JP3113018B2 - 4−アセトキシスチレンポリマーからの4−ヒドロキシスチレンポリマーの製造方法 - Google Patents
4−アセトキシスチレンポリマーからの4−ヒドロキシスチレンポリマーの製造方法Info
- Publication number
- JP3113018B2 JP3113018B2 JP03322953A JP32295391A JP3113018B2 JP 3113018 B2 JP3113018 B2 JP 3113018B2 JP 03322953 A JP03322953 A JP 03322953A JP 32295391 A JP32295391 A JP 32295391A JP 3113018 B2 JP3113018 B2 JP 3113018B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acetoxystyrene
- polymer
- hydroxystyrene
- hydroxylamine
- copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F12/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring
- C08F12/02—Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical
- C08F12/04—Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical containing one ring
- C08F12/14—Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical containing one ring substituted by hetero atoms or groups containing heteroatoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/12—Hydrolysis
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F2810/00—Chemical modification of a polymer
- C08F2810/50—Chemical modification of a polymer wherein the polymer is a copolymer and the modification is taking place only on one or more of the monomers present in minority
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
ンのポリマー分野に関するものであり、詳しくは前記ポ
リマーの調製方法に関するものである。更に詳しくは、
本発明は、ヒドロキシルアミンを用いて4−アセトキシ
スチレンのポリマーを加水分解することによって、4−
ヒドロキシスチレンのポリマーを調製する方法に関する
ものである。
いる4−ヒドロキシスチレンのホモポリマーとコポリマ
ーは、金属処理組成物、フォトレジスト、エポキシ樹
脂、及びエポキシ樹脂硬化剤を製造するのに用いられる
公知の組成物である。4−ヒドロキシスチレンのポリマ
ーは、4−ヒドロキシスチレンモノマーを重合させるこ
とによって製造することができる。しかしながら、前記
のモノマーは、室温下において不安定な化合物であり、
冷蔵庫によって提供される低温下で貯蔵して、自然重合
を防止しなければならない。しかし低温下でも、前記モ
ノマーは、ゆっくりと重合して、低分子量ポリマーとな
る。
であることから、出発化合物として、4−ヒドロキシス
チレンの酢酸エステルと4−アセトキシスチレンを用い
る別の方法で、4−ヒドロキシスチレンのポリマーを調
製して来た。4−アセトキシスチレンは、容易に重合及
び共重合して、低、中、及び高分子量ポリマーになるこ
とができる安定なモノマーである。それらの方法は、4
−アセトキシスチレンモノマーを重合させ、次に4−ア
セトキシスチレンポリマーのフェノール性エステル基を
加水分解することによって4−ヒドロキシスチレンポリ
マーを製造することを含んでいる。
ルとイソプロペニルフェノールの調製、J.Org.C
hem.544−549(1958)(「コーソンら」
として後に引用する)は、フェノールから4−ヒドロキ
シスチレンを調製する方法を記載している。その方法に
よれば、フェノールをアシル化して4−ヒドロキシアセ
トフェノンにし、次にそれをアセチル化して4−アセト
キシアセトフェノンにする。前記の4−アセトキシアセ
トフェノンを水素化して4−アセトキシフェニル メチ
ルカルビノールにし、次にそれを脱水して4−アセトキ
シスチレンにする。4−アセトキシスチレンは、水酸化
カリウムを用いてケン化し、4−ヒドロキシスチレンに
する。
キシスチレンから誘導したキレート化ポリマー、J.o
f the Chemical Society 26
17−2624(1964)は、アルカリ性水性ジオキ
サン中においてポリマーを還流することによって、架橋
ポリ(4−ヒドロキシスチレン)を加水分解する方法を
記載している。アルシャディー (Arshady) らの、固相
ペプタイド合成のためのフェノール樹脂:スチレンとp
−アセトキシスチレンの共重合、12J.ofPoly
mer Science 2017−2025(197
4)は、ジオキサン中ヒドラジン水和物を用いて、スチ
レンとp−アセトキシスチレンのコポリマーを加水分解
して、ビニルフェノールポリマーにする方法を記載して
いる。チェン(Chen) らの、漆の形態学的類似体。ジメ
チルスルホキシド中における過硫酸アンモニウム開始に
よるパルラン(Pulluan) 上へのp−ヒドロキシスチレ
ンのグラフト、23 J.Polymer Scien
ce: PolymerChem.ED.1283−12
91(1985)は、ヒドラジン水和物を用いてp−ア
セトキシスチレングラフトパルランをp−ヒドロキシス
チレンパルランにする方法を記載している。ナカムラら
の、ポリヒドロキシスチレン誘導体の水素結合に対する
置換基の効果、15 Polymer J.361−3
66(1983)は、塩酸を用いて、アセトン中に溶か
したポリ(p−アセトキシスチレン)を加水分解して、
ポリ(p−ヒドロキシスチレン)にする方法を記載して
いる。
ル化ナトリウムを用いて、メタノール中で、ポリ(4−
アセトキシスチレン)をエステル交換反応させる方法を
記載している。酢酸根の約84%が、交換反応によって
除去される。
和アルコールのエステルポリマーを溶融状態で加水分解
剤と反応させる方法を含む、ヒドロキシル基含有ポリマ
ーの製造方法を記載している。加水分解反応において、
エステル基は、ヒドロキシル基で置換される。加水分解
剤としては、水、好ましくは低級アルキルアルコールを
用いることができる。
移剤として少量の塩化ベンジルトリメチルアンモニウム
を用いながら、メタノールとトルエン中水性水酸化ナト
リウムによって、スチレンとp−イソプロペニルフェニ
ルアセテートのコポリマーを加水分解する方法を記載し
ている。
アセトキシスチレンのポリマーを加水分解して、p−ビ
ニルフェノールのポリマーにする方法を記載している。
アンモニアは、加水分解触媒である。4−アセトキシス
チレンは、水混和性溶剤中に溶かす。該溶液にアンモニ
アガス又は水酸化アンモニウムを加え、温度約50−1
50℃において、アセトキシ基を加水分解してフェノー
ル基にするのに十分な時間、加水分解反応を行う。加水
分解反応の終わりに、湿潤二酸化炭素ガスを、該反応溶
液の表面下に散布して溶液中に導入し、アンモニウム塩
を除去する。4−ヒドロキシスチレンポリマーを回収し
て、有機溶剤溶液として用いる。4−ヒドロキシスチレ
ンは、真空蒸留によって、全ての溶剤を除去するか、又
は溶液からポリマーを沈殿させることによって、固体と
して回収することができる。
として水酸化第四アンモニウムを用いるメタノリシスに
よる4−アセトキシスチレンポリマーの加水分解によっ
てポリ−(4−ビニルフェノール)を製造する方法を記
載している。4−アセトキシスチレンポリマーは、水混
和性溶剤中に溶かす。水酸化アンモニウムを加え、温度
約50− 80℃において、アセトキシ基を加水分解す
るのに十分な時間、反応を行う。反応生成物を温度約5
0 − 150℃まで加熱して、水酸化第四アンモニウム
の分解生成物と酢酸メチルを蒸留して除去する。
化アルカリ金属、水酸化アンモニウム、水酸化第四アン
モニウム、又は水溶性アミンのような塩基を用いて、4
−アセトキシスチレンのホモポリマー又はコポリマーを
加水分解することによって、p−ビニルフェノールのホ
モポリマーとコポリマーを製造する方法を記載してい
る。加水分解反応は、水中4−アセトキシスチレンポリ
マー含有懸濁液において、ポリマーを分離せずに起こ
る。反応塊を酸性にして固体ポリマーを濾過し、それを
洗浄し乾燥させて、懸濁液からビニルフェノールポリマ
ーを回収するか、又はみょうばんを用いて懸濁液を凝集
させて酸性にした後、固体ポリマーを回収して洗浄し、
乾燥させて、ビニルフェノールポリマーを回収する。
コール中又は水中において酸又は塩基を用いながら、4
−アセトキシスチレンとムコン酸ジアルキル又はソルビ
ン酸アルキルとのコポリマーを選択的に加水分解して、
p−ビニルフェノールとムコン酸ジアルキルとのコポリ
マー、又はソルビン酸アルキルとのコポリマーにする方
法を記載している。前記の反応体コポリマーは、アルキ
ル又は水性塩基中において、スラリーにする。生成物
は、アルコール中又は水性塩基中に溶けており、水溶液
として回収する。
化テトラメチルアンモニウム、水性NH3、NaOH、
HCl、及びH2SO4のような塩基又は酸を用いて、
3,5−ジブロモ−4−アセトキシスチレンポリマーを
加水分解して、3,5−ジブロモ−4−アセトキシスチ
レンポリマーにする方法を記載している。
は塩基を用いて、アルコール又は水中にスラリーにした
不飽和酸のアリルエステルと4−アセトキシスチレンと
のコポリマーを選択的に加水分解して、不飽和酸のアリ
ルエステルとp−ビニルフェノールとのコポリマーにす
る方法を記載している。反応が、アルコール中のアルコ
ーリシス反応である場合、ポリマーは、水中で沈殿させ
凝集させることによって回収することができる。水性塩
基中において加水分解反応を行う場合は、酸を用いて沈
殿させることによって、溶液からポリマーを回収するこ
とができる。用いるアルコールは、1 − 4個の炭素原
子を有するアルコールである。用いる酸は、水溶液中に
おける解離定数が2未満の鉱酸と有機酸であり、用いる
塩基は、水酸化アルカリ金属、アルコキシド、水酸化第
四アンモニウムである。
コール中における4−アセトキシスチレンポリマーの酸
触媒エステル交換によるp−ビニルフェノールポリマー
の製造を記載している。4−アセトキシスチレンのポリ
マーを、アルコール中でスラリーにし、更に水溶液中に
おいて2未満の解離定数を有するルイス酸、あるいは鉱
酸又は有機酸の存在下で加水分解して、4−ビニルフェ
ノールのポリマーにする。用いるアルコールは、1 −
4個の炭素原子を有するアルコールである。4−ビニル
フェノールポリマー生成物は、アルコール中の溶液とし
て回収してアルコール溶液として用いるか、あるいは公
知の技術を用いることによって、該溶液から、固体とし
て4−ビニルフェノールポリマーを更に回収することが
できる。米国特許第4,912,173号は、水性窒素
塩基を用いながら、微粒子形態で水中に懸濁させた4−
アセトキシスチレンのポリマーを加水分解して、4−ヒ
ドロキシスチレンのポリマーにする方法を記載してい
る。用いる窒素塩基は、アンモニア、第一、第二又は第
三水溶性アミン、及び水溶性水酸化第四アンモニウムで
ある。水酸化アンモニウムを塩基として用いる場合は、
懸濁ポリマー生成物は懸濁液中に存在しているので、濾
過、デカンテーション又は遠心分離によって、水を除去
する。洗浄し乾燥させれば、ポリマーはすぐに使用でき
る状態となる。他の塩基を用いる場合、粒子は、時々、
柔らかくなるか又は溶解度が高まる。凝集したポリマー
は、上記のように、水を除去し、洗浄し、更に乾燥させ
て回収することができる。可溶性ポリマーは、酸で沈殿
させた後、回収する。
媒質の懸濁液中において、アンモニアを用いてポリ(4
−アセトキシスチレン)を加水分解して、ポリ(4−ヒ
ドロキシスチレン)にする方法を記載している。水酸化
アンモニウムとしては、好ましくはアンモニアを用い
る。アンモニアは、好ましくはガス形態で用いて、水性
反応媒質の表面下に導入することもできる。加水分解反
応中、懸濁ポリマーは、固体微粒子形態で懸濁状態のま
まである。
5−二置換−4−アセトキシスチレンを加水分解して、
置換4−ヒドロキシスチレン類似体を生成させる方法を
記載している。加水分解剤は、NH3、NaOH、KO
H、水酸化テトラメチルアンモニウム、HCl、又はH
2SO4 である。
溶液状態にして反応させたか、又は4−ヒドロキシスチ
レンポリマー生成物を溶液として回収した。その結果、
反応を提供するのに、大きな反応器容積が必要であっ
た。更に、溶液から固体として生成物を回収するため
に、非溶剤による沈殿、ポリマーの塩形態の酸性化、又
は噴霧乾燥などのようなある種の工程を用いなければな
らなかった。前記の工程は、添加剤及び/又はエネルギ
ーを必要とするので、時間を浪費し且つ不経済であっ
た。
行うので、ポリマー生成物は懸濁液中に存在している。
固体生成物は完全なもので、濾過のような公知の方法
で、容易に且つ経済的に回収することができる。
ーにおける4−アセトキシスチレンの量が、4−アセト
キシスチレンとそれと共に存在している重合可能なコポ
リマーの総重量を基準として、約50重量%未満である
場合は、しばしば、4−ヒドロキシスチレンコポリマー
への4−アセトキシスチレンコポリマーの申し分のない
加水分解を達成することができない、ということであっ
た。本発明では、存在する4−アセトキシスチレンの量
に関係なく、ヒドロキシルアミンを用いて、4−アセト
キシスチレンのコポリマーを、申し分のない程度まで加
水分解する。
下の記述を読めば明確に理解される。
トキシスチレンのホモポリマー又はコポリマーを加水分
解して、4−ヒドロキシスチレンのホモポリマー又はコ
ポリマーを製造する。ヒドロキシルアミンは、遊離塩基
として、又は塩基で中和させるとヒドロキシルアミンを
生成するヒドロキシルアミンの酸性塩として、反応に用
いることができる。
成物は懸濁液中に存在する。生成物は、完全な固体粒子
であり、濾過又は同様の技術を用いて、容易に且つ経済
的に回収することができる。
9.5%未満まで高度に加水分解される。コポリマーの
場合には、反応体コポリマー中に存在する4−アセトキ
シスチレンの量が、4−アセトキシスチレンとそれと共
に存在している重合可能なコポリマーの総重量を基準と
して、実質的に50%未満である時でも、反応体は申し
分のない程度まで加水分解される。
ミンを用いて4−アセトキシスチレンのポリマーを加水
分解し、4−ヒドロキシスチレンのポリマーを製造する
方法を記載する。該方法では、ポリマーの4−アセトキ
シスチレン部分のアセトキシ基を、ヒドロキシル基で置
換して、4−ヒドロキシスチレンポリマーを製造する。
該方法を用いて、4−アセトキシスチレンのホモポリマ
ーを4−ヒドロキシスチレンのホモポリマーへ、及び4
−アセトキシスチレンのコポリマーを4−ヒドロキシス
チレンのコポリマーへ転化させる。ここで用いているポ
リマーという用語は、ホモポリマー又はコポリマーを指
している。
は、ビーズ形態で懸濁液中にあって、ヒドロキシルアミ
ンによって加水分解されて、完全な固体粒子形態で懸濁
している4−ヒドロキシスチレンのポリマーを生成させ
る。前記のように反応を懸濁液中で行うことによって、
溶剤の使用とそれに伴う困難を排除する。固体ポリマー
生成物を、濾過、デカンテーション又は遠心分離によっ
て、反応塊の残余化合物から分離して、洗浄し乾燥させ
ると、該生成物は、すぐに使用できる状態となる。十分
な量のヒドロキシルアミンを用いると、98.0%を超
える、殆どの場合99.5%を超える量の4−アセトキ
シスチレンポリマーが加水分解されて、4−ヒドロキシ
スチレンの対応ポリマーになる。
文献として本明細書に取り入れているコーソンらの文献
に記載されている方法を用いて、あるいは当業者に公知
の任意の他の方法を用いて製造することができる公知の
化合物である。該モノマーは、例えば過酸化化合物およ
びアゾ化合物のような公知の遊離基触媒を用いて、溶
液、懸濁液、乳濁液中で、又は塊で容易に重合する。前
記の重合は、コモノマーが存在していなくても、起こる
ことができ、それによって生じる生成物はホモポリマー
であるが、一方コモノマーが存在する場合に生じる生成
物は、コポリマーである。4−アセトキシスチレンのホ
モポリマー又はコポリマーの製造方法の例としては、参
照文献として本明細書に取り入れている米国特許第4,
822,862号、第4,912,173号、及び第
4,962,147号に記載されている方法がある。更
に他の公知の方法を用いることもできる。
モノマーは、スチレンである。他のコモノマーとして
は、ビニルトルエン;α−メチルスチレン;オルト−、
メタ−、及びパラ−クロロスチレン及び−ブロモスチレ
ン;ブタジエンのようなジエンモノマー;アクリル酸メ
チル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、及びアクリル酸2−
エチルヘキシルのようなアクリル酸及びメタクリル酸エ
ステルモノマー;アクリロニトリル;メタクリロニトリ
ル;アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸
などのような重合可能な酸;及び米国特許第4,87
7,843号に記載されているアリルエステルコモノマ
ーが挙げられる。4−アセトキシスチレンと無水マレイ
ン酸のコポリマーは、ヒドロキシルアミンで加水分解す
ることができるが、その加水分解では、ヒドロキシルア
ミンによって無水マレイン酸の環が開環してしまうの
で、4−ヒドロキシスチレンと無水マレイン酸のコポリ
マーの製造にとっては、ヒドロキシルアミンによる加水
分解は望ましくない、ということに注意すべきである。
ーは、4−アセトキシスチレンを約1 − 99重量部、
それと共に重合可能なコモノマーを約99 − 1重量部
含んでいる。また別の表現をすれば、前記の有用なコポ
リマー中には、4−アセトキシスチレンと、それと共に
存在している重合可能なコモノマーの総重量を基準とし
て、4−アセトキシスチレンの量は、約1− 99重量
%である。好ましいコポリマーは、4−アセトキシスチ
レンを約25 − 75重量部、コモノマーを約75 −
25重量部含んでいる。
チレンと、それと共に存在している重合可能なコモノマ
ーの総重量を基準として、4−アセトキシスチレンを約
50重量%又はそれ以上含むコポリマーを、申し分のな
い程度まで加水分解した。しかしながら、4−アセトキ
シスチレンを、前記の量と比べて、更に少ない量で含有
しているコポリマーは、申し分のない程度まで加水分解
することが難しかった。その理由は、ポリマーの4−ア
セトキシスチレン部分の加水分解を、コモノマーが妨害
するからである。本発明では、4−アセトキシスチレン
とそれと共に存在している重合可能なコモノマーの総重
量を基準として4−アセトキシスチレンを約1重量%含
有している4−アセトキシスチレンコポリマーを、該コ
ポリマーの4−アセトキシスチレン部分が98.0%を
超える割合で加水分解されて4−ヒドロキシスチレン部
分に成るまで、加水分解する。本発明の加水分解剤は、
ヒドロキシルアミンである。ヒドロキシルアミンは、遊
離塩基として、あるいはヒドロキシルアミンによるポリ
マー反応体の加水分解を妨害しない水性アンモニア又は
任意の他の塩基で中和されるヒドロキシルアミン塩酸塩
又はヒドロキシルアミン硫酸塩のようなヒドロキシルア
ミンの酸性塩として、反応に用いることができる。必要
とされるヒドロキシルアミンの化学量論量は、反応にお
いて存在する4−アセトキシスチレンモノマー1モル当
たり、ヒドロキシルアミン1モルである。しかしなが
ら、約110 − 400モル%の過剰量を用いて、4−
アセトキシスチレン部分の加水分解を申し分なく確実に
完了させる。ヒドロキシルアミンは、4−アセトキシス
チレンの固体反応体ポリマー中へ拡散して、それらのア
セトキシ部分と相互作用して、それらをヒドロキシル部
分へ転化させる。
スチレンのホモポリマー又はコポリマーは、水中に固体
粒子として懸濁させる。粒子サイズは、約0.01 −
2.0mmである。該反応に対して不活性な沈殿防止剤
を用いて、懸濁を助けることができる。前記の沈殿防止
剤の例としては、Rohm and Hass Company が製造し、Ro
hm and Hass Company Technical Bulletin FC-103 1990
年 に記載されている、以前はアクリソール A3(Acry
sol A3) という商標で、現在ではアキュマー1530(A
cumer 1530) という商標で知られている(本明細書で
は、「アクリソール A3」と呼称する)約190,0
00の分子量を有するポリアクリル酸溶液が挙げられ
る。しかしながら、沈殿防止剤を用いる必要はない。遊
離塩基としてヒドロキシルアミンを用いる場合は、好ま
しくはヒドロキシルアミンを水溶液にして、懸濁液に加
える。ヒドロキシルアミンをヒドロキシルアミンの塩と
して反応に用いることができる場合は、前記の塩と、前
記の塩を中和させてヒドロキシルアミンを得るために用
いる塩基を、懸濁液中に加える。公知の撹拌手段によっ
て、反応体を絶えず撹拌して懸濁液の均質性を維持しな
がら、望ましい量の加水分解が得られるまで、約50
− 95℃の温度まで加熱する。
1 − 6時間加水分解が起こり、ポリマーの4−アセト
キシスチレン部分が98.0%を超える割合で、殆どの
場合においては、99.5%を超える割合で、4−ヒド
ロキシスチレンへと転化する。
超える条件下で、バッチ・モードで行う。望ましい色を
有するポリマー生成物を得るために、無酸素環境下で反
応を行う。従って、窒素を反応塊に提供して、前記の環
境を維持する。しかしながら、無酸素環境は、望ましい
色のポリマーを得るためだけに必要であるので、たとえ
酸素が存在していても、ここで述べている加水分解反応
は進行する、ということを理解すべきである。酸素が存
在している場合、ポリマーは、望ましくない暗色を有す
る。
全な、反応塊中に溶けない白色固体粒子である。該固体
粒子は、濾過、遠心分離、又はデカンテーションによっ
て、反応塊から容易に分離される。分離した粒子を洗浄
し乾燥させると、すぐに使用できる状態となる。
るが、本明細書で企図した発明の範囲が、本実施例によ
って限定されると考えるべきではない。
窒素パージを備えているサーモウェル、オーバーヘッド
撹拌機、及び外部加熱マンテルを、取り付けた。脱イオ
ン水100g、25重量%ポリアクリル酸水溶液(先に
言及した沈殿防止剤アクリソール A3)4g、重量平
均分子量8750を有する4−アセトキシスチレンホモ
ポリマー20g、及び水9.46gとヒドロキシルアミ
ン遊離塩基9.46g(0.29モル)を含むヒドロキ
シルアミン水溶液を、該フラスコに加えた。
スチレンポリマーを懸濁させ、2時間45分にわたっ
て、83℃まで加熱した。前記時間の終わりに、懸濁し
ているポリマービーズのサンプルを取り出して、フーリ
エ変換赤外分析法(ここでは「FTIR」と呼称する)
で分析した。その分析から、サンプルは4−ヒドロキシ
スチレンポリマーへと完全に加水分解されている、こと
が分かった。
子を、濾過して反応塊から取り出した。次に、それらを
脱イオン水で洗浄し、真空オーブン中で温度70℃にお
いて、一晩乾燥させた。
窒素パージを備えているサーモウェル、電磁撹拌機、及
び外部加熱マンテルを取り付けた。脱イオン水100
g、 25重量%ポリアクリル酸水溶液(先に言及した
沈殿防止剤アクリソール A3)4g、分子量16,0
00を有する4−アセトキシスチレンホモポリマー15
g(0.093モル)、及びヒドロキシルアミン塩酸塩
20.4gを、該フラスコに加えた。
スチレンポリマーを懸濁させ、3時間にわたって、85
℃まで加熱した。前記時間の終わりに、懸濁しているポ
リマービーズをフラスコから取り出して、メタノール中
に入れた。サンプルは、メタノール中で溶解しなかっ
た。そのことは、該サンプルが、実質的に未反応の4−
アセトキシスチレンポリマーであったことを示してい
る。次に、その反応混合物を、最少量の28重量%水性
アンモニアで処理して、pHを10まで上昇させた。1
時間後、ポリマービーズのサンプルを取り出し、メタノ
ールの中に入れて溶かした。サンプルをFTIRで分析
した。その分析から、サンプルは4−ヒドロキシスチレ
ンポリマーへと完全に加水分解されている、ことが分か
った。
子を、濾過して反応塊から取り出した。次に、それらを
脱イオン水で洗浄し、真空オーブン中で温度70℃にお
いて、一晩乾燥させた。
窒素パージを備えているサーモウェル、オーバーヘッド
撹拌機、及び外部加熱マンテルを取り付けた。脱イオン
水100g、 25重量%ポリアクリル酸水溶液(先に
言及した沈殿防止剤アクリソール A3)4g、重量平
均分子量20,700を有する4−アセトキシスチレン
/スチレンのモル比25/75のコポリマー20g、及
びヒドロキシルアミン硫酸塩32.65gを、該フラス
コに加えた。次にその反応混合物を、最少量の28重量
%水性アンモニアで処理して、pHを10まで上昇させ
た。
スチレン/スチレン・コポリマーを懸濁させ、3時間に
わたって、85℃まで加熱した。前記時間の終わりに、
懸濁している固体ビーズのサンプルをメタノールの中に
入れた。サンプルは、溶解しなかった。1時間10分
後、別のサンプルを、FTIRで分析した。その分析か
ら、加水分解が完了していない、ことが分かった。2時
間後(本実施例の手順を開始してから6時間10分)、
懸濁ポリマービーズの別のサンプルを取り出して、FT
IRで分析した。その分析からは、該サンプルが、4−
ヒドロキシスチレンコポリマーへと完全に加水分解され
ている、ことが分かった。
子を、濾過して反応塊から取り出した。次に、それらを
脱イオン水で洗浄し、真空オーブン中で温度70℃にお
いて、一晩乾燥させた。
窒素パージを備えているサーモウェル、オーバーヘッド
撹拌機、及び外部加熱マンテルを取り付けた。脱イオン
水100g、25重量%ポリアクリル酸水溶液(先に言
及した沈殿防止剤アクリソール A3)4g、重量平均
分子量19,800を有する4−アセトキシスチレン/
スチレンのモル比10/90のコポリマー15g、及び
ヒドロキシルアミン硫酸塩8.16gを、該フラスコに
加えた。次にその反応混合物を、最少量の28重量%水
性アンモニアで処理して、pHを10まで上昇させた。
スチレン/スチレン・コポリマーを懸濁させ、5.5時
間にわたって、87℃まで加熱した。前記時間の終わり
に、懸濁ポリマービーズのサンプルを取り出して、FT
IRで分析した。その分析から、該サンプルは、4−ヒ
ドロキシスチレン/スチレン・コポリマーへと50%を
超える割合で加水分解されている、ことが分かった。
子を、濾過して反応塊から取り出した。次に、それらを
脱イオン水で洗浄し、真空オーブン中で温度70℃にお
いて、一晩乾燥させた。
窒素パージを備えているサーモウェル、電磁撹拌機、及
び外部加熱マンテルを取り付けた。脱イオン水75g、
25重量%ポリアクリル酸水溶液(先に言及した沈殿防
止剤アクリソール A3)3g、重量平均分子量19,
700を有する4−アセトキシスチレン/スチレンのモ
ル比10/90のコポリマー15g、及びヒドロキシル
アミン塩酸塩8.19gを、該フラスコに加えた。次に
その反応混合物のpHを、上記実施例で述べたように、
水性アンモニアを用いてpH10まで上昇させた。
スチレンポリマーを懸濁させ、5.5時間にわたって、
85℃まで加熱した。前記時間の終わりに、懸濁ポリマ
ービーズのサンプルを取り出して、FTIRで分析し
た。その分析から、該サンプルは、4−ヒドロキシスチ
レン/スチレン・コポリマーへと90%を超える割合で
加水分解されている、ことが分かった。
子を、濾過して反応塊から取り出した。次に、それらを
脱イオン水で洗浄し、真空オーブン中で温度70℃にお
いて、一晩乾燥させた。
窒素パージを備えているサーモウェル、オーバーヘッド
撹拌機、及び外部加熱マンテルを取り付けた。脱イオン
水100g、25重量%ポリアクリル酸水溶液(先に言
及した沈殿防止剤アクリソール A3)4g、分子量2
0,700を有する4−アセトキシスチレン/スチレン
のモル比25/75のコポリマー10g、及びヒドロキ
シルアミン塩酸塩6.15gを、該フラスコに加えた。
次に、その反応混合物のpHを、上記実施例で述べたよ
うにして、pH10まで上昇させた。
スチレン/スチレン・コポリマーを懸濁させ、4時間に
わたって、89℃まで加熱した。前記時間の終わりに、
懸濁ポリマービーズのサンプルを取り出して、FTIR
で分析した。その分析から、該サンプルは、4−ヒドロ
キシスチレン/スチレン・コポリマーへと完全に加水分
解されている、ことが分かった。
子を、濾過して反応塊から取り出した。次に、それらを
脱イオン水で洗浄し、真空オーブン中で温度70℃にお
いて、一晩乾燥させた。
窒素パージを備えているサーモウェル、オーバーヘッド
撹拌機、及び外部加熱マンテルを取り付けた。脱イオン
水80g、25重量%ポリアクリル酸水溶液(先に言及
した沈殿防止剤アクリソール A3)3.2g、重量平
均分子量34,400を有する4−アセトキシスチレン
/アクリル酸エチルのモル比50/50のコポリマー1
5g、及びヒドロキシルアミン塩酸塩55.61gを、
該フラスコに加えた。次に、その反応混合物のpHを、
上記実施例で述べたようにして、pH10まで上昇させ
た。
スチレン/アクリル酸エチル・コポリマーを懸濁させ、
1時間で43℃、もう1時間で50℃、更に2時間で6
1℃まで加熱した。前記時間の終わりに、懸濁ポリマー
ビーズのサンプルを取り出して、FTIRで分析した。
その分析から、該サンプルは、4−ヒドロキシスチレン
/アクリル酸エチル・ポリマーへと完全に加水分解され
ている、ことが分かった。
子を、濾過して反応塊から取り出した。次に、それらを
脱イオン水で洗浄し、真空オーブン中で温度70℃にお
いて、一晩乾燥させた。
たが、当業者は、本発明の精神から逸脱せずに、その特
有な態様を改良することができる。添付の特許請求の範
囲は別にして、上記した該態様の詳細な説明によって、
本発明が制限されると考えるべきではない。
Claims (14)
- 【請求項1】 4−アセトキシスチレンポリマーを、ヒ
ドロキシルアミンを用いて懸濁液中で加水分解する工程
を含む、懸濁液中で4−ヒドロキシスチレンのポリマー
を製造する方法。 - 【請求項2】 4−アセトキシスチレンのポリマーが、
4−アセトキシスチレンのホモポリマーであり、4−ヒ
ドロキシスチレンのポリマーが、4−ヒドロキシスチレ
ンのホモポリマーである、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 4−アセトキシスチレンのポリマーが、
4−アセトキシスチレンとコモノマーとのコポリマーで
あり、4−ヒドロキシスチレンのポリマーが、4−ヒド
ロキシスチレンとコモノマーとのコポリマーである、請
求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 ヒドロキシルアミンが、遊離塩基の形態
である、請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 反応工程の前に、ヒドロキシルアミンの
酸性塩からヒドロキシルアミンを誘導する工程をさらに
含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 4−アセトキシスチレンポリマーの4−
アセトキシスチレン部分を、99.5%を超える割合で
4−ヒドロキシスチレン部分へと転化させる、請求項1
に記載の方法。 - 【請求項7】 反応工程を、温度約50−95℃の下で
行う、請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 4−アセトキシスチレンのポリマーが、
固体状態である、請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 4−アセトキシスチレンのポリマーが、
水性媒質中において懸濁している、請求項8に記載の方
法。 - 【請求項10】 4−アセトキシスチレンのポリマー
が、サイズ約0.01−約2.0mmの粒子である、請
求項8に記載の方法。 - 【請求項11】 ヒドロキシルアミンが、水溶液中に存
在している、請求項1に記載の方法。 - 【請求項12】 2−アセトキシスチレンコポリマー中
の2−アセトキシスチレンの量が、4−アセトキシスチ
レンとコモノマーの4−アセトキシスチレンコポリマー
の重量を基準として、1−99重量%である、請求項3
に記載の方法。 - 【請求項13】 反応工程の結果として、固体状態の4
−ヒドロキシスチレンのポリマーを生成させる工程をさ
らに含む、請求項1または8に記載の方法。 - 【請求項14】 反応工程を、無酸素状態下で行う、請
求項1に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US62291990A | 1990-12-06 | 1990-12-06 | |
US622919 | 1990-12-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04275309A JPH04275309A (ja) | 1992-09-30 |
JP3113018B2 true JP3113018B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=24496051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03322953A Expired - Fee Related JP3113018B2 (ja) | 1990-12-06 | 1991-12-06 | 4−アセトキシスチレンポリマーからの4−ヒドロキシスチレンポリマーの製造方法 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0489550B1 (ja) |
JP (1) | JP3113018B2 (ja) |
KR (1) | KR920012124A (ja) |
AT (1) | ATE124057T1 (ja) |
CA (1) | CA2057121C (ja) |
DE (1) | DE69110631T2 (ja) |
DK (1) | DK0489550T3 (ja) |
ES (1) | ES2075368T3 (ja) |
IE (1) | IE914230A1 (ja) |
IL (1) | IL100248A0 (ja) |
MX (1) | MX9102381A (ja) |
NO (1) | NO914770L (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69322946T2 (de) * | 1992-11-03 | 1999-08-12 | Ibm | Photolackzusammensetzung |
JP4601103B2 (ja) * | 1999-11-30 | 2010-12-22 | 三菱レイヨン株式会社 | 共重合体およびその製造方法 |
JP4970881B2 (ja) * | 2006-09-21 | 2012-07-11 | 日東電工株式会社 | 固相合成用担体 |
FR3054223A1 (fr) * | 2016-07-21 | 2018-01-26 | Total Marketing Services | Copolymere et son utilisation comme additif detergent pour carburant |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4689371A (en) * | 1986-07-07 | 1987-08-25 | Celanese Corporation | Process for the preparation of poly (vinylphenol) from poly (acetoxystyrene) |
EP0277721A3 (en) * | 1987-01-28 | 1989-03-15 | Hoechst Celanese Corporation | Emulsion polymerization of 4-acetoxystyrene and hydrolysis to poly(p-vinylphenol) |
US4912173A (en) * | 1987-10-30 | 1990-03-27 | Hoechst Celanese Corporation | Hydrolysis of poly(acetoxystyrene) in aqueous suspension |
US4962147A (en) * | 1988-05-26 | 1990-10-09 | Hoechst Celanese Corporation | Process for the suspension polymerization of 4-acetoxystyrene and hydrolysis to 4-hydroxystyrene polymers |
DE3913127A1 (de) * | 1989-04-21 | 1990-10-25 | Basf Ag | Copolymerisate auf basis von monoethylenisch ungesaettigten dicarbonsaeureanhydriden, diketen und monoethylenisch ungesaettigten monocarbonsaeuren, ihre herstellung und verwendung |
-
1991
- 1991-11-29 ES ES91311088T patent/ES2075368T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-29 DE DE69110631T patent/DE69110631T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-29 AT AT91311088T patent/ATE124057T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-11-29 DK DK91311088.8T patent/DK0489550T3/da active
- 1991-11-29 EP EP91311088A patent/EP0489550B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-04 NO NO91914770A patent/NO914770L/no unknown
- 1991-12-04 MX MX9102381A patent/MX9102381A/es unknown
- 1991-12-05 IE IE423091A patent/IE914230A1/en unknown
- 1991-12-05 IL IL100248A patent/IL100248A0/xx unknown
- 1991-12-05 CA CA002057121A patent/CA2057121C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-06 JP JP03322953A patent/JP3113018B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-06 KR KR1019910022332A patent/KR920012124A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IL100248A0 (en) | 1992-09-06 |
DE69110631T2 (de) | 1995-12-14 |
NO914770D0 (no) | 1991-12-04 |
NO914770L (no) | 1992-06-09 |
EP0489550A1 (en) | 1992-06-10 |
CA2057121A1 (en) | 1992-06-07 |
JPH04275309A (ja) | 1992-09-30 |
IE914230A1 (en) | 1992-06-17 |
EP0489550B1 (en) | 1995-06-21 |
MX9102381A (es) | 1992-06-01 |
ES2075368T3 (es) | 1995-10-01 |
DE69110631D1 (de) | 1995-07-27 |
CA2057121C (en) | 2004-02-03 |
DK0489550T3 (da) | 1995-08-21 |
KR920012124A (ko) | 1992-07-25 |
ATE124057T1 (de) | 1995-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4689371A (en) | Process for the preparation of poly (vinylphenol) from poly (acetoxystyrene) | |
CA1339438C (en) | Process for the preparation of poly(vinylphenol) from poly(acetoxystyrene) by acid catalyzed transesterification | |
US4678843A (en) | Process for the ammonium hydroxide hydrolysis of polymers of acetoxystyrene to polymers of vinylphenol | |
JP2805334B2 (ja) | 4―アセトキシスチレンの懸濁重合法および4―ヒドロキシスチレンポリマーへの加水分解法 | |
US4822862A (en) | Emulsion polymerization of 4-acetoxystyrene and hydrolysis to poly(p-vinylphenol | |
JP2544956B2 (ja) | 4―アセトキシスチレンの乳化重合方法およびポリ(p―ビニルフエノ―ル)への加水分解方法 | |
US5264528A (en) | Process for the preparation of 4-hydroxystyrene polymers from 4-acetoxystyrene polymers | |
US4877843A (en) | Selective hydrolysis of copolymers of para-acetoxy styrene and allyl esters of ethylenically unsaturated acids | |
JP3439214B2 (ja) | ビニルピリジンおよびアセトキシスチレンから誘導された両性コポリマー | |
JP3113018B2 (ja) | 4−アセトキシスチレンポリマーからの4−ヒドロキシスチレンポリマーの製造方法 | |
US4857601A (en) | Selective hydrolysis of copolymers of para-acetoxy styrene and dialkyl muconates or alkyl sorbates | |
EP0260104A2 (en) | Process for the preparation of poly (vinylphenol) by simultaneous methanolysis and polymerization of 4-acetoxystryene | |
JP3022932B2 (ja) | フォトレジスト用低光学密度ポリマー及びコポリマーの製造方法 | |
JP2004501988A (ja) | 精製手段 | |
JPH0617381B2 (ja) | P―アセトキシスチレンとムコン酸ジアルキルまたはソルビン酸アルキルとのコポリマーの選択的加水分解 | |
US6013725A (en) | Low temperature crosslinkable latexes formed by in-situ generation of a crosslinkable functionality | |
JPH0556364B2 (ja) | ||
JP2002030119A (ja) | マレイミド系共重合体及びその製造方法 | |
JPH0446914A (ja) | フェノール性水酸基含有エチレン性共重合体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |