JP3114296B2 - 電気接続用コネクタ - Google Patents

電気接続用コネクタ

Info

Publication number
JP3114296B2
JP3114296B2 JP03309181A JP30918191A JP3114296B2 JP 3114296 B2 JP3114296 B2 JP 3114296B2 JP 03309181 A JP03309181 A JP 03309181A JP 30918191 A JP30918191 A JP 30918191A JP 3114296 B2 JP3114296 B2 JP 3114296B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
connector
power supply
connection
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03309181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05144517A (ja
Inventor
英敏 斉藤
昌宏 粂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP03309181A priority Critical patent/JP3114296B2/ja
Publication of JPH05144517A publication Critical patent/JPH05144517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3114296B2 publication Critical patent/JP3114296B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等に使用され
る種々のセンサやアクチュエータへの電気配線経路内に
設けられ電源回路を内蔵する電気接続用コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等に使用されるセンサとしては、
回転センサや加速度センサ、あるいは圧力センサ、温度
センサなど種々のものがあり、又アクチュエータとして
は電磁弁等が使用され、センサで検出された検出信号は
多くの場合二値化信号に変換されて電子制御回路へ送ら
れ、制御回路からは制御信号がアクチュエータへ送られ
るというのが制御装置の一般的な構成である。
【0003】このような制御装置において、センサから
の検出信号やアクチュエータへの制御信号は、所定の電
源電圧を動作電圧として与えることによって得られる
が、かかる電源供給方法として、外部回路にて5V等の
定電圧に変換した後に供給する方法と、センサやアクチ
ュエータまでバッテリー電圧をそのまま送りセンサやア
クチュエータで一定の電圧を作り出す方法とがある。
【0004】上記いずれの電源供給方法による場合であ
れ、電源及び検出信号又は制御信号の伝達経路は一般に
ワイヤハーネスと呼ばれる電気配線により構成され、そ
の途中適宜位置でコネクタにより電気配線の接続が行わ
れる。このコネクタは、一般にセンサやアクチュエータ
等の本体部から導出されたケーブルの端末やセンサ等の
本体部に直接取り付けられ、車輌のメインハーネスとの
接続等に用いられる。その構成は一般にセンサ又はアク
チュエータのハーネスの芯線に固定された端子とこの端
子を固定保護するハウジングとから成る。又、場合によ
ってはこのハウジング内をシールするためのゴム部品が
追加装着されることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した電
源供給方法のうち前者の定電圧に変換した後に供給する
方法は、外部の電源回路からセンサやアクチュエータに
電圧を供給する際に、その途中のハーネス上でノイズが
乗り易いという問題がある。又、必ず外部に電源が必要
なためセンサやアクチュエータを単体として機能させる
ことができず、使いづらいという問題もある。
【0006】一方、後者のセンサやアクチュエータ内で
所定の電圧を作り出す方法では、センサ又はアクチュエ
ータ内に電源を持っているためその電源部で発熱し、セ
ンサやアクチュエータに悪影響を与えたり、センサやア
クチュエータそのものは周囲環境の温度に耐えられても
回路部が温度条件に耐えられず、高温下では使用できな
いということもある。
【0007】そして、上記いずれの電源供給方法を採用
する場合であれ、従来はその経路途中のコネクタは単に
経路接続をするためにのみ置かれているに過ぎず、上記
電源供給をする上での問題点を解決するのには何ら役目
もせず、又何らかの役に立つような利用法についての試
みもなされたことがなかった。
【0008】この発明は、上述した電源回路により電源
を供給される検出回路や制御回路中に用いられるコネク
タの利用の現状に鑑みてなされたものであり、コネクタ
の本体ケース内に電源回路を設けて必要な電源電圧をコ
ネクタの接続回路に与え、これによってセンサやアクチ
ュエータの機能を単体化させ使い易さを図り、電源ノイ
ズの低減、耐熱性の向上、電源からの発熱の影響を除去
することのできる電気接続用コネクタを提供することを
課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明は、センサやアクチュエータから引き出され
御回路へ至る経路の電気接続用ケーブル端に接続される
コネクタの本体ケース内に、少なくとも接続端子と、こ
れを接続した接続回路と、この接続回路に電源電圧を所
定電圧に低減して供給する電圧低減回路とを内蔵して成
る電気接続用コネクタの構成としたのである。
【0010】かかる構成のコネクタにおいて、前記接続
回路を回路基板により構成し、この回路基板上に電圧低
回路を搭載するとよい。
【0011】
【0012】あるいは、前記接続回路DC−DC変換
の電圧低減回路と安定化回路を接続するようにしてもよ
い。
【0013】
【作用】上記のように構成したこの発明では、コネクタ
本体ケース内に電圧低減回路を内蔵しているため、この
コネクタを接続して使用されるセンサやアクチュエータ
はその機能が単体化され、システム設計を容易とし使い
易くなる。
【0014】電源を外付けする場合に比べると、電圧低
回路がセンサやアクチュエータに近い位置に設けられ
るため電送中にハーネス上で乗る電源ノイズが低減され
る。
【0015】又、電源がセンサやアクチュエータに近く
なっても、これらとは分離した形で設けられているか
ら、電源部は温度環境のよい場所に設置したままで、電
源部からの発熱の影響をセンサやアクチュエータに与え
ないで済み、信頼性が向上する。
【0016】
【実施例】以下この発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0017】図1は実施例のコネクタ1を車輪速センサ
2から引き出されたケーブル26の先端に接続した例の
概略構成を示す。コネクタ1は、コネクタの本体ケース
11の内部に回路基板12と、この回路基板に接続され
た接続コード13、接続端子14と、回路基板上に搭載
した電源回路15とを備えている。
【0018】本体ケース11は全体が樹脂成形で形成さ
れ、回路基板12は、例えばPCB(printed
circuit board)板などが用いられ、図2
に示すコネクタとしての接続回路10が印刷されてい
る。この回路基板12により構成された接続回路10
車輪速センサ2からの接続コード13の端が直接引き込
まれて接続固定されている。接続端子14側のコネクタ
端は、図2に示すバッテリ電源3、電子制御回路4から
のワイヤハーネス端を接続できる、例えばプラグインソ
ケット形式の端末形状に構成されている。
【0019】車輪速センサ2は、ケース21と上端部の
モールド封止部22の内部にホールIC23、磁石2
4、接続基板25を有する形式のものを一例として示し
ている。接続基板25に接続されたケーブル26から出
力信号が送り出され、その端末が前記コネクタ1の接続
コード13として接続されており、車輪に取り付けられ
た歯形状の回転体Xの回転により生ずる磁場の変化をホ
ールIC23により検出し、電気信号に変換する。
【0020】なお、車輪速センサとしてはこの他にも電
磁発電式、磁気抵抗素子を利用したものなどがあり、い
ずれの形式のものでもよいことは勿論である。
【0021】上述したコネクタ1と車輪速センサ2の電
源供給方法及び検出信号を電子制御回路へ送る回路全
体の概略ブロック図を図2に示す。図示の例では、電源
回路15はDC−DCコンバータを用いた電圧低減回路
16と安定化回路17から成る。電圧変動が小さい場合
は、安定化回路17は省略してもよい。かかる電源回路
15に対しバッテリ電源3から電源が供給され、電圧低
減回路16でバッテリ電圧の12Vから5V電圧に変換
される。この5V電圧はケーブル26を介して車輪速
ンサ2に供給され、車輪速センサ2で検出された車輪の
回転情報を表す信号がワイヤハーネス(図示省略)の信
号線を介して電子制御回路4へ送られる。
【0022】
【効果】以上詳細に説明したように、この発明のコネク
タは接続端子と、接続回路と、電圧低減回路を内蔵して
いるので、このコネクタをセンサやあるいはアクチュエ
ータ用に使用する場合は、外部に電圧低減回路が無くて
もセンサやアクチュエータをそれ自体単体として機能さ
せ、このため使用するシステム設計が容易となり使い易
くなると共に従来の電源外付け式の場合に比べると、電
源をセンサやアクチュエータに近づけることができ、電
送中のハーネス上で乗る電源ノイズを低減できる。
【0023】又、電源がセンサやアクチュエータ部と分
離しているので、高温下では使用できない電源部を温度
環境のよい場所に置くことができ、耐熱性の対策とする
ことができると共に電源回路からの発熱の影響をセンサ
やアクチュエータに与えないようにすることができ、信
頼性が向上するなどの種々の利点が得られ、自動車等へ
の応用に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のコネクタを車輪速センサに用いた例の
全体概略構成図
【図2】同上のコネクタを車輪速センサに用いた電気回
路全概略ブロック図
【符号の説明】
1 コネクタ 2 車輪速センサ 3 バッテリ電源 4 電子制御回路 11 コネクタ本体ケース 12 回路基板 13 接続コード 14 接続端子 15 電源回路 16 電圧低減回路 17 安定化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/66

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサやアクチュエータから引き出され
    制御回路へ至る経路の電気接続用ケーブル端に接続され
    るコネクタの本体ケース内に、少なくとも接続端子と、
    これを接続した接続回路と、この接続回路に電源電圧
    所定電圧に低減して供給する電圧低減回路とを内蔵して
    る電気接続用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記接続回路を回路基板により構成し、
    この回路基板上に電圧低減回路を搭載したことを特徴と
    する請求項1に記載の電気接続用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記接続回路にDC−DC変換の電圧低
    減回路と安定化回路を接続したことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の電気接続用コネクタ。
JP03309181A 1991-11-25 1991-11-25 電気接続用コネクタ Expired - Fee Related JP3114296B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03309181A JP3114296B2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 電気接続用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03309181A JP3114296B2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 電気接続用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05144517A JPH05144517A (ja) 1993-06-11
JP3114296B2 true JP3114296B2 (ja) 2000-12-04

Family

ID=17989907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03309181A Expired - Fee Related JP3114296B2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 電気接続用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3114296B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102376845B1 (ko) * 2017-05-15 2022-03-21 엘지이노텍 주식회사 커넥터 및 컨버터

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05144517A (ja) 1993-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001506368A (ja) センサ装置
JP3211939B2 (ja) 電気接続箱
JP2007278938A (ja) 温度検出機能付き電流センサ
US12054134B2 (en) Brake controller mounted to a towing vehicle
JP2022072833A (ja) 車速情報生成装置
JP3114296B2 (ja) 電気接続用コネクタ
JP2011053003A (ja) 電流検出装置
US6917193B1 (en) Distance tolerant leadless current sensor
JP4705415B2 (ja) 電動モータ
JP2017184384A (ja) 電力変換装置
US6549002B2 (en) Pulse signal generator having integrally made detecting assembly and waveform shaping circuit
JP3503873B2 (ja) 車両用バッテリボックス
CN210155204U (zh) 一种非接触式电流监测装置
JPH0735767Y2 (ja) 自動車用空調装置
CN219226817U (zh) 一种新型充电座
JP2597510Y2 (ja) 磁気センサ
CN212400917U (zh) 一种电机控制器及电动汽车
CN212115082U (zh) 一种车用高可靠电机电控集成动力驱动器
JPH05263735A (ja) エンジン制御装置
CN220594832U (zh) 线束结构和汽车
CN210033638U (zh) 带二极管过渡线束的电控螺线管
JPH0429514Y2 (ja)
JP5018846B2 (ja) 電流検出装置
JP3084704B2 (ja) 計器本体の取付構造
JP3199860B2 (ja) 樹脂モールド電動機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees