JP3113929U - 包装体及びその製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ジッパーの裏側への被包装物の逆流の阻止により、ジッパーの開閉操作を容易化する。
【解決手段】隔壁シート11の上縁16を、包袋10の片側12内面に貼り付け、包袋片側12面と、隔壁シート11との対向面にジッパー15を設け、隔壁シート11の裏側面17と、包袋の別面13との間に、被包装物の充填通路18を形成した包袋であって、包袋は、充填通路18を通して被包装物20を充填したあと、開口部をシールバー21、22で閉鎖し、また隔壁シートの裏側面17と、包袋の別面13とをシーラ31、32で溶着して充填通路18を閉鎖して通路18への被包装物20の逆流を阻止する。
【選択図】図1
【解決手段】隔壁シート11の上縁16を、包袋10の片側12内面に貼り付け、包袋片側12面と、隔壁シート11との対向面にジッパー15を設け、隔壁シート11の裏側面17と、包袋の別面13との間に、被包装物の充填通路18を形成した包袋であって、包袋は、充填通路18を通して被包装物20を充填したあと、開口部をシールバー21、22で閉鎖し、また隔壁シートの裏側面17と、包袋の別面13とをシーラ31、32で溶着して充填通路18を閉鎖して通路18への被包装物20の逆流を阻止する。
【選択図】図1
Description
本考案は、開口部に開閉自在なジッパーを備える包装体の構造及び、前記包装体に被包装物を充填しかつ密封する装置の構造に関する。
プラステイック製の包装用袋の開口縁に沿ってジッパーを設けたものが存在する。当該ジッパーは、細長き溝型の雌要素に、細長き雄要素を押し込んで袋口を閉鎖することができ、これら両要素は外部からの強制力で分離することで包袋を開口することができる。かかる包袋は開口したジッパー間にホッパーを差し入れて被包装物を充填することななるが、この場合、前記被包装物が前記ジッパーの噛み合わせ面に付着することがあり、同ジッパーの閉鎖が不完全になるという問題を抱える。
この点、下記の特許文献1には、
上部を開口した包袋内部に、所定高さ幅の隔壁シートを配置し、該シートの上縁を、片側の袋内面に貼り付けると共に、前記片側の袋内面と前記隔壁シートとの対向面に雄雌両要素からなるジッパーを設ける一方、前記隔壁シートの裏側面と、前記包袋の別面との間に、被包装物の充填通路を形成した包袋を開示する。つまり前記包袋開口部から、同包袋の別面と前記隔壁シートの背面との間を通して同包袋内に被包装物を充填したあと、前記開口部を閉鎖して被包装物を密封し、開口に当たっては、前記隔壁シート上縁の貼り付け部分と、前記ジッパーとの間を、包袋に貼り付けたオープンテープで引き裂いたあと、前記ジッパー部分を任意に開封することができる構造である。
上部を開口した包袋内部に、所定高さ幅の隔壁シートを配置し、該シートの上縁を、片側の袋内面に貼り付けると共に、前記片側の袋内面と前記隔壁シートとの対向面に雄雌両要素からなるジッパーを設ける一方、前記隔壁シートの裏側面と、前記包袋の別面との間に、被包装物の充填通路を形成した包袋を開示する。つまり前記包袋開口部から、同包袋の別面と前記隔壁シートの背面との間を通して同包袋内に被包装物を充填したあと、前記開口部を閉鎖して被包装物を密封し、開口に当たっては、前記隔壁シート上縁の貼り付け部分と、前記ジッパーとの間を、包袋に貼り付けたオープンテープで引き裂いたあと、前記ジッパー部分を任意に開封することができる構造である。
前記構造は、ジッパーを片側の袋面と隔壁シートとに貼り付けるので、充填した被包装物の重量が、ジッパーを袋両側面に固定した従来型のように、ジッパーに影響して同ジッパーを自然に開口させるというようなことが少なく、また隔壁シートが被包装物の充填通路と、ジッパーとを隔離するので、被包装物充填時にジッパー噛み合わせ面に被包装物が付着するのを防止できる、などの利点を備えるが、前記の被包装物充填通路は開放されたままであるので、流通過程で被包装物が前記の充填通路に逆流して噛みこんだ場合、前記ジッパーの開閉操作が難しくなるという問題がある。
本考案の包装体は、前記問題を解決するために、上部を開口した包袋内部に、所定高さ幅の隔壁シートを配置し、該シートの上縁を前記包袋の片側の袋内面に貼り付けると共に、前記片側の袋内面と前記隔壁シートとの対向面に雄雌両要素からなるジッパーを設ける一方、前記隔壁シートの裏側面と、前記包袋の別面との間に、被包装物の充填通路を形成した包袋であり、該包袋は、前記開口部から前記の充填通路を通して被包装物を充填しかつ前記開口部を閉鎖して被包装物を密封したあと、前記隔壁シートの裏側背面と、前記包袋の別面とを溶着して前記の被包装物の充填通路を閉鎖して構成する。
前記の構成によれば、前記開口部から前記の充填通路を通して被包装物を充填でき、その後、前記開口部を閉鎖して被包装物を密封して、前記隔壁シートの裏側面と前記包袋の別面とを溶着して前記の被包装物の充填通路を閉鎖するので、横倒しにしても前記被包装物の前記充填通路への逆流を阻止できる包装体を構成でき、かかる構成では包袋の2つの面に被包装物による異なる荷重が作用することになるが、前記包袋の別面は前記の隔壁シートと繋がるから、ジッパーの雄雌両要素に極端な異なる荷重が作用することを防止する効果をそのまま維持てきる。
縦方向に短縮した包袋10の断面を示す図2において、前記包袋内部に、帯状の所定高さ幅の隔壁シート11を配置し、該シート11に固定した雌要素と、前記包袋の片側面12に固定した雄要素とからなるジッパー15を結合する一方、前記シート11の上縁16を前記片側面12に溶着固定する共に、前記隔壁シート11の裏側面17と、前記包袋の別面13との間に、充填通路18を形成し、該充填通路を通して被包装物20を前記包袋10に充填19する。
図3に示すように一対のクランプ20は、前記包袋10の両側縁を挟持しかつ吊り下げて同包袋を無端軌道に沿って運搬し、所定のセクションにおいて筒状ホッパー41を通して被包装物を包袋20内に充填するのであり、一対のクランプ20に吊り下げた包袋10をその後、後方の所定のセクションに搬送し、図1に示すごとく両側一対のシールバー21、22により袋口を挟圧加熱シールして密封(図4における符号23を参照)するのである。なおこの場合のシール方式としては、シールバーを直接加熱する構造、またはフイラメントを高圧電流で加熱するインパルス方式等があるが、いずれも自明の方式であり詳しく説明することは省略する。
図5に示すごとく袋口の加熱シール23を完了した包袋10は、シート上縁16の溶着部分と、ジッパー15との間に形成したオープンテープ25で包袋を引き裂き、予備開口部26を形成することにより、ジッパー15を開放して、すでに充填した被包装物を前記予備開口部26か取り出すことができるが、包袋の別面13とシート11との間隙27に被包装物が噛みこむと、この噛み込んだ被包装物が前記ジッパー15の再閉鎖を困難にする原因をつくる可能性がある。
そこで図1に示すごとく、包袋の片側面12の外部における冷却水通路27を備える冷却バー31と、前記包袋の別面13の外部におけるヒータ28を備える加熱バー32とにより構成するシーラでもって、前記隔壁シート11部分を挟圧し、前記シート11と前記包袋別面13とを溶着する。なお前記シート11側に冷却バー31を配置したのは、包袋とシート11との溶着を阻止してジッパー15を封じ込めないためてある。しかして図6のごとく包袋別面13と隔壁シート11とは一体化するので、ジッパー15の分離及び結合が確実かつ能率化する可能性が高まるのである。
図3においてホッパー41を通して被包装物を充填した包袋10は、無端軌道50又は60のいずれかを優先させて先に説明したシール作用を段階的に行うことができる。すなわち、まず軌道50を通って一対のシールバー21、22の間に包袋を搬入し、図1において一対のシールバー21、22により袋口を溶着した場合、その後、無端軌道70から包袋10は一対のシーラ31、32間に送られ、当該セクションでもって図1のごとくシーラ31、32は、一定の時間遅れでもって隔壁シート11と、包袋別面13とを溶着する。
前記とは異なり、図3においてまず軌道60を通って一対のシーラ31、32の間に包袋を搬入した場合は、図1においてシーラ31、32により隔壁シート11と、包袋別面13とを溶着し、その後、軌道80から包袋10を一対のシーラ21、22間に送り、当該セクションでもって図1のごとくシーラ21、22は一定の時間遅れでもって袋口を密封する。
図1では包袋10に設けた隔壁シート111同じ高さ位置に一対のシーラ31、32を配置したように図示しているが、包袋における隔壁シート11の取り付け位置が変わった場合、図示のままでは前記シート11と包袋との溶着適合が発生する。そこで図7のごとく前位セクションでシールバー21により袋口を溶着密封した包袋10を、矢印35に沿って後位の所定セクションに搬送した場合、当該セクションでは包袋10の両側クランプ20の挟圧力を緩める一方、別箇の挟持爪36は包袋10を掴んでどう包袋を上または下方向に位置変化させ、設置するシーラ31と、前記包袋に設けた隔壁シート11との位置調整を行うことができる。
10‥‥包袋
11‥‥隔壁シート
12‥‥片側面
13‥‥他側面
15‥‥ジッパー
17‥‥シートの裏側面
18‥‥被包装物の充填通路
20‥‥クランプ
21、22‥‥シールバー
25‥‥オープテープ
31‥‥冷却シーラ
32‥‥加熱シーラ
36‥‥挟持爪
11‥‥隔壁シート
12‥‥片側面
13‥‥他側面
15‥‥ジッパー
17‥‥シートの裏側面
18‥‥被包装物の充填通路
20‥‥クランプ
21、22‥‥シールバー
25‥‥オープテープ
31‥‥冷却シーラ
32‥‥加熱シーラ
36‥‥挟持爪
Claims (5)
- 上部を開口した包袋内部に、所定高さ幅の隔壁シートを配置し、該シートの上縁を前記包袋の片側の袋内面に貼り付けると共に、前記片側の袋内面と前記隔壁シートとの対向面に雄雌両要素からなるジッパーを設ける一方、前記隔壁シートの裏側面と、前記包袋の別面との間に、被包装物の充填通路を形成した包袋であって、該包袋は、前記開口部から前記の充填通路を通して被包装物を充填すると共に、前記開口部を閉鎖して被包装物を密封したあと、前記隔壁シートの裏側面と、前記包袋の別面とを溶着して前記の被包装物の充填通路を閉鎖した包装体。
- 上部を開口した包袋内部に、所定高さ幅の隔壁シートを配置し、該シートの上縁を前記包袋の片側の袋内面に貼り付けると共に、前記片側の袋内面と前記隔壁シートとの対向面に雄雌両要素からなるジッパーを設ける一方、前記隔壁シートの裏側面と、前記包袋の別面との間に被包装物の充填通路を形成した包袋を、該包袋の両側縁を一対のクランプで挟持して同クランプと一体に無端軌道に沿って運搬し、 前記無端軌道における所定のセクションにおいて、前記包袋の、前記開口部から前記の充填通路を通して被包装物を充填する機構と、前記セクションより後方の前記無端軌道における所定のセクションに設置した開口部溶着用の一対のシールバーと、前記充填通路を閉鎖するための、前記包袋の別面を外部から加熱するシーラと、前記包袋の片側を隔てて前記隔壁シートを冷却するシーラとを備える装置。
- 前位のセクションで一対のシールバーにより包袋の開口部を加熱シールし、この加熱シールの後、後位のセクションで一対のシーラにより充填通路を閉鎖する請求項2に記載の装置。
- 前位のセクションで一対のシールバーにより包袋の開口部を加熱シールしたあと、後位のセクションでクランプの挟圧力を緩め、別箇の挟持爪で挟持した前記包袋を上または下に位置変化させて、一対のシーラにより充填通路を閉鎖するようにした請求項3に記載の装置。
- 前位のセクションで一対のシーラにより充填通路を閉鎖したあと、後位のセクションで一対のシールバーにより包袋の開口部を加熱シールする請求項2に記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005004706U JP3113929U (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 包装体及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005004706U JP3113929U (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 包装体及びその製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3113929U true JP3113929U (ja) | 2005-09-22 |
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Family Applications (1)
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JP2005004706U Expired - Fee Related JP3113929U (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 包装体及びその製造装置 |
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JP (1) | JP3113929U (ja) |
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2005
- 2005-06-22 JP JP2005004706U patent/JP3113929U/ja not_active Expired - Fee Related
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