JP3114818B2 - 収束イオンビーム・二次イオン質量分析計複合装置 - Google Patents

収束イオンビーム・二次イオン質量分析計複合装置

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JP3114818B2 JP03199151A JP19915191A JP3114818B2 JP 3114818 B2 JP3114818 B2 JP 3114818B2 JP 03199151 A JP03199151 A JP 03199151A JP 19915191 A JP19915191 A JP 19915191A JP 3114818 B2 JP3114818 B2 JP 3114818B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収束イオンビーム照射
による試料面への加工断面形成及びその加工断面部の二
次イオン質量分析を行う複合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、例えば平成3年2月,日本学術
振興会マイクロビームアナリシス第141委員会第67
回研究会資料に開示されるように、半導体製品等の試料
に不良がある場合、収束イオンビームで試料の加工断面
を得、その後、同一のイオン照射源を利用して一次イオ
ンビームをその加工断面に照射し、それによって生じた
二次イオンを引出して試料分析するような装置(収束イ
オンビーム・二次イオン質量分析複合装置)が試みられ
ているが、二次イオン引出し効率が低くS/Nが悪いた
め、未だそのような装置は実用化されていない。
【0003】すなわち、従来の二次イオン質量分析計
は、例えば特願平1−273802号公報に開示される
ように、試料表面の高感度分析が目的であり加工断面に
ついての高感度分析については充分な配慮がなされてい
ない。この種の二次イオン質量分析計は、図8に示すよ
うに一次イオンビーム1の試料2への入射角θを45°
に傾斜させてスパッタリング収量を大きくし、一方、二
次イオン引出し電極3を試料2の面に垂直になるように
傾斜配置して、二次イオン4の利用効率を上げている
が、これを前述のような収束イオンビーム・二次イオン
質量分析複合装置に適用しようとする場合には、次のよ
うな改善すべき点があった。なお、図8の符号1´は一
次イオン照射軸、4´は二次イオン引出し軸である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような問題点を図
9により説明すると、収束イオンビームにより形成され
た加工断面5を二次イオン質量分析する場合、分析面は
二次イオン引出し電極3の引出し軸4´に対して水平と
なってしまい、余弦法則が成り立っている二次イオン放
出に対して二次イオン引出し効率を著しく低下させ二次
イオンの感度を阻害している。なお加工断面5は図面上
見易いように誇張して表したが、実際はその縦,横,深
さともμmオーダで試料に対する占める割合も極めて小
さい。
【0005】また、図6に示す如く試料ホルダ8´と共
に試料2を同一方向に傾斜させて分析面(加工断面)5
と二次イオン引出し軸4´との関係を図8の状態に近づ
けたとしても、この場合にはシールド電極9と試料ホル
ダー8´(試料ホルダー8´及び試料2はシールド電極
9と同電位に保たれている)と二次引出し電極3との位
置関係が適正状態を維持できないで二次イオン引出し電
界6が歪み加工断面5からは二次イオン4を有効に引出
すことができない。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもの
で、一つの装置で収束イオンビームによる加工断面の形
成と加工断面の高感度二次イオン質量分析を可能にする
収束イオンビーム・二次イオン質量分析計複合装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために基本的には次のような課題解決手段を提案す
る。
【0008】すなわち、試料に対して加工断面形成用の
収束イオンビームと試料分析用の一次イオンビームとを
その用途に応じて照射する一次イオン照射系と、前記試
料を保持する試料ホルダーと、前記試料への一次イオン
ビーム照射によって放出される二次イオンを引き出す二
次イオン引出し電極と、二次イオン分離部及び検出部と
を備え、且つ前記試料ホルダーは次のように構成する。
この試料ホルダーの構成を内容の理解を容易にするた
め、図1の符号を引用して説明すると、試料ホルダー8
をホルダーベース8Aとそのホルダーベース8A面に傾
斜機構26で支持されつつ組み込まれた試料搭載部8B
とで構成し、ホルダーベース8Aが二次イオン引出し電
極3との関係で適正位置にある時(具体的には二次イオ
ン引出し電界の歪を極力少なくできる位置で、ホルダー
ベース8Aが二次イオン引出し軸4´に対して垂直方向
に位置した時)に、試料搭載部8Bは傾斜機構26によ
り少なくともホルダーベース8Aと同じ向きの位置から
ホルダーベース8Aと逆向きの位置(図1の状態)の範
囲で傾斜可能に設定して成る。
【0009】この試料搭載部8Bの傾斜範囲の設定は、
換言すれば、図3に示すように試料搭載部8Bにある試
料の被加工面に対する垂直線P,一次イオン照射軸1
´,二次イオン引出し軸4´との関係で、被加工面に対
する垂直線Pが少なくとも二次イオン引出し軸4´の位
置(図3の1点鎖線の位置)から一次イオン照射軸1´
を超える位置(図3の破線の位置)までの範囲で傾斜可
能に設定する。
【0010】
【作用】まず、図2に示すような状態で、試料2の被加
工面2Aに収束イオンビーム1Aを走査しつつ照射する
ことで図1のような加工断面5を形成する。このとき二
次イオン質量分析計の二次イオン引出し側は停止状態に
ある。
【0011】その後、二次イオン質量分析を行う場合に
は、ホルダーベース8Aを二次イオン質量分析の適正位
置(図1のように二次イオン引出し軸4´に対して垂直
に向いた位置)にセットすると共に、傾斜機構26によ
り試料搭載部8B及びその試料2がホルダーベース8A
に対し逆向き位置まで傾斜させてセットする。この場
合、試料2の被加工面2Aに対する垂直線Pが図3の点
線の位置にある。
【0012】以上の傾斜動作により、(イ)ホルダーベ
ース8Aがその適正位置にあることで二次イオン引出し
電界を有効に働かせることができ、また(ロ)試料2の
加工断面5が図1の(a)(b)に示すように二次イオ
ン引出し軸4´に対してほゞ垂直に近い位置関係と保た
れるので、分析面からの余弦の法則が成り立ち、これら
の作用により加工断面5から放出される二次イオン4を
二次イオン引出し電極3側に効率良く引出すことができ
る。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明する。
【0014】図1は本実施例に係る収束イオンビーム・
二次イオン質量分析計複合装置の発明の要点を示す説明
図及びその一部を取出した図、図2は本実施例の装置を
用いて試料に加工断面を形成している状態(収束イオン
ビーム照射状態)を示す説明図、図3は本実施例に用い
る試料搭載部を傾斜させた時の試料面に対する垂直線,
一次イオン照射軸及び二次イオン引出し軸の位置関係を
示す説明図、図4は本実施例の全体構成を示す説明図、
図5は本実施例に用いる試料ホルダーの構成を示す斜視
図である。
【0015】まず、図4により装置全体を説明する。図
4では二次イオン質量分析の動作を示しており、装置全
体の説明の便宜上、まず収束イオンビームによる加工断
面の形成に先立ちこの二次イオン質量分析系統の概要を
説明する。
【0016】イオン源11によって生成された一次イオ
ンは、二段の静電レンズ12,13により任意のビーム
径に収束され、一次イオンビーム1となる。
【0017】一次イオンビーム1は試料2を照射し、偏
向電源14により偏向電圧を偏向電極15に印加するこ
とにより試料2上をラスター走査する。その結果、試料
2より放出された二次イオン4は二次イオン引出し電極
3によって効率良く引出された後、レンズ16によって
出射スリット17上に結像される。出射スリット17を
通過した二次イオン4はセクター電場18によりエネル
ギー分離され、さらにセクター磁場19により質量分離
され、特定イオン検出器20により検出される。検出さ
れた特定イオン信号は、データ処理装置21及び記録計
22に入力される。
【0018】また、特定イオンの分布像観察の場合は、
一次イオンビーム1と同期して走査される像観察CRT
23上に特定イオン像として表示される。一方、セクタ
ー電場18を通過した二次イオン4は、その一部をイオ
ン電子コンバータ24により電子に変換され、全イオン
検出器25により検出され像観察CRT23上に全イオ
ン像として表示される。
【0019】ここで、試料2を保持する試料ホルダー8
の構造を、図1及び図5により説明する。
【0020】図1,図5に示すように試料ホルダー8は
ホルダーベース8Aと試料搭載部8Bとで構成される。
ホルダーベース8Aは、図示省略してあるステージに固
定してある。ステージはステージ自身及びホルダーベー
ス8Aを一体に傾斜させる傾斜機構(図示省略)を備え
ている。ホルダーベース8Aの表面には凹部7が形成さ
れ、この凹部7に試料傾斜機構26を介して試料搭載部
8Bが傾斜可能に組み込まれている。
【0021】傾斜機構26は、図5に示すようにモータ
コントローラ29よって駆動するモータ(例えばパルス
モータ)27と傾斜軸29とがテレフォーカスジョイン
ト28により結合してなり、傾斜軸29がホルダーベー
ス8Aの側部を貫通して凹部7における試料搭載部8B
と連結する。モータ27の駆動をテレフォーカスジョイ
ント28及び傾斜軸29を介して伝達することで試料搭
載部8Bの傾斜角度が任意に変えられる。
【0022】上記構成をなす装置では、先ず、収束イオ
ンビーム1Aにより次のようにして試料2に加工断面5
が形成される。
【0023】収束イオンビーム1Aのスパッタリングに
より試料2に加工断面5を形成する場合には、図2に示
すように試料傾斜機構26により試料搭載部8Bに搭載
された試料2の被加工面2Aが一次イオン照射軸1´に
対して垂直となる位置に保たれる。この場合、ホルダー
ベース8Bも自身のステージ傾斜機構によりそのベース
面が試料2の被加工面2Aと同一レベルの面となるよう
に予めセットされる。そして、試料2の被加工面2Aに
収束イオンビーム1Aを走査しつつ照射することで加工
断面5を形成する。このとき二次イオン質量分析計の二
次イオン引出し電極3は停止状態にある。
【0024】上記工程がなされた後、試料2の加工断面
5に対して一次イオンビーム1を照射して二次イオン質
量分析がなされる。
【0025】加工断面5の二次イオン質量分析に際して
は、図1(a)のごとくホルダーベース8Aを二次イオ
ン引出し軸4´に対して垂直に向いた位置にセットする
と共に、傾斜機構26により試料搭載部8B及びその試
料2がホルダーベース8Aに対し逆向きとなる位置まで
傾斜させてセットする。この場合、試料2の被加工面2
Aに対する垂直線Pが図3の2点鎖線の位置(二次イオ
ン引出し軸4´と同向きの位置)から点線の位置(一次
イオンビーム照射軸1´を超えた位置)に移動する。
【0026】ホルダーベース8A及び試料搭載部8Bは
試料2と同電位のシールド電極9によって無電場空間に
保たれており、二次イオン引出し電界が有効に働くよう
考慮されている。さらに、試料2とシールド電極9の間
に引出し電界を補正する補正電極10が配置され、この
補正電極10により試料搭載部8B及び試料2の位置が
変わったときに若干影響する2次引出し電界の変化を補
正している。
【0027】その結果、ホルダーベース8Aが適正位置
にあることと相まって、図7に示すように二次イオン引
出し電界を有効に働かせることができ、また試料2の加
工断面5が図1の(b)に示すように二次イオン引出し
軸4´に対してほゞ垂直に近い位置関係を保たれるの
で、分析面からの余弦の法則が成り立ち、これらの作用
により加工断面5から放出される二次イオン4を二次イ
オン引出し電極3側に効率良く引出すことができる。
【0028】引出された二次イオン4は図5に示す二次
イオン分析計の要素16,17,18,19,20を経
て特定イオンとして検出されるのは、前述した通りであ
る。
【0029】本実施例の効果を列記すると下記の如くで
ある。
【0030】(1)収束イオンビーム1Aのスパッタリ
ングによる加工断面5の形成と、加工断面5の二次イオ
ン質量分析を一つの装置で実行できる。また、収束イオ
ンビームによって得られる加工断面5の分析、及び元素
分布観察像において、引出し電極3に対し最も二次イオ
ン利用率が高い角度に試料を任意に傾斜することができ
る。
【0031】(2)試料ホルダー8のうち試料搭載部8
Bをホルダーベース8Aと逆向きに傾斜制御できること
から、二次イオン引出し電界を有効に働かせつつ、上記
(1)の二次イオン引出しを行うことができる。
【0032】(3)さらに、引出し電界を補正電極10
で補正でき二次イオンの引出し効率を更に一層高めるこ
とができる。
【0033】以上から、収束イオンビームによる加工断
面の二次イオン質量分析が可能になり、従来よりも一歩
進んだ試料の不良解析等の実現を可能にした。
【0034】なお、上記実施例では試料ホルダー8はス
テージ上に搭載されるが、このホルダー8(ホルダーベ
ース8A及び試料搭載部8B)を二次イオン引出し軸4
´を中心にステージ等により回転可能にすれば、ステー
ジの回転操作により加工断面5の全集を幅広く二次イオ
ン質量分析に付することが可能になる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、試料ホル
ダーに機構的的な工夫を施すことで、一つの装置で収束
イオンビームによる加工断面の形成と加工断面の高感度
二次イオン質量分析を可能にする収束イオンビーム・二
次イオン質量分析計複合装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る収束イオンビーム・二
次イオン質量分析計複合装置の発明の要点を示す説明図
及びその一部を取出した図
【図2】上記実施例の装置を用いて試料に加工断面を形
成している状態(収束イオンビーム照射状態)を示す説
明図。
【図3】上記実施例に用いる試料搭載部を傾斜させた時
の試料面に対する垂直線,一次イオン照射軸及び二次イ
オン引出し軸の位置関係を示す説明図。
【図4】上記実施例の全体構成を示す説明図。
【図5】上記実施例に用いる試料ホルダーの構成を示す
斜視図。
【図6】従来の装置を用いて加工断面の二次イオン質量
分析を行う場合に生じる二次イオン引出し電界の問題点
を指摘した説明図。
【図7】上記実施例における二次イオン引出し電界を示
す説明図。
【図8】従来の二次イオン質量分析の動作原理を示す説
明図。
【図9】従来の二次イオン質量分析計によって試料の加
工断面を質量分析する場合の問題点を指摘した説明図。
【符号の説明】
1…一次イオンビーム、1´…一次イオン照射軸、2…
試料、2A…被加工面、3…二次イオン引出し電極、4
…二次イオン、4´…二次イオン引出し軸、5…加工断
面、7…凹部、8…試料ホルダー、8A…ホルダーベー
ス、8B…試料搭載部、9…シールド電極、10…補正
電極、18,19…二次イオン分離部(セクタ電場,セ
クタ磁場)、20…特定イオン検出器、25…全イオン
検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武藤 勝美 茨城県勝田市市毛882番地 日立計測エ ンジニアリング株式会社内 審査官 杉浦 淳 (56)参考文献 特開 昭60−218754(JP,A) 特開 昭60−95844(JP,A) 特開 昭55−115251(JP,A) 実開 昭49−113541(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 37/252 H01J 49/26

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料に対して加工断面形成用の収束イオ
    ンビームと試料分析用の一次イオンビームとをその用途
    に応じて照射する一次イオン照射系と、前記試料を保持
    する試料ホルダーと、前記試料への一次イオンビーム照
    射によって放出される二次イオンを引き出す二次イオン
    引出し電極と、二次イオン分離部及び検出部とを備え、
    且つ前記試料ホルダーは、ホルダーベースとそのホルダ
    ーベース面に傾斜機構で支持されつつ組み込まれた試料
    搭載部とで構成され、前記ホルダーベースが前記二次イ
    オン引出し電極との関係で適正位置にある時に、前記試
    料搭載部は前記傾斜機構により少なくとも前記ホルダー
    ベースと同じ向きの位置から前記ホルダーベースと逆向
    きの位置の範囲で傾斜可能に設定して成ることを特徴と
    する収束イオンビーム・二次イオン質量分析計複合装
    置。
  2. 【請求項2】 試料に対して加工断面形成用の収束イオ
    ンビームと試料分析用の一次イオンビームとをその用途
    に応じて照射する一次イオン照射系と、前記試料を保持
    する試料ホルダーと、前記試料への一次イオンビーム照
    射によって放出される二次イオンを引き出す二次イオン
    引出し電極と、二次イオン分離部及び検出部とを備え、
    且つ前記試料ホルダーは、ホルダーベースとそのホルダ
    ーベース面に傾斜機構で支持されつつ組み込まれた試料
    搭載部とで構成され、前記傾斜機構による前記試料搭載
    部の傾斜範囲を、この試料搭載部にある試料の被加工面
    に対する垂直線,一次イオン照射軸,二次イオン引出し
    軸との関係で、前記被加工面に対する垂直線が少なくと
    も前記二次イオン引出し軸の位置から一次イオン照射軸
    を超える位置までの範囲で傾斜可能に設定して成ること
    を特徴とする収束イオンビーム・二次イオン質量分析計
    複合装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ホルダーベース
    が前記二次イオン引出し電極との関係で適正位置にある
    とは、そのホルダーベース面が前記二次イオン引出し軸
    に対して垂直になるような位置にあることをいう収束イ
    オンビーム・二次イオン質量分析装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    において、前記試料ホルダーのホルダーベースは傾斜機
    構付きステージ上に固定され、このホルダーベース面に
    前記試料搭載部が前記ステージの傾斜機構とは別個の傾
    斜機構により支持されつつ組み込まれてなることを特徴
    とする収束イオンビーム・二次イオン質量分析計複合装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
    において、前記ホルダーベースには凹部が形成され、こ
    の凹部に前記試料搭載部が傾斜可能に組み込まれている
    ことを特徴とする収束イオンビーム・二次イオン質量分
    析計複合装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項
    において、二次イオン引出し電界を補正する補正電極を
    備えてなることを特徴とする収束イオンビーム・二次イ
    オン質量分析計複合装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか1項
    において、前記試料ホルダーのホルダーベース及び試料
    搭載部が回転機構により前記二次イオン引出し軸を中心
    に回転可能に支持されていることを特徴とする収束イオ
    ンビーム・二次イオン質量分析計複合装置。
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