JP3115520B2 - 芳香族スルホンの製造方法 - Google Patents

芳香族スルホンの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芳香族スルホンの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジクロロジフェニルスルホン等の芳香族
スルホンは、合成樹脂原料、医薬品中間体等として重要
な化合物である。従来、こうした芳香族スルホンは、硫
酸ジアルキル、三酸化硫黄、芳香族化合物とを反応させ
ることにより得られることが知られている。
【0003】例えば、三酸化硫黄と、三酸化硫黄に対す
る硫酸ジメチルのモル比が0.5の硫酸ジメチルとを反
応させ、ピロ硫酸ジメチルと三酸化硫黄の混合物を得、
この混合物をクロロベンゼンと反応させてジクロロジフ
ェニルスルホンを製造する方法(西ドイツ国特許出願公
開第1087592号明細書)や、三酸化硫黄と、三酸
化硫黄に対する硫酸ジメチルのモル比が0.5の硫酸ジ
メチルおよびクロロベンゼンを同時に供給して反応さ
せ、ジクロロジフェニルスルホンを製造する方法(特開
平2−235856号公報)、等が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の技術は、用いた
クロロベンゼンを基準にした収率がそれぞれ89.8
%、90.9%となっている。
【0005】ところが、本発明者らが上記技術を追試し
た結果、用いたクロロベンゼンが98%以上消費されて
いるにもかかわらず、ジクロロジフェニルスルホンの選
択率はそれぞれ85.6%、83.3%であり、クロロ
ベンゼンスルホン酸がそれぞれ11.0%、13.5%
と大量に副生していることがわかった。このように、副
生物が大量に生成すると、使用した原料に対する目的物
の収量が減少するだけでなく、目的物からクロロベンゼ
ンスルホン酸を除去するために大量の廃水が発生し、廃
水中のクロロベンゼンスルホン酸を除去するために多大
な手間が必要となり、工業的には満足できるものとはな
らない。
【0006】従って、クロロベンゼンスルホン酸等の芳
香族スルホン酸の生成をできるだけ抑えて、選択性よく
目的物を得ることに課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、芳香族ス
ルホン酸等の副生物の生成をおさえて高い選択率で目的
物を得る方法について鋭意検討した。その結果、芳香族
スルホン酸の生成は、前記従来技術においては、三酸化
硫黄に対する硫酸ジメチルの供給モル比が0.5である
ために、この両原料が等モルづつ反応してピロ硫酸ジア
ルキルが生成した際に、三酸化硫黄が遊離して多量に残
存し、この残存する三酸化硫黄が芳香族化合物と副反応
を生じるために起こることを見いだした。(式1〜
3)。
【0008】 ROSO2OR+2SO3=ROSO2OSO2OR+SO3 …式1 [主反応] ROSO2OSO2OR+SO3+2ArH =ArSO2Ar+2ROSO2OH …式2 [副反応] ArH+SO3=ArSO3H …式3 (但し、Rはアルキル基であり、Arはアリール基であ
る。) そうして、本発明者らは、この知見から、三酸化硫黄と
硫酸ジメチルとが反応してピロ硫酸ジアルキルが生成す
る際の、三酸化硫黄の残存量を減少させることによっ
て、上記目的が達成できることを見いだし、本発明を完
成するに至った。
【0009】即ち、本発明は、三酸化硫黄と硫酸ジアル
キルとを、該三酸化硫黄1モルに対して硫酸ジアルキル
が0.75モル以上存在する状態で反応させてピロ硫酸
ジアルキルを含む反応物を得、次いで、該反応物と芳香
族化合物とを接触させることを特徴とする芳香族スルホ
ンの製造方法である。
【0010】本発明における硫酸ジアルキルは、公知の
ものが何等制限なく用いられる。アルキル基としては、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル等の炭素数1
〜5のものが好適である。好適な硫酸ジアルキルとして
は、入手しやすさの点で、硫酸ジメチルおよび硫酸ジエ
チルが挙げられ、特に硫酸ジメチルが好ましい。
【0011】本発明において、三酸化硫黄は、気体、液
体、固体のいずれも使用できるが、取扱の容易さから、
気体または液体であることが好ましい。
【0012】本発明では、まず、この三酸化硫黄と硫酸
ジアルキルとを反応させてピロ硫酸ジアルキルを生成さ
せる。その際、かかる反応を、三酸化硫黄1モルに対し
て硫酸ジアルキルが0.75モル以上存在する状態で行
うのが、本発明の最大の特徴である。それにより、この
反応で得られたピロ硫酸ジアルキルを含む反応物を芳香
族化合物と混合して芳香族スルホンを製造した際に、芳
香族スルホン酸の副生が著しく低減させられる。
【0013】本発明において、このように芳香族スルホ
ン酸の副生が抑制される作用機構は必ずしも明かではな
いが次のように推定される。即ち、三酸化硫黄と硫酸ジ
メチルとを上記の存在比で反応させると、得られるピロ
硫酸ジアルキルを含む反応物は三酸化硫黄の残存量が大
きく低減させられる。そうして、この反応物を芳香族化
合物と混合すると、芳香族スルホン酸を副生させる三酸
化硫黄と芳香族化合物の副反応がほとんど生じることな
く、ピロ硫酸ジアルキルと芳香族化合物との反応が進行
し、結果として芳香族スルホンが高い選択率で得られ
る。以上の芳香族スルホンが得られる過程を反応式で示
せば以下のようになる。
【0014】[推定反応式] 2ROSO2OR+2SO3=2ROSO2OSO2OR …式4 2ROSO2OSO2OR+2ArH =ArSO2Ar+ROSO2OH+ROSO2OR …式5 (但し、Rはアルキル基であり、Arはアリール基であ
る。) 即ち、本発明では、前述した式1〜3の経路をとる反応
を抑制し、その分上記式4〜5の経路をとる反応を遂行
させることにより、芳香族スルホン酸の生成量が低減さ
れ、高い選択率で芳香族スルホンが得られるようになる
ものであると考えられる。
【0015】本発明において、硫酸ジアルキルの存在量
が三酸化硫黄1モルに対して0.75モル未満である
と、芳香族スルホン酸の生成量が増大し、芳香族スルホ
ンの選択率が低下する。さらに、モル比は大きい方が遊
離した三酸化硫黄が減少するので好ましいが、あまりに
大きいと、反応に関与しない硫酸ジアルキルが増加する
ので経済的でない。好ましくは、0.85〜5モルの範
囲、特に、実質上、三酸化硫黄が残存しない状態、即
ち、0.95〜5モルの範囲が芳香族スルホン酸の選択
率が最も少なくなるため好適である。さらには、実質的
に等モル、即ち、0.95〜1.05モルの範囲が、無
駄なく原料が反応に使用されるので、特に好適である。
【0016】また、本発明においては、芳香族化合物と
の反応の前に、上記したモル比の三酸化硫黄と硫酸ジア
ルキルを使用して反応させ、ピロ硫酸ジアルキルの反応
物の調製を行うことも重要である。ピロ硫酸ジアルキル
の反応物の調製を行わずに、三酸化硫黄、硫酸ジアルキ
ル、芳香族化合物を同時に供給して反応を行うと、いか
なる原料のモル比でも、三酸化硫黄が芳香族化合物とが
直接接触するので、芳香族スルホン酸が多く生成する。
【0017】本発明において、上記三酸化硫黄と硫酸ジ
アルキルとの反応は、如何なる形態で実施しても良い
が、通常は、硫酸ジアルキルの液体に三酸化硫黄を添加
することにより行うのが一般的である。また、反応温度
は特に制限されないが、通常、30〜130℃、好まし
くは50〜100℃の範囲から選ばれる。反応時間は、
通常、三酸化硫黄の添加を終了した直後〜5時間、好ま
しくは、添加を終了した直後〜3時間の範囲で十分であ
る。また、反応中攪拌することが好ましい。さらに、反
応は、回分式、半連続式、連続式のいずれでも実施可能
であり、常圧、加圧、減圧のいずれでも実施可能であ
る。
【0018】次に、本発明では、以上により得られたピ
ロ硫酸ジアルキルを含む反応物と芳香族化合物とを接触
させ、該ピロ硫酸ジアルキルと芳香族化合物とを反応さ
せて芳香族スルホンを製造する。
【0019】本発明において用いられる芳香族化合物と
しては、公知のものが何等制限なく使用可能であるが、
具体的には、ベンゼン、トルエン、t−ブチルベンゼ
ン、ビフェニル等のアレーン類;フルオロベンゼン、ク
ロロベンゼン、ブロモベンゼン、ヨードベンゼン、塩化
ベンジル、(トリクロロメチル)ベンゼン等のハロゲン
化アリール類;安息香酸;ニトロベンゼン;ベンズアル
デヒド等を挙げることができ、特に、ベンゼン、トルエ
ン、t−ブチルベンゼンビフェニル等のアレーン類;フ
ルオロベンゼン、クロロベンゼン、ブロモベンゼン、ヨ
ードベンゼン、塩化ベンジル、(トリクロロメチル)ベ
ンゼン等のハロゲン化アリール類が好ましく、さらに
は、フルオロベンゼン、クロロベンゼン、ブロモベンゼ
ン、ヨードベンゼン、塩化ベンジル、(トリクロロメチ
ル)ベンゼン等のハロゲン化アリール類が好ましい。
【0020】本発明における芳香族化合物の使用量は特
に制限されないが、ピロ硫酸ジアルキルのモル数、或い
は若干量の三酸化硫黄が残存する場合にはこれと前記ピ
ロ硫酸ジアルキルの合計のモル数より該芳香族化合物の
使用量が少ないと、未反応のピロ硫酸ジアルキルおよび
残存する三酸化硫黄を分解する操作が必要となる。一
方、この芳香族化合物の使用量が前記ピロ硫酸ジアルキ
ル等のモル数よりあまりに多いと反応に使用され得ない
芳香族化合物が増加する。こうしたことから芳香族化合
物は、前記ピロ硫酸ジアルキル等のモル数に対して1〜
3倍の範囲であることが好ましく、特に、同じモル数で
あることが工業的に有利であるために好ましい。
【0021】本発明において、ピロ硫酸ジアルキルを含
む反応物と芳香族化合物とを接触させる方法は特に制限
されない。具体的には、芳香族化合物にピロ硫酸ジアル
キルを含む反応液を添加する方法、ピロ硫酸ジアルキル
を含む反応液に芳香族化合物を添加する方法、および、
芳香族化合物とピロ硫酸ジアルキルを含む反応液を同時
に添加する方法を挙げることができる。目的とする芳香
族スルホンの生成量が若干多くなることから、芳香族化
合物にピロ硫酸ジアルキルを含む反応液を添加する方
法、および芳香族化合物とピロ硫酸ジアルキルを含む反
応液を同時に添加する方法が好ましい。
【0022】本発明において、ピロ硫酸ジアルキルを含
む反応物と芳香族化合物との接触は、回分式、半連続
式、連続式のいずれでも実施可能であり、常圧、加圧、
減圧のいずれでも実施可能である。
【0023】本発明におけるピロ硫酸ジアルキルを含む
反応物と芳香族化合物の反応温度は特に制限されない
が、通常、30〜130℃、好ましくは50〜100℃
の範囲から選ばれる。反応時間は、反応温度によって異
なるが、通常、0.5〜20時間、好ましくは、1〜1
0時間の範囲である。また、反応中攪拌することが好ま
しい。
【0024】反応によって副生する硫酸モノアルキル
は、式6の平衡反応により、蒸留によって硫酸ジアルキ
ルとして回収することができる。そうして、回収した硫
酸ジアルキルはリサイクルすることが可能である。
【0025】
【数1】
【0026】(但し、Rはアルキル基である) 本発明において、反応系から生成物を単離、精製する方
法は特に限定されず、蒸留、結晶化等の公知の方法を採
用することができる。
【0027】このようにして、硫酸ジアルキル、三酸化
硫黄、芳香族化合物から、芳香族スルホン酸の生成を抑
えて高い選択率で芳香族スルホン酸を製造することがで
きる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、芳香族スルホン酸の生
成を抑えて、高い選択率で、芳香族スルホンを得ること
ができる。具体的には、芳香族スルホンの選択率は、反
応に使用された芳香族化合物に対して90%以上の良好
なものとなる。従って、本発明は芳香族スルホンの製造
方法として、工業的に極めて有用である。
【0029】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に説明するため実
施例を掲げるが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
【0030】実施例1 攪拌機、温度計を備えた反応器に硫酸ジメチル252.
26gを仕込み、反応温度70〜75℃で液体の三酸化
硫黄(日曹金属化学(株)製、安定化三酸化硫黄)16
0.12g(三酸化硫黄に対する硫酸ジメチルのモル比
=1.0)を30分かけて滴下し、滴下終了後、同温度
で30分間攪拌してピロ硫酸ジメチルを調製した。
【0031】本反応液を、反応温度50〜55℃に保持
したクロロベンゼン225.12g中に30分かけて滴
下し、滴下終了後、同温度で5時間攪拌した。この反応
液を分析したところ、クロロベンゼンは97.0%転化
しており、クロロベンゼンスルホン酸が1.0%、ジク
ロロジフェニルスルホンが98.5%の選択率で生成し
ていた(表1)。
【0032】次に、上記反応液を実段数3段の蒸留塔を
用い、還流比0.5で140〜150℃に保持して真空
度20〜2mmHgで、留出物がほとんどでなくなるま
で回分式減圧蒸留を行い、硫酸ジメチルを232.08
g回収した(純度;99.0%、回収率;91.1
%)。
【0033】さらに、硫酸ジメチルを回収した後の残液
を水600mL中に激しく攪拌しながら注ぎ込み、析出
した結晶をろ取し、水洗液がpH5となるまで水洗した
あと、乾燥して秤量したところ、272.81gのジク
ロロジフェニルスルホン(用いたクロロベンゼンに対す
る単離後の収率;95.0%)を得た(表1)。
【0034】実施例2〜6 表1に示す量の硫酸ジメチルおよび三酸化硫黄を用いた
こと以外は実施例1と同様に操作した。その結果を表1
に示した。
【0035】実施例7 表1に示す芳香族化合物を用いたこと以外は実施例1と
同様に操作した。その結果を表1に示した。
【0036】実施例8 表1に示す硫酸ジアルキルを用いたこと以外は実施例1
と同様に操作した。その結果を表1に示した。
【0037】実施例9 4mmのガラス球を充填したガラス管(直径=40m
m、長さ=90mm)を立て、70℃に加熱して、三酸
化硫黄と硫酸ジメチルを同時に30分かけて同じ速度で
供給し、70℃に加熱した上記したものと同一の形状の
別のガラス球充填管に、流出したピロ硫酸ジアルキルの
溶液とクロロベンゼンを同時に30分かけて同じ速度で
供給し、流出した混合物をさらに70℃に加熱した上記
したものと同一の形状の第3のガラス球充填管に送って
5時間循環(ポンプ効率2L/時間)させて反応したこ
と以外は実施例1と同様に操作した。その結果を表1に
示した。
【0038】比較例1〜2 表1に示す量の硫酸ジメチルおよび三酸化硫黄を用いた
こと以外は実施例1と同様に操作した。その結果を表1
に示した。
【0039】比較例3 クロロベンゼンとの反応の前に、ピロ硫酸ジアルキルの
調製を行わずに三酸化硫黄、硫酸ジメチル、およびクロ
ロベンゼンを同時に供給したこと以外は実施例9と同様
に操作した。その結果を表1に示した。
【0040】比較例4 表1に示す量の硫酸ジメチルおよび三酸化硫黄を用いた
こと以外は比較例3と同様に操作した。その結果を表1
に示した。
【0041】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例および比較例において、
硫酸ジアルキルとして硫酸ジメチルを用い、芳香族化合
物としてクロロベンゼンを用い、回分式で反応させた、
実施例1〜6、および比較例1〜2について、三酸化硫
黄に対するジメチル硫酸のモル比とジクロロジフェニル
スルホンの選択率との関係を示したグラフである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−235856(JP,A) 特開 昭51−88938(JP,A) 特開 昭51−82237(JP,A) 特公 昭37−6820(JP,B1) 特公 昭37−11817(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 317/00 C07C 315/00 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三酸化硫黄と硫酸ジアルキルとを、該三酸
    化硫黄1モルに対して硫酸ジアルキルが0.75モル以
    上存在する状態で反応させてピロ硫酸ジアルキルを含む
    反応物を得、次いで、該反応物と芳香族化合物とを接触
    させることを特徴とする芳香族スルホンの製造方法。
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