JP3116787U - ワンタッチ剥がしボトルラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】
ラベルの剥がし開始位置がすぐ探せ、ボトルから容易に1枚のまま剥がせてボトルとの分別廃棄が容易なワンタッチ剥がしボトルラベルを提供すること。
【解決手段】
ボトルラベル上端(3)の一部に、上縁(11)が上方へ膨出した剥がし開始目印用逆三角図形(4)を描き、この逆三角図形の両斜辺に沿って一対の切込みミシン目(5)、(6)を形成し、一方の切込みミシン目の下端に連続する第1の切り離しミシン目(7)はボトルラベルの下端(9)まで延ばし、他方の切込みミシン目の下端に連続する第2の切り離しミシン目(8)は途中から第1の切り離しミシン目と離れる方向に緩やかに大きく円の四分の一湾曲させた。
【選択図】図1

Description

本考案は、ペットボトル、ビン等のボトル本体から容易に、1枚のまま剥がすことができ、ボトル本体とラベルの分別廃棄が容易なワンタッチ剥がしボトルラベルに関する。
近年、ゴミの分別廃棄が義務付けられており、ボトル本体の外周面に装着したボトルラベルも、ボトル本体から容易に剥がせるように、様々な技術が開発されている。
その多くはラベルの上下端間に一対の切込みミシン目を平行につけておき、両ミシン目間の上端を摘んで下方へ引き裂くことによって、ラベルをボトルから剥がすように構成されている。ところがこのような構成では、ボトルから剥がしたラベルが2枚に分離して散らかり易く、ゴミ収集の観点から不具合があった。そこで、ラベルをボトルから容易に1枚のまま剥がすことができるよう、様々な工夫がなされている。
特開2003-192020号公報には、ボトルの胴部に被せた筒状のラベルに縦方向の2本の切れ目線を設け、その少なくとも1本の切れ目線の下部に、切れ目線を設けない部分を残した構成が示されている。
このようにすると、2本の切れ目線間の上端部を摘んで下方へ引き裂いたとき、ラベルを1枚のままボトル胴部から剥がすことができる。ただし、あまり素早く引っ張ると、切れ目線を設けない部分も一気に引き裂かれてしまい、ラベルが二つに分離してしまう恐れもある。
特開2004-142818号公報の図3には、シーリングラベルにおいて、第2の切り離しミシン目の下端部を第1の切り離しミシン目から離れる方向に急激に湾曲させた構成が開示されている。
このようにすると、2本の切り離しミシン目間の上端摘み部を摘んで下方へ引き裂いたとき、第1の切り離しミシン目がラベル下端まで切れる前に第2の切り離しミシン目がラベル下端まで引き裂かれてしまうことあるので、より確実に、ラベルを1枚のまま剥がすことができない恐れがある。
ところで、ボトルに装着されるラベルの役割として、装飾効果は極めて重要である。ラベルの装飾効果によって、ボトルに入れた商品の価値が評価されることも多いので、装飾効果を損ないがちな切り離しミシン目は、できるだけ目立たせたくない。しかしながら、ゴミの分別廃棄も極めて重要なことであるから、少なくとも、ラベルの剥がし開始位置だけは、すぐに目に付くようにしておきたい。
切り離しミシン目は目立たせず、ラベルの剥がし開始位置はすぐに目に付き、しかもラベルは容易に、ボトルから1枚のままで剥がせるように、との複合的な観点から見ると、上記いずれの技術にも、問題があった。すなわち、いずれの公報に記載された技術も、ラベル上に平行に形成された一対の切込みミシン目の上端部が、そのままラベル剥がし開始位置となっており、特に特開2003-192020号公報に記載された技術ではラベルの上端縁が平坦なため、剥がし開始位置が探しにくい。
特開2004-142818号公報の図3に記載された技術では剥がし開始位置を僅かに膨らませているので、特開2003-192020号公報記載のものよりは、剥がし開始位置を見付け易いが、もっとこの部分を目立たせようとすると、一対の切込みミシン目の間隔を広げねばならないからミシン目も目立ってしまい、ラベルの装飾効果を損なう恐れがある。
ところで、実願昭48-028009号(実開昭49-128858号)のマイクロフィルムには、封緘シール材に関する技術ではあるが、次のような記載がある。すなわち、ティアテープとなる細長い部分を末端部から引き裂き易くするために、細長い部分の端部両側に斜めの切込みを入れておくというものである。封緘シール材であるから、剥がし開始位置を探すほどのことではないが、この技術をワンタッチボトルラベルに適用したとすると、斜めの切込みはさほど目立つものではないから、ティアテープの剥がし開始位置を見付けるのは容易ではない。
また、特開2002-255237号公報には、包装袋に関し次のような記載がある。すなわち、包装袋の内面に、両端間にわたってカットテープを貼付けて包装袋の両端をヒートシールする際、その一端側のヒートシール部にはカットテープと重なる位置にシールしない部分を残しておく。そして、シールしない部分にはカットテープの両側に斜めの切込みを入れて、カットテープを切り裂く際のつまみ部とする、というものである。
図面では、ヒートシール部とシールしない部分との境界が半円形で示されているが、実際には半円形の線や図形が描かれてはいないので(半円形の図形を描く、との記載もない)、シールした部分とシールしていない部分との境界を視認するのは難しい。しかも、この技術をワンタッチボトルラベルに適用すること自体にも無理がある。
更に、実願平05-076090号(実開平07-041971号)のCD−ROMには、蓄電池梱包ケースに関する技術ではあるが、次のような記載がある。すなわち、梱包ケース側板の内面に破断用テープを接着固定し、梱包ケース側板の両端には破断用テープの端部を囲むような形で切込みを入れておく、というものである。
切込みを入れておくと、この部分を掴んで引っ張り易くなり、梱包ケース側板を切り裂く際に便利であるが、この切込みは切り裂き開始位置を探し易くするために設けたものではない。この技術を単にワンタッチボトルラベルに適用したとしても、切込み自体はさほど目立たないので、ラベルの剥がし開始位置が探し易くとは思えない。
特開2003-192020号公報 特開2004-142818号公報 実願昭48-028009号(実開昭49-128858号)のマイクロフィルム 特開2002-255237号公報 実願平05-076090号(実開平07-041971号)のCD−ROM 特開平10-305855号公報 特開平11-310269号公報 特開2004-251966号公報 実願昭50-168107号(実開昭52-080753号)のマイクロフィルム
本考案は、このような問題を解消するためになされたもので、その目的は、剥がし開始位置をすぐに探すことができてボトル本体から容易に1枚のまま剥がすことができ、しかもミシン目等の切り離し線を目立たせずボトルラベル本来の装飾機能を損なうことのない、ワンタッチ剥がしボトルラベルを提供することにある。
本考案のワンタッチ剥がしボトルラベルは、ボトルラベル上端の一部に逆三角形状の剥がし開始目印を表示し、この目印の剥がし開始目印用逆三角図形を、その上縁をボトルラベル上端から上方へ膨出させて表示し、この逆三角図形の両斜辺の中間部に沿って一対の切込み線を形成し、一方の切込み線の下端に連続してボトルラベルの下端に至る直線状の第1の切り離しミシン目と、他方の切込み線の下端に連続してボトルラベルの下端まで至らない第2の切り離しミシン目とを設けて構成される。第2の切り離しミシン目は、第1の切り離しミシン目とほぼ平行な直線部分がボトルラベル全高の二分の一ないし三分の二の長さを有しその下端部を第1の切り離しミシン目(7)から離れる方向に緩やかに大きく円周の四分の一湾曲(10)させている。
本考案によれば、剥がし開始目印用逆三角図形を、第1、第2の切り離しミシン目の間隔と関係なく大きく表示できるので、剥がし開始目印用逆三角図形は良く目立つように大きめにし、第1、第2の切り離しミシン目の間隔は、あまり目立たないように途中で破断しない程度に、そしてボトルラベル本来の装飾機能を損なわない程度に狭くすることができる。また、第1の切り離しミシン目はボトルラベルの下端まで達しており、第2の切り離しミシン目は第1の切り離しミシン目とほぼ平行な部分がボトルラベル本体の全高の二分の一ないし三分の二の長さを有しその下端部を第1の切り離しミシン目(7)から離れる方向に緩やかに大きく円周の四分の一湾曲(10)させているので、剥がし開始目印用逆三角図形を摘んで単に下方へ引っ張るだけで、ボトル本体から容易に1枚のまま剥がすことができる。特に、第2の切り離しミシン目の下端を第1の切り離しミシン目から離反する向きに緩やかに大きく円周の四分の一湾曲(10)させたことにより、第1の切り離しミシン目が下端まで破断する前に第2の切り離しミシン目の下端から生じた裂け目がボトルラベルの下端に達してボトルラベルが二分割されてしまう不具合を確実に回避できる。
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は飲料水等のボトル本体1の外周面に筒状のボトルラベル2を密着して装着した状態を示すもので、ボトルラベル2の全面にはボトル本体1の内容物に関する情報が装飾を施して美しく描かれている(図面では省略)。
ボトルラベル2の上端3の一部には、剥がし開始目印用逆三角図形4が描かれ、この逆三角図形4の上縁11をボトルラベル上端から上方へ膨出させ、逆三角図形4の両斜辺に沿って、一対の切込み線5、6が形成されている。
図中左方の切込み線5の下端には直線状の第1の切り離しミシン目7が、図中右方の切込み線6の下端には直線状の第2の切り離しミシン目8が、それぞれ連続して形成されている。第1、第2の切り離し線7、8はミシン目状に形成され、第1の切り離し線7はボトルラベル2の下端9まで達している。第2の切り離しミシン目8は切込み線6から第1の切り離しミシン目7とほぼ平行に直線的に下方へ延び、その下端部は、ボトルラベル2の上端3からボトルラベル2の全高の二分の一ないし三分の二の位置で第1の切り離しミシン目7から離れる方向に緩やかに湾曲する湾曲部10となっている。
第2の切り離しミシン目8の下端部を、ボトルラベル2の上端3からボトルラベル2の全高の二分の一ないし三分の二の位置で第1の切り離しミシン目7から離れる方向に緩やかに大きく円周の四分の一湾曲する湾曲部10とした理由は、第2の切り離しミシン目8をボトルラベル2の二分の一より上方で終わらせると第1の切り離しミシン目7がボトルラベル2の下端9に至る前に第2の切り離しミシン目8の終端から予測できない方向へ裂けてしまい、ボトルラベル2を1枚のまま剥がすことができない恐れがあり、また、ボトルラベル2の三分の二より下方まで延ばすとボトルラベル2の下端9に向けて裂けてしまう恐れがあるからである。ボトルラベル2の全高の二分の一ないし三分の二のところで緩やかに湾曲させると、第1の切り離しミシン目7がボトルラベル2の下端9までスムーズに破断離脱でき、ボトルラベル2の二分割を避けられることが確認できた。
剥がし開始目印用逆三角図形4は目立つように大きめにし、ボトルラベル2の装飾機能を損ねない程度に目立つ色を施すと良い。第1、第2の切り離しミシン目7、8の間隔は、あまり広くすると線が目立ってしまいボトルラベル2の装飾機能を損ねてしまうので、剥がすときに途中で破断しない程度に狭くしておくことが望ましい。
図2は、ボトルラベル2をボトル本体1から剥がす途中状態を示している。ボトル本体1が空になって廃棄するときは、ボトル本体1とボトルラベル2とを分別して廃棄しなければならない。ボトルラベル2を剥がすときは、剥がし開始目印用逆三角図形4を摘んでやや下方外側へ引っ張ればよい。剥がし開始目印用逆三角図形4は第1、第2の切り離しミシン目8の間隔よりも広く大きく、しかもその上縁11がラベル2の上端3から上方へ膨出しているので、探し易く、そして摘み易くなっている。
剥がし開始目印用逆三角図形4を摘んで引っ張ると、図2のように一対の切込み線5、6に続いて第1、第2の切り離しミシン目7、8が破断していく。そして第1の切り離しミシン目7はボトルラベル2の下端9まで続いているのでボトルラベル2の下端9まで破断されるが第2の切り離しミシン目8は途中で第1の切り離しミシン目7から離れる方向へ彎曲部10が緩やかに大きく円周の四分の一湾曲してお第2の切り離しミシン目8はその湾曲部10に沿って破断が進むので切り離しミシン目8の終端から裂け目が生じたとしてもその裂け目はボトルラベル2の下端9に向かい難くなり第1の切り離しミシン目7が下端まで破断された時点でボトルラベル2はボトル本体1から容易に1枚のまま剥がすことができる。
ボトル本体1の外周面にボトルラベル2を装着した状態を示す正面図である。 ボトルラベル2をボトル本体1から剥がす途中状態を示す正面図である。
符号の説明
1 ボトル本体
2 ボトルラベル
3 上端
4 剥がし開始目印
5,6切込み線
7 第1の切り離しミシン目
8 第2の切り離しミシン目
9 下端
10湾曲部
11上縁

Claims (1)

  1. ボトル本体(1)の外周面に密着して装着される筒状のボトルラベル(2)であって、ボトルラベル上端(3)の一部に描かれ、かつ上縁(11)がボトルラベル上端から上方へ膨出した剥がし開始目印用逆三角図形(4)と、この逆三角図形の両斜辺の中間部に表示された一対の切込みミシン目(5)、(6)と、一方の切込みミシン目の下端に連続してボトルラベルの下端(9)まで達する直線状の第1の切り離しミシン目(7)と、ほぼ平行な直線部分の他方の切り離しミシン目(8)がボトルラベル全高の二分の一ないし三分の二の長さを有しその下端部(10)を第1の切り離しミシン目(7)から離れる方向に緩やかに大きく円の四分の一湾曲させた第2の切り離しミシン目(8)、(10)を具備したことを特徴とするワンタッチ剥がしボトルラベル。
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