JP3112935B2 - 電磁式のリレー - Google Patents

電磁式のリレー

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JP3112935B2
JP3112935B2 JP03501216A JP50121691A JP3112935B2 JP 3112935 B2 JP3112935 B2 JP 3112935B2 JP 03501216 A JP03501216 A JP 03501216A JP 50121691 A JP50121691 A JP 50121691A JP 3112935 B2 JP3112935 B2 JP 3112935B2
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  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電磁式のリレーであって、 イ)コイル体が絶縁材料から成る2つのコイルフランジ
の間に設けられたコイル並びに別の磁気回路部材を支持
していて、 ロ)コイル体が絶縁材料から成る基体上に固定されてい
て、この場合コイル軸線が基体の基準平面に対して平行
に位置していて、 ハ)コイル接続部材及び接点接続部材が基準平面に対し
て垂直に位置するように差し込み孔内で基体内に固着さ
れている形式のものに関する。
このようなリレーは多くの構成で公知である(例えば
ヨーロッパ特許出願公開第0281950号明細書参照)。一
般にこのようなリレーにおいては、コイル体及び基体を
これら構成部材に固定されたリレーの機能部分と共にで
きるだけ最良にしかもできるだけ簡単に互いに結合せね
ばならないという問題がある。この場合接点素子は構成
に応じて基体内に又はコイル体内に差し込みによって固
定され、この場合難なく自動的な組立ても行うことがで
きる。更に上記ヨーロッパ特許出願公開第0281950号明
細書ではすでに、基体上にコイル体を固定するために接
点素子に付加的な保持アームを成形することが提案され
ている。別の形式ではコイル体と基体との結合はほぼ一
体溶接されたコイル接続部材によってかつ最終的にケー
シングキャップによって保証される。
このようなリレーの場合コイル接続部材に関し、コイ
ル自体が前以て巻取られねばならない限りにおいて問題
が生ずる。この場合コイル端部は通常コイル支持個所で
固定されて、ろう接される。つまり線材片又は薄板部分
としてのこのコイル支持個所はまずコイルフランジ内に
固着されねばらなず、かつ、上述のリレーの場合基体上
にコイル体を載着した後で溶接又はろう接によって基体
内の所属の接続部材に接続されねばならない。これによ
って個々の構成部材及び組立て作業過程に関し付加的な
費用が必要となりしかも切り換え回路内で直列に位置す
る多数の接続個所が必要になる。
更に、コイルフランジ内に固着されたコイル支持個所
が同時に、必要であれば基体内の切欠きを介しても差し
込むことのできる一体成形されたコイル接続部材を備え
ているリレーも公知である。
しかしながらこの場合、スペースの理由から又は所定
の接続パターンを維持するために巻付け片及び/又は接
続部材自体が巻取り範囲内に突入、即ちコイル巻取り中
にコイル線材もしくは巻取りフィンガが通過する範囲内
に突入する場合には常に問題が生ずる。このようなケー
スのために、巻付け片及び/又は接続部材を巻取り過程
のために巻取り範囲外部の所定の位置にもたらしかつ巻
取り後初めて巻取り範囲の最終位置に折り曲げることが
公知である(ヨーロッパ特許出願公開第0082238号明細
書)。しかしながらこれによって複雑な曲げ装置が必要
になる。特にこのような措置は大きな横断面を有する接
続部材の場合、例えば扁平プラグの場合適用できない。
本発明の目的は、冒頭に述べた形式のリレーにおいて
コイル体と基体との間の結合形式を改善し、この場合で
きるだけわずかな個々の構成部材で自動的な組立てが可
能にされるようにすることにある。更にこの場合、コイ
ル端部の巻付けを簡単にしかも付加的な巻付け部材を用
いずに行うことができるように接続部材を構成し、この
際コイルの電気的な切り換え回路内にできるだけわずか
な接続個所が配置されるようにすることにある。更に本
発明の目的は、このようなリレーの製法を提供すること
にある。
前記目的は本発明によれば冒頭に述べた形式のリレー
において、 エ)少なくとも一方のコイルフランジが、コイル接続部
材に一体成形された固定脚部用の、コイル軸線に対して
平行な少なくとも1つの差し込み通路を有していて、 オ)固定脚部にそれぞれ、それぞれ1つのコイル端部用
の巻付け片が一体に結合されていることによって解決さ
れた。
つまり本発明のリレーではコイル接続部材はそれぞれ
コイル軸線ひいては基準平面に対して平行なフック状の
一体成形された固定脚部を有していて、この固定脚部は
少なくとも一方のコイルフランジの、有利には両コイル
フランジの適当な差し込み通路内に係合する。従って基
体内にコイル接続部材を固着することによってコイル体
は形状接続的に基体上に保持される。この固定脚部は同
時に、それぞれの差し込み通路から突出する一体成形さ
れた巻付け片を有しているので、コイル端部を巻き付け
るために付加的なコイル支持個所が不要となる。つまり
これによってコイル回路内で付加的な電気的な接続個所
を省くことができる。
本発明によるリレーの有利な製法では、まずコイル接
続部材をそれぞれ固定脚部によってコイルフランジの適
当な差し込み通路内に差し込み、次いでコイル体にコイ
ルを供給しかつコイル端部を接続部材のそれぞれ1つの
巻付け片に接続し、次いでコイル体を基体に結合し、こ
の場合コイル接続部材を基体の差し込み孔内で固着す
る。
本発明の有利な構成では、固定脚部がそれぞれコイル
とは反対側のコイルフランジの外面からコイルの方向で
コイルフランジ内に差し込まれ、この場合巻付け片がそ
れぞれ差し込み通路の外部に位置する。この場合固定脚
部及び所属の差し込み通路はそれぞれ、固定脚部を中間
位置並びに終端位置で固定できるように構成されてい
て、この場合それぞれの巻付け片は終端位置で、中間位
置を占めた場合よりもコイルの近くに位置する。従って
固定脚部はコイルを取り付ける前にそれぞれ中間位置ま
でのみそれぞれのコイルフランジの差し込み通路内に差
し込むことができ、かつ、巻取り後にしかも基体上にコ
イルを取付ける前に終端位置に達するまで差し込み通路
内に差し込むことができる。これによって付加的にコイ
ル端部の引張り負荷が軽減される。更にこのような構成
の場合、巻付け片及び/又は接続部材自体を終端位置で
巻取り範囲内に突入させることができるのに対して、上
記中間位置ではまだ巻取り範囲の外部に位置させること
ができる。中間位置でそれぞれの固定脚部を固定するた
めに、巻取り時に接続部材とコイル体との間で十分な安
定性を保証する成形部、例えば押し込み変形部を設ける
ことができる。
有利な構成では、それぞれのコイル接続部材は単数又
は複数の水平な固定脚部を有する、基体の基準平面に対
して平行に位置するそれぞれ1つの固定区分を有してい
て、この固定区分から扁平プラグがそれぞれ基準平面に
対して垂直に折り曲げられている。この場合扁平プラグ
は基体内でコイルもしくはコイル構造グループを固定す
るために用いられるばかりでなく、受容基体内で両コイ
ル端部を直接差し込み接続するためにも用いられる。こ
の場合接点接触はそれぞれの巻付け片から一体のコイル
接続部材を介して差し込み接点接触部まで行われ、この
場合これら部分の間に溶接個所又はろう接個所としての
何等かの接続個所を設ける必要はない。しかしながら別
の構成要素、例えば抵抗、ダイオードをコイルに直列接
続しようとする場合には有利には、少なくとも一つのコ
イル接続部材は基体の基準平面に対して平行な固定区分
及びこの固定区分に対して垂直に折り曲げられた、基体
内で固着するための保持ピンを備えることができる。つ
まりこの場合保持ピンは扁平プラグ又は接続ピンを有し
ておらず、むしろコイル体と基体との間を接続するため
にのみ用いられ、他面、電流回路は直接固定区分から固
定区分に結合された構成要素にかつこの構成要素から初
めて基体内に別個に固着された扁平プラグ(又はろう接
接続部)に案内される。しかしながらいずれの場合でも
有利には、コイル接続部材に、電気的もしくは電子的な
構成要素を固定及び接点接触させるために一体成形され
た保持ウェブを設けることができる。この保持ウェブは
ろう接せずに締付け接点接触させるためにそれぞれ1つ
の締付けスリットを有している。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
この場合、第1図は本発明によるリレー用のコイル体
及び所属の2つのコイル接続部材の分解図であり、第2
図はコイルを有する第1図のコイル体及び差し込まれた
コイル接続部材を示す図であり、第3図は基体に組付け
られた第2図のコイル体の断面図であり、第4図は別の
実施例のコイル接続部材を有する第2図の一部を示した
図である。
第1図乃至第3図では完全なリレーを図示しているの
ではなく、本発明にとって重要な構成部材のみを、例え
ばコイル体、基体及びコイル接続部材を詳細に図示して
いる。リレーの省略された構成部材、例えば可動子、ヨ
ーク及び接点素子は、第3図で図示されてない限りにお
いて西ドイツ特許第3428595号又はヨーロッパ特許出願
公開第0281950号明細書によるリレーの場合とほぼ同様
に構成されている。
図示の絶縁材料から成るコイル体1の中空の巻管は図
示されてないコアを受容するのに用いられる。コイル体
1は両端部でそれぞれ1つのコイルフランジ11もしくは
12を有している。すでに巻き終えて装着されたコイル体
1は同様に絶縁材料から成る基体2に載着される(第3
図参照)。まずコイルフランジ内にはそれぞれ、コイル
体を基体に結合するコイル接続部材3もしくは4が差し
込まれる。更にコイル体もしくは基体の適当な成形部及
び切欠き内には接点素子5もしくは6の接続部材及び必
要であれば別個の接続部材7もしくは8が固着される。
この構成部材の構成はその他の構造と同様に公知である
ので、詳述しない。
コイル接続部材を受容するためにそれぞれのコイルフ
ランジは差し込み通路を有していて、この差し込み通路
はコイル軸線に対して平行にもしくはリレーの基準平面
に対して平行にのびている。コイルフランジ11は側方で
開かれた差し込み通路13及び閉じられた差し込み通路14
並びに図示されていない差し込み通路15を有している。
コイルフランジ12内には側方で開かれた差し込み通路16
及び閉じられた差し込み通路17が設けられている。コイ
ル接続部材3は通常の組込位置で垂直に位置する差し込
みプラグ31を形成しかつ上側で直角に折り曲げられた固
定区分32を形成している。固定区分32では3つの固定脚
部33,34,35が切り出されていて、これら固定脚部33,34,
35は適当な差し込み通路13,14,15(図示せず)内に水平
方向で差し込むのに用いられる。固定脚部33には側方で
巻付け片36が一体成形されていて、この巻付け片36はコ
イルフランジ11の適当な差し込み通路内に固定脚部33,3
4,35を差し込んだ場合差し込み通路13の外部に位置しひ
いてはコイル端部を巻き付けるのに用いられる。更に付
加的な構成要素を固定及び接点接触させるために締付け
スリット37aを有する保持ウェブ37が一体成形されてい
る。固定脚部34,35には押込み成形部38が成形されてい
て、この押込み成形部38は所属の差し込み通路内でそれ
ぞれの固定脚部を一時的に固定するのに用いられる。
コイル接続部材3の場合と類似の形式でコイル接続部
材4の場合にも垂直に位置する差し込みプラグ41及び差
し込みプラグに対して直角に折り曲げられた固定区分42
が成形されている。更にこの固定区分42には同様に固定
脚部43,44が形成されていて、この固定脚部43,44はコイ
ルフランジ12の適当な差し込み通路16,17内に差し込み
可能である。固定脚部43には側方で巻付け片46が形成さ
れていて、この巻付け片46はコイル体内に差し込んだ場
合にも、コイル端部を巻き付けるために、常時開かれた
差し込み通路16から側方に突出する。更に固定脚部43に
は付加的な構成要素を固定及び接点接触させるために締
付けスリット47aを有する保持ウェブ47が一体成形され
ている。固定脚部43,44内にも押込み変形部38に相応し
て押込み変形部48が成形されている。
以下に記述の構成部材の組立て形式を説明する。
まずコイル体1内にコイル接続部材3,4が差し込ま
れ、この場合固定脚部33,34,35が差し込み通路13,14,15
内に、それぞれの固定脚部及び扁平プラグ31が巻取り範
囲に面したコイルフランジ11の内壁からまだ突出しない
ような中間位置にまで差し込まれる。同じ形式でコイル
接続部材4の固定脚部43,44がコイルフランジ12内に適
当な中間位置まで差し込まれる。この中間位置において
はそれぞれの固定脚部は押込み変形部38もしくは48によ
って一時的に係止される。次いでコイル10が供給され、
この場合コイル端部10a,10bが適当な巻付け片36もしく
は46に巻き付けられて、ろう接又は溶接される。次いで
コイル接続部材3,4が終端位置まで内向きに巻取りスペ
ースまで押し込まれる。この場合押込み変形部38もしく
は48が差し込み通路13,14,15もしくは16,17の範囲から
突出するので、コイル接続部材は再び容易に動かすこと
ができる。これによって次いで基体の差し込み孔内に差
し込む場合に所定の間隔寸法に適合させることができ
る。終端位置までコイル接続部材を押し込むことによっ
てコイルのコイル端部10a,10bは巻取り時に発生する引
張り力を受けなくなる。この状態は第2図で図示されて
いる。
コイル体に別の磁気回路部分(図示せず)を装備した
後で、コイル体は基体2に載着される。この場合扁平プ
ラグ31,41が基体2の適当な差し込み孔21,22内に差し込
まれる。完全に差し込んだ後でコイル接続部材3,4は側
方に曲げ出された係止舌片36もしくは49によって固定さ
れる(第3図参照)。
第1図乃至第3図の実施例では、コイル端部がそれぞ
れ直接両コイル接続部材3,4及びコイル接続部材の扁平
プラグ31もしくは41を介してリレーから外部に案内され
ている実施例を図示している。この場合構成要素、例え
ば抵抗又はダイオードを両コイル接続部材の間でコイル
に対して並列接続することができ、このことは上述の保
持ウェブ37もしくは47を介して行われる。更にリレー内
に収容されたこのような構成要素をコイルに対して直列
接続することもできる。つまりこの場合構成要素はコイ
ル接続部材とコイル接続部材から電気的に分離された差
し込み又はろう接接続部との間で接続されねばならな
い。このような可能性は、第2図のコイルフランジの一
区分を図示した第4図で図示されている。いずれにせよ
この場合コイル接続部材3の代わりに修正されたコイル
接続部材130が使用されるが、このコイル接続部材130も
上記実施例の場合のように固定脚部133,134を備えた固
定区分132を有していてかつこの固定脚部133,134によっ
てコイルフランジ11の差し込み通路13,14内に固定され
る。巻付け片136には適当なコイル端部が固定され、か
つ、締付けスリット37aを有する保持ウェブ137は前述の
構成要素用の接続線材を締付け固定するのに用いられ
る。
しかしながら第2図の実施例とは異なってコイル接続
部材130は扁平プラグを有しているのではなく、垂直方
向で下向きに成形された保持ピンのみを有していて、こ
の保持ピンは、基体内に例えばノッチ結合によって固着
できるように基体内に突入して基体の下面にまで達する
ような長さのみを有している。つまり電流回路は当該コ
イル端部からコイル接続部材130及び保持ウェブ137を介
して構成要素(図示せず)に案内され、この場合保持ウ
ェブ137とは反対側の構成要素の端部は適当な形式で図
示されてない別個の接続プラグ(又はろう接ピン)に接
続されていて、この接続プラグ自体はコイル接続部材13
0から電気的に分離されて基体もしくはコイル体内に固
着されている。当然このような形式で多数の構成要素を
コイル端部に対して直列又は並列接続することができ、
この場合第2のコイル接続部材4の変化実施例も可能で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−103148(JP,U) 実開 昭60−15741(JP,U) 実開 昭63−176248(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 50/04 H01H 50/14 H01H 50/44 H01H 49/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁式のリレーであって、 イ)コイル体(1)が、絶縁材料から成る2つのコイル
    フランジ(11,12)の間に設けられたコイル(10)並び
    に別の磁気回路部材を支持していて、 ロ)コイル体(1)が、絶縁材料から成る基体(2)上
    に固定されていて、この場合コイル軸線が、基体の基準
    平面に対して平行に位置していて、 ハ)コイル接続部材(3,4)及び接点接続部材(7,8)
    が、基準平面に対して垂直に位置するように差し込み孔
    (21,22)内で前記基体(2)内に固着されている形式
    のものにおいて、 エ)少なくとも一方のコイルフランジ(11,12)が、コ
    イル接続部材(3,4,130)に一体成形された固定脚部(3
    3,34,35,43,44,133,134)用の、コイル軸線に対して平
    行な少なくとも1つの差し込み通路(13,14,15,16,17)
    を有していて、 オ)コイル接続部材の固定脚部にそれぞれ、それぞれ1
    つのコイル端部(10a,10b)用の巻付け片(36,46,136)
    が一体に結合されていることを特徴とする、電磁式のリ
    レー。
  2. 【請求項2】前記固定脚部(33,34,35,43,44;133,134)
    がそれぞれ、コイル(10)とは反対側のコイルフランジ
    (11,12)の外面からコイル(10)の方向でコイルフラ
    ンジ(11,12)内に差し込まれていて、この場合巻付け
    片(36,46,136)が、それぞれ差し込み通路(13,16)の
    外部に位置している、請求項1記載のリレー。
  3. 【請求項3】前記固定脚部(33,34,35,43,44;133,134)
    が、所属の差し込み通路(13,14,15,16,17)内でそれぞ
    れ中間位置並びに終端位置で固定可能であり、この場合
    巻付け片(36,46,136)が終端位置でそれぞれ、中間位
    置を占めた場合よりもコイル(10)の近くに位置いてい
    る、請求項2記載のリレー。
  4. 【請求項4】前記巻付け片(36,46,136)が、固定脚部
    (33,34,35,43,44;133,134)の中間位置で巻取り範囲の
    外部に位置し、かつ、終端位置を占めた場合に巻取り範
    囲内に突入するようになっている、請求項3記載のリレ
    ー。
  5. 【請求項5】前記固定脚部(33,34,35,43,44;133,134)
    の少なくとも一部が、コイル接続部材(3,4,130)の中
    間位置においてそれぞれ所属の差し込み通路(14,15,1
    6,17)内に固定脚部を一時的に固定する押し込み変形部
    (38,48,138)を備えている、請求項4記載のリレー。
  6. 【請求項6】前記両コイルフランジ(11,12)のそれぞ
    れ内に、少なくともそれぞれ1つの固定脚部(33,34,3
    5,43,44;133,134)を備えたそれぞれ1つのコイル接続
    部材(3,4,130)が固定されていて、この場合コイル接
    続部材が、互いに逆向き方向で差し込まれている、請求
    項1から5までのいずれか1項記載のリレー。
  7. 【請求項7】それぞれのコイル接続部材が、基体の基準
    平面に対して平行に位置するそれぞれ1つの固定区分
    (32,42)を有していて、この固定区分から、単数又は
    複数の固定脚部(33,34,35,43,44)が、基準平面に対し
    て平行にのびているのに対して、それぞれ1つの扁平プ
    ラグ(31,41)が、基準平面に対して垂直に折り曲げら
    れている、請求項1から5までのいずれか1項記載のリ
    レー。
  8. 【請求項8】前記コイル接続部材の少なくとも1つ(13
    0)が、基体(2)の基準平面に対して平行に位置す
    る、単数又は複数の固定脚部(133,134)を備えた固定
    区分(132)を有していて、この固定区分から保持ピン
    (131)が基準平面に対して垂直に折り曲げられていて
    かつ基体(2)内に固着されている、請求項1から7ま
    でのいずれか1項記載のリレー。
  9. 【請求項9】前記コイル接続部材(3,4,130)の少なく
    とも1つに、電気的もしくは電子的な構成要素を固定及
    び接点接触させるために一体成形された保持ウェブ(3
    7,47,137)が設けられている、請求項1から8までのい
    ずれか1項記載のリレー。
  10. 【請求項10】前記保持ウェブ(37,47,137)が、ろう
    接せずに締付け接点接触させるためにそれぞれ少なくと
    も1つの締付けスリット(37a,47a,137a)を有してい
    る、請求項9記載のリレー。
  11. 【請求項11】コイル接続部材(3,4)をそれぞれ固定
    脚部(33,34,35,43,44)によって所属のコイルフランジ
    (11,12)の適当な差し込み通路(13,14,15,16,17)内
    に差し込み、次いでコイル体(1)にコイル(10)を供
    給しかつコイル端部(10a,10b)を接続部材のそれぞれ
    1つの巻付け片(36,46)に接続し、次いでコイル体
    (1)を基体(2)に結合し、この場合コイル接続部材
    (3,4)を基体(2)の差し込み孔(21,22)内で固着す
    ることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1
    項記載のリレーの製法。
  12. 【請求項12】前記固定脚部(33,34,35,43,44)を、コ
    イル(10)を供給する前に中間位置までそれぞれのコイ
    ルフランジ(11,12)の差し込み通路(13,14,15,16,1
    7)内に差し込み、かつ、巻取り後にしかも基体上にコ
    イル体を組付ける前に終端位置に達するまで差し込み通
    路内に更に差し込む、請求項11記載の製法。
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