JP3118648U - 双眼ルーペ - Google Patents

Abstract

【課題】医療手術や精密作業者の作業時の現在視力に適合させることができる双眼ルーペを提供する。
【解決手段】フレーム手段と、一対の双眼ルーペ本体と、前記双眼ルーペ本体を前記フレーム手段に固定するための装着手段と、前記双眼ルーペ本体の焦点距離を調整する焦点調整手段と、前記焦点調整手段が前記双眼ルーペ本体の接眼部に着脱可能に取り付ける支持手段と、を有する。
【選択図】図７

Description

本考案は、医療手術や精密工作作業の際に使用される双眼ルーペに関するものであり、特に、眼鏡フレームの眼鏡部分に双眼ルーペを取り付ける埋め込み型の双眼ルーペに関する。

双眼ルーペは、手元の局所的な視覚対象物を拡大して視認する手段として、従来から、医療分野、精密工作、宝石加工等の各分野において広く使用されている。これらの分野では、作業や操作に高い精度が要求され、特に、医療分野では、人命に関わることから、双眼ルーペの視力矯正及び乱視矯正は、作業者の視力に正確に適合させたものであることが求められる。

また、双眼ルーペには、優れた解像力、広い視野径、深い焦点距離等に加えて、明るくクリアーな画質が要求され、また、取扱いの容易性から、メンテナンスの容易性が求められることから、水洗いが可能な防水加工や、腐食防止加工が必要である。また、主鏡ルーペの倍率調整も、用途に合わせて調整可能に構成される必要がある。

このような双眼ルーペの例として、特許文献１は、眼幅、即ち、接眼レンズ筒の水平方向の取付位置の調節を可能にした双眼ルーペの構造を開示している。
特開２００５−２５７８０２号公報

しかしながら、このような従来の双眼ルーペにおいては、精密作業者の手作業に高い精度が要求されるにも関わらず、作業者の視力を矯正するレンズの度数を作業者の作業時の視力に適切に適合させることが困難であるので、作業者の作業時の視力の変化に起因して視覚精度にムラが生じるという問題点があった。つまり、人間の視力は、体調や疲労の程度によって常に変化し、また、同日であっても午前と午後とで変化するにも拘わらず、従来の双眼ルーペは、作業者の変動する視力に適合させるための工夫がなされていないため、不適正な視力の状態で双眼ルーペを使用して作業せざるを得なかったり、一人の作業者が予め焦点距離が異なる複数種類の双眼ルーペを準備しておく必要があった。

本考案は、上記従来の双眼ルーペの課題に鑑みてなされたものであって、医師等の医療手術者、精密作業等を行う作業者の常に変動する視力に適宜対応させることが可能な双眼ルーペを提供することを目的とするものである。また、本考案は、視力調整のための操作を極めて簡単に行うことが可能な双眼ルーペを提供することを目的とするものである。

上記課題を解決するために、本考案に係る双眼ルーペは、手元の対象物を拡大して見るための双眼ルーペであって、フレーム手段と、一対の双眼ルーペ本体と、前記双眼ルーペ本体を前記フレーム手段に固定するための装着手段と、前記双眼ルーペ本体の焦点距離を調整する焦点調整手段と、前記焦点調整手段が前記双眼ルーペ本体の接眼部に着脱可能に取り付ける支持手段と、を有する双眼ルーペを提供するものである。

このように、本考案に係る双眼ルーペは、作業者の視力を矯正するための焦点調整手段が双眼ルーペ本体の接眼部に着脱可能に取り付けることができるので、作業者の変動する視力に適宜対応させることを可能にしたのである。

ここで、前記装着手段は、主鏡取付用フレームと、前記主鏡取付用フレームによって固定される中央部に開口を有する主鏡取付用キャリアレンズと、前記主鏡取付用キャリアレンズの前記開口に嵌合された主鏡取付部と、を有する。

また、前記焦点調整手段は、焦点距離が異なる複数種類が予め準備され、その中の一つが選択されて前記支持手段に取り付けられるのである。

そして、前記焦点調整手段及び前記双眼ルーペ本体にはそれぞれ、両者を互いに係合するための凸部または凹部の何れか一方が設けられているので、焦点調整手段の双眼ルーペ本体への着脱を容易としているのである。

また、本双眼ルーペにおいては、前記焦点調整手段及び前記双眼ルーペ本体には、両者を互いに所定位置で係合するための位置合わせ線が刻記されていることにより、乱視の矯正をも適正に行うことができるのである。

ところで、前記焦点調整手段と前記双眼ルーペ本体とを互いに接合する２つの接合面の各々には、両者を互いに係合するための磁石板または鉄板の何れか一方を設けることにより、焦点調整手段の双眼ルーペ本体への着脱を極めて容易とすることができるのである。この場合も、前記焦点調整手段と前記双眼ルーペ本体の接合面にはそれぞれ、両者を互いに所定位置で係合するための凸部または凹部の何れか一方を設けるようにすることにより、適正な位置合わせを可能とする。

また、前記焦点調整手段と前記双眼ルーペ本体とを互いに接合する２つの接合面の各々には、前記接合面各々の面積を拡大するための鍔部が設けられており、前記の磁石板と鉄板にはそれぞれ、前記鍔部に配設されるようにしている。

以上説明したように、本考案の双眼ルーペによれば、双眼ルーペ本体の焦点を調整することができる着脱可能な焦点調整手段を、双眼ルーペ本体の接眼部に追加的に取り付けることができるので、医療手術や精密加工等の作業時の現在視力に簡単な取り付け操作で、適切に適合させることが可能な双眼ルーペを提供することを可能とした。

また、焦点調整手段は、仕様が各々異なる複数の焦点調整手段の内から適宜に選択することが可能であるので、精密作業者の作業時の視力に適合するものを適宜に選択して使用することができる効果がある。さらに、焦点調整手段の双眼ルーペ本体への装着時には、双眼ルーペ本体との正確な位置合わせが可能なように構成されているので、双眼ルーペ本体が乱視対応のものである場合にも、正確な位置合わせにより最適な視力を確保することができたのである。

以下、本考案の双眼ルーペの第１の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図１は、本考案の実施形態に係る双眼ルーペの全体構成を示す構成図である。図１に示すように、本実施形態の双眼ルーペ１は、眼鏡と同じ構造の主鏡取付用フレーム１１と、作業対象の像を拡大するための双眼ルーペ本体１２（主鏡）と、双眼ルーペ本体１２を主鏡取付用フレーム１１に取り付けるための主鏡取付部１３と、精密作業者の視力の補償が可能な焦点調整部１４と、双眼ルーペ本体１２を取り付けるための主鏡取付用キャリアレンズ１５と、精密作業者に装着するためのフレーム蔓部１６と、を備える。

主鏡取付用フレーム１１及びフレーム蔓部１６を構成する素材には、錆び難く可撓性を有するチタン等の金属や合成樹脂等を使用するものとする。また、双眼ルーペ本体１２には、作業対象の像をレンズ群で拡大するための光学系が組み込まれている。主鏡取付部１３の詳細構造については、図４において詳しく説明する。

焦点調整部１４には、双眼ルーペ本体１２の焦点を微調整するための着脱可能な焦点調整用レンズユニット（図７参照）が組み込まれている。焦点調整部１４は、精密作業者の現在視力に適合させて、仕様が異なる複数のものから選択することができる。また、主鏡取付用キャリアレンズ１５を構成する素材は、必ずしも透明である必要はないが、精密作業者の手元方向の視野を広げるためには透明であることが好ましく、視力の矯正を必要とする場合は矯正レンズを、視力の矯正が不要の場合は単なる透明ガラスでも良い。レンズの材質は、ガラス又はプラスチックである。尚、図１に示す双眼ルーペ１は、拡大倍率が２．５倍用のものである。

図２は、本考案の第２の実施形態に係る双眼ルーペの全体構成を示す構成図である。図２において、本実施形態の双眼ルーペ２は、眼鏡と同じ構造の主鏡取付用フレーム２１と、作業対象の像を拡大するための双眼ルーペ本体２２と、双眼ルーペ本体２２を主鏡取付用フレーム２１に取り付けるための主鏡取付部２３と、精密作業者の視力の矯正が可能な焦点調整部２４と、双眼ルーペ本体２２を取り付けるための主鏡取付用キャリアレンズ２５と、精密作業者の顔に装着するためのフレームを構成するフレーム蔓部２６と、を備える。

主鏡取付用フレーム２１を構成する素材には、錆び難く可撓性を有するチタン等の金属や合成樹脂等を使用するものとする。双眼ルーペ本体２２には、作業対象の像をレンズ群で拡大するための光学系が組み込まれている。当該光学系の詳細は、図６の説明において後述する。ところで、焦点調整部２４には、双眼ルーペ本体２２の焦点を微調整するための着脱可能な焦点調整用レンズユニット（図７参照）が組み込まれている。また、焦点調整部２４は、精密作業者の現在視力に適合させて、仕様が異なる複数のものから選択することができる。

主鏡取付用キャリアレンズ２５及びフレーム蔓部２６を構成する素材は、必ずしも透明である必要はないが、精密作業者の手元方向の視野を広げるためには透明であることが好ましく、例えば、透明のガラスや合成樹脂の使用が可能である。尚、図２に示す双眼ルーペ２は、拡大倍率が３．３〜４．８倍用のものである。

図３は、本考案の実施形態に係る双眼ルーペの使用状況を示す説明図である。図３に示すように、本考案の実施形態に係る双眼ルーペ１、２は、通常の眼鏡と同様に、眼鏡フレーム１１、２１のフレーム蔓部１６、２６を、精密作業者の耳たぶに掛けることにより精密作業者の顔面に装着することができる。

図４及び図５は、本考案の実施形態に係る双眼ルーペの主鏡取付用キャリアレンズの加工方法と双眼ルーペ本体の取付け方法とを示す説明図である。開口部は、瞳孔間距離、焦点距離及び視線の角度により決定される。図４（ａ）に示すように、主鏡取付用キャリアレンズ１５、２５の開口（穴）に、両側から２枚のエッジングアダプター３を嵌め込む。また、図４（ｂ）に示すように、ブロッカー４を使って合わせのポイントの位置を加工前の主鏡取付用キャリアレンズ１５、２５に写し取る。

次に、図５（ａ）に示すように、前記写し取った合わせのポイント位置を有する主鏡取付用キャリアレンズ１５、２５のパターン（完成後のパターン）に従って、玉摺り機を使用して主鏡取付用キャリアレンズ１５、２５の型取りを行い、その後、グラインダーを使用して面取りを行う。そして、図５（ｃ）に示すように、面取りをした主鏡取付用キャリアレンズ１５、２５を主鏡取付用フレーム１１、２１に嵌め込み、その後、主鏡用アダプター５（主鏡取付部１３、２３の構成要素）を主鏡取付用キャリアレンズ１５、２５の開口（穴）に嵌め込む。

さらに、図５（ｄ）に示すように、双眼ルーペ本体１２、２２を、主鏡用アダプター５に挿入し、主鏡取付用リング６（主鏡取付部１３、２３の構成要素）を主鏡用アダプター５に挿入された双眼ルーペ本体１２、２２後部の螺子部に嵌め込み、補助具のソケットスパナを用いて主鏡取付用リング６を回し締めすることにより、双眼ルーペ本体１２、２２を主鏡取付用キャリアレンズ１５、２５に取り付ける。尚、双眼ルーペ本体１２、２２は、接着剤を用いて主眼取付用キャリアレンズに固定するようにしても良い。

図６は、本考案の実施形態に係る双眼ルーペの双眼ルーペ本体の詳細構造を示す説明図である。焦点調整部１４、２４は、双眼ルーペ本体１２、２２の末端側に、後に説明するように、嵌め込み式又は磁気の吸引力を利用して容易に着脱可能に取り付けられる。

図６では、図２に示す倍率が３．３〜４．８倍用の双眼ルーペ本体２２の光学系の詳細構造を例示しているが、倍率が２．５倍用の双眼ルーペ本体１２の光学系の詳細構造も、図６に示すものとほぼ同様である。尚、本考案に掛かる双眼ルーペ本体１２、２２としては、市販の従来品を僅かに加工するだけで使用可能である。

図７は、本考案の実施形態に係る双眼ルーペの構造を示す平面図である。本考案の実施形態に係る双眼ルーペ１、２は、前述のとおり、双眼ルーペ本体１２、２２と、焦点調整部１４、２４に着脱可能な焦点調整部１４、２４とから構成されるが、焦点調整部１４、２４は、倍率調整用レンズユニット７と位置合わせ線８とを備えている。

図８は、本考案の実施形態に係る双眼ルーペの焦点調整手段の主鏡取付部の構造を示す平面図である。ここで、図８（ａ）は、嵌め込み式のタイプの例を示し、図８（ｂ）は、磁気力により着脱可能に取り付けるタイプの例を示す。図８（ａ）の嵌め込み式の場合、双眼ルーペ１、２は、焦点調整部１４、２４には凹部１ｂが設けられており、一方、双眼ルーペ本体１２、２２の後部には凸部１ａが設けられており、この凹部１ｂが凸部１ａを嵌め込むことにより、焦点調整部１４、２４を双眼ルーペ本体１２、２２の接眼部に装着できるようにしている。

この装着に際しては、位置合わせ線８が１本の直線となるようにすることで、焦点調整部１４、２４の正確な位置合わせを可能にしている。この位置合わせ用の位置合わせ線８を設けることにより、乱視等の場合に合わせてレンズユニット７の度数に方向性が存在する場合にも、焦点調整部１４、２４は正しい位置での装着が可能となる。また、上記とは逆の順序で、焦点調整部１４、２４を双眼ルーペ本体１２、２２から離脱できるようにしている。

なお、焦点調整部１４、２４の内径は、双眼ルーペ本体１２、２２の後部外径よりも僅かに大きくなるように設定されており、かつ焦点調整部１４、２４の凹部１ｂに向かう筐体部分には可撓性を持たせているので、焦点調整部１４、２４の凹部１ｂに向かう筐体部分は、凸部１ａを押し下げながら双眼ルーペ本体１２、２２の方向に移動し、凹部１ｂの位置が凸部１ａの位置にまで達すると、凹部１ｂが凸部１ａを強固に嵌め込むように構成されている。

図８（ｂ）に示す磁気タイプの場合は、双眼ルーペ１、２側に強磁性体の金属板が設けられており、焦点調整部１４、２４側には、金属マグネット又はプラスチックマグネット（磁気を帯びた金属粉を含有するプラスチック）が設けられ、双方がストッパーにより位置決めされて磁気力により引き合うことにより、双眼ルーペ１、２に焦点調整部１４、２４が着脱可能に取り付けられる。その他の構成とその説明は、図８（ａ）に示した嵌め込みのタイプと同様である。

図９は、本考案の実施形態に係る双眼ルーペの焦点調整手段の主鏡取付部の他の構造を示す平面図である。図９（ａ）に示す焦点調整部１４、２４の最先端には、鍔部９ａが設けられており、この鍔部９ａには装着用の複数の磁石板１０ａが埋め込まれているか、若しくは貼り付けられている。また、位置合わせ用に、複数の位置合わせ部１０ｃ（凸部または凹部）が設けられている。

一方、図９（ｂ）に示す双眼ルーペ本体１２、２２の最後端（接眼部）には、鍔部９ｂが設けられており、この鍔部９ａには前述の複数の磁石板１０ａに対応する位置に、複数の鉄板１０ｂが埋め込まれているか、若しくは貼り付けられている。また、前述の複数の位置合わせ部１０ｃに対応する位置に、複数の位置合わせ部１０ｄ（凸部または凹部）が設けられている。尚、上記の焦点調整部１４、２４の最先端の構造と、双眼ルーペ本体１２、２２の最後端の構造とを入れ換えた構造とすることも可能である。

図１０は、本考案の実施形態に係る双眼ルーペの焦点調整手段の主鏡取付部の他の構造を示す平面図である。図１０（ａ）に示す双眼ルーペ本体１２、２２の最後端（接眼部）には、鍔部９ａが設けられており、この鍔部９ａには装着用の複数の磁石板１０ａが埋め込まれているか、若しくは貼り付けられている。また、位置合わせ用に、複数の位置合わせ部１０ｃ（凸部または凹部）が設けられている。

一方、図１０（ｂ）に示す焦点調整部１４、２４の最先端には、鍔部９ｂが設けられており、この鍔部９ｂには前述の複数の磁石板１０ａに対応する位置に、複数の鉄板１０ｂが埋め込まれているか、若しくは貼り付けられている。また、前述の複数の位置合わせ部１０ｃに対応する位置に、複数の位置合わせ部１０ｄ（凸部または凹部）が設けられている。

本考案は、医療手術や精密作業の際に使用される双眼ルーペであって、使用者の変動する視力に適宜対応可能な双眼ルーペに関するものであり、産業上の利用可能性を有する。

本考案の実施形態に係る双眼ルーペの全体構成を示す構成図である。 本考案の実施形態に係る双眼ルーペの全体構成を示す構成図である。 本考案の実施形態に係る双眼ルーペの使用状況を示す説明図である。 本考案の実施形態に係る双眼ルーペの主鏡取付用キャリアレンズの加工方法と双眼ルーペ本体の取付け方法とを示す説明図（１／２）である。 本考案の実施形態に係る双眼ルーペの主鏡取付用キャリアレンズの加工方法と双眼ルーペ本体の取付け方法とを示す説明図（２／２）である。 本考案の実施形態に係る双眼ルーペの双眼ルーペ本体の詳細構造を示す説明図である。 本考案の実施形態に係る双眼ルーペの構造を示す平面図である。 本考案の実施形態に係る双眼ルーペの焦点調整手段の主鏡取付部の構造を示す平面図である。 本考案の実施形態に係る双眼ルーペの焦点調整手段の主鏡取付部の他の構造を示す平面図である。 本考案の実施形態に係る双眼ルーペの焦点調整手段の主鏡取付部の他の構造を示す平面図である。

符号の説明

１、２ 双眼ルーペ
３ エッジングアダプター
４ ブロッカー
５ 主鏡用アダプター
６ 主鏡取付用リング
７ 倍率調整用レンズユニット
８ 位置合わせ線
９ａ、９ｂ 鍔部
１０ａ 磁石板
１０ｂ 鉄板
１１、２１ 主鏡取付用フレーム
１２、２２ 双眼ルーペ本体
１３、２３ 主鏡取付部
１４、２４ 焦点調整部
１５、２５ 主鏡取付用キャリアレンズ
１６、２６ フレーム蔓部（フレーム）

Claims (8)

1. 手元の対象物を拡大して見るための双眼ルーペであって、
   フレーム手段と、
   一対の双眼ルーペ本体と、
   前記双眼ルーペ本体を前記フレーム手段に固定するための装着手段と、
   前記双眼ルーペ本体の焦点距離を調整する焦点調整手段と、
   前記焦点調整手段が前記双眼ルーペ本体の接眼部に着脱可能に取り付ける支持手段と、
   を有することを特徴とする双眼ルーペ。
2. 前記装着手段は、
   主鏡取付用フレームと、
   前記主鏡取付用フレームによって固定される中央部に開口を有する主鏡取付用キャリアレンズと、
   前記主鏡取付用キャリアレンズの前記開口に嵌合された主鏡取付部と、
   を有する請求項１に記載の双眼ルーペ。
3. 前記焦点調整手段は、焦点距離が異なる複数種類が予め準備され、その中の一つが選択されて前記支持手段に取り付けられることを特徴とする請求項１に記載の双眼ルーペ。
4. 前記焦点調整手段及び前記双眼ルーペ本体にはそれぞれ、両者を互いに係合するための凸部または凹部の何れか一方が設けられていることを特徴とする請求項３に記載の双眼ルーペ。
5. 前記焦点調整手段及び前記双眼ルーペ本体には、両者を互いに所定位置で係合するための位置合わせ線が刻記されていることを特徴とする請求項４に記載の双眼ルーペ。
6. 前記焦点調整手段と前記双眼ルーペ本体とを互いに接合する２つの接合面の各々には、両者を互いに係合するための磁石板または鉄板の何れか一方が設けられていることを特徴とする請求項３に記載の双眼ルーペ。
7. 前記焦点調整手段と前記双眼ルーペ本体の接合面にはそれぞれ、両者を互いに所定位置で係合するための凸部または凹部の何れか一方が設けられていることを特徴とする請求項６に記載の双眼ルーペ。
8. 前記焦点調整手段と前記双眼ルーペ本体とを互いに接合する２つの接合面の各々には、前記接合面各々の面積を拡大するための鍔部が設けられており、前記の磁石板と鉄板にはそれぞれ、前記鍔部に配設されていることを特徴とする請求項６に記載の双眼ルーペ。

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