JP3116534U - クリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】厚い書類も、一枚の紙も挟むことができる改良式クリップを提供する。
【解決手段】改良式クリップは、異なる厚さの書類を挟持することができるもので、第一クリップ片と第二クリップ片、及び、第一クリップ片と第二クリップ片を連接する支承梁からなる。第一クリップ片は凹槽からなり、支承梁の底側に連接される。第二クリップ片は、湾曲する湾曲線部を有し、支承梁の頂側に連接される。湾曲曲線部は、凹槽中に凸伸し、粗雑面が摩擦を増加させて、書類をしっかりと挟む。支承梁内表面は、扁平面で、書類を第一クリップ片と第二クリップ片間に挟む際の引導功能を提供する。第一クリップ片と第二クリップ片は、支承梁内表面に連接されて、支承梁の外表面は、クリップの外プロフィルを形成する。
【選択図】図4
【解決手段】改良式クリップは、異なる厚さの書類を挟持することができるもので、第一クリップ片と第二クリップ片、及び、第一クリップ片と第二クリップ片を連接する支承梁からなる。第一クリップ片は凹槽からなり、支承梁の底側に連接される。第二クリップ片は、湾曲する湾曲線部を有し、支承梁の頂側に連接される。湾曲曲線部は、凹槽中に凸伸し、粗雑面が摩擦を増加させて、書類をしっかりと挟む。支承梁内表面は、扁平面で、書類を第一クリップ片と第二クリップ片間に挟む際の引導功能を提供する。第一クリップ片と第二クリップ片は、支承梁内表面に連接されて、支承梁の外表面は、クリップの外プロフィルを形成する。
【選択図】図4
Description
本考案は、クリップの改良に関するものであって、異なる厚さの書類を挟むのに適するクリップに関するものである。
公知の大部分のクリップは、鋼線により構成される。それは、書類を挟むのに非常に便利な文房具である。図1で、改良式のクリップが示され、通常、可撓性材料があるプラスチックからなる。紙4の底面は、第一クリップ片1上面に放置され、第二クリップ片2は、紙4の頂面上にあり、つまり、紙4が第一クリップ片1と第二クリップ片2間に挟まれている。頂部辺縁401は、連接位置3に対応しているので、紙4は、しっかりと挟まれている。第一クリップ片1と第二クリップ片2は、同一水平面上に位置し、つまり、連接位置3は高度差がない。よって、図1中のこのようなクリップは、一枚や二枚など、厚さが薄い書類を挟むのに適しているが、厚い書類を挟むのには適していない。
図2は、もう一つの公知のクリップを示す図である。これは、改良型のクリップである。第一クリップ片5と第二クリップ片6は、同一の水平面上になく、支承梁7は高度を有し、これにより、この高度は厚い書類を挟むことが出来るが、第一クリップ片5と第二クリップ片6の接触線8が、一本の線で構成され、挟持力が大きくないので、一枚の紙を挟むことができない。
図3は、初期の、最も便利な公知技術のクリップであり、図1と図2のクリップの欠点を有しており、第一クリップ片9と第二クリップ片10は、同一水平面上にあるので、厚い書類を挟むのには適さず、また、鋼線からなるので、挟持の応用力も二つの単独の線のようなので、応用条件は、図2中の公知技術と同様である。よって、上述のような欠点を有するクリップでは、効果的に、書類等の処理ができない。
米国特許第3950823号明細書(特許文献1)では、ネクタイピンが開示され、単片の弾性金属からなり、主に、底座部と底座部と一体湾曲成型の弾性挟部からなるので、本案との最大の相違点は、支承梁の構造を有さないことである。
米国特許第5056748号明細書(特許文献2)では、印刷材料に用いるプラスチック挟具が開示されている。このプラスチック挟具は、特許案の図式から分かるように、支承パネル、曲型挟み、リブ、開孔領域、装着孔からなる。本案との最大の相違点は、支承パネル(即ち、第一挟片)と等しい幅の支承梁の構造を有さないことである。
米国特許第6254136号明細書(特許文献3)では、一つのページホルダが開示されており、一つの底座からなる弾性挟みからなる。この弾性挟みは、平行な辺縁の穴、端部、及び、湾曲辺縁からなる。舌状片が、穴の端部辺縁で、連接素子により、弾性挟みに連接されている。前述の米国特許第5056748号と類似し、本案は、舌状片と相同の幅を有する。つまり、底座は、穴端部辺縁方向から後方に延伸した背部を有する。後方の底座と穴の端部辺縁は平揃しなければ、舌状片と底座間の連接が、僅かに、穴辺縁の両端だけになり、且つ、容易に折れてしまう。また、本案の相違点は、強力な力と第一クリップ片と同幅の支承梁がないことである。
米国特許第5704724号明細書(特許文献4)でもクリップが開示され、扁平な構造中に設置されている。クリップが挟める書類の量は限りがある。つまり、クリップは、特定の高度を有さないので、厚さが非常に厚い書類を挟むのには適さない。
その他の公知の構造は、米国特許第5113554号明細書(特許文献5)、ドイツ特許第2432880号公報(特許文献6)、英国特許第2254291号公報(特許文献7)のように、どれも、米国特許第5056748号(特許文献2)と米国特許第6254136号(特許文献3)と同じような欠点を有する。つまり、公知のクリップはどれも、舌状片、底座、舌状片と底座を連接する連接素子を有する。
また、重要なのは、公知技術中の連接素子は、通常、舌状片と完全に同じ幅を有し、底座は、舌状片から後方に延伸した背部を有さなければならず、連接素子のように同一の垂直面上に停留できないことである。
その結果、公知技術のクリップは、書類を挟む時、底座の背側は、書類の外面を突き出る。これでは、クリップと書類は、美しい外観が得られない。
また、重要なのは、公知技術中の連接素子は、通常、舌状片と完全に同じ幅を有し、底座は、舌状片から後方に延伸した背部を有さなければならず、連接素子のように同一の垂直面上に停留できないことである。
その結果、公知技術のクリップは、書類を挟む時、底座の背側は、書類の外面を突き出る。これでは、クリップと書類は、美しい外観が得られない。
前述のようなクリップ構造は、通常、四個の主要素子からなり、舌状片、底座、連接素子、底座に装着される凹槽である。充分な構造強度を提供するために、連接素子の底部附近に、十分な厚さと広さを有していなければならない。例えば、米国特許第5113554号(特許文献5)と第3950823号(特許文献1)で示されるクリップ構造は、それらの凹槽が、延伸して連接素子に連接されておらず、凹槽と連接素子間は、充分な幅を有して、必要な強度を提供している。一方、米国特許第5056748号(特許文献2)、ドイツ特許第2432880号(特許文献6)、英国特許第2254291号(特許文献7)で示されるクリップ構造中、底座の背部は、連接素子に形成されて、底座と連接素子間の連接に充分な幅を提供し、必要な強度を達成している。
米国特許第3950823号明細書
米国特許第5056748号明細書
米国特許第6254136号明細書
米国特許第5704724号明細書
米国特許第5113554号明細書
ドイツ特許第2432880号公報
英国特許第2254291号公報
本考案は、厚い書類を挟むことができる改良式クリップを提供することを目的とし、厚い書類を容納する空間を提供するだけでなく、空間の厚さが変化でき、日常の文書に幅広く使用することができる。
本考案は、充分な挟力を有する改良式クリップを提供し、一枚の紙も挟むことが出来るようにすることをもう一つの目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案の改良式クリップは、第一クリップ片と第二クリップ片、及び、第一クリップ片と第二クリップ片を連接する支承梁からなる。 支承梁と第一クリップ片は、相同の幅を有し、その幅は、第二クリップ片より大きく、第一クリップ片は、支承梁の底側の第一連接部に連接される。
また、第二クリップ片は、支承梁の頂側の第一連接部に連接される。支承梁の第一連接部と第二連接部は、幅が異なり畳蓋しない。さらに、支承梁は、クリップの背側平面を形成して、クリップの背側プロフィルで、書類を挟持すると同時に、書類と平揃する。これにより、美しい外観を提供する。
また、第二クリップ片は、支承梁の頂側の第一連接部に連接される。支承梁の第一連接部と第二連接部は、幅が異なり畳蓋しない。さらに、支承梁は、クリップの背側平面を形成して、クリップの背側プロフィルで、書類を挟持すると同時に、書類と平揃する。これにより、美しい外観を提供する。
すなわち、請求項1の考案は、第一クリップ片と第二クリップ片と支承梁からなる書類を挟持するクリップであって、前記第一クリップ片は、長さ方向に沿って、第一端部、及び、第二端部を有し、頂面と貫通する凹槽を有し、前記凹槽は、長さ方向に沿って、前記第一端部から、前記第二端部に延伸し、前記凹槽は、前記第一クリップ片よりも小さい幅で、前記支承梁は、前記凹槽に連接される内表面と、前記内表面に相対する外表面と、底側と頂側を有し、前記支承梁は、底側を前記第一クリップ片の第一端部に連接すると共に、長さ方向に対して垂直な方向に延伸し、前記支承梁の底側は、更に、前記第一クリップ片と同じ幅を有し、前記第二クリップ片は、長さ方向に沿って、固定端と自由端を有し、前記第二クリップ片は、前記固定端を前記支承梁の頂側に連接し、前記自由端と前記支承梁間の距離は、前記凹槽の長さより短い状況下で、長さに沿って延伸し、前記第二クリップ片は、湾曲部を有し、前記湾曲部は、前記凹槽内に設置され、前記第二クリップ片は、前記凹槽より小さい幅であり、前記支承梁の内表面は、長さ方向に対して垂直な方向で、扁平面であり、内表面は、書類が前記第一クリップ片、及び、前記第二クリップ片間に収容される時、引導作用を有し、前記書類の前縁と前記内表面は平揃し、前記第一クリップ片が設ける第一端部の平面図は、高度方向で、前記第二クリップが設ける固定端の幅を畳蓋せず、前記第一クリップ片の第一端部と前記第二クリップ片の固定端は、共に、前記内表面に連接され、前記支承梁の外表面は、前記書類の外プロフィルを形成することを特徴とするクリップである。
請求項2の考案は、前記第一クリップ片の頂面は、前記第二端部に、薄い部分を有し、書類を収容しやすいことを特徴とする請求項1に記載のクリップである。
請求項3の考案は、前記第二クリップ片は、その頂面上に、下凹領域を設置し、前記下凹領域の深さは、約0.01〜1.0ミリで、張貼物を粘貼することを特徴とする請求項1に記載のクリップである。
請求項4の考案は、前記支承梁の特定高度は、異なる厚さの書類に適用できることを特徴とする請求項1に記載のクリップである。
請求項5の考案は、前記第二クリップ片の底面は、粗雑表面であることを特徴とする請求項1に記載のクリップである。
請求項6の考案は、前記第二クリップ片は、更に、少なくとも第二クリップ片12表面から外凸状、或いは、凹入状にするか、貫通するマークを設置することができることを特徴とする請求項1に記載のクリップである。
請求項3の考案は、前記第二クリップ片は、その頂面上に、下凹領域を設置し、前記下凹領域の深さは、約0.01〜1.0ミリで、張貼物を粘貼することを特徴とする請求項1に記載のクリップである。
請求項4の考案は、前記支承梁の特定高度は、異なる厚さの書類に適用できることを特徴とする請求項1に記載のクリップである。
請求項5の考案は、前記第二クリップ片の底面は、粗雑表面であることを特徴とする請求項1に記載のクリップである。
請求項6の考案は、前記第二クリップ片は、更に、少なくとも第二クリップ片12表面から外凸状、或いは、凹入状にするか、貫通するマークを設置することができることを特徴とする請求項1に記載のクリップである。
本考案により、厚い書類を容納する空間を提供するだけでなく、空間の厚さが変化でき、薄い書類にも適用でき、日常文書等の書類に幅広く使用することができる。
本考案の好適なクリップの実施例を図面を参照して説明する。
図4は、本考案の第一実施例を示す図である。改良式クリップは、プラスチック、鋼、或いは、その他の強靭な材質からなる。書類を放置する細平面形状の第一クリップ片11は、第二クリップ片12が設置する水平部20の頂面121にほぼ水平で、それは、第一実施例のクリップの下部である。細平面形状の第二クリップ片12は、第一実施例のクリップの上部である。
第一クリップ片11は、長さの方向(つまり、図4中で示されるY方向)と幅方向(つまり、図4中のX方向)上で、第二クリップ片12より大きい。支承梁13は、第一クリップ片11と第二クリップ片12の垂直面を連接するのに用いられる。
第一クリップ片11は、第一連接部131(以下で、連接端と称する)に連接され、支承梁13の底側137の両側に設置される。第二クリップ片12は、第二連接部132に連接され、支承梁13の頂側138の中心領域に設置される。
第一クリップ片11は、凹槽112を形成している。凹槽112の一端1121(例えば、後端)は、支承梁13の第一連接部131(連接端)と平揃であるが、その中のほかの端1122(例えば、前端)は、第一クリップ片11の前縁(第二端部)111から離れている。つまり、凹槽112の後端(第一端部)1121は、支承梁13の内表面136と平揃する。支承梁13は、図4のX方向の幅を有し、第一クリップ片11の幅とほぼ同じである。第二クリップ片12は、舌状構造で、固定端125を有して、支承梁13の第二連接部132に連接される以外に、自由端126を有し、凹槽112の前端1122から離れている。特定の高度を有する支承梁13は、第一クリップ片11と頂面121にほぼ垂直であり、それぞれ、クリップの一端に連接されている。特定の高度を有する支承梁13は、異なる厚さの書類に提供することができる。支承梁13の外表面は、湾曲、或いは、平面を有する。第二クリップ片12も、下向きの湾曲部19から構成され、頂部湾曲面122と底部湾曲面123は、上向けの曲線を形成する。底部湾曲面123は、第一クリップ片11が設置する凹槽112に突出する。凹槽112は中空である。第二クリップ片12の水平領域、支承梁13と第一クリップ片11間に、空間14を有して、厚い書類を収容する。
図4は、本考案の第一実施例を示す図である。改良式クリップは、プラスチック、鋼、或いは、その他の強靭な材質からなる。書類を放置する細平面形状の第一クリップ片11は、第二クリップ片12が設置する水平部20の頂面121にほぼ水平で、それは、第一実施例のクリップの下部である。細平面形状の第二クリップ片12は、第一実施例のクリップの上部である。
第一クリップ片11は、長さの方向(つまり、図4中で示されるY方向)と幅方向(つまり、図4中のX方向)上で、第二クリップ片12より大きい。支承梁13は、第一クリップ片11と第二クリップ片12の垂直面を連接するのに用いられる。
第一クリップ片11は、第一連接部131(以下で、連接端と称する)に連接され、支承梁13の底側137の両側に設置される。第二クリップ片12は、第二連接部132に連接され、支承梁13の頂側138の中心領域に設置される。
第一クリップ片11は、凹槽112を形成している。凹槽112の一端1121(例えば、後端)は、支承梁13の第一連接部131(連接端)と平揃であるが、その中のほかの端1122(例えば、前端)は、第一クリップ片11の前縁(第二端部)111から離れている。つまり、凹槽112の後端(第一端部)1121は、支承梁13の内表面136と平揃する。支承梁13は、図4のX方向の幅を有し、第一クリップ片11の幅とほぼ同じである。第二クリップ片12は、舌状構造で、固定端125を有して、支承梁13の第二連接部132に連接される以外に、自由端126を有し、凹槽112の前端1122から離れている。特定の高度を有する支承梁13は、第一クリップ片11と頂面121にほぼ垂直であり、それぞれ、クリップの一端に連接されている。特定の高度を有する支承梁13は、異なる厚さの書類に提供することができる。支承梁13の外表面は、湾曲、或いは、平面を有する。第二クリップ片12も、下向きの湾曲部19から構成され、頂部湾曲面122と底部湾曲面123は、上向けの曲線を形成する。底部湾曲面123は、第一クリップ片11が設置する凹槽112に突出する。凹槽112は中空である。第二クリップ片12の水平領域、支承梁13と第一クリップ片11間に、空間14を有して、厚い書類を収容する。
図5は、本考案の好ましい実施例の側視図である。底部湾曲面123は、粗雑化されて、粗雑表面16になる。図で示されるように、紙15は、凹槽112に挟持され、粗雑表面16があるので、しっかりと固定される。つまり、このクリップは、一枚の紙を挟むのに適する。
Z方向から見ると、支承梁13が設置する第一連接部131と第二連接部132の平面図は畳蓋しない。また、第二クリップ片12、支承梁13と第一クリップ片11は、畳蓋しない。この構造で、支承梁13の外表面135がクリップの外周辺プロフィルの一部分となる。この他、このような構造は、型から外しやすいので、プラスチック射出による成型が容易である。また、第一クリップ片11と第二クリップ片12間に、比較的厚い書類を収容するとき、書類の前縁は、支承梁13の内表面136と接触する。内表面136は、導引を提供して、書類の前縁を一緒に畳積する以外に、支承梁13(例えば、クリップの背側プロフィル)は、書類の前縁とも平揃する。第一クリップ片11の背側(右側)を、支承梁13が設置する外表面135に延伸する必要がない。クリップの外観と書類も、これで、美しくなる。
図6は、本考案のもう一つの実施例の断面図で、この実施例は、図4、図5の実施例を更に改良したものである。凹槽112は中空状で、更に大きな挟力を有する。二つの隆起線201は、第一クリップ片11上に安置されて、第一クリップ片11の硬度を強化する。図7は、図6の上視図で、第二クリップ片12は、凹槽112より僅かに小さい。二つの隆起線201は、第一クリップ片上11に対称に分布して、第一クリップ片11の硬度を強化する。この他、星型のマーク21は、湾曲部19の頂部に彫られる。マーク21は、第二クリップ片12表面から外凸状、或いは、凹入状にする構造で、第二クリップ片12の中空構造を貫通してもよい。
図8は、図6の立体図である。これは、第二実施例を詳細に説明するもので、第一クリップ片11、支承梁13と第二クリップ片12は、一つの金型中で形成される。支承梁13と第一クリップ片11は同幅で、支承梁13の構造を強化する。第二クリップ片12は、支承梁13から直接、凹槽112に延伸する。
図9は、本考案の好ましいマークを示す図である。マーク182は、頂部湾曲面122上に設置されるもので、第一クリップ片11上面に位置しない。これにより、マークは、会社名、或いは、個人の符号を表し、広告にもなる。この種の設計は、商業用、記念、ギフトにも適する。図10は、本考案のマークを示すもう一つの図で、一つのマークは、異なる状況下で、多種の類型中に設置される。
図11は、もう一つの実施例の立体図である。図8と異なるのは、第二クリップ片12は湾曲部19がなく、第二クリップ片12は、直接、支承梁13から、凹槽112に延伸することである。
図12、及び、図13は、本発明のクリップを更に改善した実施例を示す図である。図4と類似し、図12、13のクリップも、第一クリップ片11、第二クリップ片12、支承梁13からなる。
第一クリップ片11は、長さY方向に、第一端部115(後端)、及び、第二端部111(前端)を有する。第一クリップ片11は、頂面116と凹槽112を有する。凹槽112は、長さY方向に沿って、第一端部115(即ち、支承梁13の内表面136)から延伸して、第二端部111から離れ、凹槽112の長さは、第一クリップ片11の長さより小さい。凹槽112は、更に、第一クリップ片11より小さい幅を有する。また、第一クリップ片11の第二端部111(前端)は、薄い部分117(第一クリップ片11のその他の部分の厚さに比べて)からなり、書類15は、更に容易に、クリップの第二端部111(前端)に収容される。
支承梁13は、凹槽112に対応する内表面136と、内表面136に背く外表面135、底(下)側137と頂(上)側138を有する。支承梁13が設ける底側137の両側は、第一クリップ片11の二つの第一端部115に連接される。支承梁13は、高度Z方向に延伸する細板で、Y方向にほぼ垂直である。支承梁13は、更に、第一クリップ片11と同じ幅を有する。
第二クリップ片12は、Y方向に、固定端125と自由端126を有する。第二クリップ片12の固定端125は、支承梁13頂側138の中心位置に連接され、以下の方法で、Y方向に延伸し、即ち、自由端126と支承梁13間の距離は、凹槽112より短い。第二クリップ片12は、一部分が凹槽112の湾曲部19に設置される。第二クリップ片12は、更に、凹槽12より小さい幅を有する。第二クリップ片12頂面は、更に、下凹領域128からなり、下凹領域の深さは、通常、0.1〜1.0ミリの間(張貼物の厚さ)である。使用者は、予め設計しておいた張貼物、或いは、マーク88を、下凹領域128上に貼り、クリップが挟持する書類の種類を識別できるようにすることが出来る。下凹領域128は、張貼物、或いは、マーク88より大きいか相同の厚さを有し、これにより、第二クリップ片12の頂面は、張貼物、或いは、マーク88が貼られた後も扁平な面である。よって、張貼物、或いは、マーク88の辺角は、摩擦によってはがれることがない。
更に好ましいことは、支承梁13の内表面136は、扁平面で、第一クリップ片11の頂面116に垂直である。内表面136は、書類が第一クリップ片11と第二クリップ片12間に収容されるとき、引導功能により、書類15の前縁151を、高度Z方向で、支承梁13と平揃にすることができる。結果、書類15の前縁151は、高度Z方向上に直接貼ることができる。
注意すべきことは、高度方向に沿って見ると、第一クリップ片11が設ける第一端部115の平面図は、第二クリップ片12の固定端125と完全に畳蓋していない。この構造は、本考案のクリップが、容易に射出成型できることを意味する。この他、第一クリップ片11の第一端部115と第二クリップ片12の固定端125は、内表面136に連接され、支承梁13の外表面135は、クリップの外プロフィルの後側を形成する。
本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本考案明の保護範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。
1…第一クリップ片
2…第二クリップ片
3…連接位置
4…紙
5…第一クリップ片
6…第二クリップ片
7…支承梁
8…接触線
9…第一クリップ片
10…第二クリップ片
11…第一クリップ片
111…前端(第二端部)
112…凹槽
1121…後端(第一端部)
1122…その他の端
115…第一端部
116…頂面
117…薄い部分
12…第二クリップ片
121…頂面
122…頂部湾曲面
123…底部湾曲面
125…固定端
126…自由端
128…下凹領域
13…支承梁
131…第一連接部
132…第二連接部
135…外表面
136…内表面
137…底側
138…頂側
14…空間
15…紙
151…前縁
16…粗雑表面
17…第一クリップ片
182…マーク
19…湾曲部
20…水平部
201…隆起線
21…星型マーク
401…頂部辺縁
88…張貼物、或いは、マーク
2…第二クリップ片
3…連接位置
4…紙
5…第一クリップ片
6…第二クリップ片
7…支承梁
8…接触線
9…第一クリップ片
10…第二クリップ片
11…第一クリップ片
111…前端(第二端部)
112…凹槽
1121…後端(第一端部)
1122…その他の端
115…第一端部
116…頂面
117…薄い部分
12…第二クリップ片
121…頂面
122…頂部湾曲面
123…底部湾曲面
125…固定端
126…自由端
128…下凹領域
13…支承梁
131…第一連接部
132…第二連接部
135…外表面
136…内表面
137…底側
138…頂側
14…空間
15…紙
151…前縁
16…粗雑表面
17…第一クリップ片
182…マーク
19…湾曲部
20…水平部
201…隆起線
21…星型マーク
401…頂部辺縁
88…張貼物、或いは、マーク
Claims (6)
- 第一クリップ片と第二クリップ片と支承梁からなる書類を挟持するクリップであって、
前記第一クリップ片は、長さ方向に沿って、第一端部、及び、第二端部を有し、頂面と貫通する凹槽を有し、前記凹槽は、長さ方向に沿って、前記第一端部から、前記第二端部に延伸し、前記凹槽は、前記第一クリップ片よりも小さい幅で、
前記支承梁は、前記凹槽に連接される内表面と、前記内表面に相対する外表面と、底側と頂側を有し、前記支承梁は、底側を前記第一クリップ片の第一端部に連接すると共に、長さ方向に対して垂直な方向に延伸し、前記支承梁の底側は、更に、前記第一クリップ片と同じ幅を有し、
前記第二クリップ片は、長さ方向に沿って、固定端と自由端を有し、前記第二クリップ片は、前記固定端を前記支承梁の頂側に連接し、前記自由端と前記支承梁間の距離は、前記凹槽の長さより短い状況下で、長さに沿って延伸し、前記第二クリップ片は、湾曲部を有し、前記湾曲部は、前記凹槽内に設置され、前記第二クリップ片は、前記凹槽より小さい幅であり、
前記支承梁の内表面は、長さ方向に対して垂直な方向で、扁平面であり、内表面は、書類が前記第一クリップ片、及び、前記第二クリップ片間に収容される時、引導作用を有し、前記書類の前縁と前記内表面は平揃し、
前記第一クリップ片が設ける第一端部の平面図は、高度方向で、前記第二クリップが設ける固定端の幅を畳蓋せず、
前記第一クリップ片の第一端部と前記第二クリップ片の固定端は、共に、前記内表面に連接され、前記支承梁の外表面は、前記書類の外プロフィルを形成することを特徴とするクリップ。 - 前記第一クリップ片の頂面は、前記第二端部に、薄い部分を有し、書類を収容しやすいことを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
- 前記第二クリップ片は、その頂面上に、下凹領域を設置し、前記下凹領域の深さは、約0.01〜1.0ミリで、張貼物を粘貼することを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
- 前記支承梁の特定高度は、異なる厚さの書類に適用できることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
- 前記第二クリップ片の底面は、粗雑表面であることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
- 前記第二クリップ片は、更に、少なくとも第二クリップ片表面から外凸状、或いは、凹入状にするか、貫通するマークを設置することができることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
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JP2005007428U JP3116534U (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | クリップ |
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JP2005007428U JP3116534U (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | クリップ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010025827A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Kao Corp | 計量スプーン |
KR20210105666A (ko) * | 2020-02-19 | 2021-08-27 | 권봉선 | 호스 고정 장치 |
-
2005
- 2005-09-09 JP JP2005007428U patent/JP3116534U/ja not_active Expired - Fee Related
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