JP3046585U - 包装用フイルムの溶着装置 - Google Patents

包装用フイルムの溶着装置

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JP3046585U
JP3046585U JP1997008108U JP810897U JP3046585U JP 3046585 U JP3046585 U JP 3046585U JP 1997008108 U JP1997008108 U JP 1997008108U JP 810897 U JP810897 U JP 810897U JP 3046585 U JP3046585 U JP 3046585U
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JP
Japan
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film
shaped
rotor
rotary joint
pair
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Application number
JP1997008108U
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English (en)
Inventor
泰孝 菅
Original Assignee
茨木精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ベルトコンベヤ14によってフオーマ10内
に被包装物15を等間隔で搬入すると共に、帯状フイル
ム13を前記フオーマ10で丸めて被包装物の周囲でフ
イルムを筒状化16し、さらにフイルムの両側合掌縁を
一対の円形ロータ17で溶着する一方、筒状フイルム1
6を一対の棒状ロータ18でクロスシールする装置おい
て、前記円板ロータ17の回転軸及び棒状ロータ18の
回転軸に回転ジョイントA,Bを介してリード線を連結
する。 【効果】 回転ジョイント内に隔離状に封入した水銀液
はスパーク現象が起こらないから、特にロータが装備す
る温度検出器からの信号を正確に取り出せ、コントロー
ルによる温度むらをなくせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、被包装物の周囲に筒状に巻つけた帯状フイルムの両側縁合掌部を溶 着する回転式センターシーラ及び、前記被包装物を隔離するために筒状フイルム を密封する回転式クロスシーラに関する。
【0002】
【従来の技術】
前記両シーラはそれぞれ回転式であるため、これらシーラが装備するヒータコ イルに対する通電には、回転ブラシと称し、回転ドラムにカーボン端子を接触さ せて通電を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし回転ブラシは、ドラムに接触するカーボン端子の摩耗粉が電気のスパー ク現象によって前記ドラム表面に焼きつき、管理を怠ると慢性的な通電むらが起 りやすい。この問題は供給電力を増やすことによって補えるが、しかしシーラに 設けた温度検出器から回転ブラシを介して取り出される信号で、シーラ温度をコ ントロールする構造では、取り出し信号が正確性を欠くので、結局ヒータの温度 制御が不正確になつてフイルムに加熱むらが生じる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ヒータの温度むらを抑えるために、縦列等間隔で運搬される被包装 物の周囲に、該被包装物と同方向に搬送する帯状フイルムを筒状に丸めて被せる 一方、前記帯状フイルムの合掌状に重ねた両側縁を一対の円板形ロータによって 挟圧すると共に、該円板ロータ内に設けたコイルヒータへの通電でもって前記フ イルム両側縁合掌部を溶着するようにしたセンターシール手段において、前記ロ ータの中心駆動軸端部に、複数層の水銀液をそれぞれ隔離状に封入した回転ジョ イントを固定し、該回転ジョイントの水銀液を介して前記コイルヒータへの通電 線と、円形ロータ内に設置した温度検出器からの信号取出し線とを接続して構成 する。
【0005】
【作用】
回転ジョイントは内部に隔離した複数層の水銀液を封入しており、コイルヒー タへの通電及び、温度検出器からの信号取り出しを前記水銀液を通して行うもの であり、水銀液は回転摺動面とスパーク現象を起こさず、焼きつき現象もなくな る。このためコイルヒータでの温度むらがなくなり、同時に温度検出器からの取 り出し信号を制御器に正確に伝え、フイルムがセンターシール用ロータまたはフ イルムクロスシール用棒状ロータの温度を正確にコントロールして、フイルムの 加熱むらを防止する。
【0006】
【実施例】
図1に示すように、フオーマ10を通して上下一対の引っ張りロール11,1 2によって搬送される帯状フイルム13は、断面筒形の前記フオーマ10の形状 に倣って筒状化され、一方ベルトコンベヤ14によって運搬される被包装物15 を縦列等間隔でフオーマ10内に搬入するので、これら各被包装物の周囲でフイ ルムは筒状化16し、該フイルムの両側合掌縁は図2のごとく一対の円板形ロー タ17に挟圧され且つ該ロータ内部のコイルヒータの発熱によって溶着され、さ らに後方で筒状フイルムは一対の棒状ロータ18によりクロスシールされる。
【0007】 図2のごとく軸受け20に支持され且つ互いに歯車21,22を咬み合わせて 連動する円形ロータ17の軸23は、その下端に回転ジヨイントAを備え、一方 図3にフレーム25に支持し且つ歯車26,27を咬み合わせて連動する上下一 対の棒状ローラ18もその軸の端に回転ジョイントBを備える。
【0008】 前記の両回転ジョイントはともに同構造であり、図4に示すごとくロータ軸2 3とカップリング30を介して連結した芯部材31と、該芯部材に被さるケーシ ング32とにより構成し、芯部材31とケーシング32との間の複数層の隙間に 水銀液33を隔離状に封入し、前記各水銀液を介してコイルヒータの通電線、及 び温度検出器からの信号取り出し線を接続している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 側面図
【図2】 円板ロータの正面図
【図3】 棒状ロータの正面図
【図4】 回転ジョイントの断面図
【符号の説明】
13…‥帯状フイルム 15…‥被包装物 16…‥筒
状フイルム 17…‥円板ロータ 18…‥棒状ロータ
A,B…‥回転ジョイント33…‥水銀液

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦列等間隔で運搬される被包装物の周囲
    に、該被包装物と同方向に搬送する帯状フイルムを筒状
    に丸めて被せる一方、前記帯状フイルムの合掌状に重ね
    た両側縁を一対の円板形ロータによって挟圧すると共
    に、該円板ロータ内に設けたコイルヒータへの通電でも
    って前記フイルム両側縁合掌部を溶着するようにしたセ
    ンターシール手段において、前記ロータの中心駆動軸端
    部に、複数層の水銀液をそれぞれ隔離状に封入した回転
    ジョイントを固定し、該回転ジョイントの水銀液を介し
    て前記コイルヒータへの通電線と、円形ロータ内に設置
    した温度検出器からの信号取出し線とを接続した包装用
    フイルムの溶着装置。
  2. 【請求項2】 前記帯び状フイルムの進行方向にに向か
    って、前記円形ロータの後方で、前記筒状フイルムを一
    定間隔でクロスシールする一対の棒状ロールの中心駆動
    軸の端部に、複数層の水銀液をそれぞれ隔離状に封入し
    た回転ジョイントを固定し、該回転ジョイントの水銀液
    を介して前記コイルヒータへの通電線と、棒状ロータ内
    に設置した温度検出器からの信号取出し線とを接続した
    請求項1に記載の包装用フイルムの溶着装置。
JP1997008108U 1997-08-26 1997-08-26 包装用フイルムの溶着装置 Expired - Lifetime JP3046585U (ja)

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