JP3114377U - 編織面を具備する板主体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 編織の立体視覚及び触り心地のよい紙質触感を具備して、インテリア或いは家具等の装飾板として使用出来るようにすることを課題とする。
【解決手段】 複数の紙条(1)(2)を縦横に交互に編んで形成された紙質編織層(10)を、接着により薄木板(20)上に貼り合わせた構成である。
【選択図】 図2

Description

本考案は一種の編織面を具備する板主体の構造の改良に係り、特に、一種の薄木板と紙質編織層とを結合した板主体の構造であり、ファイル収納棚、バインダー、ブックカバー等に適用出来、物品の外観に特殊な紙質編織立体視覚及び触感を具備させることが出来、且つ、薄木板により構造の強度を維持することが出来、更に、物品の全体価値感を高めることが出来る編織面を具備する板主体に関する。
一般的なインテリアや家具等の用途に使用される装飾板は、大きく分けてプラスチック板と木板とに分類される。しかし、装飾板の表面は色彩、或いは、模様の変化のみに留まり、市場の多様性及び消費者のセンスが高まる中、平面の視覚及び触感しか提供出来ないこの種の装飾板のみでは、そのニーズを満足させることは出来ない。
また、市場において編織物を具備するプラスチック板が販売されている。現状の編織物プラスチック板は、適当な材質の片材を籐のように縦横交互に編み、編織層を形成した後、プラスチック板と高熱結合させ、一体化させることによって製成された、表面に編織面を具備するプラスチック板である。この編織物プラスチック板は、ファイル収納棚、バインダー等に適用出来、立体編織面視覚及び触覚を具備させることにより、全体価値感及びセンスを高めることが出来る。しかし、この種の編織面を具備する装飾板は、現在の所、プラスチック板のみに適用出来、木板には適用することが出来ない。プラスチック板の熱結合効果を得るために、編織層は、プラスチック、籐、或いは竹材料を使用する必要があるが、製成された装飾板は編織物の立体視覚を具備するものの、触感がよくなく、適用する対象及び価値感は制限され、更に、製造コストも高くなり、産業利用の経済効果を高めることは出来ず、理想の製品であるとは言えない。
木板の装飾板について言えば、接着結合により編織層を一体化させることが出来るけれども、編織層の材質に制限があり、木板と編織層とが一体化出来ても、触感が理想的ではないと言う問題があり、如何に木板の装飾板に編織立体視覚効果及び理想の触感を付帯させるかが関係業界では開発目標となっている。
本考案者は上記課題に取り組み、関係する製品の開発及び設計に従事し、上記の目標に焦点をしぼり、研究を行ない、設計もより精密になり、試験と評価を繰り返し、ついに実用性のある本考案が完成した。
本考案は、上記課題を解決した編織面を具備する板主体を提供することを目的とする。
本考案は、複数の紙条(1)(2)を縦横に交互に編んで形成された紙質編織層(10)を、接着により薄木板(20)上に貼り合わせた構成としたことを特徴とする。
紙質編織層を具備することによって、編織の立体視覚及び触り心地のよい紙質触感を具備させることが出来る。これによって、インテリア或いは家具等の装飾板として使用出来、その表面は編織面を有することにより、立体視覚を有することが出来る。
次に本考案の実施の形態について説明する。
本考案の構造の特徴及びその効果を以下に実施例とそれに合わせた図式及び詳細な説明を列挙し、本考案の長所を詳述する。
図1は本考案の実施例1の編織面を具備する板主体の斜視図である。図2は図1の編織面を具備する板主体の分解斜視図である。図3は図1の編織面を具備する板主体の構造を拡大して示す図である。
編織面を具備する板主体は、複数の紙条(1)(2)を縦横に交互に編んで紙質編織層(10)を形成し、紙の質感、或いは模様により、独特な紙質編織立体視覚及び触感を有し、又、紙条(1)(2)のカラーの配色により多様な色の変化を生み出し、この紙質編織層(10)を接着剤等により薄木板(20)上に結合させることにより、薄木板(20)と紙質編織層(10)とを一体化させることによって製造される。
図4に示すようにファイル収納棚(31)の面を、図5に示すようにバインダー(32)の面を、及び図8に示すようにブックカバー(35)の面を編織面を具備する板主体で装飾することにより、従来の印刷模様の紙板、或いはプラスチック板に取って代わることが出来、又、コストを大幅に増加させずに物品の外観に紙質編織立体視覚及び触感を具備させることが出来るため、産業利用の経済的効果がある。
図4乃至図8は編織面を具備する板主体の運用及び実施であり、紙質編織層(10)を接着剤等により薄木板(20)上に結合させ、薄木板(20)と紙質編織層(10)とを一体化させたものであり、紙の質感、模様及び編織構造により、独特な紙質編織立体視覚及び触感を有し、周知のプラスチック、籐、竹の編織層より触り心地がよく、書斎、事務所等の文房具用品、或いは、設備に適用出来、調和の取れた装飾を行なうことが出来る。
図4は、本考案の編織面を具備する板主体をファイル収納棚(31)上に実施したもので、該ファイル収納棚(31)の組み合わせ前の各側板に編織面を具備する板主体を貼り合わせた後、該ファイル収納棚(31)を組み合わせ、完成させたものであり、ファイル収納棚(31)は表面に編織層(10)を具備することにより、紙質編織立体視覚及び触感を有することが出来る。
図5は、本考案の編織面を具備する板主体をバインダー(32)上に実施したもので、該バインダー(32)は表面に紙質編織層(10)を具備することにより、紙質編織立体視覚及び触感を有することが出来る。
図6はティッシュケース(33)上に、図7は収納棚(34)上に、図8はブックカバー(35)上に、図9はペン立て(36)上に、図10は屏風(37)上に、図11は壁板(38)或いは天板上に、図12は壁飾板(39)上にそれぞれ同様に本考案の編織面を具備する板主体を実施し、それぞれが具備する編織層(10)により、各物品の表面に紙質編織立体視覚及び触感を具備させることが出来、同時に、該紙質編織層(10)の紙質により、字、絵、図案等を直接書いたり、印刷したりすることが出来、個人ごとの独特な芸術作品を製作することも出来る。
上記説明の如く、本考案は紙質編織層(10)と薄木板(20)を一体化させたものであり、該紙質編織層(10)は紙質編織構造により、コストを大幅に抑えることが出来、紙の質感、模様及び編織構造により、独特な紙質編織立体視覚及び触感を有し、適用する物品の全体価値感を高めることが出来、又、紙条(1)(2)のカラーの配色により多様な色の変化を生み出すことが出来、同時に、該紙質編織層(10)の紙質により、字、絵、図案等を直接書いたり、印刷したりすることが出来、個人ごとの独特な芸術作品を製作することも出来る。上記により、現状のプラスチック装飾板の適用対象の局限及びコスト高の問題を解決し、産業利用の経済効果を達成することが出来る。
図13は本考案の実施例2を示す。紙質編織層(10)は紙条(1B)(2B)よりなる。紙質編織層(10)の交差する紙条のうち、一方は円形断面形態でもよく、もう一方は扁形断面形態でもよく、円形断面形態の紙条(2B)と扁形断面形態の紙条(1B)とを縦横に交互に編み、異なる視覚効果の紙質編織層(10)を編織することが出来る。
上記は本考案の実施例について本創作の技術及び特徴を具体に説明するもので、熟知した技術者が本創作の延長線上で修正作業を行なっても本創作の権利範囲内である。
本考案の実施例1の編織面を具備する板主体の斜視図である。 図1の編織面を具備する板主体の分解斜視図である。 図1の編織面を具備する板主体の構造を拡大して示す図である。 図1の編織面を具備する板主体を適用したファイル収納棚を示す図である。 図1の編織面を具備する板主体を適用したバインダーを示す図である。 図1の編織面を具備する板主体を適用したティッシュケースを示す図である。 図1の編織面を具備する板主体を適用した収納棚を示す図である。 図1の編織面を具備する板主体を適用したブックカバーを示す図である。 図1の編織面を具備する板主体を適用したペン立てを示す図である。 図1の編織面を具備する板主体を適用した屏風を示す図である。 図1の編織面を具備する板主体を適用した壁板を示す図である。 図1の編織面を具備する板主体を適用した壁飾板を示す図である。 本考案の実施例2の編織面を具備する板主体の斜視図である。
符号の説明
1 紙条
10 紙質編織層
20 薄木板
31 ファイル収納棚
32 バインダー
33 ティッシュケース
34 収納棚
35 ブックカバー
36 ペン立て
37 屏風
38 壁板
39 壁飾板

Claims (4)

  1. 複数の紙条(1)(2)を縦横に交互に編んで形成された紙質編織層(10)を、接着により薄木板(20)上に貼り合わせた構成としたことを特徴とする編織面を具備する板主体。
  2. 該紙質編織層(10)は、紙の質感、或いは模様により、独特な紙質編織立体視覚及び触感を有することを特徴とする請求項1記載の編織面を具備する板主体。
  3. 該紙質編織層(10)は、紙条(1)(2)のカラーの配色により多様な色の変化を生み出した構成としたことを特徴とする請求項1記載の編織面を具備する板主体。
  4. 該紙質編織層(10)は、字、絵、図案等を直接書いたり、印刷したりすることが可能である構成としたことを特徴とする請求項1記載の編織面を具備する板主体。

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