JP2019076061A - 脱穀装置 - Google Patents

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JP2019076061A
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竹内 賢一朗
Kenichiro Takeuchi
賢一朗 竹内
章史 宮本
Akifumi Miyamoto
章史 宮本
郁朗 上加
Ikuro Ueka
郁朗 上加
淳 水島
Atsushi Mizushima
淳 水島
伊之 上戸
Koreyuki Kamido
伊之 上戸
賢一 田名部
Kenichi Tanabe
賢一 田名部
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】処理物が多い時の穀粒損失を少なくする揺動選別棚を提供する。【解決手段】揺動選別棚9の下部に、唐箕14からの選別風をグレンシーブ13とチャフシーブ11の間に導く開口部19を設け、該開口部には、前記揺動選別棚9上の処理物量に応じて開閉する複数の開閉シーブ20を設けた。【選択図】図1

Description

この発明は、脱穀装置に関する。
従来の脱穀装置は、例えば、特許文献1に開示されているように、唐箕からの選別風がグレンシーブとチャフシーブの下側から上方に吹き抜ける構成であり、選別風の一部がグレンシーブとチャフシーブの間を通過する技術手段は開示されていない。
特開2001−258377号公報
本発明の課題は、選別風がグレンシーブとチャフシーブの下方から上方に吹き抜けるのみにとどまらず、一部の選別風がグレンシーブとチャフシーブの間をも吹き抜けるようにし、処理物に多くの唐箕風を作用させることで、処理物が多い時の穀粒損失を少なくすることを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、扱胴(3)を備えた扱室(2)の下方に、チャフシーブ(11)と該チャフシーブ(11)の下方に配置されるグレンシーブ(13)を備えた揺動選別棚(9)を設け、該揺動選別棚(9)の下側前部から、唐箕(14)と1番移送螺旋(15)と2番移送螺旋(17)を配置した脱穀装置において、前記揺動選別棚(9)の下部に、前記唐箕(14)からの選別風を前記グレンシーブ(13)と前記チャフシーブ(11)の間に導く開口部(19)を設け、該開口部(19)には、前記揺動選別棚(9)上の処理物量に応じて開閉する複数の開閉シーブ(20)を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1において、前記開閉シーブ(20)は、前記揺動選別棚(9)上の処理物の層厚を検出する層厚センサ(21)の検出結果に基づいて開閉制御される構成とした。
請求項1記載の発明によれば、処理物量が多いときには、開閉シーブ20を開いてグレンシーブ13とチャフシーブ11の間に導入される選別風を増加させて穀粒損失を少なくでき、処理物量が少ないときには開閉シーブ20を閉じることで、1番移送螺旋15に取り込まれる稈切れなどの増加を抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、層厚センサ21の検出結果により、処理物量が多いと判定したときには、開閉シーブ20を開いて穀粒損失を少なくし、処理物量が少ないと判定したときには、開閉シーブ20を閉じることで、1番移送螺旋15に取り込まれる稈切れなどの増加を抑制することができる。
脱穀部の側断面図 乗降ステップの平面図 同上要部の正面図 乗降ステップの平面図 乗降ステップの平面図 エンジン排気装置の断面図 エンジン排気装置の断面図
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、コンバインの脱穀部(脱穀装置)1を示し、刈取部で刈り取られた刈取穀稈を脱穀部1に供給して脱穀し、脱穀後の処理物は、選別部で選別処理するようになっている。
脱穀部1は、扱室2内に供給された刈取穀稈を脱穀処理する扱胴3を備え、脱穀処理物は、受網4から下方の謡動選別棚上に落下してふるい選別されるようになっている。
なお、扱室2の横側から後方にわたって、前部に2番処理胴5を内装する2番処理室と後部に排塵処理胴6を内装する排塵処理室が前記扱胴3と平行して設けられている。
扱室下方の謡動選別棚9は、扱室の始端側(選別方向上手側)から終端側後方に向けて、揺動移送棚10、チャフシーブ11、ストロ−ラック12の順に配置し、且つ、前記チャフシーブ11下方にはグレンシーブ13を備えている。
揺動選別棚9の下方には、上手側から順に、主流の選別風を流す唐箕14、1番移送螺旋15、副唐箕16、2番移送螺旋17を備えている。
唐箕14からの選別風は、主として一次風路18a、二次風路18b、三次風路18cとからなり、一次風路18aと二次風路18bは、主としてグレンシーブ13の下方からチャフシーブ11の上方に向けて吹き抜ける構成であり、三次風路18cはチャフシーブ11の始端側を吹き抜けるようになっている。また、副唐箕16は、主としてストローラック12に向けて吹き抜けるようになっている。
そして、唐箕14からの選別風の一部は、揺動選別棚9の下部に設けられた開口部19から導入され、グレンシーブ13とチャフシーブ11の間を通過する。この開口部19には、揺動選別棚9上の処理物の量に応じて開く方向と閉まる方向とに開閉する複数の開閉シーブ20が設けられている。
開閉シーブ20は、揺動移送棚10上を流れる処理物の層厚を検出する層厚センサ21の検出結果に基づいて開閉制御する構成になっている。
従って、層厚センサ21の検出結果に基づき、処理物量が多くなると開閉シーブ20が開く方向に制御され、また、逆に、層厚センサ21の検出結果に基づき、処理物量が少なくなると開閉シーブ20が閉じる方向に制御される。
図2及び図3に示す実施例について説明すると、コンバインの乗降ステップ23において、乗降ステップ23は、ピン軸24を支点として上下に回動可能で且つ前後にスライド可能に構成している。つまり、運転者が乗り降りするときは、乗降ステップを乗降ステップ姿勢Aとし、不要なときは下方に押し下げると折り畳み収納姿勢Bとなるように構成している。
ステップの回動アーム25の下方に支持プレート26を設け、この支持プレート26にはステップを支持しない切欠き部を設けておき、ステップを後方にスライドさせれば支持プレートの切欠き部に達し、下方に押し下げることで折り畳み収納姿勢となるようになっている。ピン軸24にはステップを常時前方に向けて弾発する圧縮スプリング27を設け、例えば、ステップの前方に荷重(作業時にステップが崖等の障害物に激突した場合)がかかると、ステップ23は圧縮スプリング27に抗して後方にスライドして支持プレート26の切欠き部に達すると下方へ回動し収納姿勢となり、変形などの障害から回避することができる。そして、ステップを乗降ステップ姿勢に戻したときには、ステップはスプリングの反発作用で前方の元位置に復帰することになる。
図4に示す実施例の乗降ステップは、上下回動可能に構成するが、ステップの回動アーム25は、前後にスライド可能に軸受け保持した支持ピン28で下側から支持してあり、ステップ23の前側には、支持ピン28と連結した棒状のガード29を配置した構成としている。これによると、ステップの前側に配置したガード29に荷重が加わると、回動アーム25の支持ピン28がスライドしてステップの支持を解除し、ステップが下方へ回動して収納状態となる。
また、図5に示す実施例の乗降ステップは、ピン軸を支点として上下に回動可能に構成するが、回動アーム25の下方に前後にスライド可能な支持プレート26を設け、ステップの前後には、支持プレート26と連結した棒状のガード29を配置する構成としている。これによると、ステップの前後に配置したガードのいずれ側かに荷重が加わると、連結した支持プレートが前側或いは後側にスライドしてステップの支持を解除し、ステップが下方に回動して収納状態となる。
図6に示す実施例は、エンジンの排気管出口部にエンジンの運転・停止に合わせて開閉するシャッタを設けてある構成において、排気通路30の出口部に設けたシャッタ31の先端部31aを分割して蝶番32を介して連結した構成としている。エンジンが低回転時は、シャッタの先端部31aのみが開き、高回転になるとシャッタ31全体が開くようにし、エンジンの回転数に適した開度が得られるようにしている。
なお、シャッタの先端側は、基部側より板厚を薄くすることによって、アイドリング時の排気が少ない状態で開き易くなる。
図7例は、排気管出口部、つまり、排気通路30の出口部に回転扉方式のシャッタ33を設けた構成としている。エンジン停止時はシャッタも停止して排気口を塞ぎ、エンジンの排気量に応じてシャッタの回転数も変動し排気することができる。
また、図のように、回転シャッタ33の回転軸芯Qは、排気管の中心からずらすことで、シャッタの回転方向が一定方向になる。つまり、シャッタの回転軸芯は、排気管の屈曲の内側方向にずらすことで、排気管の外側で増速した排気がシャッタの外端側に当たるため、回転方向が一定方向になる。
図面は省略しているが、引き起し後の穀稈を刈り取って搬送供給部に引き継いだ後、脱穀部に搬送供給するコンバインにおいて、引起しケースと搬送供給部の始端部との間にわたって、引継ぎ搬送時の穀稈の穂先側を案内するケーブルやチェン等で構成する案内通路を設けることで、引継ぎ搬送姿勢の乱れをなくし、搬送ロスを防止できて穂先の流れを整然と行うことができる。なお、ケーブルやチェンなどの案内手段は、搬送供給部の上下動に追従するよう弛ませて設ける。
また、伸縮可能なゴムパイプなどで構成しておくと、ケーブル等のように弛むことがなく、追従性がよくなる。
1 脱穀部
9 揺動選別棚
10 揺動移送棚
11 チャフシーブ
12 ストローラック
13 グレンシーブ
14 唐箕
18 風路
19 開口部
20 開閉シーブ
21 層厚センサ

Claims (2)

  1. 扱胴(3)を備えた扱室(2)の下方に、チャフシーブ(11)と該チャフシーブ(11)の下方に配置されるグレンシーブ(13)を備えた揺動選別棚(9)を設け、該揺動選別棚(9)の下側前部から、唐箕(14)と1番移送螺旋(15)と2番移送螺旋(17)を配置した脱穀装置において、前記揺動選別棚(9)の下部に、前記唐箕(14)からの選別風を前記グレンシーブ(13)と前記チャフシーブ(11)の間に導く開口部(19)を設け、該開口部(19)には、前記揺動選別棚(9)上の処理物量に応じて開閉する複数の開閉シーブ(20)を設けたことを特徴とする脱穀装置。
  2. 前記開閉シーブ(20)は、前記揺動選別棚(9)上の処理物の層厚を検出する層厚センサ(21)の検出結果に基づいて開閉制御される構成とした請求項1記載の脱穀装置。
JP2017207445A 2017-10-26 2017-10-26 脱穀装置 Pending JP2019076061A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020262530A1 (ja) 2019-06-27 2020-12-30 株式会社クボタ 脱穀装置

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