JP3115144B2 - 集中保守局のアラーム収集装置 - Google Patents

集中保守局のアラーム収集装置

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JP3115144B2
JP3115144B2 JP05041551A JP4155193A JP3115144B2 JP 3115144 B2 JP3115144 B2 JP 3115144B2 JP 05041551 A JP05041551 A JP 05041551A JP 4155193 A JP4155193 A JP 4155193A JP 3115144 B2 JP3115144 B2 JP 3115144B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換機の集中保守局のア
ラーム収集装置に係り、さらに詳しくは、交換機の高度
化、移動電話等への機能拡張に柔軟に対応することを可
能にする集中保守局のアラーム収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図37は、従来のアラーム・システム方
式のシステム構成図である。このシステム構成は、海外
向け局用交換機FETEX−150におけるアラーム・
システムの構成図である。
【0003】従来のFETEX−150システムは、全
体として、複数のローカル局910やリモート・ライン
・コンセントレータRLC930と、複数のローカル局
のアラームを監視する集中保守局(従来CMOC:ce
ntral maintenance operati
on center)940からなり、その間を中継局
のトール・スイッチTS950が結んでいる。RLC9
30は、ローカル局のサテライトとなるリモート交換機
で、SLC931(subscriber line
circuit)やRLC932(remote li
ne concentrator)からなる。
【0004】ローカル局910には、SLC911、集
線装置LC912(line concentrato
r)、ネットワークNW913(network)があ
り、順に接続されている。また、NW913にはプロセ
サと呼処理装置MPR/CPR914(main pr
ocessor/call processor)が接
続され、また、MPR/CPR914にはディスプレイ
とコマンドを入力する専用キーからなるVDU915
(visual display unit)が接続さ
れている。NW913は、ローカル局のアラームを収集
するSTCNS916(system test co
nsole)とネットワーク・インタフェースであるC
SEI919(common channel sig
nalling equipment)およびCN92
0(console interface)を介してつ
ながっている。そして、RLC930は、SLC931
がRLC932とつながりっており、RLC932がロ
ーカル局910のネットワークNW913に収容され
る。
【0005】一方、CMOC940は、スイッチ・ユニ
ットであるDLI941(digital link
interface)、ローカル局910のアラームを
収集し表示するコンソールであるMSTCNS942
(master systemtest consol
e)、DLI941に対しパス設定等の制御を行なうと
ともにCMOC940内のアラームを収集し表示するコ
ンソールであるSSCNS943(system su
pervisory console)、プロセサMP
R944、ディスプレイと専用キーからなるVDU94
5等からなる。DLI941にはスイッチ・ユニットの
コントローラCNT954(controller)が
ある。SSCNS943には、ALIND946と、管
理下のローカル局910やアラーム状態表示を地図上で
行なうALDE947(alarm display
equipment)が接続されている。それらの表示
はSSCNS943が制御する。
【0006】ローカル局910とCMOC940間は中
継局であるTS950を介してつながっており、アラー
ム収集に関するリンクを介してアラーム情報が伝送され
る。まず、ローカル局910のSTCNS916は、C
SEI(common channel signal
ling equipment interface)
とディジタル・インタフェースDT(digital
terminal)を介してCMOC940内のMST
CNS942とデータ通信する。すなわち、STCNS
916─CSEI919−1─NW913─DT921
−1─DT951−1─TS950─DT951−2─
DT948−1─DLI941─CSEI949−1─
MSTCNS942のアラーム・リンク960である。
また、ローカル局910のMPR914はCMOC94
0のMPR944と共通線信号方式no.7でリンクさ
れている。すなわち、MPR/CPR914─CSE9
22(common channel signall
ing equipment)─CSEI919−2─
NW913─DT921−2─DT951−3─DT9
51−4─DT948−2─DLI941─CSEI9
49−2─CSE953─MPR944というno.7
リンク965である。
【0007】ローカル局910内で検出された内部検出
アラーム(ハードウエアによるアラーム検出)は、NW
913を介してMPR/CPR914へ伝達され、VD
U915にアラーム・メッセージを表示し、同時にそれ
をSTCNS916上にも表示する。そして、該アラー
ム・メッセージはSTCNS916からアラーム・リン
ク960を介してMSTCNS942に送られ、MST
CNS942上のディスプレイに表示される。
【0008】また、ローカル局910のSTCNS91
6には直接アラームを受け取る入力端子も存在する。S
TCNS916が直接受け取ったアラームも、STCN
S916上にメッセージ表示したうえ、アラーム・リン
ク960を介してMSTCNS942に送られ、表示さ
れる。
【0009】さらに、アラームにはソフトウエアが検出
するものもある。すなわち、ソフトウエア上の異常はM
PR/CPR914が認識し、該アラームのメッセージ
をVDU915に出す。ソフトウエア・アラームはシス
テム状態(システム・ステータス)とともにSTCNS
916上に表示されるとともにアラーム・リンク960
を介してMSTCNS942に送られる。システム・ス
テータスとしては、例えば、二重化された装置のアクト
/スタンバイ状態やルート状態、ビジー状態、呼の規制
状態、CCの専有率、CCオーバロード等がある。MP
R/CPR914は、VDU915に表示したソフトウ
エア・アラーム・メッセージをno.7リンク965を
介してCMOC940側のMPR944に送る。これに
よって、該アラーム・メッセージはCMOC940側の
VDU945にも表示される。また、VDU915の専
用キーからコマンド入力した場合にはno.7リンク9
65を介して該コマンドがCMOC940側のVDU9
45に送られる。
【0010】以上のように、ローカル局910とCMO
C940間のリンクにはアラーム・リンク960とn
o.7リンク965の2通りがあり、従来方式では、ア
ラーム・リンク960ではアラーム情報とステータス情
報の詳細を送り、no.7リンク965ではメッセージ
を送っていた。
【0011】しかしながら、以上に説明した交換機シス
テム(FETEX−150)は、ハードウエアやソフト
ウエアの技術進歩に伴って拡張されていく。これに伴っ
て、アラーム収集の面でも問題が出てきた。
【0012】ローカル局側の問題点は次のようなもので
あった。 アラームポイント数の増加への対応が従来システムで
は不可能・・・・システムの高度化に伴って監視の必要なア
ラーム・ポイント数が増加するが、従来システムにおけ
るSTCNSのハードウエア、ファームウエアでは対応
できるポイント数に限界があった。
【0013】アラームポイントの新規追加や変更の柔
軟性がない・・・・システムの稼働後においても顧客からの
システム・エンハンスが行なわれる。例えば、それまで
あった装置A、Bがシステム・エンハンスによって異な
る装置α、β、γに変わっていく。このため、システム
稼働後であってもアラーム・ポイントの新規追加や変更
が容易に行なえることが望ましいが、STCNSでは柔
軟性に欠ける。
【0014】マンマシン・インタフェースが十分では
ない・・・・従来では、アラーム等の表示をSTCNS上の
ディスプレイで行なっており、コンソールのハードウエ
アやファームウエアが表示処理を行なっていた。このた
め、マンマシン・インタフェースの面で柔軟性が乏しか
った。
【0015】以上のような問題から、ローカル局内のア
ラーム収集システムの改善を行なった。図38は、エン
ハンスしたローカル局のシステム構成図である。まず、
ローカル局内のSTCNS916をアラーム・シェルフ
ALMSH−B1016に置き換える。ALMSH−B
1016は、STCNS916と同様にローカル局内の
アラームを収集する装置であるが、その形態が異なる。
すなわち、ALMSH−B1016は、棚型であり、プ
リント基板を何枚も挿入できるようになっている。この
ような形態にすることによって、アラーム・ポイント数
の増加、追加に対してプリント基板枚数を増やしていく
ことで対応できる。この結果、STCNS916ではア
ラーム・ポイントが64ポイント程度であったものが、
ALMSH−B1016にすることにより1000ポイ
ント以上にすることが可能になった。また、ALMSH
−B1016は、CSEI919、NW913、DT9
21、TS950を介してCMOC940との間のアラ
ーム・リンク60を構築する。また、ALMSH−B1
016にはアラームを表示するインジケータ・パネルA
LIPU1018(alarm indicator
pannel unit)が接続されている。
【0016】一方、呼制御やソフトウエア・アラームの
認識等を行なうMPR914には従来、アラーム・メッ
セージの表示やコマンド入力を行なうVDU915が接
続されていたが、これをワークステーションSCWS1
015(system control workst
ation)に置き換える。ワークステーションにする
ことにより、入出力のマンマシン・インタフェースが向
上する。
【0017】MPR914はパケット・リンク・コント
ローラPLC1017を介してALMSH−B1016
と接続されている。PLC1017はLAPBの通信手
順でALMSH−B1016と通信する。また、MPR
914はCSE922を介してno.7リンク1065
を構成する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、ローカ
ル局側の改善は提案されているが、集中保守局CMOC
側にはいくつかの問題が生じている。すなわち、 従来のMSTCNS942およびSSCNS943の
コンソールでは、アラーム収集を行なうローカル局数の
増加に柔軟に対応できない。特に、今日急速に用途が増
した自動車電話や携帯電話等の移動電話は、所定の地域
を細かく分割し、分割された地域の多数に無線基地局を
設置し、移動電話の位置の確認や移動電話との通話の中
継処理を行っている。このような無線基地局でも中継器
の温度異常や、各装置の接点の確認、火災発生、漏水等
の異常が発生する場合があり、この無線基地局について
もローカル局の一つとしてアラームシステムに組み入れ
て保守管理する必要がある。
【0019】従来システムでは、MSTCNS942
およびSSCNS943のコンソールに付属したディス
プレイと専用入力キーによってシステムとのマンマシン
・インタフェースをとっていたが、柔軟性に欠け、十分
ではない。
【0020】エンハンスしたローカル局1010(以
下、エンハンス局)と、従来のローカル局910(以
下、従来局)は混在することになるが、従来の集中保守
局CMOCでは両者から同様にアラーム収集することが
できない。
【0021】本発明は、集中保守局の管理下におく無線
基地局等のローカル局数の増加に対し柔軟に対応でき、
また、エンハンス局と従来局の両ローカル局のアラーム
収集を同様に行なえ、また、十分なマンマシン・インタ
フェースを提供可能な集中保守局の実現を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の基本構成図を図
1に示す。ローカル局(1、2、)で発生するアラーム
を中継局であるトール・スイッチ3を介して収集し、ま
た無線基地局(9)で発生するアラームをアラーム・リ
ンク11を介して収集する集中保守局4を前提とする。
ローカル局には、アラーム・ポイント数の変更や拡張、
マンマシン・インタフェースについてエンハンスを行な
ったローカル局であるエンハンス・ローカル局1と、そ
れらのエンハンスを行なっていない従来ローカル局2が
ある。
【0023】まず、集中保守局4内にアラーム収集シェ
ルフ(7)を有する。アラーム収集シェルフ(7)は、
エンハンス・ローカル局(1)および従来ローカル局
(2)のアラーム情報を収集する。アラーム収集シェル
フ(7)は、多数のプリント基板を差して使用するシェ
ルフ構造になっていて、ローカル局(1、2)との通信
インタフェース・カード7aをこのシェルフに差し込ん
で増やしていくことにより、多数のローカル局を収容
し、収容するローカル局の増加に柔軟に対応することが
できる。
【0024】各ローカル局(1、2)はアラーム収集シ
ェルフ(7)と、トール・スイッチ(3)を介して、ア
ラーム・リンク(5、6)で通信する。エンハンス・ロ
ーカル局(1)とアラーム収集シェルフ(7)の間のア
ラーム・リンク(5−1)では、種々のアラームについ
てエンハンス・ローカル局(1)内で編集済みの情報が
伝送され、no.7リンク(6−1)では、アラームや
ステータスの詳細情報が伝送される。一方、従来ローカ
ル局(2)とアラーム収集シェルフ(7)間のアラーム
・リンク(5−2)では、従来ローカル局(2)内でハ
ードウエアが検出したアラームが、no.7リンク(6
−2)では、従来ローカル局(2)内でソフトウエアが
検出したアラームやコマンドが伝送される。すなわち、
両リンク(6、7)で伝送される情報の形式は異なる。
【0025】この形式を統一するため、アラーム収集シ
ェルフ7は、従来ローカル局2からアラーム・リンク
(5)およびno.7リンク(6)を通って送られてく
る情報をエンハンス・ローカル局(1)から送られてく
る情報の形式に変換する。これによって、集中保守局4
はエンハンス・ローカル局(1)と従来ローカル局
(2)を混在して管理下に置くことが可能になる。
【0026】一方、集中保守局(4)には無線基地局
(9)のアラームを収集するアラーム収集シェルフ
(7)も配置され、アラーム・リンク(11)を介して
無線基地局(9)からアラーム情報を入手し、このアラ
ーム収集シェルフ(7)も多数のプリント基板を差して
使用するシェルフ構造になっており、無線基地局(9)
との通信インタフェース・カード7bをこのシェルフに
差し込んで増やしていくことにより、多数の無線基地局
(9)を収容し、収容する無線基地局の増加に柔軟に対
応することができる。
【0027】また、集中保守局(4)内にMPU/ワー
クステーション(8)を有する。MPU/ワークステー
ション(8)は、前記アラーム収集シェルフ(7)の初
期設定や収集したアラーム情報の編集・表示を柔軟なマ
ンマシン・インタフェースを介して実行する。
【0028】
【作用】集中保守局4では、まず、管理下におくローカ
ル局を登録する。この作業はMPU/ワークステーショ
ン8のマンマシン・インタフェースを介して行なう。す
なわち、管理下におく各ローカル局と通信をするための
通信インタフェース・カードをアラーム収集シェルフ7
内のどこに置くか、無線基地局9との通信をするための
通信インタフェース・カードをアラーム収集シェルフ7
内のどこに置くか、また、該ローカル局はエンハンス局
か否かの区別等を登録する。
【0029】この初期登録後、アラーム収集シェルフ7
は管理下の全ローカル局(1、2、9)から順次アラー
ム情報を収集する。収集したアラーム情報が従来ローカ
ル局2からのアラーム情報の場合には、情報の形式を変
換してエンハンス局からのものと同一に統一する。
【0030】MPU/ワークステーション8は、アラー
ム収集シェルフ7が収集し、統一形式に変換したアラー
ム情報を加工・編集・表示する処理を行なう。
【0031】
【実施例】図2は、第1の実施例の集中保守局のアラー
ム収集装置のシステム構成図である。まず、集中して管
理下のローカル局のアラームを収集する集中保守局CM
OC200(central maintenance
operation center)と、複数のロー
カル局(220、230)が存在する。ローカル局に
は、アラーム・ポイント数等をエンハンスしたエンハン
ス局220とエンハンスしていない従来局230があ
り、ローカル局をCMOC200が管理下におく。ロー
カル局(220、230)とCMOC200の間は中継
局であるトール・スイッチTS(toll switc
h)250で結ばれている。
【0032】従来局230内のシステム構成は従来の方
式で説明した図37のローカル局の内部構成と同様であ
る(図2では図37で表した番号と同一の番号を付して
いる)。一方、エンハンス局220内のシステム構成
は、図38に示したエンハンス・ローカル局の構成図と
同様である(図2では、図38で表した番号と同一の番
号を付している)。なお、従来局230とエンハンス局
220内で同一の機能のものについては同一の番号で表
している。
【0033】CMOC200内には、従来システムのM
STCNS(master system test
console)に代えてアラーム・レシーバ・シェル
フALRVSH−A201(alarm reciev
er shelf−A)を、また、SSCNS(sys
tem supervisory console)に
代えてアラーム・シェルフALMSH−B202(al
arm shelf−B)を置く。ALRVSH−A2
01は管理下の全ローカル局のアラームを収集し、AL
MSH−B202はCMOC200内のアラームを収集
する。したがって、ALMSH−B202はエンハンス
・ローカル局220内のアラーム収集シェルフALMS
H−B1016と同様の装置である。
【0034】ローカル局(220、230)とCMOC
200を結ぶアラーム・リンク260は、CMOC20
0内でDT203(digital termina
l)を介してスイッチング・ユニットDLI204(d
igital ling interface)に入
り、CSEI205(common channel
signalling equipment inte
rface)を介してALRVSH−A201とつなが
る。
【0035】ALVSH−A201には、管理下のロー
カル局の位置やアラームの状態を地図上に表すALDE
210(alarm display equipme
nt)と、管理下のローカル局で発生したアラームを表
示するインジケータ・パネルRAIPU211(rem
ote alarm indicator panne
l unit)が接続されている。
【0036】一方、ローカル局(220、230)とC
MOC200を結ぶno.7リンク665は、CMOC
200内でDT206を介してDLI204に入り、C
SEI207、CSE208(common chan
nel signalling equipment)
を介してプロセサMPR209(main proce
ssor)とつながる。
【0037】MPR209は、また、ALRVSH−A
201ともLAPBの通信インタフェース・ユニットP
LC212−1(packet link conto
ller)を介して接続されている。MPR209に
は、全システムの制御のための入出力やアラーム・メッ
セージの出力を行なうワークステーションSCWS21
3(system control workstat
ion)が接続され、先に説明したCMOC200内の
アラームを収集するALMSH−B202もPLC21
2−2を介してMPR209と接続されている。ALM
SH−B202には、CMOC200内のアラームを表
示するインジケータ・パネルALIPU214(ala
rm indicator pannel unit)
がつながっている。
【0038】次に、アラーム収集の基本的な動作を説明
する。まず、アラーム収集を開始するに前に、収容する
ローカル局の設定や、ALRVSH201内のインタフ
ェースの設定、DLI204の設定等をMPR209の
初期設定ソフトウエアによって処理する。このとき、設
定処理はSCWS213のマンマシン・インタフェース
を介して行なう。
【0039】この初期設定処理後、ALRVSH−A2
01は管理下の各ローカル局(220、230)からの
アラーム収集を開始する。この収集はアラーム・リンク
を通してALRVSH−A201が独自に定期的に収集
し、収集したデータを蓄積する。ALRVSH−A20
1は、エンハンス局220からはアラーム情報を収集
し、従来局230からはアラーム情報に加えてステータ
ス情報も収集する。エンハンス局220から送られてく
るアラーム情報は、アラームとステータスの情報をエン
ハンス局220側ですでに編集したものであるが、従来
局230では編集作業を行なわないのでアラーム情報と
ステータス情報の両方をALRVSH−A201が収集
し、ALRVSH−A201が編集作業を行なう。
【0040】ALRVSH−A201は、収集したアラ
ーム/ステータス情報をALDE210およびRAIP
U211に表示する。一方、MPR209は、ALRV
SH−A201のアラーム収集とは独立して、ALRV
SH−A201から蓄積してあるアラーム・データを定
期的に要求する。そして、得たアラーム・データをさら
に解析したり、編集したりし、SCWSを介して表示す
ることができる。
【0041】図3は、ALRVSH−A201のハード
ウエア構成図である。ALRVSH−A201は、機能
単位ごとに分けられた装置(パッケージ)を差し込んで
搭載するシェルフ構造をしている。図4はこのシェルフ
構造を説明する斜視図である。1個のシェルフ270に
は13枚のパッケージ(カード)271を差し込むこと
ができ、このパッケージ271は各々異なる機能を有
し、例えばローカル局との通信を行なうためにCSEI
205とインタフェースするALMS INF300
(インターフェイス・カード)や、上述のDLI204
のコントローラ部CNT215とJPTU−A310を
介してインタフェースをとるDLI INF301−1
(以下、図3も参照)、アラーム・インジケータ・パネ
ルR−ALIPU211にアラーム表示情報をJPTU
−A320を介して送るR−ALIPU INF30
2、アラームを地図上に表示するALDE/ALDC2
10の制御を行なうALDE INF303、MPR2
09とALRVSH−A201間に存在するPLC21
2−1とのインタフェースをとるPLC INF304
がある。尚、これらのパッケージ271の中で、例え
ば、ALMS INF300は後述するように1枚で1
6局のローカル局を管理するので、16局以上のローカ
ル局を保守管理する為には複数枚のALMS INF3
00が差し込まれる。すなわち、ALMS INF30
0は、ATSH330(analog trunk s
helf)に実装されているCSEI205と接続さ
れ、ATSH330には1パッケージに4つのCSEI
205を収めた装置が最大15枚収容できる。そして、
一つのALMS−INF300は最大4パッケージのC
SEI装置(すなわち16CSEI)と接続可能であ
る。これによって、1枚のALMS−INF300−1
で最大16局のローカル局を収容できることになる。ま
た、ALRVSH−A201内の各装置は二重化された
バスに接続されており、二重化バスでオムニネット通信
を行な為、DLI204を制御するDLI INF30
1や、プロセサMPR209と接続するPLC INF
304は各々2枚差し込んで使用される。尚、図4に示
すように、パッケージ271がシェルフ270に装着さ
れると、パッケージ271の先端の各接点がシェルフ2
70の端子(裏面間接コネクタ)に接続する構成であ
る。
【0042】また、上述の構成のシェルフ270は、図
5に示すように1ユニットとしてキャビネット272に
収納できる構成である為、キャビネット272全体には
極めて多数枚のALMS INF300等(パッケージ
271)を収納でき、上述のように1枚のALMS I
NF300で16局のローカル局をカバーできるので、
ユニット全体としては極めて多くのローカル局を保守管
理できる。
【0043】尚、実際には、もう一つのALMS−IN
F(例えば300−2)にALMS−INF300−1
と同じローカル局を収容してシステムを二重化してい
る。そして、CSEI205はスイッチング・ユニット
DLI204とDT203を介してローカル局(22
0、230)とのリンクを構成する。ここで、従来はD
LI204はスイッチングによってローカル局のアラー
ム収集を行なっていたが、本実施例のシステムでは1対
1の固定パスを形成してアラーム収集を行なう。
【0044】DLI INF301は、MPRソフトウ
エアによってDLI204の固定パスを設定したり、変
更したりする場合に、その処理のための情報をDLI2
04内のCNT215のMC53A 340に送り、固
定パスの設定・変更を行なう。上述のように、DLI
INF301は二重化されており、2枚のDLI IN
F(301−1、301−2)で最大2装置のDLI2
04と、それぞれの0系システム、1系システムを介し
て通信を行なう。
【0045】R−ALIPU INF302はMPUと
通信インタフェースからなり、JPTU−Aを介して最
大4台までのR−ALIPUと接続される。ここで、4
台のR−ALIPUは違う場所に設置することを意図し
ており、R−ALIPU INF302は同一のアラー
ム情報を送信し、同一の表示をさせる。
【0046】さらに、PLC INF304も二重化さ
れ、0系システム、1系システムの2枚が2重化バス3
05につながり、LAPBプロトコルでPLC212−
1を介してMPR209と更新する。
【0047】図6は、ALRVSH−A201のなかの
ALMS INF300のブロック図である。ALMS
INF300は、大きく分けて5つの部分からなる。
すなわち、前述のシェルフ構造の裏面間接コネクタ36
0によってALRVSH−A201内の二重化バス30
5につながれオムニネット通信を行なうCSMA通信部
410と、ATSH330の最大4枚の4CSEIパッ
ケージ205を経由して、ローカル局(220、23
0)とLAPBトランスペアレント・モードで通信を行
なうCSEI Interface部450、通信や処
理の制御を行なうMPU部430、レジスタ部420
(Register部)、内部のセグメント表示を行な
う7個のLEDである7 SEG LED部440であ
る。MPU部430、レジスタ部420、CSEIイン
タフェース部450は互いに内部バスで接続されてい
る。
【0048】MPU部430は、プロセサMPUと、ソ
フトウエアやデータを蓄えるROM、RAMからなる。
CSMA通信部410は、二重化バス305と接続する
ために0系(#0)と1系(#1)の2つのCSMAイ
ンタフェースをもち、裏面間接コネクタ360を介して
二重化バス305と接続するとともに、MPU部430
とつながっている。
【0049】また、レジスタ部420は複数のレジスタ
からなり、ALRVSH−A201のどのシェルフのど
のカードと通信を行なうかを決めるShelf ID、
Card IDデータを送受信するため裏面間接コネク
タ360につながる。また、レジスタ部420にはレジ
スタを介して7 SEG LED部440が接続されて
いる。
【0050】さらに、CSEIインタフェース部450
はLAPBインタフェースとドライバ/レシーバ、クロ
ック送受信部からなる。これらは二重化のため、すべて
2組内蔵している。
【0051】図7に、この二重化のイメージを示す。各
ローカル局は0系、1系の2系統ともつことにより二重
化されている。そして、各系は別のALMS INFカ
ード300(α、β)とつなげられ、通信することにな
る。
【0052】図6に示したように、CSEIインタフェ
ース部450は4枚の4CSEIカード205、すなわ
ちローカル局16局と接続されるが、CSEIインタフ
ェース部450内部では0系と1系に分けられており、
2枚の1系4CSEIカード(8局の1系ローカル局)
と2枚の0系4CSEIカード(8局の0系ローカル
局)がつながる。
【0053】次に、アラーム収集処理の動作を説明す
る。
【0054】まず、アラーム収集を開始するにあたり、
最初にALMS INF300へ収容するローカル局の
状態等を設定する初期化処理をMPR209のソフトウ
エアによって実行する。ここで、MPR209は、PL
C212−1、PLC−INF304を介してALRV
SH−A201内の各装置と、装置単位(プリント板単
位)に独立してオムニネット通信を行なう。通信は、最
初にMPR209から通信する装置に対してオーダを出
し、次に、該装置からMPR209へレスポンスを返す
手順で行なう。
【0055】初期化処理はMPR209の初期化時やA
LRVSH−A201の電源投入時に行なう。図8はA
LMS INF300初期化処理のタイムチャートであ
る。プロセサMPR209は先ず、ALRVSH−A2
01に差し込まれている各ALMS INF300に対
して収容するローカル局を設定するオーダLCLIDを
出す。図9は、このオーダLCLIDのデータフォーマ
ットの一例を示す図である。このオーダLCLIDは4
0バイトで構成され、プロトコル識別子、発側ID、着
側ID、テキストNo. 、データカテゴリ、サブカテゴ
リ、ALMSNo.0〜No. 15のアドレス情報が収容さ
れている。プロトコル識別子にはこのデータフォーマッ
トがオーダLCLIDであることを示す識別子が書き込
まれ、発側IDとしては発側ターミナルであるプロセサ
MPR209のID番号が、例えば“86”として書き
込まれ、着側IDとしては着側ターミナルである対応す
るALMS INF300のシェルフ名No. とスロット
No. が書き込まれている。このALMSNo. 0〜No. 1
5に書き込まれているアドレスデータにより、該当する
ALMS INF300がカバーするローカル局の数と
ローカル局の位置が判る。すなわち、ローカル局の位置
は各ALMSNo. 0〜No. 15に書き込まれているアド
レスデータにより判断され、ローカル局の数はALMS
No. 0〜No. 15の幾つのエリアに“00”(Dont car
e )が書き込まれているかにより判断できる。また、こ
のALMSNo. 0〜No. 15に書き込まれたデータの所
定ビットを確認することで、当該ローカル局がエンハン
ス局220か従来局230かの区別もわかる。
【0056】すなわち、上述のオーダLCLIDをAL
RVSH−A201へ出力することにより、上述の着側
IDにより該当するALMS INF300のシェルフ
とスロット位置が特定され、該当ALMS INF30
0の担当するローカル局、及びその数、エンハンス局か
否かの判断も同時にできる。
【0057】尚、上述のオーダLCLIDに含まれるデ
ータカテゴリは、オーダLCLIDが多数あるオーダの
中の属性を示し、サブカテゴリは上述のデータカテゴリ
の補助的な属性を示す。また、テキストNo. はオーダL
CLIDに対するレスポンスの数を示す。
【0058】一方、このLCLIDオーダを受け取った
ALMS INF300は受け取ったことを示すコンフ
ァメーション・レスポンスCNFをMPR209に返
す。図10はこのコンファメーション・レスポンスCN
Fの一例を示すデータフォーマットである。このコンフ
ァメーション・レスポンスCNFは8バイトで構成さ
れ、プロトコル識別子の他、発側ID、着側ID、テキ
ストNo. 、データカテゴリ、サブカテゴリで構成されて
いる。プロトコル識別子としてはこのデータがコンファ
メーション・レスポンスCNFであることを示す識別子
が書き込まれ(実装され)、発側IDとしては該当する
ALMS INF300のシェルフNo. 及びスロットN
o. が書き込まれ、着側IDとしてはプロセサMPR2
09のIDコードとして、例えば“88”が書き込まれ
ている(実装されている)。したがって、対応するAL
MS INF300が、上述のオーダLCLIDを受取
り、ローカル局の位置等を確認した後、このコンファメ
ーション・レスポンスCNFを着側ターミナルであるプ
ロセサMPR209へ出力することで、プロセサMPR
209はデータフォーマットに書き込まれているシェル
フNo. 及びスロットNo. に該当するALMS INF3
00にオーダLCLIDが着信したと判断する。尚、こ
のコンファメーション・レスポンスCNFはALMS
INF300内のMPU部430の制御により出力され
る。
【0059】上述のコンファメーション・レスポンスC
NFを、プロセサMPR209が受信すると、上述の図
8に示す如く、次にMPR209はALMS INF3
00の系の切り替えを設定するオーダALMACTをA
LMS INF300へ出力する。このオーダALMA
CTは、4枚の4CSEI、すなわち16回線をそれぞ
れアクト状態にするかスタンバイ状態にするかの情報を
含む。図11はこのオーダALMACTのデータフォー
マットの一例を示す。このオーダALMACTは上述の
オーダLCLID同様24バイトで構成され、着側ター
ミナルには該当するALMS INF300のシェルフ
No. とスロットNo. が書き込まれている。また、このデ
ータフォーマットには対応するALMS INF300
の管理するローカル局をスタンバイ状態とするか、又は
アクト状態にするかの情報が、例えばスタンバイ状態に
する回線を“00”、アクト状態とする回線を“01”
として書き込まれている。したがって、このオーダAL
MACTがALRVSH−A201に入力することによ
り、該当するALMS INF300に接続するローカ
ル局の回線がアクト状態、又はスタンバイ状態に設定さ
れる。尚、図7に示したように、アラーム・リンクは二
重化され、各ローカル局は0系と1系を持ち、それぞれ
別のALMS INF300とリンクされている。そこ
で、各ローカル局について0系を使用する場合には0系
がリンクされているALMS INF300のその回線
をアクト状態にし、もう一方の1系が接続されているA
LMSINF300の回線をスタンバイ状態にする。
【0060】ALMS INF300はこのオーダを受
け取ると、コンファメーション・レスポンスCNFをM
PR209に返す。このコンファメーション・レスポン
スCNFのデータフォーマットは上述の図10と同様の
構成である。プロセサMPR209はこのコンファメー
ション・レスポンスCNFの入力によりローカル局との
回線のアクト、スタンバイ設定処理が完了したALMS
INF300を知る。
【0061】以上の処理でプロセサMPR209による
ALMS INF300の初期化が完了すると、ALR
VSH−A201は収容しているローカル局からアラー
ム情報を定期的に収集し、収集されたデータを蓄積する
アラーム・ポーリング処理を開始する。この処理はAL
RVSH−A201が独自に行なう。
【0062】図12に上述のアラーム・ポーリングのタ
イムチャートを示す。ALMS INF300は収容し
ている最大16局のアクト状態のローカル局に対してN
o. 0から順にアラームを収集するオーダを出し、順次
ポーリングし、これを繰り返す。このポーリングオーダ
の出力制御は、対応するALMS INF300内のM
PU部430がROMに記憶されているプログラムに従
って実行する。この時MPU部430は、前述のプロセ
サMPR209から出力されたオーダLCLIDに基づ
いて自己が保守する最大16局のローカル局が各々エン
ハンス局220か、又は従来局230かを認識してい
る。したがって、この時ローカル局がエンハンス局22
0の場合にはアラーム情報を要求するオーダPLODO
のみを出力し、従来局230の場合には、アラーム情報
を要求するオーダPLODOの他に、ステータス情報を
要求するオーダSTRQOを出力する。これは、エンハ
ンス局220の場合はアラーム情報とステータス情報を
編集したデータがレスポンスALMDAとしてローカル
局から返ってくるが、従来局の場合には編集処理をしな
いので、アラーム情報とステータス情報を別に収集する
必要があるからである。
【0063】図13の(a)は上述のアラーム・ポーリ
ングの際のポーリングオーダのデータフォーマットであ
り、4バイトで構成されている。このポーリングオーダ
は、ローカル局をIDコードで指定し、アラーム情報の
要求を示すコード“80”を出力する。また、同図の
(b)は上述のアラーム・ポーリングの際のステータス
オーダのデータフォーマットであり、3バイトで構成さ
れ、上述と同様ローカル局をIDコードで指定し、ステ
ータス情報を要求するコード“81”を出力する。上述
のアラーム・ポーリングは、上述のように収容している
最大16局のアクト状態のローカル局に対してNo. 0か
ら順に順次ポーリングし、これを繰り返す。このとき、
ポーリング指示の応答待ち時間は例えば300msに設
定され、3回連続してポーリング指示に対する応答がな
い時、そのローカル局への通信エラーとみなす。
【0064】一方、上述のアラーム要求に対し、エンハ
ンス局220の場合、60バイトのアラーム・アンサ・
データALMDAが返送される。このアラーム・アンサ
・データALMDAは、エンハンス局220の場合AL
MSH−S1016から出力され、ALMSH−S10
16は前述のように所内のアラーム情報を収集し、各種
のアラーム情報やステータス情報を編集した形で出力す
る。図14はエンハンス局220から出力されるアラー
ム・アンサ・データALMDAの一例を示すものであ
る。このアラーム・アンサ・データALMDAは60バ
イトで構成され、出力するローカル局のIDNo. や、所
内各部のアラーム情報、ステータス情報が編集された形
で書き込まれている。この編集情報の中には、1バイト
のソフトウェアアラームと、1バイドのハードウェア
アラームと、1バイトのソフトウェアステータス情報
が含まれている。すなわち、エンハンス局220から
出力されるアラーム・アンサ・データALMDAは図1
6の(a)に示す如く、編集データとして必ず上述のソ
フトウェアアラーム、ハードウェアアラーム、ソフ
トウェアステータス情報を含む。
【0065】一方、上述のアラーム要求に対して、従来
局230の場合、32バイトのアラーム・アンサ・デー
タALMDAが返送される。図15は従来局からの32
バイト構成のアラーム・アンサ・データALMDAの一
例である。このアラーム・アンサ・データALMDA
は、従来局230の場合無編集のアラーム情報である。
したがって、従来局230に対しては上述の如く、上述
のステータスオーダも出力され、これに答えて従来局2
30は、例えば309バイトのステータス・データを出
力する。図16、図17は309バイト構成のステータ
ス情報の一例である。
【0066】従来局230から出力される上述の図15
に示すアラーム・アンサ・データALMDAにはエンハ
ンス局220から出力されたアラーム・アンサ・データ
ALMDAのようなハードウェアアラームと、ソフト
ウェアステータ情報は含まれておらず、ソフトウェア
アラームを含むのみである。したがって、従来局23
0からアラーム・アンサ・データALMDA、及びステ
ータス情報を受け取ったALMS INF300は、A
LMS INF300内のMPU部430により、両デ
ータを編集する。この時編集されるデータは、エンハン
ス局220から送られてくる60バイトのアラーム・ア
ンサ・データALMDAと同形のデータとしなければな
らない。
【0067】図18はMPU部430が、従来局230
から送られてくるアラーム・アンサ・データALMDA
とステータス情報からエンハンス局220と同じデータ
を作成する手順を説明する図である。同図の(b)は、
従来局230から送られてくる情報を模式的に示す図で
あり、MPU部430はこのアラーム情報(アラーム・
アンサ・データALMDA)とステータス情報から同図
の(a)に示す編集情報を作成する。この編集情報の作
成は、アラーム情報Bのデータ(図15)からハードウ
ェアアラームを作成し、ステータス情報Cのデータ
(図16、図17)からソフトウェア情報を作成す
る。また、この編集情報の作成はMPU部430内のR
OMに書き込まれたプログラムに基づいて実行される。
【0068】図19及び図20は、ステータス情報Cの
データ(図16、図17)からソフトウェアステータ情
報を作成する具体例を説明する図である。図14にも
示すように、ソフトウェアステータ情報は8ビットで
構成され、最上位ビットb7が「TPE」であり、ビッ
トb6 が「PRST」であり、ビットb5 が「OSF」
であり、ビットb4 が「OSYS」であり、ビットb3
は「CRT」であり、ビットb2 が「LCO」であり、
ビットb1 が「RBY」であり、最下位ビットb0 が
「RTR」である。
【0069】ここで、先ず最上位ビットb7 の「TP
E」は、ステータス情報Cのデータ(図16、図17)
のアドレス122のビットb3 の「TPE」をコピーし
て作成する。
【0070】また、ビットb6 の「PRST」はスータ
ス情報Cのデータ(図16、図17)の同じアドレス1
22のビットb0 「RST」を抽出して作成する。次
に、ビットb5 の「OSF」は次のI 〜III の条件のO
Rが成立すれば“1”、ORが成立しなければ“0”で
ある。そして、条件Iとしては上述のスータス情報Cの
データ(図16、図17)のアドレス13〜120にOu
t of Serviceとなっているものがあること、条件IIとし
ては上述のスータス情報Cのデータ(図16、図17)
のアドレス121のビットb0 〜b3 の「LP」、「S
CLK」、「RTTY」、「TTY」に“1”となって
いるビットがあること、条件III としては上述のスータ
ス情報Cのデータ(図16、図17)のアドレス125
〜156の中に“1”となっているビットがあること
(但し、空白部分は対象外である)、の3条件である。
【0071】次に、ビットb4 の「CCOL」はスータ
ス情報Cのデータ(図16、図17)のアドレス122
のビットb1 の「COVL」を抽出して作成する。次
に、ビットb3 の「CRT」はスータス情報Cのデータ
(図16、図17)のアドレス122のビットb2 の
「CRT」をコピーして作成する。
【0072】次に、ビットb2 の「LCO」はスータス
情報Cのデータ(図16、図17)のアドレス157〜
188の「LCX」に“1”となっているビットがあれ
ば“1”、なければ“0”を設定する。
【0073】さらに、ビットb1 の「RBY」はスータ
ス情報Cのデータ(図16、図17)のアドレス19
0、192、194、・・・、308の「RBY」に
“1”となっているビットがあれば“1”、なければ
“0”を設定する。
【0074】最後に、最下位ビットb0 の「RTR」は
スータス情報Cのデータ(図16、図17)のアドレス
189、191、193、・・・、307の「RBY」
に“1”となっているビットがあれば“1”、なければ
“0”を設定する。
【0075】このようにして作成された編集情報は、同
図の(c)に示すように、新たに作成されたソフトウェ
アステータス情報は、図18の(a)に示すエンハン
ス局のアラーム情報(アラーム・アンサ・データALM
DA)と同じ構成である。
【0076】尚、アラーム情報Bのデータ(図15)か
らハードウェアアラームを作成する処理は具体的には
示さないが、上述と同様にして1ビット毎に作成する。
以上のようにして従来局230のアラーム情報も、新た
に作成された上述のハードウェアアラーム、ソフトウ
ェアステータ情報、及び従来局230から直接送られ
てきたソフトウェアアラームにより図18の(b)→
(c)に示す如く編集することができる。
【0077】一方、プロセサMPR209は、前述の初
期化処理の後、定常状態処理を実行する。すなわち、定
期的にALRVSH−A201内の障害の監視と、ロー
カル局のアラーム監視、ALMS INF300やDL
I INF301の系の切り替え処理、ALDE210
の状態監視、R−ALIPU211の状態監視を行な
う。これらの処理は、プロセサMPR209が各装置に
対してオーダを出し、それに対して各装置がレスポンス
を返すことによって行なう。また、プロセサMPR20
9は定常状態であっても、ローカル局ID情報等の変更
やALMS INFの系の切り替えを前述の図8の初期
化処理と同様の手順で行なうことができる。
【0078】図21は、プロセサMPR209によるア
ラーム監視のタイムチャートである。プロセサMPR2
09は、各ALMS−INF300に対してアラーム情
報を要求するオーダLCALMを出力し、要求を受けた
ALMS INF300はアラーム情報LCALMPR
を返す。図22は、オーダLCALMのデータフォーマ
ットである。このオーダLCALMは8バイトで構成さ
れ、プロトコル識別子にはアラーム情報を要求すること
を示す識別子が書き込まれ、着側IDとしてオーダを送
るALMS−INFが実装されているシェルフNo. とス
ロットNo. が書き込まれている。したがって、このシェ
ルフNo. とスロットNo. から特定されたALMS IN
F300は、このオーダLCALMを受け取る。
【0079】このオーダLCALMを受け取ったALM
S INF300は、ローカル局から受信したアラーム
情報をプロセサMPR209へ出力する。この出力処理
は、MPU部430の制御により実行される。具体的に
は、1個のALMS INF300は4個のCSEI2
05からアラーム情報を受け取る関係から、ALMS−
INFが返送するアラーム情報LCALMPRは、上述
の図21に示す如く4つのローカル局分づつ4回に分け
て送られる(LCALMPR−I〜IV)。図23〜図2
6はこのアラーム情報LCALMPRのデータフォーマ
ットであり、図23にはNo. 0〜No. 3のローカル局の
アラーム情報が書き込まれ、図24にはNo. 4〜No. 7
のローカル局のアラーム情報が書き込まれ、図25には
No. 8〜No. 11のローカル局のアラーム情報が書き込
まれ、図26にはNo. 12〜No.15のローカル局のア
ラーム情報が書き込まれている。また、各データフォー
マットは253バイトで構成され、各ローカル局のアラ
ーム情報61バイトと(×4局の244バイト)と制御
用の9バイトからなる。この制御用の9バイトには識別
子や発信側のID、着信側のID等が含まれる。各ロー
カル局のアラーム情報61バイトは、ALMS−INF
がエンハンス局220から得た60バイトのデータAL
MDAをコピーしたもの、あるいは、ALMS−INF
が従来局230から得たアラーム/ステータス情報をA
LMS−INFが上述の如く編集した60バイトのデー
タをコピーしたものである。
【0080】MPR209は返送されたアラーム・デー
タLCALMPRを、さらに解析・編集し、SCWS2
13上に表示することができる。一方、通常は、MPR
209は受け取ったアラーム・データLCALMPRに
より、R−ALIPU211の表示、ブザー情報を作成
し、ALRVSH−A201へ送出し、R−ALIPU
INF302を介して表示、ブザ─制御を行なう。ま
た、何らかの以上でMPRとの通信が途絶えたときには
(スタンドアローン・モード)、R−ALIPU IN
F302が独自にALMS−INF300にローカル局
アラーム情報を要求し、ALMS−INFはこれを返送
して、R−ALIPU INF302が表示処理、ブザ
ー制御を行なう。さらに、ALDE−INF210は、
地図上にローカル局の情報を表示するために、定常的に
ALMS−INF300にアラーム情報を要求し、返送
されたアラーム情報をもとに表示処理を行なう。
【0081】以上のように処理することにより、エンハ
ンス局220から得られたアラーム情報と、従来局23
0から得られたアラーム情報を同一形式でSCWS21
3へ出力することができ、しかも上述のローカル局(2
20、230)が今後増加した場合でもシェルフ270
に差すALMS INF300の数を増加することで容
易に対応できる。
【0082】図27は、第2の実施例の集中保守局のア
ラーム収集装置のシステム構成図である。本実施例のシ
ステムは、前述の第1の実施例のローカル局に自動車電
話、携帯電話等の位置情報を移動通信制御局へ知らせ、
又は移動通信制御局から入力した呼び出し信号を自動車
電話等に送信する無線基地局240を加えたものであ
る。また、無線基地局240は同図では1局で示してい
るが、複数の無線基地局240が集中保守局CMOC2
00に接続されているものとし、集中保守局CMOC2
00は、複数の無線基地局240をその管理下におく構
成である。また、無線基地局240はSV241とEM
PLX(expanded multimedia m
ultiplexer、複合型多重端局装置)242で
構成されている。尚、従来局230内のシステム構成は
従来の方式で説明した図34のローカル局の内部構成と
同様であり、エンハンス局220内のシステム構成も、
図35に示したエンハンス・ローカル局の構成と同様で
ある。無線基地局240と集中保守局CMOC200と
の接続は、アラームリンク261により行われ、集中保
守局CMOC200側に配設されたDT420を介して
DLI204と接続されている。
【0083】また、無線基地局240内のSV241
は、無線基地局240内のアラームの収集と、制御表示
を行う。図28はSV241のシステム構成図であり、
MPU(監視制御論理部)243、入出力制御部24
4、通信制御論理部247、PCインターフェイス24
8等で構成されている。すなわち、MPU(監視制御論
理部)243は、入出力制御部244、通信制御論理部
247、PCインターフェイス248、アラーム部24
9と16ビットバス252を介して接続され、MPU
(監視制御論理部)243はこれらの回路動作を管理
し、その情報をアラーム部249に出力する。アラーム
部249は、この情報をLED表示する。また、MPU
(監視制御論理部)243は、入出力制御部244を介
して入力する接点警報(アラーム情報)を記憶し、PC
インターフェイス248を介してメンテナンスツールへ
出力する。また、通信制御論理部247は、無線電話の
場合の親機(例えば、移動通信制御局又は無線回線制御
局)からのデータ要求、制御要求をフォーマット変換
し、上記MPU(監視制御論理部)243に通知する。
【0084】また、入出力制御部244は監視入力部2
45を一定周期で監視し、監視入力部245で0/1の
データに変換された接点情報(アラーム情報)を入力す
る。また、PCインターフェイス248はメンテナンス
ツールと接続され、メンテナンスツールからのデータ要
求、制御要求をフォーマット変換し、上記MPU(監視
制御論理部)243に通知する。
【0085】尚、電源部250はDC/DCコンバータ
であり、直流電源を所定の直流電圧に変換する回路であ
り、電話機251は音声/電気信号の変換を行い、回線
へアクセスするものである。また、入出力制御部244
は制御出力部246に200msの瞬時接点出力を行
う。尚、入出力制御部244と監視入力部245、制御
出力部246は8ビットバス253で接続されている。
【0086】図29は、集中保守局CMOC200内の
システム構成であり、前述の図3の構成に無線基地局対
応のパッケージ271としてSV INF400を加え
た構成である。このSV INF400と無線基地局2
40との接続は、前述の無線基地局240に接続される
アラームリンク261が集中保守局CMOC200側の
DT420に接続され、さらにDLI204、4SVI
PA410を介してSV INF400に接続される。
尚、同図では1枚のSV INF400で示しているが
複数枚使用し、16局以上の無線基地局240のアラー
ム保守を行うように構成してもよい。また、このSV
INF400は、前述の図4に示したシェルフ270に
1個のパッケージ271として差し込まれ、使用され
る。したがって、上述のように16局以上の無線基地局
240を保守しようとする時は、このシェルフ270に
必要な枚数のSV INF400(パッケージ271)
を差し込んで使用することができる。
【0087】次に、無線基地局240に対するアラーム
収集処理動作を説明する。先ず、SV INF400が
無線基地局240対してアラーム収集処理を行う前に、
先ずSV INF400が保守する無線基地局240の
状態等を設定する初期化処理をMPR209のソフトウ
エアによって実行する。この処理は、前述のALMS
INF300に対して行う場合と同様であり、図30で
示すフローチャートに従って実行される。すなわち、プ
ロセサMPR209が先ず、ALRVSH−A201に
差し込まれているSV INF400に対して担当する
無線基地局240を設定するオーダSVADRを出力す
る。図31は、このオーダSVADRのデータフォーマ
ットの一例であり、前述のオーダLCLIDと同様、4
0バイド構成でプロトコル識別子、発側ID、着側I
D、テキストNo. 、データカテゴリ、サブカテゴリ、S
V(無線基地局240)No. 0〜No. 15のアドレス情
報が収容されている。プロトコル識別子にはこのデータ
フォーマットがオーダSVADRであることを示す識別
子が書き込まれ、着側IDとしては着側ターミナルであ
る対応するSV INF400が差し込まれたシェルフ
No. 及びスロットNo. が書き込まれている。また、SV
(無線基地局240)No. 0〜No. 15のアドレス情報
により、当該するSV INF400が保守する無線基
地局240の数、及び無線基地局の位置が分かる。した
がって、このオーダSVADRにより、該当するSV
INF400は、前述のALMS INF300と同
様、担当する無線基地局の数も位置も分かる。
【0088】一方、このオーダSVADRを受け取った
SV INF400は受け取ったことを示すコンファメ
ーション・レスポンスCNFをMPR209に返す。こ
のコンファメーション・レスポンスCNFのデータフォ
ーマットは、前述の図10に示す構成と同じである。但
し、発側IDとして対応するSV INF400の差し
込まれているシェルフNo. 及びスロットNo. が出力され
る。
【0089】次に、コンファメーション・レスポンスC
NFを受信すると、プロセサMPR209は上述の図3
2に示す如く、SV INF400の系の切り替えを設
定するオーダSVIFATを出力する。このオーダSV
IFATには着側ターミナルには該当するSV INF
400のシェルフNo. とスロットNo. が書き込まれ、S
V INF400の管理する無線基地局240をスタン
バイ状態、又はアクト状態に設定する。SV INF4
00はこのオーダを受け取ると、レスポンスCNFをプ
ロセサMPR209に返す。プロセサMPR209はこ
のコンファメーション・レスポンスCNFの入力により
無線基地局240との回線のアクト、スタンバイ設定処
理が完了したことを知る。
【0090】以上の処理でプロセサMPR209による
SV INF400の初期化が完了すると、ALRVS
H−A201は保守管理する無線基地局からアラーム情
報を定期的に収集し、収集されたデータを蓄積するアラ
ーム・ポーリング処理を行う。図33はこの時のアラー
ム・ポーリング処理のタイムチャートを示す。無線基地
局240の場合には前述の実施例のようなエンハンス局
/従来局の区別はないので、アラーム情報を収集する装
置SV INF400は、対応する無線基地局240に
対してアラームを収集するオーダPOLOのみを出力
し、順次ポーリングを繰り返す。このポーリングオーダ
の出力制御は、対応するSV INF400内のMPU
部が行う。このアラーム・ポーリングも保守する最大1
6局のアクト状態の無線基地局に対し、No. 0から順に
ポーリングし、これを繰り返す。また、ポーリング指示
の応答待ち時間は例えば300msに設定され、3回連
続してポーリング指示に対する応答がない時、その無線
基地局240との通信エラーとみなす。
【0091】上述のオーダPOLOに基づいてアラーム
有する無線基地局240からはアラーム・アンサ・デー
タSVRLTが出力される。また、アラーム有しない無
線基地局240からはNODATAが出力される。尚、
無線基地局240から出力されるアラーム・アンサ・デ
ータSVRLTは、前述の実施例のようなエンハンス局
と従来局の違いはないので、SV INF400では前
述のような編集処理を行う必要はない。
【0092】その後、プロセサMPR209は各SV
INF400に対してアラーム情報を要求するオーダを
出し、要求を受けたSV INF400はアラーム情報
LCALMPRを返す。このオーダのデータ、及び回答
のタイムチャートは前述の図21と同様であり、着側I
Dとしてオーダを送るSV INF400が実装されて
いるシェルフNo. とスロットNo. が出力され、対応する
SV INF400からアラーム情報を受け取る。具体
的には、前述と同様1個のSV INF400から無線
基地局4局分づつ4回に分けてアラーム情報を受け取
る。
【0093】図34(イ)はアラーム情報をSVに要求
するというオーダーPOLOの意味を表わす。同図
(ロ)はPOLOオーダーのデータフォーマットを示
し、これは発信元アドレス、宛先アドレス、データ長及
びデータから成るものである。
【0094】35図(イ)はSVから受け取った端子の
結果を表わすSVRLTの意味を示す。同図(ロ)はS
VRLTアンサのデータフォーマットを示し、これは通
信識別コード、発信元アドレス、宛先アドレス、データ
長及びデータから成る。同図(ハ)は項目1〜127ま
でから成る監視の結果を示す。項目の例は、例えば水漏
れ(項目1)、ドア開放(項目2)、作業中(項目
3)、及び運転−停止(項目4)である。監視の結果は
SVからSV INFにアンサーデータとして返され、
その結果SV INFは無線基地局からアラーム情報を
収集できる。
【0095】MPR209は返送されたアラーム情報を
さらに解析・編集し、SCWS213上に表示すること
ができる。また、プロセサMPR209は受け取ったア
ラーム情報により、R−ALIPU211の表示、ブザ
ー情報を作成し、ALRVSH−A201へ送出し、R
−ALIPU INF302を介して表示、ブザ─制御
等を行うことは前述の実施例と同様である。
【0096】以上のように処理することにより、無線基
地局240のアラーム収集も集中保守局CMOC200
により保守管理することができる。また、本実施例によ
り今後増加すると考えられる無線基地局240に対して
適切に対応できる。
【0097】
【発明の効果】本発明によって、ALMS INFの増
設による収容ローカル局数の増加への柔軟な対応が可能
になる。また、MPRのソフトウエアによってSCWS
ワークステーションに表示させることができるので、高
度なマンマシン・インタフェースが可能となる。さら
に、ALMS INFの機能により、従来局とエンハン
ス局の両方に対応し、両者の違いを吸収することが可能
になる。
【0098】また、無線基地局もローカル局の一つとし
てアラームの保守管理を行うことにより、特に今後自動
車電話、携帯電話等の増加に従って設置基地が増すと見
込まれる無線基地局への柔軟な対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】一実施例のシステム構成図である。
【図3】ALRVSH−Aのハードウエア構成図であ
る。
【図4】シェルフの構造図である。
【図5】シェルフの全体斜視図である。
【図6】ALMS INFのブロック図である。
【図7】ALMS INFの二重化イメージである。
【図8】ALMS IFM初期化処理のタイムチャート
である。
【図9】オーダLCLIDのデータフォーマットであ
る。
【図10】コンファメーション・レスポンスCNFのデ
ータフォーマットである。
【図11】オーダALMACTのデータフォーマットで
ある。
【図12】アラーム・ポーリングのタイムチャートであ
る。
【図13】オーダPLODOのデータフォーマットであ
る。
【図14】エンハンス局からのアラーム・アンサ・デー
タALMDAのデータ形式である。
【図15】従来局からのアラーム・アンサ・データAL
MDAのデータ形式である。
【図16】従来局からのステータス情報のデータ形式で
ある。
【図17】従来局からのステータス情報のデータ形式で
ある。
【図18】編集情報の作成手順を説明する図である。
【図19】編集情報の作成手順を具体的に説明する図で
ある。
【図20】編集情報の作成手順を具体的に説明する図で
ある。
【図21】MPUによるアラーム監視のタイムチャート
【図22】オーダLCALMのデータフォーマットであ
る。
【図23】応答LCALMRP(I)のデータフォーマ
ットである。
【図24】応答LCALMRP(II)のデータフォーマ
ットである。
【図25】応答LCALMRP(III)のデータフォーマ
ットである。
【図26】応答LCALMRP(IV)のデータフォーマ
ットである。
【図27】他の実施例のシステム構成図である。
【図28】SV241のシステム構成図である。
【図29】他の実施例のALRVSH−Aのハードウエ
ア構成図である。
【図30】SV INFの初期設定のタイムチャートで
ある。
【図31】オーダSVADRのデータフォーマットであ
る。
【図32】オーダSVIFATのデータフォーマットで
ある。
【図33】無線基地局に対するアラーム・ポーリングの
タイムチャートである。
【図34】オーダPOLOのデータフォーマットであ
る。
【図35】アンサSVRLTのデータフォーマットであ
る。
【図36】アンサSVRLTに設けられた監視項目の例
である。
【図37】従来のアラーム・システム方式のシステム構
成図である。
【図38】エンハンスしたローカル局の構成図である。
【符号の説明】
1 エンハンス・ローカル局 2 従来ローカル局 3 トール・スイッチ 4 集中保守局 5 アラーム・リンク 6 no.7リンク 7、10 アラーム収集シェルフ 7a、7b インターフェイス・カード 8 MPU/ワークステーション 9 無線基地局 11 データリンク
フロントページの続き (72)発明者 江口 信彦 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番 4号 富士通九州通信システム株式会社 内 (72)発明者 西 英孝 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番 4号 富士通九州通信システム株式会社 内 (72)発明者 黒木 裕嗣 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番 4号 富士通九州通信システム株式会社 内 (72)発明者 河野 泰之 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番 4号 富士通九州通信システム株式会社 内 (72)発明者 綾織 敏恵 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番 4号 富士通九州通信システム株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭62−26962(JP,A) 特開 昭56−146348(JP,A) 特開 平3−188730(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/22 H04M 3/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アラーム収集のポイント数や表示機能、
    マンマシン・インタフェースをエンハンスしたローカル
    局(1)(以下、エンハンス・ローカル局)と、エンハ
    ンスしていない従来のローカル局(2)(以下、従来ロ
    ーカル局)が混在した複数のローカル局が、中継局とな
    るトールスイッチ(3)を介して集中保守局(4)とつ
    ながり、アラーム・リンク(5)で通信する交換機シス
    テムのアラーム収集装置において、 エンハンス・ローカル局(1)および従来ローカル局
    (2)のアラーム情報を収集するアラーム収集シェルフ
    (7)と、 前記アラーム収集シェルフ(7)の初期設定や収集した
    アラーム情報の編集・表示を行なうMPU/ワークステ
    ーション(8)とを含むことを特徴とする集中保守局の
    アラーム収集装置。
  2. 【請求項2】 前記アラーム収集シェルフ(7)は、ア
    ラーム・リンク(5)から送られてくるアラーム情報お
    よびローカル局のシステム・ステータス情報に関して、
    エンハンス・ローカル局(1)および従来ローカル局
    (2)からの情報の種類や形式の違いを吸収し、従来ロ
    ーカル局(2)の情報をエンハンス・ローカル局(1)
    の情報の形式に変換することで、エンハンス・ローカル
    局(1)および従来ローカル局(2)の混在した管理を
    許すことを特徴とする請求項1記載の集中保守局のアラ
    ーム収集装置。
  3. 【請求項3】 アラーム収集のポイント数や表示機能、
    マンマシン・インタフェースをエンハンスしたローカル
    局(1)(以下、エンハンス・ローカル局)と、エンハ
    ンスしていない従来のローカル局(2)(以下、従来ロ
    ーカル局)と、移動通信の無線基地局(9)が混在した
    複数のローカル局を有し、エンハンス・ローカル局
    (1)及び従来ローカル局(2)は中継局となるトール
    スイッチ(3)を介して集中保守局(4)とつながり、
    無線基地局(9)はアラーム・リンク(11)を介して
    集中保守局(4)とつながる交換機システムのアラーム
    収集装置において、 エンハンス・ローカル局(1)、従来ローカル局
    (2)、及び無線基地局(9)のアラーム情報を収集す
    るアラーム収集シェルフ(7)と、 アラーム収集シェルフ(7)の初期設定や収集したアラ
    ーム情報の編集・表示を行なうMPU/ワークステーシ
    ョン(8)とを含むことを特徴とする集中保守局のアラ
    ーム収集装置。
  4. 【請求項4】 前記アラーム収集シェルフ(7)は、多
    数のプリント基板を差して使用するシェルフ構造であ
    り、ローカル局(1、2)との通信インタフェース・カ
    ード(7a)を該シェルフに差し込んで増やしていくこ
    とにより、多数のローカル局を収容することを特徴とす
    る請求項1及び3記載の集中保守局のアラーム収集装
    置。
  5. 【請求項5】 前記アラーム収集シェルフ(7)は、多
    数のプリント基板を差して使用するシェルフ構造であ
    り、ローカル局(1、2)との通信インタフェース・カ
    ード(7a)を該シェルフに差し込み、無線基地局
    (9)との通信インタフェース・カード(7b)を該シ
    ェルフに差し込んで増やしていくことにより、多数のロ
    ーカル局(1、2)及び無線基地局(9)を収容するこ
    とを特徴とする請求項3記載の集中保守局のアラーム収
    集装置。
  6. 【請求項6】 前記MPU/ワークステーション(8)
    は、前記アラーム収集シェルフ(7)の初期設定やアラ
    ーム情報の編集・表示の作業を柔軟なマンマシン・イン
    タフェースを介して行なうことを特徴とする請求項1及
    び3記載の集中保守局のアラーム収集装置。
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