JP3116830U - 歯科光診断装置用ハンドピース - Google Patents
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Abstract
【課題】OCTの生体における診断は、眼科では網膜下の詳細な光断層画像の取得用としてあるが、歯科では被検体が歯部で象牙・エナメル質、歯肉部等の硬軟両組織からなりまた、口腔内は狭小で形状も個人差が大であるため、歯科用装置では検出部のハンドピースの形状とその内部構造及び操作性が重要である、これに適する歯科光診断装置用ハンドピースを提供する。
【解決手段】診断用信号の取得が光ファイバ型で、ハンドピースの外形が円筒状で同直径の挿入部及び把持部からなり、型式はA〜H型の8種類で主として挿入部先端内部の構造が異なるが、いずれも構造が簡単で操作が容易である。また歯部診断箇所の位置決め用のガイド光の目視又は、表面画像を取得する光源と撮像用カメラを把持部に備えてなる。
【選択図】図1
【解決手段】診断用信号の取得が光ファイバ型で、ハンドピースの外形が円筒状で同直径の挿入部及び把持部からなり、型式はA〜H型の8種類で主として挿入部先端内部の構造が異なるが、いずれも構造が簡単で操作が容易である。また歯部診断箇所の位置決め用のガイド光の目視又は、表面画像を取得する光源と撮像用カメラを把持部に備えてなる。
【選択図】図1
Description
本考案は、歯科診療における光診断装置にかかり、特に OCT(Optical coherence tomography)手段を備えた歯科光診断装置用ハンドピースに関する。
従来、OCTの生体における診断のための使用例は、例えば眼科における眼底網膜下の詳細構造の光断層画像を取得するために用いられている。
また、歯科光診断装置用プローブとしては、以下のような文献が開示されている。
特開平2004−344260号公報
特開平2004−347380号公報
特開平2004−344262号公報
また、歯科光診断装置用プローブとしては、以下のような文献が開示されている。
しかし、歯科においては被検体が歯部であり、前記は象牙質、エナメル質等からなる硬組織と、歯肉部等の軟組織から構成されており、また診断のために使用できる口腔内のスペースは狭小であり、かつその形状も個人差が大である。
従って、前記歯部の硬軟両組織の所定の深度からの反射光を測定するOCT装置では、装置の検出部であるハンドピースの形状と、内部構造及び操作性が特に重要であるため、前記発明の開示における文献に加えて、本考案の歯科光診断装置用ハンドピースを提供する。
従って、前記歯部の硬軟両組織の所定の深度からの反射光を測定するOCT装置では、装置の検出部であるハンドピースの形状と、内部構造及び操作性が特に重要であるため、前記発明の開示における文献に加えて、本考案の歯科光診断装置用ハンドピースを提供する。
上記に鑑み、本考案者等は次の手段によって課題を解決した。
(1)被検体の歯部を照射するための、所定の低コヒーレント光の発生手段と、該低コヒーレント光を信号光として、前記歯部の選定された所定領域を走査し、同走査領域内の所定深部からの反射光と、前記信号光と僅少な周波数の差を有するかあるいは、位相変調を与えた参照光との干渉によって、前記走査領域の光断層画像を取得するOCT手段とを備えてなる歯科光診断装置用ハンドピースにおいて、診断用信号の取得構成が光ファイバによる光ファイバ型であって、
(1)被検体の歯部を照射するための、所定の低コヒーレント光の発生手段と、該低コヒーレント光を信号光として、前記歯部の選定された所定領域を走査し、同走査領域内の所定深部からの反射光と、前記信号光と僅少な周波数の差を有するかあるいは、位相変調を与えた参照光との干渉によって、前記走査領域の光断層画像を取得するOCT手段とを備えてなる歯科光診断装置用ハンドピースにおいて、診断用信号の取得構成が光ファイバによる光ファイバ型であって、
(A)型:外観が、先端部が口腔内の歯部に当接される円筒状の診断用ハンドピース挿入部と、その後端部に接続される円筒状の把持部とからなり、かつ両者の接続部で「く」の字状に曲がった形状であり、またその外形が、把持して自在に姿勢制御するための、閉塞された後端部に光ファイバの導入孔を有する前記円筒状の把持部部と、
それに接続される前方の端部に上方への信号光照射用窓を有する前記円筒状の診断用ハンドピース挿入部とからなり、さらに、前記その内部構造は、前記円筒状の把持部の光ファイバの導入孔から導入されかつ、前記円筒状の把持部内及びハンドピース挿入部の前方まで配設された、外部で生成されたガイド光を含む信号光伝送用光ファイバと、
該光ファイバの先端に配置された集光レンズと、同レンズを介して信号光を受光し、機械的に走査して反射させ上方に送出するための、前記円筒前端部に信号光及び信号光照射用窓に対して傾斜して配設された光スキャナとを備えてなり、前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバから、外部の検出器に送出する機構を形成してなり、また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段を有し、
同手段が、前記ガイド光を含む信号光の、ガイド光を目視して位置決めする方式、あるいは同手段が、前記把持部内に筒の長軸方向に配設された照明用光源及び撮像用カメラと、前記照明光を伝送するハンドピースの前端部まで延長された光ファイバと、該光ファイバ端の光を受けて、前記信号光照射用窓の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した反射鏡と、さらに、前記の照明により取得された歯部の表面画像を、前記反射鏡を介して撮像用カメラに伝送する画像伝送用の光ファイバとを備え、前記ガイド光を含む伝送画像は、撮像用カメラで撮像され、前記光ファイバの導入孔より画像信号として外部に送出されるカメラによる撮像方式であることを特徴とする歯科光診断装置用ハンドピース。
それに接続される前方の端部に上方への信号光照射用窓を有する前記円筒状の診断用ハンドピース挿入部とからなり、さらに、前記その内部構造は、前記円筒状の把持部の光ファイバの導入孔から導入されかつ、前記円筒状の把持部内及びハンドピース挿入部の前方まで配設された、外部で生成されたガイド光を含む信号光伝送用光ファイバと、
該光ファイバの先端に配置された集光レンズと、同レンズを介して信号光を受光し、機械的に走査して反射させ上方に送出するための、前記円筒前端部に信号光及び信号光照射用窓に対して傾斜して配設された光スキャナとを備えてなり、前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバから、外部の検出器に送出する機構を形成してなり、また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段を有し、
同手段が、前記ガイド光を含む信号光の、ガイド光を目視して位置決めする方式、あるいは同手段が、前記把持部内に筒の長軸方向に配設された照明用光源及び撮像用カメラと、前記照明光を伝送するハンドピースの前端部まで延長された光ファイバと、該光ファイバ端の光を受けて、前記信号光照射用窓の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した反射鏡と、さらに、前記の照明により取得された歯部の表面画像を、前記反射鏡を介して撮像用カメラに伝送する画像伝送用の光ファイバとを備え、前記ガイド光を含む伝送画像は、撮像用カメラで撮像され、前記光ファイバの導入孔より画像信号として外部に送出されるカメラによる撮像方式であることを特徴とする歯科光診断装置用ハンドピース。
(2)(B型):外観及び先端部が口腔内の歯部に当接される円筒状の診断挿入部と、その後端部に接続される円筒状の把持部とからなり、かつ両者の接続部で直線形状をなしてなることを特徴とする前項(1)に記載の歯科光診断装置用ハンドピース 。
(3)(C型):集光レンズが光スキャナと信号光信号光照射用窓の間に配設されてなることを特徴とする前項(1)に記載の歯科光診断装置用ハンドピース 。
(4)(D型):集光レンズを介して信号光を受光し、機械的に走査して反射させ上方に送出するための、前記円筒前端部に信号光に対して鏡面を小角度上方に傾斜させて配設された光スキャナと、さらに、同スキャナの反射光を信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための対向して小角度上方に傾斜させて配設された反射鏡とを備え、外観・外形は前記円筒の口径が小さく作製されてなることを特徴とする前項(1)又は(2)に記載の歯科光診断装置用ハンドピース 。
(3)(C型):集光レンズが光スキャナと信号光信号光照射用窓の間に配設されてなることを特徴とする前項(1)に記載の歯科光診断装置用ハンドピース 。
(4)(D型):集光レンズを介して信号光を受光し、機械的に走査して反射させ上方に送出するための、前記円筒前端部に信号光に対して鏡面を小角度上方に傾斜させて配設された光スキャナと、さらに、同スキャナの反射光を信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための対向して小角度上方に傾斜させて配設された反射鏡とを備え、外観・外形は前記円筒の口径が小さく作製されてなることを特徴とする前項(1)又は(2)に記載の歯科光診断装置用ハンドピース 。
(5)(E型):走査領域の光断層画像を取得するOCT手段を備えてなる歯科光診断装置用ハンドピースにおいて、光診断用信号の取得構成が光ファイバによる光ファイバ型であって、外観及び先端部が、口腔内の歯部に当接される円筒状の診断挿入部と、その後端部に接続される円筒状の把持部とからなり、かつ両者の接続部で直線形状をなし、またハンドピースの先端に対し最短距離に配設された信号光照射用窓を備えてなり、内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が上方に傾斜して配設されたガイド光を含む信号光伝送用光ファイバと、ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を先端内垂直面に対し平行に配設された光スキャナと、前記光ファイバからの信号光を前記光スキャナの鏡面に照射するための上方に小角度傾斜した第1の反射鏡と、さらに前記光スキャナの鏡面からの反射光を信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための上方に傾斜させて配設された第2の反射鏡及びその照射光を集光照射する集光レンズを備え、前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバから、外部の検出器に送出する機構を形成してなり、また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前項(1)に記載のガイド光を目視して位置決めする方式、あるいはカメラによる撮像方式を有してなることを特徴とする歯科光診断装置用ハンドピース。
(6)(F型):外観及び先端部が、口腔内の歯部に当接される円筒状の診断挿入部と、その後端部に接続される円筒状の把持部とからなり、かつ両者の接続部で直線形状をなし、またハンドピースの先端に対し近い距離に配設された信号光照射用窓を備えてなり、内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が上方に傾斜して配設されたガイド光を含む信号光伝送用光ファイバと、前記光ファイバからの信号光を後記光スキャナの鏡面に照射するハンドピースの円筒内先端の垂直面と平行に配設された反射鏡と、前記反射鏡の光を受けて、信号光照射用窓から上方に垂直に照射するハンドピースの円筒内先端部の垂直面に対し上方に傾斜して配設された光スキャナと、該光スキャナからの反射光を集光して信号光照射用窓から歯部に照射する集光レンズとを備え、前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバから、外部の検出器に送出する機構を形成してなり、また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前項(1)に記載のガイド光を目視して位置決めする方式、あるいはカメラによる撮像方式を有してなることを特徴とする歯科光診断装置用ハンドピース。
(7)(G型):外観及び先端部は、前項(6)と同型であり、内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が信号光照射用窓に近く、上方を向いて配設されたガイド光を含む信号光伝送用光ファイバと、前記光ファイバからの信号光を下記光スキャナの鏡面に照射する下方に傾斜した反射鏡と、前記ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を垂直面に対し上方深く傾斜して配設され前記反射鏡からの反射光を反射して、信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための鏡面を有する光スキャナと、前記光スキャナからの反射光を歯部に集束する集光レンズとを備え、前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバから、外部の検出器に送出する機構を形成してなり、また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前項(1)に記載のガイド光の目視方式、あるいはカメラによる撮像方式を有してなることを特徴とする歯科光診断装置用ハンドピース 。
(8)(H型):走査領域の光断層画像を取得するOCT手段を備えてなる歯科光診断装置用ハンドピースにおいて、光診断用信号の取得構成が光ファイバによる光ファイバ型であって、外観は、口腔内の歯部に当接される円筒状の診断挿入部と、その後端部に接続される円筒状の把持部とからなり、かつ両者の接続部で直線形状をなし、また、外形は、筒状のハンドピースの先端上方の角が、斜めにカットされ、この部分に配設された信号光照射用窓を有してなり、内部構造は、信号光照射用窓がハンドピースの先端に対し至近距離で、かつ被検体の歯部に対しハンドピースを水平にしたとき、照射窓面から斜めに上方を照射するように、円筒状のハンドピース内の下面にその先端が長手軸方向に平行に配設されたガイド光を含む信号光伝送用光ファイバと、その上方のハンドピースの先端部の円筒内に、鏡面を先端部の垂直面に対し平行に配設した光スキャナと、前記光ファイバからの信号光を前記光スキャナの鏡面に照射し、かつ光スキャナの鏡面からの反射光を信号光照射用窓から垂直に照射できるように上方に傾斜させて配設された反射鏡と、前記光スキャナからの反射光を歯部に集束する集光レンズを備え、前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバから、外部の検出器に送出する機構を形成してなり、また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前項(1)に記載のガイド光の目視方式、あるいはカメラによる撮像方式を有してなることを特徴とする歯科光診断装置用ハンドピース 。
本考案によれば、光断層画像を取得するOCT手段を備えてなる歯科光診断装置用ハンドピースにおいて、診断用信号の取得構成が光ファイバによる光ファイバ型であって、構成が簡明であり、かつ信号光へのノイズの混入を防止することができる。
また、該光ファイバ型に使用される先端部が口腔内の歯部に当接する診断用ハンドピースの外観が、
また、該光ファイバ型に使用される先端部が口腔内の歯部に当接する診断用ハンドピースの外観が、
1、請求項1の考案によれば、
被検体の歯部を照射するための、所定の低コヒーレント光の発生手段と、
該低コヒーレント光を信号光として、前記歯部の選定された所定領域を走査し、
同走査領域内の所定深部からの反射光と、前記信号光と僅少な周波数の差を有するかあるいは、位相変調を与えた参照光との干渉によって、前記走査領域の光断層画像を取得するOCT手段とを備えてなる歯科光診断装置用ハンドピースにおいて、
診断用信号の取得構成が光ファイバによる光ファイバ型であって、
(A型)は、外観が、先端部が口腔内の歯部に当接される診断用ハンドピース挿入部と、把持する後続部分とが同口径であり、かつ中央の接続部で「く」の字上に曲がった形状で、操作しやすい。またその外形が、把持して自在に姿勢制御するための、閉塞された後方の端部に光ファイバの導入孔を有する後方の円筒部と、前方の端部に上方への信号光照射用窓を有する前方の円筒部とからなり、
被検体の歯部を照射するための、所定の低コヒーレント光の発生手段と、
該低コヒーレント光を信号光として、前記歯部の選定された所定領域を走査し、
同走査領域内の所定深部からの反射光と、前記信号光と僅少な周波数の差を有するかあるいは、位相変調を与えた参照光との干渉によって、前記走査領域の光断層画像を取得するOCT手段とを備えてなる歯科光診断装置用ハンドピースにおいて、
診断用信号の取得構成が光ファイバによる光ファイバ型であって、
(A型)は、外観が、先端部が口腔内の歯部に当接される診断用ハンドピース挿入部と、把持する後続部分とが同口径であり、かつ中央の接続部で「く」の字上に曲がった形状で、操作しやすい。またその外形が、把持して自在に姿勢制御するための、閉塞された後方の端部に光ファイバの導入孔を有する後方の円筒部と、前方の端部に上方への信号光照射用窓を有する前方の円筒部とからなり、
前記外形の内部構造は、前記後方円筒部の光ファイバの導入孔から導入されかつ、
把持部内及び口腔挿入部の前方まで配設された外部で生成されたガイド光を含む前記信号光伝送用光ファイバと、
該光ファイバの先端に配置された集光レンズと、同レンズを介して信号光を受光し、機械的に走査して反射させ下方に送出するための、前記円筒前端部に信号光及び信号光照射用窓に対して45度傾斜して配設された光スキャナを配設したため、
被検体の歯部への信号光並びに同歯部からの反射光を最短距離で照射及び受光することができ、適正な診断光を取得することができる。
そして、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、ガイド光を含む信号光の中のガイド光を目視して位置決めする方式の場合は、部材は不要であり簡単である。
あるいは、表面画像を取得するため、光源並びに撮像用カメラを把持部に備え、各光ファイバと反射鏡を介して診断箇所を照明する方式の場合は、前記カメラにより位置決めのガイド光を含む表面画像を得ることができ、診断のための操作を容易に行うことができる。
把持部内及び口腔挿入部の前方まで配設された外部で生成されたガイド光を含む前記信号光伝送用光ファイバと、
該光ファイバの先端に配置された集光レンズと、同レンズを介して信号光を受光し、機械的に走査して反射させ下方に送出するための、前記円筒前端部に信号光及び信号光照射用窓に対して45度傾斜して配設された光スキャナを配設したため、
被検体の歯部への信号光並びに同歯部からの反射光を最短距離で照射及び受光することができ、適正な診断光を取得することができる。
そして、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、ガイド光を含む信号光の中のガイド光を目視して位置決めする方式の場合は、部材は不要であり簡単である。
あるいは、表面画像を取得するため、光源並びに撮像用カメラを把持部に備え、各光ファイバと反射鏡を介して診断箇所を照明する方式の場合は、前記カメラにより位置決めのガイド光を含む表面画像を得ることができ、診断のための操作を容易に行うことができる。
2、請求項2の考案によれば、
(B型)は、外観が、先端部が口腔内の歯部に当接される診断用ハンドピース挿入部と、把持する後続部分とが同口径であり、また全長が前記(A型)に比して短小で、かつ直線的に構成された形状であり作製が容易である。
内部構造は、前記(A型)と同様であり、被検体の歯部への信号光並びに同歯部からの反射光を最短距離で照射及び受光することができ、適正な診断光を取得することができる。また、位置決めの手段の効果は(A型)と同様で診断のための操作を容易に行うことができる。
(B型)は、外観が、先端部が口腔内の歯部に当接される診断用ハンドピース挿入部と、把持する後続部分とが同口径であり、また全長が前記(A型)に比して短小で、かつ直線的に構成された形状であり作製が容易である。
内部構造は、前記(A型)と同様であり、被検体の歯部への信号光並びに同歯部からの反射光を最短距離で照射及び受光することができ、適正な診断光を取得することができる。また、位置決めの手段の効果は(A型)と同様で診断のための操作を容易に行うことができる。
3、請求項3の考案によれば
(C型)は、外観が前記(B)と同型で、先端部が口腔内の歯部に当接される診断用ハンドピース挿入部と、把持する後続部分とが直線的に構成された形状で、
内部構造は、光スキャナの反射光の集光レンズを信号光照射用窓と光スキャナ間に配設したため、被検体の歯部に最短距離でレンズの焦点調整が可能であり、適節な診断領域の設定、診断ができる。
また、位置決めの手段の効果は前記(A型)と同様である。
(C型)は、外観が前記(B)と同型で、先端部が口腔内の歯部に当接される診断用ハンドピース挿入部と、把持する後続部分とが直線的に構成された形状で、
内部構造は、光スキャナの反射光の集光レンズを信号光照射用窓と光スキャナ間に配設したため、被検体の歯部に最短距離でレンズの焦点調整が可能であり、適節な診断領域の設定、診断ができる。
また、位置決めの手段の効果は前記(A型)と同様である。
4、請求項4の考案によれば
(D型)の、外観・外形は前記(C型)に比し全体の口径が小さく作製されているため、口腔内深部での操作が容易である。
また、前記外形の内部構造は、前記光ファイバ端の集光レンズを介して信号光を受光し、機械的に走査して反射させ下方に送出するための光スキャナを、円筒前端部に信号光に対して鏡面を約20度傾斜させて配設させ、
さらに、同スキャナの反射光を照射窓から下方に垂直に照射するための約30度傾斜させて配設された反射鏡により、前記光スキャナの傾斜を緩くして、前記口径を小さくすることを可能とした。
また、位置決めの手段の効果は前記(A型)と同様である。
(D型)の、外観・外形は前記(C型)に比し全体の口径が小さく作製されているため、口腔内深部での操作が容易である。
また、前記外形の内部構造は、前記光ファイバ端の集光レンズを介して信号光を受光し、機械的に走査して反射させ下方に送出するための光スキャナを、円筒前端部に信号光に対して鏡面を約20度傾斜させて配設させ、
さらに、同スキャナの反射光を照射窓から下方に垂直に照射するための約30度傾斜させて配設された反射鏡により、前記光スキャナの傾斜を緩くして、前記口径を小さくすることを可能とした。
また、位置決めの手段の効果は前記(A型)と同様である。
5、請求項5の考案によれば
(E型)の外観・外形は、前記(D型)に比し、ハンドピースの先端に対し最短距離に配設された信号光照射用窓を備えている。
このため内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が上面に傾斜して配設された信号光伝送用光ファイバと、
ハンドピースの先端部の円筒内に、光スキャナの鏡面を先端内垂直面に対し平行に配設させ、前記光ファイバからの信号光を前記光スキャナの鏡面に照射する上方に傾斜した第1の反射鏡と、さらに前記光スキャナの鏡面からの反射光を信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための上方に傾斜させて配設された第2の反射鏡と、その反射光の集光レンズを設けており、信号光照射用窓をハンドピースの先端に対し最短距離に配設したため、
ハンドピースの先端が口腔の深部迄容易に届くようにした。
また、位置決めの手段の効果は前記(A型)と同様である。
(E型)の外観・外形は、前記(D型)に比し、ハンドピースの先端に対し最短距離に配設された信号光照射用窓を備えている。
このため内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が上面に傾斜して配設された信号光伝送用光ファイバと、
ハンドピースの先端部の円筒内に、光スキャナの鏡面を先端内垂直面に対し平行に配設させ、前記光ファイバからの信号光を前記光スキャナの鏡面に照射する上方に傾斜した第1の反射鏡と、さらに前記光スキャナの鏡面からの反射光を信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための上方に傾斜させて配設された第2の反射鏡と、その反射光の集光レンズを設けており、信号光照射用窓をハンドピースの先端に対し最短距離に配設したため、
ハンドピースの先端が口腔の深部迄容易に届くようにした。
また、位置決めの手段の効果は前記(A型)と同様である。
6、請求項6の考案によれば
(F型)の外観・外形は、前記(E型)に比し、ハンドピースの先端に対し、少し離れた距離に配設された信号光照射用窓を備えている。
内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が上面に傾斜して配設されたガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバと、ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を先端の垂直面に対し上方に傾斜させて配設された光スキャナと、前記光ファイバからの信号光を前記光スキャナの鏡面に照射する端面に垂直に配設された反射鏡と、
前記反射鏡からの反射光を反射して、信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための光スキャナの鏡面と、その反射光の集光レンズを設けたため、
信号光照射用窓をハンドピースの先端に対し短距離に配設することができ、ハンドピースの先端が口腔の深部迄容易に届くようにした。
また、位置決めの手段の効果は(A型)と同様である。
(F型)の外観・外形は、前記(E型)に比し、ハンドピースの先端に対し、少し離れた距離に配設された信号光照射用窓を備えている。
内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が上面に傾斜して配設されたガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバと、ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を先端の垂直面に対し上方に傾斜させて配設された光スキャナと、前記光ファイバからの信号光を前記光スキャナの鏡面に照射する端面に垂直に配設された反射鏡と、
前記反射鏡からの反射光を反射して、信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための光スキャナの鏡面と、その反射光の集光レンズを設けたため、
信号光照射用窓をハンドピースの先端に対し短距離に配設することができ、ハンドピースの先端が口腔の深部迄容易に届くようにした。
また、位置決めの手段の効果は(A型)と同様である。
7、請求項7の考案によれば
(G型)の外観・外形は、前記(F型)と同じく、ハンドピースの先端に対し近距離に配設された信号光照射用窓を備えている。
内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が信号光照射用窓に近く、上面に傾斜して配設された信号光伝送用の光ファイバと、
前記ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を垂直面に対し上方深く約45度に傾斜して配設された光スキャナと、前記光ファイバからの信号光を光スキャナの鏡面に照射する下方に傾斜した反射鏡と、前記反射鏡からの反射光を反射して、信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための光スキャナの鏡面と、その反射光の集光レンズを設けたため、
信号光照射用窓をハンドピースの先端に対し短距離に配設することができ、ハンドピースの先端が口腔の深部迄容易に届くようにした。
また、位置決めの手段の効果は前記(A型)と同様である。
(G型)の外観・外形は、前記(F型)と同じく、ハンドピースの先端に対し近距離に配設された信号光照射用窓を備えている。
内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が信号光照射用窓に近く、上面に傾斜して配設された信号光伝送用の光ファイバと、
前記ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を垂直面に対し上方深く約45度に傾斜して配設された光スキャナと、前記光ファイバからの信号光を光スキャナの鏡面に照射する下方に傾斜した反射鏡と、前記反射鏡からの反射光を反射して、信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための光スキャナの鏡面と、その反射光の集光レンズを設けたため、
信号光照射用窓をハンドピースの先端に対し短距離に配設することができ、ハンドピースの先端が口腔の深部迄容易に届くようにした。
また、位置決めの手段の効果は前記(A型)と同様である。
8、請求項8の考案によれば、
(H型)の外観・外形は、筒状のハンドピースの先端の上方が、斜めにカットされ、この部分に配設された信号光照射用窓を有してなり、
内部構造は、ハンドピースの先端に対し至近距離で、かつ被検体の歯部に対しハンドピースを水平にしたとき、信号光照射用窓から斜めの角度で照射されるように円筒上のハンドピース内の上面にその先端が長手方向に平行に配設された、ガイド光を含む信号光伝送用光ファイバと、ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を先端部の垂直面に対し平行に配設された光スキャナと、前記光ファイバからの信号光を前記光スキャナの鏡面に照射し、かつ光スキャナの鏡面からの反射光を信号光照射用窓から斜めに照射できるように上方に傾斜させて配設された反射鏡と、その反射光の集光レンズとを備えてなるため、
信号光照射用窓をハンドピースの先端に対し最短距離に配設することができ、ハンドピースの先端が口腔の深部迄容易に届くようにした。
また、位置決めの手段の効果は前記(A型)と同様である。
(H型)の外観・外形は、筒状のハンドピースの先端の上方が、斜めにカットされ、この部分に配設された信号光照射用窓を有してなり、
内部構造は、ハンドピースの先端に対し至近距離で、かつ被検体の歯部に対しハンドピースを水平にしたとき、信号光照射用窓から斜めの角度で照射されるように円筒上のハンドピース内の上面にその先端が長手方向に平行に配設された、ガイド光を含む信号光伝送用光ファイバと、ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を先端部の垂直面に対し平行に配設された光スキャナと、前記光ファイバからの信号光を前記光スキャナの鏡面に照射し、かつ光スキャナの鏡面からの反射光を信号光照射用窓から斜めに照射できるように上方に傾斜させて配設された反射鏡と、その反射光の集光レンズとを備えてなるため、
信号光照射用窓をハンドピースの先端に対し最短距離に配設することができ、ハンドピースの先端が口腔の深部迄容易に届くようにした。
また、位置決めの手段の効果は前記(A型)と同様である。
考案を実施するための最良の形態を以下図面に基づいて説明する。
図1は、本考案のA型歯科光診断用ハンドピースの外観斜視図である。
図において、1は歯科光診断用ハンドピース、2は把持部、3は口腔内挿入部、4は信号光照射用窓、5は窓ガラス、6はカバー、7は外装チューブ、15は折り曲げ接続部を示す。
施術者は、把持部2を握って口腔内挿入部3を患者の口腔内に挿入し、測定診断箇所に信号光照射用窓4を当接する。
外観は、先端部が口腔内の歯部に当接する診断用ハンドピースの口腔内挿入部3と、把持する後続部分の把持部2とが同口径であり、かつ中央の接続部で「く」の字状に曲がった形状である。
そして、診断箇所の歯列の上下表裏のいずれの場所にも適合するように、
把持部2を持って上下前後左右に動かしかつ、傾斜させてハンドピースの先端部を前記信号光照射用窓4に当てるように、位置調節を行う。
図1は、本考案のA型歯科光診断用ハンドピースの外観斜視図である。
図において、1は歯科光診断用ハンドピース、2は把持部、3は口腔内挿入部、4は信号光照射用窓、5は窓ガラス、6はカバー、7は外装チューブ、15は折り曲げ接続部を示す。
施術者は、把持部2を握って口腔内挿入部3を患者の口腔内に挿入し、測定診断箇所に信号光照射用窓4を当接する。
外観は、先端部が口腔内の歯部に当接する診断用ハンドピースの口腔内挿入部3と、把持する後続部分の把持部2とが同口径であり、かつ中央の接続部で「く」の字状に曲がった形状である。
そして、診断箇所の歯列の上下表裏のいずれの場所にも適合するように、
把持部2を持って上下前後左右に動かしかつ、傾斜させてハンドピースの先端部を前記信号光照射用窓4に当てるように、位置調節を行う。
図2はA型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
図において、8は継ぎ手、9は光スキャナ、10は光スキャナコード、11は信号光用光ファイバ、12はグリンレンズ、13は集光レンズ、14は挿入部ケース着脱部、28は光ファイバの導入孔を示す。
図において、8は継ぎ手、9は光スキャナ、10は光スキャナコード、11は信号光用光ファイバ、12はグリンレンズ、13は集光レンズ、14は挿入部ケース着脱部、28は光ファイバの導入孔を示す。
内部構造は、前記把持部2の光ファイバの導入孔28に配設された外装チューブ7から導入されかつ、把持部2内に配設された、外部で生成されたガイド光を含む前記信号光用光ファイバー11と、該信号光用光ファイバ11端のグリンレンズ12を介してその前方に集光レンズ13が配設され、
そして、前記信号光を受光して機械的に走査し反射させる光スキャナ9が、ハンドピース口腔内挿入部3の先端部に、直角に折り返して信号光照射用窓4から被検体の歯部を照射するように、鏡面を下方に45度傾斜させて配設されている。
また、被検体の歯部からの反射光は前記と逆に、光スキャナ9と、集光レンズ13と、信号光伝送用光ファイバ11を通って外部の検出器(図示せず)に送出される。
さらに、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段を有しているが、
同手段は、前記ガイド光を含む信号光の中の、ガイド光を目視して位置決めする方式であるため、特に部材を必要としない。 以上のように構成は簡明である。
そして、前記信号光を受光して機械的に走査し反射させる光スキャナ9が、ハンドピース口腔内挿入部3の先端部に、直角に折り返して信号光照射用窓4から被検体の歯部を照射するように、鏡面を下方に45度傾斜させて配設されている。
また、被検体の歯部からの反射光は前記と逆に、光スキャナ9と、集光レンズ13と、信号光伝送用光ファイバ11を通って外部の検出器(図示せず)に送出される。
さらに、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段を有しているが、
同手段は、前記ガイド光を含む信号光の中の、ガイド光を目視して位置決めする方式であるため、特に部材を必要としない。 以上のように構成は簡明である。
図3は他のA型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
図において、16は照明用光源、17は撮像用カメラ、18は照明用光ファイバ、19は照明・撮像用反射鏡、20は撮像用光ファイバ、21はカメラ用コード、22は光源用コードを示す。
本図が前記図2のA型歯科光診断用ハンドピースと異なる点は、
前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、
表面画像を取得するため前記把持部2内の長軸方向に配設された照明用光源16及び撮像用カメラ17と、前記照明光を伝送するハンドピース前端部まで延長された照明用光ファイバ18及び該照明用光ファイバ18端の光を受けて、前記信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
また、前記の照明により取得された歯部の表面画像を、前記照明・撮像用反射鏡19を介して撮像用カメラ17に伝送する撮像用光ファイバ20を有し、その伝送画像は、撮像用カメラ17で撮像され、カメラ用コード21より画像信号として外装チューブ7内を通って外部に送出されモニタ(図示せず)に表示される。
図において、16は照明用光源、17は撮像用カメラ、18は照明用光ファイバ、19は照明・撮像用反射鏡、20は撮像用光ファイバ、21はカメラ用コード、22は光源用コードを示す。
本図が前記図2のA型歯科光診断用ハンドピースと異なる点は、
前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、
表面画像を取得するため前記把持部2内の長軸方向に配設された照明用光源16及び撮像用カメラ17と、前記照明光を伝送するハンドピース前端部まで延長された照明用光ファイバ18及び該照明用光ファイバ18端の光を受けて、前記信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
また、前記の照明により取得された歯部の表面画像を、前記照明・撮像用反射鏡19を介して撮像用カメラ17に伝送する撮像用光ファイバ20を有し、その伝送画像は、撮像用カメラ17で撮像され、カメラ用コード21より画像信号として外装チューブ7内を通って外部に送出されモニタ(図示せず)に表示される。
図4はB型歯科光診断用ハンドピースの外観斜視図である。
本図が、前記A型の図1と異なる点は、
外観が、先端部が口腔内の歯部に当接する診断用ハンドピースの口腔内挿入部3と把持する後続部分の把持部2とが同口径であり、また全長が直線的に構成された形状にある。
図5はB型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
本図が、前記A型の図2と異なる点は、把持部2内及び口腔挿入部3とが直線状であり、信号光用光ファイバ11もほぼ略直線状でよい。その他の内部構造は、光診断箇所の位置決め手段とも図2と同様である。従って作製が容易である
図6は他のB型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
本図が図5と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
本図が、前記A型の図1と異なる点は、
外観が、先端部が口腔内の歯部に当接する診断用ハンドピースの口腔内挿入部3と把持する後続部分の把持部2とが同口径であり、また全長が直線的に構成された形状にある。
図5はB型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
本図が、前記A型の図2と異なる点は、把持部2内及び口腔挿入部3とが直線状であり、信号光用光ファイバ11もほぼ略直線状でよい。その他の内部構造は、光診断箇所の位置決め手段とも図2と同様である。従って作製が容易である
図6は他のB型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
本図が図5と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
図7はC型歯科光診断用ハンドピースの外観斜図である。
本図の外観は、図示したように前記図6と同型である。
図8はC型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
内部構造は、前記把持部2の光ファイバの導入孔28に配設された外装チューブ7から導入されかつ、把持部2内に配設された、外部で生成されたガイド光を含む前記信号光用光ファイバ11と、該信号光用光ファイバ11端のグリンレンズ12前方に、
前記信号光を受光して機械的に走査し反射させる光スキャナ9が、ハンドピース口腔内挿入部3の先端部に、直角に反射を折り返すように配設されており、さらに反射光の前方に集光レンズ13’を配置し、同集光レンズ13’を通して信号光照射用窓4から被検体の歯部を照射するように構成されている。
また、被検体の歯部からの反射光は前記と逆に、集光レンズ13’と、光スキャナ9と、信号光伝送用光ファイバ11を通って外部の検出器(図示せず)に送出される。
さらに、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段を有しているが、
同手段は、前記ガイド光を含む信号光の中の、ガイド光を目視して位置決めする方式であるため、特に部材を必要としない。
図9は他のC型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
本図が上記図8と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、
前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
本図の外観は、図示したように前記図6と同型である。
図8はC型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
内部構造は、前記把持部2の光ファイバの導入孔28に配設された外装チューブ7から導入されかつ、把持部2内に配設された、外部で生成されたガイド光を含む前記信号光用光ファイバ11と、該信号光用光ファイバ11端のグリンレンズ12前方に、
前記信号光を受光して機械的に走査し反射させる光スキャナ9が、ハンドピース口腔内挿入部3の先端部に、直角に反射を折り返すように配設されており、さらに反射光の前方に集光レンズ13’を配置し、同集光レンズ13’を通して信号光照射用窓4から被検体の歯部を照射するように構成されている。
また、被検体の歯部からの反射光は前記と逆に、集光レンズ13’と、光スキャナ9と、信号光伝送用光ファイバ11を通って外部の検出器(図示せず)に送出される。
さらに、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段を有しているが、
同手段は、前記ガイド光を含む信号光の中の、ガイド光を目視して位置決めする方式であるため、特に部材を必要としない。
図9は他のC型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
本図が上記図8と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、
前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
図10はD型歯科光診断用ハンドピースの外観斜図である。
本図の外観は、前記図4に比して、さらに口径が小さくなっており、また信号光照射用窓が後方に移動している。
図11はD型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
図において23は信号光用反射鏡である。
内部構造は、前記把持部2の光ファイバの導入孔28に配設された外装チューブ7から導入されかつ、把持部2内に配設された、外部で生成されたガイド光を含む前記信号光用光ファイバ11と、該信号光用光ファイバ11端のグリンレンズ12を介してその前方に、集光レンズ13が配設され、
そして、前記信号光を受光して機械的に走査し反射させる光スキャナ9が、ハンドピース口腔内挿入部3の先端部に、鏡面を約20度上方に傾斜させて配設されている。
さらに、前記光スキャナ9の反射光を受光して反射させ上方の信号光照射用窓4に対し垂直に照射するように信号光用反射鏡23が配置されている。
上記の構造によって、光スキャナ9の傾斜角度を少なくできるため、口腔内挿入部3の口径を小さくすることができる。
また、被検体の歯部からの反射光は前記と逆に、信号光用反射鏡23と、光スキャナ9と、集光レンズ13と、信号光伝送用光ファイバ11を通って外部の検出器(図示せず)に送出される。
さらに、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段を有しているが、
同手段は、前記ガイド光を含む信号光の中の、ガイド光を目視して位置決めする方式であるため、特に部材を必要としない。
本図の外観は、前記図4に比して、さらに口径が小さくなっており、また信号光照射用窓が後方に移動している。
図11はD型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
図において23は信号光用反射鏡である。
内部構造は、前記把持部2の光ファイバの導入孔28に配設された外装チューブ7から導入されかつ、把持部2内に配設された、外部で生成されたガイド光を含む前記信号光用光ファイバ11と、該信号光用光ファイバ11端のグリンレンズ12を介してその前方に、集光レンズ13が配設され、
そして、前記信号光を受光して機械的に走査し反射させる光スキャナ9が、ハンドピース口腔内挿入部3の先端部に、鏡面を約20度上方に傾斜させて配設されている。
さらに、前記光スキャナ9の反射光を受光して反射させ上方の信号光照射用窓4に対し垂直に照射するように信号光用反射鏡23が配置されている。
上記の構造によって、光スキャナ9の傾斜角度を少なくできるため、口腔内挿入部3の口径を小さくすることができる。
また、被検体の歯部からの反射光は前記と逆に、信号光用反射鏡23と、光スキャナ9と、集光レンズ13と、信号光伝送用光ファイバ11を通って外部の検出器(図示せず)に送出される。
さらに、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段を有しているが、
同手段は、前記ガイド光を含む信号光の中の、ガイド光を目視して位置決めする方式であるため、特に部材を必要としない。
図12は他のD型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
本図が図11と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
本図が図11と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
図13はE型歯科光診断用ハンドピースの外観斜図である。
E型は、外観・外形は、前記D型に比し、ハンドピースの先端に対し最短距離に配設された信号光照射用窓4を備えている。
図14は、E型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
図において23は第1の反射鏡、27は第2の反射鏡を示す。
内部構造は、円筒状のハンドピース1内の下面にその先端が上面に傾斜して配設されたガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバ11及びグリンレンズ12と、
ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を先端内垂直面に対し平行に配設された光スキャナ9と、
前記光ファイバ11からの信号光を前記光スキャナ9の鏡面に照射するための上方に傾斜した第1の反射鏡23と、さらに前記光スキャナ9の鏡面からの反射光を信号光照射用窓4から上方に垂直に照射するための上方に傾斜させて配設された第2の反射鏡27及びその反射光を集光照射する集光レンズ13を有している。
上記の構造によって、信号光照射用窓4をハンドピースの先端に対し最短距離に配設することができる。
また、被検体の歯部からの反射光は前記と逆に、集光レンズ13’と、第2の反射鏡27と、光スキャナ9と、第1の反射鏡23と、信号光伝送用光ファイバ11を通って外部の検出器(図示せず)に送出される。
そして、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記D型11図と同様な手段のガイド光を目視して位置決めする方式である。
E型は、外観・外形は、前記D型に比し、ハンドピースの先端に対し最短距離に配設された信号光照射用窓4を備えている。
図14は、E型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
図において23は第1の反射鏡、27は第2の反射鏡を示す。
内部構造は、円筒状のハンドピース1内の下面にその先端が上面に傾斜して配設されたガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバ11及びグリンレンズ12と、
ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を先端内垂直面に対し平行に配設された光スキャナ9と、
前記光ファイバ11からの信号光を前記光スキャナ9の鏡面に照射するための上方に傾斜した第1の反射鏡23と、さらに前記光スキャナ9の鏡面からの反射光を信号光照射用窓4から上方に垂直に照射するための上方に傾斜させて配設された第2の反射鏡27及びその反射光を集光照射する集光レンズ13を有している。
上記の構造によって、信号光照射用窓4をハンドピースの先端に対し最短距離に配設することができる。
また、被検体の歯部からの反射光は前記と逆に、集光レンズ13’と、第2の反射鏡27と、光スキャナ9と、第1の反射鏡23と、信号光伝送用光ファイバ11を通って外部の検出器(図示せず)に送出される。
そして、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記D型11図と同様な手段のガイド光を目視して位置決めする方式である。
図15は、他のE型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
本図が上記図14と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
本図が上記図14と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
図16は、F型歯科光診断用ハンドピースの外観斜視図である。
F型は、外観・外形は、前記E型にと異なる点は、ハンドピースの先端に対し少し離れた距離に配設された信号光照射用窓4を備えている。
F型は、外観・外形は、前記E型にと異なる点は、ハンドピースの先端に対し少し離れた距離に配設された信号光照射用窓4を備えている。
図17は、F型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
図において24は反射鏡を示す。
内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が上方に傾斜して配設されたガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバ11及びグリンレンズ12と、
前記信号光伝送用光ファイバ11からの信号光を後記光スキャナ(9)の鏡面に照射するハンドピースの円筒内先端の垂直面と平行に配設された反射鏡24と、
前記反射鏡24の光を受けて、信号光照射用窓4から上方に垂直に照射するためのハンドピースの円筒内先端部の垂直面に対し上方に傾斜して配設された光スキャナ9と、
該光スキャナ9からの反射光を集光して信号光照射用窓4から照射する集光レンズ13’とを備えている。
また、被検体の歯部からの反射光は前記と逆に、光スキャナ9と、反射鏡24と、信号光伝送用光ファイバ11を通って外部の検出器(図示せず)に送出される。
そして、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記A型と同様にガイド光を目視する方式である。
図において24は反射鏡を示す。
内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が上方に傾斜して配設されたガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバ11及びグリンレンズ12と、
前記信号光伝送用光ファイバ11からの信号光を後記光スキャナ(9)の鏡面に照射するハンドピースの円筒内先端の垂直面と平行に配設された反射鏡24と、
前記反射鏡24の光を受けて、信号光照射用窓4から上方に垂直に照射するためのハンドピースの円筒内先端部の垂直面に対し上方に傾斜して配設された光スキャナ9と、
該光スキャナ9からの反射光を集光して信号光照射用窓4から照射する集光レンズ13’とを備えている。
また、被検体の歯部からの反射光は前記と逆に、光スキャナ9と、反射鏡24と、信号光伝送用光ファイバ11を通って外部の検出器(図示せず)に送出される。
そして、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記A型と同様にガイド光を目視する方式である。
図18は、他のF型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
本図が上記図17と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
本図が上記図17と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
図19はG型歯科光診断用ハンドピースの 外観斜視図である。
G型は、外観・外形は、前記F型と同様である。
図20はG型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
図において25は反射鏡を示す。
内部構造は、円筒状のハンドピース内の下面にその先端が信号光照射用窓4に近く、上方を向いて配設されたガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバ11とその先端の垂直方向に配設されたグリンレンズ12と、
前記光ファイバ11からの信号光を下記光スキャナ9の鏡面に照射する下方に傾斜した反射鏡25と、
前記ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を垂直面に対し上方深く傾斜して配設され、前記反射鏡25からの反射光を反射して信号光照射用窓4から上方に垂直に照射するための鏡面を有する光スキャナ9と、
前記光スキャナ9からの反射光を歯部に集束する集光レンズ13’とを前方に備えている。
前記被検体の歯部からの反射光は、前記経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバ11から、外部の検出器に送出する機構を形成する。
そして、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記A型と同様なガイド光の目視方式である。
G型は、外観・外形は、前記F型と同様である。
図20はG型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
図において25は反射鏡を示す。
内部構造は、円筒状のハンドピース内の下面にその先端が信号光照射用窓4に近く、上方を向いて配設されたガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバ11とその先端の垂直方向に配設されたグリンレンズ12と、
前記光ファイバ11からの信号光を下記光スキャナ9の鏡面に照射する下方に傾斜した反射鏡25と、
前記ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を垂直面に対し上方深く傾斜して配設され、前記反射鏡25からの反射光を反射して信号光照射用窓4から上方に垂直に照射するための鏡面を有する光スキャナ9と、
前記光スキャナ9からの反射光を歯部に集束する集光レンズ13’とを前方に備えている。
前記被検体の歯部からの反射光は、前記経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバ11から、外部の検出器に送出する機構を形成する。
そして、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記A型と同様なガイド光の目視方式である。
図21は他のG型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
本図が上記図20と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
本図が上記図20と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
図22はH型歯科光診断用ハンドピースの 外観斜視図である。
H型は、外観・外形は、筒状のハンドピースの先端上方の角が、斜めにカットされ、この部分に信号光照射用窓4が設けられている。
H型は、外観・外形は、筒状のハンドピースの先端上方の角が、斜めにカットされ、この部分に信号光照射用窓4が設けられている。
図23はH型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
図において26は反射鏡を示す。
内部構造は、信号光照射用窓4がハンドピースの先端に対し至近距離で、かつ被検体の歯部に対しハンドピースを水平にしたとき、信号光照射用窓4から斜め上方を照射するように、円筒状のハンドピース1内の下面に長手軸方向に平行に配設された、ガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバ11及びその先端のグリンレンズ12と、
その上方のハンドピース1の先端部の円筒内に、鏡面を先端部の垂直面に対し平行に配設した光スキャナ9と、
前記光ファイバ11からの信号光を前記光スキャナ9の鏡面に照射し、かつ光スキャナ9の鏡面からの反射光を信号光照射用窓4から垂直に照射できるように上方に傾斜させて配設された反射鏡26と、
前記光スキャナ9からの反射光を歯部に集束する集光レンズ13’とを前方に備えている。
そして前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバ11から、外部の検出器に送出する機構を形成している。
また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記A型と同様なガイド光の目視方式である。
図において26は反射鏡を示す。
内部構造は、信号光照射用窓4がハンドピースの先端に対し至近距離で、かつ被検体の歯部に対しハンドピースを水平にしたとき、信号光照射用窓4から斜め上方を照射するように、円筒状のハンドピース1内の下面に長手軸方向に平行に配設された、ガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバ11及びその先端のグリンレンズ12と、
その上方のハンドピース1の先端部の円筒内に、鏡面を先端部の垂直面に対し平行に配設した光スキャナ9と、
前記光ファイバ11からの信号光を前記光スキャナ9の鏡面に照射し、かつ光スキャナ9の鏡面からの反射光を信号光照射用窓4から垂直に照射できるように上方に傾斜させて配設された反射鏡26と、
前記光スキャナ9からの反射光を歯部に集束する集光レンズ13’とを前方に備えている。
そして前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバ11から、外部の検出器に送出する機構を形成している。
また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記A型と同様なガイド光の目視方式である。
図24は他のH型歯科光診断用ハンドピースの縦断面図である。
本図が上記図23と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
本図が上記図23と異なる点は、歯部の光診断箇所を位置決めする手段が、前記図3と同様に表面画像取得用の撮像カメラ17と同照明用光源16を備え、信号光照射用窓4の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した照明・撮像用反射鏡19が設けられている。
1:歯科光診断用ハンドピース
2:把持部
3:口腔内挿入部
4:信号光照射用窓
5:窓ガラス
6:カバー
7:外装チューブ
8:継ぎ手
9:光スキャナ
10:光スキャナコード
11:信号光用光ファイバ
12:グリンレンズ
13、13’:集光レンズ
14:挿入部ケース着脱部
15:折り曲げ接続部
16:照明用光源
17:撮像用カメラ
18:照明用光ファイバ
19:照明・撮像用反射鏡
20:撮像用光ファイバ
21:カメラ用コード
22:光源用コード
23:第1の反射鏡
24、25、26:反射鏡
27:第2の反射鏡
28:光ファイバの導入孔
2:把持部
3:口腔内挿入部
4:信号光照射用窓
5:窓ガラス
6:カバー
7:外装チューブ
8:継ぎ手
9:光スキャナ
10:光スキャナコード
11:信号光用光ファイバ
12:グリンレンズ
13、13’:集光レンズ
14:挿入部ケース着脱部
15:折り曲げ接続部
16:照明用光源
17:撮像用カメラ
18:照明用光ファイバ
19:照明・撮像用反射鏡
20:撮像用光ファイバ
21:カメラ用コード
22:光源用コード
23:第1の反射鏡
24、25、26:反射鏡
27:第2の反射鏡
28:光ファイバの導入孔
Claims (8)
- 被検体の歯部を照射するための、所定の低コヒーレント光の発生手段と、
該低コヒーレント光を信号光として、前記歯部の選定された所定領域を走査し、
同走査領域内の所定深部からの反射光と、前記信号光と僅少な周波数の差を有するかあるいは、位相変調を与えた参照光との干渉によって、前記走査領域の光断層画像を取得するOCT手段とを備えてなる歯科光診断装置用ハンドピースにおいて、
診断用信号の取得構成が光ファイバによる光ファイバ型であって、
外観が、先端部が口腔内の歯部に当接される円筒状の診断用ハンドピース挿入部と、その後端部に接続される円筒状の把持部とからなり、かつ両者の接続部で「く」の字状に曲がった形状であり、
またその外形が、把持して自在に姿勢制御するための、閉塞された後端部に光ファイバの導入孔を有する前記円筒状の把持部と、
それに接続される前方の端部に上方への信号光照射用窓を有する前記円筒状の診断用ハンドピース挿入部とからなり、
さらに、前記その内部構造は、前記円筒状の把持部の光ファイバの導入孔から導入されかつ、前記円筒状の把持部内及びハンドピース挿入部の前方まで配設された、外部で生成されたガイド光を含む信号光伝送用光ファイバと、
該光ファイバの先端に配置された集光レンズと、
同レンズを介して信号光を受光し、機械的に走査して反射させ上方に送出するための、前記円筒前端部に信号光及び信号光照射用窓に対して傾斜して配設された光スキャナとを備えてなり、
前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバから、外部の検出器に送出する機構を形成してなり、
また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段を有し、
同手段が、前記ガイド光を含む信号光の、ガイド光を目視して位置決めする方式、
あるいは同手段が、前記把持部内に筒の長軸方向に配設された照明用光源及び撮像用カメラと、前記照明光を伝送するハンドピースの前端部まで延長された光ファイバと、
該光ファイバ端の光を受けて、前記信号光照射用窓の一画より被検体歯部の表面を照明するための45度傾斜した反射鏡と、さらに、前記の照明により取得された歯部の表面画像を、前記反射鏡を介して撮像用カメラに伝送する画像伝送用の光ファイバとを備え、
前記ガイド光を含む伝送画像は、撮像用カメラで撮像され、前記光ファイバの導入孔より画像信号として外部に送出されるカメラによる撮像方式であることを特徴とする歯科光診断装置用ハンドピース。 - 外観及び先端部が口腔内の歯部に当接される円筒状の診断挿入部と、
その後端部に接続される円筒状の把持部とからなり、かつ両者の接続部で直線形状をなしてなることを特徴とする請求項1に記載の歯科光診断装置用ハンドピース 。 - 集光レンズが光スキャナと信号光照射用窓の間に配設されてなることを特徴とする請求項1に記載の歯科光診断装置用ハンドピース 。
- 内部構造が、集光レンズを介して信号光を受光し、機械的に走査して反射させ上方に送出するための、前記円筒前端部に信号光に対して鏡面を小角度上方に傾斜させて配設された光スキャナと、
さらに、同スキャナの反射光を信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための対向して小角度上方に傾斜させて配設された反射鏡とを備え、
外観・外形は前記円筒の口径が小さく作製されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科光診断装置用ハンドピース 。 - 走査領域の光断層画像を取得するOCT手段を備えてなる歯科光診断装置用ハンドピースにおいて、光診断用信号の取得構成が光ファイバによる光ファイバ型であって、
外観及び先端部が、口腔内の歯部に当接される円筒状の診断挿入部と、その後端部に接続される円筒状の把持部とからなり、かつ両者の接続部で直線形状をなし、
また、ハンドピースの先端に対し最短距離に配設された信号光照射用窓を備えてなり、内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が上方に傾斜して配設されたガイド光を含む信号光伝送用光ファイバと、
ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を先端内垂直面に対し平行に配設された光スキャナと、
前記光ファイバからの信号光を前記光スキャナの鏡面に照射するための上方に小角度傾斜した第1の反射鏡と、
さらに前記光スキャナの鏡面からの反射光を信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための上方に傾斜させて配設された第2の反射鏡及びその照射光を集光照射する集光レンズを備え、
前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバから、外部の検出器に送出する機構を形成してなり、
また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記請求項1に記載のガイド光を目視して位置決めする方式、あるいはカメラによる撮像方式を有してなることを特徴とする歯科光診断装置用ハンドピース。 - 外観及び先端部が、口腔内の歯部に当接される円筒状の診断挿入部と、その後端部に接続される円筒状の把持部とからなり、かつ両者の接続部で直線形状をなし、
またハンドピースの先端に対し近い距離に配設された信号光照射用窓を備えてなり、
内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が上方に傾斜して配設されたガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバと、
前記光ファイバからの信号光を後記光スキャナの鏡面に照射するハンドピースの円筒内先端の垂直面と平行に配設された反射鏡と、
前記反射鏡の光を受けて、照射窓から上方に垂直に照射するハンドピースの円筒内先端部の垂直面に対し上方に傾斜して配設された光スキャナと、該光スキャナからの反射光を集光して信号光照射用窓から歯部に照射する集光レンズとを備え、
前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバから、外部の検出器に送出する機構を形成してなり、
また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記請求項1に記載のガイド光を目視して位置決めする方式、あるいはカメラによる撮像方式を有してなることを特徴とする歯科光診断装置用ハンドピース。 - 外観及び先端部は、前記請求項6と同型であり、
内部構造は、円筒上のハンドピース内の下面にその先端が信号光照射用窓に近く、上方を向いて配設されたガイド光を含む信号光伝送用の光ファイバと、
前記光ファイバからの信号光を後記光スキャナの鏡面に照射する下方に傾斜した反射鏡と、
前記ハンドピースの先端部の円筒内に鏡面を垂直面に対し上方深く傾斜して配設され前記反射鏡からの反射光を反射して、信号光照射用窓から上方に垂直に照射するための鏡面を有する光スキャナと、
前記光スキャナからの反射光を歯部に集束する集光レンズとを備え、
前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバから、外部の検出器に送出する機構を形成してなり、
また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記請求項1記載のガイド光の目視方式、あるいはカメラによる撮像方式のいずれかの方式を有してなることを特徴とする歯科光診断装置用ハンドピース 。 - 走査領域の光断層画像を取得するOCT手段を備えてなる歯科光診断装置用ハンドピースにおいて、光診断用信号の取得構成が光ファイバによる光ファイバ型であって、
外観は、口腔内の歯部に当接される円筒状の診断挿入部と、その後端部に接続される円筒状の把持部とからなり、かつ両者の接続部で直線形状をなし、
また、外形は、筒状のハンドピースの先端上方の角が、斜めにカットされ、この部分に配設された信号光照射用窓を有してなり、
内部構造は、信号光照射用窓がハンドピースの先端に対し至近距離で、かつ被検体の歯部に対しハンドピースを水平にしたとき、照射窓面から斜め上方を照射するように、円筒状のハンドピース内の下面にその先端が長手軸方向に平行に配設されたガイド光を含む信号光伝送用光ファイバと、
その上方のハンドピースの先端部の円筒内に、鏡面を先端部の垂直面に対し平行に配設した光スキャナと、
前記光ファイバからの信号光を前記光スキャナの鏡面に照射し、かつ光スキャナの鏡面からの反射光を信号光照射用窓から垂直に照射できるように上方に傾斜させて配設された反射鏡と、前記光スキャナからの反射光を歯部に集束する集光レンズとを備え、
前記被検体の歯部からの反射光は、前記歯部照射用の信号光の経路を逆方向に伝送され、信号光伝送用光ファイバから、外部の検出器に送出する機構を形成してなり、
また、前記歯部の光診断箇所を位置決めする手段は、前記請求項1に記載のガイド光の目視方式、あるいはカメラによる撮像方式のいずれかの方式を有してなることを特徴とする歯科光診断装置用ハンドピース 。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005007648U JP3116830U (ja) | 2005-09-16 | 2005-09-16 | 歯科光診断装置用ハンドピース |
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JP2005007648U JP3116830U (ja) | 2005-09-16 | 2005-09-16 | 歯科光診断装置用ハンドピース |
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JP2010539458A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-16 | ライカ ジオシステムズ アクチエンゲゼルシャフト | 表面の測定方法および測定装置 |
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2005
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