JP2004307517A - 少なくとも一つのシリコーン/アクリル酸コポリマーと、少なくとも一つのグラフトシリコーンポリマーとを含む化粧品組成物。 - Google Patents
少なくとも一つのシリコーン/アクリル酸コポリマーと、少なくとも一つのグラフトシリコーンポリマーとを含む化粧品組成物。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 従来技術の欠点を有さず、特にヘアスタイルを良好に固定する一方で、同時にパウダーリング効果を有さずに優れた化粧品特性を与える、髪をスタイリングするための化粧品組成物の提供。
【解決手段】 化粧品的に許容可能な媒体中に、少なくとも一つのシリコーン/アクリル酸コポリマーと、非シリコーン有機モノマーとグラフトされたポリシロキサン骨格を含む、少なくとも一つのグラフトシリコーンポリマーとを含む化粧品組成物を提供すること。
【選択図】 なし
【解決手段】 化粧品的に許容可能な媒体中に、少なくとも一つのシリコーン/アクリル酸コポリマーと、非シリコーン有機モノマーとグラフトされたポリシロキサン骨格を含む、少なくとも一つのグラフトシリコーンポリマーとを含む化粧品組成物を提供すること。
【選択図】 なし
Description
本発明は、少なくとも一つの特別なシリコーン/アクリル酸コポリマーと、非シリコーン有機モノマーとグラフトされたポリシロキサン骨格を含む、少なくとも一つのグラフトシリコーンポリマーとを含む化粧品組成物に関する。本発明はまた、上記組成物を使用することによる、特にヘアスタイルの固定及び/または維持のための方法である、美容方法に関し、並びに、特にヘアスタイルの維持及び/または成形を企図した化粧品製剤の製造のための、この組成物の使用に関する。
ヘア製品、特に化粧品市場において最も広く入手可能であるヘアスタイルの成形及び/または維持を企図したものの中では、通常アルコール性または水性溶液である溶液と、一つ以上の物質とより必須に成る、スプレー組成物が有名である。
組成物が、ヘアスタイルの固定及び/または維持のために企図される場合、これらの物質は、一般的にポリマー状樹脂であり、その機能は髪の間の接着部を形成することであり、そしてこれらは、各種の化粧品アジュバントと混合される固定物質としても周知である。これらの組成物は一般的に、噴射剤の補助の下で加圧下に配置された適切なエアゾール容器、またはポンプディスペンサーボトルの何れかに実装される。
髪を風乾またはセットする前の湿った髪に一般的に適用されるヘアゲル及びヘアムースもまた周知である。ヘアスタイルを成形及び固定するために、乾燥または風乾操作が次いで実施される。これらのゲルまたはムースは、ポリマー状樹脂を含むこともできる。
しかしながら、これらのヘア組成物はしばしば、髪の化粧特性に負に影響するという欠点を有する。それ故、髪はきめが粗くなり、もつれをほどくのが困難になり、その好ましい感触及び外観を失い、またはこしを欠くようになる。かくして、特にもつれほどき易さ、柔軟性及び感触の点で優れた化粧品特性を与える、スタイリング組成物が求められる。
さらに、これらのヘア組成物はまた、パウダーリング効果を生ずるという主要な欠点を有する。本発明の目的によって、「パウダーリング」なる語は、髪に適用された後、粉を形成するヘア組成物の乾燥時に得られる物質の性質を意味する。言うまでもなく、この粉は使用者の肩または衣服に落ち、または櫛やブラシに付着し、これは有害な因子である。
かくして、上述の一連の欠点を有さず、特にヘアスタイルを良好に固定する一方で、同時にパウダーリング効果を有さずに優れた化粧品特性を与える、スタイリングするための化粧品組成物を見出す必要性が存する。
本出願人は、特別なシリコーン/アクリル酸コポリマーを特定の特別なポリマーと組み合わせた場合、上述の必要性を満足する化粧品組成物を得ることが可能であることを、驚くべきことに且つ予期せずに発見した。
本発明の一つの主題は、化粧品的に許容可能な媒体中に、少なくとも一つのシリコーン/アクリル酸コポリマーと、非シリコーン有機モノマーとグラフトされたポリシロキサン骨格を含む、少なくとも一つのグラフトシリコーンポリマーとを含む化粧品組成物であり、シリコーン/アクリル酸コポリマーは、(b)オキシアルキレン基を含む(a)少なくとも一つのシリコーン誘導体の存在下で、少なくとも一つのエチレン不飽和モノマーのラジカル介在重合によって得られる。
本発明の別の主題は、特に上記組成物を使用するヘアスタイルの固定及び/または維持のための方法である、髪の美容のための方法に関する。
本発明のまた別の主題は、特にヘアスタイルの維持及び/または成形を企図した髪の美容のための製剤の製造のためのこの組成物の使用に関する。
本発明によって特に目的とされるシリコーン/アクリル酸コポリマーは、国際特許出願WO 99/04750に記載されたものである。特にBASF社によりLuviflex Silkの名称で販売されるコポリマーが好ましい。このポリマーは、アクリル酸tert-ブチル/メタクリル酸とシリコーンコポリマーのグラフトコポリマーである。
好ましくは、モノマー(a)は、式(Ia)に相当する:
[式中、
− XはOH、OM、OR8、NH2、NHR8及びN(R8)2を含む基から選択され;
− MはNa+、K+、Mg++、NH4 +、アルキルアンモニウム、ジアルキルアンモニウム、トリアルキルアンモニウム、及びテトラアルキルアンモニウムから選択されるカチオンであり;
− R8基は同一または異なってもよく、水素原子、直鎖状または分枝状のC1からC40アルキル基、一つ以上のアルコキシ、アミノまたはカルボキシル基で任意に置換されたモノまたはポリヒドロキシル化されたC1からC40アルキル基、ヒドロキシル化ポリエーテル、並びにN,N-ジメチルアミノエチル、2-ヒドロキシエチル、2-メトキシエチル、2-エトキシエチル、ヒドロキシプロピル、メトキシプロピル及びエトキシプロピル基を含む基から選択され;
− R7及びR6は互いに独立して、水素原子、直鎖状または分枝状のC1からC8アルキル基、メトキシ、エトキシ、2-ヒドロキシエトキシ、2-メトキシエトキシ及び2-エトキシエチル基、並びにCN、COOH及びCOOM基を含む基から選択される]。
− XはOH、OM、OR8、NH2、NHR8及びN(R8)2を含む基から選択され;
− MはNa+、K+、Mg++、NH4 +、アルキルアンモニウム、ジアルキルアンモニウム、トリアルキルアンモニウム、及びテトラアルキルアンモニウムから選択されるカチオンであり;
− R8基は同一または異なってもよく、水素原子、直鎖状または分枝状のC1からC40アルキル基、一つ以上のアルコキシ、アミノまたはカルボキシル基で任意に置換されたモノまたはポリヒドロキシル化されたC1からC40アルキル基、ヒドロキシル化ポリエーテル、並びにN,N-ジメチルアミノエチル、2-ヒドロキシエチル、2-メトキシエチル、2-エトキシエチル、ヒドロキシプロピル、メトキシプロピル及びエトキシプロピル基を含む基から選択され;
− R7及びR6は互いに独立して、水素原子、直鎖状または分枝状のC1からC8アルキル基、メトキシ、エトキシ、2-ヒドロキシエトキシ、2-メトキシエトキシ及び2-エトキシエチル基、並びにCN、COOH及びCOOM基を含む基から選択される]。
特に、式(Ia)のモノマー(a)は、アクリル酸及びその塩、エステルまたはアミドである。エステルは、エチレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン及び1,2,6-ヘキサントリオールのような、直鎖状のC1からC40アルキル、分枝状のC3からC40アルキル、若しくはC3からC40カルボン酸アルコール、2から8のヒドロキシルを含むポリ官能性アルコール、またはメトキシメタノール及びエトキシエタノールのようなアルコールエーテル、若しくはポリアルキレングリコールの誘導体であってもよい。
式(Ia)のモノマー(a)はまた、アクリル酸及びメタクリル酸N,N-ジアルキルアミノアルキル、並びにN-ジアルキルアミノアルキル−アクリルアミド及び−メタクリルアミドから選択されてもよく、アミド基は不飽和のN-アルキル−若しくはN-アルキルアミノ−モノ置換体、またはN,N-ジアルキルアミノ−ジ置換体であり得、アルキルまたはアルキルアミノ基は、直鎖状のC1からC40若しくは分枝状のC3からC40カルボン酸ユニットから由来する。
使用できる式(Ia)のモノマー(a)はまた、アクリル酸またはその塩、エステル若しくはアミドから由来する置換化合物であってもよい。例えばメタクリル酸、エタクリル酸及び3-シアノアクリル酸が挙げられる。
特に適した他のモノマー(a)は、C1からC40ビニル及びアリルエステル、直鎖状のC3からC40カルボン酸若しくはC3からC40環式カルボン酸、ハロゲン化ビニルまたはアリル、ビニルラクタム、好ましくはビニルピロリドン及びビニルカプロラクタム、ビニルまたはアリル基で置換された複素環化合物、好ましくはビニルピリジン、ビニルオキサゾリン、及びアリルピリジン、N-ビニルイミダゾール、ジアリルアミン、塩化ビニリデン、スチレンまたはイソプレンのような炭素ベースの不飽和化合物、並びにエピクロロヒドリンで第四級化されたアクリル酸またはメタクリル酸誘導体である。
最後に挙げることができる他のモノマー(a)は、N-ビニルイミダゾール、ジアリルアミン、塩化ビニリデン、スチレン及びイソプレンのような炭素ベースの不飽和化合物、並びにエピクロロヒドリンで第4級化されたアクリル酸またはメタクリル酸誘導体である。
とりわけ好ましいモノマー(a)は、アクリル酸、メタクリル酸及びエタクリル酸;アクリル酸メチル、エチル、プロピル、n-ブチル、イソブチル、t-ブチル、2-エチルヘキシル、及びデシル;メタクリル酸メチル、エチル、プロピル、n-ブチル、イソブチル、t-ブチル、2-エチルヘキシル、及びデシル;エタクリル酸メチル、エチル、プロピル、n-ブチル、イソブチル、t-ブチル、2-エチルヘキシル、及びデシル;アクリル酸2,3-ジヒドロキシプロピル;メタクリル酸2,3-ジヒドロキシプロピル;アクリル酸2-ジヒドロキシエチル;アクリル酸ヒドロキシプロピル;メタクリル酸2-ヒドロキシエチル;エタクリル酸2-ヒドロキシエチル;アクリル酸2-メトキシエチル;メタクリル酸2-エトキシエチル;エタクリル酸2-エトキシエチル;メタクリル酸ヒドロキシプロピル;モノアクリル酸グリセリル;モノメタクリル酸グリセリル;(メタクリル酸)アクリル酸ポリアルキレングリコール、不飽和スルホン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、エタクリルアミド、N,N-ジメチルアクリルアミド、N-エチルアクリルアミド、N-エチルメタクリルアミド、1-ビニル-イミダゾール、(メタクリル酸)アクリル酸N,N-ジメチルアミノエチル、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸及びそのモノエステル、クロトン酸、イタコン酸、ビニルエーテル、ビニルホルムアミド、ビニルアミン、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール、ビニルフラン、スチレン、スルホン酸スチリル、及びアリルアルコール、並びにそれらの混合物である。
モノマー(a)はまた、ケイ素若しくはフッ素原子、または代わりにチオ基を含むことができる。モノマー(a)は、酸性基を含むのであれば中和され得、これは所望のレベルに水中への可溶性または分散の度合を調節するために、重合の前後で部分的または全体的に実施され得る。使用できる中和のために機能する試薬は、炭酸ナトリウムのような鉱物ベース、例えばメタノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノールまたはトリエタノールアミンといったアミノアルコールのような有機ベース、及びリシンのようなジアミンである。
モノマー(a)はまた、塩基性窒素原子を含む場合第四級化できる。もしそれらが少なくとも二つのエチレン性二重結合を含むのであれば、モノマー(a)は部分的に架橋できる。
シリコーン誘導体(b)は、特にINCI名でジメチコーンコポリオールまたはシリコーン界面活性剤として周知である化合物である。Goldschmidt社のAbil(登録商標)、Rhone-Poulenc社のAlkasil(登録商標)、Genesee社のシリコーンPolyol Copolymer(登録商標)、Wacker社のBesil(登録商標)、OSI社のSilwet(登録商標)、またはDow Corning社のDow Corning 190(登録商標)の名の下で販売されている製品が挙げられる。
好ましいモノマー(b)は、以下の式(I)を有するものである:
[式中、
− R2はCH3及び以下の基から選択され;
− R3はCH3及びR2基から選択され;
− R4は水素原子、CH3及び以下の基から選択され;
− R6はアミノ、カルボキシルまたはスルホン酸基を含むことができる有機C1からC40基であり、もしc=0であれば、R6は無機酸のアニオンであり;
− R1基は同じまたは異なり、C1からC20脂肪族炭化水素、C3からC20脂肪族または環式脂肪族炭化水素から選択され、R5基は以下の式に相当する]。
− R2はCH3及び以下の基から選択され;
− R4は水素原子、CH3及び以下の基から選択され;
− R1基は同じまたは異なり、C1からC20脂肪族炭化水素、C3からC20脂肪族または環式脂肪族炭化水素から選択され、R5基は以下の式に相当する]。
好ましいシリコーン誘導体(b)は、以下の式Iを有するものである:
[式中、
− R2はCH3及び以下の基から選択され;
− R3はCH3及びR2基から選択され;
− R4は水素原子、CH3及び以下の基から選択され;
− R6はアミノ、カルボキシルまたはスルホン酸基を含むことができる有機C1からC40基であり、もしc=0であれば、R6は無機酸のアニオンであり;
− R1基は同じまたは異なり、C1からC20脂肪族炭化水素、C3からC20脂肪族または環式脂肪族炭化水素から選択され、R5基は以下の式に相当し;
− nは1から6の間の整数であり;
− x及びyは、ポリシロキサンの分子量が300から30,000の間であるように選択される整数であり;
− a及びbは0から50の間の整数であり;並びに
− cは0または1である]。
− R2はCH3及び以下の基から選択され;
− R4は水素原子、CH3及び以下の基から選択され;
− R1基は同じまたは異なり、C1からC20脂肪族炭化水素、C3からC20脂肪族または環式脂肪族炭化水素から選択され、R5基は以下の式に相当し;
− x及びyは、ポリシロキサンの分子量が300から30,000の間であるように選択される整数であり;
− a及びbは0から50の間の整数であり;並びに
− cは0または1である]。
R1は好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、及びオクタデシル基、環式脂肪族基、特にシクロヘキシル基、芳香族基、特にフェニルまたはナフチル基、並びにベンジル及びフェニルエチルのような芳香族基と脂肪族基の混合物、さらにトリル及びキシリルから選択される。
好ましいR4基は、式−(CO)c−R6を有するものであり、R6はアルキル、シクロアルキル、またはNH2、COOH及び/またはSO3Hのようなさらなる基を含むことができる1から4の炭素原子を含むアリールである。
好ましいR6基は、c=0であり、ホスファートまたはスルファートである。
コポリマー中の誘導体(b)の相対的割合は一般的に、0.1から50重量%、好ましくは1から20重量%である。
好ましいコポリマーは、水溶性シリコーン/アクリル酸コポリマー、または50/50容量を有する水/エタノール混合物中で、0.1g/lより多い、好ましくは0.2g/lより多い割合で可溶化するような、水中での分散性を有するものである。
組成物は有利には、組成物の相対的重量パーセントとして、非シリコーン有機モノマーとグラフトしたポリシロキサン骨格を含む、0.1から20%、好ましくは0.2から10%のグラフトシリコーンポリマーを含む。
組成物は有利には、相対的重量パーセントとして、0.1から20%のシリコーン/アクリル酸コポリマー、より好ましくは0.5から10%のこのポリマーを含む。
以下の文脈において、一般的に受け入れられているものに従って、用語、シリコーンポリマーは、各種の分子量の、直鎖状または環状、分枝状またか架橋された構造を有し、適切な官能化シランの重合及び/または重縮合によって得られ、ケイ素原子が酸素原子によって共に結合された主ユニットの繰り返しより必須に成り、任意に置換された炭化水素基が、上記ケイ素原子に対して炭素原子を介して直接結合された、何れかの有機ケイ素ポリマーまたはオリゴマーを表すと解される。最も一般的な炭化水素基は、アルキル基、特にC1−C10アルキル基、とりわけメチル、フルオロアルキル基、アリール基、特にフェニル基、及びアルケニル基、特にビニル基である;シロキサン鎖に、直接または炭化水素基を介しての何れかで結合できる他のタイプの基は、特に水素原子、ハロゲン、特に塩素、臭素またはフッ素、チオール、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン(またはポリエーテル)基、特にポリオキシエチレン及び/またはポリオキシプロピレン、ヒドロキシルまたはヒドロキシアルキル基、置換または非置換のアミン基、アミド基、アシルオキシ基またはアシルオキシアルキル基、ヒドロキシアルキルアミノ基またはアミノアルキル基、第四級アンモニウム基、両性またはベタイン基、カルボン酸、チオグリコール酸、スルホコハク酸、チオ硫酸、リン酸及び硫酸基のようなアニオン性基であり、言うまでもなくこのリストは、何れかの方法で制限するものではない(「有機修飾」ケイ素とも称される)。
本発明に従って、使用されるに違いないシリコーンポリマーは、主シリコーン鎖上に、その鎖の内部に、並びに任意に少なくとも一つの末端に、シリコーンを含まない少なくとも一つの有機基をグラフトした主シリコーン鎖(またはポリシロキサン(≡Si−O−)n)を含むものである。
これらのシリコーンポリマーは、存在する商業的な製品であり得、特に(i)一つ以上のこれらのケイ素原子上に正確に官能化された開始ケイ素と、(ii)共有結合を形成するために、上記ケイ素に有される官能基と反応可能な官能基でそれ自体正確に官能化された非シリコーン化合物との間の反応によって、当業者に周知な何れかの手段に従って得ることができる;上記反応の古典的な例は、≡Si−H基とビニル基CH2=CH−の間のヒドロシリル化反応、別法としてチオ官能基−SHとこれらの同じビニル基の間の反応である。
本発明の実施するための適切なシリコーンポリマー、並びにその調製の特別な態様の例は、特に特許出願EP-A-0,582,152、WO 93/23009及びWO 95/03776に記載され、その教示は、非制限的な参考のため本明細書に完全に含まれる。
本発明の特に好ましい実施態様に従って、使用されるシリコーンポリマーは、一方で、エチレン不飽和を有する少なくとも一つの非シリコーンアニオン性有機モノマー、及び/またはエチレン不飽和を有する非シリコーン疎水性有機モノマー、並びに他方で、共有結合を形成するために、上記非シリコーンモノマーの上記エチレン不飽和と反応可能な少なくとも一つの官能基、特にチオ官能基を鎖中に有するシリコーンとの間の、ラジカル共重合の結果物を含む。
本発明に従って、エチレン不飽和を含む上記アニオン性モノマーは、任意に塩の形態で部分的または全体的に中和された、直鎖状または分枝状、不飽和カルボン酸から、単独または混合物として好ましくは選択され、このカルボン酸は、とりわけアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、及びクロトン酸であることが可能である。適切な塩は、特にアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、及びアンモニウム塩である。最終グラフトシリコーンポリマーにおいて、不飽和カルボン酸タイプの少なくとも一つのアニオン性モノマーのラジカル(ホモ)重合の結果物を含む、アニオン性質の有機基は、反応の後、それを塩の形態にするために、塩基(水酸化ナトリウム、水性アンモニア等)で中和できることは、同様に注意されるであろう。
本発明に従って、エチレン不飽和を含む疎水性モノマーは好ましくは、アルカノールのアクリル酸エステル及び/またはアルカノールのメタクリル酸エステルから、単独または混合物として選択される。アルカノールは好ましくは、C1−C18,とりわけC1−C12である。好ましいモノマーは、(メタクリル酸)アクリル酸イソオクチル、(メタクリル酸)アクリル酸イソノニル、(メタクリル酸)アクリル酸2-エチルヘキシル、(メタクリル酸)アクリル酸ラウリル、(メタクリル酸)アクリル酸イソペンチル、(メタクリル酸)アクリル酸n-ブチル、(メタクリル酸)アクリル酸イソブチル、(メタクリル酸)アクリル酸メチル、(メタクリル酸)アクリル酸tert-ブチル、(メタクリル酸)アクリル酸トリデシル、及び(メタクリル酸)アクリル酸ステアリル、またはそれらの混合物より成る群から選択される。
本発明を実施するために特に適したグラフトシリコーンポリマーの一つのファミリーは、その構造中に以下の式(I)のユニットを含むシリコーンポリマーより成る:
[式中、G1基は同じまたは異なってもよく、水素原子若しくはC1−C10アルキル基、または代わりにフェニル基を表し;G2基は同じまたは異なってもよく、C1−C10アルキレン基を表し;G3は、エチレン不飽和を含む少なくとも一つのアニオン性モノマーの(ホモ)重合から生じるポリマー基を表し;G4は、エチレン不飽和を含む少なくとも一つの疎水性モノマーの(ホモ)重合から生じるポリマー基を表し;m及びnは、0または1に等しく;aは0から50の範囲の整数であり;bは10から350の範囲の整数であり;cは0から50の範囲の整数であり;a及びcのパラメーターの一つは、0以外である]。
好ましくは、上述の式(I)のユニットは、以下の特徴の少なくとも一つ、より好ましくは全てを有する:
− G1基は、アルキル基、好ましくはメチル基を表す;
− nは0ではなく、G2基は、二価C1−C3基、好ましくはプロピレン基を表す;
− G3は、エチレン不飽和を含むカルボン酸タイプ、好ましくはアクリル酸及び/またはメタクリル酸の少なくとも一つのモノマーの(ホモ)重合から生じるポリマー基である;
− G4は、(メタクリル酸)アクリル酸C1−C10アルキルタイプ、好ましくは(メタクリル酸)アクリル酸イソブチルまたはメチルタイプの少なくとも一つのモノマーの(ホモ)重合から生じるポリマー基である。
− G1基は、アルキル基、好ましくはメチル基を表す;
− nは0ではなく、G2基は、二価C1−C3基、好ましくはプロピレン基を表す;
− G3は、エチレン不飽和を含むカルボン酸タイプ、好ましくはアクリル酸及び/またはメタクリル酸の少なくとも一つのモノマーの(ホモ)重合から生じるポリマー基である;
− G4は、(メタクリル酸)アクリル酸C1−C10アルキルタイプ、好ましくは(メタクリル酸)アクリル酸イソブチルまたはメチルタイプの少なくとも一つのモノマーの(ホモ)重合から生じるポリマー基である。
式(I)に相当するシリコーンポリマーの例は特に、チオプロピレンタイプの結合鎖を介して、ポリ(メタクリル酸)アクリル酸タイプと(メタクリル酸)アクリル酸ポリメチルタイプとの、混合ポリマーユニットをグラフトしたポリジメチルシロキサン(PDMS)である。
式(I)に相当するシリコーンポリマーの他の例は特に、チオプロピレンタイプの結合鎖を介して、(メタクリル酸)アクリル酸ポリイソブチルタイプのポリマーユニットをグラフトしたポリジメチルシロキサン(PDMS)である。
好ましくは、本発明のシリコーンポリマーの数平均分子量は、約10,000から1,000,000、より好ましくは約10,000から100,000の範囲である。
化粧品的に許容可能な媒体は好ましくは、水、またはアルコール若しくは水/溶媒混合物のような一つ以上の化粧品的に許容可能な溶媒より成り、該溶媒は好ましくはC1−C4アルコールである。
これらのアルコールの中では、エタノール及びイソプロパノールが挙げられる。エタノールが特に好ましい。
本発明の組成物はまた、アニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性界面活性剤、香料、スクリーニング剤、防腐剤、タンパク質、ビタミン、本発明のもの以外のポリマー、植物油、鉱物油または合成油、並びに化粧品組成物において通常使用される他の添加剤から選択される少なくとも一つの添加剤を含むことができる。
言うまでもなく、当業者は、本発明に従った組成物に固有に関連する有利な特性が、考慮される添加によって負に影響されない、または実質的に負に影響されないように、本発明に従った組成物に加える最適な化合物の選択することに注意を払うであろう。
これらの組成物は、蒸気形態またはムースの形態での組成物の適用を確保するために、特にポンプディスペンサーボトルまたはエアゾール容器といった各種の形態で実装できる。上記実装形態は、例えば髪を固定またはトリートメントするためのスプレー、ラッカーまたはムースを得ることが所望される場合に企図される。本発明に従った組成物はまた、クリーム、ゲル、エマルション、ローションまたはワックスの形態で存在できる。
本発明に従った組成物が、ラッカーまたはムースを得るためにエアゾール形態に実装される場合、それはn-ブタン、プロパン、イソブタン及びペンタン、ハロゲン化炭化水素並びにそれらの混合物のような、揮発性炭化水素から選択される少なくとも一つの噴射剤を含む。炭酸ガス、亜酸化窒素、ジメチルエーテル(DME)、窒素または圧縮空気が、噴射剤として使用できる。噴射剤の混合物もまた使用できる。ジメチルエーテルが好ましく使用される。
噴射剤は有利には、エアゾール装置中の組成物の全重量に対して5から90重量%の間の濃度、とりわけ10から60重量%の間の濃度で存在する。
本発明に従った組成物は、皮膚、爪、唇、髪、眉毛、及び睫毛に適用できる。
本発明に従った組成物は、スタイリング製品として、乾いたまたは湿った髪に対して特に適している。
本発明は、以下の非制限的な実施例の補助の下でより十分に説明されるであろう。
全てのパーセントは、組成物の全重量に対する重量パーセントであり、a.m.は活性物質を意味する。
以下の組成物を、ポンプディスペンサーボトルに調製する:
Luviflex Silk (BASF)* 3%
Polysilicone 8 (3M社によって販売されるVS80) 2%
AMP qspH=7
水 14%
エタノール qs100g
*シリコーン/アクリル酸コポリマー(アクリル酸t-ブチル/メタクリル酸/PDMSポリエーテル)
Luviflex Silk (BASF)* 3%
Polysilicone 8 (3M社によって販売されるVS80) 2%
AMP qspH=7
水 14%
エタノール qs100g
*シリコーン/アクリル酸コポリマー(アクリル酸t-ブチル/メタクリル酸/PDMSポリエーテル)
この組成物を、ヨーロッパ人の天然の栗色の髪にスプレーする。乾燥後、髪はよくまとまり、良好な感触を有する。
Claims (23)
- 化粧品的に許容可能な媒体中に、少なくとも一つのシリコーン/アクリル酸コポリマーと、非シリコーン有機モノマーとグラフトされたポリシロキサン骨格を含む、少なくとも一つのグラフトシリコーンポリマーとを含む化粧品組成物であり、シリコーン/アクリル酸コポリマーは、オキシアルキレン基を含む少なくとも一つのシリコーン誘導体(b)の存在下で、少なくとも一つのエチレン不飽和モノマー(a)のラジカル介在重合によって得られることを特徴とする組成物。
- モノマー(a)が、以下の式(Ia):
− XはOH、OM、OR8、NH2、NHR8及びN(R8)2を含む基から選択され;
− MはNa+、K+、Mg++、NH4 +、アルキルアンモニウム、ジアルキルアンモニウム、トリアルキルアンモニウム、及びテトラアルキルアンモニウムから選択されるカチオンであり;
− R8基は同一または異なってもよく、水素原子、直鎖状または分枝状のC1からC40アルキル基、一つ以上のアルコキシ、アミノまたはカルボキシル基で任意に置換されたモノまたはポリヒドロキシル化されたC1からC40アルキル基、ヒドロキシル化ポリエーテル、並びにN,N-ジメチルアミノエチル、2-ヒドロキシエチル、2-メトキシエチル、2-エトキシエチル、ヒドロキシプロピル、メトキシプロピル及びエトキシプロピル基を含む基から選択され;
− R7及びR6は互いに独立して、水素原子、直鎖状または分枝状のC1からC8アルキル基、メトキシ、エトキシ、2-ヒドロキシエトキシ、2-メトキシエトキシ及び2-エトキシエチル基、並びにCN、COOH及びCOOM基を含む基から選択される]
に相当することを特徴とする、請求項1記載の組成物。 - シリコーン誘導体(b)が、以下の式(I):
− R2はCH3及び以下の基から選択され;
− R4は水素原子、CH3及び以下の基から選択され;
− R1基は同じまたは異なり、C1からC20脂肪族炭化水素、C3からC20脂肪族または環式脂肪族炭化水素から選択され、R5基は以下の式に相当し;
− x及びyは、ポリシロキサンの分子量が300から30,000の間であるように選択される整数であり;
− a及びbは0から50の間の整数であり;並びに
− cは0または1である]
に相当することを特徴とする、請求項1記載の化粧品組成物。 - モノマー(a)が、C1からC40ビニル及びアリルエステル、直鎖状のC3からC40カルボン酸若しくはC3からC40環式カルボン酸、ハロゲン化ビニルまたはアリル、ビニルラクタム、好ましくはビニルピロリドン及びビニルカプロラクタム、ビニルまたはアリル基で置換された複素環化合物、好ましくはビニルピリジン、ビニルオキサゾリン、及びアリルピリジン、N-ビニルイミダゾール、ジアリルアミン、塩化ビニリデン、スチレンまたはイソプレンのような炭素ベースの不飽和化合物、並びにエピクロロヒドリンで第四級化されたアクリル酸またはメタクリル酸誘導体から選択されることを特徴とする、請求項1記載の組成物。
- モノマー(a)が、アクリル酸、メタクリル酸及びエタクリル酸;アクリル酸メチル、エチル、プロピル、n-ブチル、イソブチル、t-ブチル、2-エチルヘキシル、及びデシル;メタクリル酸メチル、エチル、プロピル、n-ブチル、イソブチル、t-ブチル、2-エチルヘキシル、及びデシル;エタクリル酸メチル、エチル、プロピル、n-ブチル、イソブチル、t-ブチル、2-エチルヘキシル、及びデシル;アクリル酸2,3-ジヒドロキシプロピル;メタクリル酸2,3-ジヒドロキシプロピル;アクリル酸2-ジヒドロキシエチル;アクリル酸ヒドロキシプロピル;メタクリル酸2-ヒドロキシエチル;エタクリル酸2-ヒドロキシエチル;アクリル酸2-メトキシエチル;メタクリル酸2-エトキシエチル;エタクリル酸2-エトキシエチル;メタクリル酸ヒドロキシプロピル;モノアクリル酸グリセリル;モノメタクリル酸グリセリル;(メタクリル酸)アクリル酸ポリアルキレングリコール、不飽和スルホン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、エタクリルアミド、N,N-ジメチルアクリルアミド、N-エチルアクリルアミド、N-エチルメタクリルアミド、1-ビニルイミダゾール、(メタクリル酸)アクリル酸N,N-ジメチルアミノエチル、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸及びそのモノエステル、クロトン酸、イタコン酸、ビニルエーテル、ビニルホルムアミド、ビニルアミン、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール、ビニルフラン、スチレン、スルホン酸スチリル、及びアリルアルコール、並びにそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1記載の組成物。
- シリコーン誘導体(b)が、ジメチコーンコポリオール及びシリコーン界面活性剤から選択されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項記載の組成物。
- 相対的重量パーセントとして、0.1から20%のシリコーン/アクリル酸コポリマー、好ましくは0.5から10%のこのコポリマーを含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項記載の組成物。
- グラフトシリコーンポリマーが、主ポリシロキサン鎖上に、その鎖の内部に、並びに任意に少なくとも一つの末端に、シリコーンを含まない少なくとも一つの有機基をグラフトした主ポリシロキサン鎖を含むことを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項記載の組成物。
- グラフトシリコーンポリマーが、一方で、エチレン不飽和を有する少なくとも一つの非シリコーンアニオン性有機モノマー、及び/またはエチレン不飽和を有する非シリコーン疎水性有機モノマー、並びに他方で、上記非シリコーンモノマーの上記エチレン不飽和と反応可能な少なくとも一つの官能基を鎖中に有するポリシロキサンとの間の、ラジカル介在共重合によって得ることができることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項記載の組成物。
- エチレン不飽和を含むアニオン性有機モノマーが、直鎖状または分枝状、不飽和カルボン酸から、単独またはモノマーの混合物の形態で選択されることを特徴とする、請求項9記載の組成物。
- エチレン不飽和を含むアニオン性有機モノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、及びクロトン酸、またはそれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、若しくはアンモニウム塩、またはそれらの混合物から、単独またはモノマーの混合物の形態で選択されることを特徴とする、請求項9記載の組成物。
- エチレン不飽和を含む疎水性有機モノマーが、アルカノールのアクリル酸エステル及び/またはアルカノールのメタクリル酸エステルから、単独またはモノマーの混合物の形態で選択され、アルカノールは好ましくは、C1−C18であることを特徴とする、請求項9記載の組成物。
- エチレン不飽和を含む疎水性有機モノマーが、(メタクリル酸)アクリル酸イソオクチル、(メタクリル酸)アクリル酸イソノニル、(メタクリル酸)アクリル酸2-エチルヘキシル、(メタクリル酸)アクリル酸ラウリル、(メタクリル酸)アクリル酸イソペンチル、(メタクリル酸)アクリル酸n-ブチル、(メタクリル酸)アクリル酸イソブチル、(メタクリル酸)アクリル酸メチル、(メタクリル酸)アクリル酸tert-ブチル、(メタクリル酸)アクリル酸トリデシル、及び(メタクリル酸)アクリル酸ステアリルからなる群から、単独またはモノマーの混合物の形態で選択されることを特徴とする、請求項9記載の組成物。
- グラフトシリコーンポリマーが、主シリコーン鎖上に、塩の形態で部分的または全体的に中和された、不飽和カルボン酸タイプの少なくとも一つのアニオン性モノマーのラジカル介在(ホモ)重合によって得られた、アニオン性質の少なくとも一つの有機基を含むことを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項記載の組成物。
- グラフトシリコーンポリマーが、その構造中に以下の式(I)のユニット:
を含むシリコーンポリマーから選択されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項記載の組成物。 - 式(I)のユニットが、以下の特徴:
− G1基は、C1−C10アルキル基を表す;
− nは0ではなく、G2基は、二価C1−C3基を表す;
− G3は、エチレン不飽和を含むカルボン酸タイプの少なくとも一つのモノマーの(ホモ)重合から生じるポリマー基である;
− G4は、(メタクリル酸)アクリル酸C1−C10アルキルタイプの少なくとも一つのモノマーの(ホモ)重合から生じるポリマー基である;
の少なくとも一つを有することを特徴とする、請求項15記載の組成物。 - 式(I)のユニットが、以下の特徴:
− G1基は、メチル基を表す;
− nは0ではなく、G2基は、プロピレン基を表す;
− G3は、少なくともアクリル酸及び/またはメタクリル酸の(ホモ)重合から生じるポリマー基である;
− G4は、(メタクリル酸)アクリル酸イソブチルまたはメチルタイプの少なくとも一つのモノマーの(ホモ)重合から生じるポリマー基である;
を同時に有することを特徴とする、請求項15または16記載の組成物。 - グラフトシリコーンポリマーの数平均分子量が、約10,000から1,000,000、より好ましくは約10,000から100,000の範囲であることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項記載の組成物。
- 相対的重量パーセントとして、0.1から20%、好ましくは0.2から10%のグラフトシリコーンポリマーを含むことを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項記載の組成物。
- アニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性界面活性剤、香料、防腐剤、タンパク質、ビタミン、スクリーニング剤、本発明のもの以外のポリマー、植物油、鉱物油または合成油から選択される少なくとも一つの添加剤を含むことを特徴とする、請求項1から19のいずれか一項記載の組成物。
- 請求項1から20のいずれか一項記載の組成物を使用することを特徴とする、ヘアスタイルの維持または成形のための方法。
- 特にヘア製品である化粧用製品の製造のための、請求項1から20のいずれか一項記載の組成物の使用。
- 皮膚、爪、唇、髪、眉毛、及び睫毛のための、請求項1から20のいずれか一項記載の組成物の使用。
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