JP3115165B2 - リチウム二次電池 - Google Patents

リチウム二次電池

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JP3115165B2 JP05226401A JP22640193A JP3115165B2 JP 3115165 B2 JP3115165 B2 JP 3115165B2 JP 05226401 A JP05226401 A JP 05226401A JP 22640193 A JP22640193 A JP 22640193A JP 3115165 B2 JP3115165 B2 JP 3115165B2
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裕史 上町
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  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電解還元により硫黄ー
硫黄結合が開裂し、硫黄ー金属イオン(プロトンを含
む)結合を生成し、電解酸化により硫黄ー金属イオン結
合が元の硫黄ー硫黄結合を再生する有機ジスルフィド化
合物とポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピロール等
のπ電子共役導電性高分子を正極活物質とし、リチウム
塩を溶解した有機溶媒よりなる有機電解質を用いるリチ
ウム二次電池の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】金属リチウムあるいはリチウム合金を負
極とする高エネルギー密度リチウム二次電池の正極材料
として、米国特許第4,833,048号にジスルフィ
ド化合物が提案されている。この化合物は、最も簡単に
はR−S−S−Rと表される(Rは脂肪族あるいは芳香
族の有機基、Sは硫黄)。S−S結合は電解還元により
開裂し、電解浴中のカチオン(M+)とR−S・M+
表される塩を生成する。この塩は、電解酸化により元の
R−S−S−Rに戻る。カチオン(M+)を供給、捕捉
する金属Mとジスルフィド化合物を組み合わせた金属ー
イオウ二次電池が前述の米国特許に提案されている。1
50Wh/kg以上と、通常の二次電池に匹敵あるいは
それ以上のエネルギー密度が期待できる。
【0003】本発明らは、ジスルフィド化合物の高エネ
ルギー密度を有し、室温においても大電流電解(充放
電)が可能な可逆性に優れた電極としてジスルフィド化
合物とπ電子共役導電性高分子とを複合化した可逆性複
合電極を提案している。ジスルフィド化合物(以下、S
S化合物と呼ぶ)と複合化したπ電子共役導電性高分子
(以下、導電性高分子と呼ぶ)はSS化合物の電解酸化
・還元に際して電極触媒として作用し、1V以上であっ
たSS化合物単独の場合の酸化反応と還元反応の電位差
を0.1Vあるいはそれ以下に小さくし、電極反応を促
進し、室温においても大電流の電解(充放電)を可能と
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、SS化
合物と導電性高分子との複合体を正極とし、金属リチウ
ムを負極とするリチウム二次電池を、4Vを越える電圧
まで充電を行った際、放電容量が徐々に低下してくる問
題が出てきた。この原因について本発明者らが鋭意検討
したところ、電池が4Vを越えて充電された際、SS化
合物と導電性高分子とが複合化した正極が過度の酸化を
受け、導電性高分子の存在下で活性化したSS化合物の
-基は、SO3 基等に変性し、次に還元しても元のS-
基に可逆的に戻らず電池活物質として作用しなくなり、
さらに、SO3 等に変性したSS化合物はそのまま導電
性高分子中に複合化した状態で残り、導電性高分子自体
も電極反応不活性となることが原因であることが分かっ
た。すなわち、4Vを越える過度の充放電を繰り返し行
うと放電容量が徐々に低下する原因は、SS化合物と導
電性高分子の複合体を正極として用いていることにあ
り、過度な充電による劣化は、SS化合物と導電性高分
子との複合体を正極とする電池に特有のものである。
【0005】本発明は、このような問題を解決し、過度
の充電を繰り返しても放電容量劣化の少ないSS化合物
と導電性高分子よりなる複合体を正極するリチウム二次
電池を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、SS化合物と導電性高分子よりなる複合
体正極と組み合わせて用いる有機電解質として、エチレ
ンカーボネート(以下、ECと呼ぶ)とジエチルカーボ
ネート(以下、DECと呼ぶ)混合比が体積比で1
00:1から10:90である混合溶媒(EC−DE
C)にリチウム塩を溶解したものからなる特定の電解質
を用いる。
【0007】
【作用】黒鉛電極上に導電性高分子の一つであるポリア
ニリン(以下、PAnと呼ぶ)の電解重合膜を被覆した
電極を用いて、0.1MのLiBF4と、SS化合物の
一つである2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジ
アゾール(以下、DMcTと呼ぶ)(化1)を5mM溶
解したEC−DEC(EC:DEC=2:1容積比)混
合溶媒中で測定したところ、金属リチウムに対して4V
を越える電位範囲で電圧掃引を繰り返し行っても、PA
nとDMcTの複合体の酸化還元反応に相当する電解電
流は初期の5サイクル程度までを除くと殆ど減少するこ
となく、複合体は安定に可逆的に酸化還元を行う。
【0008】
【化1】
【0009】一方、PAn電解重合膜を被覆した同様な
黒鉛電極を用いて、0.1MのLiBF4と5mMのD
McTを溶解したECとプロピレンカーボネート(以
下、PCと呼ぶ)との混合溶媒(EC:PC=2:1容
積比)中で測定したところ、電圧掃引を繰り返すと電解
電流は急速に減少し安定で可逆的な酸化還元が行われな
い。その他のリチウム電池に用いられる非プロトン性溶
媒についても同様の試験を行ったが、EC−PC混合溶
媒系と同様の結果で、電解電流の急速な減少が見られ
る。何故、EC−DEC系が安定な酸化還元特性を与え
るのか推察の域を出ないが、恐らく、EC−DEC混合
溶媒中では、過度に酸化された際生成するであろう導電
性高分子のラジカルによるSS化合物あるいは溶媒分子
の変性が起こり難く、複合体が安定に存在できるものと
本発明者らは考えている。
【0010】本発明のリチウム二次電池に用いられるジ
スルフィド化合物としては、上記のDMcTの他に、エ
タンジチオール、チオシアヌル酸、ジチオウラシル、
4,5−ジアミノ−2,6−ジメルカプトピリミジン、
7−メチル−2,6,8−トリメルカプトプリン、チオ
尿素等の1分子中に2個以上のチオール基(SH)ある
いはチオレート基(S)を有する化合物、あるいはこ
れらを予め重合したポリジスルフィド化合物であれば制
限なく用いることができる。
【0011】本発明のπ電子共役導電性高分子として
は、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピロール、ポ
リアセン等、アニオンあるいはカチオンのドーピングあ
るいは脱ドーピングを伴う酸化還元反応を行うものであ
れば制限なく用いることができる。予めアニオンあるい
はカチオンがドーピングしている状態のものを用いても
よいし、脱ドーピングしている状態のものを用いてもよ
い。電解重合法により合成したもの、あるいは化学重合
法により合成したもの、何れも制限なく用いることがで
きる。
【0012】EC−DEC混合溶媒におけるECとDE
Cの混合比は、体積比で100:1から10:90の間
が好ましい。EC−DEC混合溶媒に溶解するリチウム
塩としては、LiClO4、LiBF4、LiPF6、L
iAsF6、LiCF3SO3等の強酸のリチウム塩が用
いられる。リチウム塩の濃度としては0.1Mから2M
程度が高い伝導度が得られるので好ましい。
【0013】電解質としては、リチウム塩を溶解したE
C−DECよりなる有機電解液の他に、この有機電解液
を高分子材料でゲル化した固形状の電解質を用いること
ができる。ゲル化に用いる高分子材料としては、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、ポリアクリル
酸、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル等のビニルモノマー
の単独あるいは共重合体や、ポリエチレンオキシド、ポ
リプリピレンオキシド等のポリアルキレンオキシドを含
む直鎖状、ブロック共重合体、架橋重合体等を用いるこ
とができる。特に、アクリロニトリルとアクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチルまたはアクリル酸ブチルとの共重
合体は、EC−DEC混合溶媒の保持量が多く、0℃か
ら60℃までの広い温度範囲に渡ってゲル状態を保持す
るとともに、10ー3S/cmを越える高い伝導度を与え
るので好ましい。
【0014】また、ゲル状の電解質に十分な機械強度を
与える目的で、アルミナ粉末、シリカ粉末等の無機の充
填剤を混合してもよいし、また、ゲル状電解質をポリプ
ロピレン微多孔膜やガラス繊維強化高密度紙等の電池の
セパレータとして通常用いられている材料を支持体とし
て、これに含浸したものも用いることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。 [実施例1]DMcT5gを、二塩基酸であるDMcT
を中和するのに必要な当量の水酸化リチウムを溶解した
アセトンー水(1:1容積比)混合溶媒100mlに加
え中和溶解する。次に、同様のエタノールー水混合溶媒
100ml中に、DMcTを酸化するのに必要な当量の
ヨウ素と、ヨウ素と同一モル数のヨウ化リチウムを溶解
し酸化剤溶液を調製する。先に調製したDMcT溶液を
スターラーで攪拌しながら、酸化剤溶液を2時間に渡り
滴下し、生成した固形物を分離、洗浄、乾燥して淡黄色
のDMcTポリマー粉末を得る。このDMcTポリマー
粉末を用いて図1に構造を示したコイン形電池Aを組み
立てる。図1において、1は正極で、DMcTポリマー
粉末1重量部、酸を含まない脱ドープ状態の化学重合ポ
リアニリン粉末(25℃における電気抵抗=10ー8S/
cm、平均粒径=4μm)1重量部、アセチレンブラッ
ク0.25重量部およびフッ素樹脂粉末(ダイキン工業
製、ポリフロン、F−104)0.5重量部を乳鉢で混
練した後、厚さ0.25mmのチタン板よりなる直径2
3mm、高さ2mmのコイン型電池ケース2内で直径1
6.5mm、厚さ1.0mmの円板に加圧成形したの
ち、80℃で17時間真空乾燥して得たものである。3
は、直径18mmのポリプロピレン微多孔膜(ダイセル
化学製、セルガード3401)よりなるセパレータであ
る。4は、ステンレス鋼製封口板5の内面にはりつけた
厚さ180μm、直径17.5mmの金属リチウム負極
である。6は、セパレータ3を介し、負極および正極に
接触し、さらに正極の内部にまで浸透している電解液で
ある。電解液は、エチレンカーボネート(EC)とジエ
チルカーボネート(DEC)とを容積比で1:1に混合
して得た混合溶媒に、四フッ化ホウ酸リチウム(LiB
4)を濃度が1.2Mとなるように溶解したものであ
る。7はガスケットを示す。
【0016】[比較例1]ECとプロピレンカーボネー
ト(PC)とを容積比で1:1の割合で混合し、これに
LiBF4を1.2M溶解した溶液を用いた以外は実施
例1と同様の構成の電池Bを組み立てる。
【0017】電池Aおよび電池Bを、20℃において、
0.5mAの一定電流値で4.30あるいは3.60V
まで充電し、次に、同じ電流値で2.5Vまで放電する
充放電サイクル試験を行った。この際得られた各サイク
ル毎の放電容量を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】表1に示した結果から明らかなように、充
電電圧が3.60Vの試験では、電池Aおよび電池B共
に、50サイクル後も初期容量の80%以上を与える
が、充電電圧が4.30Vの試験では、本発明に従いE
C−DEC混合溶媒を電解液として用いた電池Aは、5
0サイクル後においても初期放電容量の80%以上を与
えるが、EC−PC混合溶媒を電解液とした比較例の電
池Bは、初期放電容量の56%を与えるのみである。
【0020】[実施例2]LiBF42.33g、エチ
レンカーボネート(EC)7.86gおよびジエチルカ
ーボネート(DEC)12.11gを混合し、80℃に
加熱して均一溶液を得る。この溶液に、分子量5万のア
クリロニトリルとアクリル酸メチルのモル比85:15
の共重合体粉末3gを混合し、密封した100mlの三
角フラスコ中で150℃に加熱し、共重合体粉末を完全
に溶解し、粘ちょうな透明の液体を得る。この液体にア
セトニトリルを30g添加し電解質溶液Cを得る。電解
質溶液C10gを直径90mmのガラスシャーレに流延
し、60℃で真空乾燥して厚さ約40μmのゲル電解質
膜Cを得る。
【0021】次に、4,5−ジアミノ−2,6−ジメル
カプトピリミジン(以下、DDPyと呼ぶ)(化2)モ
ノマーとDMcTモノマーとを1:5のモル比で実施例
1と同様の方法で酸化し共重合することで得たDDPy
−DMcT共重合粉末1.5gと、四フッ化ホウ酸(H
BF4)酸性中で過硫酸アンモニウムを用いてアニリン
を化学重合することで得たHBF4をドープしたポリア
ニリン粉末1.0gとを乳鉢で混合し、この混合粉末
と、電解質溶液C10gとを混合して電極スラリーを得
る。電極スラリーを直径が90mmのガラスシャーレに
流延し、60℃の乾燥アルゴン気流中で1時間乾燥し、
さらに60℃で1時間真空乾燥することで、厚さ約16
0μmの可撓性のあるシート状の正極Cを得る。
【0022】
【化2】
【0023】正極C、ゲル電解質膜C、および厚さ80
μmのLi−Al(Al:8モル%)合金箔を、それぞ
れ40×15mmの大きさに裁断し、正極、ゲル電解質
膜、合金箔の順に重ね合わせたのち、上下をチタン板に
より挟み電池Cを作製する。
【0024】[比較例2]DECの代わりにスルホラン
(以下、SLと呼ぶ)11.5gを用いた以外は同様に
して電解質溶液Dを得る。電解質溶液D10gを直径9
0mmのガラスシャーレに流延し、60℃で真空乾燥し
て厚さ約400μmのゲル電解質膜Dを得る。電解質溶
液に電解質溶液Dを用いたこと以外は実施例2と同様に
してシート状の正極Dを得る。正極D、ゲル電解質膜
D、および厚さ80μmのLi−Al(Al:8モル
%)合金箔を、それぞれ40×15mmの大きさに裁断
し、正極、ゲル電解質膜、合金箔の順に重ね合わせたの
ち、上下をチタン板により挟み電池Dを作製する。
【0025】電池Cおよび電池Dを、20℃において、
1.6mAの一定電流値で4.30あるいは3.60V
まで充電し、次に、同じ電流値で2.5Vまで放電する
充放電サイクル試験を行った。この際得られた各サイク
ル毎の放電容量を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】表2に示した結果から明らかなように、充
電電圧が3.60Vの試験では、電池Cおよび電池D共
に、50サイクル後も初期容量の80%以上を与える。
しかし、充電電圧が4.30Vの試験では、本発明に従
いEC−DEC混合溶媒を電解液として用いた電池C
は、50サイクル後においても初期放電容量の80%以
上を与えるが、EC−SL混合溶媒を電解液とした比較
例の電池Dでは、初期放電容量の48%を与えるのみで
ある。
【0028】
【発明の効果】以上のように、ジスルフィド化合物とπ
電子共役導電性高分子を正極活物質とするリチウム二次
電池において、本発明に従い、電解質としてリチウム塩
を溶解したエチレンカーボネートとジエチルカーボネー
トよりなる有機電解質を用いることにより、過充電を行
っても容量劣化の少ない電池とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のコイン形電池の構成を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 正極 2 電池ケース 3 セパレータ 4 負極 5 封口板 6 電解液 7 ガスケット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−308660(JP,A) 特開 平4−162370(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 10/40 H01M 4/02 - 4/04 H01M 4/60 - 4/62

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リチウムを活物質とする負極、有機ジス
    ルフィド化合物とπ電子共役導電性高分子を活物質とす
    る正極、およびエチレンカーボネートとジエチルカーボ
    ネート混合比が体積比で100:1から10:90
    である混合溶媒にリチウム塩を溶解した有機電解質を有
    することを特徴とするリチウム二次電池。
  2. 【請求項2】 リチウムを活物質とする負極、有機ジス
    ルフィド化合物とπ電子共役導電性高分子を活物質とす
    る正極、およびエチレンカーボネートとジエチルカーボ
    ネート混合比が体積比で100:1から10:90
    である混合溶媒にリチウム塩を溶解したものを有機高分
    子によりゲル化した有機電解質を有することを特徴とす
    るリチウム二次電池。
  3. 【請求項3】 有機高分子が、アクリロニトリルとアク
    リル酸メチル、アクリル酸エチルまたはアクリル酸ブチ
    ルとの共重合体である請求項2記載のリチウム二次電
    池。
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