JP3119748U - 自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造 - Google Patents

自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造 Download PDF

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Abstract

【課題】構造を簡素化すると同時に着脱が容易且つ結合強度に優れ、破損を来たしにくい自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造を提供する。
【解決手段】ハブ20はギア40に対応するドラム21外側にディスクブレーキロータ取り付け部22を設け、該ディスクブレーキロータ取り付け部22には等間隔で設けられた数個の突起部23を形成し、更に各該突起部23表面にはそれぞれ嵌合柱26を設け、該ハブ20の該ディスクブレーキロータ取り付け部22前側には該ギア40を螺設固定する螺旋部27を設け、これらにより該ギア20を装着する動作で同時にディスクブレーキロータ30を緊密に固定し、構造を簡素化すると共に構造自体を増強し、ハブ20とディスクブレーキロータ30の固定構造の複雑さと緩み易さを克服する。
【選択図】図1

Description

本考案は自転車のディスクブレーキロータのハブに係り、特にハブを簡素化してディスクブレーキロータに設置することで結合強度を高めると同時に組立てを容易にした自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造に関わる。
自転車は交通手段として、或いはレジャーや運動、競技等を目的として幅広く使用されており、安全性が高く環境汚染を引き起こさないといった利点から、多くの人が愛用しており、自転車とその部品の発展により、異なる使用者、乗り方、効果や環境に応じ、パーツ一つにおいても多種のタイプがある。特にブレーキにおいて言えば、従来のキャリパーブレーキからディスクタイプのブレーキ、及びオイルブレーキと様々な種類があり、ブレーキの効果を更に高めることで自転車使用の際の安全性を高めているが、異なるタイプのブレーキにあわせて相関部品もそれに相応したものを用いている。
図6,7に示すように、従来のハブとディスクブレーキロータの固定構造は、ハブ60は一端が自転車のフレームのリアフォークに螺設固定される固定軸50に枢設される。該ハブ60自体の両端はドラム61が設けられ、一方の該ドラム61外側にはこれに連動するギア80を設け、もう一方のドラム61外側からはディスクブレーキロータ取り付け部62が突出し、該ディスクブレーキロータ取り付け部62は至端面に近い周縁に等間隔で設けられた数個の突起部63を形成し、且つ各該突起部63の表面には内側に延伸する挿入孔64を形成し、挿入柱66に対応する固定リング65によりディスクブレーキロータ70を固定する。該ディスクブレーキロータ70は内孔に該ハブ60の突起部63に対応する数個の突起片75が設けられ、各該突起片75上には該突起部63の挿入孔64に対応する挿入孔76が形成され、更に該固定リング65で該ディスクブレーキロータ70を該ハブ60上にて圧制し、ブレーキパッドが該ディスクブレーキロータ70の周縁を挟むと同時に、該ハブ60が該ギア80の連動を受けず、車輪の回転を止める目的が達成される。
特開2004−10007号公報
公知においては、ブレーキ時のディスクブレーキロータにかかる応力は、ナットとハブのディスクブレーキロータ取り付け部62の相対表面に集中し、ナットは単純に挿入柱66とディスクブレーキロータ取り付け部62の挿入孔を利用して固定するのみであることから固定効果が劣り、自転車が走行中に振動等の外力を受けると、ナットが緩んでしまい、ディスクブレーキロータのブレーキ作用が挿入柱66上に集中し、剪断応力が生じて亀裂や破損が生じやすくなり、使用の寿命及び走行の安全性に多大な影響が出る。
またナットと挿入柱66とハブ間の緊密度を高めようとすると挿入柱66が該挿入孔内から抜けなくなり、該ディスクブレーキロータやハブ等の部品に修理が必要な際にはナットを壊す方法しかなく、組立てが不便で余計な費用がかかってしまう。
上記課題を解決するために、本考案は下記の特徴を有する自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造を提供する。
1.請求項1に記載の自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造は、車体のフレームのリアフォークに固定される固定軸上に枢設され、且つ両端にはドラムを具有し、且つ一方の該ドラムの外側にはギアを具有するハブと、ディスクブレーキロータとより構成される自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造において、該ギアの至端面に対応して突出するディスクブレーキロータ取り付け部を具有し、且つ該ディスクブレーキロータ取り付け部の至端面には等間隔で設けた数個の嵌合柱を具有し、また該ディスクブレーキロータ取り付け部の後方より延伸する個所に直径のやや小さい螺旋部を具有する該ハブと、中央に該ハブの螺旋部が穿設される内孔を具有し、且つ該内孔に近隣する個所に等間隔で設けられて該嵌合柱に対応する数個の嵌合孔を具有し、且つ該嵌合孔の幅は該嵌合柱の高度よりやや広く、更に該ギア中央には該ハブの螺旋部に対応した内螺旋が形成される該ディスクブレーキロータと、を具有し、該ディスクブレーキロータを該ハブのディスクブレーキロータ取り付け部に嵌設し、該ギアを緊密に螺設固定することで、着脱が容易且つ結合力に優れることを特徴とする。
2.請求項2に記載の自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造は、請求項1の場合において、該ハブのディスクブレーキロータ取り付け部の周縁において、至端面付近に等間隔で設けられた突起部を具有し、該嵌合柱がそれぞれ該突起部の至端面に設置されることを特徴とする。
3.請求項3に記載の自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造は、請求項1或いは2の場合において、該ハブの嵌合柱は断面が円形を呈したものとし、同時に該ディスクブレーキロータの嵌合孔の形状はこれに対応した円形を呈することを特徴とする。
4.請求項4に記載の自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造は、請求項1或いは2の場合において、該ハブの嵌合柱は断面が多角形を呈したものとし、同時に該ディスクブレーキロータの嵌合孔の形状はこれに対応した多角形を呈することを特徴とする。
5.請求項5に記載の自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造は、請求項1の場合において、該ギアの内螺旋とハブの螺旋部の回転方向は、車輪の前進における回転方向とは逆であり、これによりギアが走行中に緩むのを防止することを特徴とする。
本考案によると、構造の簡素化に成功し、着脱が容易で結合強度が高まり、長期に渡って使用しても破損を来たしにくいハブとディスクブレーキロータの固定構造を提供することができた。
本考案の自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造は、図1,2に示すように、該ハブ20は両端が自転車のフレームのリアフォークに固定される固定軸10上に枢設し、該ハブ20の両端にはドラム21を設ける。また該ハブ20は該ドラム21の外側にギア40を設置するが、これらは公知の技術とほとんど相違ないため、敢えて詳細は記さない。
引き続き図1から図3に示すように、該ハブ20は該ギア40一端のドラム21に対応し、外側に延伸するディスクブレーキロータ取り付け部22を具有し、該ディスクブレーキロータ取り付け部22周縁は至端面に近隣する個所にて等間隔で設置される数個の突起部23を形成し、該突起部23の至端面にはそれぞれ嵌合柱26を設け、該嵌合柱26は断面が円形或いは四角形を呈したものとするが、本実施例では円形のものを採用する。該ハブ20は該ディスクブレーキロータ取り付け部22の後方より延伸する個所に該ギア40と噛み合うべく直径のやや小さい螺旋部27を具有する。
ディスクブレーキロータ30中央には該ハブ20の螺旋部27が穿設される内孔35を具有し、且つ該ディスクブレーキロータ30は該内孔35の周縁付近には等間隔を開けて設けられた数個の嵌合孔36を具有し、各該嵌合孔36は該ハブ20の突起部23の嵌合柱26に対応し、該ディスクブレーキロータ30が該ハブ20のディスクブレーキロータ取り付け部22の至端面に嵌設されるようにする。更に該嵌合孔36の幅はが該嵌合柱26の高さよりやや大きく、該ディスクブレーキロータ30が該ギア40の圧制を受ける(図4,5参照)。更に該ギア40中央には該ハブ20の螺旋部27に対応した内螺旋45が設けられ、且つ該内螺旋45と該螺旋部27の回転方向は、車輪の前進時回転方向とは逆であり、これにより該ギア40が外れるのを防止する。該ディスクブレーキロータ30を該ハブ20のディスクブレーキロータ取り付け部22至端面に嵌合し、該ギア40で螺設固定することで、組立てが簡単且つ結合力に優れた自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造を提供する。
図1から図3に示すように、本考案を実際に運用する際、該ディスクブレーキロータ30は該嵌合孔36によって該ハブ20のディスクブレーキロータ取り付け部22の嵌合柱26上に設置され、更に該ギア40で該ディスクブレーキロータ30を該ディスクブレーキロータ取り付け部22と該ギア40間に挟設する。該ギア40は螺設されてしっかりと固定されることから、ブレーキをかけると該ディスクブレーキロータ30両側の挟設面上に力が分散し、該嵌合柱26が力を受けず、結合力が大幅に向上し、該嵌合柱26が力を受けて破損するのが防止される。
また該ディスクブレーキロータ30の螺設固定は主にギア40からくるため、別途に固定部品を設けなくとも容易に該ディスクブレーキロータ30とギア40を螺設固定或いは緩めることができ、簡単に着脱する効果を提供する。
本考案のハブの立体分解図であり、特にハブを180度回転させて主な部品の様態及びその相対関係を示す図である。 本考案のハブの外観説明図であり、特に組立て後に180度回転させた状態及びその対応位置を説明する図である。 本考案のハブの立体説明図であり、正常な使用状態を示す外観である。 本考案におけるハブの断面図であり、組立て及び相対関係を示す図である。 図4の局部拡大図であり、ギア、ディスクブレーキロータ及びハブの相対関係を示す図である。 公知におけるハブの外観説明図である。 公知におけるハブの立体分解構造図であり、ハブを構成する部品を示す。
符号の説明
10 固定軸
20 ハブ
21 ドラム
22 ディスクブレーキロータ取り付け部
23 突起部
26 嵌合柱
27 螺旋部
30 ディスクブレーキロータ
35 内孔
36 嵌合孔
40 ギア
45 内螺旋
50 固定軸
60 ハブ
61 ドラム
62 ディスクブレーキロータ取り付け部
63 突起部
64 挿入孔
65 固定リング
66 挿入柱
70 ディスクブレーキロータ
75 突起片
76 挿入孔
80 ギア

Claims (5)

  1. 車体のフレームのリアフォークに固定される固定軸上に枢設され、且つ両端にはドラムを具有し、且つ一方の該ドラムの外側にはギアを具有するハブと、ディスクブレーキロータとより構成される自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造において、
    該ギアの至端面に対応して突出するディスクブレーキロータ取り付け部を具有し、且つ該ディスクブレーキロータ取り付け部の至端面には等間隔で設けた数個の嵌合柱を具有し、また該ディスクブレーキロータ取り付け部の後方より延伸する個所に直径のやや小さい螺旋部を具有する該ハブと、
    中央に該ハブの螺旋部が穿設される内孔を具有し、且つ該内孔に近隣する個所に等間隔で設けられて該嵌合柱に対応する数個の嵌合孔を具有し、且つ該嵌合孔の幅は該嵌合柱の高度よりやや広く、更に該ギア中央には該ハブの螺旋部に対応した内螺旋が形成される該ディスクブレーキロータと、
    を具有し、該ディスクブレーキロータを該ハブのディスクブレーキロータ取り付け部に嵌設し、該ギアを緊密に螺設固定することで、着脱が容易且つ結合力に優れることを特徴とする自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造。
  2. 該ハブのディスクブレーキロータ取り付け部の周縁において、至端面付近に等間隔で設けられた突起部を具有し、該嵌合柱がそれぞれ該突起部の至端面に設置されることを特徴とする請求項1記載の自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造。
  3. 該ハブの嵌合柱は断面が円形を呈したものとし、同時に該ディスクブレーキロータの嵌合孔の形状はこれに対応した円形を呈することを特徴とする請求項1或いは2記載の自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造。
  4. 該ハブの嵌合柱は断面が多角形を呈したものとし、同時に該ディスクブレーキロータの嵌合孔の形状はこれに対応した多角形を呈することを特徴とする請求項1或いは2記載の自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造。
  5. 該ギアの内螺旋とハブの螺旋部の回転方向は、車輪の前進における回転方向とは逆であり、これによりギアが走行中に緩むのを防止することを特徴とする請求項1記載の自転車のハブとディスクブレーキロータの固定構造。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017024506A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 株式会社ユーエイキャスター 車輪
JP2018028384A (ja) * 2016-07-05 2018-02-22 カンパニョーロ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータCampagnolo Societa A Responsabilita Limitata 自転車用のブレーキディスク

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