JP3115501U - 保護カバー付水栓用フレキシブル継手管 - Google Patents
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Abstract
【課題】配管作業性が著しく向上し、尚且つ施工後の美観をもともと兼ね備え、配管内の流体の保温保冷効果はもちろんの事、ステンレスフレキシブルチューブ本管の保護を目的とする保護カバーの装着された水栓用フレキシブル継手を提供する。
【解決手段】給水給湯に使用されている水栓用フレキシブルチューブを細く柔軟性の向上した波形フレキシブルチューブ4に成形し、割れ(切れ目)の無い四層構造から成る保護カバー3を装着させ、波形フレキシブルチューブ4の端を軸方向へ平たく潰しパッキン面としたフレキツバ外径を専用接続ナット1に係り止めし、専用シート2をフレキツバ部裏側に装着することで製品強度が保持でき、施工性・美観とも著しく向上させる。
【選択図】図1
【解決手段】給水給湯に使用されている水栓用フレキシブルチューブを細く柔軟性の向上した波形フレキシブルチューブ4に成形し、割れ(切れ目)の無い四層構造から成る保護カバー3を装着させ、波形フレキシブルチューブ4の端を軸方向へ平たく潰しパッキン面としたフレキツバ外径を専用接続ナット1に係り止めし、専用シート2をフレキツバ部裏側に装着することで製品強度が保持でき、施工性・美観とも著しく向上させる。
【選択図】図1
Description
一般住宅用建物の配管において、給水・給湯に分かれている配管経路のもっともポピュラーな配管、水栓用フレキシブル継手管に関するものである。
一般住宅用建物の配管において、水栓用フレキシブル継手管が主に使用されているが、屋外・屋内配管とも保護カバーのついている方が良いと思われる配管が多い。
例えば、屋内配管の場合、トイレロータンク周り、キッチン、風呂・洗面化粧台周りなどのサニタリー配管などが挙げられる。
屋外配管の場合でも、散水栓、給湯器周り、また室外手洗い場やボイラー配管(寒冷地)、ソーラーシステムなどによる配管が挙げられる。これらの配管は、給水・給湯に分かれていて配管経路としても、もっともポピュラーな配管になっている。
しかし、このような配管の望まれる場所は、えてして狭い場所や狭い空間が多く、施工作業員が配管に保護カバーを装着・テーピング補修するような作業はとても難儀するため、至って簡略な施工方法(現在主流になっているステンレス製フレキシブルチューブが裸のまま配管される)か若しくは配管する前に、配管長さの計測・保護カバーの配管形状に合わせた切断や施工に伴う道具の用意など前準備に時間を取られるなどしているのが現状である。
また、狭い場所や狭い空間の作業条件下で、保護カバーの取り付け・テーピング補修は施工作業員の技術的な慣れ不慣れが左右する事が多く、一応配管としての仕上がりはするものの美観的に問題が残る。
昨今、屋外・屋内配管を問わず製品機能は損なわないまま美観を備えているもの、
若しくは配管周りの美観を損なわない製品ルックスを備えたものが要求されつつある。これらの事情を考慮して、今回の保護カバー付水栓用フレキシブルチューブは考案される。
特開平9−49599公報
若しくは配管周りの美観を損なわない製品ルックスを備えたものが要求されつつある。これらの事情を考慮して、今回の保護カバー付水栓用フレキシブルチューブは考案される。
配管作業性が著しく向上し、尚且つ施工後の美観をもともと兼ね備え、配管内の流体の保温保冷効果はもちろんの事、ステンレスフレキシブルチューブ本管の保護を目的とする保護カバーの装着された水栓用フレキシブル継手管を提供する事を目的とする。
この波形フレキシブルチューブは耐孔食性に優れたステンレス材を使用し、一般に給水給湯に使用されている水栓用フレキシブルチューブの径よりも細く成形され、柔軟性が向上し、しなやかに屈曲することができる。
保護カバーを装着しても、この保護カバー自体軸方向に伸縮性があり従来のものより柔らかいので内蔵した波形フレキシブルチューブ共々容易にかつ十分に曲げる事が可能で、配管姿は自由自在に展開でき、細やかな配管形状に特に向く。もちろん、壁に沿わせた配管も難なく可能になる。
この波形フレキシブルチューブならではの柔軟性で、従来では工具を用いないと簡易に曲げられなかった、例えば長さ100ミリ〜150ミリ程度の極端に短い長さ配管でも、臨機応変に容易に曲げる事ができ、従来通り配管における変位取りから施工配管形状の変更にもすぐにその場で対応できる柔軟さを持っている。
また、この保護カバーは軸方向への割れ(切れ目)が無い筒状になっていて施工配管後この保護ホースがフレキシブルチューブをすっぽり包み込む形になるのでズレヌケ落ちたりする心配もなく、何よりもテープによる補修作業が不要になる。
このように、この細い波形フレキシブルチューブに保護カバーが容易に装着されていれば、配管内を流れる流体の保温・保冷効果、管外温度と管内温度との差により生じる結露防止、薬品缶の側や又は屋外配管などでの特殊環境下で配管されているステンレスフレキシブルチューブ本管の保護、美化清掃時などによる洗剤等の直接の付着を防止できる。
又、美観的な問題は面倒だった保護カバーの装着及びテーピング補修や狭い作業空間条件などに左右される事がなくなり、保護カバーと専用ナットの外径が配管後ほぼ同径になるのでスッキリとして見え、施工完了後も保護カバーの伸縮を利用して専用ナットの首元まで保護カバーを伸ばしてくればキッチリとステンレスフレキシブルチューブ本管を保護する事ができる。
施工後、配管の見栄えも向上するし、施工に関わる前準備などが簡略化できるので施工性・美観ともに著しく向上する。
以下、実施の形態については図1〜図5をもって説明する。
図2、図3より保護カバー付水栓用フレキシブルチューブの波形フレキシブルチューブ4は優れた耐孔食性のあるステンレス材を使用し、一定のピッチを持ってフレキ山部となる凸部とフレキ谷部となる凹部が交互に連続して成形された波形形状になっていて、フレキ山部径・谷部径ともに従来より一般的に給水給湯に使用されている水栓用フレキシブルチューブに比べて細く成形されており、しなやかで屈曲も柔らかく、それにより配管形状も自在に設定できるものになっている。
図2、図4に図示する波形フレキシブルチューブ4を内蔵させる保護カバー3は四層構造からなる樹脂製のホースで、塩ビ系樹脂の内部ホース8の内径は波形フレキシブルチューブ4を無理なく内蔵させるだけの内径を持ち、これに沿って波形フレキシブルチューブ4が挿入される。
この塩ビ系樹脂の内部ホース8の外周部には剛性のある耐衝撃性の強いPP(ポリプロピレン)製の芯材5が一定の間隔をおいてらせん状に巻きつけられており、極端な屈曲においても塩ビ系樹脂の内部ホース8に挿入されている波形フレキシブルチューブ4の保護及び塩ビ系樹脂の内部ホース8の内径確保に役立っている。
このらせん状に巻きつけられているPP製の芯材5の外周部には、このPP製の芯材5に沿って保温・保冷効果の期待できる発泡ポリエチレン製のクッション材6が同じくらせん状に巻きつけられていて、この発泡ポリエチレン製のクッション材6を保護するために又、より一層の保温・保冷効果を上げるためにも耐候性・耐薬品性のよい塩ビ系樹脂の外装ホース7で最外径が被覆されており、この最外径が専用接続ナット1外径とほぼ同じである。
この保護ホース3の内部構造から、保護ホース3の中間層にあるPP製の芯材5とその外周部を覆う発泡ポリエチレン製のクッション材6が同軸上においてらせん状に重なり合わさっている事で、この保護カバー3自体のクッション製の向上及び軸方向への伸縮が容易になっている。
この保護カバー3の内部に挿入される図2、図3に図示する波形フレキシブルチューブ4には専用の接続ナット1が付属している。
この専用接続ナット1は施工時に波形フレキシブルチューブ4の端を軸方向へ平たく潰してパッキン面としたフレキツバ外径を専用接続ナット内部に係り止めし、相手方接続金具(不図示)と接続するためにある。
この時波形フレキシブルチューブ4には、フレキツバ部裏側(軸方向胴体側)に専用シート2を装着している。
専用シート2を装着したフレキツバ部裏側(軸方向胴体側)は専用接続ナットネジ部を侵害しない。
又、この専用接続ナット1首元の内径は波形フレキシブルチューブ4の外径を無理なく通過させるだけの径をもち、ナット内径に専用シート2共々フレキツバ部が係り止めされてから尚且つ軸方向にフレキ山部複数個を格納できるだけの袖を持っている。
この袖の外径は専用接続ナット1の対角よりも小さい。
又、施工時にフレキツバ面が専用接続ナット1内部の係り止め面に対して平行でなく不細工であっても専用シート2をフレキツバ部裏側に装着し、フレキツバ面からフレキ山複数個を専用接続ナット1に格納できるだけの袖を設けることでフレキ軸方向に対する強度は安定し、波形フレキシブルチューブ4がナット首元からの極端な屈曲にも対応でき、また相手方接続金具とのシート面の安定に一役買っている。
この時に使用されている専用シート2は薄肉円形状のもので専用接続ナット1の内径に無理なく納まる外径でなり、尚且つフレキツバ部裏側外径に沿うようにこの外径分だけくり抜かれたドーナツ形状である。
もちろん、従来通り止水用パッキンのみで、相手方接続時に相手方パッキン面と波形フレキシブルチューブ4の端を軸方向に平たく潰してパッキン面としたフレキツバ部とで挟圧し密着させて使用しても問題はないが、この保護カバー付フレキシブル継手管の製品強度を確実に確保するためには専用シート2をフレキツバ部裏側に装着使用する事が望ましい。
今回提案する保護カバー付フレキシブル継手管のフレキツバ部裏側に専用シート2が装着され、専用接続ナット1の内部のツバ係り止め部でフレキツバ部が安定すると軸方向に対し、引張り強度及び耐圧強度がより一層向上する。
又、フレキツバ部裏側(軸方向胴体側)に専用シート2を装着する事で微振動等を吸収緩和しフレキツバ部とナット内径の係り止め部の不安定さを解消している。
以上のような構成によって 保護カバー3を装着している波形フレキシブルチューブ4は施工上の必要な長さに合わせて適宜用意され、使用される。
1 専用接続ナット
2 専用シート
3 保護カバー
4 波形フレキシブルチューブ
5 PP(ポリプロピレン)製の芯材
6 発泡ポリエチレン製のクッション部
7 塩ビ系樹脂の外装ホース
8 塩ビ系樹脂の内部ホース
2 専用シート
3 保護カバー
4 波形フレキシブルチューブ
5 PP(ポリプロピレン)製の芯材
6 発泡ポリエチレン製のクッション部
7 塩ビ系樹脂の外装ホース
8 塩ビ系樹脂の内部ホース
Claims (4)
- 給水給湯に使用されている水栓用フレキシブルチューブを、細く柔軟性の向上した波形フレキシブルチューブに成形し保護カバーを装着させ、フレキシブルチューブ端を軸方向に平たく潰してフレキツバ部とし専用接続ナットに係り止めさせ、相手方接続金具と接続できる保護カバー付水栓用フレキシブル継手。
- 保護カバー自体にクッション性と伸縮性があり、尚且つ極端に屈曲した時も、良好に保護カバー内径が確保できる請求項1記載の保護カバー付水栓用フレキシブル継手。
- フレキ端を軸方向に平たく潰してフレキツバ部としナット内径に係り止めした際、フレキツバ面から軸方向へフレキ山を複数個格納するだけの袖をナット部軸方向に設ける事でフレキ軸方向に対する強度を安定させる専用接続ナットを使用した請求項1〜請求項2記載の保護カバー付水栓用フレキシブル継手。
- 請求項3記載のフレキツバ部の裏側(軸方向胴体側)に専用シートを装着させ微振動等を吸収緩和しフレキツバ部とナット内径の係り止め部の不安定さを解消し、製品強度を向上させている請求項1〜請求項3記載の保護カバー付水栓用フレキシブル継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004468U JP3115501U (ja) | 2005-06-15 | 2005-06-15 | 保護カバー付水栓用フレキシブル継手管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005004468U JP3115501U (ja) | 2005-06-15 | 2005-06-15 | 保護カバー付水栓用フレキシブル継手管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3115501U true JP3115501U (ja) | 2005-11-10 |
Family
ID=43277756
Family Applications (1)
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JP2005004468U Expired - Fee Related JP3115501U (ja) | 2005-06-15 | 2005-06-15 | 保護カバー付水栓用フレキシブル継手管 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3115501U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7947512B2 (en) | 2003-04-15 | 2011-05-24 | Universal Bio Research Co., Ltd. | Dispensing cylinder, large capacity dispensing device, and method of using large capacity dispensing device |
KR20150046331A (ko) | 2012-08-31 | 2015-04-29 | 유니바사루 바이오 리사치 가부시키가이샤 | 변형요소내장 분주팁, 변형요소내장 분주장치 및 변형요소내장 분주처리방법 |
US10677695B2 (en) | 2002-11-07 | 2020-06-09 | Lsi Medience Corporation | Magnetic material for collecting magnetic particles and utilization thereof |
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2005
- 2005-06-15 JP JP2005004468U patent/JP3115501U/ja not_active Expired - Fee Related
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