JP3114746B2 - Crt測定方法 - Google Patents
Crt測定方法Info
- Publication number
- JP3114746B2 JP3114746B2 JP03207362A JP20736291A JP3114746B2 JP 3114746 B2 JP3114746 B2 JP 3114746B2 JP 03207362 A JP03207362 A JP 03207362A JP 20736291 A JP20736291 A JP 20736291A JP 3114746 B2 JP3114746 B2 JP 3114746B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crt
- data
- stored
- television camera
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCRTのコンバ
ーゼンスを測定する場合に用いて好適なCRT測定方法
に関する。
ーゼンスを測定する場合に用いて好適なCRT測定方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばカラーのCRTのコンバー
ゼンスを測定する場合、CRTをテレビカメラで撮影
し、その出力データを処理するようにしている。この場
合、レジずれ(R,G,Bの各CCDの位置ずれ)、色
収差の影響を小さくするため、テレビカメラの画角を小
さくして使用するようにしていた。従って、測定するポ
イントごとにテレビカメラを複数個配置するか、各測定
ポイントにテレビカメラを順次移動するようにしてい
た。
ゼンスを測定する場合、CRTをテレビカメラで撮影
し、その出力データを処理するようにしている。この場
合、レジずれ(R,G,Bの各CCDの位置ずれ)、色
収差の影響を小さくするため、テレビカメラの画角を小
さくして使用するようにしていた。従って、測定するポ
イントごとにテレビカメラを複数個配置するか、各測定
ポイントにテレビカメラを順次移動するようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は、このよ
うに画角を小さくしてCRTを測定するようにしている
ため、測定に時間がかかる課題があった。
うに画角を小さくしてCRTを測定するようにしている
ため、測定に時間がかかる課題があった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、CRTの特性を迅速に測定することができ
るようにするものである。
ものであり、CRTの特性を迅速に測定することができ
るようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のCRT測定方法
は、3原色の蛍光体を有する蛍光板を1本の電子ビーム
で走査し、蛍光板を撮影して得られるデータを較正デー
タとして記憶し、通常のCRTを撮影して得られるデー
タを較正データに対応して補正することを特徴とする。
は、3原色の蛍光体を有する蛍光板を1本の電子ビーム
で走査し、蛍光板を撮影して得られるデータを較正デー
タとして記憶し、通常のCRTを撮影して得られるデー
タを較正データに対応して補正することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明のCRT測定方法においては、通常のC
RTの例えばシャドーマスクやアパーチャーグリルを取
外し、1本の電子ビームで蛍光面が走査される。そし
て、このとき得られるデータが較正データとして記憶さ
れ、通常のCRTの特性を測定するときこの較正データ
により測定データが補正される。従って、短時間に測定
を完了することが可能になる。
RTの例えばシャドーマスクやアパーチャーグリルを取
外し、1本の電子ビームで蛍光面が走査される。そし
て、このとき得られるデータが較正データとして記憶さ
れ、通常のCRTの特性を測定するときこの較正データ
により測定データが補正される。従って、短時間に測定
を完了することが可能になる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明のCRT測定装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。標準CRT1は、蛍光
板3と1本の電子銃2とを有している。蛍光板3は、
R,G,Bの3原色の蛍光体を多数有している。通常の
カラーCRTの場合、この蛍光板3と電子銃2との間で
あって、蛍光板3の近傍にシャドーマスクまたはアパー
チャーグリルが配置されているのであるが、この標準C
RT1においては、このシャドーマスクあるいはアパー
チャーグリルが除去された構成とされている。また、電
子銃2は1本とされ、1本の電子ビームにより蛍光板3
が走査されるようになされている。即ち、カラーの標準
CRT1の蛍光板3はすべての蛍光体が発光するが、単
一ビームのため、色ずれを有しないジャストコンバーゼ
ンス状態となる。
の構成を示すブロック図である。標準CRT1は、蛍光
板3と1本の電子銃2とを有している。蛍光板3は、
R,G,Bの3原色の蛍光体を多数有している。通常の
カラーCRTの場合、この蛍光板3と電子銃2との間で
あって、蛍光板3の近傍にシャドーマスクまたはアパー
チャーグリルが配置されているのであるが、この標準C
RT1においては、このシャドーマスクあるいはアパー
チャーグリルが除去された構成とされている。また、電
子銃2は1本とされ、1本の電子ビームにより蛍光板3
が走査されるようになされている。即ち、カラーの標準
CRT1の蛍光板3はすべての蛍光体が発光するが、単
一ビームのため、色ずれを有しないジャストコンバーゼ
ンス状態となる。
【0008】この標準CRT1に対向して、測定装置1
0が設けられている。測定装置10は、CRTを撮影す
るテレビカメラ11と、テレビカメラ11が出力する
R,G,Bの各出力をA/D変換するA/Dコンバータ
12乃至14と、A/Dコンバータ12乃至14の出力
を記憶するメモリ15乃至17と、メモリ15乃至17
に記憶されたデータを処理するCPU18と、処理した
結果得られたデータを必要に応じ、記憶するメモリ20
と、所定の情報を表示するモニタ19とにより構成され
ている。
0が設けられている。測定装置10は、CRTを撮影す
るテレビカメラ11と、テレビカメラ11が出力する
R,G,Bの各出力をA/D変換するA/Dコンバータ
12乃至14と、A/Dコンバータ12乃至14の出力
を記憶するメモリ15乃至17と、メモリ15乃至17
に記憶されたデータを処理するCPU18と、処理した
結果得られたデータを必要に応じ、記憶するメモリ20
と、所定の情報を表示するモニタ19とにより構成され
ている。
【0009】次に、その動作について説明する。最初
に、テレビカメラ11により標準CRT1の蛍光板3の
全体を撮影する。上述したように、1本の電子銃2によ
り走査されているため、蛍光板3の各蛍光体はすべて発
光する。テレビカメラ11は蛍光板3を撮影し、R,
G,Bの各信号を出力する。R信号はA/Dコンバータ
12によりA/D変換された後、メモリ15に記憶され
る。G信号はA/Dコンバータ13によりA/D変換さ
れた後、メモリ16に記憶される。また、B信号はA/
Dコンバータ14によりA/D変換された後、メモリ1
7に記憶される。上述したように、標準CRT1はジャ
ストコンバーゼンス管であり、CPU18はこの測定デ
ータを較正データとしてメモリ20に記憶させる。
に、テレビカメラ11により標準CRT1の蛍光板3の
全体を撮影する。上述したように、1本の電子銃2によ
り走査されているため、蛍光板3の各蛍光体はすべて発
光する。テレビカメラ11は蛍光板3を撮影し、R,
G,Bの各信号を出力する。R信号はA/Dコンバータ
12によりA/D変換された後、メモリ15に記憶され
る。G信号はA/Dコンバータ13によりA/D変換さ
れた後、メモリ16に記憶される。また、B信号はA/
Dコンバータ14によりA/D変換された後、メモリ1
7に記憶される。上述したように、標準CRT1はジャ
ストコンバーゼンス管であり、CPU18はこの測定デ
ータを較正データとしてメモリ20に記憶させる。
【0010】次に、通常のCRTを測定する場合、標準
CRT1に代え、通常のCRTの蛍光板の全体をテレビ
カメラ11で撮影する。このとき得られるR,G,B信
号もA/Dコンバータ12乃至14でA/D変換された
後、メモリ15乃至17に記憶される。CPU18は、
このメモリ15乃至17に記憶されたデータからメモリ
20に記憶されている較正データを減算し、測定データ
を補正する。これにより、テレビカメラ11のレンズの
色収差やCCDの相対的位置ずれを補正した測定データ
を得ることができる。
CRT1に代え、通常のCRTの蛍光板の全体をテレビ
カメラ11で撮影する。このとき得られるR,G,B信
号もA/Dコンバータ12乃至14でA/D変換された
後、メモリ15乃至17に記憶される。CPU18は、
このメモリ15乃至17に記憶されたデータからメモリ
20に記憶されている較正データを減算し、測定データ
を補正する。これにより、テレビカメラ11のレンズの
色収差やCCDの相対的位置ずれを補正した測定データ
を得ることができる。
【0011】CPU18は、このようにして補正された
データから例えばコンバーゼンスを測定する。コンバー
ゼンスを測定する場合においては、R,G,Bの相対的
距離を計算する。演算結果は必要に応じてモニタ19に
出力され、表示されるとともに、メモリ20に供給さ
れ、記憶される。
データから例えばコンバーゼンスを測定する。コンバー
ゼンスを測定する場合においては、R,G,Bの相対的
距離を計算する。演算結果は必要に応じてモニタ19に
出力され、表示されるとともに、メモリ20に供給さ
れ、記憶される。
【0012】
【発明の効果】以上の如く本発明のCRT測定方法によ
れば、3原色の蛍光体を有する蛍光板を1本の電子ビー
ムで走査し、その蛍光板を撮影して得られるデータを較
正データとして記憶し、通常のCRTを撮影して得られ
るデータをこの較正データに対応して補正するようにし
たので、測定ポイントの数が多くなっても、短時間で容
易に測定を行うことができる。また、ゼロ点較正の高精
度化、容易化、自動化が可能になる。
れば、3原色の蛍光体を有する蛍光板を1本の電子ビー
ムで走査し、その蛍光板を撮影して得られるデータを較
正データとして記憶し、通常のCRTを撮影して得られ
るデータをこの較正データに対応して補正するようにし
たので、測定ポイントの数が多くなっても、短時間で容
易に測定を行うことができる。また、ゼロ点較正の高精
度化、容易化、自動化が可能になる。
【図1】本発明のCRT測定方法の一実施例の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1 標準CRT 2 電子銃 3 蛍光板 10 測定装置 11 テレビカメラ 12乃至14 A/Dコンバータ 15乃至17 メモリ 18 CPU 19 モニタ 20 メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 3原色の蛍光体を有する蛍光板を1本の
電子ビームで走査し、前記蛍光板を撮影して得られるデ
ータを較正データとして記憶し、 通常のCRTの特性を測定するとき、通常のCRTを撮
影して得られるデータを前記較正データに対応して補正
することを特徴とするCRT測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03207362A JP3114746B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | Crt測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03207362A JP3114746B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | Crt測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530542A JPH0530542A (ja) | 1993-02-05 |
JP3114746B2 true JP3114746B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=16538481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03207362A Expired - Fee Related JP3114746B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | Crt測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3114746B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP03207362A patent/JP3114746B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0530542A (ja) | 1993-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000830 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |