JP3113370U - 上部開口部が道路に張り出さない透水孔を有するコンクリート製集水桝 - Google Patents

上部開口部が道路に張り出さない透水孔を有するコンクリート製集水桝 Download PDF

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Abstract

【課題】上部開口部の一部が道路に張り出さず、交通安全に大いに寄与できる、透水孔を有する集水桝を提供する。
【解決手段】(イ)上壁2の上平面部に直線状の段差8を設けて、上壁2の上平面部を上壁2aと上壁2bに分ける。(ロ)民地16側に接する側壁6と段差8との幅は、側溝の幅14aと同じにする。(ハ)上壁2aは上壁2bより高くし、段差8の高さを道路舗装の厚みよりやや低くする。(ニ)上壁2aに上部開口部9を設ける。(ホ)上壁2bに孔10を1以上設け、孔10を覆う金網を取り付ける。
【選択図】図1

Description

この考案は、上部開口部が道路に張り出さない透水孔を有するコンクリート製集水桝に関するものである。今後、コンクリート製集水桝を、単に集水桝ということにする。
図3に示すように、従来の集水桝11の中には、側溝14や道路15の事情によって、集水桝11の上部開口部12の一部が道路15に張り出すことがあった。
これは次のような欠点があった。
(イ)集水桝11を地面に理めこんだ後、集水桝11の上部開口部12の一部が道路15に張り出すので、道路15を舗装する場合、集水桝11の周囲は舗装しにくくなり、道路上に窪みや段差を生じることがあった。
(ロ)窪みや段差があると、歩行者はつまづきやすくなり、自転車、バイク、自動車はハンドルを取られ、交通安全上、危険を生じることがあった。
このため、図1、図4に示すような、下記の構成を特徴とする請求項1の集水桝1を考案した。
上壁2、側壁3,4,5,6、底壁7から成る、中が空洞の直方体状の集水桝1において、
(イ)上壁2の上平面部に直線状の段差8を設けて、上壁2の上平面部を上壁2aと上壁2bに分ける。
(ロ)民地16側に接する側壁6と段差8との幅は、側溝の幅14aと同じにする。
(ハ)上壁2aは上壁2bより高くし、段差8の高さを道路舗装の厚みよりやや低くする。
(ニ)上壁2aに上部開口部9を設ける。
(ホ)上壁2bに孔10を1以上設け、孔10を覆う金網(図示しない)を取り付ける。
次に、図2、図6に示すような、下記の構成を特徴とするコンクリート製集水桝21を考案した。
上壁22、側壁23,24,25,26、底壁27から成る、中が空洞の直方体状の集水桝21において、
(イ)上壁22の上平面部に直角状の段差28a,bを設けて、上壁22の上平面部を上壁22aと上壁22bに分ける。
(ロ)側壁23と段差28aとの幅は、側溝の幅14aと同じにする。
(ハ)側壁26と段差28bとの幅は、側溝の幅14bと同じにする。
(ニ)上壁22aは上壁22bより高くし、段差28a,bの高さを道路舗装の厚みよりやや低くする。
(ホ)上壁22aに上部開口部29を設ける。
(ヘ)上壁22bに孔20を1以上設け、孔20を覆う金網(図示しない)を取り付ける。
請求項1,2では、次のような効果を生む。
(イ)集水桝1,21を地面に埋めこんでも、集水桝1の上部開口部9,29の一部が道路15に張り出すことはなく、道路15を舗装する場合、集水桝1,21の周囲は舗装しやすくなり、窪みや段差を生じなくなる。
(ロ)道路上に窪みや段差がなくなるので、歩行者はつまづくことがなくなり、自転車、バイク、自動車はハンドルを取られことがなくなり、交通安全に大いに寄与できる。
(ハ)上壁2b,22bに孔10,20をそれぞれ1以上設けることによって、上壁2b,22bに透水式舗装を施した場合、水はけを良くすることができる。
まず、請求項1について説明するが、この考案は、直線状に埋設されている道路側溝用集水桝についてである。
図1,4に示すように、上壁2、側壁3(側溝を接続する孔31が設けられている),4,5(図示しないが側溝を接続する孔が設けられている),6(図示しない)、底壁7(図示しない)から成る、中が空洞の直方体状の集水桝1において、
(イ)上壁2の上平面部に直線状の段差8を設けて、上壁2の上平面部を上壁2aと上壁2bに分ける。
これは、上壁2aに上部開口部9を設け、上壁2b上を舗装するためである。
(ロ)民地16側に接する側壁6と段差8との幅は、側溝の幅14aと同じにする。
これは、側壁6を民地16側に向けて集水桝1を埋設するので、側壁6と段差8との幅は、側溝の幅14aと同じでなければならないからである。
(ハ)上壁2aは上壁2bより高くし、段差8の高さを道路舗装の厚みよりやや低くする。
(ニ)上壁2aに上部開口部9を設ける。
上記については、すでに説明済みである。
(ホ)上壁2bに孔10を1以上設け、孔10を覆う金網を取り付ける。
これは、上壁2bに透水式舗装を施した場合、道路に降った雨水などが舗装に染み込み、それを集水桝に流し込ませ、道路の水はけを良くするためである。
孔10を金網で覆うのは、舗装工事などで土砂が孔10に入りにくくするためである。
次に、請求項2について説明するが、この考案は、直角に埋設されている道路交差点側溝用集水桝についてである。
図2,6に示すように、上壁22、側壁23(側溝を接続する孔41が設けられている),24,25(図示しない),26(図示しないが側溝を接続する孔が設けられている)、底壁27(図示しない)から成る、中が空洞の直方体状の集水桝21において、
(イ)上壁22の上平面部に直角状の段差28a,bを設けて、上壁22の上平面部を上壁22aと上壁22bに分ける。
これは、上壁22aに上部開口部29を設け、上壁22b上を舗装するためである。
(ロ)側壁23と段差28aとの幅は、側溝の幅14aと同じにする。
これは、側壁23と側壁26との成す角を民地16側に接するようにして集水桝21を埋設するので、側壁23と段差28aとの幅は、側溝の幅14aと同じでなければならないからである。
(ハ)側壁26と段差28bとの幅は、側溝の幅14bと同じにする。
これは、側壁23と側壁26との成す角を民地16側に接するようにして集水桝21を埋設するので、側壁26と段差28aとの幅は、側溝の幅14bと同じでなければならないからである。
(ニ)上壁22aは上壁22bより高くし、段差28a,bの高さを道路舗装の厚みよりやや低くする。
(ホ)上壁22aに上部開口部29を設ける。
上記については、すでに説明済みである。
(ヘ)上壁22bに孔20を1以上設け、孔20を覆う金網を取り付ける。
これは、上壁22bに透水式舗装を施した場合、道路に降った雨水などが舗装に染み込み、それを集水桝に流し込ませ、道路の水はけを良くするためである。
孔20を金網で覆うのは、舗装工事などで土砂が孔20に入りにくくするためである。
請求項1の集水桝1を埋設する場合は、側壁6を民地16側に向けて埋設し、側溝を側溝接続孔31に接続する。
次に、上壁2b上を舗装する。
請求項2の集水桝21を埋設する場合は、側壁23と側壁26との成す角を民地16側に接するようにして埋設し、側溝を側溝接続孔41に接続する。
次に、上壁22b上を舗装する。
図1は、請求項1の斜視図である。
図2は、請求項2の斜視図である。
図3は、従来の集水桝を埋設した平面図である。
図4は、請求項1の集水桝を埋設した平面図である。
図5は、従来の集水桝を埋設した平面図である。
図6は、請求項2の集水桝を埋設した平面図である。
符号の説明
1集水桝
2a,2b上壁
3,4,5,6側壁
7底壁
8段差
9上部開口部
10孔
11集水桝
12上部開口部
13グレーチング
14a,b側溝の幅
15道路
16民地
20孔
21集水桝
22a,22b上壁
23,24,25,26側壁
27底壁
28a,28b段差
29上部開口部
31,41側溝接続孔

Claims (2)

  1. 下記の構成を特徴とするコンクリート製集水桝1。
    上壁2、側壁3,4,5,6、底壁7から成る、中が空洞の直方体状の集水桝1において、
    (イ)上壁2の上平面部に直線状の段差8を設けて、上壁2の上平面部を上壁2aと上壁2bに分ける。
    (ロ)民地16側に接する側壁6と段差8との幅は、側溝の幅14aと同じにする。
    (ハ)上壁2aは上壁2bより高くし、段差8の高さを道路舗装の厚みよりやや低くする。
    (ニ)上壁2aに上部開口部9を設ける。
    (ホ)上壁2bに孔10を1以上設け、孔10を覆う金網を取り付ける。
  2. 下記の構成を特徴とするコンクリート製集水桝21。
    上壁22、側壁23,24,25,26、底壁27から成る、中が空洞の直方体状の集水桝21において、
    (イ)上壁22の上平面部に直角状の段差28a,bを設けて、上壁22の上平面部を上壁22aと上壁22bに分ける。
    (ロ)側壁23と段差28aとの幅は、側溝の幅14aと同じにする。
    (ハ)側壁26と段差28bとの幅は、側溝の幅14bと同じにする。
    (ニ)上壁22aは上壁22bより高くし、段差28a,bの高さを道路舗装の厚みよりやや低くする。
    (ホ)上壁22aに上部開口部29を設ける。
    (ヘ)上壁22bに孔20を1以上設け、孔20を覆う金網を取り付ける。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010065504A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Ooike Co Ltd 集水桝用ブロック

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