JP3117051U - 縫い針 - Google Patents
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Abstract
【課題】 縫い糸を容易に通すことができるとともに、工具を使用することなく縫い糸を切断できる縫い針を提供する。
【解決手段】 一端に縫い糸を通す針の孔を形成し、他端に尖ったニードルヘッドを形成してなる縫い針であって、該針の孔が外部と連通する縫い糸進入孔を形成した開放式の縫い糸収納空間である。また、縫い針の適宜な位置にカッター部を形成する。
【選択図】 図5
【解決手段】 一端に縫い糸を通す針の孔を形成し、他端に尖ったニードルヘッドを形成してなる縫い針であって、該針の孔が外部と連通する縫い糸進入孔を形成した開放式の縫い糸収納空間である。また、縫い針の適宜な位置にカッター部を形成する。
【選択図】 図5
Description
この考案は、縫い針に関し、特に縫い糸を通しやすい針の穴の構造と、縫い糸で縫う作業が完了した後の縫い糸を切断するためのカッター部とを具えた縫い針に関する。
人は、高齢になるつれて眼の水晶体の焦点調整機能が徐々に衰え、近い距離の事物が見にくくなる。かかる減少は、新聞を読んだり、針に糸を通したりする場合に明らかである。
上述の針に糸を通すとは、図1に開示するように、細長い縫い針100穿設された針の孔200に縫い糸Aを通して、縫合、縫製に供することを指す。係る動作は、容易な動作に見えるが、但し、正常な視力以外に、手の安定した動作を必要とする。手と腕の安定した協調があって、はじめて精確な射撃、針に糸を通す動作、医学における手術、精密機器の作成、修理などを行うことができる。これらは、高齢者、もしくは四肢の動作の協調がとれない人にとって、明らかに難しい動作である。
一般に被服を縫製する場合、様々な材質の縫い糸(棉糸、ナイロン糸など)を用い、縫い針に通して縫う。縫い糸Aの太さは、糸の種類によって異なる。また縫い針100の針の孔200は極めて狭い。よって、糸の太さが針の孔より大きいため、糸を通すことができない場合がある。
また、糸を通しにくい場合、縫い糸の一端を舐めたり、火であぶったり、指で縒り合わせたりして、糸の一端を尖らせ、硬くし、針の孔に通りやすくする。但し、係る動作は手間がかかり、見た目も良くなく、衛生的でない。
針の孔に糸を通す場合、図2、3、4に開示するような糸通し300を用いることができる。糸通し300は金属線によるフレーム部3001を有し、該フレーム部300が金属の硬さと変形性を利用して、針の孔を変形、伸縮して通過する。フレーム部3001の針の孔を通過した部分に縫い糸Aを通して糸通し300を引き抜くと、フレーム部3001を通過した縫い糸Aが、フレーム部3001とともに針の孔200を通過する。
上述する糸通し300を利用して縫糸を通す方法でも、針の孔に糸を通すことができる。但し、やはり不便である。特に視力の弱い者にとっては、糸通し300のフレーム部3001を針の孔に通すことはやはり難しい。
さらに、糸で縫う動作が完了した場合、工具で糸を切断する。係る工具を持ち歩いたり、また作業テーブルに置くことは、また面倒なことである。
この考案は、縫い糸を容易に通すことのできる縫い針を提供することを課題とする。
また、この考案は他の工具を必要とせず縫い糸を切断することのできる縫い針を提供することを課題とする。
そこで、本考案の考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、縫い針の針の孔と外部とが連通する縫い糸進入孔を形成するとともに、縫い針の適宜な位置にカッター部を形成してなる縫い針によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。
以下、この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載する縫い針は、一端に縫い糸を通す針の孔を形成し、他端に尖ったニードルヘッドを形成してなる縫い針であって、
該針の孔が外部と連通する縫い糸進入孔を形成した開放式の縫い糸収納空間である。
請求項1に記載する縫い針は、一端に縫い糸を通す針の孔を形成し、他端に尖ったニードルヘッドを形成してなる縫い針であって、
該針の孔が外部と連通する縫い糸進入孔を形成した開放式の縫い糸収納空間である。
請求項2に記載する縫い針は、請求項1における針の孔内の位置であって、該縫い針の該ニードルヘッドに対応する一端に縫い糸を剪んで支持するクリップスリットを形成する。
請求項3に記載する縫い針は、請求項1における針の孔の縫い糸進入孔の両側に凹状の円弧形状部を形成する。
請求項4に記載する縫い針は、請求項1における開放式の縫い糸収納空間が水滴状に形成される。
請求項5に記載する縫い針は、請求項1における縫い針に縫い糸を切断するカッター部を形成する。
請求項6に記載する縫い針は、請求項5におけるカッター部が該縫い針の該ニードルヘッドを形成する一端にを形成される。
請求項7に記載する縫い針は、請求項5におけるカッター部が該針の孔内の該クリップスリットに対向する一端に形成される。
請求項8に記載する縫い針は、請求項5におけるカッター部が該針の孔を形成する側の端縁部に形成する。
請求項9に記載する縫い針は、請求項5におけるカッター部が平直な刃を有するカッター部である。
請求項10に記載する縫い針は、請求項5におけるカッター部が円弧状の刃を有するカッター部である。
請求項11に記載する縫い針は、請求項5におけるカッター部が鋸刃状の刃を有するカッター部である。
この考案の縫い針は、縫い糸を素早く、容易に通すことができるとともに、糸で縫う作業が完了した後、その他工具を必要とすることなく容易に縫い糸を切断できるため、使用上便利であるという利点を有する。
この考案による構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。
図5に、この考案による縫い針を開示する。この考案による縫い針は、従来の縫い針と略同様に、前端の尖ったニードルヘッド部11を有する。該ニードルヘッド部11から被加工物の隙間を通過する。また、縫い針本体1には縫い糸Aを通す針の孔2を形成する。
針の孔2は、孔の内部から外部に連通する糸進入口20を形成して、外部に開放した孔部とする。よって、縫い糸Aを針の孔2に通す場合、縫い糸Aにテンションをかけ、横から縫い針1の縫い糸進入口20の位置から針の孔20ないに進入させて、糸を針に通す動作を完成させることができる。よって、従来の縫い針に比して速く行うことができ、便利である。
また、被加工物に縫い付けた縫い糸が縫い糸進入口20の両側に引かかることを防ぐために、凹状の円弧部21を形成する。
さらに、この考案においては、針の孔2に通した縫い糸Aが確実に縫い針1に連結するように、針の孔2の内部であって、縫い針1のニードルヘッド部11に対応する他端に縫い糸Aを支持するクリップスリット22を形成する。このため、縫い糸Aを針の孔2に通して使用する場合、縫い糸Aを挟み、支持する作用が発生し、縫い糸Aの脱落を防ぐことができる。
この考案による縫い針1は、上述する構造を具え、糸を通すための如何なる補助的な器具を必要とすることなく、すばやく、かつ容易に糸を通すことができる。
縫い糸は、材質などによって糸の太さが異なる。よって、従来の縫い針は糸の太さに合わせて針の孔の大きさの異なるものを選ぶ。但し、本考案の縫い針はその必要ない。針の孔2内に形成されるクリップスリット22は水滴状を呈する。よって、端縁部に近づくほど狭くなり、縫い糸Aを挟み、支持しやすくなる。かかる設計は、縫い糸が湿気によって、または水に濡れて糸が膨張した場合、針の孔に通らないという問題を解決することができる。
また、この考案による縫い針は、適宜な箇所に縫い糸Aを切断するためのカッター部23を形成する。カッター部23は、鋭利な刃の部分であって、糸で縫う作業が完了した後、カッター部23で直接縫い糸Aを切断することができる。よって、鋏、カッターなどのその他工具を必要とすることなく切断でき、便利である。
カッター部23を形成する位置は、図5に開示するように縫い針1の端縁部か、図6に開示するように、針の孔2内のクリップスリット22に対向する位置であってもよい。よって、糸で縫う作業が完了した後、縫い糸Aに軽くテンションをかけて、これらカッター部23に当てることによって切断することができる。また、図7に開示するようにカッター部23を縫い針1の前端に形成してもよい。
カッター部23は、縫い針1の適宜な位置であれば、いずれに形成してもよく、その形状は、平直な形状か、円弧状か、もしくは鋸刃状であってもよいく、いずれもこの考案の実施の範囲に含まれる。
以上はこの考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更などであって、この考案の精神の下においてなされ。、かつこの考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の実用新案登録請求の範囲に含まれるものとする。
1 縫い針
11 ニードルヘッド部
100 縫い針
2 針の孔
21 円弧部
22 クリップスリット
23 カッター部
200 針の孔
300 糸通し
3001 フレーム部
A 縫い針
11 ニードルヘッド部
100 縫い針
2 針の孔
21 円弧部
22 クリップスリット
23 カッター部
200 針の孔
300 糸通し
3001 フレーム部
A 縫い針
Claims (11)
- 一端に縫い糸を通す針の孔を形成し、他端に尖ったニードルヘッドを形成してなる縫い針であって、
該針の孔が外部と連通する縫い糸進入孔を形成した開放式の縫い糸収納空間であることを特徴とする縫い針。 - 前記針の孔内の位置であって、該縫い針の該ニードルヘッドに対応する一端に縫い糸を剪んで支持するクリップスリットを形成することを特徴とする請求項1に記載の縫い針。
- 前記針の孔の縫い糸進入孔の両側に凹状の円弧形状部を形成することを特徴とする請求項1に記載の縫い針。
- 前記開放式の縫い糸収納空間が水滴状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の縫い針。
- 前記縫い針に縫い糸を切断するカッター部を形成することを特徴とする請求項1に記載の縫い針。
- 前記カッター部が該縫い針の該ニードルヘッドを形成する一端にを形成されることを特徴とする請求項5に記載の縫い針。
- 前記カッター部が該針の孔内の該クリップスリットに対向する一端に形成されることを特徴とする請求項5に記載の縫い針。
- 前記カッター部が該針の孔を形成する側の端縁部に形成することを特徴とする請求項5に記載の縫い針。
- 前記カッター部が平直な刃を有するカッター部であることを特徴とする請求項5に記載の縫い針。
- 前記カッター部が円弧状の刃を有するカッター部であることを特徴とする請求項5に記載の縫い針。
- 前記カッター部が鋸刃状の刃を有するカッター部であることを特徴とする請求項5に記載の縫い針。
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JP2005007839U JP3117051U (ja) | 2005-09-26 | 2005-09-26 | 縫い針 |
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CN109350152A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-02-19 | 大连医雅科技有限公司 | 一种用于医院治疗的穿线装置及方法 |
CN114808296A (zh) * | 2022-05-13 | 2022-07-29 | 安徽农业大学 | 一种用于废旧服装回收利用的拆线设备 |
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CN109350152B (zh) * | 2018-12-05 | 2023-06-13 | 大连医雅科技有限公司 | 一种用于医院治疗的穿线装置及方法 |
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