JP3115419U - 鍵の表示ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】鍵に取り付けられる鍵の付属品に、錠前の施錠もしくは開錠状態を記憶させるようにし、通常利用されている鍵に取り付けられるようにすることで汎用性のあるものとする。
【解決手段】本考案の鍵の表示ケースは、鍵穴に差し込み回動させる鍵の把持部を収納する筐体構造のケースであって、ケースの内側壁に設けられた凸部と、前記凸部と対向する内側壁に設けられて把持部の側面を付勢する弾性部材と、前記把持部が凸部の何れかの側にあるかを示す表示部材とを備える。そして、表示部材は、その基端部がケースに固定されるとともに、外側に向けて曲げ可能に設けられ、且つ、その先端部を肉厚に形成することにより、収納された鍵の把持部に先端部を当接させるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】本考案の鍵の表示ケースは、鍵穴に差し込み回動させる鍵の把持部を収納する筐体構造のケースであって、ケースの内側壁に設けられた凸部と、前記凸部と対向する内側壁に設けられて把持部の側面を付勢する弾性部材と、前記把持部が凸部の何れかの側にあるかを示す表示部材とを備える。そして、表示部材は、その基端部がケースに固定されるとともに、外側に向けて曲げ可能に設けられ、且つ、その先端部を肉厚に形成することにより、収納された鍵の把持部に先端部を当接させるようにした。
【選択図】図1
Description
本考案は、施錠もしくは開錠の状態が携帯している鍵とともに確認できるようにした鍵の付属品に関する。
ドアの施錠および開錠は、シリンダーに鍵(キー)を差し込み、錠前を回動操作することにより行われる。このような形態の錠前は、鍵をシリンダーに差し込んで所定の角度だけ回転させ、そのまま、あるいは元の位置まで逆方向に回転させてから鍵を引き抜くことにより施錠または解錠が行われるようになっている。このような施錠または解錠における鍵の回動操作は、錠前のデッドボルトを出し入れに連動する。そして、直接的なデッドボルトの出し入れに係る回動操作の場合には、デッドボルトの摩擦力に抗して、これを操作するため、このような鍵の回動操作には、若干の負荷が掛かる。この負荷を利用して、錠前の施錠状態若しくは開錠状態を鍵(キー)に記憶させるものとして、特開2005−61099号公報は、施錠状態表示機能付き鍵が開示されている。この施錠状態表示機能付き鍵は、鍵穴に差し込むための挿入部を有する鍵本体と、鍵本体の挿入部を鍵穴内に差し込んだ状態で回すために鍵本体に取り付けられた把持部とを備え、鍵本体を把持部に設けられた収容スペース内で所定の角度範囲だけ回動可能に構成したものである。しかし、この発明は、鍵そのものに、施錠もしくは開錠状態を記憶させるものであり、特別に専用の鍵を製造しなければならないものであり、汎用性に欠けていた。
特開2005−610099号公報
本出願人は、上記問題点に鑑み、鍵に取り付けられる鍵の付属品に、錠前の施錠もしくは開錠状態を記憶させるようにし、通常利用されている鍵に取り付けられるようにすることで汎用性を持たせることを課題とする。
本考案の鍵の表示ケースは、鍵穴に差し込まれた鍵を回動させるための把持部を収納する収納室が形成されたケース本体と、前記収納室の内側壁に設けられた凸部と、前記収納室において前記凸部と対向する内側壁に設けられて前記把持部の側面を前記凸部の方向に付勢する弾性部材と、前記把持部が前記凸部を挟んだ両側における何れかの側にあるかを示す表示部材とを備えたことを特徴とする鍵の表示ケース。そして、前記表示部材は、その一端部が前記ケース本体に連設され、他端部がケース本体の外側に向けて曲げ可能となっており、この他端部の一部に肉厚部が形成され、当該肉厚部が前記収納室に収納された鍵の把持部に当接することを特徴とする請求項1に記載の鍵の表示ケース。
また、本考案の鍵の表示ケースは、鍵穴に差し込まれた鍵を回動させるための把持部を収納する収納室が形成されたケース本体と、前記収納室の内側壁に設けられた凸部と、前記収納室において前記凸部と対向する内側壁に設けられて前記把持部の側面を前記凸部の方向に付勢する弾性部材と、前記把持部が前記凸部を挟んだ両側における何れかの側にあるかを示す表示窓とを備え、前記表示窓は、前記凸部が設けられた内側壁の一部を切り欠いて設けられていることを特徴とする。
また、本考案の鍵の表示ケースは、鍵穴に差し込まれた鍵を回動させるための把持部を収納する収納室が形成されたケース本体と、前記収納室の内側壁に設けられた凸部と、前記収納室において前記凸部と対向する内側壁に設けられて前記把持部の側面を前記凸部の方向に付勢する弾性部材と、前記把持部が前記凸部を挟んだ両側における何れかの側にあるかを示す表示窓とを備え、前記表示窓は、前記凸部が設けられた内側壁の一部を切り欠いて設けられていることを特徴とする。
表示ケース内の鍵の把持部は、錠前を施錠する際の負荷で、表示ケースの凸部を越える。これにより、鍵の把持部の左右何れかの側が表示ケースの上面に近寄るか、もしくは離れることになるので、この状態の違いを表示部材で表示させることができる。即ち、この状態の違いが錠前の施錠もしくは開錠の何れかの状態を示すので、表示ケースは錠前の施錠状態を記憶したものになる。
表示部材は、その先端部を鍵の把持部に当接させて外側に押し上げることにより、錠前の施錠もしくは開錠の何れかの状態を示すことができる。また、このような表示部材を設けなくても、表示ケースに表示窓を設けて、把持部の状態が視認できるようにすることもできる。
表示部材は、その先端部を鍵の把持部に当接させて外側に押し上げることにより、錠前の施錠もしくは開錠の何れかの状態を示すことができる。また、このような表示部材を設けなくても、表示ケースに表示窓を設けて、把持部の状態が視認できるようにすることもできる。
本考案の鍵1の表示ケース2について図面を基に詳述する。図1は鍵1に装着された本考案の表示ケース2を示した説明図であり、図2は図1のA−A線断面図を示したものである。図3は施錠状態の断面図である。図4及び図5は、錠前の施錠状態が表示されていることを示した斜視図である。
図1及び図2に示すように、本考案の鍵1の表示ケース2は、鍵1の把持部12の底面を覆う底面部材10と、把持部12の周囲を覆うように底面部材10に立設させた側壁部材20と、把持部12の上面を覆う上面部材30とで、鍵1の把持部12を収納する収納室を形成(ケース本体)している。そして、このケース本体の側壁部材20の内側面(内側壁)に沿って、鍵1の回動を制限するように内側に突出させて線状の凸部23が設けられており、且つ、対向する側壁部材20の内側面に板バネ24(弾性部材)が把持部12の側面を付勢するように設けられている。また、上面部材30および側壁部材20は相互に係合する係合爪を有し、表示ケース2が鍵1に対して係脱自在なものとなっている。
上面部材30は一部切り込まれ、その切り込まれた部分に表示部材31が設けられている。この表示部材31は、その基端部34が上面部材30に固定されている。そして、肉厚に形成された先端部(図中、肉厚部33)は、外側に向けて曲げ可能に設けられている。肉厚部33は、表示ケース2の左右方向に寄せて設けられ、これにより、鍵1の把持部12に、その先端部が当接した場合には、若干表示ケース2の外側に押し上げられるものとなっている。
図3及び図4は、表示ケース2の外側に表示部材31が押し上げられ、錠前の施錠状態が表示ケース2に記憶されていることを示したものである。この場合、表示部材31が盛り上がった状態は、錠前の施錠状態を表すとしたものであるが、表示ケース2を上下逆に装着した場合とか、鍵の種類によっては、開錠状態を表す。
本実施の形態において、鍵1は、シリンダーの鍵穴に鍵1の挿入部11を差し込み、例えば時計方向に所定の角度だけ回し、ついで元の位置まで反対方向に回した後に鍵穴から引き抜くことで施錠するようなものであればよい。そして、そのような構成の鍵1であれば、サイズ等を選択することで、どのようなものにでも、表示ケース2を装着することが出来る。また、ケース本体と上面部材30とは互いに係合させているので、表示ケース2は鍵1に対し着脱自在に構成されたものとなっている。
表示ケース2の内部で鍵1は、錠前を施錠することによって、その位置を変えるので、その作動を詳述する。今、図2に示した状態が開錠状態であるとし、これを施錠状態とするために、表示ケース2の右上を下方に、左下を上方に押して、表示ケース2ごと鍵1を回す操作(時計方向への回動操作)をしたとする。すると、鍵1は、鍵穴に差し込まれているので、デッドボルトを操作するための負荷が把持部12に掛かり、その操作に抗するようになるので、表示ケース2内では把持部12が凸部23の規制を超える図3に示した状態になる。即ち、把持部12右側が、表示ケース2の凸部23を越えて、表示ケース2の上面部材30に近寄ることになる。
一方、鍵1を鍵穴から引き抜く際に、鍵を反対方向に回すが、鍵1には負荷が掛からないので、把持部12が凸部23の規制を超えることはない。従って、図3の状態で把持部12が表示部材31を押し上げたまま維持されることになる。
尚、板バネ24は、把持部12が凸部23の規制を超える際に、スムーズにその移動ができるように設けられているものであり、弾性力で把持部12を付勢できるものであれば、板バネに限定されるものではない。
尚、板バネ24は、把持部12が凸部23の規制を超える際に、スムーズにその移動ができるように設けられているものであり、弾性力で把持部12を付勢できるものであれば、板バネに限定されるものではない。
図5は、凸部23が設けられた側壁部材20の上方に、把持部12が凸部23の何れかの側にあるかが視認できるように表示窓32を設けたものである。この実施の形態では、表示部材31に替えて表示窓32を設けた構成であり、その他の構成は同一であるので、その説明を省略する。
以上、説明したように、本考案の表示ケース2は、通常使用される鍵1に取り付けられ、表示ケース2の表示部材31もしくは表示窓32を見れば、いつでも施錠状態もしくは開錠状態が解るものである。
以上、説明したように、本考案の表示ケース2は、通常使用される鍵1に取り付けられ、表示ケース2の表示部材31もしくは表示窓32を見れば、いつでも施錠状態もしくは開錠状態が解るものである。
1 鍵
2 表示ケース
10 底面部材
12 把持部
20 側壁部材
23 凸部
24 板バネ
30 上面部材
31 表示部材
32 表示窓
33 肉厚部
2 表示ケース
10 底面部材
12 把持部
20 側壁部材
23 凸部
24 板バネ
30 上面部材
31 表示部材
32 表示窓
33 肉厚部
Claims (3)
- 鍵穴に差し込まれた鍵を回動させるための把持部を収納する収納室が形成されたケース本体と、
前記収納室の内側壁に設けられた凸部と、
前記収納室において前記凸部と対向する内側壁に設けられて前記把持部の側面を前記凸部の方向に付勢する弾性部材と、
前記把持部が前記凸部を挟んだ両側における何れかの側にあるかを示す表示部材とを備えたことを特徴とする鍵の表示ケース。 - 前記表示部材は、その一端部が前記ケース本体に連設され、他端部がケース本体の外側に向けて曲げ可能となっており、この他端部の一部に肉厚部が形成され、当該肉厚部が前記収納室に収納された鍵の把持部に当接することを特徴とする請求項1に記載の鍵の表示ケース。
- 鍵穴に差し込まれた鍵を回動させるための把持部を収納する収納室が形成されたケース本体と、
前記収納室の内側壁に設けられた凸部と、
前記収納室において前記凸部と対向する内側壁に設けられて前記把持部の側面を前記凸部の方向に付勢する弾性部材と、
前記把持部が前記凸部を挟んだ両側における何れかの側にあるかを示す表示窓とを備え、
前記表示窓は、前記凸部が設けられた内側壁の一部を切り欠いて設けられていることを特徴とする鍵の表示ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005006268U JP3115419U (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 鍵の表示ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005006268U JP3115419U (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 鍵の表示ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3115419U true JP3115419U (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=43277680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005006268U Expired - Fee Related JP3115419U (ja) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | 鍵の表示ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3115419U (ja) |
-
2005
- 2005-08-03 JP JP2005006268U patent/JP3115419U/ja not_active Expired - Fee Related
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