JP3116582U - 水抜き部を有する漬け物用器 - Google Patents

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実 阿刀田
泰勝 山崎
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株式会社山崎製作所
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Abstract

【課題】容器本体に水抜き孔を設け、容器本体内の水を除去し塩分の少ない新鮮なぬか漬けを作る簡便構造の水抜き部を有する漬け物用器を提供する。
【解決手段】水抜き部を有する漬け物用器100は容器本体1とこれを搭載する受皿2等とからなり容器本体1の底面4や底面4の近傍の周辺円筒壁5には水ぬき孔8や9が貫通形成される。容器本体1内に生じた水はこの水抜き孔8,9から受皿2側に落下し、排水される。
【選択図】図1

Description

本考案は、ぬか漬け又は塩漬け用の器に係り、特に、漬け物内に発生する水分の一部を除去して塩分が少なくサッパリした味で新鮮ぬか漬けや塩漬けができる簡便構造の水抜き部を有する漬け物用器に関する。
日本人の大部分はぬか漬けや塩漬けを好み、各家庭において家庭独特のぬか漬けや塩漬けが作られている。このぬか漬け等を作るために漬け物用器が必要である。この漬け物用器としては様々なものがあるが通常はタル状のものが多く用いられている。しかしながら、その構造としては漬け物用器内に発生する水分を除去する形式のものは見当らない。一方、漬け物用器に関する公知技術として「特許文献1」,「特許文献2」及び「特許文献3」が挙げられる。
実開平8−262 登録実用新案第3099299号 登録実用新案第3059932号
「特許文献1」の実開平8−262の「ぬか漬け器」はぬかやぬか種を収納する容器として傾斜台が用いられ、この傾斜台の上面に蓄った塩分を含む上水を吸水部で吸引し、この吸引水を傾斜台の下方に設けた排水タンクに導入し、傾斜台内の水を除去する構造のものからなり、傾斜台には水抜き部が形成されていない。
また、「特許文献2」の登録実用新案第3099299号の「ぬか漬け器」は容器本体の底面側に保冷材を設け、この容器を冷却して良質のぬか漬けを作成するようにしたものであるが、この容器本体にも水抜き部が設けられていない。
また、「特許文献3」の登録実用新案第3059932号の「ぬか漬容器」は円筒形の容器とこの内部に設けた手袋からなり、直接ぬかを素手でかきまぜなくてもよいように工夫したものであるが、この容器にも水抜き部が全く設けられていない。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、ぬか及びぬか種や塩漬け用食品を入れる容器本体に水抜き部を設け、塩分を含む水の自然除去を図り、新鮮でサッパリ味のぬか漬けを簡単に作ることができる簡便構造の「漬け物用器」を提案することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、水分を含むぬか及びぬか種(ぬか漬けされる食品)又は塩漬け用食品を収納する内容積を有する容器本体と、該容器本体から流出する水分を蓄溜する受皿を有する漬け物用器であって、該漬け物用器は、前記容器本体の底面及び/又は底面近傍の側面に水抜き部を形成することを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記水抜き部が、水抜き孔又はメッシュ材からなることを特徴とする。
また、請求項3の考案は、前記受皿が、前記容器本体を搭載し、その外縁に立壁部を形成する水溜り用受皿からなることを特徴とする。
また、請求項4の考案は、前記受皿が、出入可能の形状のものから形成されることを特徴とする。
また、請求項5の考案は、前記容器本体及び受皿が、陶器から形成されることを特徴とする。
また、請求項6の考案は、前記陶器が有名窯元で製造されるものからなることを特徴とする。
また、請求項7の考案は、容器本体及び受皿を含む漬け物用器の全体の高さが、冷蔵庫に収納可能の寸法からなることを特徴とする。
本考案の請求項1の水抜き部を有する漬け物用器によれば、容器本体の底面や側面に水抜き部が形成されている。なお、漬け物内に発生する塩分を含む水が、自力や重りによって容器本体から排出して除去される。これにより塩分の少ないサッパリした味のぬか漬けや塩漬けができる。
また、本考案の請求項2の水抜き部を有する漬け物用器によれば、水抜き部が水抜き孔やメッシュ状のものからなり、水抜きが確実に行われると共にその形成が容易にでき、安価に実施することができる。
また、本考案の請求項3の水抜き部を有する漬け物用器によれば、容器本体は立壁部を周縁に設けた水溜り用受皿からなるため、容器本体から除去された水を確実に蓄溜することができ、水溜り用受皿のみを取り外すことにより、蓄溜水を簡便に排水することができる。
また、本考案の請求項4の水抜き部を有する漬け物用器によれば、受皿が出入自在の形状のものからなるため、蓄溜水の排水がより簡単に行われる。
また、本考案の請求項5の水抜き部を有する漬け物用器によれば、容器本体や受皿が陶器からなるため、良質のぬか漬けができると共に重量感もあり、ぬかのかきまわし作業が容易にできる。
また、本考案の請求項6の水抜き部を有する漬け物用器によれば、容器本体を有名の窯元の陶器から形成することにより、水抜き部を有する漬け物用器の価値の向上が図れ、漬け物用器として用済の場合でも骨董品としての価値を有することができる。
また、本考案の請求項7の水抜き部を有する漬け物用器によれば、漬け物用器の全高が冷蔵庫に収納可能のものからなるため、夏冬共に新鮮なぬか漬けを作ることができる。
以下、本考案の水抜き部を有する漬け物用器の実施の形態を図面を参照して詳述する。
以下の説明は漬け物用器としてぬか漬け器について説明するが、塩漬けの場合やその他の漬け物用にも適用される。
図1に示すように、本考案の水抜き部を有する漬け物用器100は、ぬかやぬか種を収納する内容積を有する容器本体1と、これを搭載する平板状の受皿2等とからなり、容器本体1の情報の開口部にはこれを閉止する蓋体3が設けられている。また、ぬか床から水を底面側に送り出すための重り3aが設けられている。この重り13aは塩漬けの場合は必需品となる。
容器本体1は上方部を開放した筒体からなり、底面4と周辺円筒壁5を形成するものからなり、底面4の周縁の下面には下方に向かって伸延する突出周縁部6が形成される。また、周辺円筒壁5には外方に向かって伸びる把握部7が一体的に形成される。
容器本体1の底面4には図1及び図2に示すように水抜き部の1つである水抜き孔8が貫通形成され、底面4に近い周辺円筒壁5の部分にも図1及び図2に示すように水抜き孔9が貫通形成される。また、図1に示すように、容器本体1の上方の開口部は蓋体3が開閉自在に搭載される。
ぬか10及びぬか種11は図1に示すように容器本体1内に収納される。また、酒等の液分も一緒に注入される。
受皿2は底面が平なお盆状のものからなり、底板12とこの周縁に立設される立壁部13を有する水溜り用受皿2aからなり、容器本体1から流出する水(塩分を含む)14が蓄溜し得る構造からなる。また、水溜り用受皿2aの底板12には容器本体1の突出周縁部6が当り、底板12と容器本体1の底面4との間には空間部15が形成される。
以上の構造により、容器本体1は水溜り用受皿2a上に搭載され、容器本体1からの塩分を含む水は底面4や周辺円筒壁5の水抜き孔8や9からしみ出し、水溜り用受皿2aに蓄溜される。ぬか10及びぬか種11を朝晩かきまぜることにぬか漬けが形成されることによる。なお、容器本体1を取り出す場合には把持部7に指等を係止することにより、容易に持ち上げてぬか10等の交換や容器の清掃等を行うことができる。また、水溜り用受皿2a内の水は水溜り用受皿2aを持ち運ぶことにより容易に除去することができる。なお、水抜き孔8や9は図示のように同一サイズの多数個の孔からなるがそのサイズや数は適宜決めればよく、限定するものではない。また、容器本体1や受皿2の構造も前記のものに限定するものではなく、任意の形状のものが採用される。
本実施例では、容器本体1や受皿2は陶器からなるが、これに限定するものではなく、樹脂や木材及びその他の材質のものが適宜採用される。また、陶器としては、有名陶器を採用してその付加価値を高め、購買意欲を向上するようにしてもよい。なお、有名陶器としては、例えば、益子焼が一例として採用されるが、これに限定するものではない。
図3は、図示のように底板として中央に向かって傾斜する傾斜底板12aを採用した実施例であり、傾斜底板12aの中心部には開閉弁16を有する排出孔17が設けられている。これにより、受皿2内の水の除去が開閉弁16の開放によって容易に行われ、受皿2を持ち上げて排水をする必要がない。
図4は容器本体1の底面4をメッシュ板18で形成したものであり、水抜きの容易化と確実化を図るようにしたものである。メッシュ板18のメッシュは適宜の大きさでよく、メッシュ板18はぬか8やぬか種9等の重さに十分に耐える強度を有するものであることが必要である。
図5は、以上の構造の水抜き部を有する漬け物用器100の大きさ(高さ)の一例を示したものである。水抜き部を有する漬け物用器100の大きさは任意のものでよいが、一例として図5に示すように冷蔵庫19内に収納できる高さhを有するものが採用される。これにより、水抜き部を有する漬け物用器100は常時適温に冷却され、ぬか8やぬか種9の安全保存ができ、良質で新鮮なぬか漬けを夏冬とも作成することができる。
本考案の水抜き部を有する漬け物用器は、家庭で通常使用されるものについて説明したが、これに限定するものではなく、各種形状の「漬け物用器」にすべて適用され、その利用範囲は広い。また、前記のように、塩漬けの場合にも適用されることは勿論である。
本考案の水抜き部を有する漬け物用器の全体構造を示す断面図。 図1のA−A線断面図。 傾斜した受皿の実施例を示す部分の断面図。 容器本体の底面にメッシュ板を用いた水抜き部を有する漬け物用器を示す部分断面図。 冷蔵庫に収納可能な水抜き部を有する漬け物用器を示す模式図。
符号の説明
1 容器本体
2 受皿
2a 水溜り用受皿
3 蓋体
3a 重し
4 底面
5 周辺円筒壁
6 突出周縁部
7 把持部
8 水抜き孔
9 水抜き孔
10 ぬか
11 ぬか種
12 底板
12a 傾斜底板
13 立壁部
14 水(塩分を含む)
15 空間部
16 開閉弁
17 排出孔
18 メッシュ板
19 冷蔵庫
100 水抜き部を有する漬け物用器

Claims (7)

  1. 水分を含むぬか及びぬか種(ぬか漬けされる食品)又は塩漬け用食品を収納する内容積を有する容器本体と、該容器本体から流出する水分を蓄溜する受皿を有する漬け物用器であって、該漬け物用器は、前記容器本体の底面及び/又は底面近傍の側面に水抜き部を形成することを特徴とする水抜き部を有する漬け物用器。
  2. 前記水抜き部が、水抜き孔又はメッシュ材からなることを特徴とする請求項1に記載の水抜き部を有する漬け物用器。
  3. 前記受皿が、前記容器本体を搭載し、その外縁に立壁部を形成する水溜り用受皿からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の水抜き部を有する漬け物用器。
  4. 前記受皿が、出入可能の形状のものから形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の水抜き部を有する漬け物用器。
  5. 前記容器本体及び受皿が、陶器から形成されることを特徴とする請求項1又は3に記載の水抜き部を有する漬け物用器。
  6. 前記陶器が有名窯元で製造されるものからなることを特徴とする請求項5に記載の水抜き部を有する漬け物用器。
  7. 容器本体及び受皿を含む漬け物用器の全体の高さが、冷蔵庫に収納可能の寸法からなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の水抜き部を有する漬け物用器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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