JP3116904U - スティックライト - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーキ等の食品に挿したり、花束等の装身具、グラス等の容器、花器の室内装飾品、鉢植え等の観賞用植物などに一緒に挿してもバランス良く使用できるスティックライトを提供する。
【解決手段】LED等の発光手段を内装する発光部1と、該発光部1の基部に一体的に形成されたライト本体2と、該ライト本体2に連設された延長ステム3とを備える。発光部1は、ライト本体2との組付けが簡単にできるように電池ユニット4c及び組付スペーサ4dとを介してユニット状に組み付け、発光部1を外した時に発光手段4と電池5とが纏めて抜き取れる。発光部1は、発光手段4をON/OFFさせる回動スイッチを兼用しており、右に回すことで発光し、左に回すことで発光手段4が消えるように組み付けている。延長ステム3は、下端に行くに連れて次第に細くなるように形成され、適度の硬さと弾性力があるため、地面等にも挿せるなど、斬新な仕様ができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、主としてケーキ、グラス、植木鉢等に挿したり、花束と一緒に束ねて使用することができるスティックライトであり、更に詳しくは、頭部を周方向に回すことにより赤、青等の所望の色が発光するように組み付けられたスティックライトに関する。
従来、斯かるスティックライトとしては、例えば、棒状発光部の外周面を該発光部の内部に配置した発光ダイオード(以下、単にLEDという)を光源として光らせるようにしたライトにおいて、前記棒状の発光部が、筒状の半透明材からなる発光散体と、該発光散体の内部にその略全長に亘って嵌挿された円柱状の着色又は無色のアクリル樹脂からなる導光体と、該導光体の一端面に対面配置された前記LEDと、前記導光体の他端面に対面配置された光反射体とからなるものが既に公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2003−297111号
しかしながら、上述した従来のスティックライトにあっては、棒状の発光部を均一に発光させることができるといった利点を有するものの、構造が複雑であるため、径が太くなってしまうといった問題があり、ケーキ等の食品や花束等の被装飾部材に挿して使用するには、バランスが悪く、好ましいものではない。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、ケーキ等の食品に挿したり、花束等の装身具、グラス等の容器、花器の室内装飾品、鉢植え等の観賞用植物などに一緒に挿してもバランス良く使用できる斬新でお洒落なスティックライトを提供することを目的としたものである。
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨とする構成は、棒状若しくは筒状のライト本体と、光源等の発光手段とを備えたスティックライトにおいて、前記ライト本体は、被装飾部材に装着するための延長ステムを備えてなるスティックライトに存する。
また、前記延長ステムは、下端に行くに連れてライト本体よりも細くなるように形成されて被装飾部材に挿着させるのが良く、更に、前記延長ステムは、花束と一緒に束ねられるだけの長さを有するのが良い。
また、前記被装飾部材は、ケーキ等の食品、花束等の装身具、グラス等の容器、花器等の室内装飾品、鉢植え等の観賞用植物であるのが良い。
本考案は上述のように構成され、前記ライト本体が、被装飾部材に装着するための延長ステムを備えたことによって、発光部、ライト本体に何等影響を与えることなく被装飾部材にセットでき、電気的な彩りを添えることができるといった効果を奏する。
また、前記延長ステムは、ライト本体よりも細くなるように形成されたことによって、様々な物や場所に挿しての使用、すなわち「挿すライト」としての仕様が楽しめるといった効果を奏する。
更に、前記延長ステムが、花束と一緒に束ねられるだけの長さを有することによって、花々と纏まり易くなり電気的な光彩との組み合わせを満喫できるといった効果を奏する。
また、前記被装飾部材が、ケーキ等の食品、花束等の装身具、グラス等の容器、花器等の室内装飾品、鉢植え等の観賞用植物であることによって、これらの物品に斬新でお洒落な電気的彩りを添えることができるといった効果を奏する。
その他、本考案のスティックライトは、構成が単純であるため、大量生産に適し価格も低廉なものとして需用者に供給できるなど、本考案を実施することはその実益的価値が甚だ大である。
光源等の発光手段を内装する発光部と、該発光部の基部に形成されたライト本体と、該ライト本体に連設された延長ステムとを備え、前記延長ステムを、下端に行くに連れて次第に細くなるように形成し、更には、斯かる延長ステムを花束と一緒に束ねられるだけの長さにするのが良い。
次に本考案の実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中Aは、本考案に係るスティックライトの一実施例を示すものであり、このスティックライトAは、図1に示すように、後述する光源等の発光手段を内装する発光部1と、該発光部1の基部に一体的に形成されたライト本体2と、該ライト本体2に連設された延長ステム3とを備えている。
発光部1は、表面に光が透光するように透明、半透明の合成樹脂材若しくはガラスを用いて中空のキャップ状に成形されており、図2に示すように、中に光源等の発光手段4が内装されている。
換言すれば、発光部1は、図3に示すように、ライト本体2との組付けが簡単にできるように後述の電池ユニット4c及び組付スペーサ4dとを介してユニット状に組み付けてあり、発光部1を外した時に発光手段4と電池5とが纏めて抜き取れるように工夫されている。
また、この発光部1は、発光手段4をON/OFFさせる回動スイッチを兼用しており、右に回すことで発光し、左に回すことで発光手段4が消えるように組み付けられている(図6参照)。
一方、ライト本体2は、例えば、不透明の合成樹脂材で蕾若しくは茎状のようにふっくらと膨出して成形されており、中に前記発光部1と連通する空間部2aを備えており、該空間部2aに電池5が内挿されている。
延長ステム3は、ライト本体2と同様、不透明の合成樹脂材でスティック状に成形されており、下端に行くに連れて次第に細くなるように形成されている。また、この延長ステム3は適度の硬さと弾性力があるため、地面等にも挿し易く、換言すれば、「挿すライト」としての斬新な仕様ができる。
発光手段4は、赤、黄、青、緑等の適時な色に発光するLED4aと、該LED4aと電池5とを通電させるコンタクト4b、バッテリーコンタクト4c 及と、これらコンタクト類を保護するスペーサ4dとを備えている。
他方、電池5は、例えば、複数個の豆電池からなり、図4乃至図5に示すように、電池ユニット4c内に着脱自在に保持されている。電池ユニット4cは、三方に配置された3本のバッテリーコンタクト4c ,4c …と、該バッテリーコンタクト4c ,4c …の基部に設置された接地コンタクト4c と、該接地コンタクト4c に切り起こして突設された接点4c とを備えている。
このように構成される本考案のスティックライトAは、発光部1を手で周方向に回すことで、簡単に発光させることができると共に、延長ステム3を連設しているため、蝋燭の代わりにケーキ等の食品に挿したり(図8参照)、花束と一緒に束ねたり(図10参照)、装身具として身に付けたり、また、単独でグラス等の容器や花器等に挿して発光せしめる室内飾装飾品としても利用でき、更には、図9に示すように、鉢植え等の観賞用植物に混在させて光の彩りを添えても良い。
尚、本考案のスティックライトは、本実施例に限定されることなく、本考案の目的の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本考案はそれらの全てを包摂するものである。
例えば、発光部1に触るだけでスイッチがON/OFFできるようにタッチセンサー(図示せず)を装着したり、何かに挿すと自動的にスイッチがONされ、抜くとOFFされるように延長ステム3の先端にスイッチを取り付けても良く、更には、息を吹きかけることで又は振ることで点灯し、更には、暗くなることで自動的に光が点灯するようにセンサーを付加させても良い。
具体的には、光量や明るさによって自動的に点灯するように光センサー6(図11参照)を付設したり、息を吹きかけることで点灯するように空気孔7とセンサー8を連動させたり(図12参照)、差し抜きすることにより電気がON/OFFできるように延長ステム3の先端にスイッチ9(図13参照)を取り付けても良い。
また、図14に示すように、発光部1とライト本体2との間にウレタンゴム等の防水パッキング10を兼備させることで防水機能を付加させることができ、屋外のキャンプや海川或いは水回りでも使用できる。
更に、電池5の持続時間やLED4aの光量を増やすことで、災害時などの緊急の灯りや懐中電灯としても使用できる他、図15に示すように、充電池11と受電ボックス12とを組み合わせることで充電式とすることも可能である。
また、延長ステム3を、例えば、シリコン、軟性の形状記憶樹脂、針金のように柔らかで折り曲げ自在な素材で成形すれば、小枝に巻き付けたり、フック形状にしてぶら下げられるなど、いろいろと用途が広がるものであり、本考案はこれらの全てを包摂するものである。
更に、本実施例の延長ステム3は、花束と一緒に束ねられるだけの長さを有しているが、これに限定されることなく、ライト本体2や延長ステム3に花びらや葉若しくは羽根(図示せず)等を取り付けて植物や動物に見立てても良い。
また、斯かる延長ステム3をカラフルにしたり,LED4aの色や光方を変えるだけで、派手なパーティ仕様にしたり、蝋燭のようにおとなしい仕様にもできることは云うまでもない。
本考案に係るスティックライトの第1実施例を示す斜視図である。 同スティックライトの縦断面図である。 本実施例で使用する発光部とライト本体とを分解した状態を示す説明図である。 本実施例で使用する同発光部の組立分解斜視図である。 本実施例で使用する電池ユニットを示す斜視図である。 本考案に係るスティックライトの要部を示す縦断面図である。 同スティックライトにおける電池の交換を示す説明図である。 同スティックライトをケーキに挿した状態(使用状態1)を示す説明図である。 同スティックライトを鉢植えに挿した状態(使用状態2)を示す説明図である。 同スティックライトを花束と共に束ねた状態(使用状態3)を示す説明図である。 本考案に係る光センサー式スティックライト(第2実施例)を示す要部縦断面図ある。 本考案に係る息センサー式スティックライト(第3実施例)を示す要部縦断面図ある。 本考案に係る差し抜きセンサー式スティックライト(第4実施例)を示す要部縦断面図ある。 本考案に係る防水機能付きスティックライト(第5実施例)を示す要部縦断面図ある。 本考案に係る充電式スティックライト(第6実施例)を示す要部縦断面図ある。
符号の説明
A スティックライト
B ケーキ
C 鉢植え
D 花束
1 発光部
2 ライト本体
2a 空間部
3 延長ステム
4 発光手段
4a LED
4b コンタクト
4c 電池ユニット
4c バッテリーコンタクト
4c 接地コンタクト
4c 接点
4d 取付スペーサ
5 電池
6 光センサー
7 空気孔
8 センサー
9 スイッチ
10 防水パッキング
11 充電池
12 受電ボックス

Claims (4)

  1. 棒状若しくは筒状のライト本体と、光源等の発光手段を備えてなるスティックライトにおいて、前記ライト本体は、被装飾部材に装着するための延長ステムを有することを特徴とするスティックライト。
  2. 前記延長ステムは、ライト本体よりも細くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスティックライト。
  3. 前記延長ステムは、花束と一緒に束ねられるだけの長さを有することを特徴とする請求項1に記載のスティックライト。
  4. 前記被装飾部材は、ケーキ等の食品、花束等の装身具、グラス等の容器、花器等の室内装飾品、鉢植え等の観賞用植物であることを特徴とする請求項1に記載のスティックライト。
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