JP3119632B2 - メガセルテスト装置及びそのテスト方法 - Google Patents

メガセルテスト装置及びそのテスト方法

Info

Publication number
JP3119632B2
JP3119632B2 JP10282040A JP28204098A JP3119632B2 JP 3119632 B2 JP3119632 B2 JP 3119632B2 JP 10282040 A JP10282040 A JP 10282040A JP 28204098 A JP28204098 A JP 28204098A JP 3119632 B2 JP3119632 B2 JP 3119632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
output
megacell
output terminal
ram block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10282040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000098003A (ja
Inventor
邦裕 近藤
Original Assignee
日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 filed Critical 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
Priority to JP10282040A priority Critical patent/JP3119632B2/ja
Publication of JP2000098003A publication Critical patent/JP2000098003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3119632B2 publication Critical patent/JP3119632B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置(以下、LSIという)内部に搭載されているテスト
用出力端子をもつRAM(ランダムアクセスメモリ)を
用い、メガセルのテストを行うようにしたメガセルテス
ト装置及びそのテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メガセルのテストを行う場
合、LSIに設けられているメガセルの通常の端子以外
のテスト専用の端子を用いて行っている。この手法を用
いると、通常使用しない端子を設けることとなり、ユー
ザが使用できる端子が少なくなってしまうという欠点が
ある。この問題を解決するために、特開平2−5798
9号公報には、RAMブロックから直接メガセルにテス
トパターンを入力する手法が記載されている。
【0003】すなわち、図7に示すように、テスト切替
端子50にLowを入力して通常モードにする。通常の
動作でRAMブロック51にメガセル53のテストパタ
ーンを書き込む。RAMブロック52には、RAMブロ
ック51へ書き込んだメガセル53の入力テストパター
ンに対するメガセル53の出力期待値を書き込む。
【0004】次に、テスト切替端子50にHighを入
力し、テストモードにする。RAMブロック51の通常
出力端子59は、セレクタ60,61によってメガセル
53の入力端子に接続されている。メガセル53の出力
端子は比較回路54に接続されている。RAMブロック
52の出力端子もセレクタ63を介して比較回路54に
接続されている。
【0005】比較回路54では、メガセル53の出力と
RAMブロック52から読み出される出力期待値とを比
較する。比較結果は、クロックCにてラッチするF/F
65に入力され、チェック端子55に出力される。テス
トモード時は、RAMブロック51のアドレスがセレク
タ62を介し、クロックAをクロックとするアドレスカ
ウンタ56から供給される。RAMブロック52のアド
レスはセレクタ64を介し、クロックBをクロックとす
るアドレスカウンタ57から供給される。クロックA,
B,Cのタイミングは、後述の図2に示すタイミングに
なるように、クロックジェネレータ58によって生成さ
れ出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した先
行技術では、メガセル53の規模が大きくなり端子数が
増加すると、RAMブロック51の出力端子の数を上回
る可能性が高くなる。このため、上述した手法を適用で
きるメガセル53が限られてしまうという問題があっ
た。その理由は、RAMブロック51の通常出力端子5
9が直接メガセル53に接続されているためであり、多
くの場合、RAMブロック51の通常出力端子59の数
はビット数分しか有していないからである。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、メガセルの規模増大にも対応してメガセ
ルのテストを行うことができるメガセルテスト装置及び
そのテスト方法を提供することができるようにするもの
である
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のメガセ
ルテスト装置は、メガセルのテストをテスト切替端子の
入力状態に応じて行うメガセルテスト装置であって、通
常出力端子とは別に設けられた第1のテスト用出力端子
に対し、デジット線を介して直接接続された複数の第1
のメモリセルを有するとともに、メガセルへのテストパ
ターンを記憶する第1のRAMブロックと、通常出力端
子とは別に設けられた第2のテスト用出力端子に対し、
デジット線を介して直接接続された複数の第2のメモリ
セルを有するとともに、メガセルの出力期待値を記憶す
る第2のRAMブロックと、テストパターンに応じた動
作に基づくメガセルの出力と出力期待値との比較を行う
比較手段とを備え、第1のRAMブロックのテストパタ
ーンは第1のテスト用出力端子を介してメガセルへ出力
されるとともに、第2のRAMブロックの出力期待値は
第2のテスト用出力端子を介して比較手段へ出力される
ことを特徴とする。請求項2に記載のメガセルテスト装
置は、メガセルのテストをテスト切替端子の入力状態に
応じて行うメガセルテスト装置であって、通常出力端子
とは別に設けられた第3及び第4のテスト用出力端子に
対し、デジット線を介して直接接続された複数のメモリ
セルを有するとともに、メガセルへのテストパターン及
び出力期待値のシグネチャを記憶する第3のRAMブロ
ックと、テストパターンに応じた動作に基づくメガセル
の出力をシグネチャに変換するシグネチャ生成ブロック
と、出力期待値のシグネチャとシグネチャ生成ブロック
からのシグネチャとの比較を行う比較手段とを備え、テ
ストパターンは第3のテスト用出力端子を介してメガセ
ルへ出力されるとともに、出力期待値のシグネチャは第
4のテスト用出力端子を介して比較手段へ出力されるこ
とを特徴とする。請求項3に記載のメガセルテスト装置
は、メガセルのテストをテスト切替端子の入力状態に応
じて行うメガセルテスト装置であって、通常出力端子と
は別に設けられた第5のテスト用出力端子に対し、デジ
ット線を介して直接接続された複数のメモリセルを有す
るとともに、メガセルへのテストパターンを記憶する第
4のRAMブロックと、テストパターンに応じた動作に
基づくメガセルの出力の出力先を選択する第7のセレク
タと、第7のセレクタからの出力をLSI外部に送出す
る第6のテスト用出力端子とを備え、テストパターンは
第5のテスト用出力端子を介してメガセルへ出力される
ことを特徴とする。請求項4に記載のメガセルのテスト
方法は、通常モードとテストモードとを切り替える工程
と、テストモード時に、第1のRAMブロックのテスト
パターンを通常出力端子とは別に設けられた第1のテス
ト用出力端子を介してメガセルへ出力する工程と、第2
のRAMブロックの出力期待値を通常出力端子とは別に
設けられた第2のテスト用出力端子を介して比較手段へ
出力する工程と、テストパターンに応じた動作に基づく
メガセルの出力と、出力期待値とを比較する工程とを備
えることを特徴とする。請求項5に記載のメガセルのテ
スト方法は、通常モードとテストモードとを切り替える
工程と、テストモード時に、第3のRAMブロックのテ
ストパターンを通常出力端子とは別に設けられた第3の
テスト用出力端子を介してメガセルへ出力する工程と、
第3のRAMブロックの出力期待値のシグネチャを通常
出力端子とは別に設けられた第4のテスト用出力端子を
介して比較手段へ出力する工程と、テストパターンに応
じた動作に基づくメガセルの出力をシグネチャに変換す
る工程と、出力期待値のシグネチャとシグネチャ生成ブ
ロックからのシグネチャとの比較を行う工程とを備える
ことを特徴とする。請求項6に記載のメガセルのテスト
方法は、通常モードとテストモードとを切り替える工程
と、テストモード時に、第4のRAMブロックのテスト
パターンを通常出力端子とは別に設けられた第5のテス
ト用出力端子を介してメガセルへ出力する工程と、テス
トパターンに応じた動作に基づくメガセルの出力の出力
を第7のセレクタによって選択する工程と、メガセル
の出力を第7のセレクタによって選択された第6のテス
ト用出力端子からLSI外部へ出力する工程とを備える
ことを特徴とする。本発明に係るメガセルテスト装置及
びそのテスト方法においては、テスト切替端子の入力状
態に応じ、テストモード時にはRAMブロックの通常出
力端子とは別に設けられたテスト用出力端子をメガセル
の入力端子へ接続しテストパターンを送出してメガセル
を動作させ、メガセルの出力とRAMブロックの通常出
力端子とは別に設けられたテスト用出力端子からの出力
期待値とを比較する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明のメガセルテスト
装置の第1の実施の形態を示す回路図、図2は、図1の
クロックジェネレータによって生成されるクロックのタ
イムチャート、図3は、図1のRAMの詳細を示す回路
図、図4は、テストモードに使用可能な端子数の一覧を
示す図である。
【0010】図1において、テスト切替端子7は、通常
モードとテストモードの切替えを行うものである。テス
ト切替端子7は、RAMブロック1、RAMブロック
2、セレクタ12及びセレクタ14等に接続されてい
る。テスト切替端子7にLowを入力するとメガセルテ
スト装置内部はテストモードとなり、メガセル3のテス
トを行うことができる。テストモード時、RAMブロッ
ク1のテスト用出力端子10は、セレクタ12を介して
メガセル3の入力端子に接続される。ここで、RAMブ
ロック1は第1のRAMブロックであり、テスト用出力
端子10は第1のテスト用出力端子である。また、RA
Mブロック2のテスト用出力端子11は、メガセル3の
出力信号と共に比較回路9に接続される。ここで、RA
Mブロック2は第2のRAMブロックであり、テスト用
出力端子11は第2のテスト用出力端子である。
【0011】比較回路9は、テストモード時にRAMブ
ロック2から読み出されるメガセル3の出力期待値とメ
ガセル3の出力とを比較した後、クロックCによってラ
ッチされるF/F15へ比較結果を入力する。チェック
端子8はその比較結果を出力する端子である。テストモ
ード時、RAMブロック1のアドレスは、セレクタ13
によって外部から入力されるアドレス信号に応じて切り
替り、クロックAでカウントを行うアドレスカウンタ4
の出力信号が入力される。
【0012】RAMブロック2のアドレスも同様に、テ
ストモード時にはセレクタ14によって、外部から入力
されるアドレス信号に応じて切り替り、クロックBでカ
ウントを行うアドレスカウンタ5の出力信号が入力され
る。クロックA、B、Cは図2に示すタイミングとなる
ようにクロックジェネレータ6によって生成され出力さ
れる。
【0013】図2の時間T1 は、アドレスカウンタ4か
ら出力されたアドレスにより選択されたRAMブロック
1のデータが出力され、その出力によりメガセル3の内
部状態が変化し安定するまでの時間である。同図の時間
T2 は、アドレスカウンタ5から出力されるアドレスに
より選択されたRAMブロック2のデータが出力され、
比較回路9にてメガセル3の全ての出力と比較されるま
での時間である。
【0014】RAMブロック1及びRAMブロック2の
詳細を、図3に示す。本実施の形態で用いるRAMは、
Read/Write が同一ビット数であり、かつカラム選択方
式であることを前提としている。一般的にRAMは、例
えば16対のデジット線ないし、32対のデジット線に
1本の出力端子を持つ構成が現在の主流である。これに
対し、図3に示した回路構成では、前記の出力端子とは
別の出力端子として1対のデジット線29,32に対
し、F/F38,39を経由してテスト用出力端子2
2,23へ出力する構成としている。このテスト用出力
端子22,23はテスト時に用いる信号出力用であるこ
とから、スピードは要求されない。このため、S.A2
6を介さずに取り出すことが可能であり、メモリセル3
と同程度の規模での構成が可能であるため、面積の増加
を最低限に抑えることができる。
【0015】次に、メガセル3のテストを行う場合の動
作について説明する。図1において、メガセル3のテス
トを行う場合、テスト切替端子7にHighを入力し、
通常モードの状態でRAMブロック1にメガセル3のテ
ストパターンを書き込む。RAMブロック2へはRAM
ブロック1に書き込んだテストパターンに対するメガセ
ル3の出力期待値を書き込む。RAMブロック1及びR
AMブロック2への書き込みが終了した時点で、メガセ
ル3のテストを行う準備が整ったことになる。
【0016】準備が整った状態で、テスト切替端子7に
Lowを入力しテストモードに切替えると、RAMブロ
ック1の出力端子は通常出力端子16からテスト用出力
端子10に切替えられ、セレクタ12を介してメガセル
3の入力端子に接続される。これにより、RAMブロッ
ク1に書き込まれているメガセル3のテストパターン
は、テスト用出力端子10から順次読み出され、メガセ
ル3へ入力される。RAMブロック2も同様に、出力端
子は通常出力端子17からテスト用出力端子11に切替
えられ、比較回路9に接続される。これにより、RAM
ブロック2に書き込まれている出力期待値はテスト切替
端子11から順次読み出される。比較回路9は、RAM
ブロック2のテスト用出力端子11から出力される信号
とメガセル3から出力される信号とを比較し、比較結果
をチェック端子8へ出力する。
【0017】次に、図3に示したRAMの動作について
説明する。テスト切替端子27により、テストモードと
通常モードの切替えが行われる。まず、テストモード、
通常モードの共通の動作について説明する。クロック端
子81からの入力信号を元に、パルス生成ブロック20
にて、プリチャージとWord線28へのパルス信号と
がそれぞれ生成される。Word線28へのパルス信号
は、デコーダ36の出力信号とANDゲート85を経
て、Word線28へと送られる。
【0018】次に、それぞれのモードでの動作について
説明する。テスト切替端子27からLowが入力され通
常モードとされると、ORゲート21の出力信号がHi
ghに固定される。このため、ORゲート21の出力信
号をクロックとしているF/F38,39は動作せず、
テスト用出力端子22,23の出力信号は変化しない。
したがって、RAMは通常の動作を行う。
【0019】当業者にはよく知られているが、通常の読
み出しを行う場合の動作について説明する。アドレス端
子24,25の入力信号を元にデコーダ36によって、
複数あるWord線28の中から1本のWord線28
を選択する。また、アドレス端子34,35の入力信号
を元にデコーダ37によって1対のデジット線29,3
2を選択することで複数あるメモリセル84の中から1
つのメモリセル84が指定される。指定されたメモリセ
ル84のデータは、S.A26によって短時間で増幅さ
れる。増幅された信号はラッチ80で保持され、通常出
力端子33に出力される。書き込みの場合は、読み出し
と同様にアドレスの指定を行った後、データ入力端子8
2とライトイネーブル端子83を用いてデータを入力す
ることにより、メモリセル84に書き込まれる。
【0020】次に、テスト切替端子27からHighを
入力し、テストモードにした場合の動作について説明す
る。テスト切替端子27からHighが入力されると、
NANDゲート30,31によって、デコーダ37から
の出力信号に関係なく、各デジット線29,32がS.
A26の直前で遮断される。このため、通常出力端子3
3は動作しなくなる。テスト切替端子27からHigh
が入力されると、デコーダ36によって選択されたWo
rd線28への信号は、パルス生成ブロック20の出力
信号によりANDゲート85でパルス信号へと変換さ
れ、Word線28へ送られる。さらに、ANDゲート
85から出力されるパルス信号は、テスト用出力端子2
2に接続されているF/F38と、テスト用出力端子2
3に接続されているF/F39のクロックにも入力され
る。したがって、デコーダ36によって選択されたWo
rd線28に接続されているメモリセル84の全データ
が、それぞれのテスト用出力端子22,23から同時に
出力される。
【0021】このように、第1の実施の形態では、テス
ト切替端子7の入力状態に応じ、テストモード時にはR
AMブロック1のテスト用出力端子10をメガセル3の
入力端子へ接続しテストパターンを送出してメガセル3
を動作させ、メガセル3の出力とRAMブロック2のテ
スト用出力端子11からの出力期待値とを比較するよう
にしたので、メガセル3の規模増大にも対応してメガセ
ル3のテストを行うことができる。これは、RAMブロ
ック1,2の通常出力端子16,17を用いずに、テス
ト用出力端子10,11を用いたからである。また、図
3に示した回路構成のように、デジット線29,32か
ら直接データを取出すようにしているので、ビット幅が
広げられることにより、端子数の多いメガセル3への対
応が容易となるためである。
【0022】テスト用出力端子数10,11は、用いた
RAMブロック1,2に依存するが、図3に示した回路
構成のように、各カラム毎にテスト用出力端子22,2
3が設けられている場合、図4に示した数の端子の使用
可能となる。また、RAMブロック1のテスト用端子2
2からメガセル3の入力端子へ直接信号を入力するよう
にしたので、メガセル3のテスト用の端子をLSIに設
ける必要が無くなり、ユーザの使用できる端子の縮小を
抑えることができる。
【0023】(第2の実施の形態)図5は、本発明のメ
ガセルテスト装置の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。図5に示す回路構成は、図1の回路構成と基本的に
同じものである。ただし、図5においては、RAMブロ
ック42を1つ搭載した場合を示している。ここで、R
AMブロック42は第3のRAMブロックである。この
場合、図1と同様の効果が得られる。すなわち、第2の
実施の形態では、既知の技術であるシグネチャ方式を採
用している。ただし、RAMブロック42のテスト用出
力端子43,43aの数が、メガセル41の入力端子と
出力端子の総数を満たしていることが条件となる。ここ
で、テスト用出力端子43は第3のテスト用出力端子で
あり、テスト用出力端子43aは第4のテスト用出力端
子である。
【0024】次に、メガセル41のテストを行う場合の
動作について説明する。テスト切替端子40にLowを
入力し、通常モードにしてメガセル41の入力テストパ
ターンと、出力期待値のシグネチャをRAMブロック4
2へ書き込む。RAMブロック42への書き込みが終了
した時点で、メガセル41のテストを行う準備が整った
ことになる。準備が整った状態で、テスト切替端子40
にHighを入力しテストモードに切替えると、RAM
ブロック42のアドレスは外部のアドレスバスに替わ
り、セレクタ91によってアドレスカウンタ46に接続
される。
【0025】アドレスカウンタ46のクロックにはクロ
ックジェネレータ47から出力されるクロックAが入力
される。RAMブロック42に書き込まれているデータ
は、テスト用出力端子43を通してRAMブロック42
の外部へと出力される。RAMブロック42の出力端子
は、通常出力端子93からテスト用出力端子43に切替
えられ、メガセル41の入力端子に接続される。RAM
ブロック42に書き込まれているメガセル41の入力テ
ストパターンはセレクタ90によりメガセル41の入力
端子へ送られる。そして、RAMブロック42に書き込
まれている出力期待値のシグネチャは比較回路44へと
読み出される。メガセル41の出力はシグネチャ生成ブ
ロック45でシグネチャに変換され、比較回路44に出
力される。比較回路44では、RAMブロック42から
出力されていた出力期待値のシグネチャとメガセル41
の出力のシグネチャとを比較する。比較結果はクロック
BによってラッチされるF/F92に入力され、チェッ
ク端子48に出力される。
【0026】クロックA,Bのタイミングは、図2に示
したクロックA,Bのタイミングになるように、クロッ
クジェネレータ47で生成され出力される。図2におけ
る時間T1 の長さは、まずアドレスカウンタ46から出
力されるアドレスにより選択されたRAMブロック42
のデータ(入力テストパターンと出力期待値のシグネチ
ャ)が出力される。次に、入力テストパターンによりメ
ガセル41の内部状態が変化し出力される。さらに、シ
グネチャ生成ブロック45にてシグネチャに変換され、
比較回路44でメガセル41の出力のシグネチャとRA
Mブロック42より出力された出力期待値のシグネチャ
の比較が終えるまでの時間となる。
【0027】(第3の実施の形態) 図6は、本発明のメガセルテスト装置の第3の実施の形
態を示す回路図である。図6に示す回路構成は、図1の
回路構成と基本的に同じものである。ただし、テストモ
ード時にセレクタ100によってメガセル3の出力端子
を、LSI外部のテスト用出力端子101に直接接続し
ている点で、図1の回路構成と相違している。そのた
め、図1に示したチェック端子8、F/F15、比較回
路9、RAMブロック2、セレクタ14、アドレスカウ
ンタ5が不必要となる。その代わりとして、図6に示す
回路構成では、セレクタ100とテスト用出力端子10
1とを設けている。ここで、図6に示すRAMブロック
1は第4のRAMブロックであり、テスト用出力端子1
0は第5のテスト用出力端子であり、テスト用出力端子
101は第6のテスト出力端子であり、セレクタ100
は第7のセレクタである。
【0028】このような構成では、LSI内部でのメガ
セル3の出力の比較を行わない代りに、外部端子から信
号の動作を直接確認することが可能となる。動作につい
ては基本的に図1のものと同じであるため、説明を省略
する。
【0029】
【発明の効果】以上の如く本発明に係るメガセルテスト
装置及びそのテスト方法によれば、テスト切替端子の入
力状態に応じ、テストモード時にはRAMブロックの
常出力端子とは別に設けられたテスト用出力端子をメガ
セルの入力端子へ接続しテストパターンを送出してメガ
セルを動作させ、メガセルの出力とRAMブロックの
常出力端子とは別に設けられたテスト用出力端子からの
出力期待値とを比較するようにしたので、メガセルの規
模増大にも対応してメガセルのテストを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメガセルテスト装置の第1の実施の形
態を示す回路図である。
【図2】図1のクロックジェネレータによって生成され
るクロックのタイムチャートである。
【図3】図1のRAMの詳細を示す回路図である。
【図4】テストモードに使用可能な端子数の一覧を示す
図である。
【図5】本発明のメガセルテスト装置の第2の実施の形
態を示す回路図である。
【図6】本発明のメガセルテスト装置の第3の実施の形
態を示す回路図である。
【図7】従来のメガセルテスト装置の一例を示す回路図
である。
【符号の説明】
1,2,42 RAMブロック 3 メガセル 7 テスト切替端子 8 チェック端子 9 比較回路 10,11,22,23,43,43a,101 テス
ト用出力端子 29,32 デジット線 100 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/28 H01L 21/822 H01L 27/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メガセルのテストをテスト切替端子の入
    力状態に応じて行うメガセルテスト装置であって、 通常出力端子とは別に設けられた第1のテスト用出力端
    子に対し、デジット線を介して直接接続された複数の第
    1のメモリセルを有するとともに、前記メガセルへのテ
    ストパターンを記憶する第1のRAMブロックと、 通常出力端子とは別に設けられた第2のテスト用出力端
    子に対し、デジット線を介して直接接続された複数の第
    2のメモリセルを有するとともに、前記メガセルの出力
    期待値を記憶する第2のRAMブロックと、 前記テストパターンに応じた動作に基づく前記メガセル
    の出力と前記出力期待値との比較を行う比較手段とを備
    え、 前記第1のRAMブロックのテストパターンは前記第1
    のテスト用出力端子を介して前記メガセルへ出力される
    とともに、前記第2のRAMブロックの出力期待値は前
    記第2のテスト用出力端子を介して前記比較手段へ出力
    されることを特徴とするメガセルテスト装置。
  2. 【請求項2】 メガセルのテストをテスト切替端子の入
    力状態に応じて行うメガセルテスト装置であって、 通常出力端子とは別に設けられた第3及び第4のテスト
    用出力端子に対し、デジット線を介して直接接続された
    複数のメモリセルを有するとともに、前記メガセルへの
    テストパターン及び出力期待値のシグネチャを記憶する
    第3のRAMブロックと、 前記テストパターンに応じた動作に基づく前記メガセル
    の出力をシグネチャに変換するシグネチャ生成ブロック
    と、 前記出力期待値のシグネチャと前記シグネチャ生成ブロ
    ックからのシグネチャとの比較を行う比較手段とを備
    え、 前記テストパターンは前記第3のテスト用出力端子を介
    して前記メガセルへ出力されるとともに、前記出力期待
    値のシグネチャは前記第4のテスト用出力端子を介して
    前記比較手段へ出力されることを特徴とするメガセルテ
    スト装置。
  3. 【請求項3】 メガセルのテストをテスト切替端子の入
    力状態に応じて行うメガセルテスト装置であって、 通常出力端子とは別に設けられた第5のテスト用出力端
    子に対し、デジット線を介して直接接続された複数のメ
    モリセルを有するとともに、前記メガセルへのテストパ
    ターンを記憶する第4のRAMブロックと、 前記テストパターンに応じた動作に基づく前記メガセル
    の出力の出力先を選択する第7のセレクタと、 前記第7のセレクタからの出力をLSI外部に送出する
    第6のテスト用出力端子とを備え、 前記テストパターンは前記第5のテスト用出力端子を介
    して前記メガセルへ出力されることを特徴とするメガセ
    ルテスト装置。
  4. 【請求項4】 通常モードとテストモードとを切り替え
    る工程と、 前記テストモード時に、 第1のRAMブロックのテストパターンを通常出力端子
    とは別に設けられた第1のテスト用出力端子を介してメ
    ガセルへ出力する工程と、 第2のRAMブロックの出力期待値を通常出力端子とは
    別に設けられた第2のテスト用出力端子を介して比較手
    段へ出力する工程と、 前記テストパターンに応じた動作に基づく前記メガセル
    の出力と、前記出力期待値とを比較する工程とを備える
    ことを特徴とするメガセルのテスト方法。
  5. 【請求項5】 通常モードとテストモードとを切り替え
    る工程と、 前記テストモード時に、 第3のRAMブロックのテストパターンを通常出力端子
    とは別に設けられた第3のテスト用出力端子を介してメ
    ガセルへ出力する工程と、 前記第3のRAMブロックの出力期待値のシグネチャを
    通常出力端子とは別に設けられた第4のテスト用出力端
    子を介して比較手段へ出力する工程と、 前記テストパターンに応じた動作に基づく前記メガセル
    の出力をシグネチャに変換する工程と、 前記出力期待値のシグネチャとシグネチャ生成ブロック
    からのシグネチャとの比較を行う工程とを備えることを
    特徴とするメガセルのテスト方法。
  6. 【請求項6】 通常モードとテストモードとを切り替え
    る工程と、 前記テストモード時に、 第4のRAMブロックのテストパターンを通常出力端子
    とは別に設けられた第5のテスト用出力端子を介してメ
    ガセルへ出力する工程と、 前記テストパターンに応じた動作に基づく前記メガセル
    の出力の出力先を第7のセレクタによって選択する工程
    と、 前記メガセルの出力を前記第7のセレクタによって選択
    された第6のテスト用出力端子からLSI外部へ出力す
    る工程とを備えることを特徴とするメガセルのテスト方
    法。
JP10282040A 1998-09-18 1998-09-18 メガセルテスト装置及びそのテスト方法 Expired - Fee Related JP3119632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10282040A JP3119632B2 (ja) 1998-09-18 1998-09-18 メガセルテスト装置及びそのテスト方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10282040A JP3119632B2 (ja) 1998-09-18 1998-09-18 メガセルテスト装置及びそのテスト方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000098003A JP2000098003A (ja) 2000-04-07
JP3119632B2 true JP3119632B2 (ja) 2000-12-25

Family

ID=17647398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10282040A Expired - Fee Related JP3119632B2 (ja) 1998-09-18 1998-09-18 メガセルテスト装置及びそのテスト方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3119632B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102617890B1 (ko) * 2022-01-19 2023-12-27 최웅 원형톱날 연마장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102617890B1 (ko) * 2022-01-19 2023-12-27 최웅 원형톱날 연마장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000098003A (ja) 2000-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3226886B2 (ja) 半導体記憶装置とその制御方法
KR100783049B1 (ko) 반도체기억장치
US6671787B2 (en) Semiconductor memory device and method of controlling the same
JP3180317B2 (ja) 半導体記憶装置
EP0143647A2 (en) Semiconductor memory device
US6331958B2 (en) Semiconductor memory device having data parallel/serial conversion function and capable of efficiently performing operational test
KR20040047612A (ko) 반도체 기억 장치의 테스트 방법 및 반도체 기억 장치의테스트 회로
JP3119632B2 (ja) メガセルテスト装置及びそのテスト方法
JP2003196996A (ja) 集積回路メモリの冗長列試験システムおよび方法
US6611929B1 (en) Test circuit for memory
US6643809B2 (en) Semiconductor device and semiconductor device testing method
CA2163580C (en) Synchronous memory device
US6304492B2 (en) Synchronous semiconductor memory device and method for reading data
US6363032B2 (en) Programmable counter circuit for generating a sequential/interleave address sequence
JP3654013B2 (ja) 半導体装置及びそのテスト方法
JPH0263280B2 (ja)
US6697285B2 (en) Semiconductor memory device
KR100491052B1 (ko) 시스템온칩 시험 회로 및 시험 방법
US6728155B2 (en) Serial access memory and data write/read method
JPH0411959B2 (ja)
JPH05101699A (ja) メモリ装置
JPS6363200A (ja) 半導体記憶装置
JP2000311500A (ja) 半導体記憶装置
JPH10214197A (ja) 半導体装置
JP2000090700A (ja) 半導体集積回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees