JP3118094B2 - 速度計測装置 - Google Patents

速度計測装置

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JP3118094B2 JP04236608A JP23660892A JP3118094B2 JP 3118094 B2 JP3118094 B2 JP 3118094B2 JP 04236608 A JP04236608 A JP 04236608A JP 23660892 A JP23660892 A JP 23660892A JP 3118094 B2 JP3118094 B2 JP 3118094B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データキャリアとリー
ダライタを用いた速度計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように、読み書き可能
なメモリを備えた携帯使用されるデータキャリア200
と、データキャリア200のメモリを読み書きするリー
ダライタ100を用いた情報処理装置が知られている。
図8において、リーダライタ100は、通常固定設置さ
れ、制御部11、伝送部12、コマンド発生部13およ
び相関計算部14を備える。またデータキャリア200
は制御部21、伝送部22、コマンド解読部23、擬似
ランダム系列発生部24およびメモリ25を備える。
【0003】リーダライタ100の伝送部12とデータ
キャリア200の伝送部22による非接触結合として
は、例えば磁気誘導結合が用いられる。また両者の伝送
方式は、リーダライタ100からデータキャリア200
への伝送は、動作電力の伝送も併せて行うことからFS
K変調方式としており、データキャリア200からリー
ダライタ100へのデータ伝送は少ない送信パワーで済
むように、擬似ランダム系列信号を用いたスペクトラム
拡散通信方式としている。
【0004】このスペクトラム拡散通信方式は、データ
キャリア200の擬似ランダム系列発生部24で例えば
送信ビット1に対応して所定の擬似ランダム系列を発生
して送信し、データキャリア100の相関計算部14で
基準系列と受信系列との自己相関を計算し、系列が一致
した時の自己相関ピーク値でビット1を復元している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
キャリアの応用として従来は自動車用道路や鉄道用のレ
ールに沿ってデータキャリアを設置し、自動車や列車に
搭載したリーダライタによりデータキャリアの情報を読
み書きすることは行っていたが、自動車や列車等の移動
体で必ず必要な速度情報は、データキャリアとは無関係
に従前の手法で得ている。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、移動体に対する情報の読み書きに使用される
データキャリアを利用して速度情報が得られるようにし
た速度計測装置を提供することを目的とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この目的を達成するた
め本発明は次のように構成する。まず本発明の速度計測
装置の基本構成としては、相対移動する関係にある発信
器と受信器を設け、例えば発信器を固定設置し、受信器
を移動体側に設ける。発信器には、周期的に擬似ランダ
ム系列信号を発生して送信させる擬似ランダム系列発生
部を設ける。また受信器には、発信器から送られてきた
擬似ランダム系列の受信信号から自己相関ピーク値を計
算する相関計算部と、自己相関ピーク値が所定値を越え
てから下がるまでの時間と前記自己相関ピーク値が所定
値を越えている予め定めた発信器と受信器の相対移動間
隔とから速度を計算する速度計算部とを設ける。
【0008】従来のリーダライタおよびデータキャリア
に近い形をとると、受信器に更に一定周期毎にコマンド
を発生するコマンド発生部を設けると共に、発信器に受
信器からのコマンドを解読して擬似ランダム系列の発生
を指示するコマンド解読部を設けることになる。また本
発明の他の形態としては、相対移動する関係にある発信
器と受信器を有し、発信器を所定間隔を隔てて複数配置
する。この場合、受信器の速度計算部は、特定の発信器
から受信した擬似ランダム系列信号の自己相関ピーク値
が所定値を越えて次の発信器から受信した擬似ランダム
系列信号の自己相関ピーク値が所定値を越えるまでの時
間と予め定めた発信器の設置間隔から速度を計算する。
【0009】具体的には、自己相関ピークが最大値とな
った時刻を記憶し、隣接する2つの発信器から得られた
自己相関ピーク値の最大値の時刻差に基づいて速度を計
算する。更に本発明の他の形態として、発信器と受信器
との間の相対距離の変化に対する自己相関ピーク値の変
化の関係を予め求めて受信器のメモリに記憶してお
き、、相関計算部で計算した自己相関ピーク値が所定値
0 を越えてから一定時間後T0 に再度コマンドを前記
発信器に発行して第2自己相関ピーク値C2 を求め、メ
モリの参照で自己相関ピーク値の所定値C0 から求めた
第1相対距離L0 と第2自己相関ピーク値C1 から求め
た第2相対距離L1 から移動距離(L0 −L1)を求め
て相対速度vをv=(L0 −L1 )/T0 として計算し
てもよい。
【0010】また受信器を2つ設けて移動方向を求める
ようにしてもよい。更に発信器にメモリを設けることで
データキャリアとした場合には、速度計測の際に得られ
た自己相関ピーク値に基づきメモリの読出しを開始する
閾値を決定することが望ましい。
【0011】
【作用】このような構成を備えた本発明の速度計測装置
によれば、道路や線路に設置されているデータキャリア
からの擬似ランダム系列信号の送信機能を発信器として
利用し、また自動車や列車等の移動体側に搭載されたリ
ーダライタを受信器として利用し、リーダライタの相関
計算部による基準系列と受信系列とが一致して自己相関
ピーク値が得られた時刻に基づいて速度を計算すること
ができ、データキャリアをメモリの読み書きにのみなら
ず速度計測に利用でき、データキャリアを用いた交通シ
ステムの広範な普及と利用を促進できる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の速度計測装置における発信器
と受信器の配置構成を示した説明図である。図1におい
て、移動体40側には受信器10が搭載され、一方、道
路やレール等の固定側には発信器20が設置されてお
り、発信器20は、例えば一定間隔で設置されている。
移動体40の受信器10は固定側の発信器20に対し間
隔Hを保持したままほぼ水平方向に移動できるようにす
る。このときの受信器10と発信器20が相対してデー
タ送信可能な間隔は、例えば図示のRとして定まり、こ
のデータ受信可能な相対移動間隔Rは受信器10側に速
度計算のために予め登録されている。
【0013】図2は図1の受信器10及び発信器20の
一実施例を示した実施例構成図である。図2において、
受信器10は制御部11,伝送部12,コマンド発生部
13,相関計算部14,比較部15,メモリ16及び速
度計算部17を有する。また、発信器20は制御部2
1,伝送部22,コマンド解読部23及び擬似ランダム
系列発生器24を備える。
【0014】受信器10の伝送部12と発信器20の伝
送部22による非接触結合は、例えばコイルを用いた電
磁誘導結合方式が用いられる。また、受信器10から発
信器20に対する伝送方式としては、受信器10は車両
側に搭載されて十分な電力供給を受けて、十分な送信パ
ワーが得られるので、FSK変調方式とする。これに対
し、発信器20から受信器10に対する伝送方式として
は、発信器20に対する動作電力の供給が受信器10か
らのFSK変調信号の受信整流で得ていることから、送
信パワーが少なくても十分な伝送品質が得られるように
スペクトラム拡散通信方式を採用している。
【0015】スペクトラム拡散通信方式を実現するた
め、発信器20に設けた擬似ランダム系列発生器24は
所定ビット長の擬似ランダム系列、例えばM0 系列信号
を発生する。発信器20から送信された擬似ランダム系
列信号は受信器10の相関計算部14に与えられ、発信
器20で発生したと同じ基準擬似ランダム系列と受信系
列との相関計算により受信系列と基準系列とが一致した
ときに自己相関ピーク値を得るようにしている。
【0016】図3は図2の受信器10に設けた相関計算
部14の実施例構成図であり、シフトレジスタ30,積
和演算器31及び基準値レジスタ32で構成される。シ
フトレジスタ32は受信信号のサンプルデータ、即ち受
信サンプルデータが直列的に順次入力される。一方、基
準値レジスタ32には、図2に示した発信器側で発生す
るM0 系列信号が基準系列信号として固定的に格納され
ている。
【0017】積和演算器31はシフトレジスタ30と基
準値レジスタ32の各系列要素を個別に掛け合わせてそ
の総和を求める。即ち、自己相関値を演算している。図
4はビット長n(系列要素数n個)の擬似ランダム系列
信号についての受信系列と基準系列が周期T毎に一致し
たときの積和演算器31の出力値を示しており、両者が
一致しない間は−(1/n)の値であるが、両系列が一
致すると、相対値1に示すように自己相関ピーク値が得
られる。
【0018】再び図2を参照するに、相関計算部14で
受信系列,基準系列の一致により得られた自己相関ピー
ク値は比較部15に与えられ、予め定めた閾値THと比
較され、まず閾値THを上回ったときの時刻t1がメモ
リ16に記憶される。続いて比較部15は自己相関ピー
ク値が閾値THを下回るか否か監視しており、閾値TH
を下回った時刻t2を同じくメモリ16に記憶する。
【0019】即ち、図1における発信器20に受信器1
0が近づき、通信可能な間隔Rの通過開始時刻t1と通
過終了時刻t2を検出することになる。メモリ16に対
する時刻t1,t2の記憶が済むと、制御部11は速度
計算部17を起動し、メモリ16の時刻t1とt2の時
刻差ΔTと、図1に示す発信器20に対する受信器10
の通信可能間隔Rから移動体40の速度を計算する。
【0020】速度計算部17で計算された速度はメモリ
16に記憶され、制御部11に対する表示装置や制御装
置からの要求に対し速度データを転送する。また、実際
の速度表示や速度を用いた制御にあっては、速度計算部
17で計算された複数の計算結果の平均値を用いるよう
にしてもよい。更に、速度計測のため受信器10の制御
部11は、コマンド発生部13に一定のサンプリング周
期毎に発信器20からの応答を得るためのコマンドを発
生しており、従って図1のように発信器20に対し受信
器10が通信可能状態で相対している間、発信器20か
らはサンプリング周期毎に擬似ランダム系列信号が送信
されるようになる。
【0021】図5は図1及び図2に示した発信器10側
における速度計測処理を示したフローチャートである。
図5において、まずステップS1で所定のサンプリング
周期か否かチェックしており、サンプリング周期に達す
るとステップS2に進んでコマンドを発生する。このコ
マンド発生に対し、発信器20側はコマンド解析結果に
基づき擬似ランダム系列信号を発生して送り返してくる
ようになり、受信系列と基準系列が一致すると自己相関
ピーク値CがステップS3で検出される。
【0022】この自己相関ピーク値CはステップS4で
所定の閾値THと比較され、閾値TH以上であればステ
ップS5に進んで、そのときの時刻t1を記憶する。時
刻t1の記憶が済むと、ステップS6でサンプリング周
期に達する毎にステップS7でコマンドを発行し、ステ
ップS8で発信器20からの擬似ランダム系列信号の発
生に基づく自己相関ピーク値Cの検出を行い、ステップ
S9で自己相関ピーク値が今度は閾値THより小さくな
るか否か監視する。
【0023】ステップS9で自己相関ピーク値Cが閾値
THを下回ったことが判別されるとステップS10に進
み、そのときの時刻t2を記憶する。このような時刻t
1及びt2の記憶が済むと、ステップS11で図1に示
す通信可能な間隔Rを時刻差(t2−t1)で割って速
度Vを求める。以下同様に、移動体40側の発信器10
が道路やレール側に設置した発信器20を通過する毎に
同じ処理を繰り返す。
【0024】図6は本発明の第2実施例における受信器
と発信器の配置を示した説明図である。図6の第2実施
例にあっては、道路や線路側に少なくとも2つの発信器
20−1,20−2を所定の間隔Rで設置しており、移
動体40に搭載した受信器10は各発信器20−1,2
0−2を通過する毎に通過時刻t1,t2を記憶する。
【0025】例えば図6に示すように、発信器20−1
を受信器10が通過する際に、サンプリング周期でコマ
ンドを発行して発信器20−1より一定周期で擬似ラン
ダム系列信号を発信させ、発信器20−1に対し受信器
10が図示のように最適通信位置で相対したときに、相
関計算部14から出力される自己相関ピーク値Cは最大
値となるので、このときの時刻を通過時刻として記憶す
る。
【0026】次に設けられている発信器20−2に受信
器10が10´に示すように相対した場合にも、同様に
して自己相関ピーク値Cの最大値が得られた時刻t2を
記憶する。このようにして2つの発信器20−1,20
−2の通過時刻t1,t2が記憶できたならば、図5の
ステップS11と同様にして速度Vを計算する。実際に
は、発信器は一定間隔で連続的に配置されていることか
ら、先頭の発信器を除いて、2番目の発信器以降につい
ては発信器通過毎に速度Vを計算することができる。
【0027】尚、図6の自己相関ピーク値の最大値が得
られる発信器20−1と発信器20−2の間隔Rは、実
際には発信器20−1と20−2の設置間隔に一致す
る。更に本発明の他の実施例としては、図1の1つの発
信器通過時に行う速度計算と図6の2つの発信器を通過
するときの速度計算とを組み合わせるようにしてもよ
い。
【0028】また、図2の受信器10と発信器20にあ
っては、図7に示した従来のリーダライタ100とデー
タキャリア200を応用することから、基本的には同じ
構成を有するが、データキャリアとして用いずに単に速
度計測を行う場合には、コマンド発生部13とコマンド
解読部23は不要であり、発信器20の制御部21によ
り周期的に擬似ランダム系列発生器23を移動して擬似
ランダム系列信号を発生するようにすればよい。
【0029】また、図8のデータキャリアの機能をもた
せるためには、図2の発信器20の制御部21に対しメ
モリを設ければよい。このメモリとしては、EEPRO
M等の不揮発性メモリを用いることが望ましい。また、
発信器20にメモリを設けてデータキャリアとしての機
能をもたせた場合には、本発明の速度計測の時刻t1,
t2の計算のために使用した自己相関ピーク値に基づい
て、発信器20のメモリの読出データを表す擬似ランダ
ム系列受信信号、即ち自己相関計算部14で計算される
自己相関ピーク値の閾値を決定し、この閾値以上となっ
たときに発信器20のメモリ読出しを開始することで、
データキャリアとして用いた場合のデータ読出しの信頼
性は保証することができる。
【0030】図7は本発明の第3実施例を示した実施例
構成図であり、この実施例は、予め求めた発信器と受信
器の相対距離の変化に対する自己相関ピーク値の変化の
特性を測定しておいて相対速度を求めるようにしたこと
を特徴とする。図7(a)は固定設置された発信器20
に対し移動体40に搭載した受信器10が移動して行く
状態を示している。この場合、図7(b)に示すよう
に、受信器10と発信器20が完全に相対した時の相対
距離を零として横軸にとり、零点に対し相対距離を変化
させて自己相関ピーク値を測定すると特性曲線50が得
られる。
【0031】そこで予め測定された特性曲線50、即ち
相対距離に対する自己相関ピーク値の変化を示す特性曲
線50を例えばテーブルデータとして作成して図2に示
したと同じ構成をもつ受信器10側のメモリ16に予め
記憶しておく。受信器10の制御部11は次の手順に従
って速度計算部17の処理を行う。 発信器20から送られてきた擬似ランダム系列の受信
信号から相関計算部14で計算した自己相関ピーク値C
が閾値THを越えたか否か監視する。
【0032】閾値THを越えた時の自己相関ピーク値
CをC0 とし、この時点から一定時間T0 後に再度コマ
ンドを発信器20に発行して第2自己相関ピーク値C1
を求める。 メモリ16の参照で閾値THを越えた時の自己相関ピ
ーク値C0 から相対距離L0 を求めると共に、第2自己
相関ピーク値C1 から相対距離L1 を求める。
【0033】2つの相対距離L0 ,L1 の差から移動
距離(L0 −L1 )を求め、 V=(L0 −L1 )/T0 として相対速度Vを計算する。この第3実施例にあって
は、受信器10ごとに算出された自己相関ピーク値にバ
ラ付きがあっても、図7(b)に示した特性曲線50の
0 −C1 間の特性曲線50の傾きは略一定であり、特
性曲線50−1のように低下しても、50−2のように
増加しても自己相関ピーク値C0 ,C1 から求める移動
距離はほとんど変化せず、安定した相対速度が計算でき
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、移動体側のデータキャリアから道路や線路側に設置
されたデータキャリアに対し、単なるデータの読み書き
を行うだけではなく、データキャリアからのスペクトラ
ム拡散通信による自己相関計算の結果を利用して速度を
計測することができ、データキャリアを用いた交通シス
テムでの応用範囲を更に拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発信器と発信器の配置を示した説
明図
【図2】本発明の受信器と発信器の実施例構成図
【図3】相関計算部の実施例構成図
【図4】図3で求める自己相関ピーク値の説明図
【図5】図1の速度計算処理を示したフローチャート
【図6】本発明による発信器と受信器の他の配置を示し
た説明図
【図7】本発明の第3実施例を示した説明図
【図8】従来のデータキャリアとリーダライタの説明図
【符号の説明】
10:受信器 11,21:制御部 12,22:伝送部 13:コマンド発生部 14:相関計算部 15:比較部 16:メモリ 17:速度計算部 20,20−1,20−2:発信器 23:コマンド解読部 24:擬似ランダム系列発生部 30:シフトレジスタ 31:積和演算器 32:基準値レジスタ 40:移動体 50:特性曲線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−145972(JP,A) 特開 昭56−84557(JP,A) 特開 昭62−212897(JP,A) 特開 昭58−106419(JP,A) 特開 昭63−82364(JP,A) 実開 昭63−177757(JP,U) 実開 昭64−42457(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 3/80 G01P 3/66

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対移動する関係にある発信器と受信器を
    有し、 前記発信器に周期的に擬似ランダム系列信号を発生して
    送信させる擬似ランダム系列発生部を設け、 前記受信器には、前記発信器から送られてきた擬似ラン
    ダム系列の受信信号から自己相関ピーク値を計算する相
    関計算部と、自己相関ピーク値が所定値を越えてから下
    がるまでの時間と前記自己相関ピーク値が所定値を越え
    ている予め定めた発信器と受信器の相対移動間隔とから
    速度を計算する速度計算部とを設けたことを特徴とする
    速度計測装置。
  2. 【請求項2】相対移動する関係にある発信器と受信器を
    有し、且つ前記発信器を所定間隔を隔てて複数配置し、 前記発信器に周期的に擬似ランダム系列信号を発生して
    送信させる擬似ランダム系列発生部を設け、 前記受信器には、前記発信器から送られてきた擬似ラン
    ダム系列の受信信号から自己相関ピーク値を計算する相
    関計算部と、特定の発信器から受信した擬似ランダム系
    列信号の自己相関ピーク値が所定値を越えて次の発信器
    から受信した擬似ランダム系列信号の自己相関ピーク値
    が所定値を越えるまでの時間と予め定めた発信器の設置
    間隔から速度を計算する速度計算部とを設けたことを特
    徴とする速度計測装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の速度計測装置に於いて、前
    記速度計算部は、自己相関ピーク値が最大値となった時
    刻を記憶し、隣接する2つの発信器から得られた自己相
    関ピーク値の最大値の時刻差に基づいて速度を計算する
    ことを特徴とする速度計測装置。
  4. 【請求項4】相対移動する関係にある発信器と受信器を
    有し、 前記発信器に前記受信器からのコマンドを解読して擬似
    ランダム系列信号の発生を指示するコマンド解読部と、
    該擬似ランダム系列信号を発生して送信させる擬似ラン
    ダム系列発生部を設け、 前記受信器には、前記発信器から送られてきた擬似ラン
    ダム系列の受信信号から自己相関ピーク値を計算する相
    関計算部と、発信器との相対距離の変化に対する自己相
    関ピーク値の変化の関係を予め記憶したメモリと、前記
    相関計算部で計算した自己相関ピーク値が所定値を越え
    てから一定時間後に再度コマンドを前記発信器に発行し
    て第2自己相関ピーク値を求め、前記メモリの参照で自
    己相関ピーク値の所定値から求めた第1相対距離と前記
    第2自己相関ピーク値から求めた第2相対距離から移動
    距離を求めて相対速度を計算する速度計算部とを設けた
    ことを特徴とする速度計測装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4記載の速度計測装置に於い
    て、前記受信器に更に一定周期毎にコマンドを発生する
    コマンド発生部を設けると共に、前記発信器に受信器か
    らのコマンドを解読して擬似ランダム系列の発生を指示
    するコマンド解読部を設けたことを特徴とする速度計測
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5記載の速度計測装置に於い
    て、前記受信器を2つ設けて移動方向を求めることを特
    徴とする速度計測装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6記載の速度計測装置に於い
    て、前記発信器は更にメモリを備え、前記受信器は速度
    計測の際に得られた自己相関ピーク値に基づき前記メモ
    リの読出しを開始する閾値を決定することを特徴とする
    速度計測装置。
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