JP3119187U - 撚り線スリーブ挿入式開閉器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 この考案は誰もが簡単に取り扱え、安価で場所が嵩張らず、作業性が良く、電気抵抗の少ない効率的な撚り線スリーブ挿入式開閉器を開発・提供する事にある。
【解決手段】 開閉器本体の一端側面部に感電防止用の面取り加工をそれぞれ施した接続端子係止穴部を複数個列設し、これら各接続端子係止穴部には、それぞれ撚り線スリーブ挿入用の接続端子の一端に設けた接合部を本体側端子の一端に設けた接合部と重合してON・OFF可能にして設けると共に、該接続端子の多端の各内径寸法が、撚り線スリーブの外径寸法に適合したスリーブ挿入穴を有し、該各接続端子には、上部から該各スリーブ挿入穴に向けて止めネジ等の係止手段を設け、且つ、該開閉器本体の表面部には、感電防止用の絶縁カバーを嵌着して設けたものである。又、撚り線スリーブ挿入穴の内周面に抜け防止溝又は突起部を設けて撚り線スリーブを抜け難くしたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 開閉器本体の一端側面部に感電防止用の面取り加工をそれぞれ施した接続端子係止穴部を複数個列設し、これら各接続端子係止穴部には、それぞれ撚り線スリーブ挿入用の接続端子の一端に設けた接合部を本体側端子の一端に設けた接合部と重合してON・OFF可能にして設けると共に、該接続端子の多端の各内径寸法が、撚り線スリーブの外径寸法に適合したスリーブ挿入穴を有し、該各接続端子には、上部から該各スリーブ挿入穴に向けて止めネジ等の係止手段を設け、且つ、該開閉器本体の表面部には、感電防止用の絶縁カバーを嵌着して設けたものである。又、撚り線スリーブ挿入穴の内周面に抜け防止溝又は突起部を設けて撚り線スリーブを抜け難くしたものである。
【選択図】 図1
Description
この考案は、電気機材であるブレーカー等の撚り線スリーブ挿入式開閉器に関するものである。
従来、電線の接続には、直接接続と端子接続があり、それぞれは相手方電気工作物に応じて使い分けて対応しているが、特に端子挿入接続の場合、撚り線は先端部分を一体化する為、鑞付け作業が必要とされていた。しかし、この作業は火気を使用する為、作業効率が悪く、又、火災や作業の損失が発生する要因にも成る等の問題があった。
又、従来型の円筒形スリーブは、撚り線との接触面積が少なく、スリーブの圧着作業時に下方向に傾けると脱落し易く、作業に支障を来たし、且つ、後々の改修時の脱却が困難に成る等の問題があった。
そこで、新たに撚り線の外形寸法に適合し、且つ、撚り線とスリーブ間の接触面積を増大し、作業効率が良く、電気抵抗の少ない効率的な撚り線用スリーブの開発が望まれていて、先般、撚り線用円筒型スリーブ圧縮方法及び圧縮器の特許出願(特開2005−216570)を済ませている。
しかしながら、現在も開閉器に関しては未だに従来型の偏平形圧着端子接続タイプを使用し、端子をボルト・ワッシャで締め付けて固定している為、場所が嵩張り、又、作業性が悪く、小型化する為には電導効率が悪い、又、小型化時代には逆行し電気容量も減少する等の電気工事をする上での問題や電気を供給する側の問題が山積しているというのが現状である。
又、これまでに出願されている開閉器に関する特許文献を参考の為、紹介する。(特許文献1参照。)
特開2005−235730
そこで、上記問題を解決する為に、場所が嵩張らず、時代傾向の小型化に対応し、作業性が良く、電気抵抗の少ない効率的な撚り線スリーブ挿入式開閉器の早期開発が望まれている。
そこで、上記課題を解決する為に、この考案は誰もが簡単に取り扱え、安価で場所が嵩張らず、作業性が良く、電気抵抗の少ない効率的な撚り線スリーブ挿入式開閉器を開発・提供する事にある。
を開発・提供する事にある。
を開発・提供する事にある。
この課題を解決する為の手段として、開閉器本体の一端側面部に感電防止用の面取り加工をそれぞれ施した接続端子係止穴部を複数個列設し、これら各接続端子係止穴部には、それぞれ撚り線スリーブ挿入用の接続端子の一端に設けた接合部を本体側端子の一端に設けた接合部と重合してON・OFF可能にして設けると共に、該接続端子の多端の各内径寸法が、撚り線スリーブの外径寸法に適合したスリーブ挿入穴を有し、該各接続端子には、上部から該各スリーブ挿入穴に向けて止めネジ等の係止手段を設け、且つ、該開閉器本体の表面部には、感電防止用の絶縁カバーを嵌着して設けたものである。
又、撚り線スリーブ挿入穴の内周面に抜け防止溝又は突起部を設けて撚り線スリーブを抜け難くしたものである。
この考案の効果として、開閉器本体の一端側面部に感電防止用の面取り加工をそれぞれ施した接続端子係止穴部を複数個列設し、これら各接続端子係止穴部には、それぞれ撚り線スリーブ挿入用の接続端子の一端に設けた接合部を本体側端子の一端に設けた接合部と重合してON・OFF可能にして設けると共に、該接続端子の多端の各内径寸法が、撚り線スリーブの外径寸法に適合したスリーブ挿入穴を有し、該各接続端子には、上部から該各スリーブ挿入穴に向けて止めネジ等の係止手段を設け、且つ、該開閉器本体の表面部には、感電防止用の絶縁カバーを嵌着して設けたものである。又、撚り線スリーブ挿入穴の内周面に抜け防止溝又は突起部を設けた事で、撚り線全体の表面積を捉え有効に導電する為、誰もが簡単に取り扱え、安価で場所が嵩張らず、作業性が良く、電気抵抗が少なく効率的で電流の流れを良くし、しかも従来品に比較し安全性に優れている。
又、小型の為外部からの破損に対する影響を受け難く、利用する関連機器や機材が小型化傾向に進む等、極めて有益なる効果を奏するものである。
この考案の最良の形態として、接続端子の内径寸法は撚り線スリーブ挿入時の作業性や、電線挿入取り付け後の電導効率・電気容量が最大になる最適寸法を選定し、且つ、開閉器本体の構造も品質・コスト・性能・安全性等を考慮した最適形状にする事が重要である。
そこで、この考案の一実施例を図1〜図2に基づいて詳述すると、漏電ブレーカー等の開閉器であって、該開閉器は開閉器本体(1)の一端側面部に感電防止用の面取り加工(1a’)をそれぞれ施した接続端子係止穴部(1a)を複数個列設し、これら各接続端子係止穴部(1a)には、それぞれ撚り線スリーブ(S)挿入用の接続端子(2)の一端に設けた接合部(2b)を本体側端子(4)の一端に設けた接合部(4a)と重合してON・OFF可能にして設けると共に、該接続端子(2)の多端の各内径寸法が、撚り線スリーブ(S)の外径寸法に適合したスリーブ挿入穴(2a)を有し、該各接続端子(2)には、上部から該各スリーブ挿入穴(2a)に向けて止めネジ等の係止手段(SC)を設け、且つ、該開閉器本体(1)の表面部には、感電防止用の絶縁カバー(3)を嵌着して設けた事を特徴とする撚り線スリーブ挿入式開閉器から構成される。
又、撚り線スリーブ挿入穴(2a)の内周面に抜け防止溝(2a’)又は突起部を設けた事を特徴とする撚り線スリーブ挿入式開閉器から構成される。
次に、この考案の詳細について説明すると、図1・図2に示す様に、まず、開閉器本体(1)は全体がプラスチック等の不燃性及び絶縁性樹脂で形成され、該開閉器本体(1)の一端側面部に設けた複数個の接続端子係止穴部(1a)には感電防止用の面取り加工(1a’)をそれぞれ施し、且つ、撚り線スリーブ(S)挿入用の接続端子(2)の一端に設けた接合部(2b)を本体側端子(4)の一端に設けた接合部(4a)と重合してON・OFF可能にして設けると共に、該接続端子(2)の多端の各内径寸法が、撚り線スリーブ(S)の外径寸法に適合したスリーブ挿入穴(2a)を有し、該各接続端子(2)には、上部から該各スリーブ挿入穴(2a)に向けて止めネジ等の係止手段(SC)を設け、且つ、該開閉器本体(1)の表面部には、プラスチック等の不燃性及び絶縁性樹脂で形成された感電防止用の絶縁カバー(3)を嵌着して設けたものである。
又、開閉器本体(1)の接続端子係止穴部(1a)には、導電性の撚り線スリーブ挿入用接続端子(2)が連設され、各接続端子上部には撚り線スリーブ(S)を固定する止めネジ等の係止手段(SC)がそれぞれ設けられている。又、撚り線スリーブ(S)の内周部には、抜け防止用溝(2a’)を設けて、万が一止めネジが緩んでも容易には抜け出さない様に形成されている。又、上記抜け防止用溝(2a’)の代りに突起部を設けても構わない。
そして、撚り線スリーブ(S)挿入用の接続端子(2)の一端に設けた接合部(2b)と本体側端子(4)の一端に設けた接合部(4a)を抱き合わせた両端部にはコイルバネ等の開閉手段(SP)をそれぞれ設けて、スィッチレバー(L)の開閉操作により撚り線スリーブ(S)挿入側の接続端子(2)一端に設けた接合部(2b)と本体側端子(4)一端に設けた接合部(4a)が接触したり離れたりする事で電源が入ったり切れたりする構造に成っている。
次に、この考案の撚り線スリーブ挿入式開閉器への撚り線接続方法について説明すると、図3(A)(B)に示す様に、最初に感電防止用の絶縁カバー(3)を取り外し、次に撚り線にスリーブを挿入し、圧縮ペンチで固着したものを、そのまま開閉器本体(1)の接続端子係止穴部(1a)に挿入し、二本の止めネジ等の係止手段(SC)でしっかり固着する。そして、最後に感電防止用の絶縁カバー(3)を取り付ける。
この考案の撚り線スリーブ挿入式開閉器は、誰もが簡単に取り扱え、安価で場所が嵩張らず、作業性が良く、電気抵抗が少なく効率的である事で多くの電気工事関係者に寄与する点で産業上の利用可能性を有する。
1 開閉器本体
1a 接続端子係止穴部
1a’ 面取り加工
2 接続端子
2a スリーブ挿入穴
2a’ 抜け防止用溝
2b 接合部
3 絶縁カバー
4 本体側端子
4a 接合部
S 撚り線スリーブ
SC 係止手段
SP 開閉手段
1a 接続端子係止穴部
1a’ 面取り加工
2 接続端子
2a スリーブ挿入穴
2a’ 抜け防止用溝
2b 接合部
3 絶縁カバー
4 本体側端子
4a 接合部
S 撚り線スリーブ
SC 係止手段
SP 開閉手段
Claims (2)
- 漏電ブレーカー等の開閉器であって、該開閉器は開閉器本体(1)の一端側面部に感電防止用の面取り加工(1a’)をそれぞれ施した接続端子係止穴部(1a)を複数個列設し、これら各接続端子係止穴部(1a)には、それぞれ撚り線スリーブ(S)挿入用の接続端子(2)の一端に設けた接合部(2b)を本体側端子(4)の一端に設けた接合部(4a)と重合してON・OFF可能にして設けると共に、該接続端子(2)の多端の各内径寸法が、撚り線スリーブ(S)の外径寸法に適合したスリーブ挿入穴(2a)を有し、該各接続端子(2)には、上部から該各スリーブ挿入穴(2a)に向けて止めネジ等の係止手段(SC)を設け、且つ、該開閉器本体(1)の表面部には、感電防止用の絶縁カバー(3)を嵌着して設けた事を特徴とする撚り線スリーブ挿入式開閉器。
- 撚り線スリーブ挿入穴(2a)の内周面に抜け防止溝(2a’)又は突起部を設けた事を特徴とする請求項1記載の撚り線スリーブ挿入式開閉器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010223U JP3119187U (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 撚り線スリーブ挿入式開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010223U JP3119187U (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 撚り線スリーブ挿入式開閉器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3119187U true JP3119187U (ja) | 2006-02-16 |
Family
ID=43469427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005010223U Expired - Fee Related JP3119187U (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 撚り線スリーブ挿入式開閉器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3119187U (ja) |
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2005
- 2005-12-02 JP JP2005010223U patent/JP3119187U/ja not_active Expired - Fee Related
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