JP3119549U - 飲料冷却装置 - Google Patents

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隆雄 松沢
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Abstract

【課題】冷蔵庫内を常に清潔に保つことができる飲料冷却装置を提案する。
【解決手段】上面が開口された外箱と、外箱の内面に被着された断熱材と、断熱材の内側に配置され、上面が開口された内箱とによって構成された冷蔵庫と、この冷蔵庫の外箱の壁面を貫通して設けられた飲料注入口及び飲料注出口と、金属パイプによって構成され冷蔵庫の内側において飲料注入口と飲料注出口との間を連結し冷蔵庫に投入された氷によって内部を流れる飲料を冷却する冷却管と、内箱の底部に溜った水を冷蔵庫の外部に排出する排水パイプとを備えて構成される飲料冷却装置において、鋳造によって底面板と側面板とが一体に形成された内箱の底面板の内部に上記冷却管を埋設した。
【選択図】図1

Description

この考案は例えばビールのような飲料を冷却して提供する飲料冷却装置に関する。
従来よりビールのように冷却した状態で提供する飲料の冷却装置はディスペンサ等と呼ばれており、冷却方式の違いによって樽冷蔵式ディスペンサ、瞬間冷却式ディスペンサ、氷冷却式ディスペンサの3種類に分類されている。
各形式のディスペンサはそれぞれが一長一短を有するが、氷冷却式ディスペンサは電力を必要とせず、単に氷さえ有ればいつでも、どこでも飲料を冷却することができる点で優れている。
図5に従来の氷冷却式ディスペンサの全体の構造を示す。図5に示す10はビールのような飲料を収納した樽、20はこの樽10に炭酸ガスを印加し、飲料を樽10から注ぎ出すためのガス圧を発生するガスボンベ、30は樽10から注ぎ出した飲料を冷却し、冷却した飲料を注出口31から注ぎ出す飲料冷却装置を示す。
飲料冷却装置30は冷蔵庫内の底面にコールドプレート32が配置され、このコールドプレート32で飲料を冷却し、冷却した飲料が注出口31から注ぎ出される。
コールドプレート32は例えばアルミニュームの鋳造によって形成される金属ブロック32Aと、この金属ブロック32Aの内部にステンレス製の冷却パイプ32Bが多重に例えばコイル状に巻囲されて埋設されて構成される。コールドプレート32の上面に氷33を投入し、氷33によって金属ブロック32Aと冷却パイプ32Bを冷却し、冷却パイプ32Bを流れる飲料を冷却する。
図5に示した従来の氷冷却式ディスペンサでは水密構造の冷蔵庫内の底面にコールドプレート32を構成する金属ブロック32Aを配置し、この金属ブロック32Aに埋設した冷却パイプ32Bを通る飲料をコールドプレート32の上部に投入した氷33によって冷却する構造であるため、金属プレート32Aの上部で溶け出た水は金属ブロック32Aと冷蔵庫内の内壁との間に形成される間隙G1及び金属ブロック32Aの底面と庫内の内底面との間に形成される間隙G2に流れ込み、これら間隙G1、G2を通じて排水パイプ34から排出される。
間隙G1とG2には氷33から溶けた水が流れるため、長期にわたって使用するとこれらの間隙G1とG2に面する壁面にドロドロとした水アカ或いはカビが付着し、不衛生な状況となる。飲料冷却装置30の上面は氷33を投入するために蓋が開閉自在に配置され、蓋を開放すれば庫内を洗浄することは可能であるが、金属ブロック32Aと冷蔵庫の内壁との間の間隙は小さいため、充分に洗浄することはできない。特に金属ブロック32Aの底面と冷蔵庫内の底面との間の間隙G2に発生する水アカ或いはカビは金属ブロック32Aを取り外さないと除去することはむずかしい。金属ブロック32Aは重量が重く、また冷却パイプ32Bにつながっている配管を取り外さなくてはならないため、ユーザが容易に洗浄することはむずかしい。
この考案の目的はコールドプレートを構成する金属ブロックの周縁に水アカ或いはカビ等が発生することなく、仮に発生したとしてもユーザでも簡単に除去することが可能な飲料冷却装置を提供しようとするものである。
この考案では上面が開口された外箱と、外箱の内面に被着された断熱材と、断熱材の内側に配置され、上面が開口された内箱とによって構成された冷蔵庫と、この冷蔵庫の外箱の壁面を貫通して設けられた飲料注入口及び飲料注出口と、金属パイプによって構成され冷蔵庫の内側において飲料注入口と飲料注出口との間を連結し冷蔵庫に投入された氷によって内部を流れる飲料を冷却する冷却管と、内箱の底部に溜った水を冷蔵庫の外部に排出する排水パイプとを備えて構成される飲料冷却装置において、鋳造によって底面板と側面板とが一体に形成された内箱の底面板の内部に上記冷却管を埋設した構造とした飲料冷却装置を提案する。
この考案では更に上記飲料冷却装置において、冷却パイプはステンレスパイプによって構成し、内箱はステンレスの融解温度より低い融解温度を持つ熱良導体で形成した飲料冷却装置を提案する。
この考案では更に上記飲料冷却装置において、内箱の底面には複数条の凹溝と、この複数条の凹溝によって集められた水を蓄える集水凹溝とを備えた飲料冷却装置を提案する。
この考案では更に上記飲料冷却装置において、集水凹溝から内箱の側面板と断熱材及び外箱の側面板を貫通して配置した排水パイプを備えた飲料冷却装置を提案する。
この考案では更に上記飲料冷却装置において、内箱の側面板の内面と底面板の境界を円弧面とした飲料冷却装置を提案する。
この考案によれば鋳物によって内箱を構成し、この内箱の底面板の部分に多重に巻囲した冷却パイプを埋設した構造としたから、氷から溶けた水は内箱の底部に溜まるだけで内箱の底面に水アカ或いはカビ等が付着したとしても水が溜まるのは内箱の内底面であるから、清掃を容易に行なうことができる。つまり、簡単に清掃できることから、常時冷蔵庫内を清潔に保つことができる利点が得られる。
鋳物で形成した内箱の底面には互いに平行した複数本の凹溝が形成される。この凹溝の底面は一方向に傾斜しており、その下流側に集水凹溝が形成される。凹溝が形成された内箱の底面上に氷を投入し、氷によって内箱の特に底面板を冷却する。内箱の底面板の内部にはステンレスパイプで構成する冷却パイプが多重に巻回されて埋設されており、内箱の底面板が冷却されるのと同時に冷却パイプを通じて流れる飲料も冷却される。
内箱の外周は断熱材を介して外箱で覆われており、内箱の冷却熱は外気に放出され難い構造とされている。外箱には飲料注出口と飲料注入口及び排水パイプが装着されており、飲料注出口と飲料注入口に内箱の底面に埋設した冷却パイプの一方の端部と他方の端部とを連結し、飲料注出口から注入した飲料を内箱の底面板に埋設した冷却パイプの多重巻回部分を通じ、冷却されて飲料注出口に注出される。
内箱の底面に投入した氷は飲料を冷却するに伴って漸次溶け出す。溶けて発生した水は底面に形成した凹溝に流れ込み、集水凹溝に集水される。集水凹溝には外箱に装着した排水パイプが連通されており、集水凹部に溜まった水は排水パイプを通じて断熱層と外箱を通じて漸次内箱の内部から外部に排水される。排水された水は例えばバケツ等に受け止められる。
図1乃至図4を用いてこの考案の実施例を説明する。図中40はこの考案による飲料冷却装置を示す。この考案による飲料冷却装置40は例えばステンレス板で形成した外箱41と、外箱41の内周に巡らした断熱材42と、断熱材42の内側に装着され鋳物によって成形した内箱43と、外箱41に装着された飲料注出口44と、飲料注入口45と、これら飲料注出口44と飲料注入口45との間を連結し、内箱43の底面板43Aの内部に埋設された冷却パイプ46とによって構成される。
冷却パイプ46は例えばステンレスパイプによって構成される。冷却パイプ46は内箱43の底面板43Aの内部に埋設される。冷却パイプ46を底面板43Aの内部に埋設する方法としては鋳造時に鋳型にコイル状に巻回した冷却パイプ46を配置し、溶けた例えばアルミニュームを鋳型に流し込んで形成する。この実施例ではコイルの巻回面は図2に示すように斜めに傾けた姿勢とし、この姿勢により底面板43Aの厚みを可及的に薄くできるようにしている。図3に鋳造により形成した内箱43の外形を示す。飲料冷却装置40の前面に対応する側面に冷却パイプ46の端部46A、46Bが導出され、一方の端部46Aを図1に示す飲料注入口45に連結し、他方の端部46Bを図1に示す飲料注出口44に連結する。
内箱43の底面板43Aの上面には互いに平行して凹溝43A―1(図1,図4参照)を形成する。この凹溝43A−1の底面は一方向に傾斜して形成され、その傾斜の低い方の端部に集水凹溝43A−2を形成する。集水凹溝43A−2には外箱41と断熱材42と内箱43の側壁を貫通して排水パイプ47(図4)が連結され、集水凹溝43A−2に溜まった水を外部に排水する構造とされる。
内箱43の側面板の内面と底面板43Aとの境界部分に円弧面43A−3を形成する。この円弧面43A−3を形成することによって内箱43の内側を清掃する作業を簡略化するようにしている。円弧面43A−3の曲率の例としては半径R=10mm程度で容易に清掃できることが確認された。
飲料注出口44の下部には受皿48が設けられ、この受皿48にコップ等を載置し、飲料注出口44からコップに飲料を注ぎ込む。内箱43の開口面は常時開放とされるが、図1及び図2に示す実施例では、外箱41と断熱材42及び内箱43の開口端の切断面をかくすために環状の蓋49を被せた構造としている。内箱43の上端には蓋49と断熱するためのゴムパッキン50を被せた構造とした場合を示す。
内箱43の材質は冷却パイプ46を構成するステンレスパイプの融解温度より低く、熱良導体とされる。これに適合する材料としてはアルミニュームが挙げられる。アルミニュームの鋳造により内箱43を形成することにより、底面板43Aの上面に投入した氷によって冷却パイプ46を効率よく冷やすことができる。
氷から溶けた水は凹溝43A−1を通じて集水凹溝43A−2に集められる。長期にわたって使用した場合、主に凹溝43A−1の内部と集水凹溝43A−2の内部に水アカ等が付着するが、これらは内箱43の開口面に面しているから手が届き清掃は容易である。また、内箱43の側面板の内側面と底面板43Aとの境界部分を円弧面43A−3としたから、直角に折曲がった形状の場合と比較して簡単に清掃ができ、また水アカ等の取り残しが発生することはなく、常に清潔な状態を保つことができる。
清掃を簡単に行えることから飲食店等の飲料冷却装置として活用される。
この考案の一実施例を説明するための側面から見た断面図。 この考案の一実施例を説明するための正面から見た断面図。 この考案に用いた内箱の実施例を説明するための斜視図。 この考案の一実施例を説明するための平面図。 従来の飲料冷却装置を説明するための要部を断面で示す配置図。
符号の説明
40 飲料冷却装置 44 飲料注出口
41 外箱 45 飲料注入口
42 断熱材 46 冷却パイプ
43 内箱 47 排水パイプ
43A 底面板 48 受皿
43A−1 凹溝 49 蓋
43A−2 集水凹溝
43A−3 円弧面

Claims (5)

  1. 上面が開口された外箱と、外箱の内面に被着された断熱材と、断熱材の内側に配置され、上面が開口された内箱とによって構成された冷蔵庫と、この冷蔵庫の外箱の壁面を貫通して設けられた飲料注入口及び飲料注出口と、金属パイプによって構成され上記冷蔵庫の内側において上記飲料注入口と飲料注出口との間を連結し上記冷蔵庫に投入された氷によって内部を流れる飲料を冷却する冷却管と、上記内箱の底部に溜った水を上記冷蔵庫の外部に排出する排水パイプとを備えて構成される飲料冷却装置において、
    鋳造によって底面板と側面板とが一体に形成された内箱の底面板の内部に上記冷却管を埋設した構造とした飲料冷却装置。
  2. 請求項1記載の飲料冷却装置において、上記冷却管はステンレスパイプによって構成し、上記内箱はステンレスの融解温度より低い融解温度を持つ熱良導体で形成することを特徴とする飲料冷却装置。
  3. 請求項1又は2の何れかに記載の飲料冷却装置において、上記内箱の底面には複数条の凹溝と、この複数条の凹溝によって集められた水を蓄える集水凹溝とを備えることを特徴とする飲料冷却装置。
  4. 請求項3記載の飲料冷却装置において、上記集水凹溝から上記内箱の側面板と断熱材及び外箱の側面板を貫通して配置した排水パイプを備えることを特徴とする飲料冷却装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の飲料冷却装置において、上記内箱の側面板の内面と底面板の境界を円弧面としたことを特徴とする飲料冷却装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010023916A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Igeta:Kk 飲料ディスペンサ
KR20160119132A (ko) * 2014-02-07 2016-10-12 가부시키가이샤 코스모 라이프 워터 서버 및 워터 서버용의 서버 트레이

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