JP3115716U - 介護用入浴装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自宅、施設等での設置可能な構造で、入浴作業における介護者の浴槽までの移動作業の軽減と、入浴者の座位の安定による安全の確保など入浴時、洗髪時に与える不快感と浴室浴槽内での便汚染を解消し、寝たきり老人や障害者の要介護者などの災害時の移動など、利用効率の高い省力で安全な介護を可能とする。
【解決手段】左右縦フレームと上下横フレームとで担架本体を構成し、この担架本体に入浴者が寝るハンモックを装備し、更にこの担架本体が斜状に浴槽内に設置される様に、上端を水平支柱に引掛けて浴室から浴槽内間に左右移動可能とした介護用入浴装置。
【選択図】図4

Description

本考案は自宅、或は施設等での要介護者の入浴が安易に行える様にした介護用入浴装置に関する。
現在、自宅や施設等で寝たきり老人や障害者の入浴時の居室から浴槽までの移動作業が困難である、入浴者による浴槽内外での便汚染による他者への不快感を与えること、介護者による浴槽内での抱きかかえ入浴による介護者の体力の消耗、又、災害時などによる介護者による要介護者の移動手段など困難である、現在考案されている介護用入浴椅子は、硬い素材の椅子が多く座位の安定が保たれない、洗髪時、身体洗浄時と浴槽内などでの座位不安定や、介護度の高い入浴者の機械浴での入浴法は、精神的、肉体的にも苦痛であり、準備及び片付けに時間を要する、大型で単機能的装置は多く見られるが、自宅、施設等での設置可能で小型化し、多機能一体化された介護用入浴装置は見られない。
自宅、施設等での設置可能な構造で、入浴作業における介護者の浴槽までの移動作業の軽減と、入浴者の座位の安定による安全の確保など入浴時に与える不快感と浴室浴槽内での便汚染を解消し、寝たきり老人、障害者の要介護者などの災害時の移動など、利用効率の高い省力で安全な介護を可能とする。
課題を解消するための手段
以上の課題を解消するために本考案は、左右縦フレームと上下横フレームとで担架本体を構成し、この担架本体に入浴者が寝るハンモックを装備し、更にこの担架本体が斜状に浴槽内に設置される様に、上端を水平支柱に引掛けて浴室から浴槽内間に左右移動可能とした介護用入浴装置。
考案の効果
(1)請求項1により、浴室にてハンモックに寝かされた要介護者が担架本体と共にそのままの状態で隣接する浴槽内に移し変え、入浴させることが出来るので、この作業を全面的に人手に頼っていたものに比べ、作業負担が軽減される。
(2)請求項2により、ハンモックと共に担架本体の浴室から浴槽内への移動は、上端が水平支柱に引掛けられているから、上端を中心に下側グリップ部を持ち上げて行えばよく、作業も一段と楽になる。
(3)請求項3により、担架本体の下端に車輪を装備し移送用台車としたから、予め浴室外(病室、或は準備室等)で入浴者をハンモックに収納して準備しておきそのまま入浴者を浴室に移送させることが出来、作業も手際よく行える。
以下本考案を実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本考案介護用入浴装置の全体を示す平面図である。図に示す担架本体Hは、浴室Yの壁面Wに固定された水平支柱1に上端支持される。具体的には左右のステンレス製の縦フレーム2、2とこのフレーム2、2を連結する上フレーム3と下フレーム5とでH型に形成されている。又、必要に応じ上フレーム3と下フレーム5の間に中間補強フレーム4を設けて、この左右縦フレーム2、2、中間フレーム4、上フレーム3、下フレーム5には入浴者が横たわるネット6がハンモックMに装備され張られている。又、左右縦フレーム2、2の中間部に入浴者が握る、握りグリップ7を設けており、又、左右縦フレーム2、2、上フレーム3、中間フレーム4、下フレーム5は発泡ウレタン、又は、ゴム等の緩衝ガードSにて覆われている。この左右縦フレーム2、2の上端の引掛け部9が浴室壁面Wにて設置されている水平支柱1に水平移動パイプ10に引掛け、担架本体Hの左右縦フレーム2、2の上端が水平移動パイプ10から外れない様、図5に示す様に、バネ9aにて外方向に弾圧されると共に、ヒンヂ9bにて反転自在となっている補助フック9cの突出にて水平移動パイプ10を抱き込み、引掛け補助フック9cにて水平移動パイプ10に引掛けて補助フック9cにて固定し、図2に示す様に隣接する浴槽内Eに水平移行し、左右縦フレーム2、2の深さ調節部11で浴槽内Eにて、入浴者が半身浴状態になる様、深さを調節し、これら如く左右に移行し引き上げる様になっている。具体的には、左右縦フレーム2、2の上端引掛け部9を半円状に曲げ、図1に示す様に、水平移動パイプ10パイプ部に、引掛け部9が掛かる周囲には滑り止め効果の高い樹脂で覆われておりより密着安定し、補助フック9cで固定することにより、水平支柱1から本体Hがずれにくくなっている。本体左右フレーム2、2に連結する。図6に示す様に、上フレーム3を凹状に整形し、中央部に首受け板12の板の側面12bは硬い素材でできており、その板12の上部12aを軟性樹脂で覆った首受け板12左右の突出部12cを上フレーム3中央左右の穴3aに接続し、前後に動く様になっている。図1に示すネット6の座位部に図7に示す様に、陰部ゴムパット13はゲル状軟樹脂でできたパットを円形に整形し、下部の便受け袋取り付け部13aは、軟樹脂にて凸状に整形され図7の便受け袋14の上部14aは硬管樹脂にて整形され、袋取り付け止め具14aを13aに取り付け、止め具14aにて抱き込みとめる様になっている、その下部につながる袋状14cの物には、汚物が入るため、外側から中身が見えない様に考慮してある。図4に示す便受け袋14の様にその袋下部先端を図7に示す袋閉じ具15にて止める使用時状態を示すものである。図1、図2、図4に示す如く、常にこの担架本体Hが斜状に設置される様、左右縦フレーム2、2下端着座部2aにずれ防止ゴム20、下側グリップ21を設ける。左右縦フレーム2、2の下部左右に車輪8を設ける。図1、図4においては車輪は床には着かず、浮いた状態になっている。図3に示す胸部ベルト16、足部ベルト18においては、左右縦フレーム2、2のフレームにベルトを取り付ける、腰部ベルト17においては、陰部ゴムパット13に陰部がより密着する様、左右縦フレーム2、2より内側寄りネット6に腰部ベルト17を取り付ける、図1、図2、図4において、本体H上での座位安定と浴槽内での浮き上がり防止ベルト16、17、18装着する。図3に示す様に、本体Hに要介護者を乗せ左右縦フレーム2、2の腰部ベルト17、足部ベルト18にて固定する、付属ベルト19bにて胸部を固定し、胸部ベルト16に付属ベルト19aを接続し首に掛け左右縦フレーム2、2の引掛け部9を介護者にて持ち上げ車輪8にて移動する。図3に示す様に、本体Hに要介護者を乗せ腰部ベルト17にて固定し胸部を付属ベルト19bにて固定し、付属ベルト19aにて胸部ベルト16に接続し介護者の肩に掛け、左右縦フレーム2、2の引掛け部9を持つ、足部ベルト18に付属ベルト19cを接続し介護者の首に掛け、左右縦フレーム2、2の下側グリップ21を介護者が持ち担架としても移動でき、安全に移動を可能にした介護入浴装置である。
本考案の介護用入浴装置本体の全体を示す平面図である。 介護用入浴装置本体を隣接する浴槽内に移動し深さ調節した平面図である。 本体取り付けベルトと付属ベルト三本による接続着用例図である。 水平移動パイプに引掛け床滑り止めゴム着座部を示す側面図である。 補助フック二例の断面図である。 上フレームと首受け板の正面断面図である。 陰部ゴムパットの側面図と便受け袋の袋取り付け止め具の平面図及び袋閉じ具を示す図である。
符号の説明
1 水平支柱 16 胸部ベルト
2 左右縦フレーム 17 腰部ベルト
3 上フレーム 18 足部ベルト
4 中間補強フレーム 19 付属ベルト
5 下フレーム 20 ずれ防止ゴム
6 ネット 21 下側グリップ
7 握りグリップ
8 車輪
9 引掛け部
10 水平移動パイプ
11 深さ調節部
12 首受け板
13 陰部ゴムパット
14 便受け袋
15 袋閉じ具

Claims (3)

  1. 左右縦フレームと、このフレームを連結する上下横フレームとで、担架本体を構成し、この担架本体に入浴者が寝るハンモックを装備し、更にこの担架本体が斜状に設置される様担架本体の下端を着座させ、且つ先端を壁体に固定された水平支柱に、左右移動可能に引掛けて成り、予め入浴者を浴槽外の位置にてハンモックに収納した状態から担架本体を水平移動させて、ハンモックと共に入浴者を浴槽に移行させたことを特徴とした介護用入浴装置。
  2. 請求項1記載の介護用入浴装置において、担架本体フレーム及び本体引掛け移動パイプにおいては、発泡ウレタン又は、軟管ゴム等の緩衝ガードにて覆われており、担架本体上横フレームは凹状に形製されて成り、この凹部中央部には、首受け板を設け、前後に傾くハンモック状に形成された、ネツト着座部に便受け袋を設け、浴槽内、外の便汚染の解消左右縦フレームの下横フレーム接続部外側に車輪を設け、移動可能にした。
  3. 担架本体にハンモック状にネットを張つた、左右縦フレームの胸部と足部に固定ベルトを設け、腰部ベルトにおいては、着座部がより密着する様、固定ベルトを設け装着固定し安定する、担架本体に被介護者を乗せ、付属ベルト三点にて接続固定し、担架本体上下の両端を介護者にて持上げ水平移動を安易におこなえる様に考案された物である。
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