JP3116012B2 - 脱穀機の選別風力調節装置 - Google Patents
脱穀機の選別風力調節装置Info
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- JP3116012B2 JP3116012B2 JP09108133A JP10813397A JP3116012B2 JP 3116012 B2 JP3116012 B2 JP 3116012B2 JP 09108133 A JP09108133 A JP 09108133A JP 10813397 A JP10813397 A JP 10813397A JP 3116012 B2 JP3116012 B2 JP 3116012B2
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- Japan
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- threshing machine
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- rice
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/12—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries using renewable energies, e.g. solar water pumping
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、揺動選別体の下方に設
けた唐箕による選別風の風力が調整できるコンバイン等
の脱穀機の選別風力調節装置に関する。
けた唐箕による選別風の風力が調整できるコンバイン等
の脱穀機の選別風力調節装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、角度調節自在のチャフシーブを
有する揺動選別体の下方に設けた唐箕の風力を調節自在
に装備して構成した脱穀機において、チャフシーブの角
度調節操作と唐箕風量の調節は、一体的な調整関係とな
っていた。
有する揺動選別体の下方に設けた唐箕の風力を調節自在
に装備して構成した脱穀機において、チャフシーブの角
度調節操作と唐箕風量の調節は、一体的な調整関係とな
っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来技術
においては、稲の状態では図８に示すようにＡ点まで唐
箕シャッタが開くことになって、コンバインが圃場内で
旋回する際にも強い選別風が起生されて選別ロスが多発
したり、脱穀処理量が少ない際には３番ロスが多くなっ
たり、さらに、麦の状態では唐箕風力が十分に強くなら
ずに選別不良となる、といった不具合を呈していた。
においては、稲の状態では図８に示すようにＡ点まで唐
箕シャッタが開くことになって、コンバインが圃場内で
旋回する際にも強い選別風が起生されて選別ロスが多発
したり、脱穀処理量が少ない際には３番ロスが多くなっ
たり、さらに、麦の状態では唐箕風力が十分に強くなら
ずに選別不良となる、といった不具合を呈していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本出願の発明は、そのよ
うな不具合を解決し、好適に実施できるよう工夫したも
のである。そのため、角度調節自在のチャフシーブ１を
有する揺動選別体２の下方に設けた唐箕３を風力調節自
在に装備して構成した脱穀機において、チャフシーブの
角度が大きくなればなるほど唐箕風量がより大となるよ
うに構成するとともに、麦、稲等の作物条件によりチャ
フシーブの調整角度を相違させ、かつ、麦、稲等の作物
条件にかかわらず唐箕風量の最大風量を略一致させるよ
う構成したものである。
うな不具合を解決し、好適に実施できるよう工夫したも
のである。そのため、角度調節自在のチャフシーブ１を
有する揺動選別体２の下方に設けた唐箕３を風力調節自
在に装備して構成した脱穀機において、チャフシーブの
角度が大きくなればなるほど唐箕風量がより大となるよ
うに構成するとともに、麦、稲等の作物条件によりチャ
フシーブの調整角度を相違させ、かつ、麦、稲等の作物
条件にかかわらず唐箕風量の最大風量を略一致させるよ
う構成したものである。
【０００５】
【作用】従って、稲と麦に合わせてチャフシーブの調整
角度を相違させて調整を行っても、稲と麦のいずれの状
態でも唐箕風力の最大風量は略同じに変化して風力調節
が行われることになる。
角度を相違させて調整を行っても、稲と麦のいずれの状
態でも唐箕風力の最大風量は略同じに変化して風力調節
が行われることになる。
【０００６】
【実施例】コンバインに搭載する脱穀機Ａは、扱胴８を
内装した扱室の下方から排塵側にかけて揺動選別体２を
延設し、該揺動選別体２には角度調節自在のチャフシー
ブ１を配備し、揺動選別体２の始端側下方には翼車３ａ
を内装した唐箕３を配備するとともに、該唐箕３の両側
に設けた吸入口５，５の下部外側方には、支点９を中心
に回動して開閉調節ができる唐箕シャッタ４，４をそれ
ぞれ装備して従来形構造同様に構成するが、図２に示す
ように、前記吸入口５の下部側外周には、前記唐箕シャ
ッタ４との間に隙間が生じないよう該唐箕シャッタ４の
内側面に接近するフード６を取り付けるか、または、図
５に示すように、唐箕シャッタ４の下部側外周には、前
記吸入口５の下部側外周部との間に隙間が生じないよう
該吸入口５の下部側外周部の外側面に接近するフード６
を取り付けて構成する。
内装した扱室の下方から排塵側にかけて揺動選別体２を
延設し、該揺動選別体２には角度調節自在のチャフシー
ブ１を配備し、揺動選別体２の始端側下方には翼車３ａ
を内装した唐箕３を配備するとともに、該唐箕３の両側
に設けた吸入口５，５の下部外側方には、支点９を中心
に回動して開閉調節ができる唐箕シャッタ４，４をそれ
ぞれ装備して従来形構造同様に構成するが、図２に示す
ように、前記吸入口５の下部側外周には、前記唐箕シャ
ッタ４との間に隙間が生じないよう該唐箕シャッタ４の
内側面に接近するフード６を取り付けるか、または、図
５に示すように、唐箕シャッタ４の下部側外周には、前
記吸入口５の下部側外周部との間に隙間が生じないよう
該吸入口５の下部側外周部の外側面に接近するフード６
を取り付けて構成する。
【０００７】チャフシーブ１からは該チャフシーブ１の
角度調節操作を行う操作ワイヤ１０を延出するととも
に、その先端側をベルクランク形回動アーム１１の一端
側にばね１２を介して連動連繋し、前記回動アーム１１
の他端側より延出するインナワイヤ１３ａを稲麦切替操
作レバー１４側に連動連繋し、回動自在に軸架した支点
軸１５より延出するアーム１６の先端に設けたワイヤ受
け１７には前記インナワイヤ１３ａを嵌挿するととも
に、該ワイヤ受け１７と前記回動アーム１１の他端側と
の間にはアウタワイヤ１３ｂを介装し、前記アーム１６
の基部に固定された当て金１８には、排藁部７の下方に
垂設されて排藁量に応じて上下動する支杆１９の下端部
１９ａを当接し、また、前記支点軸１５に固設されたア
ーム２０の先端には、前記唐箕シャッタ４の開閉調節操
作を行う操作ワイヤ２１をばね２２を介し連動連繋し
て、麦と稲のいずれの状態でも唐箕シャッタが全閉から
全開に変化するようチャフシーブ１の角度調節操作系と
唐箕シャッタ４の開閉調節操作系を２系統にしてそれぞ
れを排藁部７に連動連繋して構成する。
角度調節操作を行う操作ワイヤ１０を延出するととも
に、その先端側をベルクランク形回動アーム１１の一端
側にばね１２を介して連動連繋し、前記回動アーム１１
の他端側より延出するインナワイヤ１３ａを稲麦切替操
作レバー１４側に連動連繋し、回動自在に軸架した支点
軸１５より延出するアーム１６の先端に設けたワイヤ受
け１７には前記インナワイヤ１３ａを嵌挿するととも
に、該ワイヤ受け１７と前記回動アーム１１の他端側と
の間にはアウタワイヤ１３ｂを介装し、前記アーム１６
の基部に固定された当て金１８には、排藁部７の下方に
垂設されて排藁量に応じて上下動する支杆１９の下端部
１９ａを当接し、また、前記支点軸１５に固設されたア
ーム２０の先端には、前記唐箕シャッタ４の開閉調節操
作を行う操作ワイヤ２１をばね２２を介し連動連繋し
て、麦と稲のいずれの状態でも唐箕シャッタが全閉から
全開に変化するようチャフシーブ１の角度調節操作系と
唐箕シャッタ４の開閉調節操作系を２系統にしてそれぞ
れを排藁部７に連動連繋して構成する。
【０００８】従って、唐箕シャッタ４が閉じられた状態
では、図２及び図５に示すように、フード６の介装によ
り唐箕３の吸入口５との間には従来のように隙間が生じ
ることなく風力を確実に弱めることができることにな
り、また、稲と麦に合わせて切替操作レバー１４により
チャフシーブ１の角度切替操作を行っても、唐箕シャッ
タ４の開閉調節操作系は別系統になっているため、排藁
部７に連動して調節される場合、チャフシーブの角度
は、稲と麦で相違させて調整でき、かつ、稲と麦のいず
れの状態でも図６に示すように唐箕シャッタ４は全閉か
ら全開に変化して風力調節が行われることになり、コン
バインが圃場内の枕地側で旋回する際に被選別物量が少
なくなる状態では、確実に選別風力を弱めることができ
ることになる。なお、本実施例は機械的な連動機構を示
したが、電気的な連動機構に構成してもよいことは、も
ちろんである。
では、図２及び図５に示すように、フード６の介装によ
り唐箕３の吸入口５との間には従来のように隙間が生じ
ることなく風力を確実に弱めることができることにな
り、また、稲と麦に合わせて切替操作レバー１４により
チャフシーブ１の角度切替操作を行っても、唐箕シャッ
タ４の開閉調節操作系は別系統になっているため、排藁
部７に連動して調節される場合、チャフシーブの角度
は、稲と麦で相違させて調整でき、かつ、稲と麦のいず
れの状態でも図６に示すように唐箕シャッタ４は全閉か
ら全開に変化して風力調節が行われることになり、コン
バインが圃場内の枕地側で旋回する際に被選別物量が少
なくなる状態では、確実に選別風力を弱めることができ
ることになる。なお、本実施例は機械的な連動機構を示
したが、電気的な連動機構に構成してもよいことは、も
ちろんである。
【０００９】
【発明の効果】稲と麦に合わせてチャフシーブの調整角
度を相違させて調整でき、かつ、稲と麦のいずれの状態
でも唐箕風力の最大風力は略一致して風力調節が行われ
ることになる。このように、本出願の発明は、作物条件
に適合したチャフシーブの角度を選択でき、かつ、その
作物条件とチャフシーブに適合した唐箕風力を自動的に
調節することができる。つまり、脱穀処理量が少ない際
の３番ロスを極力少なくでき、かつ、選別精度を一段と
向上させることができることになるのである。
度を相違させて調整でき、かつ、稲と麦のいずれの状態
でも唐箕風力の最大風力は略一致して風力調節が行われ
ることになる。このように、本出願の発明は、作物条件
に適合したチャフシーブの角度を選択でき、かつ、その
作物条件とチャフシーブに適合した唐箕風力を自動的に
調節することができる。つまり、脱穀処理量が少ない際
の３番ロスを極力少なくでき、かつ、選別精度を一段と
向上させることができることになるのである。
【図１】本発明の実施例の要部を示した側面図である。
【図２】唐箕の部分を示した断面図である。
【図３】図１の一部と排藁部を示した側面図である。
【図４】操作系統を示した説明図である。
【図５】図２の他の例を示した断面図である。
【図６】唐箕シャッタの開閉状態を示したグラフであ
る。
る。
【図７】従来例を示した断面図である。
【図８】従来例のシャッタ開閉状態を示したグラフであ
る。
る。
１ シャフシーブ ２ 揺動選別体 ３ 唐箕 ４ 唐箕シャッタ ５ 吸入口 ６ フード ７ 排藁部
Claims (1)
- 【請求項１】 角度調節自在のチャフシーブ１を有する
揺動選別体２の下方に設けた唐箕３を風力調節自在に装
備して構成した脱穀機において、チャフシーブの角度が
大きくなればなるほど唐箕風量がより大となるように構
成するとともに、麦、稲等の作物条件によりチャフシー
ブの調整角度を相違させ、かつ、麦、稲等の作物条件に
かかわらず唐箕風量の最大風量を略一致させるよう構成
したことを特徴とする脱穀機の選別風力調節装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09108133A JP3116012B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 脱穀機の選別風力調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09108133A JP3116012B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 脱穀機の選別風力調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1033048A JPH1033048A (ja) | 1998-02-10 |
| JP3116012B2 true JP3116012B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=14476776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09108133A Expired - Fee Related JP3116012B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | 脱穀機の選別風力調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3116012B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5104969B2 (ja) * | 2011-03-09 | 2012-12-19 | 井関農機株式会社 | 脱穀装置 |
-
1997
- 1997-04-09 JP JP09108133A patent/JP3116012B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1033048A (ja) | 1998-02-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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