JP3114520U - 清掃ディスク - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディスクに有効な送風手段を備えて、光ピックアップレンズの表面の埃を確実に払拭する。
【解決手段】 既存のディスクと同大のディスク1に送風手段として花弁状・新月状等の複数の翼形片10を等間隔に形成する。各翼形片10は外端部11がディスク円周の一部を構成するとともに基部12がディスクのデータゾーン2の外周縁に所定の幅を有して一体であり、回転時に翼形片10同士の離隔部13からエアーが光ピックアップレンズ20に向けて送り込まれる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、光ピックアップレンズの埃を除去する清掃ディスクに関する。
CD・MD・CD−ROM・DVDなどの光ピックアップレンズを清掃するための手段として、ディスク本体に清掃体ブラシを取り付け、ディスクの回転に伴ってレンズ表面をブラシ先端が触れることで埃を払拭するとした技術は従来から多数存在する。それらの技術では清掃体が直接レンズに接触するため、接触加減によりレンズ表面に当たらないで所期するほどのクリーニングがなされなかったり、衝撃が強過ぎて信号切断などの不具合を生ずるといった問題、あるいはクリーニング中のブラシの脱落とそれに伴い脱落ブラシが装置内に残ることによるトラブル発生、就中高速回転ドライブにおけるブラシによる衝撃力に起因するレンズの歪み惹起などの懸念も指摘されている。そこで、ディスクに別体である清掃体を取り付けないでレンズのほこりを除去するとした技術が提案されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
特開2000−215488号公報 特開2004−178778号公報
特許文献1に記載された技術は、ディスクと同一形状のクリーナー用ディスクと、このクリーナー用ディスクに形成された貫通孔からなるもので、クリーナー用ディスクが回転中に貫通孔より発生する空気流がピックアップレンズに送られるように構成し、レンズに付着した埃が空気流によって吹き飛ばされることを意図している。ところでこのようにディスクに小さな孔を開けただけのものでは孔内に十分な空気が送られるとは考えがたく、ましてレンズ表面に付着した汚れを除去するほどに付勢された空気流は所期されない憾みがある。
特許文献2に記載された技術も、ピックアップレンズの表面の埃を無接触で除去しようとすることを意図しており、そのためにクリーニングディスクの回転により発生する風圧を吸入口より取り込み、エアー密度を高めながら噴射口より噴射する形状を形成した通風機構を1つ又は2つ以上設け、エアーを勢いよく噴射させて光ピックアップレンズを無接触で清掃することを特徴としている。
上記技術では、通風機構にはエアー吸入口及び信号記録面に接しエアー噴射口を設けているが、エアー吸入口とエアー噴射口の形状は、エアー噴射口に向かってエアーの密度を高める構造、としているのみで、どうしたらエアーの密度が高まる構造であるかの具体的開示がないため、果たして所期する効果が得られるか否かが頗る疑問となる。またエアー噴射口は小さな円形状の孔としているので、特許文献1と同様、十分なエアーがこのような孔からレンズに向かって噴射されるということは確実性に乏しいと考えられる。
本考案はこのような従来技術に鑑み、光ピックアップレンズへの十分な送風手段を備えることを特徴としたもので、ディスクに小さな送風孔を設けるとした従来技術とは一線を画し、ディスクの回転そのものがレンズの表面に風圧を及ぼす新規構造のクリーニングディスクを提供しようとするものである。
そのために本考案は、既存のディスクと同大のディスクに送風手段として花弁状・新月状等の複数の翼形片を等間隔に形成した清掃ディスクであって、各翼形片は外端部がディスク円周の一部を構成するとともに基部がディスクのデータゾーンの外周縁に所定の幅を有して一体となっており、回転時に翼形片同士の離隔部からエアーが光ピックアップレンズに向けて送り込まれることを技術手段としている。
上記の清掃ディスクは、各翼形片を前傾状に形成して回転時の風圧発生が効率的となることを特徴としている。
また各翼形片の前後部を傾斜形成して、離隔部に入ったエアーを確実に取り込むことを特徴としている。
ディスクに形成した複数の翼形片によってあたかも風車が回転するように盤面にエアーが発生し、十分な風圧が離隔部に入ってディスクと対面する光ピックアップレンズに風が衝当するのでレンズ表面の埃が払拭される。
翼形片を前傾状とすると回転時の風圧発生の効率がよく、エアーの取り込みが有効になるとともに、各翼形片の前後部を傾斜形成することで離隔部内にエアーが勢いを減ずることなく確実に導入され、しかも従来のブラシを用いたクリーナーと異なり直接レンズ表面を傷つけたり信号切断のおそれがなく安心して使用できる。
図面を参照して本考案実施の形態を説明すると、図1に示すディスク1は、既存のディスクすなわちCD・DVD等と何ら異ならない大きさで素材も同じものから形成されている。従来の送風式クリーナーディスクは盤面に小孔をあけてそこからエアーを取り込む構成であるが、本考案には小孔がない。本考案は送風手段として複数(図では4か所)の翼形片10を設けたもので、これらは等間隔に形成されている。(a)図では、各翼形片10が新月状ないし鎌の刃状としてあり、外端部11はディスク1の円周の一部を構成し、基部12はディスク1のデータゾーン2の外周縁に所定の幅を有して一体となっている。
等間隔に形成した翼形片10相互間には離隔部13が存在する。この離隔部13の接線の中心は、ディスク1のセンターホール3の中心とは位置ずれさせることで回転時の風圧が一層効率よいものとなる。そして翼形片10は矢指のように回転するディスク1に前傾状に配置され、このような構成とすることで付勢されたエアーが離隔部13内に送り込まれる。
各翼形片10の前後部は図(b)のようにディスク1が矢指のように回転する際に、離隔部13に入ったエアーを効率よく取り込むことができるように傾斜形成する。つまり隣接する翼形片10の前部と後部は対称的な傾斜面とすることがよく、この場合当然ながら前部のエアー入口側を鋭角とし、後部を鈍角に形成する。
かくして離隔部13に導入されたエアーは、ディスク1の下面に位置する光ピックアップレンズ20の表面に衝当してレンズ表面に付着した埃を吹き払いレンズ20はクリーニングされる。上記のように従来品の小孔と異なり、ディスク盤面には翼形片10によって強力にエアーの発生が所期されるとともに離隔部13が十分にエアーを導入するので、ブラシでレンズを払拭するような接触過度による弊害もなくて良好なクリーニングを行うことができる。
図2は、翼形片10を花弁状に形成した他の例を示したもので、この例のように隣接する翼形片10の基部12同士を近接させて形成しても第1の例と同様の効果を得られ、また図3は翼形片10を略扇形状に形成し、隣接する翼形片10同士の間の離隔部13が平行状となっているが、この例では離隔部13の間隔が狭い分、多数個所に形成できることとなる。図2及び図3における符号は図1と同一部分を示す。
なお図示した翼形片10は一例であり、本考案は翼形片の構造・個数は当然として、離隔部の形状等、本考案の目的効果を奏する範囲における変更も本考案の自由な実施の範疇に属すること勿論である。
本考案の一例を示す説明図である。 翼形片を花弁状とした本考案の他の例を示す説明図である。 翼形片を扇形状とした本考案の他の例を示す説明図である。
符号の説明
1 ディスク
2 データゾーン
3 センターホール
10 翼形片
11 外端部
12 基部
13 離隔部
20 光ピックアップレンズ

Claims (3)

  1. 既存のディスクと同大のディスクに送風手段として花弁状・新月状等の複数の翼形片を等間隔に形成した清掃ディスクであって、各翼形片は外端部がディスク円周の一部を構成するとともに基部がディスクのデータゾーンの外周縁に所定の幅を有して一体となっており、回転時に翼形片同士の離隔部からエアーが光ピックアップレンズに向けて送り込まれることを特徴とする清掃ディスク
  2. 清掃ディスクにおける各翼形片を前傾状に形成して、回転時の風圧発生が効率的となることを特徴とする請求項1に記載の清掃ディスク。
  3. 各翼形片の前後部を傾斜形成して、離隔部に入ったエアーが確実に取り込まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃ディスク。
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