JP3119561U - 飲料容器の急速冷却器 - Google Patents
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Abstract
【課題】飲料容器をその場で急速冷却できる冷却器を提供する。
【解決手段】蓄冷材料で作成された蓄冷ブロック1に、ビール缶などの胴部を摺接させる円弧状凹面10が形成されている。この蓄冷ブロック1を冷やしておき、缶ビールや瓶ビールなどの胴部を円弧状凹面10の上に置くと、飲料容器の熱が円弧状凹面10を介して蓄冷ブロック1に移動するので、飲料容器Cを冷却することができる。また、飲料容器Cの胴部は円筒形であり、蓄冷ブロック1の凹面も円弧状であるから、飲料容器Cを凹面10上で回転させることができ、回転させることによって、まだ冷えてない面を次々と蓄冷ブロック1の凹面に接触させることができるので、手早く飲料容器を冷却することができる。
【選択図】図1
【解決手段】蓄冷材料で作成された蓄冷ブロック1に、ビール缶などの胴部を摺接させる円弧状凹面10が形成されている。この蓄冷ブロック1を冷やしておき、缶ビールや瓶ビールなどの胴部を円弧状凹面10の上に置くと、飲料容器の熱が円弧状凹面10を介して蓄冷ブロック1に移動するので、飲料容器Cを冷却することができる。また、飲料容器Cの胴部は円筒形であり、蓄冷ブロック1の凹面も円弧状であるから、飲料容器Cを凹面10上で回転させることができ、回転させることによって、まだ冷えてない面を次々と蓄冷ブロック1の凹面に接触させることができるので、手早く飲料容器を冷却することができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、飲料容器の急速冷却器に関する。さらに詳しくは、ビールや清涼飲料などの缶、瓶、ペットボトルなどの容器に入れた飲料容器を、手軽に急速に冷却するための冷却器に関する。
ビールに代表される缶飲料や瓶飲料は、冷たいほど美味に感じられるので、通常は冷蔵庫で冷やしておいて飲むようにしている。
ところが日常生活では、いつも飲み頃の冷温に冷やされているとは限らず、例えば冷やし忘れがあったり、冷蔵庫から出しても少しぬるかったり、しばらくテーブルに置いていたら温めになっていた、ということがよく生じている。
ところが日常生活では、いつも飲み頃の冷温に冷やされているとは限らず、例えば冷やし忘れがあったり、冷蔵庫から出しても少しぬるかったり、しばらくテーブルに置いていたら温めになっていた、ということがよく生じている。
このようなとき、再び冷蔵庫に入れるのではなく、その場で急速に冷却できたり、あるいは飲みながら一服している間にも冷却を続ける、といったことが出来れば、ビール好きの者には果報である。
ところで、ビール缶などを急冷する技術としては、次のような従来例がある。
1)従来例1
氷を使って比較的大容量の生ビール容器などを、できるだけ短時間に飲み頃温度に冷却することを目的とするもので、本体容器の内部に水を通し大きな氷を通さない網かごなどの保護枠を配置し、保護枠の内方を冷水室外方を氷室とし、この氷室に氷を投入するとともに容器本体内に所定量の水を投入するようにしている。保護枠内方の冷水室に缶ビールなどの液体容器を上方から支持するように配置し、上方から支持する液体容器を回転又は回動させると、本体容器を装着したり取り替えるときに氷が邪魔にならず、しかも短時間で冷却することができる(特許文献1参照)。
1)従来例1
氷を使って比較的大容量の生ビール容器などを、できるだけ短時間に飲み頃温度に冷却することを目的とするもので、本体容器の内部に水を通し大きな氷を通さない網かごなどの保護枠を配置し、保護枠の内方を冷水室外方を氷室とし、この氷室に氷を投入するとともに容器本体内に所定量の水を投入するようにしている。保護枠内方の冷水室に缶ビールなどの液体容器を上方から支持するように配置し、上方から支持する液体容器を回転又は回動させると、本体容器を装着したり取り替えるときに氷が邪魔にならず、しかも短時間で冷却することができる(特許文献1参照)。
2)従来例2
生ビール容器のような大形飲料容器をペルチェ素子を用いて冷却する飲料冷却装置において、その冷却効率を向上させることを目的とし、外装体の内部に冷却容器を設け、その冷却容器にペルチェ素子を取付けてなる飲料冷却装置において、冷却容器を押出し成形により上下面ともに開放された比較的厚肉の筒状に形成し、その下面をプラスチック製の底板により閉塞した構成としたものである(特許文献2参照)。
生ビール容器のような大形飲料容器をペルチェ素子を用いて冷却する飲料冷却装置において、その冷却効率を向上させることを目的とし、外装体の内部に冷却容器を設け、その冷却容器にペルチェ素子を取付けてなる飲料冷却装置において、冷却容器を押出し成形により上下面ともに開放された比較的厚肉の筒状に形成し、その下面をプラスチック製の底板により閉塞した構成としたものである(特許文献2参照)。
以上のごとく、従来例1,2はいずれも、割合大掛かりな装置であり、生ビール等の大形容器を予め冷却しておくことはできるが、家庭や飲食店のカウンターなどで飲みながらでも小形のビール缶を気軽に冷却するために使えるものではない。
したがって、飲みながらでも簡単に小形のビール缶等を急速冷却することはできなかった。
したがって、飲みながらでも簡単に小形のビール缶等を急速冷却することはできなかった。
本考案はかかる事情に鑑み、小形の飲料容器をその場で急速冷却できるコンパクトな冷却器を提供することを目的とする。
第1考案の飲料容器の急速冷却器は、蓄冷材料で作成された蓄冷ブロックに、円筒状の胴部を有する飲料容器の前記胴部を摺接させる円弧状凹面が形成されていることを特徴とする。
第2考案の飲料容器の急速冷却器は、第1考案において、前記蓄冷ブロックが蓄冷機能を有する定形物質であることを特徴とする。ここでいう定形物質とは、金属や樹脂などの一定の形状を有する物質をいう。
第3考案の飲料容器の急速冷却器は、第1考案において、前記蓄冷ブロックが氷であることを特徴とする。
第2考案の飲料容器の急速冷却器は、第1考案において、前記蓄冷ブロックが蓄冷機能を有する定形物質であることを特徴とする。ここでいう定形物質とは、金属や樹脂などの一定の形状を有する物質をいう。
第3考案の飲料容器の急速冷却器は、第1考案において、前記蓄冷ブロックが氷であることを特徴とする。
第1考案によれば、缶ビールや瓶ビールなどの飲料容器の胴部を急速冷却器の円弧状凹面の上に置くと、飲料容器の熱が円弧状凹面を介して蓄冷ブロックに移動するので、飲料容器を冷却することができる。また、飲料容器の胴部は円筒形であり、蓄冷ブロックの凹面は円弧状であるから、飲料容器を凹面上で回転させることができ、回転させることによって、まだ冷えてない面を次々と蓄冷ブロックの凹面に接触させることができるので、手早く飲料容器を冷却することができる。
第2考案によれば、金属や樹脂などの定形物質を用いるので、そのつど製氷するような手間をかけなくても冷やしておくだけで使用でき、しかも繰り返し使用が可能となる。
第3考案によれば、氷製の冷却器を冷蔵庫等で製氷しておけば、かなり廉価に冷却器を作ることができる。
第2考案によれば、金属や樹脂などの定形物質を用いるので、そのつど製氷するような手間をかけなくても冷やしておくだけで使用でき、しかも繰り返し使用が可能となる。
第3考案によれば、氷製の冷却器を冷蔵庫等で製氷しておけば、かなり廉価に冷却器を作ることができる。
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本考案の第1実施形態に係る急速冷却器の斜視図である。図2は同実施形態における蓄冷ブロックの断面図である。図3は同実施形態における蓄冷ブロックの他の構成例の断面図である。図4は同急速冷却器の使用状態説明図である。
図1は本考案の第1実施形態に係る急速冷却器の斜視図である。図2は同実施形態における蓄冷ブロックの断面図である。図3は同実施形態における蓄冷ブロックの他の構成例の断面図である。図4は同急速冷却器の使用状態説明図である。
図1において、Aは急速冷却器で、蓄冷ブロック1と保冷容器2とから構成されている。
本実施形態の蓄冷ブロック1は、定形物質すなわち金属や樹脂などの定形性を有する物質で作成されたブロックである。ブロック形状は、立方体であり、その上面部は円弧状に凹んだ形状であり、円弧状凹面10が形成されている。
この円弧状凹面10の縦と横の寸法は、冷やしたい飲料容器、例えばビール缶やビール瓶の大きさに合せればよい。また、円弧状凹面10の曲率半径も同様にビール缶やビール瓶の直径に合せればよい。
本実施形態の蓄冷ブロック1は、定形物質すなわち金属や樹脂などの定形性を有する物質で作成されたブロックである。ブロック形状は、立方体であり、その上面部は円弧状に凹んだ形状であり、円弧状凹面10が形成されている。
この円弧状凹面10の縦と横の寸法は、冷やしたい飲料容器、例えばビール缶やビール瓶の大きさに合せればよい。また、円弧状凹面10の曲率半径も同様にビール缶やビール瓶の直径に合せればよい。
前記保冷容器2は、断熱材料で作られたケースであり、前記蓄冷ブロック1を図1に示すように収容し、蓄冷ブロック1から熱が逃げるのを防止するために使用する。また、結露でテーブルを濡らしてしまうのを防止することができる。
なお、本実施形態では、この保冷容器2を用いているが、考案としては必須ではなく、保冷容器2を使用せず、蓄冷ブロック1のみを用いてもよい。
なお、本実施形態では、この保冷容器2を用いているが、考案としては必須ではなく、保冷容器2を使用せず、蓄冷ブロック1のみを用いてもよい。
前記蓄冷ブロック1を更に詳細に説明する。
蓄冷ブロック1は内部が中実のものでもよいが、図2に示すように、内部を空洞の蓄冷室11にして、蓄冷剤3を充填しておくようにしてもよい。蓄冷剤3としては、水や公知の保冷剤など任意の物質を使用できる。なお、凝固する物質(液体も含む)は、溶融するときの奪熱量が多いので好ましい。また、放熱スピードの異なる蓄冷剤3を選択して使用すれば、時間をやや長めにかけて冷却するタイプや短時間で急速冷却するタイプなど冷却パターンの異なる急速冷却器Aを構成できる。
蓄冷ブロック1は内部が中実のものでもよいが、図2に示すように、内部を空洞の蓄冷室11にして、蓄冷剤3を充填しておくようにしてもよい。蓄冷剤3としては、水や公知の保冷剤など任意の物質を使用できる。なお、凝固する物質(液体も含む)は、溶融するときの奪熱量が多いので好ましい。また、放熱スピードの異なる蓄冷剤3を選択して使用すれば、時間をやや長めにかけて冷却するタイプや短時間で急速冷却するタイプなど冷却パターンの異なる急速冷却器Aを構成できる。
前記蓄冷ブロック1の蓄冷室11には、開閉可能な充填口を設けて、各種の蓄冷剤3を任意に選択して充填してもよく、蓄冷室11を密閉して同一の蓄冷剤3を継続使用するようにしてもよい。
さらに、蓄冷ブロック1の高さや円弧状凹面10の深さを高低に変えると、蓄冷室11の体積を変えることができるので、蓄冷能力を大小に調整することができる。
さらに、蓄冷ブロック1の高さや円弧状凹面10の深さを高低に変えると、蓄冷室11の体積を変えることができるので、蓄冷能力を大小に調整することができる。
図2に示す蓄冷ブロック1において、円弧状凹面10を形成する凹面板12は熱伝導の高い材料を用いるのが好ましい。また、箱体に形成するための底板13と側板14は熱伝導率の低い材料を用いるのが好ましい。
そして、円弧状凹面10の上面には、適当な個所に小突起15を形成しておくとよい。この小突起15はビール缶の表面との間の摩擦を軽減することができる。
そして、円弧状凹面10の上面には、適当な個所に小突起15を形成しておくとよい。この小突起15はビール缶の表面との間の摩擦を軽減することができる。
前記蓄冷ブロック1は、図3に示すように、蓄冷室11内にフィン16を設けてもよい。このようなフィン16を多数設けておくと、熱交換を迅速に行うことができる。
また、蓄冷室11の内部に膨張吸収材17を入れておくとよい。この膨張吸収材17としては外部圧力によって体積が減少し、除圧すると元の体積に復元するものがよく、例えばゴムや空気入りマットなどが用いられる。
また、蓄冷室11の内部に膨張吸収材17を入れておくとよい。この膨張吸収材17としては外部圧力によって体積が減少し、除圧すると元の体積に復元するものがよく、例えばゴムや空気入りマットなどが用いられる。
図4は本実施形態の使用状態を示している。
缶ビールや瓶ビールなどの飲料容器Cの胴部を急速冷却器の円弧状凹面10の上に置くと、飲料容器Cの熱が円弧状凹面10を介して蓄冷ブロック1に移動する(つまり冷却される)ので、飲料容器を冷却することができる。
この場合、つぎのような利点がある。
1)ビール缶等の胴部は円筒形であり、蓄冷ブロック1の凹面も円弧状であるから、飲料容器Cを凹面10上で、矢印aで示すように回転させることができ、回転させることによって、まだ冷えてない面を次々と蓄冷ブロック1の凹面に接触させることができるので、手早く飲料容器を冷却することができる。
2)しかも、上記の場合、小突起15でビール缶の外表面は円弧状凹面10から浮いているので、摩擦は少なく、手指でビール缶を回転させることができる。なお、円弧状凹面10上に少量の水を張ると、ビール缶から蓄冷ブロック1への熱移動が良好に行え、より早く冷却することができる。また、回転させると振る場合に比べ衝撃がほとんど無いので炭酸飲料でも炭酸が発泡しないという利点がある。
3)蓄冷ブロック1には、金属や樹脂などの定形物質を用いるので、そのつど製氷するような手間をかけなくても冷やしておくだけで使用でき、しかも繰り返し使用が可能となる。さらに、蓄冷ブロック1を冷蔵庫で冷やすときタテでもヨコでもナナメにも置け、取り扱いが楽である。
4)図4の(A)図のように、蓄冷ブロック1を水平に置いて使用してもよく、同(B)図に示すように少し斜めに傾斜させてもよい。この場合、ビール缶C等の飲み口が開いていても、こぼすことなく再冷却できる。なお、傾斜させるには、任意の枕材18を敷いてもよく、図6に示すように支持板19を使ってもよい。
缶ビールや瓶ビールなどの飲料容器Cの胴部を急速冷却器の円弧状凹面10の上に置くと、飲料容器Cの熱が円弧状凹面10を介して蓄冷ブロック1に移動する(つまり冷却される)ので、飲料容器を冷却することができる。
この場合、つぎのような利点がある。
1)ビール缶等の胴部は円筒形であり、蓄冷ブロック1の凹面も円弧状であるから、飲料容器Cを凹面10上で、矢印aで示すように回転させることができ、回転させることによって、まだ冷えてない面を次々と蓄冷ブロック1の凹面に接触させることができるので、手早く飲料容器を冷却することができる。
2)しかも、上記の場合、小突起15でビール缶の外表面は円弧状凹面10から浮いているので、摩擦は少なく、手指でビール缶を回転させることができる。なお、円弧状凹面10上に少量の水を張ると、ビール缶から蓄冷ブロック1への熱移動が良好に行え、より早く冷却することができる。また、回転させると振る場合に比べ衝撃がほとんど無いので炭酸飲料でも炭酸が発泡しないという利点がある。
3)蓄冷ブロック1には、金属や樹脂などの定形物質を用いるので、そのつど製氷するような手間をかけなくても冷やしておくだけで使用でき、しかも繰り返し使用が可能となる。さらに、蓄冷ブロック1を冷蔵庫で冷やすときタテでもヨコでもナナメにも置け、取り扱いが楽である。
4)図4の(A)図のように、蓄冷ブロック1を水平に置いて使用してもよく、同(B)図に示すように少し斜めに傾斜させてもよい。この場合、ビール缶C等の飲み口が開いていても、こぼすことなく再冷却できる。なお、傾斜させるには、任意の枕材18を敷いてもよく、図6に示すように支持板19を使ってもよい。
つぎに、本考案の第2実施形態を図5に基づき説明する。
図5は本考案の第2実施形態における蓄冷ブロックの製造方法説明図である。図6は同実施形態における急速冷却器の使用方法説明図である。
本実施形態において蓄冷ブロック1は氷で作成したことが特徴である。図5に示すように、氷製の蓄冷ブロック1は製氷器4を使用する。製氷器4は立方体状の箱を用い、その底面に円弧状凸面41を形成したものである(同図(A)参照)。
この製氷器4に水を入れ、冷蔵庫で冷やして氷になったら、取り出して反転させる(同図(B)参照)。
氷製の蓄冷ブロック1は時間と共に溶けてくるので、保冷容器2を用いることが必須となる(同図(C)参照)。保冷容器2は断熱材製の立方体容器であればよい。
図5は本考案の第2実施形態における蓄冷ブロックの製造方法説明図である。図6は同実施形態における急速冷却器の使用方法説明図である。
本実施形態において蓄冷ブロック1は氷で作成したことが特徴である。図5に示すように、氷製の蓄冷ブロック1は製氷器4を使用する。製氷器4は立方体状の箱を用い、その底面に円弧状凸面41を形成したものである(同図(A)参照)。
この製氷器4に水を入れ、冷蔵庫で冷やして氷になったら、取り出して反転させる(同図(B)参照)。
氷製の蓄冷ブロック1は時間と共に溶けてくるので、保冷容器2を用いることが必須となる(同図(C)参照)。保冷容器2は断熱材製の立方体容器であればよい。
図6は本実施形態の使用方法を示している。
缶ビールや瓶ビールなどの飲料容器Cの胴部を氷製の蓄冷ブロック1の円弧状凹面10の上に置くと、飲料容器の熱が円弧状凹面10を介して蓄冷ブロック1に移動する(つまり冷却される)ので、飲料容器を冷却することができる。さらに、つぎの利点がある。
1)ビール缶等の外表面が氷と直接広い面積で接触するので、冷却効果が高い。
2)飲料容器の胴部は円筒形であり、蓄冷ブロック1の凹面も円弧状であるから、飲料容器を凹面上で回転させることができ、矢印aで示すように回転させることによって、まだ冷えてない面を次々と蓄冷ブロック1の凹面に接触させることができるので、手早く飲料容器を冷却することができる。
3)氷製の冷却器を冷蔵庫等で製氷しておけば、かなり廉価に冷却器を作ることができる。
4)缶ビールを飲む前は、図6の(A)図のようにビール缶を水平にしておいてよいが、飲んでいる途中では飲み口をやや上向きになるよう傾斜させておくと、こぼれなくてよい。こうするため、同(B)図に示すように保冷容器2には、傾斜保持用の支持板19を保冷容器2に対し、スライド可能かつ固定可能に取付けておくとよい。
缶ビールや瓶ビールなどの飲料容器Cの胴部を氷製の蓄冷ブロック1の円弧状凹面10の上に置くと、飲料容器の熱が円弧状凹面10を介して蓄冷ブロック1に移動する(つまり冷却される)ので、飲料容器を冷却することができる。さらに、つぎの利点がある。
1)ビール缶等の外表面が氷と直接広い面積で接触するので、冷却効果が高い。
2)飲料容器の胴部は円筒形であり、蓄冷ブロック1の凹面も円弧状であるから、飲料容器を凹面上で回転させることができ、矢印aで示すように回転させることによって、まだ冷えてない面を次々と蓄冷ブロック1の凹面に接触させることができるので、手早く飲料容器を冷却することができる。
3)氷製の冷却器を冷蔵庫等で製氷しておけば、かなり廉価に冷却器を作ることができる。
4)缶ビールを飲む前は、図6の(A)図のようにビール缶を水平にしておいてよいが、飲んでいる途中では飲み口をやや上向きになるよう傾斜させておくと、こぼれなくてよい。こうするため、同(B)図に示すように保冷容器2には、傾斜保持用の支持板19を保冷容器2に対し、スライド可能かつ固定可能に取付けておくとよい。
A 急速冷却器
2 保冷容器
3 蓄冷剤
10 円弧状凹面
11 蓄冷室
12 凹面板
13 底板
14 側板
16 フィン
17 膨張吸収材
2 保冷容器
3 蓄冷剤
10 円弧状凹面
11 蓄冷室
12 凹面板
13 底板
14 側板
16 フィン
17 膨張吸収材
Claims (3)
- 蓄冷材料で作成された蓄冷ブロックに、円筒状の胴部を有する飲料容器の前記胴部を摺接させる円弧状凹面が形成されている
ことを特徴とする飲料容器の急速冷却器。 - 前記蓄冷ブロックが蓄冷機能を有する定形物質である
ことを特徴とする請求項1記載の飲料容器の急速冷却器。 - 前記蓄冷ブロックが氷である
ことを特徴とする請求項1記載の飲料容器の急速冷却器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010547U JP3119561U (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | 飲料容器の急速冷却器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010547U JP3119561U (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | 飲料容器の急速冷却器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3119561U true JP3119561U (ja) | 2006-03-02 |
Family
ID=43469781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005010547U Expired - Fee Related JP3119561U (ja) | 2005-12-13 | 2005-12-13 | 飲料容器の急速冷却器 |
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JP (1) | JP3119561U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011127882A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Chanty:Kk | 容器入り飲料冷却装置 |
JP2019207038A (ja) * | 2018-05-28 | 2019-12-05 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 凍結状態にある常温時に液体状の内容物の昇温装置及び昇温方法 |
-
2005
- 2005-12-13 JP JP2005010547U patent/JP3119561U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011127882A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Chanty:Kk | 容器入り飲料冷却装置 |
JP2019207038A (ja) * | 2018-05-28 | 2019-12-05 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 凍結状態にある常温時に液体状の内容物の昇温装置及び昇温方法 |
JP7119579B2 (ja) | 2018-05-28 | 2022-08-17 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 凍結状態にある常温時に液体状の内容物の昇温装置及び昇温方法 |
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