JP3115854B2 - 包装袋のファスナー係止装置 - Google Patents

包装袋のファスナー係止装置

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JP3115854B2
JP3115854B2 JP30503897A JP30503897A JP3115854B2 JP 3115854 B2 JP3115854 B2 JP 3115854B2 JP 30503897 A JP30503897 A JP 30503897A JP 30503897 A JP30503897 A JP 30503897A JP 3115854 B2 JP3115854 B2 JP 3115854B2
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敬夫 末永
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ニューロング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装袋の袋口に取
付けられたファスナーを押圧係合させる包装袋のファス
ナー係止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】袋口の一側内面にファスナーの一方の係
止条が装着されると共に、他側内面に他方の係止条が装
着され、袋口の両側外面から押圧することによって一方
の係止条と他方の係止条とを係合させ、さらに、ファス
ナーの上方において袋口を融着して閉鎖する包装袋が知
られている。このような包装袋は、通常、充填装置にお
いて内容物を充填した後、袋口閉鎖装置に移送され、手
作業でファスナーをその一端部から他端部に向けて押圧
係合させ、ファスナーの上方を高温の溶封バーで加圧し
て封鎖していた。しかし、この方法ではファスナーを手
作業で係合させるのに手間と時間がかかって、作業効率
が非常に悪かった。
【0003】そこで、互いに逆方向に揺動する一対の連
動アームの先端部に一対のチャック締めバーを対向する
よう設け、該チャック締めバーの上方に一対の溶封バー
を互いに対向するよう装着し、チャック締めバーが溶封
バーに先行して包装袋に圧接されるようにしたチャック
付包装袋のチャック締め溶封装置が実公昭63−131
35号公報に開示されている。しかし、上記のようなフ
ァスナーをその全長に亘って一気に押圧して係合させよ
うとすると、係止条が曲がって噛み合わない部分が生じ
てしまい、輸送途中等において係合されなかった部分か
らファスナーが外れてしまう心配がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、包装袋の袋
口に装着されたファスナーを、自動的に、かつ、確実に
係合させることができる包装袋のファスナー係止装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の包装袋のファス
ナー係止装置は、袋口を溶融封鎖する溶封バーの下方に
配置され、袋口の一側内面に装着された一方の係止条
と、他側内面に装着されて前記一方の係止条に噛み合う
他方の係止条とから成るファスナーを押圧係合させるも
のであって、前記一方の係止条の全長に亘って前記袋口
の一側外面に当接される当て板と、該当て板を押圧しな
がら、この当て板に沿って前記袋口の一側外面上を摺動
するバネ板を屈曲して形成した押圧板とを有する。
【0006】押圧板が当て板に向けて圧接されながら、
ファスナーに沿って摺動し、この結果、他方の係止条が
一方の係止条に押し付けられて両者が係合する。また、
ファスナーの一端部から他端部に向けて押圧板を摺動さ
せることにより、一方の係止条と他方の係止条とのすで
に噛み合った部分が、後続の係止条同志を順次係合可能
な位置に案内する。
【0007】当て板と押圧板とは互いに接離自在とし、
押圧板をロッドレスシリンダのスライドテーブルに取付
けても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明の包装
袋のファスナー係止装置1は、包装袋2の袋口の内面に
装着されたファスナー3を押圧係合させるものであっ
て、袋口を溶融封鎖する一対の溶封バー27の下方に配
置され、互いに逆方向に連動して揺動する一対の揺動ア
ーム4,5と、一方の揺動アーム4の下端に装着された
当て板6と、他方の揺動アーム5の下端に当て板6と対
向するよう装着されたロッドレスシリンダ7と、ロッド
レスシリンダ7のスライドテーブル8に取付けられた短
尺の押圧板9とを有する。ファスナー3は、包装袋2の
上縁と平行にその全幅に亘って取付けられ、袋口の一側
内面に装着された一方の係止条10と、他側内面に装着
されて一方の係止条10と着脱自在に噛み合う他方の係
止条11とから成る。
【0009】揺動アーム4,5の上端は図示しない架構
に軸支されると共に、リンク機構等の従来周知な連結手
段を介して連結され、該リンク機構を作動させると揺動
アーム4,5は互いに逆方向に連動して揺動し、この結
果、その下端部が接離するようになっている。また、揺
動アーム4,5は包装機の内容物充填装置の搬送方向下
流に設けられ、内容物充填装置を通過して移送されてき
た包装袋2の袋口が、揺動アーム4,5の下端間に位置
するようになっている。
【0010】当て板6は、図2に示すように、ファスナ
ー3よりやや長く形成され、一方の揺動アーム4の下端
内面にボルト12及びナット13を介して強固に取り付
けられている。また、当て板6は、図1及び図2に示す
ように、揺動アーム4,5の下端が接近した時に、包装
袋2の袋口の一側外面に一方の係止条10の全長に亘っ
て当接される。
【0011】ロッドレスシリンダ7はファスナー3に沿
って配置され、図3及び図4に示すように、シリンダチ
ューブ14と、シリンダチューブ14の内部を長手方向
に沿って摺動するピストン15と、シリンダチューブ1
4の外部において当て板6に対向するよう設けられ、ピ
ストン15に接合されてピストン15と共に摺動するス
ライドテーブル8とを備える。シリンダチューブ14の
内部には長手方向に沿って断面円形のボア17が形成さ
れ、このボア17は、シリンダチューブ14の内側面に
長手方向に沿って形成されたスリット18を介してシリ
ンダ本体14の外部と連通している。
【0012】また、シリンダチューブ14の両端部は、
それぞれポート19が形成されたエンドカバー16によ
って密閉される。さらに、ボア17の開口部は可撓性素
材よりなるインナシールバンド20によって閉塞され、
スリット18の開口部は可撓性素材よりなるアウタシー
ルバンド21によって閉塞される。
【0013】ピストン15は、図4に示すように、円筒
状に形成され、そのスリット18側の面から該スリット
18を通過する細幅のネック部22が突設される。ま
た、ネック部22の先端には広幅の係止突部23が形成
され、この係止突部23がシリンダチューブ14の外部
に突出する。そして、係止突部23がスライドテーブル
8の外側面に係合されて、ピストン7とスライドテーブ
ル8とが一体に摺動するようになっている。
【0014】また、シリンダチューブ14のボア17を
閉塞するインナシールバンド20は、ネック部22の長
手方向両側に形成された透孔を通してピストン15の内
部に摺動自在に挿通される。さらに、シリンダチューブ
14のスリット18を閉塞するアウタシールバンド21
は、係止突部23とスライドテーブル8との間に摺動自
在に挿通される。
【0015】押圧板9は、図2に示すように、帯状のバ
ネ板を屈曲して形成され、平らな固定部24の一端を山
形に折り返してその頂部を圧接部25とする。そして、
固定部24をロッドレスシリンダ7のスライドテーブル
8の表面にビス等の固定具26を用いて固定し、圧接部
25を当て板6に対向させる。また、当て板6及び押圧
板9の上方には、それぞれ従来のものと同様の溶封バー
27が接離自在に配置されている。
【0016】本発明の包装袋のファスナー係止装置1は
次のように使用される。図1の破線で示すように、揺動
アーム4,5は予め開いた状態となっており、図2に示
すように、ロッドレスシリンダ7のスライドテーブル8
はシリンダチューブ14の一端寄りに配置されている。
充填装置において内容物を充填された包装袋2が、揺動
アーム4,5の間まで搬送されて停止すると、図示しな
いリンク機構が作動して揺動アーム4,5が下方に揺動
し、その下端が接近する。
【0017】すると、揺動アーム4,5の下端に取り付
けられた当て板6及び押圧板9も接近して、当て板6が
包装袋2の袋口の一側外面にファスナー3の一方の係止
条10に沿って当接されると共に、押圧板9が他側外面
の他方の係止条11と対応する位置に当接され、袋口が
次第に押し縮められる。揺動アーム4,5が図1の実線
で示す下限位置まで揺動すると、包装袋2の袋口が完全
に閉じ、図2に示すように、押圧板9の圧接部25が当
て板6の一端寄りに圧接され、この結果、ファスナー3
の一方の係止条10と他方の係止条11とがその一端部
において押圧係合される。
【0018】次いで、ロッドレスシリンダ7の一端側の
ポート19を介してシリンダチューブ14内に圧縮空気
を注入すると、その圧力を受けてピストン15が他端側
に向けて移動し、これに伴って、ピストン15に係合さ
れたスライドテーブル8がシリンダチューブ14に沿っ
て摺動する。すると、スライドテーブル8に取付けられ
た押圧板9が、当て板6を押圧しながら袋口の他側外面
上を他端側に向けて摺動し、ファスナー3の一方の係止
条10と他方の係止条11とが一端から他端に向けて順
次係合される。
【0019】ファスナー3が全長に亘って係合された
ら、高温に加熱された一対の溶封バー27を接近させて
包装袋2の袋口の両側外面に圧接させ、ファスナー3の
上方において袋口を溶着する。次いで、溶封バー27を
離間させると共に、揺動アーム4,5を上方に揺動させ
て当て板6と押圧板9とを離間させ、袋口が閉鎖された
包装袋2を次の工程に向けて移送する。
【0020】なお、次に搬送されて来た包装袋2のファ
スナー3を係止するには、ロッドレスシリンダ7の他端
側のポート19を通してシリンダチューブ14内に圧縮
空気を注入し、押圧板9を他端側から一端側に向けて摺
動させ、これにより、一方の係止条10と他方の係止条
11を先の包装袋2のファスナー3とは逆方向から係合
させる。また、溶封バー27は、包装袋のファスナー係
止装置1とは独立した機構によって接離させても良い
が、当て板6及び押圧板9の上方において揺動アーム
4,5にそれぞれ取付けることもできる。溶封バー27
を揺動アーム4,5に取付けると、当て板6と押圧板9
とが接近するのと同時に溶封バー27も接近し、袋口の
溶着工程とファスナー3の係止工程とが同時に行われ
る。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、包装袋
の袋口に設けられたファスナーを一端から他端に向けて
順次押圧係合させるので、一方の係止条と他方の係止条
のすでに噛み合った部分が、後続の係止条同志を正しい
係合位置に案内することになり、このため、手作業によ
ることなく確実にかつ容易にファスナーを係止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す包装袋のファスナー係
止装置の側面図
【図2】同上の要部平面図
【図3】ロッドレスシリンダの要部側断面図
【図4】図3のA−A線断面図
【符号の説明】
1 包装袋のファスナー係止装置 2 包装袋 3 ファスナー 4,5 揺動アーム 6 当て板 7 ロッドレスシリンンダ 8 スライドテーブル 9 押圧板 10 一方の係止条 11 他方の係止条 12 ボルト 13 ナット 14 シリンダチューブ 15 ピストン 16 エンドカバー 17 ボア 18 スリット 19 ポート 20 インナシールバンド 21 アウタシールバンド 22 ネック部 23 係合突部 24 固定部 25 圧接部 26 固定具 27 溶封バー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋口を溶融封鎖する溶封バーの下方に配
    置され、前記袋口の一側内面に装着された一方の係止条
    と、他側内面に装着されて前記一方の係止条に噛み合う
    他方の係止条とから成るファスナーを押圧係合させる包
    装袋のファスナー係止装置において、前記一方の係止条
    の全長に亘って前記袋口の一側外面に当接される当て板
    と、該当て板を押圧しながら、この当て板に沿って前記
    袋口の一側外面上を摺動するバネ板を屈曲して形成され
    押圧板とを有することを特徴とする包装袋のファスナ
    ー係止装置。
  2. 【請求項2】 前記当て板と押圧板とは互いに接離自在
    である請求項1に記載の包装袋のファスナー係止装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧板がロッドレスシリンダのスラ
    イドテーブルに取付けられた請求項1又は2に記載の包
    装袋のファスナー係止装置。
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JP4721024B2 (ja) * 2001-01-26 2011-07-13 不双産業株式会社 包装体製造装置
JP6720482B2 (ja) * 2015-07-31 2020-07-08 大日本印刷株式会社 包装袋用シール装置、包装袋のシール検査方法及び包装製品の製造方法

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