JP3113049U - 包装機の回転シール装置 - Google Patents

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Inventor
泰孝 菅
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茨木精機株式会社
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Abstract

【課題】通電用回転ブラシを排除すると共に、軸受部の焼き付け現象を伴わない回転式シールローラの提供。
【解決手段】製袋充填包装機の機台20に固定し且つ軸線を縦方向に平行配列した一対の軸受21それぞれに、アルミニュームなどの非磁性材料により形成する軸22をボールベアリングを介して支持すると共に、各軸それぞれに鋼鉄製ローラ14をキー23でもって固定し、さらに各軸22の回りに配置した環状の非磁性金属製の支持台24を機台20の上面に固定すると共に、各支持台上の、両ローラ14下面との対向部それぞれに誘導コイル25を配置する。電磁誘導加熱装置と接続する誘導コイル25は、その共振により対向する鋼鉄製ローラ14が発熱するように機能し、この両ローラ14で挟圧する2枚の熱可塑性フイルムを溶着する。
【選択図】図1

Description

本考案は、帯状フイルムを長手方向に沿って筒状に丸めながら、同チューブフイルム内に等間隔で充填する各被包装物を隔離密封するように作用する製袋充填包装機において、前記の筒状に丸められるフイルムの両側縁合掌部分を溶着するシール装置に関する。
製袋充填包装機においてプラステイック製帯状フイルムを長手方向に移送しながらチユーブ化するとき、チューブ化した当該フイルムの両側合掌縁を、回転する一対のヒータロールで挟圧シールするのが最も能率的であり、下記特許文献に示すように、従来のこの種ロールはその内部にニクロム線を埋め込み、当該ニクロム線への通電により前記ロータを輻射加熱してフイルムを溶着する構造である。従って前記のヒータロールは、電源部との間に通電用の回転ブラシの設置が不可欠で、また同ロータの軸受部に前記ヒータ熱が影響を与えて軸受部を焼き付かせるので、その予防手段の組み込みも不可欠という問題があった。
特開平11−348934号公報
そこで本考案は、電源部との間の通電用回転ブラシを排除し且つまたロータ軸受部への熱影響のないシール装置を構成するものであって、長手方向に沿って移動する帯状フイルムをフオーマを通して丸め、同時に同フイルムをチューブ化するために、その両側合掌縁を一対の回転ローラ間で挟圧加熱して溶着する包装機のシール機構であって、該機構は、磁性金属により形成した前記両ローラを、非磁性材料製の軸を介してそれぞれ機台に支持すると共に、前記両ローラの下側において、前記機台に固定した非磁性材料製の支持台の上部に、電磁誘導加熱機器における誘導コイルを配置して構成する。
支持台に設置する電磁誘導加熱機器の誘導コイルは、誘導電気回路の共振により空間を隔てて鋼鉄などの磁性金属製のローラを加熱し、フイルム両側合掌縁に該ローラ発生熱を加え且つ他側のロータとの間で溶着する。この場合前記ローラを支持する軸はアルミニューム又はステンレス等の非磁性材料製であるので、同軸の発熱をなくし、同軸を機台に支持する軸受への熱影響を防止すると共に、機台と一体の支持台に配置する誘導コイルは回転しないので、ニクロム線のように直接電流を供給する回転ブラシの設置がなくなる利点がある。
なお磁性金属製ローラを支える軸は、前記ローラとの間に非磁性の不電導体を介設しておれば必ずしも非磁性材料製でなくてもよく、従ってかかる構成の場合も非磁性軸と定義する。
図2に示す製袋充填包装機は、フオーマ10後方の挟持ベルト11によって帯状フイルム12を前記フオーマ10を通して引き出すことにより、前記フイルム12は連続的に丸まるが、この場合前位一対のローラ13は前記フイルム12の両側縁を合掌に重ね合せ、後位一対の加熱ローラ14が前記合掌縁を溶着してフイルムをチューブ化するので、フオーマ10の入口側から前記チューブフイルム内に被包装物を等間隔に搬入すると、一対のクロスシーラ15は各被包装物16を1個づつ隔離して密封するように作用する。
前記図2の断面を示す図1は、包装機の機台20に固定し且つ軸線を縦方向に平行配列した一対の軸受21それぞれに、アルミニュームなどの非磁性材料により形成する軸22をボールベアリングを介して支持すると共に、該各軸それぞれに前記の鋼鉄製ローラ14をキー23でもって固定し、さらに前記各軸22の回りに配置した環状の非磁性金属製の支持台24を前記機台20の上面に固定すると共に、前記各支持台上の、前記両ローラ14下面との対向部それぞれに誘導コイル25を配置するもので、一側の軸に固定する傘歯車28からの入力は、第二噛み合う2個の平歯車29を介して前記両軸22を回転し、一対のローラ14を相対方向に連動するのである。
一般に電磁誘導加熱機器の電気回路は、3相電源から変圧器及び整流器を介して直流電圧を供給すると、この電圧は中間回路におて平滑化され、次いで高周波トランジスタ変換機によってパルス交流電圧に変換し、変換回路から誘導コイルに導かれ、同誘導回路と変換回路とで共振回路を形成する。従って電磁誘導加熱機器の電気回路と繋がる図1における誘導コイル25は、その共振により対向する鋼鉄製ローラ14が発熱するように機能する。かかる発生熱をセンサーで検出し、設定値以上の熱量を電源回路の開閉によりコントロールすることは可能である。
図3に示すごとく筒状のフオーマ10により丸められるフイルム12が、その内部に被包装物16を包み込んでフオーマ内を通過とき、フオーマ下面中央のスリット26から食み出す両側縁27は、回転する一対のローラ14の挟圧力を受けると同時に、誘導コイル25の共振作用で発熱する同ローラ14によって溶着することになる。
図4に示すごとくロータ14の軸を渦巻き状に取り巻く誘導コイル25は、支持台24の上面において前記ローラ14の下面と対向して同ローラを共振加熱するもので、なお該ローラは縦型ピロー包装機のフイルムセンターシーラとしても使用可能である。
シールローラの断面図 製袋充填包装機の平面図 図2におけるI−I線断面図 図3におけるIV−IV矢視線の部分説明図
符号の説明
10…フオーマ
12…帯状フイルム
14…磁性金属製のローラ
15…クロスシーラ
16…被包装物
20…機台
21…軸受
22…非磁性材料により形成する軸
24…非磁性材料により形成する支持台
25…誘導コイル

Claims (2)

  1. 長手方向に沿って移動する帯状フイルムをフオーマを通して丸め、同時に同フイルムをチューブ化するために、その両側合掌縁を一対の回転ローラ間で挟圧加熱して溶着する包装機のシール機構であって、該機構は、磁性金属により形成した前記両ローラを、非磁性材料製の軸を介してそれぞれ機台に支持すると共に、前記両ローラの下側において、前記機台に固定した非磁性材料製の支持台の上部に、電磁誘導加熱機器における誘導コイルを配置して構成するシール装置。
  2. 支持台のローラとの対向面における誘導コイルを、前記ローラの軸の回りに渦巻き状に配置した請求項1に記載の装置。
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