22から延出する。
連結クリップ20の縮径部22の端部221の内径d1は、大径フランジ部31の径d2よりも小さいため、ストッパ30は連結クリップ20の縮径部22にて係止される。
連結クリップ20の端部221から延出した芯線11は、端部221を支点として折り曲げ、折返部111を形成する。折返部111には、図1に示すように、巻線12の掛留部121を掛止する。
芯線11に折返部111を形成することで、ストッパ30の動きを拘束できると共に、巻線12を固定することができる。
このように、芯線11の固定作業は、芯線11を折り曲げるだけであるため、施工現場であっても容易に行うことができる。
ストッパ30は大径フランジ部32を形成しているため、図4に示すように、芯線11を引張すると、ストッパ30の大径フランジ部32が連結クリップ20の縮径部22を形成する線材の間隙222に食い込んで、芯線11を強固に固定できる。
更に、芯線11を挟持する際に、大径フランジ部32が芯線11に合わせて変形するため、芯線11をより強固に固定できる。
図4に示すように、芯線11の変形や引張の際にかかる荷重は、ストッパ30の円筒部31と大径フランジ部32に分散される。大径フランジ部32はしなりによって荷重を吸収するため、芯線11および連結装置の破損を防止できる。
<その他の実施例>
上記の実施形態では、線条10を芯線11と巻線12とにより構成したが、使用用途に応じて、線条10を芯線11のみで構成してもよい。
また、ストッパ30は、既述した形態に限らず、大径フランジ部32を省略し、小径筒部31のみで構成したものであってもよい。この際、小径筒部31は、連結クリップ20の縮径部22に係止できる径とする。
本例にあっては、芯線11は、連結クリップ20の縮径部22と、筒部31の外周部との間で挟持される。
芯線11を挟持する際に、筒部31の外周部が芯線11に合わせて変形するため、芯線11を強固に固定できる。
なお、上記の実施形態では、線条10の取付部には、取付材40に孔41を設けたものを使用したが、これに限定されるものではなく、連結クリップ20を取り付けることができるものであれば、いずれも使用可能である。
本考案に係る線条の連結構造の一例を示す一部を破断した斜視図。 本考案に係る連結クリップの断面図。 本考案に係るストッパの斜視図。 本考案に係る他の線条の連結構造を示す断面説明図。 従来の線条の連結装置を示す断面図。
符号の説明
10・・・線条
11・・・芯線
111・・・折返部
12・・・巻線
121・・・掛留部
122・・・巻付部
20・・・連結クリップ
21・・・本体部
22・・・縮径部
221・・・縮径部端部
222・・・間隙
23・・・フック
231・・・屈曲部
30・・・ストッパ
31・・・小径筒部
32・・・大径フランジ部
40・・・取付材
41・・・取付孔

Claims (6)

  1. 連結クリップを使って、該連結クリップと線条とを連結する構造であって、
    前記線条は、芯線と、前記芯線に巻き付けた巻線とにより構成し、
    前記連結クリップは、本体部と、前記本体部の一端に連続して形成した縮径部とを有し、
    前記連結クリップの縮径部に係止可能なストッパを、前記連結クリップに内挿し、
    前記ストッパの筒部に挿通させた前記芯線の端部近くを、前記連結クリップの縮径部と前記ストッパ間に挟持させて前記クリップ外へ案内し、
    前記芯線の、前記クリップの縮径部外へ延びる延出部分に、前記巻線の端部を連結したことを特徴とする、
    線条の連結構造。
  2. 連結クリップを使って、該連結クリップと線条とを連結する構造であって、
    前記線条は、芯線により構成し、
    前記連結クリップは、本体部と、前記本体部の一端に連続して形成した縮径部とを有し、
    前記連結クリップの縮径部に係止可能なストッパを、前記連結クリップに内挿し、
    前記ストッパの筒部に挿通させた前記芯線の端部近くを、前記連結クリップの縮径部と前記ストッパ間に挟持させて前記クリップ外へ案内したことを特徴とする、
    線条の連結構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の線条の連結構造において、前記連結クリップの縮径部の内径は、前記ストッパの最大径よりも小さいことを特徴とする、線条の連結構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の線条の連結構造において、前記芯線が合金チタン又はステンレス鋼からなることを特徴とする、線条の連結構造。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の線条の連結構造において、前記ストッパが、前記クリップの本体部に内挿可能な筒部と、前記筒部より径が大きく、前記連結クリップの縮径部に係止可能なフランジ部とを一体に形成したことを特徴とする、線条の連結構造。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の線条の連結構造において、前記ストッパが、前記連結クリップの縮径部に係止可能な筒部を有することを特徴とする、線条の連結構造。
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