JPS6134247Y2 - - Google Patents

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JPS6134247Y2
JPS6134247Y2 JP14067581U JP14067581U JPS6134247Y2 JP S6134247 Y2 JPS6134247 Y2 JP S6134247Y2 JP 14067581 U JP14067581 U JP 14067581U JP 14067581 U JP14067581 U JP 14067581U JP S6134247 Y2 JPS6134247 Y2 JP S6134247Y2
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JP
Japan
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clamp
press bars
bag
press
pair
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JP14067581U
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JPS5846710U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、内容物が収納された袋を対象とす
る袋封緘機の袋口部緊張装置に係り、封緘加工時
の袋口部を閉鎖状態に緊張させて、シワやヒダの
ない封緘形態を確実に現出せしめんとするもので
ある。
ところで、合成樹脂系の素材を専用ないし併用
した袋の口部の封緘には、ヒートシール方式の袋
封緘機がよく使用される。
然して内容物が収納された袋は、その内容物に
よつて膨らんでおり、従つて口部も長円形に近い
形状に開いている。このため、かかる口部を上記
の袋封緘機で加圧加熱して封緘する場合には、該
口部を予め閉鎖状態に緊張させておかないと、封
緘個所にシワやヒダが生じてそのまま固定される
ことになり易く、従つて封緘形態の外観が悪くな
り、或はまた、袋内部の完全な気密状態が保てな
くなる、といつたような不都合を招く。
そこで従来に於ては、袋口部の両端を両手の指
先で摘んで閉鎖状態に緊張させ乍ら封緘するか、
或はまた、特公昭48−31347号公報で知られる如
く、袋口部をその内側へ差し込んだ2本の杆で緊
張させて、この緊張状態を保つようにベルト等で
挟み乍ら、上記の杆を抜き取つて封緘することが
行なわれている。
然し乍ら前者の手作業による場合は、熟練を要
する割には能率が悪くて、然も封緘加工時に指先
を挟む危険性が多分にあり、また後者の公知技術
による場合は、構造的に複雑化し過ぎる憾があつ
て、然も開口状態にある袋口部を精度よく送り込
まないと、2本の杆の差込みに不具合を来たして
該口部の緊張を不確かにする虞れがある。
また実公昭43−13678号公報には、同じく袋口
部を緊張させる装置が示されている。然し乍らこ
の公知例では、左右に二対設けられた各緊張装置
での上下から相対向した各一対の押え金具が、共
通のクランプ支点を持たないで、個々にリンクを
介し、上下から相対向する支持板の夫々へ個別に
枢着されており、且つ異なる対である左右の押え
金具間にスプリングが架渡されている。従つてこ
の公知例では、上下から相対向して袋口部を共同
で挟持すべき押え金具の左右各一対が互いに独立
してはおらず、寧ろ共同した挟持作用は発揮しな
い上側の押え金具どうしと、下側の押え金具どう
しとが個々に独立したごとく構成されて、その
夫々がスプリングを有する。それ故にこの公知例
での、上下から相対向した一対な押え金具は、互
いに突き当てられてから袋口部を緊張させる方向
に動作し、且つこのとき、上記両スプリングの大
なる抵抗を受ける。従つてかかる公知例では、袋
口部の挟持および該状態の維持が不安定であり、
且つ袋口部の緊張に無理があつて、その直後にお
ける封緘を不確実にする懸念が大である。
本考案は、内容物が収納された袋の封緘に関す
る上記したような従来の実情に対処して、その封
緘加工時における袋口部の緊張状態を簡便に実現
させるため、上下一対の封緘用プレスバーに左右
一対の緊張用クランプ機構を取り付け、且つそれ
らの各クランプ機構が、上記プレスバーの封緘動
作に連動して閉じ乍ら後退するようにしたもので
ある。以下これを図面に示す実施例について詳述
する。
図に於て1,2は袋封緘機に備えられている上
下一対の平行なプレスバーであつて、通常の場
合、適当な熱源で所要の温度にまで加熱される。
これらの両プレスバー1,2は、図示しない駆動
装置で、相対的に接近圧接し次いで離反させられ
るようになつている。A,Bは左右一対の各独立
したクランプ機構であつて、上記の両プレスバー
1,2間へ架け渡す如く、該両バーの前側左右へ
相対向するように取り付けられている。これらの
各クランプ機構A,Bは、その向きが逆となるほ
かは全くの同一構造とされている。即ち3a,3
bは共通のクランプ軸4を支点として開閉自在な
るように結合された上下一対のクランプ片であ
り、例えば両者の後端間へ圧縮状態に挟み込んだ
バネ5で、両者の先端間を閉じる方向へ弾力的に
附勢されている。6a,6bは上記のクランプ軸
4を上記両プレスバー1,2間の位置へ保たしめ
るための支持リンクであつて、夫々の一端はいず
れも上記クランプ軸4に連接され、また夫々の他
端は個々に支軸7a,7bを用いて各プレスバー
1もしくは2へ連接されている。然して上記の両
支持リンク6a,6bは、両プレスバー1,2間
が最も離された場合といえども、前方から見る
と、クランプ軸4を屈曲点として両プレスバー間
の左右端へ向け「く」字形に屈曲突出させられた
形態を呈するものとし、従つて図例の各支持リン
ク6a,6bは等長で、夫々の支軸7a,7bは
上下対称の位置に配置されており、なおクランプ
軸4は、左右方向に対して支軸7a,7bよりも
外側方、即ち両プレスバー1,2間の端寄りに位
置するように配慮されている。8a,8bは両プ
レスバー1,2間が最も離された状態から少し接
近させられた状態までの間にあるときだけ上記ク
ランプ片3a,3bの先端間を前記のバネ5に抗
して開かせるための開放リンクであつて、夫々の
一端は個々にピン9a,9bを用いて各クランプ
片3a,3bの先端近くへ連接され、また夫々の
他端は、該他端に設けたリンク長さ方向の長孔1
0a10bで、各プレスバー1,2の上下対称位
置に突設された係接軸11a,11bへ係合され
ている。なお図中の12は封緘しようとする袋の
口部であり、対向する左右両クランプ機構A,B
間の間隔は、該口部の左右巾に合わせて定められ
ている。従つてそれら両機構A,Bの各プレスバ
ー1,2への取付け位置は、袋口部12の左右巾
に応じて変更できるようにしておく方が好まし
い。
上記した構成に於て、いま上下の両プレスバー
1,2が第1,4図に示す如く最も離されている
ものとすれば、左右の各クランプ機構A,Bにお
ける支軸7a,7b間の上下間隔も最も大となつ
ているため、「く」字形を呈する支持リンク6
a,6bのクランプ軸4を屈曲点とした屈曲角度
は最大となつており、従つてクランプ片3a,3
bは、プレスバー1,2間の中央へ最も寄せられ
ている。またこのときのクランプ片3a,3b
は、係接軸11a,11b間の上下間隔が最も大
となつているため、開放リンク8a,8bで上方
もしくは下方へ夫々牽引され、両者の先端間をバ
ネ5に抗して大きく開かせている。
この状態に於て、内容物が収納された袋の口部
12を、第1,4図に示す如く、上下の両プレス
バー1,2間へ手前から差し込んで、該袋の上記
口部12に近い個所の左右両側端を、左右の各ク
ランプ機構A,Bにおけるクランプ片3a,3b
の開かれた先端間へ夫々位置させた後、上記の両
プレスバー1,2を接近させる。かかる両プレス
バー1,2の接近は、相対的に行なわれればよ
く、従つて該各バーの双方もしくはいずれか片方
を上下方向へ移動させることによつて実現され
る。
このようにして両プレスバー1,2が接近し始
めると、上下両支軸7a,7b間の間隔が次第に
減少して、支持リンク6a,6b間のクランプ軸
4を屈曲点とした屈曲角度も次第に減少するた
め、クランプ軸4は両プレスバー1,2間の端へ
向かつて移行し始め、従つてクランプ片3a,3
bを後退させ始める。同時にまた、上下両係接軸
11a,11b間の間隔も次第に減少するため、
開放リンク8a,8bによつて開かれていたクラ
ンプ片3a,3bの先端間は、バネ5によつて閉
じられ、該先端間に位置させられていた袋口部1
2に近い個所の側端を第2図に示す如く挟持す
る。このようなクランプ片3a,3bによる挟持
は、両プレスバー1,2が少し接近させられただ
けの比較的早い時点で実現され、従つてクランプ
片3a,3bは、末だ少しだけしか後退していな
い。また、この間におけるクランプ機構A,Bの
各バネ5は、クランプ片3a,3bで袋口部12
を挟持させることに役立つ他は、この状態へ至る
までの両プレスバー1,2の接近を助長すること
があるとしても、その接近動作に抵抗することが
ない。
そこで上下の両プレスバー1,2を引き続き接
近させて行くと、支軸7a,7b間の間隔が更に
減少して、支持リンク6a,6b間の屈曲角度を
更に減少させるため、クランプ軸4はなおも上記
両プレスバー間の端へ向かつて移行し続け、クラ
ンプ片3a,3bを更に後退させて行く。これに
対して開放リンク8a,8bは、既にクランプ片
3a,3bの先端間が閉じられ、ピン9a,6b
間の間隔が最小となつているため、遊びの状態に
あり、従つて間隔が更に減少させられつつある係
接軸11a,11bは、各開放リンク8a,8b
の長孔10a,10b内を移行して該各リンクの
傾き角度を変化させるだけで、クランプ片3a,
3bの挟持態勢には何ら影響を与えない。よつて
左右両クランプ機構A,Bのクランプ片3a,3
bで両側端が挟持されている袋口部12は、上記
両機構のクランプ片3a,3bが後退することに
より左右方向へ緊張されて閉鎖され、またその間
に袋口部12の挟持状態は前記のバネ5で維持さ
れるが、該バネはクランプ片3a,3bの緊張方
向への移動をなんら阻害しない。
一方、上記の如く接近させられつつある上下の
両プレスバー1,2は、やがては第3図に示す如
く圧接させられようとして、その間へ差し込まれ
ている袋口部12を上下から加圧し且つ加熱す
る。従つて左右のクランプ機構A,Bで袋口部1
2が緊張閉鎖される時点と、該口部をプレスバー
1,2が加圧加熱する時点とを予め一致させ得る
ように留意しておけば、その袋口部12は、シワ
やヒダが防止されつつ封緘されることになる。
なお、上記のようにして封緘加工が完了した
後、上下の両プレスバー1,2を離反させると、
左右の両クランプ機構A,Bにおけるクランプ片
3a,3bは、それまでの後退位置から再び前進
させられ、且つ閉鎖状態にあつた先端間を再び開
放させて、第1,4図に示す態勢へ戻る。従つて
袋口部12が封緘された袋は、容易に取り外すこ
とができる。
以上の如く、本考案は上下一対の封緘用プレス
バー間に左右一対の緊張用クランプ機構を個々に
架け渡すよう取り付けて、前者の封緘動作に連動
した後者の動きで袋口部を閉鎖状態に緊張させ乍
ら、その前者で袋口部を封緘するようにしたもの
であるから、かかる本考案によれば、内容物が収
納されて膨らんだ袋の口部を封緘するのに際し、
シワやヒダが生じるのを確実に予防することがで
き、従つて外観が良好で袋内部の気密状態が完全
に保たれるような封緘形態を、容易且つ確実に実
現させ得る効果が期待できる。また本考案に係る
緊張装置は、封緘しようとする袋の供給を手作業
で行なうようにした封緘機及び機械的に行なうよ
うにした封緘機のいずれに対しても、容易に装備
することができ、手作業によるものでは熟練を要
することなく能率を向上させ得て然も危険性を排
除し得、機械的に供給するものでは、要求される
供給精度の緩和と構造の簡素化を実現し得る利点
がある。更に本考案では、各クランプ機構での上
下一対なクランプ片による袋口部の挟持および該
状態の維持が、それら各機構に専用のバネで実現
され、且つこのバネが袋口部の緊張に全く抵抗し
ないため、その挟持および該状態の維持を安定性
よく容易に実現させ得ると共に、該口部の緊張を
無理なく僅かな動力で可能ならしめ得て、その後
における加圧加熱による封緘を確実に実現させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部欠截正面
図、第2図及び第3図はその動作状態を左半分だ
け示す一部欠截正面図、第4図は第1図の−
線よりみた断面図である。 A,B……クランプ機構、1,2……プレスバ
ー、3a,3b……クランプ片、4……クランプ
軸、5……バネ、6a,6b……支持リンク、7
a,7b……支軸、8a,8b……開放リンク、
9a,9b……ピン、10a,10b……長孔、
11a,11b……係接軸、12……袋口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対的な接近圧接と離反が繰り返される上下一
    対の封緘用プレスバーを備えた袋封緘機に於て、
    上記の両プレスバー間へ架け渡す如く両プレスバ
    ーの前側左右に相対向するよう取り付けられた左
    右一対の緊張用クランプ機構からなり、且つそれ
    ら各クランプ機構のいずれもが、上記両プレスバ
    ー間の中央へ向けられた先端間を開閉自在とする
    ようにクランプ軸で結合された上下一対のクラン
    プ片と、その先端間を閉じる方向へ各クランプ片
    を弾力的に附勢するバネと、上記のクランプ軸を
    屈曲点として上記両プレスバー間の左右端へ向け
    屈曲突出する形態に該クランプ軸へ連接され且つ
    他端では上下の各プレスバーに夫々連接された上
    下一対の支持リンクと、上記の両プレスバー間が
    最も離れた状態から少し接近した状態にある間だ
    け上記両クランプ片の先端間を開かせるべく各ク
    ランプ片に一端で連接され且つ他端が長孔を介し
    て各プレスバーに係合された上下の開放リンクと
    から構成されていることを特徴とする袋封緘機の
    袋口部緊張装置。
JP14067581U 1981-09-21 1981-09-21 袋封緘機の袋口部緊張装置 Granted JPS5846710U (ja)

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JPS5846710U JPS5846710U (ja) 1983-03-29
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JP14067581U Granted JPS5846710U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 袋封緘機の袋口部緊張装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62158631A (ja) * 1985-12-27 1987-07-14 大森機械工業株式会社 自動包装機におけるエンドシ−ル方法及び装置

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JPS5846710U (ja) 1983-03-29

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