JP3113682U - 摩擦式直線運動軌道 - Google Patents
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Abstract
【課題】循環点よりも高い搭載能力を有し、且つ循環振動の問題がなく、異なる加工誤差及び変形量に応じて接触位置を自動調整して製品が有すべき寿命と搭載能力を維持する。
【解決手段】複数の案内部品を具え、且つこの案内部品が軌道両側に沿って平行に設置され、内側に複数のスライド部品が平行に設置され、且つこれらスライド部品が案内部品に対応し、これら案内部品が円弧状外形を具え、案内部品の円弧状外形と線接触或いは非循環点接触の方式で相互に接触し、並びに非同一材料間の線摩擦或いは非循環点摩擦式の相対縦方向スライドを形成し、更に少なくとも一側のスライド部品が対応する保持器と挟持器に設置され、これによりこれらスライド部品と案内部品の間の間隙及び接触力が調節される。
【選択図】図2
【解決手段】複数の案内部品を具え、且つこの案内部品が軌道両側に沿って平行に設置され、内側に複数のスライド部品が平行に設置され、且つこれらスライド部品が案内部品に対応し、これら案内部品が円弧状外形を具え、案内部品の円弧状外形と線接触或いは非循環点接触の方式で相互に接触し、並びに非同一材料間の線摩擦或いは非循環点摩擦式の相対縦方向スライドを形成し、更に少なくとも一側のスライド部品が対応する保持器と挟持器に設置され、これによりこれらスライド部品と案内部品の間の間隙及び接触力が調節される。
【選択図】図2
Description
本考案は一種の摩擦式直線運動軌道に係り、特に、非同一材質の二つの物品が線接触或いは面接触の方式で相対直線運動を形成し、且つ自動調心装置、圧力調整装置を具えた案内構造に関する。
周知の直線運動軌道構造は、図1に示されるように、二つの物品に相対直線運動を形成させ、並びに抵抗力を低減し案内する構造である。このような構造にあって、搭載アセンブリの多くは複数のスチールボールが平行配列部分を具えた環状循環配列方式で設置された構造であり、該搭載アセンブリを案内する軌道の間に、循環点接触の案内構造を形成し、軌道と搭載アセンブリの相対運動時に、該スチールボールは摩擦の後に循環方式で回転する。しかし、循環点接触方式はその接触摩擦力を低減できるものの、点接触の方式はあまり大きな衝撃力に耐えることができず、損壊しやすく、且つスチールボールが循環運動する時に跳動して振動を発生しやすいという問題がある。
このほか、周知の直線運動軌道構造は自動調心装置を具備せず、搭載アセンブリが加工誤差或いは変形により接触点の偏りを発生し、傾斜を形成し、このために全ての負荷が対角上にあるスチールボールと案内溝に掛かり、このために製品寿命と搭載能力が低減する。
このほか、周知の直線運動軌道構造は圧力調整装置がなく、両側のスライド部品セットの距離を調整することにより両側の案内部品が発生する比較的大きな距離変化に対応することができない。
更に、周知の軌道と案内部品は一体成形により形成され、熱処理及び研磨処理が比較的困難であり、且つ変形及び湾曲しやすく、且つ搭載アセンブリ中のスチールボールは製造技術レベルが比較的高く、その取り付けも容易でない。以上の周知の直線運動軌道技術の欠点は改善が必要である。
本考案は一種の摩擦式直線運動軌道を提供することを目的とし、それは、直線運動軌道及び軌道両側に平行に設置された案内部品を具え、並びにスライド部品と案内部品間の線接触或いは非循環点接触を通して搭載アセンブリと軌道の間の直線運動が形成され、この方式は循環点接触よりも高い搭載能力を有し、且つ循環振動の問題がない。このほか、本考案の摩擦式直線運動軌道には自動調心装置が設けられ、異なる加工誤差及び変形量に応じて接触位置を自動調整して製品が有すべき寿命と搭載能力を維持することができる。
本考案の摩擦式直線運動軌道のもう一つの目的は、軌道に凹溝を設置し、案内部品を収容及び固定することにより、軌道の熱処理を不要とし、案内部品を収容する加工のみでよいものとし、案内部品は容易に市販品で取得でき、且つ熱処理及び研磨が容易なものとし、これにより部品製造に必要な技術の困難度を減らし、並びにその組立の容易さを増すことにある。
前述の目的を達成するため、本考案の摩擦式直線運動軌道は、軌道であって、複数の案内部品を具え、且つこの案内部品が軌道両側に沿って平行に設置された、上記軌道と、搭載アセンブリであって、内側に複数のスライド部品が平行に設置され、且つこれらスライド部品の設置がこれら案内部品に対応する、上記搭載アセンブリと、を包含し、そのうち、これら案内部品が円弧状外形を具え、且つ搭載アセンブリの内側のスライド部品の円弧状外形が案内部品の円弧状外形と線接触或いは非循環点接触の方式で相互に接触し、並びに非同一材料間の線摩擦或いは非循環点摩擦式の相対縦方向スライドを形成し、これによりスライド摩擦により発生する熱による材料の融合現象が発生しないものとされる。
請求項1の考案は、摩擦式直線運動軌道において、
軌道であって、複数の案内部品を具え、且つこの案内部品が軌道両側に沿って平行に設置された、上記軌道と、
搭載アセンブリであって、内側に複数のスライド部品が平行に対称に設置され、且つこれらスライド部品の設置がこれら案内部品に対応する、上記搭載アセンブリと、
を包含し、そのうち、該搭載アセンブリ中の各側のスライド部品間の距離がその対応し接触する案内部品の外径より大きくなく、また案内部品とスライド部品が相互に当接して軌道と搭載アセンブリを相対運動させられ、該スライド部品が非循環運動を形成することを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項2の考案は、請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、少なくとも一側のスライド部品と搭載アセンブリの間の間隙中に挟持器が設置され、該挟持器がU形構造であってスライド部品を挟持することを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項3の考案は、請求項2記載の摩擦式直線運動軌道において、搭載アセンブリ中に複数の調節ボルトがねじ込まれて該調節ボルトが挟持器に対応並びに接触し、調節ボルトの調整により挟持器と対応するスライド部品の間の接触力が改変されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項4の考案は、請求項2記載の摩擦式直線運動軌道において、挟持器が必要により片側或いは両側に設置されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項5の考案は、請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、少なくとも一側のスライド部品と搭載アセンブリ間の間隙中に保持器が設置され、該保持器が上下のスライド部品に対向する斜面或いは曲面を具えたことを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項6の考案は、請求項5記載の摩擦式直線運動軌道において、搭載アセンブリ中に複数の調節ボルトが設置されて保持器に対応並びに接触し、該調節ボルトのねじ込み調整により保持器と対応するスライド部品の間の接触力が改変されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項7の考案は、請求項5記載の摩擦式直線運動軌道において、保持器が必要により片側或いは両側に設置されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項8の考案は、請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、軌道に複数の第1ボルト及び第2ボルトがねじ込まれ、且つこれら第1ボルトが直接固定座の上表面にねじ込まれ、軌道の反りの調整に用いられることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項9の考案は、請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、スライド部品が球体とされたことを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項10の考案は、請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、案内部品が軌道と一体に形成されたことを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
軌道であって、複数の案内部品を具え、且つこの案内部品が軌道両側に沿って平行に設置された、上記軌道と、
搭載アセンブリであって、内側に複数のスライド部品が平行に対称に設置され、且つこれらスライド部品の設置がこれら案内部品に対応する、上記搭載アセンブリと、
を包含し、そのうち、該搭載アセンブリ中の各側のスライド部品間の距離がその対応し接触する案内部品の外径より大きくなく、また案内部品とスライド部品が相互に当接して軌道と搭載アセンブリを相対運動させられ、該スライド部品が非循環運動を形成することを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項2の考案は、請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、少なくとも一側のスライド部品と搭載アセンブリの間の間隙中に挟持器が設置され、該挟持器がU形構造であってスライド部品を挟持することを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項3の考案は、請求項2記載の摩擦式直線運動軌道において、搭載アセンブリ中に複数の調節ボルトがねじ込まれて該調節ボルトが挟持器に対応並びに接触し、調節ボルトの調整により挟持器と対応するスライド部品の間の接触力が改変されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項4の考案は、請求項2記載の摩擦式直線運動軌道において、挟持器が必要により片側或いは両側に設置されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項5の考案は、請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、少なくとも一側のスライド部品と搭載アセンブリ間の間隙中に保持器が設置され、該保持器が上下のスライド部品に対向する斜面或いは曲面を具えたことを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項6の考案は、請求項5記載の摩擦式直線運動軌道において、搭載アセンブリ中に複数の調節ボルトが設置されて保持器に対応並びに接触し、該調節ボルトのねじ込み調整により保持器と対応するスライド部品の間の接触力が改変されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項7の考案は、請求項5記載の摩擦式直線運動軌道において、保持器が必要により片側或いは両側に設置されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項8の考案は、請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、軌道に複数の第1ボルト及び第2ボルトがねじ込まれ、且つこれら第1ボルトが直接固定座の上表面にねじ込まれ、軌道の反りの調整に用いられることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項9の考案は、請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、スライド部品が球体とされたことを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
請求項10の考案は、請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、案内部品が軌道と一体に形成されたことを特徴とする、摩擦式直線運動軌道としている。
本考案の摩擦式直線運動軌道は、軌道であって、複数の案内部品を具え、且つこの案内部品が軌道両側に沿って平行に設置された、上記軌道と、搭載アセンブリであって、内側に複数のスライド部品が平行に設置され、且つこれらスライド部品の設置がこれら案内部品に対応する、上記搭載アセンブリと、を包含し、そのうち、これら案内部品が円弧状外形を具え、且つ搭載アセンブリの内側のスライド部品の円弧状外形が案内部品の円弧状外形と線接触或いは非循環点接触の方式で相互に接触し、並びに非同一材料間の線摩擦或いは非循環点摩擦式の相対縦方向スライドを形成し、更に少なくとも一側のスライド部品が対応する保持器と挟持器に設置され、これによりこれらスライド部品と案内部品の間の間隙及び接触力が調節される。
図2は本考案の摩擦式直線運動軌道の第1実施例の立体分解図、図3は図2の断面図である。
図2及び図3に示されるように、本考案の摩擦式直線運動軌道は、軌道10と搭載アセンブリ20で構成され、並びに本考案の摩擦式直線運動軌道は、二つの物品の間で行われる相対直線運動の案内構造を提供するのに用いられる。
本考案の各構成要件中、該軌道10は複数の案内部品11を具え、且つこれら案内部品11は軌道10の両側に沿って平行に設置される。及び、該搭載アセンブリ20の内側に平行に複数のスライド部品21が平行に設置され、且つこれらスライド部品21の設置はこれら案内部品11に対応する(当然案内部品或いはスライド部品の設置数量は対応するスライド部品或いは案内部品の数量により決定され、且つ片側に設置されるか両側に設置されるかも案内部品及びスライド部品の設置方式により決定される)。本考案の第1実施例によると、該軌道10の量泡に平行に案内部品11が設置され、且つこれら案内部品11は円弧状外形のロッド体とされ、該搭載アセンブリ20の内凹面両側にそれぞれ二つのスライド部品21が平行に設置され、各スライド部品21は円弧状外形を有するロッド体とされ、且つ各側の二つのスライド部品21の距離はその対応する案内部品11の外径より大きくない。
前述の軌道10の両側には内に凹み並びに軌道10に沿って延伸された凹溝12があり、且つこれら案内部品11はそれぞれ該軌道10の両側の対応する凹溝12中に設置される。
該案内部品11とスライド部品21中、少なくともその接触位置部分は、非同属性の材料で構成される。例えば、該案内部品11は金属材料で形成され、該スライド部品21はセラミック材料で形成され、これにより案内部品11とスライド部品21は溶融の問題を発生しない。
前述の本考案の摩擦式直線運動軌道によると、該搭載アセンブリ20の内凹面の両側の二つのスライド部品21の円弧形断面部分は該案内部品11の円弧形断面部分と線接触の方式で相互に接触し、該搭載アセンブリ20は該案内部品11の案内の下で、軌道10の延伸方向に沿って直線移動可能である。
図4は本考案の摩擦式直線運動軌道の第2実施例の立体分解図である。そのうち、該軌道10の上部に上部13がネジ止めされ、該上部13は分離した部品とされ、且つ該軌道10両側の凹溝12を形成し、案内部品11が対応する凹溝12中に嵌め込まれ、並びに圧接を受けて固定される。
図5は本考案の摩擦式直線運動軌道の第3実施例の立体分解図である。そのうち、軌道10の両側の凹溝12中に、内向きに内に凹んだ溝12aが形成され、これにより軌道10の上部13がサスペンションアーム状の梁構造を形成し、更に該軌道10の上部13のネジ止め用のネジが形成する圧迫により、上部13のサスペンションアーム状の梁構造が弾性変形を発生し、対応する凹溝12中に嵌め込まれた案内部品11を固定する。
図6及び図7は本考案の摩擦式直線運動軌道の第4、第5実施例の立体図である。そのうち、該搭載アセンブリ20中には複数の調節ボルト22がねじ込まれて該調節ボルト22はそれぞれこれらスライド部品21に対応して接触し、ねじ込みの深さにより調節ボルト22と対応するスライド部品21の間の接触力を調整でき、並びにこれにより該スライド部品21と案内部品11の間の間隙及び接触力を調節できる。
前述の実施例中、少なくとも一側のスライド部品21は対応する保持器25と挟持器26中に設置され、該保持器25はこれらスライド部品21間の間隙に対応し平行に設置され、且つ保持器25は上下のスライド部品21に対向する斜面或いは曲面を具え、該挟持器26はU形構造であり、スライド部品21を挟持するのに用いられる。そのうち、挟持器26は一片或いは複数片とされ得るほか、片側或いは両側に設置され得て、且つ円弧状溝を有するものとされてスライド部品21に接触するものとされ得て、並びに搭載アセンブリ20の側部に設置された調節ボルト22により挟持器26が圧迫されて、これらスライド部品21と案内部品11の間の間隙及び接触力が調節される。
このほか、該搭載アセンブリ20中には潤滑油を充填可能で、並びにスライド部品21により潤滑油がその対応する案内部品11に供給される。
図8は本考案の摩擦式直線運動軌道の第6実施例の立体分解図である。そのうち、軌道10には複数の第1ボルト14及び第2ボルト15がねじ込まれ、且つこれら第1ボルト14は直接固定座30の上表面にねじ込まれ、これら第2ボルト15はねじ込みの深さの調整により第2ボルト15と固定座30の間の接触力を改変でき、この接触力の反作用力が軌道10に作用し、該軌道10を弾性変形させ、これにより反りを発生しうる軌道10を調整可能で、これら第2ボルト15を下向きにねじ込んで並びに固定座30に圧接させることにより、強制的に軌道10を反対方向に曲げて、まっすぐに校正する目的を達成する。
図9は本考案の摩擦式直線運動軌道の第7実施例の局部断面図である。そのうち、搭載アセンブリ20の両側の相互に対向する表面にそれぞれ内凹面23が設けられて、スライド部品21の設置に供され、これら内凹面23の開口部分の上下端にそれぞれ内に凹んだノッチ23aが形成され、並びにこれら内凹面23の開口の上下端にそれぞれ凸縁23bが形成されている。これにより、スライド部品21と案内部品11の間の接触位置に誤差が発生する時、これら凸縁23bが弾性変形を発生し、スライド部品21と案内部品11の接触位置の調整に用いられる。
図10は本考案の摩擦式直線運動軌道の第8実施例の局部断面図である。そのうち、前述の第6実施例中における内凹面23の開口部分の上下端の凸縁23bの代わりに弾性片23cが採用され、これら弾性片23cはサスペンションアーム状の梁構造を形成し、対応するスライド部品21の設置に供され、並びにこれら弾性片23cのサスペンションアーム状の梁構造の弾性変形により、スライド部品21と案内部品11の接触位置の調整が達成される。
図11は本考案の摩擦式直線運動軌道の第9実施例の立体組合せ図である。そのうち、該搭載アセンブリ20の内凹面23に複数列の平行に配列された球体が設置されてスライド部品24が構成され、前述の実施例に使用されているロッド体の代わりとされ、これらスライド部品24と案内部品11の円弧状外形が相互に接触し、並びに非循環点接触の縦向きスライドを形成するものとされる。
図12は本考案の摩擦式直線運動軌道の第10実施例の断面図である。そのうち、該案内部品11は軌道10と結合されて一体とされ、並びに案内部品11の両側に内に凹んだ円弧状表面16が平行に設置され、これら案内部品11の円弧状表面16に前述の各実施例中のスライド部品21が組み合わされて、前述の実施例に使用されたロッド体の代わりとされ、これらスライド部品21と案内部品11の円弧状表面16が相互に接触し、並びに縦向きスライドを形成するものとされる。
図13は本考案の摩擦式直線運動軌道の第11実施例の断面図である。そのうち、軌道10中の複数の案内部品11は環方向に沿って配列され(該環方向配列は円環状、方形環状、三角環状等の閉じた配列方式で実施される)、該搭載アセンブリ20に、該軌道10の案内部品11の配列に対応して内環表面が形成され、並びに該搭載アセンブリ20の内環表面に平行に複数のスライド部品21が設置され、該スライド部品21の両側に係止突起21aが設置されてスライド部品21の位置が固定され、これによりこれらスライド部品21の円弧形断面部分が案内部品11の円弧形断面部分と相互に当接し、これにより該搭載アセンブリ20がこれら案内部品11の案内により、軌道10の延伸方向に沿って直線移動するものとされる。
以上の実施例は本考案の実施範囲を限定するものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。
10 軌道
11 案内部品
12 凹溝
12a 溝
13 上部
14 第1ボルト
15 第2ボルト
16 円弧状表面
20 搭載アセンブリ
21 スライド部品
21a 係止突起
22 調節ボルト
23 内凹面
23a ノッチ
23b 凸縁
23c 弾性片
24 スライド部品
25 保持器
26 挟持器
30 固定座
11 案内部品
12 凹溝
12a 溝
13 上部
14 第1ボルト
15 第2ボルト
16 円弧状表面
20 搭載アセンブリ
21 スライド部品
21a 係止突起
22 調節ボルト
23 内凹面
23a ノッチ
23b 凸縁
23c 弾性片
24 スライド部品
25 保持器
26 挟持器
30 固定座
Claims (10)
- 摩擦式直線運動軌道において、
軌道であって、複数の案内部品を具え、且つこの案内部品が軌道両側に沿って平行に設置された、上記軌道と、
搭載アセンブリであって、内側に複数のスライド部品が平行に対称に設置され、且つこれらスライド部品の設置がこれら案内部品に対応する、上記搭載アセンブリと、
を包含し、そのうち、該搭載アセンブリ中の各側のスライド部品間の距離がその対応し接触する案内部品の外径より大きくなく、また案内部品とスライド部品が相互に当接して軌道と搭載アセンブリを相対運動させられ、該スライド部品が非循環運動を形成することを特徴とする、摩擦式直線運動軌道。 - 請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、少なくとも一側のスライド部品と搭載アセンブリの間の間隙中に挟持器が設置され、該挟持器がU形構造であってスライド部品を挟持することを特徴とする、摩擦式直線運動軌道。
- 請求項2記載の摩擦式直線運動軌道において、搭載アセンブリ中に複数の調節ボルトがねじ込まれて該調節ボルトが挟持器に対応並びに接触し、調節ボルトの調整により挟持器と対応するスライド部品の間の接触力が改変されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道。
- 請求項2記載の摩擦式直線運動軌道において、挟持器が必要により片側或いは両側に設置されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道。
- 請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、少なくとも一側のスライド部品と搭載アセンブリ間の間隙中に保持器が設置され、該保持器が上下のスライド部品に対向する斜面或いは曲面を具えたことを特徴とする、摩擦式直線運動軌道。
- 請求項5記載の摩擦式直線運動軌道において、搭載アセンブリ中に複数の調節ボルトが設置されて保持器に対応並びに接触し、該調節ボルトのねじ込み調整により保持器と対応するスライド部品の間の接触力が改変されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道。
- 請求項5記載の摩擦式直線運動軌道において、保持器が必要により片側或いは両側に設置されることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道。
- 請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、軌道に複数の第1ボルト及び第2ボルトがねじ込まれ、且つこれら第1ボルトが直接固定座の上表面にねじ込まれ、軌道の反りの調整に用いられることを特徴とする、摩擦式直線運動軌道。
- 請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、スライド部品が球体とされたことを特徴とする、摩擦式直線運動軌道。
- 請求項1記載の摩擦式直線運動軌道において、案内部品が軌道と一体に形成されたことを特徴とする、摩擦式直線運動軌道。
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010133439A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-06-17 | Iai:Kk | 電動アクチュエータの滑り案内機構 |
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- 2005-06-14 JP JP2005004431U patent/JP3113682U/ja not_active Expired - Fee Related
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