JP3113432U - 非常用貯水タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】貯蔵水を常に新鮮な状態に保つことが出来る低コストで設置容易な家庭用の非常用貯水タンク。
【構成】周囲が閉塞された中空状のタンク本体1の上面には、円筒状をなし、外周面に雄ねじ3が形成され、タンク本体1の内部空間4に連通した栓体取付座5が間隔をあけて一対形成されており、前記栓取付座5に螺合されるねじ込み式の栓体6により、タンク本体1の上方から排水管8の一端がわずかにその内部空間4に突出する様に、貫通状態で固定されていると共に、給水管7の一端が前記内部空間4の底面近傍まで達する様に同じくねじ込み式の栓体2により貫通状態で固定されており、前記給水管7の他端は水洗トイレ用ロータンク9内に設置されているボールタップ10の吐水口11に接続されていると共に、前記排水管8の他端はロータンク9の壁面12の上部を貫通し、ロータンク9の内部空間上部に位置せしめられている。
【選択図】図1

Description

この考案は災害に備える用具、所謂、防災用具に関するものである。
我国において、地震等の災害は繰り返し発生しており、何時起きるかも知れないこれら災害に対する備えは、常に求められている。飲料水、生活用水の確保もこの災害に対する備えとして極めて重要であることは論を待たず、飲料水や生活用水を貯蔵する為の非常用貯水タンクも、従来よりいくつか提案されている。
なし なし
従来提案されている非常用貯水タンクは、水を効果的に貯蔵しようとすることを主眼とするものがほとんどであるが、水を常温中でそのまま貯蔵しても、雑菌の作用によりすぐに腐敗してしまうので、飲料水や生活用水の貯蔵は想像以上にむずかしく、主に家庭を対象とした、低コストで手軽に設置出来る非常用貯水タンクは、あまり見当たらなかった。
タンク内の貯蔵水が絶えず入れ替わる様にすれば、貯蔵水の腐敗を防ぐことが出来るので、ポリタンクに給水管と排水管とを取付け、給水管の一端を水道管に直結すると共に、排水管の管末にタップ(蛇口)を取付け、水道水を一旦ポリタンクに滞溜させた後、排水管のタップを開閉することにより、外部に流出させる様にした非常用貯水タンクも提案されている。
この非常用貯水タンクにおいては、ポリタンク内の水は絶えず入れ替わっているので、水の腐敗は起こり得ず、常に新鮮で衛生的な水を確保することが可能であるが、ポリタンク内には常に水道管内と同等の大きな水圧がかかっている為、ポリタンクがこの水圧に耐え切れずに破裂してしまうことが多く、到底実用に供し得るものではなかった。
本考案者は、非常用貯水タンクに関する上記従来の問題点を解決すべく研究を行った結果、貯水タンク本体に過大な水圧がかからず、貯水タンク内の水は常に入れ替わるので、腐敗するおそれがない、主に家庭用を対象とした極めて実用的価値の高い非常用貯水タンクを開発することに成功し、本考案としてここに提案するものである。
周囲が閉塞された中空状のタンク本体1の上面には、円筒状をなし、外周面に雄ねじが形成され、タンク本体1の内部空間4に連通した栓体取付座5が間隔をあけて一対形成されており、前記栓取付座5に螺合されるねじ込み式の栓体6により、タンク本体1の上方から排水管8の一端がわずかにその内部空間4に突出する様に、貫通状態で固定されていると共に、給水管7の一端が前記内部空間4の底面近傍まで達する様に同じくねじ込み式の栓体2により貫通状態で固定されており、前記給水管7の他端は水洗トイレ用ロータンク9内に設置されているボールタップ10の吐水口11に接続されていると共に、前記排水管8の他端はロータンク9の壁面12の上部を貫通し、ロータンク9の内部空間上部に位置せしめられている非常用貯水タンクにより、上記課題を解決した。
この考案に係る非常用貯水タンクにおいては、水洗トイレのロータンク9と接続させることにより、水を全く浪費することなく新鮮な水を常に確保することが出来、いつ起こるかも知れない災害時に備えることが出来る。又、排水管8のロータンク9側の端末22はロータンク9内において水面より上方の空間に開口しているので、タンク本体1には過大な水圧がかかることがないので、タンク本体1として通常のポリタンクを用いることも可能で、調達コストも低く、設置スペースも小さく、低コストで各家庭に手軽に設置出来る。
図1はこの考案に係る非常用貯水タンクの一実施例の断面図であり、図中1は周囲が閉塞された中空状のタンク本体であり、この実施例においては、容量20リットルの合成樹脂製のポリタンクをそのまま用いている。
タンク本体1の上面には、円筒状をなし、外周面に雄ねじ3が形成され、タンク本体1の内部空間4に連通した栓体取付座5が間隔をあけて一対形成されている。なお、これは従来から存在している一般的なポリタンクと全く同じ構成である。そして、前記栓体取付座5にはねじ込み式の栓体6及び2がそれぞれ取りはずし自在にねじ込み固定されており、一方の栓体6には排水管8が、その一端がわずかに内部空間5に突出する様な状態で貫通固定せしめられており、他方の栓体2には給水管7の一端が内部空間4の底面近傍に達する様な状態で貫通固定せしめられている。
一方、前記給水管7の他端は、水洗トイレ用ロータンク9内に設置されているボールタップ10の吐水口11に接続されている。又、このボールタップ10の入水側は逆流防止弁23を介して水道管16に接続されている。更に、この実施例においては、給水管7の途中に浄水器14を取りはずし自在に取付けており、給水管7を通過する水を浄化すると共に、この浄水器14をはずすことにより、ロータンク9とタンク本体1との接続を解除出来る様になっている。
一方、排水管8の端末22はロータンク9の壁面12の上部を貫通してロータンク9の水面より上方の内部空間に位置せしめられている。なお、図中13は排水管8の途中に設けられたコネクターであり、このコネクター13をはずすことにより、ロータンク9とタンク本体1との接続を解除出来る様になっている。又、図中15は浮き玉、16は水道管、17はゴムフロート弁、18はオーバーフロー管、19はロータンクレバー、20は水道管であり、これらは通常の水洗トイレ用ロータンクの基本的な構成部品である。
この実施例は上記の通りの構成を有し、図示の通り、水洗トイレのロータンク9に接続して用いるものであり、ロータンク9のロータンクレバー19を操作し、ロータンク9内に溜めておいて水21を便器へ一気に流すと、浮き玉15が下降し、ボールタップ10が作動し、その吐水口11から給水管7に水21が吐出される。この水21は浄水器14を通過して、タンク本体1内に流れ込み、貯水されることになる。この様にしてタンク本体1内の水位が上昇し、タンク本体1の内部空間4の上端まで達すると、タンク本体1内の水21は水圧によって排水管8からロータンク9内に還流し、ロータンク9内に溜まる。
そして、ロータンク13内の水位が上昇すると、ボールタップ10の浮き玉15が上昇し、ボールタップ10内の流路が閉塞され、吐水口11からの水21の吐出がストップし、ロータンク13内には便器洗浄用の水21が規定量貯水されたことになる。従って、ロータンク13内の水21を便器洗浄の為に流出させるたびに、タンク本体1内に水21が流れ込むことになり、このことにより、タンク本体1内の水21は常に入れ替えられる。
そして、地震その他災害で飲料水や生活用水の必要が生じたときには、タンク本体1とロータンク9との接続を解除し、タンク本体1を必要とする箇所に持ち込み、その中の水21を所望の用途に使用すれば良い。
この様に、この考案に係る非常用貯水タンクにおいては、水洗トイレのロータンク13と接続させることにより、水21を全く浪費することなく、新鮮な水21を常に確保することが出来、いつ起こるかも知れない災害時に備えることが出来る。又、排水管8のロータンク側の端末22は、ロータンク9内において水面より上方の空間に開口しているので、タンク本体1には水道管16の内圧に等しい大きな水圧がかかることがなく、低い水圧しか加わらないので、タンク本体1として通常のポリタンクを用いることも可能で、調達コストも低く、設置スペースも小さくてすみ、各家庭に手軽に設置出来る。
防災の分野において、高い実用的価値を有する。
この考案に係る非常用貯水タンクの一実施例の断面図。
符号の説明
1 タンク本体
2 栓体
3 雄ねじ
4 内部空間
5 栓体取付座
6 栓体
7 給水管
8 排水管
9 ロータンク
10 ボールタップ
11 吐水口
12 壁面
13 コネクター
14 浄水器
15 浮き玉
16 水道管
17 ゴムフロート弁
18 オーバーフロー管
19 ロータンクレバー
21 水
22 端末
23 逆流防止弁

























Claims (3)

  1. 周囲が閉塞された中空状のタンク本体1の上面には、円筒状をなし、外周面に雄ねじ3が形成され、タンク本体1の内部空間4に連通した栓体取付座5が間隔をあけて一対形成されており、前記栓取付座5に螺合されるねじ込み式の栓体6により、タンク本体1の上方から排水管8の一端がわずかにその内部空間4に突出する様に、貫通状態で固定されていると共に、給水管7の一端が前記内部空間4の底面近傍まで達する様に同じくねじ込み式の栓体2により貫通状態で固定されており、前記給水管7の他端は水洗トイレ用ロータンク9内に設置されているボールタップ10の吐水口11に接続されていると共に、前記排水管8の他端はロータンク9の壁面12の上部を貫通し、ロータンク9の内部空間上部に位置せしめられていることを特徴とする非常用貯水タンク。
  2. タンク本体1がポリタンクによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の非常用貯水タンク。
  3. 給水管7の管路途中に浄水器14を介装したことを特徴とする請求項1記載の非常用貯水タンク。










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