JP3117863U - トランク型組立式紙箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】
収納物を容易に出し入れすることができるように横置き型の筒状本体の両端に設けた開口部と、開口部を閉鎖するための器機能を備えた閉鎖部と、閉鎖部の汚れを防止するための内蓋を有するトランク型組立式紙箱を提供することである。
【解決手段】
本考案に係るトランク型組立式紙箱は、筒状本体11と、筒状本体11の両端に開口部12と、筒状本体11の底面21に直結し、開口部12に嵌め込むように第一側壁61、第二側壁63、第三側壁65を持つ閉鎖部13と、筒状本体11の上面41に取り付けた取っ手14を有する。
【選択図】 図1
収納物を容易に出し入れすることができるように横置き型の筒状本体の両端に設けた開口部と、開口部を閉鎖するための器機能を備えた閉鎖部と、閉鎖部の汚れを防止するための内蓋を有するトランク型組立式紙箱を提供することである。
【解決手段】
本考案に係るトランク型組立式紙箱は、筒状本体11と、筒状本体11の両端に開口部12と、筒状本体11の底面21に直結し、開口部12に嵌め込むように第一側壁61、第二側壁63、第三側壁65を持つ閉鎖部13と、筒状本体11の上面41に取り付けた取っ手14を有する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、洋菓子、あるいは和菓子等を収納するトランク型組立式紙箱に関する。
従来、組立式紙箱は、組み立てた際に、上面または側面の1面のみを開口部とするものが主流である(特開2001−151225号公報、特許文献1参照)。また、開口部となる面と、その面に連なる1側面の2面を開口部とした例もある(特開2004−338799号公報、特許文献2参照)。
特開2001−151225号
特開2004−338799号
従来の組立式紙箱は、開口部が1面か、あるいはそれに連なるもう1面を含めた2面であるため、単品の収納物の出し入れでは問題はないが、複数の収納物を出し入れする場合に、手前の収納物を動かさないと奥の収納物を動かしづらいといった問題がある。
また、菓子箱自体はあくまでも収納ケースとして用いられ、飲食の際に菓子箱をそのまま菓子類の器として用いられることはない。さらに、収納物が包装されていない場合、菓子箱を運ぶ際の振動などで、菓子箱内面が汚れてしまうこと等がある。
そこで、本考案では、収納物を容易に出し入れすることができるように横置き型の筒状本体の両端に設けた開口部と、開口部を閉鎖するための器機能を備えた閉鎖部と、閉鎖部の汚れを防止するための内蓋を有するトランク型組立式紙箱を提供することである。
上述した課題を解決するために、本考案では、両端に開口部をもつ横置き型の筒状本体と、前記筒状本体の底面と直結し、開口部に嵌め込む側壁を持つ閉鎖部と、前記筒状本体の上面に取り付けた取っ手を有し、前記閉鎖部を開いた際に、前記側壁により、閉鎖部が器としての機能を有することを特徴としている(請求項1)。また、前記開口部を閉鎖する際に、前記閉鎖部より内側に配置されるよう、前記筒状本体の上面に直結された内蓋を備えたことを特徴としている(請求項2)。さらに、前記開口部を閉鎖する際に、前記筒状本体に閉鎖部固定用突起を設け、前期閉鎖部の前記側壁の一部に閉鎖部固定用突起挿入部を設けることで前記閉鎖部を前記筒状本体に着脱自在に固定できるようにしたことを特徴としている(請求項3)。また、前記筒状本体の上面に取っ手を挿入するスリットと、筒状本体の上面と側面の折り目に取っ手を固定するための切り込みを設け、また取っ手が筒状本体の上面とほぼ等しい大きさの取っ手基板上に取り付けられ、前記取っ手基板はその両側端部に突起を備えていて、取っ手を上記スリットに挿入すると、前記突起が前記切り込みに挿入固定される構造を有することを特徴としている。(請求項4)。
横置き型の筒状本体の両端に開口部を設けたことで収納物を容易に出し入れすることができる。また、前記開口部を閉鎖する閉鎖部は、開口部に嵌め込む側壁を有し、前記側壁により収納物を引き出す際に器として利用することができる。さらに、閉鎖部の内側に内蓋を配置することで、閉鎖部の汚れを防止することができる。
図1は、本考案に係るトランク型組立式紙箱の開口部を開口した立体図である。図示されたトランク型組立式紙箱は、筒状本体11と、筒状本体11の両端に開口部12と、筒状本体11の底面21に直結し、開口部12に嵌め込むように第一側壁61、第二側壁63、第三側壁65を持つ閉鎖部13と、筒状本体11の上面41に取り付けた取っ手14を有する。
筒状本体11は、横置き型に筒状をなし、長方形の底面21と、底面21に直結した第一側面31と、第一側面31に直結した上面41と、上面41に直結した第二側面51と、筒状本体11両端に上記開口部12を有する。また、第二側面51は上面41に直結した辺の対称辺に側面のり代52を有し、前記側面のり代52により底面21の端部に第二側面51を連結することで筒状本体11および開口部12を形成する。
底面21は、第一側面31と直結し、側面のり代52により第二側面52と連結される。また、底面21は、開口部12に上記閉鎖部13を有する。
第一側面31および第二側面51は、それぞれ開口部12にフラップ32を有する。また、第一側面31および第二側面51の側面上にはそれぞれ閉鎖部固定用スリット33を有する。なお、上記閉鎖部固定用スリット33は、なくても良い。
上面41は、開口部12に内蓋42を有する。また、上面41と内蓋42とを直結した折り目に閉鎖部固定用突起43を有する。さらに、上面41の中央部に取っ手用スリット44と、上面41とそれぞれ第一側面31および第二側面51とを直結している折り目には、取っ手固定用切り込み45を有する。
開口部12は、筒状本体11の底面21、第一側面31、上面41、第二側面51により囲まれ形成される筒状本体11の両側の開口した端部であり、底面21に直結した閉鎖部13と、第一側面31および第二側面51に直結したフラップ32と、上面41に直結した内蓋42を有する。開口部12を閉鎖する際は、外側に向かってフラップ32、内蓋42、閉鎖部13の順に重ねて閉鎖する。このような構造にすることで、筒状本体11の両端部の開口部12により収納物の出し入れが容易となる。また、閉鎖部13の内側に配置されるよう、上面41に直結した内蓋42を設けることで、収納物による閉鎖部13の汚れを防止する。
閉鎖部13は、底面21に直結し、開口部12に嵌め込むよう、底面21との直結した辺以外の三辺にそれぞれ第一側壁61、第二側壁63、第三側壁65を有する。閉鎖部13により開口部12を閉鎖する際、第一側壁61および第三側壁65は、筒状本体11側面上の閉鎖部固定用スリット33に差込固定する。また、第二側壁63は、上面41の閉鎖部固定用突起43にて固定する。また、閉鎖部13は、底面21と直結した辺以外の三辺にそれぞれ側壁を備えることで、収納物を取り出す際に、器として利用することができる。
取っ手14は、取っ手基板71に取り付けられる。また、取っ手基板71は、両側端部に取っ手固定用突起72を有する。取っ手14は、筒状本体11の上面41に設けられた取っ手用スリット44に、上面41の内側から挿入する。その際に取っ手基板71は、上面41の取っ手固定用切り込み45に取っ手固定用突起72を嵌め込み、取っ手14を固定する。なお、取っ手14を取っ手用スリット44に挿入した際に、取っ手14が上下に可動性を持つ構造とする場合、取っ手固定用突起72は不要である。
図2は、図1に示すトランク型組立式紙箱の開口部を閉鎖した立体図である。図示されたトランク型組立式紙箱は、筒状本体11と、底面21に直結し、第一側壁61、第二側壁63、第三側壁65を持つ閉鎖部13と、筒状本体11の上面41に取り付けた取っ手14を有する。
筒状本体11は、横置き型の筒状をなし、閉鎖部13と、取っ手14を有する。また、図1に示す開口部12は、閉鎖部13により閉鎖している。
閉鎖部13は、底面21に直結し、図1に示す開口部12に嵌め込むように底面21との直結した辺以外の三辺にそれぞれ第一側壁61、第二側壁63、第三側壁65を有する。図1に示す開口部12を閉鎖する際、第一側壁61および第三側壁65は、筒状本体側面の閉鎖部固定用スリット33に差込固定する。また、第二側壁63は、上面41の閉鎖部固定用突起43により固定する。
取っ手14は、取っ手基板71に取り付けられ、上面41に設けられた取っ手用スリット44に、上面41の内側から挿入固定される。
図3は、図1に示すトランク型組立式紙箱の展開図である。図示されたトランク型組立式紙箱は、筒状本体11と、取っ手14を有する。筒状本体11は、横置き型に筒状をなし、長方形の底面21と、底面21に直結した第一側面31と、第一側面31に直結した上面41と、上面41に直結した第二側面51と、第二側面51に直結した側面のり代52を有する。
底面21は、第一側面31を直結し、またその両側の一対の辺にそれぞれ閉鎖部13を直結する。
第一側面31は、底面21と直結し、対称辺に上面41を直結する。また、その両側の一対の辺にそれぞれフラップ32を有し、さらに第一側面31上に閉鎖部固定用スリット33を有する。
上面41は、第一側面31と直結し、対称辺に第二側面51を直結する。また、その両側の一対の辺にそれぞれ内蓋42と、上面41と内蓋42とを直結した辺に閉鎖部固定用突起43を有する。さらに、上面41の中央部に取っ手用スリット44を有する。
第二側面51は、上面41と直結し、対称辺に側面のり代52を有する。また、その両側の一対の辺にそれぞれフラップ32を有し、さらに第二側面51上に閉鎖部固定用スリット33を有する。
筒状本体11を組み立てる際には、底面21と第一側面31と上面41と第二側面51とがそれぞれ直結した辺にて折り曲げていき、底面21と第二側面51を側面のり代52で連結し、横置き型の筒状本体11および筒状単体11両端部に開口部12を形成する。
閉鎖部13は、底面21と直結し、底面21と直結した辺以外の三辺にそれぞれ第一側壁61、第二側壁63、第三側壁65を有する。第一側壁61および第三側壁65は、それぞれ側壁のり代62を有する。また、第二側壁63は、閉鎖部13との直結した辺に側壁固定用切り込み64を有し、閉鎖部13と直結した辺の対称辺に折り返し面66を有する。折り返し面66は、側壁固定用突起67と、閉鎖部固定用突起挿入部68を有し、組み立てる際には、第一側壁61および第三側壁65の側壁のり代62を覆うように折り返し面66を折り返し、折り返し面66の側壁固定用突起67を第二側壁63の側壁固定用切り込み64に嵌め込むことで側壁同士を固定する。このような構造にすることで、収納物を取り出す際に、閉鎖部13は器として利用することができる。
閉鎖部13により開口部12を閉鎖する際には、上面41と内蓋42とを直結した折り目の閉鎖部固定用突起43を、第二側壁63に直結した折り返し面66の閉鎖部固定用突起挿入部68に挿入し、第一側壁61および第三側壁65を第一側面31および第二側面51の閉鎖部固定用スリット33に差込固定し、開口部12を閉鎖する。
取っ手14は、取っ手基板71に取り付けられ、取っ手基板71はその両側端部に取っ手固定用突起72を有する。筒状本体11に取っ手14を取り付ける際は、取っ手14を上面41の取っ手用スリット44に内側から挿入し、取っ手基板71の取っ手固定用突起72を、上面41と第一側面31および第二側面51との直結している折り目に設けられた取っ手固定用切り込み45に嵌め込むことで固定する。
本考案は、菓子箱としての利用を想定しているものであるが、収納物を菓子以外の他の食品にし、例えばランチボックス、ポーチ等としても利用することができる。
11 筒状本体
12 開口部
13 閉鎖部
14 取っ手
21 底面
31 第一側面
32 フラップ
33 閉鎖部固定用スリット
41 上面
42 内蓋
43 閉鎖部固定用突起
44 取っ手用スリット
45 取っ手固定用切り込み
51 第二側面
52 側面のり代
61 第一側壁
62 側壁のり代
63 第二側壁
64 側壁固定用切り込み
65 第三側壁
66 折り返し面
67 側壁固定用突起
68 閉鎖部固定用突起挿入部
71 取っ手基板
72 取っ手固定用突起
12 開口部
13 閉鎖部
14 取っ手
21 底面
31 第一側面
32 フラップ
33 閉鎖部固定用スリット
41 上面
42 内蓋
43 閉鎖部固定用突起
44 取っ手用スリット
45 取っ手固定用切り込み
51 第二側面
52 側面のり代
61 第一側壁
62 側壁のり代
63 第二側壁
64 側壁固定用切り込み
65 第三側壁
66 折り返し面
67 側壁固定用突起
68 閉鎖部固定用突起挿入部
71 取っ手基板
72 取っ手固定用突起
Claims (4)
- 両側に開口部をもつ横置き型の筒状本体と、
前記筒状本体の底面と直結し、開口部に嵌め込む側壁を持つ閉鎖部と、
前記筒状本体の上面に取り付けた取っ手を有し、
前記閉鎖部を開いた際に、前記側壁により、閉鎖部が器としての機能を有することを特徴とするトランク型組立式紙箱。 - 前記開口部を閉鎖する際に、前記閉鎖部より内側に配置されるよう、前記筒状本体の上面に直結された内蓋を備えたことを特徴とする請求項1に記載のトランク型組立式紙箱。
- 前記開口部を閉鎖する際に、前記筒状本体に閉鎖部固定用突起を設け、前期閉鎖部の前記側壁の一部に閉鎖部固定用突起挿入部を設けることで前記閉鎖部を前記筒状本体に着脱自在に固定できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のトランク型組立式紙箱。
- 前記筒状本体の上面に前記取っ手を挿入するスリットと、
前記筒状本体の上面と側面の折り目に取っ手を固定するための切り込みを設け、
また、取っ手が筒状本体の上面とほぼ等しい大きさの取っ手基板上に取り付けられ、前記取っ手基板はその両側端部に突起を備えていて、取っ手を前記スリットに挿入すると、前記突起が前記切り込みに挿入固定される構造を有することを特徴とする請求項1に記載のトランク型組立式紙箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005006432U JP3117863U (ja) | 2005-08-09 | 2005-08-09 | トランク型組立式紙箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005006432U JP3117863U (ja) | 2005-08-09 | 2005-08-09 | トランク型組立式紙箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3117863U true JP3117863U (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=43468175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005006432U Expired - Fee Related JP3117863U (ja) | 2005-08-09 | 2005-08-09 | トランク型組立式紙箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3117863U (ja) |
-
2005
- 2005-08-09 JP JP2005006432U patent/JP3117863U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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