JP3112687B2 - エアロゾル容器にパッケージされた少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーを含んでなるケラチン物質処理用水性スプレー及びその使用 - Google Patents

エアロゾル容器にパッケージされた少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーを含んでなるケラチン物質処理用水性スプレー及びその使用

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JP3112687B2 JP09515559A JP51555997A JP3112687B2 JP 3112687 B2 JP3112687 B2 JP 3112687B2 JP 09515559 A JP09515559 A JP 09515559A JP 51555997 A JP51555997 A JP 51555997A JP 3112687 B2 JP3112687 B2 JP 3112687B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ケラチン物質、特にヒトの毛髪を処理する
ための水性組成物であって、スプレー生成用のエアロゾ
ル容器中にパッケージされたスプレーの形態であり、少
量の有機溶媒、及び、ポリシロキサン部分及び非シリコ
ーン有機鎖部分からなり、2つの部分の一方がポリマー
の主鎖であり他方が前記主鎖にグラフトした少なくとも
1つのグラフト化シリコーンポリマーを含んでなる水性
組成物に関する。
以下の説明において、「スプレー(lacquer)」なる
語は、スプレー装置の吹き出し口から、ケラチン基質の
上に直接スプレーされた液滴の形態で出る任意の組成物
を指すと解される。
ポリシロキサン部分及び非シリコーン有機鎖部分から
なり、2つの部分の一方がポリマーの主鎖を構成し他方
が前記主鎖にグラフトしたグラフト化シリコーンポリマ
ータイプのポリマー類は、それらのスタイリング特性が
知られている。これらは特に、それらが毛髪保持をあた
えるという事実により、毛髪化粧料において有益であ
る。
数年の間、ヘアスタイルを維持及び/またはヘアスタ
イルの成形(shaping)のための組成物のパッケージ手
段としてのエアロゾルスプレーにおいて、全く特別な興
味が生じている。上記のグラフト化シリコーンを含むエ
アロゾルスプレーは、一般的にはアルコール性、より好
ましくは水性−アルコール性であり、通常は界面活性剤
も含んでいる。25重量%を越える有機溶媒を含むこれら
の組成物は、前記ポリマーが析出した後、発泡現象を誘
導し、不十分な光沢特性を与え、完全に十分でない固定
力を与え、そして長くつやのない髪にする傾向がある
(電荷効果)。
本出願人は、驚くべきことに、ポリシロキサン部分及
び非シリコーン有機鎖部分からなり、2つの部分の一方
がポリマーの主鎖を構成し他方が前記主鎖にグラフトし
たグラフト化シリコーンホリマータイプのポリマー類
を、エアロゾル容器中で加圧した、少なくとも30重量%
の水と、25重量%未満の有機溶媒を含む水性スプレー中
で使用することにより、適用及び乾燥の後に、毛髪の光
沢を向上させ、より優れたスプレー力を持つことを可能
にすることを見出した。さらに、この使用により、毛髪
上の電荷効果をかなり低減させ、それらを全く除去する
ことが可能である。
また本出願人は、加圧された本発明の水性スプレー
が、白色化効果をもたらす毛髪上の発泡現象、あるい
は、粉末化やべたつきを起こさないことも見出した。ま
た、これらは、良好なスタイリング及びリスタイリング
特性、毛髪の良好な保持及び容易なもつれほどき性も与
える。
本発明の水性組成物は、エアロゾル容器中にパッケー
ジされ、前記容器の吹き出し口においてスプレーを生成
し、 (a)ポリシロキサン部分及び非シリコー有機鎖部分か
らなり、2つの部分の一方がポリマーの主鎖であり他方
が前記主鎖にグラフトした、少なくとも1つのグラフト
化シリコーンポリマー、 (b)組成物全重量に対して少なくとも30重量%の水、 (c)少なくとも1つの推進剤、及び、 (d)組成物全重量に対して0から25重量%の範囲の量
の有機溶媒を含んでなることを特徴とする。
グラフト化シリコーンポリマーは、ポリシロキサンを
含むモノマーをグラフトした非シリコーン有機骨格を含
むポリマー類、非シリコーン有機モノマーをグラフトし
たポリシロキサン骨格を含むポリマー類、及びそれらの
組み合わせから選択されるのが好ましい。
以下の説明において、一般的に認められているよう
に、シリコーン又はポリシロキサンなる語は、種々の分
子量の直鎖状、分枝状または架橋構造を有する任意のオ
ルガノシリコーンポリマーまたはオリゴマーを示すと解
され、それらは、適当に機能化されたシランの重合及び
/または重縮合によって得られ、ケイ素原子が酸素原子
によって結合(シロキサン結合≡Si−O−Si≡)し、任
意に、炭素原子を介して前記ケイ素原子に直接結合する
炭化水素で置換されていてもよい主要単位から本質的に
なる。最も一般的な炭化水素基は、アルキル基特にC1
C10アルキル基、特にメチル、フルオロアルキル基、ア
リール基、及び特にビニルであり;直接または炭化水素
基を介してシリコーン鎖に結合しうる他のタイプの基、
特に、水素、ハロゲン、特に塩素、臭素またはフッ素、
チオール、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン(また
はポリエーテル)基、特にポリオキシエチレン及び/ま
たはポリオキシプロピレン、ヒドロキシルまたはヒドロ
キシアルキル基、置換又は非置換のアミン基、アミド
基、アシロキシ基またはアシロキシアルキル基、ヒドロ
キシアルキルアミノまたはアミノアルキル基、第4級ア
ンモニウム基、両性またはベタイン基、アニオン性基、
例えば、カルボキシラート、チオグリコラート、スルホ
スクシナート、チオサルファート、ホスファート及びサ
ルファートであるが、言うまでもなく、これらの列挙は
何ら限定するものではない(いわゆる「有機変性」シリ
コーン類)。
以下の説明において、一般に認められているように、
「ポリシロキサンマクロマー」という表現は、その構造
内にポリシロキサンタイプのポリマー鎖を含む任意のモ
ノマーを意味すると解される。
本発明によると、ポリシロキサンを含むモノマーをグ
ラフトした非シリコーン有機骨格を含むポリマーは、シ
リコーンを含まない有機モノマーから形成された有機主
鎖と、その上にグラフトし、前記主鎖の内部及び任意に
その末端の少なくとも一方にグラフトしていてもよい少
なくとも1つのポリシロキサンマクロマーとからなる。
グラフト化シリコーンポリマーの主差を構成する非シ
リコーン有機モノマーは、ラジカル経路を経て重合しう
るエチレン性不飽和を含むモノマー、ポリアミド、ポリ
エステルまたはポリウレタンなどのような重縮合によっ
て重合可能なモノマー、オキサゾリンまたはカプロラク
トンタイプのような開環を含むモノマーから選択される
のが好ましい。
本発明における、ポリシロキサンを含むモノマーをグ
ラフトした非シリコーン有機骨格を含むポリマーは、当
業者に周知の手段によって得られ、特に、(i)ポリシ
ロキサン鎖上に正しく機能化された出発ポリシロキサン
マクロマーと、(ii)1またはそれ以上の非シリコーン
有機化合物であって、それら自体は前記シリコーンが有
する官能基と反応して共有結合を生じうる官能基で機能
化された化合物との反応であり、このような反応の古典
的な例は、シリコーン末端の一方に具備されたビニル基
と、主鎖にエチレン性不飽和を含むモノマーの二重結合
との間のラジカル反応である。
本発明のポリシロキサンを含むモノマーをグラフトし
た非シリコーン有機骨格を含むポリマーは、米国特許第
4,693,935号、第4,728,571号及び第4,972,037号、及
び、欧州特許出願公開第0,412,704号、第0,412,707号、
第0,640,105号、並びに、国際出願第WO 95/00578号に記
載されているものから選択するのがさらに好ましい。こ
れらは、エチレン性不飽和を含むモノマーと末端ビニル
基を持つシリコーンマクロマーとから出発したラジカル
重合によって得られるコポリマー、あるいは、官能基を
持つポリオレフィンと当該官能基と反応する末端官能基
を持つポリシロキサンマクロマーとの反応で得られるコ
ポリマーである。
本発明を実施するのに好適なグラフト化シリコーンポ
リマーの一つの特別な種類は、 a)0から98重量%の、ラジカル経路で重合可能な低極
性のエチレン性不飽和を含む少なくとも1つの低極性の
親油性モノマー(A); b)0から98重量%の、前記モノマー(A)と共重合可
能なエチレン性不飽和を含む少なくとも1つの極性の親
水性モノマー(B); c)0.01から50重量%の、下記式(I): X(Y)nSi(R)3-mZm (I) (式中、 Xは、モノマー(A)及び(B)と共重合しうるビニル
基を表し、 Yは、2価の結合基を表し、 Rは、C1−C6アルキルまたはアルコキシまたはC6−C12
アリール基を表し、 Zは、少なくとも500の数平均分子量を持つ1価のポリ
シロキサン単位を表し、 nは、0または1であり、mは、1から3の整数であ
る)で表される少なくとも1つのポリシロキサンマクロ
マーを含んでなるグラフト化シリコーンコポリマーから
なり、前記割合は、モノマー(A)、(B)及び(C)
の合計重量に対して計算したものである。
これらのポリマーは、その調製方法とともに、米国特
許第4,693,935号、第4,728,571号及び第4,972,037号、
及び、欧州特許出願公開第0,412,704号、第0,412,707
号、第0,640,105号に記載されている。これらは、好ま
しくは、10,000から2,000,000の範囲の数平均分子量
と、好ましくは、少なくとも−20℃のガラス転移点Tgま
たは結晶融点Tmを有する。
親油性モノマー(A)の例として、アクリル酸または
メタクリル酸のC1−C18アルコールとのエステル;スチ
レン;ポリスチレンマクロマー;酢酸ビニル;プロピオ
ン酸ビニル;α−メチルスチレン;tert−ブチルスチレ
ン;ブタジエン;シクロヘキサジエン;エチレン;プロ
ピレン、ビニルトルエン;アクリル酸またはメタクリル
酸の1,1−ジヒドロ−ペルフルオロアルカノールまたは
その同族体とのエステル;アクリル酸またはメタクリル
酸のω−ヒドリドフルオロアルカノールとのエステル;
アクリル酸またはメタクリル酸のフルオロアルキルスル
ホアミドアルコールとのエステル;アクリル酸又はメタ
クリル酸のフルオロアルキルアルコールとのエステル;
アクリル酸またはメタクリル酸のフルオロエーテルアル
コールとのエステル;及びそれらの組み合わせが挙げら
れる。
好ましいモノマー(A)は、n−ブチルメタクリラー
ト;イソブチルメタクリラート;tert−ブチルアクリラ
ート;tert−ブチルメタクリラート;2−エチルヘキシル
メタクリラート;メチルメタクリラート;2−(N−メチ
ルペルフルオロオクタンスルホンアミド)エチルアクリ
ラート;及び、2−(ブチルペルフルオロオクタンスル
ホンアミド)エチルアクリラート、及びこれらの混合物
からなる群から選択される。
極性モノマー(B)の例として、アクリル酸、メタク
リル酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジメチルアミ
ノエチルメタクリラート、第4級化ジメチルアミノエチ
ルメタクリラート、(メタ)アクリルアミド、N−t−
ブチルアクリルアミド、マレイン酸、無水マレイン酸及
びそのセミエステル、ヒドロキシアルキル(メタ)アク
リラート、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド、ビ
ニルピロリドン、ビニルエステル、マレイミド、ビニル
ピリジン、ビニルイミダゾール、ヘテロ環ビニル極性化
合物、スチレンスルホナート、アリルアルコール、ビニ
ルアルコール、ビニルカプロラクタム、及びそれらの混
合物が挙げられる。好ましいモノマー(B)は、アクリ
ル酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジメチルアミノ
エチルメタクリラート、第4級化ジメチルアミノエチル
メタクリラート、ビニルピロリドン、及びそれらの混合
物からなる群から選択される。
式(I)で表される好ましいポリシロキサンマクロマ
ー(C)は、、下記一般式(II): (式中: R1は、水素またはCOOH(好ましくは水素)であり; R2は、水素、メチルまたは−CH2COOH(好ましくはメチ
ル)であり; R3は、C1−C6アルキル、アルコキシまたはアルキルアミ
ノ、C6−C12アリールまたはヒドロキシル(好ましくは
メチル)であり; R4は、C1−C6アルキル、アルコキシまたはアルキルアミ
ノ、C6−C12アリールまたはヒドロキシル(好ましくは
メチル)であり; qは、2から6の整数(好ましくは3)であり; pは、0または1であり; rは、5から700の整数であり; mは、1から3の整数(好ましくは1)である。)に相
当するものから選択される。
下記一般式: (但し、nは5から700の数である)に相当するポリシ
ロキサンマクロマー(C)が特に好ましく用いられる。
特に、本発明の一実施態様は、 a)モノマー全重量に対して60重量%の、tert−ブチル
アクリラート; b)モノマー全重量に対して20重量%の、アクリル酸; c)モノマー全重量に対して20重量%の、下記式: (但し、nは5から700の数である)で表されるシリコ
ーンマクロマーからなるモノマー混合物から出発するラ
ジカル重合によって得られるコポリマー使用することか
らなる。
本発明の他の特別な実施態様は、 a)モノマー全重量に対して80重量%の、tert−ブチル
アクリラート; b)モノマー全重量に対して20重量%の、下記式: (但し、nは5から700の数である)で表されるシリコ
ーンマクロマーからなるモノマー混合物から出発するラ
ジカル重合によって得られるコポリマーを使用すること
からなる。
本発明を実施するのに好適な他の特別な種類のシリコ
ーンポリマーは、ポリシロキサンを含むモノマーをグラ
フトした非シリコーン有機骨格を含み、末端反応性基を
持つポリシロキサンマクロマーを、該ポリシロキサンマ
クロマーの末端反応性基と反応して共有結合を形成し、
シリコーンをポリオレフィン主鎖上にグラフトさせうる
反応性基を含むポリオレフィンタイプのポリマーととも
に反応性押し出しすることによって得られるシリコーン
グラフト化コポリマーである。
これらのポリマーは、その調整法とともに、特許出願
WO 95/00578に記載されている。
反応性ポリオレフィンは、ポリエチレン、及び、プロ
ピレン、スチレン、アルキルスチレン、ブチレン、ブタ
ジエン、(メタ)アクリラート、ビニルエステル又は等
価体等のエチレン誘導モノマーのポリマーであって、ポ
リシロキサンマクロマーの末端基と反応しうる反応性基
を含むものから好ましく選択される。これらは、特に、
エチレンまたはエチレン誘導体と、(メタ)アクリル酸
等のカルボキシル基を有するもの;無水マレイン酸等の
酸無水基を有するもの;(メタ)アクリロイルクロリド
等の酸塩化物基を有するもの;(メタ)アクリル酸エス
テル等のエステル基を有するもの;イソシアナート基を
有するものから選択されるモノマーとのコポリマーから
選択される。
シロキサンマクロマーは、ポリシロキサン鎖の末端又
は前記鎖の末端に隣接した、アルコール、チオール、エ
ポキシ基及び第1級及び第2級アミンからなる群から選
択される機能化基を含むポリシロキサンから選択するの
が好ましく、特に下記一般式(III): T−(CH2−Si−[−(OSiR5R6−R7(II
I) (式中、Tは、NH2、NHR′、エポキシ、OH、またはSH基
からなる群から選択され;R5、R6、R7及びR′は、独立
して、C1−C6アルキル、フェニル、ベンジル、C6−C12
アルキルフェニル、又は水素であり;sは、2から100の
数であり;tは、0から1000の数であり;yは1から3の数
である)に相当するポリシロキサンから選択するのが好
ましい。これらは、好ましくは5000から300,000、より
好ましくは8000から200,000、さらに好ましくは9000か
ら40,000の数平均分子量を有する。
本発明では、非シリコーン有機モノマーをグラフとし
たポリシロキサン骨格を含むグラフト化シリコーンポリ
マーは、シリコーン(即ちポリシロキサン≡Si−O−)
主鎖と、その上にグラフトし、前記主鎖の内部及び任意
にその末端の少なくとも一方にグラフトしていてもよい
シリコーンを含まない少なくとも1つの有機基とを含
む。
本発明の非シリコーン有機モノマーをグラフトしたポ
リシロキサン骨格を含むポリマーは、現存する商品でも
よいし、当業者に周知の手段によって得ることもでき、
特に、(i)1又はそれ以上のケイ素原子上で正しく機
能化された出発シリコーンと、(ii)非シリコーン有機
化合物であって、それ自体が、前記シリコーンが具備す
る官能基と反応して共有結合を形成する官能基で正しく
機能化されたものとの反応によって得ることができる。
そのような反応の古典的な例は、≡Si−H基とビニル基
CH2=CH−とのヒドロシリレーション反応、もしくは、
チオ官能基−SHと同様のビニル基との反応である。
本発明を実施するのに好適な非シリコーン有機モノマ
ーをグラフトしたポリシロキサン骨格を含むポリマーの
例は、その特別な調製法とともに、特に欧州特許出願公
開第0,582,152号、国際出願第WO 93/23009号及び第WO 9
5/03776号に記載され、それらの教示はその全体を非限
定的参考文献として本明細書に取り込む。
本発明の特に好ましい実施態様では、用いられる非シ
リコーン有機モノマーをグラフトしたポリシロキサン骨
格を含むポリマーは、一方、少なくとも1つのエチレン
性不飽和を持つ非シリコーンアニオン性有機モノマー及
び/またはエチレン性不飽和を持つ非シリコーン疎水性
有機モノマーと、他方、前記非シリコーンモノマーの前
記エチレン性不飽和と反応できる官能基を鎖中に少なく
とも1つ有するポリシロキサンとのラジカル共重合によ
って得られるものである。
本発明では、エチレン性不飽和を持つアニオン性有機
モノマーは、直鎖状又は分枝状の不飽和カルボン酸か
ら、単独又はモノマー混合物の形態で選択されるのが好
ましく、それは任意に一部又は全部が塩の形態で中和さ
れていてもよく、これらの不飽和カルボン酸は、特に、
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン
酸、イタコン酸、フマル酸及びクロトン酸とすることが
できる。好ましい塩は、特に、アルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩、及びアンモニウム塩である。最終的なグ
ラフト化シリコーンポリマーで述べるのと同様に、 少なくとも1つの不飽和カルボン酸タイプのアニオン性
モノマーのラジカル(単独)重合の結果得られるアニオ
ン性の有機基は、反応の後、塩基(水酸化ナトリウム、
アンモニア水、等)によって後中和して塩の形態にする
ことができる。
エチレン性不飽和を持つ疎水性有機モノマーは、好ま
しくは、アルカノールのアクリル酸エステル及び/また
はアルカノールのメタクリル酸エステルから、単独また
はモノマー混合物の形態で選択される。アルカノール
は、好ましくはC1−C18、より好ましくはC1−C12であ
る。好ましいモノマーは、イソオクチル(メタ)アクリ
ラート、イソノニル(メタ)アクリラート、2−エチル
ヘキシル(メタ)アクリラート、ラウリル(メタ)アク
リラート、イソペンチル(メタ)アクリラート、n−ブ
チル(メタ)アクリラート、イソブチル(メタ)アクリ
ラート、メチル(メタ)アクリラート、tert−ブチル
(メタ)アクリラート、トリデシル(メタ)アクリラー
ト、及びステアリル(メタ)アクリラートまたはそれら
の混合物からなる群から選択される。
本発明を実施するのに好適な非シリコーン有機モノマ
ーをグラフトしたポリシロキサン骨格を含むシリコーン
ポリマーの一つの種類は、その構造内に下記式(IV): (式中、G1基は、同一でも異なっていてもよく、水素ま
たはC1−C10アルキル基またはフェニル基を表し;G2
は、同一でも異なっていてもよく、C1−C10アルキレン
基を表し;G3基は、少なくとも1つのエチレン性不飽和
を持つアニオン性モノマーの(単独)重合から得られる
ポリマー残基を表し;G4は、少なくとも1つのエチレン
性不飽和を持つ疎水性モノマーの(単独)重合から得ら
れるポリマー残基を表し;m及びnは、0又は1であり;a
は0から50の整数であり;bは、10から350の整数であ
り、cは、0から50の整数であり;但し、パラメータa
及びcの一方は0以外である)の単位を含むシリコーン
ポリマーである。
好ましくは、式(IV)の単位は、下記の特性の少なく
とも1つ、より好ましくは全ての特性を有する。
・G1基がC1−C10アルキル基、好ましくはメチル基であ
ること、 ・nがゼロでなく、G2基が2価のC1−C3基、好ましくは
プロピレン基であること、 ・G3が、エチレン性不飽和を持つカルボン酸タイプの少
なくとも1つのモノマー、好ましくはアクリル酸及び/
またはメタクリル酸の(単独)重合から得られるポリマ
ー基であること、 ・G4が、C1−C10アルキル(メタ)アクリラートタイプ
の少なくとも1つのモノマー、好ましくはイソブチルま
たはメチル(メタ)アクリラートの(単独)重合から得
られるポリマー基であること。
式(IV)に相当するグラフト化シリコーンポリマーの
例は、特に、チオプロピレンタイプの結合鎖を介して、
ポリ(メタ)アクリル酸タイプ又はポリメチル(メタ)
アクリラートタイプの混合ポリマー単位をグラフトした
ポリジメチルシロキサン(PDMS)である。
式(IV)に相当するグラフト化シリコーンポリマーの
他の例は、特に、チオプロピレンタイプの結合鎖を介し
て、ポリイソブチル(メタ)アクリラートタイプの混合
ポリマー単位をグラフトしたポリジメチルシロキサン
(PDMS)である。
好ましくは、非シリコーン有機モノマーをグラフトし
たポリシロキサン骨格を含むシリコーンポリマーの数平
均分子量は、約10,000から1,000,000、より好ましくは
約10,000から100,000の範囲である。
本発明のグラフト化シリコーンポリマーは、組成物全
重量に対して、0.01から20重量%の範囲の量で用いられ
る。より好ましくは、この量は、0.1から15重量%、さ
らに好ましくは、0.5から10重量%の範囲のである。
本発明のグラフト化シリコーンポリマーは、エアロゾ
ルスプレーの水性媒体中に溶解でき、または、粒子の水
性分散物の形態であってもよい。
本発明の組成物は、エアロゾル中の組成物全重量に対
して、好ましくは、45から100%の水、より好ましく
は、60から99.5%の水を含有する。
本発明のエアロゾル組成物で用いられる有機溶媒は、
例えば、エタノール及びイソプロパノールなどのC1−C4
アルコールから好ましく選択される。
有機溶媒は、エアロゾル中の組成物全重量に対して、
好ましくは、10重量%まで、より好ましくは、5重量%
までの濃度で存在する。有機溶媒を全く含有しないこと
に相当する場合が、特に最も有利である。
スプレーが得られるようにエアロゾル形態にパッケー
ジされた本発明の組成物は推進剤を含むが、この推進剤
は、n−ブタン、プロパン、イソブタン及びペンタンな
どの揮発性炭化水素;塩素化及び/またはフッ素化炭化
水素及びそれらの混合物からなる群から選択することが
できる。また、二酸化炭素、酸化窒素、ジメチルエーテ
ル、窒素、圧縮空気及びこれらの混合物も推進剤として
使用することができる。ジメチルエーテルが特に好まし
い。
エアロゾル装置中の推進剤ガスの濃度は、選択する推
進剤に応じて選択される。本発明のエアロゾルで用いら
れるのは、エアロゾル容器中の組成物全重量に対して、
好ましくは、10から68重量%、より好ましくは、25から
50重量%の範囲の濃度である。
エアロゾル形態にパッケージされた本発明の組成物中
の揮発性有機化合物(VOC)の濃度は、エアロゾルとし
てパッケージされた組成物の全重量に対して55重量%以
下であるのが好ましい。
本発明の組成物のpHは、一般的には2から9の範囲、
特に3から8である。これは、化粧品に用いられる酸性
化剤または塩基性化剤によって選択した値に調節するこ
とができる。
本発明の毛髪用組成物は、防腐剤、軟化剤、金属イオ
ン封鎖剤、香料、粘度調節剤、真珠光沢剤、加湿剤、抗
フケ剤、抗脂漏剤、サンスクリーン、ヘア・コンディシ
ョナー、酸化防止剤、ビタミン、シリコーン及びポリマ
ー等の従来の化粧品添加剤をさらに含んでもよい。特に
本発明の組成物は、毛髪固定特性を持つアニオン性、カ
チオン性、両性または非イオン性のスタイリングポリマ
ーを含むことができる。
シリコーングラフト化ポリマーを含む従来の水性エア
ロゾルスプレーに対する本発明の組成物の利点の一つ
は、界面活性剤を含有しなくてもよいことである。
上述の本発明の組成物は、ヘアスタイルの成形及び/
または保持用及び/または毛髪のコンディショニング用
のスタイリング用品として用いることができる。
本発明の他の主題は、上述の組成物を毛髪に直接適用
することからなることを特徴とする、治療行為を含まな
い、毛髪の成形及び/または保持及び/または毛髪のコ
ンディショニングのための方法である。
以下の実施例は本発明を例示するが、その本質を限定
するものではない。
実施例1:55%のVOC(揮発性有機化合物)を含むエアロ
ゾルスプレー ・3−プロピルチオポリメタクリル酸基と3−プロピル
チオポリメチルメタクリラート基を含むポリメチル/メ
チルシロキサン構造の式(IV)のグラフト化シリコーン
ポリマー 5g AM ・アミノメチルプロパノール 100%中和する量 ・エタノール 20g ・脱塩水 40g ・ジメチルエーテル 35g 実施例2:30%のVOCを含むエアロゾルスプレー ・3−プロピルチオポリメタクリル酸基と3−プロピル
チオポリメチルメタクリラート基を含むポリメチル/メ
チルシロキサン構造の式(IV)のグラフト化シリコーン
ポリマー 7g AM ・アミノメチルプロパノール 100%中和する量 ・脱塩水 63g ・ジメチルエーテル 30g 実施例3:55%のVOCを含むエアロゾルスプレー ・下記で定義する構造(1)のグラフト化シリコーンポ
リマー 3g AM ・アミノメチルプロパノール 適量 ・エタノール 17g ・脱塩水 42g ・ジメチルエーテル 38g 構造(1): a)60重量%の、tert−ブチルアクリラート; b)20重量%の、アクリル酸; c)20重量%の、下記式: (但し、nは、マクロマーの数平均分子量が約900から1
2,000となる用に選択される数であり、上記重量割合
は、モノマーの全重量に対して計算される)で表される
シリコーンマクロマーからなるモノマー混合物からのラ
ジカル重合によって得られたコポリマー。
5個体のパネルに対して官能評価試験を行った。各エ
アロゾルスプレーA、B、C及びDにつき、適用及び乾
燥後のスプレー力(lacquering power)、固定化毛髪の
もつれほどき後の粉末化効果、及び、もつれほどき後の
光沢を、化粧品基準で検査した。
試験した各スプレーは、支持体上に広げた毛髪の房の
5gのサンプル上で10秒間で蒸発した。
質問した5個体は、40重量%を越える水と25重量%未
満の有機溶媒を含む本発明の組成物B、C、及びDは、
25重量%を越える(47%の)有機溶媒を含む従来技術の
組成物Aに比較して、より優れたスプレー力、より良い
光沢及び低い粉末化効果を有することを見出した。さら
に、スプレーAは、本発明の組成物B、C及びDとは異
なり、スプレーの後、乾燥すると毛髪上に白色痕跡を
(発泡効果)をもたらした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (45)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアルゾル容器中にパッケージされ、前記
    容器の吹き出し口においてスプレーを生成するケラチン
    物質処理用の水性組成物において、 (a)ポリシロキサン部分及び非シリコーン有機鎖部分
    からなり、2つの部分の一方がポリマーの主鎖であり他
    方が前記主鎖にグラフトした、少なくとも1つのグラフ
    ト化シリコーンポリマー、 (b)少なくとも30重量%の水、 (c)少なくとも1つの推進剤、及び、 (d)0から25重量%の範囲の量の有機溶媒を含んでな
    り、前記重量割合がエアロゾル中の組成物の全重量に対
    するものであることを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】グラフト化シリコーンポリマーが、ポリシ
    ロキサンを含むモノマーをグラフトした非シリコーン有
    機骨格を含むポリマー類、非シリコーン有機モノマーを
    グラフトしたポリシロキサン骨格を含むポリマー類、及
    びそれらの組み合わせからなる群から選択されることを
    特徴とする請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】シリコーンを含まない有機モノマーから形
    成された有機主鎖からなる非シリコーン有機骨格と、そ
    の上にグラフトし、前記主鎖の内部及び任意にその末端
    の少なくとも一方にグラフトしていてもよい少なくとも
    1つのポリシロキサンマクロマーとを含む少なくとも1
    つのグラフト化シリコーンポリマーを含むことを特徴と
    する請求項1または2記載の組成物。
  4. 【請求項4】グラフト化シリコーンポリマーの主鎖を構
    成する非シリコーン有機モノマーが、ラジカル経路を経
    て重合しうるエチレン性不飽和を含むモノマー、重縮合
    によって重合可能なモノマー、開環を含むモノマーから
    なる群から選択されることを特徴とする請求項3記載の
    組成物。
  5. 【請求項5】a)0から98重量%の、ラジカル経路で重
    合可能な低極性のエチレン性不飽和を含む少なくとも1
    つの低極性の親油性モノマー(A); b)0から98重量%の、前記モノマー(A)と共重合可
    能なエチレン性不飽和を含む少なくとも1つの極性の親
    水性モノマー(B); c)0.01から50重量%の、下記式(I): X(Y)nSi(R)3-mZm (I) (式中、 Xは、モノマー(A)及び(B)と共重合しうるビニル
    基を表し、 Yは、2価の結合基を表し、 Rは、C1−C6アルキルまたはアルコキシまたはC6−C12
    アリールを表し、 Zは、少なくとも500の数平均分子量を持つ1価のポリ
    シロキサン単位を表し、 nは、0または1であり、mは、1から3の整数であ
    る)で表される少なくとも1つのポリシロキサンマクロ
    マーを含んでなる少なくとも1つのグラフト化シリコー
    ンコポリマーを含み、前記割合が、モノマー(A)、
    (B)及び(C)の合計重量に対して計算したものであ
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】親油性モノマー(A)が、アクリル酸また
    はメタクリル酸のC1−C18アルコールとのエステル;ス
    チレン;ポリスチレンマクロマー;酢酸ビニル;プロピ
    オン酸ビニル;α−メチルスチレン;tert−ブチルスチ
    レン;ブタジエン;シクロヘキサジエン;エチレンプロ
    ピレン、ビニルトルエン;アクリル酸またはメタクリル
    酸の1,1−ジヒドロ−ペルフルオロアルカノールまたは
    その同族体とのエステル;アクリル酸またはメタクリル
    酸のω−ヒドリドフルオロアルカノールとのエステル;
    アクリル酸またはメタクリル酸のフルオロアルキルスル
    ホアミドアルコールとのエステル;アクリル酸又はメタ
    クリル酸のフルオロアルキルアルコールとのエステル;
    アクリル酸またはメタクリル酸のフルオロエーテルアル
    コールとのエステル;及びそれらの組み合わせからなる
    群から選択されることを特徴とする請求項5記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】親油性モノマー(A)が、n−ブチルメタ
    クリラート;イソブチルメタクリラート;tert−ブチル
    アクリラート;tert−ブチルメタクリラート;2−エチル
    ヘキシルメタクリラート;メチルメタクリラート;2−
    (N−メチルペルフルオロオクタンスルホンアミド)エ
    チルアクリラート;及び、2−(ブチルペルフルオロオ
    クタンスルホンアミド)エチルアクリラートからなる群
    から選択されることを特徴とする請求項6記載の組成
    物。
  8. 【請求項8】極性モノマー(B)が、アクリル酸、メタ
    クリル酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジメチルア
    ミノエチルメタクリラート、第4級化ジメチルアミノエ
    チルメタクリラート、(メタ)アクリルアミド、N−t
    −ブチルアクリルアミド、マレイン酸、無水マレイン酸
    及びそのセミエステル、ヒドロキシアルキル(メタ)ア
    クリラート、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド、
    ビニルピロリドン、ビニルエステル、マレイミド、ビニ
    ルピリジン、ビニルイミダゾール、ヘテロ環ビニル極性
    化合物、スチレンスルホナート、アリルアルコール、ビ
    ニルアルコール、ビニルカプロラクタム、及びそれらの
    組み合わせからなる群から選択されることを特徴とする
    請求項5から7のいずれかに記載の組成物。
  9. 【請求項9】極性モノマー(B)が、アクリル酸、N,N
    −ジメチルアクリルアミド、ジメチルアミノエチルメタ
    クリラート、第4級化ジメチルアミノエチルメタクリラ
    ート、ビニルピロリドン、及びそれらの組み合わせから
    なる群から選択されることを特徴とする請求項8記載の
    組成物。
  10. 【請求項10】ポリシロキサンマクロマー(C)が、下
    記一般式(II): (式中: R1は、水素またはCOOHであり; R2は、水素、メチルまたは−CH2COOHであり; R3は、C1−C6アルキル、アルコキシまたはアルキルアミ
    ノ、C6−C12アリールまたはヒドロキシルであり; R4は、C1−C6アルキル、アルコキシまたはアルキルアミ
    ノ、C6−C12アリールまたはヒドロキシルであり; qは、2から6の整数であり; pは、0または1であり; rは、5から700の整数であり; mは、1から3の整数である)に相当することを特徴と
    する請求項5から9のいずれかに記載の組成物。
  11. 【請求項11】ポリシロキサンマクロマー(C)が、下
    記一般式: (但し、nは5から700の数である)に相当することを
    特徴とする請求項5から10のいずれかに記載の組成物。
  12. 【請求項12】a)60重量%の、tert−ブチルアクリラ
    ート; b)20重量%の、アクリル酸; c)20重量%の、下記式: (但し、nは5から700の数である)で表されるシリコ
    ーンマクロマーからなるモノマー混合物から出発するラ
    ジカル重合によって得られる少なくとも1つのコポリマ
    ーを含み、前記重量割合がモノマーの全重量に対して計
    算したものであることを特徴とする請求項1から11のい
    ずれかに記載の組成物。
  13. 【請求項13】a)80重量%の、tert−ブチルアクリラ
    ート; b)20重量%の、下記式: (但し、nは5から700の数である)で表されるシリコ
    ーンマクロマーからなるモノマー混合物から出発するラ
    ジカル重合によって得られる少なくとも1つのコポリマ
    ーを含み、前記重量割合がモノマーの全重量に対して計
    算したものであることを特徴とする請求項1から11のい
    ずれかに記載の組成物。
  14. 【請求項14】ポリシロキサンを含むモノマーをグラフ
    トした非シリコーン有機骨格を含むポリマーが、10,000
    から2,000,000の範囲の数平均分子量と、少なくとも−2
    0℃のガラス転移点Tgまたは結晶融点Tmを有することを
    特徴とする請求項5から13のいずれかに記載の組成物。
  15. 【請求項15】ポリシロキサンを含むモノマーをグラフ
    トした非シリコーン有機骨格を含み、末端反応性基を持
    つポリシロキサンマクロマーを、該ポリシロキサンマク
    ロマーの末端反応性基と反応して共有結合を形成し、シ
    リコーンをポリオレフィン主鎖上にグラフトさせうる反
    応性基を含むポリオレフィンタイプのポリマーとともに
    反応性押し出しすることによって得られる、少なくとも
    1つのポリマーを含むことを特徴とする請求項1から4
    のいずれかに記載の組成物。
  16. 【請求項16】反応性ポリオレフィンが、ポリシロキサ
    ンマクロマーの末端基と反応できるポリエチレン及びエ
    チレン誘導モノマーのポリマーからなる群から選択され
    ることを特徴とする請求項15記載の組成物。
  17. 【請求項17】反応性ポリオレフィンが、エチレンまた
    はエチレン誘導体と、カルボキシル基を有するエチレン
    またはエチレン誘導体;酸無水基を有するエチレンまた
    はエチレン誘導体;酸塩化物基を有するエチレンまたは
    エチレン誘導体;エステル基を有するエチレンまたはエ
    チレン誘導体;イソシアナート基を有するエチレンまた
    はエチレン誘導体から選択されるモノマーとのコポリマ
    ーからなる群から選択されることを特徴とする請求項15
    または16記載の組成物。
  18. 【請求項18】ポリシロキサンマクロマーが、ポリシロ
    キサン鎖の末端又は前記鎖の末端に隣接した、アルコー
    ル、チオール、エポキシ基及び第1級及び第2級アミン
    からなる群から選択される機能化基を含むポリシロキサ
    ンであることを特徴とする請求項15から17のいずれかに
    記載に組成物。
  19. 【請求項19】ポリシロキサンマクロマーが、下記一般
    式(III): T−(CH2−Si−[−(OSiR5R6−R7 [II
    I] (式中、Tは、NH2、NHR′、エポキシ、OH、またはSH基
    であり;R5、R6、R7及びR′は、独立して、C1−C6アル
    キル、フェニル、ベンジル、C6−C12アルキルフェニ
    ル、又は水素であり;sは、2から100の数であり;tは、
    0から1000の数であり;yは1から3の数である)に相当
    するポリシロキサンであることを特徴とする請求項15か
    ら18のいずれかに記載の組成物。
  20. 【請求項20】ポリシロキサン主鎖と、その上にグラフ
    トし、前記主鎖の内部及び任意にその末端の少なくとも
    一方にグラフトしていてもよいシリコーンを含まない少
    なくとも1つの有機基とを含む少なくとも1つのグラフ
    ト化シリコーンポリマーを含むことを特徴とする請求項
    1または2記載の組成物。
  21. 【請求項21】非シリコーン有機モノマーをグラフトし
    たポリシロキサン骨格を含むポリマーが、一方、少なく
    とも1つのエチレン性不飽和を持つ非シリコーンアニオ
    ン性有機モノマー及び/またはエチレン性不飽和を持つ
    非シリコーン疎水性有機モノマーと、他方、前記非シリ
    コーンモノマーの前記エチレン性不飽和と反応できる官
    能基を鎖中に少なくとも1つ有するポリシロキサンとの
    ラジカル共重合によって得られることを特徴とする請求
    項20記載の組成物。
  22. 【請求項22】エチレン性不飽和を持つアニオン性有機
    モノマーが、直鎖状又は分枝状の不飽和カルボン酸か
    ら、単独又はモノマー混合物の形態で選択されることを
    特徴とする請求項21記載の組成物。
  23. 【請求項23】エチレン性不飽和を持つアニオン性有機
    モノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、
    無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸及びクロトン
    酸、及びそれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属
    塩、及びそれらの混合物から、単独又はモノマー混合物
    の形態で選択されることを特徴とする請求項22記載の組
    成物。
  24. 【請求項24】エチレン性不飽和を持つ疎水性有機モノ
    マーが、アルカノールのアクリル酸エステル、及び/ま
    たは、アルカノールのメタクリル酸エステルから、単独
    またはモノマー混合物の形態で選択され、アルカノール
    が、好ましくはC1−C18であることを特徴とする請求項2
    2記載の組成物。
  25. 【請求項25】エチレン性不飽和を持つ疎水性有機モノ
    マーが、イソオクチル(メタ)アクリラート、イソノニ
    ル(メタ)アクリラート、2−エチルヘキシル(メタ)
    アクリラート、ラウリル(メタ)アクリラート、イソペ
    ンチル(メタ)アクリラート、n−ブチル(メタ)アク
    リラート、イソブチル(メタ)アクリラート、メチル
    (メタ)アクリラート、tert−ブチル(メタ)アクリラ
    ート、トリデシル(メタ)アクリラート、及びステアリ
    ル(メタ)アクリラートからなる群から選択されること
    を特徴とする請求項24記載の組成物。
  26. 【請求項26】グラフト化シリコーンポリマーが、シリ
    コーン主鎖上に、一部又は全部が塩の形態で中和された
    少なくとも1つのアニオン性モノマーのラジカル(単
    独)重合によって得られる少なくとも1つのアニオン性
    有機基を持つことを特徴とする請求項20から25のいずれ
    かに記載の組成物。
  27. 【請求項27】下記式(IV): (式中、G1基は、同一でも異なっていてもよく、水素ま
    たはC1−C10アルキル基またはフェニル基を表し;G2
    は、同一でも異なっていてもよく、C1−C10アルキレン
    基を表し;G3基は、少なくとも1つのエチレン性不飽和
    を持つアニオン性モノマーの(単独)重合から得られる
    ポリマー残基を表し;G4は、少なくとも1つのエチレン
    性不飽和を持つ疎水性モノマーの(単独)重合から得ら
    れるポリマー残基を表し;m及びnは、0又は1であり;a
    は0から50の整数であり;bは、10から350の整数であ
    り、cは、0から50の整数であり;但し、パラメータa
    及びcの一方は0以外である)の単位を構造中に含むシ
    リコーンポリマーから選択されることを特徴とする請求
    項20から26のいずれかに記載の組成物。
  28. 【請求項28】式(IV)の単位が、 ・G1がC1−C10アルキル基であること、 ・nがゼロでなく、G2基が2価のC1−C3基であること、 ・G3が、エチレン性不飽和を持つカルボン酸タイプの少
    なくとも1つのモノマーの(単独)重合から得られるポ
    リマー基であること、 ・G4が、C1−C10アルキル(メタ)アクリラートタイプ
    の少なくとも1つのモノマーの(単独)重合から得られ
    るポリマー基であることの少なくとも1つの特性を有す
    ることを特徴とする請求項27記載の組成物。
  29. 【請求項29】式(IV)の単位が、 ・G1基がメチル基であること、 ・nがゼロでなく、G2基がプロピレン基であること、 ・G3が、少なくともアクリル酸及び/またはメタクリル
    酸の(単独)重合から得られるポリマー基であること、 ・G4が、イソブチルまたはメチル(メタ)アクリラート
    タイプの少なくとも1つのモノマーの(単独)重合から
    得られるポリマー基であることの特性を同時に有するこ
    とを特徴とする請求項27または28記載の組成物。
  30. 【請求項30】非シリコーン有機モノマーをグラフトし
    たポリシロキサン骨格を含むポリマーの数平均分子量
    が、約10,000から1,000,000、より好ましくは約10,000
    から100,000の範囲であることを特徴とする請求項20か
    ら29のいずれかに記載の組成物。
  31. 【請求項31】グラフト化シリコーンポリマーが、組成
    物全重量に対して0.01から20重量%、より好ましくは0.
    1から15重量%、さらに好ましくは0.5から10重量%の範
    囲の量で用いられることを特徴とする請求項1から30の
    いずれかに記載の組成物。
  32. 【請求項32】エアロゾル中の組成物全重量に対して、
    45から100%の水、より好ましくは60から99.5%の水を
    含有することを特徴とする請求項1から31のいずれかに
    記載の組成物。
  33. 【請求項33】有機溶媒が、C1−C4アルコールから選択
    されることを特徴とする請求項1から32のいずれかに記
    載の組成物。
  34. 【請求項34】エアロゾル中の組成物全重量に対して、
    0から10%の有機溶媒、より好ましくは0から5%の有
    機溶媒を含有することを特徴とする請求項1から33のい
    ずれかに記載の組成物。
  35. 【請求項35】有機溶媒を含まないことを特徴とする請
    求項1から34のいずれかに記載の組成物。
  36. 【請求項36】推進剤が、揮発性炭化水素、塩素化及び
    /またはフッ素化炭化水素及びそれらの混合物、二酸化
    炭素、酸化窒素、ジメチルエーテル、窒素、圧縮空気及
    びこれらの混合物からなる群から選択されることを特徴
    とする請求項1から35のいずれかに記載の組成物。
  37. 【請求項37】推進剤が、ジメチルエーテルであること
    を特徴とする請求項1から36のいずれかに記載の組成
    物。
  38. 【請求項38】推進剤が、エアロゾル容器中の組成物全
    重量に対して、好ましくは10から68重量%の範囲、より
    好ましくは25から50重量%の範囲の濃度で含まれること
    を特徴とする請求項1から37のいずれかに記載の組成
    物。
  39. 【請求項39】揮発性有機化合物(VOC)の濃度が、エ
    アロゾルとしてパッケージされた組成物の全重量に対し
    て55重量%以下であることを特徴とする請求項1から38
    のいずれかに記載の組成物。
  40. 【請求項40】pHが、2から9の範囲、特に3から8で
    あることを特徴とする請求項1から39のいずれかに記載
    の組成物。
  41. 【請求項41】防腐剤、軟化剤、金属イオン封鎖剤、香
    料、粘度調節剤、真珠光沢剤、加湿剤、抗フケ剤、抗脂
    漏剤、サンスクリーン、ヘア・コンディショナー、酸化
    防止剤、ビタミン、シリコーン、毛髪固定特性を持つア
    ニオン性、カチオン性、両性または非イオン性ポリマー
    のスタイリングのための塩基性化剤または酸性化剤、及
    びこれらの混合物からなる群から選択される従来の化粧
    品添加剤をさらに含有することを特徴とする請求項1か
    ら40のいずれかに記載の組成物。
  42. 【請求項42】グラフト化シリコーンポリマーが、組成
    物の水性媒体に溶解される、あるいは、粒子の水性分散
    物の形態で用いられることを特徴とする請求項1から41
    のいずれかに記載の組成物。
  43. 【請求項43】ケラチン物質がヒトの毛髪であることを
    特徴とする請求項1から42のいずれかに記載の組成物。
  44. 【請求項44】毛髪の保持及び/または成形用及び/ま
    たは毛髪のコンディショニング用の毛髪用品であること
    を特徴とする請求項1から43のいずれかに記載の組成
    物。
  45. 【請求項45】請求項1から44のいずれかに記載の組成
    物を毛髪に適用することからなることを特徴とする、治
    療行為を含まない、毛髪の保持及び/または成形及び/
    または毛髪のコンディショニング方法。
JP09515559A 1995-10-18 1996-10-08 エアロゾル容器にパッケージされた少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマーを含んでなるケラチン物質処理用水性スプレー及びその使用 Expired - Fee Related JP3112687B2 (ja)

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