JP3112960U - 犬・猫用水洗便器付洗面台並びに犬・猫用水洗便器付流し台 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペットのトイレを設置する場所に困っている家庭のために考案されたペットの使い易い、人とペットの同居型の犬・猫用水洗便器付洗面台並びに犬・猫用水洗便器付流し台を提供する。
【解決手段】洗面台に、犬・猫が入って排便するための中央に向かって傾斜した、滑止部22a1,22a2を設けてなる便受面22aと、該便受面の外周に設けてなる縁部とからなる枠体22と、該枠体内に少なくとも1つの流出口22cを設けてなり渦巻き状に流水する洗浄水路23と、中央部に設けてなる排水部とからなり、縁部の上面に滑止部を設け、洗浄水路に水道管の水を直結し、犬・猫の出入を検知するセンサー25を設けてなる犬・猫用水洗便器を設けてなることを特徴とする犬・猫用水洗便器付洗面台。
【選択図】図1
【解決手段】洗面台に、犬・猫が入って排便するための中央に向かって傾斜した、滑止部22a1,22a2を設けてなる便受面22aと、該便受面の外周に設けてなる縁部とからなる枠体22と、該枠体内に少なくとも1つの流出口22cを設けてなり渦巻き状に流水する洗浄水路23と、中央部に設けてなる排水部とからなり、縁部の上面に滑止部を設け、洗浄水路に水道管の水を直結し、犬・猫の出入を検知するセンサー25を設けてなる犬・猫用水洗便器を設けてなることを特徴とする犬・猫用水洗便器付洗面台。
【選択図】図1
Description
本考案は、ペットのトイレを設置する場所に困っている家庭のために考案されたペットの使い易い、人とペットの同居型の犬・猫用水洗便器付洗面台並びに犬・猫用水洗便器付流し台に関するものである。
ペットとして、飼育される犬・猫(以下はペットと記述)の従来の排便は、一般には屋内又は屋外の特定した所に砂やペーパー等を置きその上に排便させている。
犬の場合は散歩に連れて行くときに排便させたり、ペーパーを置いてその上に排便させているのが現状である。猫の場合は放任して自由に適当な場所で排便させている場合と、部屋の内外の箱の中に砂などをいれてそこをトイレとして排便させているのが現状である。
また、ペットの自動水洗トイレもあるが、一方向に傾斜してペットが使いにくいために犬・猫は便器の中で安定した体勢をとるのが難しい。そのため横向きになって排便したり、また立って両手を壁に掛けるようにして立ったまま大便をすることもある。便受け面が滑りやすく一方向に傾斜している不安定さは大便(小便)をする場合は犬・猫が使いにくいのが現状である。このためペットにとっては大変に使いにくい便器である。また、飼い主にとっても設置場所がなく躾をすることが大変難しく普及しない現状だと思われる。
犬の場合は散歩に連れて行くときに排便させたり、ペーパーを置いてその上に排便させているのが現状である。猫の場合は放任して自由に適当な場所で排便させている場合と、部屋の内外の箱の中に砂などをいれてそこをトイレとして排便させているのが現状である。
また、ペットの自動水洗トイレもあるが、一方向に傾斜してペットが使いにくいために犬・猫は便器の中で安定した体勢をとるのが難しい。そのため横向きになって排便したり、また立って両手を壁に掛けるようにして立ったまま大便をすることもある。便受け面が滑りやすく一方向に傾斜している不安定さは大便(小便)をする場合は犬・猫が使いにくいのが現状である。このためペットにとっては大変に使いにくい便器である。また、飼い主にとっても設置場所がなく躾をすることが大変難しく普及しない現状だと思われる。
また、別の従来技術として、容器の両側に水はねを防止するガードを取付け、前方に登口を付ける。中に凹凸の付いたゴムの板をひき、滑らないようにした。後方タンクに水を取置き、その水で糞尿を洗流し処理する。糞尿タンクが満タンに成ったら、トイレに捨てるようにした犬・猫用水洗トイレが開示されている。(特許文献1参照)
特開2003−265059号公報
上記、特許文献においては、中に凹凸の付いたゴムの板をひき、滑らないようにしているが、一方に傾斜しており、犬・猫が怖がって排便等を行うことができないのが現状である。
また、水ハネを防止するガードを両側に設けることにより、決まった方向からしか入ることができず、上記のように傾斜しており、使用時に手足が濡れることがあり、実用的に多々問題がある。
また、水ハネを防止するガードを両側に設けることにより、決まった方向からしか入ることができず、上記のように傾斜しており、使用時に手足が濡れることがあり、実用的に多々問題がある。
本考案は、上記の問題点に鑑みなされたもので、少なくとも便受面に滑止部を設けることにより、大型犬でも滑ることなく、安全・安心して排便することができると共に、渦巻き状に流水する洗浄水路を設けることにより、周囲の排便を確実に排水処理でき、手足も濡れることがない。
さらに、センサを天井方向等に設けることにより、枠体内への犬・猫の出入りが確実に検知できる。
さらにまた、自動弁によりセンサと連動して流水ON・OFFを制御できると共に、手動弁により躾ができ、必要に応じて選択できる効果を有するものである
犬・猫用水洗便器を設けてなる洗面台並びに流し台により,有効スペースを利用できる効果がある。
さらに、センサを天井方向等に設けることにより、枠体内への犬・猫の出入りが確実に検知できる。
さらにまた、自動弁によりセンサと連動して流水ON・OFFを制御できると共に、手動弁により躾ができ、必要に応じて選択できる効果を有するものである
犬・猫用水洗便器を設けてなる洗面台並びに流し台により,有効スペースを利用できる効果がある。
そして本考案は上記目的を達成するために、洗面台に、犬・猫が入って排便するための中央に向かって傾斜した、滑止部を設けてなる便受面と、該便受面の外周に設けてなる縁部とからなる枠体と、該枠体内に少なくとも1つの流出口を設けてなり渦巻き状に流水する洗浄水路と、中央部に設けてなる排水部とからなり、縁部の上面に滑止部を設け、洗浄水路に水道管の水を直結し、犬・猫の出入を検知するセンサーを設けてなる犬・猫用水洗便器を設けてなることを特徴とする犬・猫用水洗便器付洗面台。
また、流し台に、犬・猫が入って排便するための中央に向かって傾斜した、滑止部を設けてなる便受面と、該便受面の外周に設けてなる縁部とからなる枠体と、該枠体内に少なくとも1つの流出口を設けてなり渦巻き状に流水する洗浄水路と、中央部に設けてなる排水部とからなり、縁部の上面に滑止部を設け、洗浄水路に水道管の水を直結し、犬・猫の出入を検知するセンサーを設けてなる犬・猫用水洗便器を設けてなることを特徴とする縁部の上面に滑止部を設けてなることを特徴とする犬・猫用水洗便器付流し台。
また、流し台に、犬・猫が入って排便するための中央に向かって傾斜した、滑止部を設けてなる便受面と、該便受面の外周に設けてなる縁部とからなる枠体と、該枠体内に少なくとも1つの流出口を設けてなり渦巻き状に流水する洗浄水路と、中央部に設けてなる排水部とからなり、縁部の上面に滑止部を設け、洗浄水路に水道管の水を直結し、犬・猫の出入を検知するセンサーを設けてなる犬・猫用水洗便器を設けてなることを特徴とする縁部の上面に滑止部を設けてなることを特徴とする犬・猫用水洗便器付流し台。
1)、犬・猫用水洗便器付洗面台により洗面台の下方のスペースを有効利用し、犬・猫用水洗便器を設けることにより改めてペットのトイレの設置場所を必要としなくなり、ペットの排便の躾や処理を容易に行うことができる。
2)、犬・猫用水洗便器付流し台により、流し台の下方のスペースを有効利用し、犬・猫用水洗便器を設けることにより改めてペットのトイレの設置場所を必要としなくなり、ペットの排便の躾や処理を容易に行うことができる。
2)、犬・猫用水洗便器付流し台により、流し台の下方のスペースを有効利用し、犬・猫用水洗便器を設けることにより改めてペットのトイレの設置場所を必要としなくなり、ペットの排便の躾や処理を容易に行うことができる。
21は、犬・猫用水洗便器である。
22は、円形に形成した枠体で、犬・猫が入って排便するための中央に向かって傾斜した全面に凹凸状に形成した滑止部22a1を設けてなる便受面22aと、該便受面22aの外周に上面全面に凹凸状の滑止部22b1を設けると共に、側面に3つの流水口22b2設けてなるものであり、中央に排水口22cを設けてある。
なお、枠体22の材質はセラミック、コンクリート、樹脂、陶器、金属、非鉄金属等、必要に応じて選定すればよい。
また、滑止部22a1・22b1は、成形時(加工時)に表面を凹凸状にするものであるが、同様な機能を有するものであれば、特に限定しない。
23は、上記流水口22b2に連結してなり渦巻き状に流水する洗浄水路で、ループ状の洗浄管23aを設けると共に、該洗浄管23aより3本突出した、先端を流水口22b2に連設してなる分岐管3bを設け、一端に吸水口23bを設けてなるものである。
25は、センサで、犬や猫が範囲内に入ったかどうかをチェックするもので、特にセンサの種類は限定しない。
26は、流水を自動的に行う(制御)自動弁管で、モーターバルブ26aとレバー式バルブ26bを設けてなるものである。
27は、流水を手動的に行う手動弁管で、レバー式バルブ27aを設けてなるものである。
また、流水の制御等は制御部29で行うものとする。
22は、円形に形成した枠体で、犬・猫が入って排便するための中央に向かって傾斜した全面に凹凸状に形成した滑止部22a1を設けてなる便受面22aと、該便受面22aの外周に上面全面に凹凸状の滑止部22b1を設けると共に、側面に3つの流水口22b2設けてなるものであり、中央に排水口22cを設けてある。
なお、枠体22の材質はセラミック、コンクリート、樹脂、陶器、金属、非鉄金属等、必要に応じて選定すればよい。
また、滑止部22a1・22b1は、成形時(加工時)に表面を凹凸状にするものであるが、同様な機能を有するものであれば、特に限定しない。
23は、上記流水口22b2に連結してなり渦巻き状に流水する洗浄水路で、ループ状の洗浄管23aを設けると共に、該洗浄管23aより3本突出した、先端を流水口22b2に連設してなる分岐管3bを設け、一端に吸水口23bを設けてなるものである。
25は、センサで、犬や猫が範囲内に入ったかどうかをチェックするもので、特にセンサの種類は限定しない。
26は、流水を自動的に行う(制御)自動弁管で、モーターバルブ26aとレバー式バルブ26bを設けてなるものである。
27は、流水を手動的に行う手動弁管で、レバー式バルブ27aを設けてなるものである。
また、流水の制御等は制御部29で行うものとする。
上記犬・猫用水洗便器21の使用例について下記に述べる。
小型の猫Nが便受面22aに入った時、センサ25が検知し、排便等をすませた後、流水口22b2より勢いよく水M1が流出し、渦巻き状に形成し、便等を流し、排水口22cより外へ排出するものである。
なお洗浄水路23の吸水口23bに水道管の水M2を直結してなるもので、センサ25を天井に設け、タンク(BOX)を設けていないため場所を取らず、特に狭い場所や屋外に設置しても安価に提供できる。
特に、躾をする時に、直結しているため、手動弁管27のレバー式バルブ27aにより、使用後に流水させるもので、自分で排便等ができるようになってからは自動弁管26に切り替えて使用するものである。
小型の猫Nが便受面22aに入った時、センサ25が検知し、排便等をすませた後、流水口22b2より勢いよく水M1が流出し、渦巻き状に形成し、便等を流し、排水口22cより外へ排出するものである。
なお洗浄水路23の吸水口23bに水道管の水M2を直結してなるもので、センサ25を天井に設け、タンク(BOX)を設けていないため場所を取らず、特に狭い場所や屋外に設置しても安価に提供できる。
特に、躾をする時に、直結しているため、手動弁管27のレバー式バルブ27aにより、使用後に流水させるもので、自分で排便等ができるようになってからは自動弁管26に切り替えて使用するものである。
センサ25は犬I・猫Nが枠体22に入ったのと枠体22から出たのを検知するが、排便以外に一寸覗いたり、前を通過したのみの場合もそれを検知するため、その都度水洗すると水の無駄が大きくなる。
そこで、犬I・猫Nがその習性上排便に必要な最低時間を実験により設定した所定時間(3〜10秒)を経過したときのみにモーターバルブ26aを駆動して水洗し、所定時間以内の場合は排便しないものとして水洗せず節水を図るようにするための所定時間の設定と、排便して退去した直後に水洗すると犬I・猫Nがその音に驚いて寄りつかなくなる恐れがあるので、退去して数秒後に洗浄する猶予時間(5〜20秒)の設定とを制御部9にインプットしておくものであり、この所定時間と猶予時間の設定は一定の範囲で任意に変更することができる。
そこで、犬I・猫Nがその習性上排便に必要な最低時間を実験により設定した所定時間(3〜10秒)を経過したときのみにモーターバルブ26aを駆動して水洗し、所定時間以内の場合は排便しないものとして水洗せず節水を図るようにするための所定時間の設定と、排便して退去した直後に水洗すると犬I・猫Nがその音に驚いて寄りつかなくなる恐れがあるので、退去して数秒後に洗浄する猶予時間(5〜20秒)の設定とを制御部9にインプットしておくものであり、この所定時間と猶予時間の設定は一定の範囲で任意に変更することができる。
なお、大型の犬Iの場合、前足を滑止部22b1に乗せて排便等を行うこともあり、犬Iや猫Nの大きさや性格によっても対応できるよう開発してある。
つぎに、犬・猫用水洗便器付洗面台101について説明する。
この犬・猫用水洗便器付洗面台101は、上記犬・猫用水洗便器21を洗面器101aの下方の位置に設置する。
なお、別形態の犬・猫用水洗便器31として、枠体32の吸水口33Bに水道管Sに直結した電磁弁37にて流水する自動弁管36を連結してなると共に、センサ35にて電磁弁37を制御する制御部39を設けてなるもので、洗面台のスペースを有効利用できるものである。
この犬・猫用水洗便器付洗面台101は、上記犬・猫用水洗便器21を洗面器101aの下方の位置に設置する。
なお、別形態の犬・猫用水洗便器31として、枠体32の吸水口33Bに水道管Sに直結した電磁弁37にて流水する自動弁管36を連結してなると共に、センサ35にて電磁弁37を制御する制御部39を設けてなるもので、洗面台のスペースを有効利用できるものである。
また、犬・猫用水洗便器付流し台201は、水槽201の下方の位置に、上記と同様な犬・猫用水洗便器31を設けてなるもので、流し台のスペースを有効利用してなるものである。
上記各実施例においては、各部位の大きさや材質等は必要に応じて決めればよく、特に限定しないものとする。
21−−−犬・猫用水洗便器
22−−−枠体
23−−−洗浄水路
25−−−センサ
26−−−自動弁管
27−−−手動弁管
29−−−制御部
101−−犬・猫用水洗便器付洗面台
201−−犬・猫用水洗便器付流し台
22−−−枠体
23−−−洗浄水路
25−−−センサ
26−−−自動弁管
27−−−手動弁管
29−−−制御部
101−−犬・猫用水洗便器付洗面台
201−−犬・猫用水洗便器付流し台
Claims (4)
- 洗面台に、犬・猫用水洗便器を設けたことを特徴とする犬・猫用水洗便器付洗面台。
- 上記犬・猫用水洗便器が、犬・猫が入って排便するための中央に向かって傾斜した、滑止部を設けてなる便受面と、該便受面の外周に設けてなる縁部とからなる枠体と、該枠体内に少なくとも1つの流出口を設けてなり渦巻き状に流水する洗浄水路と、中央部に設けてなる排水部とからなり、縁部の上面に滑止部を設け、洗浄水路に水道管の水を直結し、犬・猫の出入を検知するセンサーを設けてなることを特徴とする請求項1記載の犬・猫用水洗便器付洗面台。
- 流し台に、犬・猫用水洗便器を設けたことを特徴とする犬・猫用水洗便器付流し台。
- 上記犬・猫用水洗便器が、犬・猫が入って排便するための中央に向かって傾斜した、滑止部を設けてなる便受面と、該便受面の外周に設けてなる縁部とからなる枠体と、該枠体内に少なくとも1つの流出口を設けてなり渦巻き状に流水する洗浄水路と、中央部に設けてなる排水部とからなり、縁部の上面に滑止部を設け、洗浄水路に水道管の水を直結し、犬・猫の出入を検知するセンサーを設けてなることを特徴とする請求項3記載の犬・猫用水洗便器付流し台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003241U JP3112960U (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 犬・猫用水洗便器付洗面台並びに犬・猫用水洗便器付流し台 |
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JP2005003241U JP3112960U (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 犬・猫用水洗便器付洗面台並びに犬・猫用水洗便器付流し台 |
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JP3112960U true JP3112960U (ja) | 2005-09-02 |
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JP2005003241U Expired - Fee Related JP3112960U (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 犬・猫用水洗便器付洗面台並びに犬・猫用水洗便器付流し台 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019201620A (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | 洋司 曽根川 | 猫用水洗便器及び躾方法 |
-
2005
- 2005-04-11 JP JP2005003241U patent/JP3112960U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019201620A (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | 洋司 曽根川 | 猫用水洗便器及び躾方法 |
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