JP3116201B2 - センサ回路 - Google Patents
センサ回路Info
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- JP3116201B2 JP3116201B2 JP7405893A JP7405893A JP3116201B2 JP 3116201 B2 JP3116201 B2 JP 3116201B2 JP 7405893 A JP7405893 A JP 7405893A JP 7405893 A JP7405893 A JP 7405893A JP 3116201 B2 JP3116201 B2 JP 3116201B2
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- Japan
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- output
- sensor
- clock pulse
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- processing unit
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサ回路に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、人体の発する赤外線を感知する赤
外線センサを備え、通用口等に設置され、通行人の発す
る赤外線を感知して、特定の報知動作、例えば、「いら
っしゃいませ」等の音声を発するセンサ装置がある。こ
の種ののものにおいては、一定時間報知動作を行う他、
自動的に停止させる必要があるため、発振回路および計
時用カウンタを備えている。そして、赤外線センサの出
力とともに、CR発振回路等の発振部にて三角波等を発
生させ、この三角波のプラス側の頂点において1系統の
パルス、マイナス側の頂点において他系統のパルスを生
成し出力する。赤外線センサよりの出力を受けた処理部
では報知動作を開始させるとともに、上記1系統のパル
スを報知動作時間の計時用のクロックパルスとして用い
て、これのカウントを開始させる。上記1系統のクロッ
クパルスを所定の数カウントすると、上記他系統のパル
スを用いてカウント内容をリセットするとともに報知動
作を停止させている。
外線センサを備え、通用口等に設置され、通行人の発す
る赤外線を感知して、特定の報知動作、例えば、「いら
っしゃいませ」等の音声を発するセンサ装置がある。こ
の種ののものにおいては、一定時間報知動作を行う他、
自動的に停止させる必要があるため、発振回路および計
時用カウンタを備えている。そして、赤外線センサの出
力とともに、CR発振回路等の発振部にて三角波等を発
生させ、この三角波のプラス側の頂点において1系統の
パルス、マイナス側の頂点において他系統のパルスを生
成し出力する。赤外線センサよりの出力を受けた処理部
では報知動作を開始させるとともに、上記1系統のパル
スを報知動作時間の計時用のクロックパルスとして用い
て、これのカウントを開始させる。上記1系統のクロッ
クパルスを所定の数カウントすると、上記他系統のパル
スを用いてカウント内容をリセットするとともに報知動
作を停止させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のものでは、2系
統のパルスを用いているため、回路構成を集積化する場
合に、2本の信号線を引き回さなければならず、回路面
積が大きくなるとともにノイズが混入し易くなるもので
ある。特に報知動作時間を長くするため、上記計時用の
クロックパルスの周期を数秒〜数十秒程度と極めて長く
設定する場合では、クロックパルスに対して混入するノ
イズが多くなり、このノイズをカウントしてしまい、所
定の数に達する以前にカウント値に達し、所定の時間以
前に報知動作を停止してしまうことがある。
統のパルスを用いているため、回路構成を集積化する場
合に、2本の信号線を引き回さなければならず、回路面
積が大きくなるとともにノイズが混入し易くなるもので
ある。特に報知動作時間を長くするため、上記計時用の
クロックパルスの周期を数秒〜数十秒程度と極めて長く
設定する場合では、クロックパルスに対して混入するノ
イズが多くなり、このノイズをカウントしてしまい、所
定の数に達する以前にカウント値に達し、所定の時間以
前に報知動作を停止してしまうことがある。
【0004】本発明の目的は、センサ回路において、回
路規模を縮小するとともに、ノイズによる誤動作を低減
することにある。
路規模を縮小するとともに、ノイズによる誤動作を低減
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】特定の状態変化を検知し
て出力を発生するセンサ部と、上記センサ部の出力を受
け基準クロックパルスを発生する発振部と、上記センサ
部の出力を受けて特定出力を発生する処理部と、上記基
準パルスを上記発振部から上記処理部に供給する1つの
配線とを備え、上記処理部は、上記基準クロックパルス
の立上がりと立下がりとの一方を計時用クロック信号と
してカウントし、当該カウント値が所定の値に達すると
上記基準クロックパルスの立上がりと立下がりとの他方
を動作タイミング信号として上記特定出力の停止等の動
作処理を行うことにより、1系統のクロックパルスのみ
で済むようにして上記目的を達成する。
て出力を発生するセンサ部と、上記センサ部の出力を受
け基準クロックパルスを発生する発振部と、上記センサ
部の出力を受けて特定出力を発生する処理部と、上記基
準パルスを上記発振部から上記処理部に供給する1つの
配線とを備え、上記処理部は、上記基準クロックパルス
の立上がりと立下がりとの一方を計時用クロック信号と
してカウントし、当該カウント値が所定の値に達すると
上記基準クロックパルスの立上がりと立下がりとの他方
を動作タイミング信号として上記特定出力の停止等の動
作処理を行うことにより、1系統のクロックパルスのみ
で済むようにして上記目的を達成する。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例のセンサ回路を図を
参照しながら説明する。本例は、通用口に設置され、人
の通過に応じて特定の報知動作、例えば、「いらっしゃ
いませ」等の音声を発するセンサ装置(図示せず。)に
用いられるものである。図1は本例の構成を示すブロッ
ク図である。同図において、1はセンサ部であり、赤外
線センサ1aと、赤外線センサ1bの出力を増幅する増
幅回路1bとよりなる。このセンサ部1は、通用口等に
設置され人体の発する赤外線を感知して出力を発する。
なお、赤外線センサに限らず透過型ホトセンサ等を通用
口を挟むように設けても良い。
参照しながら説明する。本例は、通用口に設置され、人
の通過に応じて特定の報知動作、例えば、「いらっしゃ
いませ」等の音声を発するセンサ装置(図示せず。)に
用いられるものである。図1は本例の構成を示すブロッ
ク図である。同図において、1はセンサ部であり、赤外
線センサ1aと、赤外線センサ1bの出力を増幅する増
幅回路1bとよりなる。このセンサ部1は、通用口等に
設置され人体の発する赤外線を感知して出力を発する。
なお、赤外線センサに限らず透過型ホトセンサ等を通用
口を挟むように設けても良い。
【0007】2は発振部であり、CR発振回路等よりな
り、センサ部よりの出力を受けて、三角波を発生し、こ
の三角波を波形成形して1系統のクロックパルスを生成
する。
り、センサ部よりの出力を受けて、三角波を発生し、こ
の三角波を波形成形して1系統のクロックパルスを生成
する。
【0008】3は処理部であり、センサ部よりの出力を
受け出力を発し、クロックパルスの立上がりをカウント
し、このカウント値が所定の値に達すると上記クロック
パルスの立下がりにより上記出力を停止する。この出力
の発生している間、音声による報知動作が行なわれる。
なお、上記クロックパルスの極性を逆にして立下がりを
カウントして立上がりにより上記出力を停止することと
しても良い。
受け出力を発し、クロックパルスの立上がりをカウント
し、このカウント値が所定の値に達すると上記クロック
パルスの立下がりにより上記出力を停止する。この出力
の発生している間、音声による報知動作が行なわれる。
なお、上記クロックパルスの極性を逆にして立下がりを
カウントして立上がりにより上記出力を停止することと
しても良い。
【0009】次に本例の動作について図2のフローチャ
ートおよび図3の波形図を参照しながら説明する。
ートおよび図3の波形図を参照しながら説明する。
【0010】まず、発振部2および処理部3はセンサ部
1よりの出力があるまで待機している(ステップa)。
本例のセンサ回路が設置された通用口等に人が近づき、
赤外線センサ1aが人体からの赤外線を感知すると、セ
ンサ部1は図3に示すようなパルスAを発する。このパ
ルスAを受けると、処理部3は出力Bの発生を開始する
(ステップb)。同様に、発振部2は三角波Cを発生
し、この三角波を波形成形してクロックパルスDが出力
される(ステップc)。発振部2からのクロックパルス
Dの発生が開始されると、処理部3では、このクロック
パルスDの立上がりをカウントする(ステップd)。こ
こで処理部3は、クロックパルスDの立上がりのカウン
ト数が所定の値、例えば10に達したか判断している
(ステップe)。この間、処理部3からの出力Bによっ
て図示しない音声報知装置によって報知動作が行なわれ
ることとなる。処理部3では、カウント値が所定の数に
達すると、クロックパルスDの立下がりにて、リセット
を行い(ステップf)、出力Bの発生を停止させる(ス
テップg)。これにより、報知動作が停止する。
1よりの出力があるまで待機している(ステップa)。
本例のセンサ回路が設置された通用口等に人が近づき、
赤外線センサ1aが人体からの赤外線を感知すると、セ
ンサ部1は図3に示すようなパルスAを発する。このパ
ルスAを受けると、処理部3は出力Bの発生を開始する
(ステップb)。同様に、発振部2は三角波Cを発生
し、この三角波を波形成形してクロックパルスDが出力
される(ステップc)。発振部2からのクロックパルス
Dの発生が開始されると、処理部3では、このクロック
パルスDの立上がりをカウントする(ステップd)。こ
こで処理部3は、クロックパルスDの立上がりのカウン
ト数が所定の値、例えば10に達したか判断している
(ステップe)。この間、処理部3からの出力Bによっ
て図示しない音声報知装置によって報知動作が行なわれ
ることとなる。処理部3では、カウント値が所定の数に
達すると、クロックパルスDの立下がりにて、リセット
を行い(ステップf)、出力Bの発生を停止させる(ス
テップg)。これにより、報知動作が停止する。
【0011】以上のように、本例は、1系統のクロック
パルスの立下がり、立上がりの一方をクロック用、もう
一方をリセット等の動作タイミング用として用いるた
め、クロックパルスの出力用の配線が1本で済み、回路
規模を縮小することが可能となる。また、配線が1本で
済むため、ノイズの影響を受けにくくなり、ノイズによ
る誤動作を低減することが可能となる。
パルスの立下がり、立上がりの一方をクロック用、もう
一方をリセット等の動作タイミング用として用いるた
め、クロックパルスの出力用の配線が1本で済み、回路
規模を縮小することが可能となる。また、配線が1本で
済むため、ノイズの影響を受けにくくなり、ノイズによ
る誤動作を低減することが可能となる。
【0012】上記一実施例では、赤外線センサを用いた
センサ回路を示したが、これに限るものではない。他の
センサを用い一定時間出力を発するセンサ回路にも用い
ることが可能である。例えば、時計に静電センサ等を設
け、人体の接近を感知して、一定時間時刻表示を行なわ
せるなど様々に変更可能である。
センサ回路を示したが、これに限るものではない。他の
センサを用い一定時間出力を発するセンサ回路にも用い
ることが可能である。例えば、時計に静電センサ等を設
け、人体の接近を感知して、一定時間時刻表示を行なわ
せるなど様々に変更可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、センサ回路において、
発振部にて発生される基準クロックパルスを処理部に供
給する1つの配線を備えてあり、処理部は一つの基準ク
ロックパルスの立ち上がりと立下がりの一方を計時用の
クロックとして用い、立ち上がりと立下がりの他方を動
作タイミング信号として上記特定出力の停止等の動作処
理を行う。このため、計時用、動作タイミング用のクロ
ックパルスの出力用の配線を別々に設ける必要がなく、
クロックパルスの出力用の配線が1本で済み、回路規模
を縮小するとともに、ノイズによる誤動作を低減するこ
とが可能となる。
発振部にて発生される基準クロックパルスを処理部に供
給する1つの配線を備えてあり、処理部は一つの基準ク
ロックパルスの立ち上がりと立下がりの一方を計時用の
クロックとして用い、立ち上がりと立下がりの他方を動
作タイミング信号として上記特定出力の停止等の動作処
理を行う。このため、計時用、動作タイミング用のクロ
ックパルスの出力用の配線を別々に設ける必要がなく、
クロックパルスの出力用の配線が1本で済み、回路規模
を縮小するとともに、ノイズによる誤動作を低減するこ
とが可能となる。
【図1】本発明の一実施例のセンサ回路の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図2】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図3】図1の動作説明のための波形図。
1 センサ部 2 発振部 3 処理部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−40181(JP,A) 実開 昭59−194299(JP,U) 実開 昭57−168197(JP,U) 実開 昭58−95541(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 特定の状態変化を検知して出力を発生す
るセンサ部と、上記センサ部の出力を受け基準クロック
パルスを発生する発振部と、上記センサ部の出力を受け
て特定出力を発生する処理部と、上記基準クロックパル
スを上記発振部から上記処理部に供給する1つの配線と
を備え、 上記処理部は、上記基準クロックパルスの立上がりと立
下がりとの一方を計時用クロック信号としてカウント
し、当該カウント値が所定の値に達すると上記基準クロ
ックパルスの立上がりと立下がりとの他方を動作タイミ
ング信号として上記特定出力の停止等の動作処理を行う
ことを特徴とするセンサ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7405893A JP3116201B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | センサ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7405893A JP3116201B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | センサ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06289147A JPH06289147A (ja) | 1994-10-18 |
JP3116201B2 true JP3116201B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=13536219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7405893A Expired - Fee Related JP3116201B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | センサ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3116201B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101577045B1 (ko) * | 2015-06-12 | 2015-12-11 | (주)카츠코리아 | 태양광 충전식 차량용 거치대 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5615685B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2014-10-29 | 株式会社ジャムコ | 航空機用スチームオーブン |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP7405893A patent/JP3116201B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101577045B1 (ko) * | 2015-06-12 | 2015-12-11 | (주)카츠코리아 | 태양광 충전식 차량용 거치대 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06289147A (ja) | 1994-10-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |